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踏力計による歩行中のねん転力の測定

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Academic year: 2021

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(1)

長崎大学工学部研究報告 第13巻 第20号 昭和58年ユ月

踏力計による歩行中のねん転力の測定

真武 友一*・御手洗 忠*・今井 康文*

大浦 秀樹**・尾北 祥一***

 Measurement of the Twisting Force in the Locomotion

       of Man by Force Plate Method

      by

Tomokazu MATAKE, Tadashi MITARAI, Yasufumi IMAI

      (Mechanical Engineering)

      Hideki OURA

       (Graduate Student)

       and

       Shoichi OKITA

      (lsuzu Mortors, Ltd)

Abstract

      In th・1…m・ti・n・f m・n,:u・u・Uy, th・ee st・p−f・rce c・mp・n・nt・(・・mfe−

     ssion, an七erior−posterioτand transcurrent force)have been concerned. Howe−

    ver., beside three components the torsional moment around the body axis is      also brought about. In a leg p負rt, a hip joint and an ankle joint combine to      allow the body rotation. as rolational pairs of spherical joints. Walking      naturally acornpanies this twistlng motion, but to the date, no investi$ations      on the twisting mornent have been made. One of the reasons may be difficu,1t      毒omeasure the twisting.moment itself.

      hthisp aper, the measuring system is developed, by which a.reliable      twisting force related to twisting moment can be measured. Twisting for鈴      diagrams obtained through seven sorts of walking method. It is f6und the      twisting fqrc6 is quite sensitive to the walking condition arld henbe it will      Play an important role in judging a functional recgv夢:『y level in rehabilitative      training and diagnosing affected parts.         1

昭和57年10月9.日受理

*機械工学科

**大学院工学研究科

***いすず自動車株式会社

(2)

1.緒 言

 ヒトの歩行解析は義足の開発に関わりのあることで もあり,古くから多くの研究がなされてきた。1)一3)

そして解析の基になるデータは,自家開発式の踏力計 によるものが多い。確かに,踏力面(床面)だけから の情報ではあるが,動力学的に,しかも簡単に歩行状 態をは握するには,踏力計が最も適している。4)

 踏力計は多数の形式が考案されているが,踏力板を 支持している部分に加わる力を測定して,その結果を 下方圧力,前後および左右の水平力の,いわゆる歩行

3分力によって,歩行の状態を解析している。

 著者はこれらの分力を組合せた踏力線図(たとえば 圧力と前後水平力を組合せたα線図)を提唱した5)

が,これは,これらの図形の方が,3分力が巧妙に関 係し合っている歩行状態を表現するのに適していて,

また,図形より直接判断できる効用もある。

 歩行解析としては,主として3分力を問題にするも のであるが,ヒトの歩行運動は自己の体を前進させる ことであり,また人体を構成している多くの骨格筋 肉は歩行運動に際して案外複雑な動きをしており,床 面に対しても単に3分力だけではなく,体軸の回りに はトルクも加わっている。

 歩行は骨盤の間隔だけ離れた2本の脚を交互に前後 運動させるために,骨盤は体軸の回りに回転する。三 脚は体重の17%もあって,歩き方にもよるが,脚の振 り出しによって,体軸の回りには強制ねじり振動が生 じる.これとバランスをとるために,上体は手の振 り,肩の回転等によるねじり振動を行っている。6)身

一一『 gip join↑

体のねん転は多数の脊椎(せきつい)部で処理される が,脚の関節についてもFig.1のように,股関節 と足関節が球面継手の回転対偶となって,身体の回転 を許している。

 このように,歩行にはねじり運動が不可欠である が,これまで踏力計によってねん転力(トルクを力と して計測するため,このように呼ぶ)を測定し,解析 した研究は見当たらない。その原因としては,(1)トル クは簡単に,直接に求めることはできないこと,②測 定値による解析が,臨床上では定量よりも定性的で十 分であったこと,(3)トルクの計算に用いる多数の測定 値の精度に,同じ程度の信頼性がないことなどが挙げ

られる。本論文では,これらの欠点をすべて解決し,

歩行中のねん転力の測定法を確立することを目的と し,歩行全体の解析に寄与したいと考えている。

2.ねん転力の測定 2,1 測定原理

 Fig.2は踏力計(2a×2b)の天板上の一点(∬,

ッ)に踏力が加わった状態を模式的に示したもので,

1,2,3および4の四隅には3軸方向のひずみ,す

1

一一一一̀nkle loin↑

X

2 1

o

I

   T

@   Y

@ xly)、、、  、

y

o

、、qし

3 b b 4

       Z x2,Y3、  X   Y

Z2,Z3 Zl,Z4

Plo雪e

Yl,Y4

Fig. 1 Hip joint and ankle joint     in the right】eg.

Fig.2 Step−force components, twisting     force and reaction forces on the     force plate. Arrows indicate the     positive direction.

(3)

真武友一・御手洗 忠・今井康文・大浦秀樹・ 尾北祥一

なわち3分力を測定できるストレンゲージ貼付の支柱 がある。藩中の矢印は,力およびトルクの正方向を示 している。トルクには諾,ッおよびZ軸回りのものが あるが,2軸の回りのトルクに比べて,天板の中心を 離れて踏むために生ずるτおよびy軸の回りのトル クは小さく,驚軸の回りのものを一般にねん転力と呼 ぶ6

 Fig.2に示したように,3分力およびねん転力を それぞれ,x(前後力), Y(左右力), z(下方圧力)

およびTとして,支柱ゴがうけるτ,ッおよびZ軸方 向の力をX ,y および乙, Mを踏力計で計測され る天板の中心回りの回転モーメント,τおよびッを着 力点の座標とすれば,一般に

   X−X、+X2+X3+X4       (1)

   y =y1十Y2十y3十y4       (2)

   Z−Z、+Z2+Z3+Z4       (3)

   M=α{(y1+y2)《Y3+y、)}+う{(X、+X 、)

   一(X2十X3)}       (4)

が成立する.したがって,ねん転力丁は

   7「=M十X●ツー】r●τ       (5)

で表わされる.

 また,τ,ッ座標は次のようにして測定できる。天 板の平衡より

Z−Z、一Z2−Z3−Z4−0  2α(Z1十Z2)一Z(α十τ)=0  −2う(Z1十Z4)十Z(∂十ツ)=0

∴炉α{(Z、+Z2)一(Z、+Z、)}/Z ツーう{(Z正+Z4)一(Z2+Z3)}/Z

}⑥

}(7)

 前報5)に述べたように,本踏力計は他の力に影響を うけない方法で3分力X,yおよびZが(1×2)(3)および

(4)式の計算によらず,直接測定できるようなブリッジ に結線してある。これとは別に,各支柱の圧縮力銑 も計測できるから{7)式によって,座標(z,ッ)を求 めることができる。したがって,これらの値がわかれ ば⑤式よりねん転四丁が測定可能となる。

2.2測定装置

 Fig.3に測定の全装置の構成図を示した.一歩行 中の左右脚の踏切を同時に測定するため,2台の踏力 計を使用した.X, y, Z, M,τおよびッの6要素 は各回力計の中のブリヅジ結線によって,コネクター から6チャンネルのストレンメータに情報として入力

Fbrce・RG†e

「一一一一rS↑rqinMe†er l     I「一輯一一一一1

1 1 1

H

1 1

L___.__」

Do拍 Loger

Cdsse廿e

Tαe

σ◎ mNA

FACOM

C−15E

X−Y

PIo廿er

L____」

Fig.3 Procedllre of experiment.

される。この情報はデジタルデータ収録裁置(DAT ALOGGER)に入り,それをカセットテープに書込 む.このカセットテープをPANAFACOM C−15E で解析し,その結果はX−Yプロッターで図形に表

わされる。

2.3 置潮計の検定

 トルクを出すためには,㈲式でわかるように,多く の分力などを計算に用いる.これらの測定値が正確で なければ正確なトルクは求まらないし,ヒトの歩行に よる踏力には相当のバラツキがあると考えられるの で,測定誤差であるのか,生理的なバラツキであるの

かの区別がつき難い。したがって,測定値の精度を確 保するために,較正試験を行う必要があるd

2.3.1 垂直力の検定

 平板を4本の柱で支える方式の踏力計では,Harris らの報告7)にもあるように,材料力学での核という 問題が生じる.本踏力計はボールで天板を支持してい るので,荷重点が核の外にある場合には,一個のボー ルが離れて,他の3個のボールで荷重を負担する。4 本の支柱のストレンゲージのブリッジ結線は,このよ うな場合にも:影響が出ないように工夫してあるので,

断面の核による問題はない。

(4)

 150

fと)

{}IOO

950

O

一◎一一一〇一一LOGd hcreGse

一一怦鼈鼈黶怦黶ELoαd decreose

  OO 2Q.406080 100120

         LOGd,P(kgf》

Fig.41 Calibration diagraln of compression     by loadjng.

 検定は,踏力計天板の各点に0〜120(kgf)の範 囲で20(kgf)つつ分銅を加え,荷重Pとひずみεpの 直線性および再現性があることを確認した。その結果

をFig.4に示したが,図中の直線は最小自乗法で 近似した次式を描いたものである。踏力計は2台使用 するので,以下No.1,No.11として区別する。

餐1:罷=1鷺:‡麗;  }(8)

ε,の単位は10−6で,Pの単位はkgfである。ま た,この直線がわずかに原点を通らないのは,天板と 支点のボールの摩擦のためであろう。

2.3.2 前後力の検定一

 水平力の検定のためには,天板の表面に沿ってピア ノ線で引張る.検定に際して,回転モみメントMの影 響および検定荷重点とストレンゲージの位置の差によ

るモーメントも心配されるが,これは結線方法によっ て除く方法がとちれ,影響がない。

 次に垂直荷重Pによる影響を調べるために,原点

(0,0)に任意の荷重をかけた状態で,τ方向に引張 荷重を加えて,ブリッジによるτ方向のひずみε・を 測定した。この場合もτ方向の荷重Xとεxは比例関 係にあって,

  X =εX/々X       −       『(9)

で表わされる。このとき飯は垂直荷重Pの影響を

け,踏力計のNo.1とNo.1でそれぞれ次のよ

うに表わされる。

∵離二:1:器:二:レ

これらの式の係数に差があるのは,前後力測定用の角 柱の寸法がNo.1とNo.豆では多少違うためと思

われる.

2.3.3 左右力の検定

 前後力と同様に天板の回転による影響はない。しか し,左右力を測定する角柱は前後力のものに比べて薄 く,床面が不整であるための着力点の位置による影響 をうけると考えられた.これは,床面の不整を補正し てもなお少し影響が残り,これをO点補正量」εYと した。この場合も左右力yとブリッジによるひずみ εYは比例関係にあり,飯をPの関数とすると,

  Y一(ε。一∠ε・)/ん・        ql)

と表わされ,島とPの関係は次式のようになった。

  No.1 々Y=13.63EX1)(一3.675×10−2P)   、

一聯1抽一}働

2.3.4 回転モーメントの検定

 この場合もストレンゲージの結線方法によって,前 後および左右力の影響は,ほとんどうけないことが確 認されたが,左右力測定と同じ角柱のストレンゲージ で測定するために,やはり垂直荷重Pの影響が少しあ り,左右力のO点補正と同様にして0点補正量4ε皿を 考慮した。

 検定は,「原点(0,0)に垂直荷重♪をかけた状態 で∫純粋に回転モーメントを加えられる装置を用い た。その結果,回転モーメントMとひずみ娠,0点 補正量4εMは,次式のような関係があることがわか

った。

  M=煽(εM一」εの      ⑬ この場合は,.煽は.Pの2次関数で表わされ,

1::ll:li欝1:1:二:lll::=1::二}qの

となる。

(5)

真武友一・御手洗 忠・今井康文・大浦秀樹・尾北祥一 5

2.3.5 着力点(τ,ッ)の座標の検定

 座標(灘,ッ)の測定に際しての前後力X,左右力Y および回転モーメントMの影響は小さく,誤差の範囲 であったので無視しうるものとした。

 2.ユで述べたように,垂直荷重Pの影響は大き く,これとτおよびッ座標測定用のブリッジのひずみ ε劣およびεyの関係を測定した。これはまた,荷重点 の位置によっても影響があり,測定の結果をFig,5

(τ座標)およびFig.6(ッ座標)に示す。これらの

結果より,次の関係式を得た。

は窺窩)

  No.1 τ=一49.64εκ/P一ト2.811       ツ=68.88εy/P−0.8806   No.1 τ=一48.49εκ/P十2.438       ッ=68.81εy/P十〇.4164

これらは,2.1

こと,およびNo.1とNo.

(τおよびッの単位

}⑮

       で示した理論式と同じ形をしている       ∬で係数がほぼ等し いことなどから信頼性が高いと思われる。

8b

・暑

冊P・IOkgf 一P・30kgf

OO ,一ゥレP・50kgf 50

0

50 OO

一16 一8  0    8 X(cm)

16

F19.5 Relation between loading Position     (必) and its strain.

Ω

ξ

IOO

50 O

一50

一iOO

一〇一くトP=IO kgf 一●・一●一P=30kgf

冊P=50kgf

    一12−606i2

       y(cm)

Fig.6 Relation between loadin.g position     (y)and its strain.

2.4 歩行方法および歩行条件

 歩行は各種筋肉運動の組み合わせであるから,この 組み合わせ方によって,ねん転力がどのように変化す るのかを系統的に探るために,ねん転力に影響を与え ると考えられる7種類の歩行方法について,測定を行 った。 (a)正常歩行:自然な歩征 (b)直線上歩 行:直線上をまっすぐに踏んで歩行するものと,直線 に対して200爪先を開く歩行,(c)5cm幅開き歩 行:これは5cm幅の平行線上を(b)の条件で行う 2種類の歩行, (d)爪先歩行:踵(かかと)をつけ ない歩行, (e)負荷歩行:被験者の胸部に10kgfの 分銅を固定させての歩行,の7種類の方法である。

 本論文では,歩行条件としての歩幅およびcadence は,正常歩行を基準にしている。すなわち,それぞれ 80cm/step,96steps/min.と一定にした。また,踏 力計No.1とNo.■の性能の違いによる誤差,

あるいは一丁目,二歩目の左右足での違いによる影響 などが考えられるので,右足→左足(R→L),左足

→右足(L→R)と両方の踏み方について5回ずつの 歩行実験を行った。

3.実験結果

3.1 歩行実験結果

 本実験システムにおける歩行力計測の結果の一例を Fig.7に示した.これは測定一歩目が右足,二歩目 が左足の場合で,3分力X,y, Zおよびねん転力丁 の時間的経過を示している。図からわかるように,垂 直力Zは最大で,着地の制動時と踏み切りの駆動時 にピークが生ずることは前例のとおりである。前後分 力Xは,着地時に制動力(十x)が作用し,踏み切り 時に駆動力(一X)が作用することも明らかである。

進行方向に向って右方がッ軸方向であるので,左右 力は踏み切り時に右足は正で,左足は負となってい

る。

3.・2 着力点の軌跡

 上述の歩行実験において,足裏の圧力の中心,すな

(6)

Aε

9

5

10

ば o

5

N

  Left foo塗(2nd s†ep》

ンへ)// Ψ

ノ     l

      T』

ノ}》ρρ

̲

ロ       も

〉…錦@\:茎Y

.lo(も

  O.5 Time (sec)

ioo

0

 Right foo†qst s↑ep》

  ノもノ\_1ノ(マ

       、

離≧_…_よ\

 一iOO

l.0   0

噂、 しジ

X T

  0.5

Time(sec)

臥0

Fig.7 Step−force diagrams of right and left foot in a stride.

AE

ε

×

Le脅fo◎†

i2nd s†ep)

20

P0

@0

一10

一20 一IO    O    lO y (cm)

Aε≡

3

×

Righf foo†

iIs†s↑ep》

20

P0

@0

一10

一20

・一撃n    O    lO y (cm)

Fig. 8 Loci of step−force on right and left foot in a stride・

わち着力点(τ,ッ)の軌跡を示したのがFig.8であ る。図の座標の原点は踏力計天板の中心である。図中 の○印は,50msecごとの着力点の位置を表わしてい るが,この点の間隔によって,歩行の際の時間的経過 がよくわかる。すなわち,着地時の両脚立脚期では円 滑に重心移動が行われ,片脚立脚期では重心の移動は 緩やかになり,踏み切り時には急速な移動が行われて いる。また,この図では右足が外方向に開きぎみに移 動し,左足をまっすぐに出すというこの被験者の特徴

も明らかになっている。

3.3 ねん転力の測定

 次にねん転力の測定実験について述べる。本実験で の5回の測定結果は,大きなバラツキはみられなかっ たので,それらを平均した線図で表わした。ねん転力 の符号は左右足とも時計回りのトルクを発生させるも のを正,反時計回りを負とした。(Fig.9参照)

Fig.7について言えば,右足は踵(かかと)が着地

(7)

真武友一・御手洗 忠・今井康文・大浦秀樹・尾北祥一 7

したときから0.2秒間は右回りの回転をし,その後徐 々に左回りの回転となっている。また,左足では踵

(かかと)が着地して0.4秒間は左回りの回転をし,

その後は大体右回りの回転をしたことになる。

 ねん転力においても着地時と踏み切り時に大きな力 を出すが,その方向は一定ではなくて,歩き方によ って変化する。また,同じ方向のトルクであっても Fig.9に示すように,右足か左足かによって脚は外 転(toe out)あるいは内寸(toe in)と変ってく る。いま片方の足の着地(踵,かかと)一踏み切り

(爪先)のねん転力の方向を,外一外型,外一内型,

内一外型,十一十型の4とおりの組合せに分類し,そ れに従って全実験を右足と左足に分けたものの一覧表 がTable lである.

oOoOO

   θ

   ㊥  Lef†foo†

㊥†oe in θ†oeOU↑

G皇。。。

  θ

 Rigわ↑foo†

㊥1oe OU†

θ↑oein

Fig. g Definition of twistirlg direction.

Table l  Type of twisting during a stroke

Test numbers Type of twisting,

@Heel to toe

Foot

q:Right

k:Left

b£

邸韻曽ヨ憲 bの謬塁 調 幽一  →一3

ハ聴

ツ当当 罎邸  ⇔≧ 葺養窪§一   〇ぎゆβ誓

bの

舞.蜜留着昌邸  邸津聲

Toe・out to toe−out

   R

黶@ 一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  一  冒

@  L

一  一  冒  曾  冒  騨  胃  回  一  一  P 一  一  ,  , 9 一  一 曽 一 9  ,

@ 7

}  駒  騨  r  囎  一  一  一  一  幽  一 一  }  畠   ■  一  一  一  一  一  一  一

P4

一  一  ■  一  一  一  一  一  一  一  一

P8

一  〇  〇  一  冒  一  ,  囎  一  一  騨 需  一  一  ,  響  一  騨  一  甲  一  一

Toe・out to toe・in

   R

黶@ 圃  冒  冒  一  一  謄  冒  胃  一  囚  一  騨  P  謄  冒  響  一  騨  r

@  L

1一十一

Q U P011

一 一  一    一  哨 価 o 一  一 曽

19

一  一  一  一  一  一  一  一  響  騨  一 一  一  響  一  一  一    一  一  騨  一

Q627

Toe−in to toe−out

   R

a@ ■  冒  冒  曹  一  一  曹  曹  曹  一  ロ  曹  一  胃  胃  曹  冒  ,  一

@  L

擢  一  一  冒  騨  一  需 卿  甲  胃胃  卿  縛 一  唖  一  一 一  , P  一  一  一  一  騨  璽  一  騨  騨  肩 零  一 一  一  一  一

Toe・in to toe−in

   R

@  L

5 8 9 12   16

秩@ 一  冒  ,  一  冒  一  ,  曜  榑  一

1720

ム 一  ,  需 一 囑   一 一 一  一

2124 2528

q P 一  一  一 一 , o 一 } 一 哺  讐 0 9 9 一  一  一 冒  一  冒

Others

   R

黶@ ■  一  曹  一  璽  一  一  一  一  一  一  一  一  一  ■  一  一  一  一

@  L

一  一  一  一

3

一 一  一 一 一 一 一 一 一 ■  o 一  層  一  一  一  冒  一  齢  胴  需  胃 辱  一  一  曽  一  聰  一  一  齢  縛  鵯塵 騨  一  一 鴨 . 一 9 9 需 一 一  冒  o  一  一  騨  響  韓  冒    一 一  一  一  一  一  一  一  一  一  ρ  騨

3.3.1 正常歩行(R1−L2, L3−R4)

 Fig.10は正常歩行のねん転力線図で,第一歩が右 足の場合(Rl−L2)と左足の場合(L3−R4)を示し ている。R, Lは右足,左足を,数字は実験番号であ る。Rl−L2は右足を第一歩,左足を第二歩とする実

験を示している。以下の図においては第一歩目を実線 で,第二歩目を破線で示す.また,第二歩目は約0.6 秒遅れているが,これらの図では第一歩目と第二歩目 の原点を重ねて示してある。

 R1一:L2の場合は,両足がほぼ正負対称的なねん転

(8)

 60

2 呈。

トー

鱒600

  =E繁Ri・L2     ,へ_・へ

㌧、 /

v

  0.5 丁ime(sec)

一Lef↑

    L3ゆR4

一一一一一qigh↑

 軸、

し  ロ      ノの 

    \、!

Fig.10

O  O.5 Time〔sec)

Twisting force diagrams.

(Rl−L2, L3−R4)

力を示していることがわかる。また,L3−R4では,

同じ正常歩行であるにも関らず,Rl−L2の場合とは 違った型になっている。これは,被検者が左足→右足 の第一歩を慎重に踏んだために不自然な歩行になって いると思われる。このように,足の踏み出す順序で出 力されるデータが全く違うということは垂直,前後お よび左右の3分力の測定のときには,みられなかった

ことである。

3.3.2 直線上の歩行(R5−L6, L7−R8)

 Fig. llは直線上歩行の爪先開き角。。の場合で,

3.3.1より内股歩行になる.この場合も,左足第一 歩のL7−R8で左足だけが他と異っている点は3.3.

1の場合と同様である。この場合は,内側への回転を している。

60

ε

呈。   ゆ

一Righ†

    R5→L6

一一一一@Lef↑

  /一㌔舳9〆隔、

  ■ρ       、

,、一        、

一6(も

一Lef†

    L7一夢R8

一一一一qigh雪

9呉 ,/ 一.鴨 、!

v、,

  O.5 Time(sec)

20。にした場合である。この場合,R9−LlOとL11

−R12はほぼ同型と判断され,前述のような左足第 一歩の異常性はみられない。これは;被験者が正常歩 行で右足が少し開きぎみであるので,右足着地時に容 易に200の形を作ることができるために,この状態の 方が正常歩行に近いものと考えられる。

3.3.4 5cm幅歩行(R13−L14, L15一田6)

 Fig.13はR13−Lユ4, L15−R16の場合のねん転 力線図であるが,3.3.1の正常歩行および3.3.2 の直線上歩行と比べて,右足は同様の歩行状態にある ことがわかるが,左足は違った歩行線図になってい る。すなわち,5cm幅の線上を歩行するのに,線を 意識して右足を基準に歩行し,左足で調整しているの であろうか。

 60

ε

90

一6(も

=隙τR13・L14

\_.ノ/一『…

     0.5    Time(sec)

Fig.13

一Lef†

    L15→R16

一一一一qigh†

㌔、  ,,ノ 、〆  、 /    v

 、、ノノ

0   O.5 Time(sec}

Twisting force diagrams.

(R13−L14, L15−R16)

3.3.5 5Cm幅爪先開き歩行

     (1ミ1ワーL18, L19−R20)

 Fig.14は5cm幅で爪先開き角20。の歩行の場 合のねん転力線図である。これは,直線上の爪先開き 歩行の場合のFig.12と比べれば,右足はほぼ同じ 型であるが,左足には多少の変化が表われている。

Fig. ll

  O.5

Ti「ne(sec)

o

Twisting force diagrams.

(R5−L6, L7−R8)

3.3.3 直線上の爪先開き歩行      (R9−L10, L11−R12)

 Fig.12は直線上歩行ではあるが,爪先開き角を

ε

60

o・A ,_一一一

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  ㌧

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    Lil→R12

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     一、r㌧       ,    も ノ      ヘ    ノ     ノ        へ   ノ

噌α巷   ♂5      Time(sec}

Fig.14

一Left

    L19→R20一一一一・qigh↑

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=E塊tR9・紫・

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Fig.12

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  O.5      0        0.5 Time(sec)        Time(sec)

Twisting force diagrams.

(R9−L10, Lll−R12)

       0        0.5        Time l sec l Twisting force diagrams.

(R17−L18, L19−R20)

33.6 爪先歩行(R21−L22, L23−R24)

 Fig.15は踵(かかと)をつけない爪先歩行で,爪 先のばねを効かした異常歩行である。線図は全て内一 内型を示しており,体のバランスをとるためには,内 向きにねん転力を働かせた方が歩行し易いことがわか

る。

(9)

真武友一・御手洗 忠・今井康文・大浦秀樹・尾北祥一 9

60

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o   0.5 Time(sec}

Fig.15 Twisting force diagrams.

    (R21−L22, L23−R24)

3.3.ワ 負荷歩行(R25−L26, L27−R28)

 Fig.16は10kg重の分銅を背負っての負荷歩行 であるが,線図の型は正常歩行とほぼ同一型である。

すなわち,ねん転力はこの程度の負荷には,あまり影 響をうけていない。

 60

ε

9 0

一60

は他の3分力に比べて敏感であり,(5)式で計算で求め るということから,他の測定値からの影響も考慮する 必要があることがわかる。

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一Left

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o   0,5 Time(sec}

Fig.ユ6 Twisting force diagrams.

    (R25−L26, L27−R28)

 以上,種々な歩行条件の下でのねん転力の測定を行 ったが,右足の線図はほぼ同じ型式であった。この被 験者は右足が利き足であり,右足は大部分の条件下で 内一丁型の正常歩行ができ,RlとR13だけが外一 内型である。それに比べ左足は,多種類の型で特性は なく,条件による変化は左足で調整したものと思われ る。すなわち,利き足は予想以上に安定しており,ど のような歩行方法に対しても,即座に対応できること を示している。

 しかし,歩行に及ぼすねん転力の影響が全て明らか になったわけではない。ねん転力の測定方法が確立さ れたのであるから,さらにデータの数を増して,ねん 転力の特性を追究する必要がある。

 ただ,一被験者によるデータではあるが,ねん転力

 4.結  論

 ねん転力は,水平分力および着力点の位置より求め られるので,まず踏力計の厳密な検定を行い,その結 果から信頼性の高い実験式を導き出して,測定値から ねん転力が求められるシステムを開発した。一人掛被 験者に対して,ねん転力に影響をもつと考えられる7 通りの歩行方法を行わせ,各歩行方法についてのねん 転力の線図を求めた。その結果から,ねん転力は線図 の形から判断されるものと,正負の回転方向から考察 すべき場合があり,この両者を総合的に判断して,歩 行条件に極めて敏感であることが明らかになった。今 後さらにデータを増やせば,定量的に機能の判断がで き,従来からのα線図とともにリハビリテーションに おける機能回復や,患部の診断などに大きな役割を果 たすことができると考えられる。

文 献

1) Asmllssen, E;Biomechanics V(ed. Paa−

  vo, V. Komi, University Park Press,

  1970),P.A−23

2)Dag9, A.1.;Running, Walking and Ju   lnplng(Wyheham Publication,1977),p.38.

3)Winter, D. A.;Biomechanics of Hulnan   Movement(John Waley&Sons,1979),p.5.

4)真武友一;整形外科バイオメカニクス,Vol.2,

  p.1,(昭57−4).

5)Matake, T.;Proc. Fifth Intern. Congr.

  Biomechanics, p.426,(1976).

6) 真武,今井,松本,高瀬;長大工研究報告,Vol   l4, p.1,(昭55−1).

7)B:afris, G. F.,Salamon, N. J, and Weber,

  R.C.;Transactions of七he ASME, Jou−

  rnal of Biomechanical Engineering, Vol   lO3, No.3, p.213,(1981−8).

参照

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