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一︑本目録稿は︑早稲田大学図書館所蔵の教林文庫︵文庫7︶の目録で
↑︽︸ヲ︵︾◎
一︑本文庫の概略及び早大図書館に移った経緯については︑﹁教林文庫考
︵覚書こにまとめた︒
一︑目録作成にあたっては︑早稲田大学図書館において作成されていた
受入れ資料の書目リスト︵書目番号︑書名︑冊数を記したもの︶を参
照したが︑個々の書物に直接あたり︑当館の書誌カードに採録し︑若
干の書誌事項︵本のサイズ︑装訂︑冊数︑写・刊の別︑書写︵刊行︶
年代︑書写者︑版元保存状況など︶を追加した︒奥書など細部の事
項は省略した︒
一︑写本︑版本類と︑活字本とに区分けし︑活字本は書目番号と書名の
みを別途に一括して掲げた︒
一︑書名は︑書目リストに記されているものを極力尊重した︒このリス
トでは内題または外題がとられているが︑両者に著じるしく差がある
場合には︑そのいずれかを備考欄に注記した︒また用字は特別の異体
字を除いて常用漢字体またはそれに準ずる字体とした︒ 早稲田大学図書館蔵教林文庫目録稿
新 阿
一︑合写本︑合綴本等も含まれているが︑新たに書目をたてることをせ 藤 部
ず︑注記として掲げた︒
一︑書目番号は︑早稲田大学図書館におけるもので︑配列はその書目番
号による︒
一︑冊数は︑書物の形態としての数量のみを記入し︑内容に基づく巻数
の表示は割愛した︒なお︑欠本類はわかる限り注記した︒
一︑今後は︑この目録にもとづき︑主要作品の文献解題・翻刻の作業を
継続させていきたいと考えている︒
一︑本目録上の表記は︑書名︹著者︺︑寸法︑装訂︑冊数︑刊写の別︑刊
写の年代︑筆者︑版元︑備考の順である︒著者表記は︑該資料より判
明するもののみにとどめた︒備考欄は別題︑奥書などを任意に記述し
た︒
一︑今回の目録稿の作成にあたり︑早稲田大学図書館の格別の配慮と理
解をいただいた︒ことに整理課の山本信男課長︑村井由敬主任︑教育
学部図書室の深井人詩氏︑その他関係の方々におせわになった︒深く 感謝申し上げる︒3
協 好 三田嶋一夫 臣小峯和明
他の具体的な書目については今回の目録を見てほしいと思う︒
ここで特に指摘しておくべきことは︑筆者らの紹介以前に樫 教林文庫は︑早稲田大学の図書館に︑﹁文庫7﹂としてまとめられた一 つのコレクションである︒今回︑本文庫の目録を作成するにあたって︑ 本文庫の性格と概要について︑簡単な覚書をまとめておきたいと思う︒
目録上の総点数は二二点︒しかし今回全点を調査して見ると︑合
綴本︑合写本などいくつか見られる︒正確な書目数はおさえ難いが︑こ
れよりは若干増加すると思う︒江戸期ないしはその頃と思われる写本︑
江戸後期から明治初期にかけての版本類が︑比較的目につく︒室町期も
しくはそれ以前と思われる写本類も数点含まれている︒これら古典籍の
他︑百点余の活字本も含まれている︒内容から見れば︑仏教書が中心で
ある︒その他には︑日記︑記録の類がいくつか見られる︒文学関係のも
のでは︑﹁猿鹿餓悔物語﹄︵文庫7/128:以下教林文庫本を示す場合
には︑整理番号のみを示す︶や︑﹃三井往生伝﹄︵240︶などのように︑
作品自体が学界未見であったものがある︒また﹃日本霊異記﹂︵15
0︶︑﹁江談抄﹂︵896︶︑﹃続古事談﹄︵898︶︑﹃四季物語﹂︵95
5︶︑﹃山王縁起﹄︵37︶などの︑説話文学関係の写本もある︒この他︑
山王神道関係の資料や寺縁起などが少しまとまって存在している︒この 教林文庫考︵覚書︶
筆者らの紹介以前にはこの教林
田 嶋
一