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渋谷区自転車安全利用指針

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渋谷区自転車安全利用指針

平成25年3月

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目 次

Ⅰ 渋谷区自転車安全利用指針の策定趣旨 1.背景 ... 1 2.策定の経緯 ... 1 3.目的 ... 1 4.位置づけ ... 1 Ⅱ 自転車利用環境を取りまく現状と課題 1.自転車事故の状況 ... 2 2.区内の自転車事故発生状況 ... 3 3.区内の自転車走行空間整備状況 ... 3 4.自転車安全教育 ... 7 Ⅲ 自転車安全利用の取り組み 1.自転車の通行環境の整備 ... 9 (1)自転車通行環境整備計画 ... 9 (1)−1 渋谷区自転車安全利用ネットワークの選定 ... 10 (1)−2 整備形態の選定 ... 11 (1)−3 優先整備路線と案内方法 ... 19 2.自転車対策重点地区・路線等の選定 ... 20 (1)自転車対策重点地区・路線 ... 20 3.自転車利用者に対する交通ルールの周知と安全教育 ... 22 (1)交通ルールの周知と安全教育 ... 22 (2)交通ルール遵守に関するインセンティブの付与 ... 25 (3)放置自転車対策 ... 26 (4)交通違反に対する指導・取締り ... 26 4.渋谷区自転車安全利用推進エリア ... 27 Ⅳ 今後の展開 1.短期・中期・長期の目標 ... 29 2.推進体制 ... 30 ≪巻末資料≫ ... 31

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Ⅰ 渋谷区自転車安全利用指針の策定趣旨 1.背景 自転車は買い物や通勤、通学、子どもの送迎等、日常生活における身近な移動手段 や、サイクリング等のレジャーの手段として、子どもから高齢者まで、多くの人々に 利用されています。 近年では、環境問題に対する意識の高まりに加え、健康志向や東日本大震災以降の 省エネ意識を背景に、ますます自転車の利用が増加しています。 一方で、自転車の通行環境整備の遅れや自転車利用者の交通ルールの知識不足、交 通マナー・安全意識の欠如等により、歩行者等に危険・迷惑を及ぼす自転車運転など が後を絶たず、渋谷区内における全交通事故に占める自転車の事故関与率は、上昇傾 向にあります。 このため、自転車の通行環境整備と併せ、全ての道路利用者に自転車の交通ルール を徹底することなど、ハード、ソフトの両面からの取り組みを進め、それぞれが安全 に利用できる道路環境を創出することが喫緊の課題となっています。 2.策定の経緯 渋谷区では、深刻化する自転車問題に対処するため、国道、都道、区道の各道路管 理者や、渋谷警察署、原宿警察署、代々木警察署の区内の各警察署、関係団体、区民 代表から構成された「渋谷区自転車安全利用対策協議会」を設置し、「渋谷区自転車安 全利用指針」を策定しました。 3.目的 本指針は、自転車利用環境を取りまく現状と課題を踏まえ、「自転車は車道走行」の 原則に基づく自転車の通行環境整備、自転車利用者のルール遵守とマナー向上等によ り、良好な自転車交通秩序の実現を図ることを目的とします。 4.位置づけ 本指針は、渋谷区内における自転車の安全利用について、平成 24 年 11 月に国が策 定した「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(以下「ガイドライン」とい う。)及び関係法令等を踏まえ、自転車の通行環境整備及び交通ルールの周知・徹底等 を推進するために取りまとめたものです。 また、大規模開発や都市基盤整備などのまちづくりにおいて、自転車の通行環境整 備が不可欠であることから参考となる考え方等を示したものです。

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Ⅱ 自転車利用環境を取りまく現状と課題 1.自転車事故の状況 全国における事故総件数【表1】は、約 83 万件であった平成 19 年以降減少傾向に あり、都内及び区内においても同様に減少しています。 また、自転車の関与事故件数【表 2】は、全国や都内では減少傾向にあるものの、 区内では横ばいに推移しています。 この結果より、自転車の事故関与率【表 3・図 1】では、全国の約 20%と比較する と、都内では約36%で高止まりしているが、区内においては、平成 19 年から平成 24 年の間に約10 ポイントと大幅に上昇しており、自転車の通行環境整備にあたっては、 自転車事故発生状況【図2】を十分に考慮する必要があります。 表1 事故総件数 19年中 20年中 21年中 22年中 23年中 24年中 全 国 832,454 766,147 737,474 725,773 691,937 ‐ 都 内 68,603 61,525 56,358 55,013 51,477 47,429 渋谷区 2,312 1,970 1,859 1,632 1,530 1,374 《出典》警視庁「都内自動車の交通事故発生状況」 表2 自転車の関与事故件数 19年中 20年中 21年中 22年中 23年中 24年中 全 国 171,018 162,525 156,405 151,626 144,018 ‐ 都 内 23,870 22,615 20,775 19,891 19,209 17,078 渋谷区 564 597 616 518 526 465 ※自転車の関与事故件数とは、自転車乗用者が第1又は第2当事者となった事故件数。 (自転車相互事故は1件として計上する。) 《出典》警視庁「都内自動車の交通事故発生状況」 表3 自転車の事故関与率 19年中 20年中 21年中 22年中 23年中 24年中 全 国 20.5% 21.2% 21.2% 20.9% 20.8% ‐ 都 内 34.8% 36.8% 36.9% 36.2% 37.3% 36.0% 渋谷区 24.4% 30.3% 33.1% 31.7% 34.4% 33.8% ※自転車の事故関与率とは、事故総件数に占める自転車の事故関与件数の割合。 《出典》警視庁「都内自動車の交通事故発生状況」

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自転車の事故関与率の推移 図1 2.区内の自転車事故発生状況 区内の自転車事故は、渋谷駅周辺の繁華街のほか、幹線道路、生活道路を問わず交 差点付近で多く発生しています。 【平成24年中自転車事故発生状況】・・・・図2 3.区内の自転車走行空間整備状況 (1)現在、区内では、都道の旧玉川水道道路において車道を活用した「自転車専用通 行帯」が設置され、山手通りには、自転車の通行部分と歩行者の通行部分をカラー舗 装等により、分離した「自転車歩行者道」が整備されています。 また、区道の補助60号線に自転車ナビマークを設置しました。 【区内自転車走行空間整備状況】・・・・図3 (2)区内では「普通自転車歩道通行可」の交通規制が実施されている歩道も多く存在 しています。この路線を走行する自転車の当面の速度抑制対策として区内15か所、 また、自転車走行誘導対策として区内20か所の地点において、ポストコーンを設置 する等、安全対策の取り組みを進めています。 【自転車速度抑制対策】・・・・写真1 【自転車走行誘導対策】・・・・写真2 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 19年中 20年中 21年中 22年中 23年中 24年中 全国 都内 渋谷区内

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区内自転車走行空間整備状況 図3

旧玉川水道道路 整備距離 約1.1km 山手通り 整備距離 約5.7km 補助60 号線 整備距離 約470m

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◇自転車速度抑制対策 【写真1】

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4.自転車安全教育 平 成 2 4 年 中 に 、 区 内 で 各 警 察 署 が 実 施 し た 自 転 車 等 交 通 安 全 教 育 の 実 施 回 数 【図4】は320回、受講人数は延べ32,401人となっています。また、実施 割合では、小・中学生が全体の約24%を占めており、高校生、大学生等について は、実施回数が少なくなっています。 現在、実施している主な交通安全教育の内容を年代別に見ると、保育園児・幼稚 園児については、幼稚園児の保護者に対する幼児二人同乗用自転車教室【写真3】 を実施しています。 小学生については、自転車実技教室や DVD 映像を使った教育を中心として取り 組んでいます。また、「自転車運転免許証」【写真4】の交付等、交通安全意識の高 揚が図られています。 中学生については、スタントマンを使って交通事故を再現するスケアード・スト レイト方式を取り入れながら、各警察署と区が連携して、創意工夫した交通安全教 室【写真5】が実施されています。また、交通事故の賠償責任についても触れ、被 害者になるばかりでなく、加害者となることを理解させる教育も行われています。 高校生、大学生等については、自転車交通安全教室を実施している学校もありま すが、実施回数は極めて少ない状況です。 社会人については、交通安全教育の実施回数が一番多く、企業を訪問しての講話 形式での交通安全教育が実施されています。 高齢者については、加齢に伴う身体機能の変化が自転車の利用に及ぼす影響等に 対して、実技教室や講話などを行っていますが、交通安全全般に関するものが中心 であり、自転車に特化した交通安全教室の実施回数は低調となっています。 来街者等に対しては、駅前ビジョンやポスターの掲出等による啓発活動を行って います。 このような状況を踏まえ、幼稚園から大学生等までの各年代に交通安全教育の機 会を増やす必要がありますが、それぞれの年代に適した体系的な安全教育を効果的 かつ持続的に実施していくことが課題となっています。

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保育園児 幼稚園児 7.5% 小学生 21.9% 中学生 2.2% 高校生 0.9% 大学生 0.3% 専門学校 0.3% 社会人 (会社員等) 50.0% 社会人 (保護者) 4.7% 高齢者 12.2% 渋谷区内の交通安全教育実施回数(24年中) 保育園児・幼稚園児 小学生 中学生 高校生 大学生 専門学校 社会人 (会社員等) 社会人 (保護者) 高齢者 中学生を対象とした自転車交通安全教室【写真5】 (スケアード・ストレイト方式) 小学生を対象とした自転車運転免許証【写真4】 幼児二人同乗用自転車教室【写真3】 図4 保育園児 幼稚園児 小学生 中学生 高校生 大学生 専門学校 社会人 (会社員等) 社会人 (保護者) 高齢者 計 回 数 24 70 7 3 1 1 160 15 39 320 人 数 1,638 6,758 245 118 200 200 18,785 1,286 3,171 32,401

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Ⅲ 自転車安全利用の取り組み 自転車利用環境を取りまく現状と課題を踏まえ、「自転車は車道通行の原則」に基 づき、自転車、歩行者及び自動車が分離された「自転車走行空間」の整備と併せ、自 転車利用者のみならず、歩行者、自動車等、全ての道路利用者に自転車交通ルールを 徹底し、良好な自転車交通秩序を実現するため ◇自転車の通行環境整備 ◇自転車対策重点地区・路線の選定 ◇自転車利用者に対する交通ルールの周知と安全教育 ◇渋谷区自転車安全利用推進エリア の観点から、取り組むべき内容を次に示します。 1.自転車の通行環境整備 (1)自転車通行環境整備計画 自転車の通行環境を整備する路線を選定したうえで、その路線ごとに整備形態等 を検討し、「自転車通行環境整備計画」として取りまとめていきます。 なお、この計画はガイドラインを踏まえるとともに、大規模開発や都市基盤整備 などのまちづくりの動きに連動しながら、適宜、見直し修正していきます。 ■ 計画目標 ① 自転車が安全に通行できるルート(自転車走行空間)を効果的、効率的に整備 するため、面的な自転車ネットワークを構成する路線を選定します。 ② 選定した自転車ネットワークについて、地域の交通特性、道路空間の状況、都 市計画、自転車利用に関連する計画等を把握したうえで、歩行者や自転車の安全 性、快適性の向上に加え、地域の課題やニーズに応じた自転車走行空間の整備形 態を選定するとともに、個別路線ごとの構造や交通運用を検討します。 ③自転車利用者に対し、自転車ネットワークの利用を促進するための表示に加え、 自転車のみならず、歩行者、自動車に対しても、自転車の通行ルールを分かりや すく伝えられるよう、案内・注意喚起のための表示方法を検討します。 ④ 自転車ネットワークの整備効果を早期に発現させるため、整備優先度を検討し ます。

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(1)―1 渋谷区自転車安全利用ネットワークの選定 区内の道路の役割や地域の交通状況等を踏まえ、将来に向けて整備を進める面的 な自転車ネットワークを構成する路線を「渋谷区自転車安全利用ネットワーク路線」 (以下「ネットワーク路線」という。)として選定しました。 ■ ネットワーク路線選定の考え方 ① 道路ネットワークの骨格を構成する都市計画道路 ② 都市計画道路を補完し、連絡する自転車の安全利用を図る主要生活道路 ③ 地域内における自転車利用の主要路線としての役割を担う、公共交通施設、学 校、地域の核となる商業施設、主な居住地区等を結ぶ路線 ④ 自転車と歩行者の錯綜や自転車関連の事故が多い路線の安全性を向上させるた め、自転車の走行空間を確保する路線 ⑤ 地域の課題やニーズに応じて自転車の安全利用を図る路線 ⑥ その他ネットワーク路線の連続性を確保するために必要な路線 【渋谷区自転車安全利用ネットワーク路線】・・・・図5

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(1)−2 整備形態の選定 ネットワーク路線における整備形態については、ガイドラインを踏まえて、各道 路管理者が各警察署と協議・調整の上選定していきます。 なお、道路空間の制約により整備が困難な場合には、現時点で整備可能な当面の 整備形態を検討するものとします。 ■ 整備形態の選定の考え方 整備形態の選定 図6 ≪出典≫安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン 【渋谷区内の最高速度規制図】・・・・図7 ■整備形態の選定

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明 治 通 り 山 手 方 南 通 り 恵 比 寿 通 り 中 野 通 り 甲 州 街 道 玉 川 通 り 2 0 m 40m 4 0 m 4 0 m 4 0 m 4 0 m 1 5 m 1 5 m 2 0 m 2 0 m 2 8 m 2 3 m 4 0 m 1 8 m 22 m 1 8 m 1 5 m 2 2 m 10m 1 0 m 2 2 m 2 2m 3 6 m 3 6 m 3 2 m 3 6 m 33 m 25 m 2 2 m 5 0 m 4 0 m 27m 2 7 m 30m 30m 20m 20m 2 5 m 2 0 m 2 7 m 30 m 3 0 m 22m 3 3 m 補 2 6 補 2 6 補 2 6 補 6 1 補 6 1 補 6 2 放 5 放 5 放 5 環 6 環 6 環 6 放 23 放 2 3 放 2 3 環 4 環4 放 4 支 2 放 2 2 放 2 2 環 5 の 1 支 1 環 5 の 1 3 1 m 2 7 m 3 0 m 3 0 m 2 7 m 環 5 の 1 3 0 m 3 0 m 2 7 m 環 5 の 1 環 5 の1 青 山 通 り 放 4 補 25 補 5 補 5 補 11 環 4 環 4 補 1 7 環 5の1 2 7 m 3 0 m 3 0 m 補5 7 環 4 支 3 環 4 支 2 補 5 7 28 m 井 の 頭 通 り 補 54 1 5 m 1 5 m 補 5 9 補 5 3 補 5 3 補 5 3 補 5 3 補5 3 補 5 3 補 1 5 5 補 2 4 2 0 m 2 0 m 2 0 m 1 5 m 2 5 m 補 2 4 1 5 m 15m 1 5 m 補6 0 2 0m 補 6 0 1 5 m 放 4 2 2 m 補 2 0 1 5 m 1 5 m 補 2 0 補 1 8 1 5 m 渋区街1 12m 15m 補 18 補 3 1 1 1 5 m 1 5 m 補 19 支 1 1 5 m 補 1 9 1 5 m 補 5 2 0 m 1 1 . 5 m ( 1 5 m ) 補 7 1 5 m 1 1 m 補 1 6 4 補 16 5 15m 2 0 m 補 2 4 ■ ネ ッ ト ワ ー ク 路 線 の 区 別   凡   例 補 5 0 1 5 m 補 2 1 1 1 6 m 補 1 9 1 5 m 渋区街1 15~ 26m 通 り 放 4 2 2 m 4 0 m 5 0 m 3 0 m 3 1 m 1 4 m

渋谷区自転車安全利用ネットワーク(案)

資料3

都 道 区 道 ( 都 市 計 画 道 路 ) 区 道 ( 主 要 生 活 道 路 ) 国 道 完成・概成区間を直線、事業中路線を点線、未事業路線は非表示ととした。 路線毎の○mは、道路幅員を示す。 以下①~⑥を適宜組み合わせる。 ①道路ネットワークの骨格を構成する都市計画道路 ②都市計画道路を補完し、連絡する自転車の安全利用を図る主要生活道路 ③地域内における自転車利用の主要路線としての役割を担う、公共交通  施設、学校、地域の核となる商業施設、主な居住地区等を結ぶ路線 ④自転車と歩行者の錯綜や自転車関連の事故が多い路線の安全性を向上  させるため、自転車通行空間を確保する路線 ⑤地域の課題やニーズに応じて自転車の安全利用を図る路線 ⑥その他自転車ネットワークの連続性を確保するために必要な路線 区 道 ( 主 要 生 活 道 路 以 外 ) ■ ネ ッ ト ワ ー ク 路 線 選 定 の 考 え 方

渋谷区自転車安全利用ネットワーク路線 図5

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渋谷区内の最高速度規制図 図7

18 40km/h(最高速度規制) 30km/h(最高速度規制) 20km/h(最高速度規制) 50km/h(最高速度規制) 60km/h(法定最高規制)

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速度

渋谷区内の最高速度規制図 図7

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■ 整備事例

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路線名 一般都道480号 区 間 新港南橋交差点から港南4丁目交差点の間 距 離 450m ≪出典≫警視庁ホームページ ③  自転車専用通行帯(パーキング・チケット設置路線の自転車レーン) 歩道とパーキング・チケット用駐車場枠との間に自転車専用通行帯(幅約2m)を設置 平面図(イメージ)

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(1)−3 優先整備路線と案内方法 ネットワーク路線の整備にあたっては、ガイドラインを踏まえて、整備の順位づけ と分かりやすい案内方法を検討します。 ■ 優先整備路線の考え方 自転車ネットワークの整備効果を早期に実現させるため、整備の安易さばかりを優先 させるのではなく、安全性、快適性の向上や計画目標の達成の観点から、その緊急度に 応じて、自転車ネットワーク路線における整備優先度を検討するものとする。一方、無 電柱化やバリアフリー等の他の事業計画が既にある場合は、互いに調整した上で整備す るなど整備の効率性についても検討することが望ましい。 なお、整備優先度の検討にあたっては、客観的かつ定量的な指標の活用も考慮するも のとする。例えば、事故・ヒヤリハットや利用者の安心感等に関する評価指標を活用し、 計画目標を達成するために特に重要となる路線を整備優先度の高い路線として設定する ことが考えられる。 ≪出典≫安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン ■ 分かりやすい案内方法の検討 自転車ネットワークの適切な利用を促し、整備効果を最大限に発揮させる観点から、 道路標識、道路標示だけでなく、法定外の看板及び路面表示について検討するものとす る。 ◇歩行者、自転車、自動車の通行ルールの明確化 ◇法定外の看板、路面表示の統一 ◇自転車ネットワーク路線への案内 ≪出典≫安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン

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2.自転車対策重点地区・路線等の選定 (1) 自転車対策重点地区・路線 自転車に対する街頭指導活動等を重点的に実施する場所として、各警察署管内にお ける自転車の通行実態、自転車の関与事故の発生件数、自転車通行環境の整備状況、 住民等からの苦情、要望、関係自治体等の取り組み等を踏まえ、各警察署が「自転車 対策重点地区・路線」を指定しました。 渋谷署管内では渋谷駅東口地区を重点地区、道玄坂を重点路線、原宿署管内では神 宮前交差点地区を重点地区、代々木署管内では幡ヶ谷駅前から本町1丁目までの甲州 街道が重点路線として指定されています。 これらの場所は、自転車による交通事故の発生件数が多く、自転車利用者に対する 啓発・指導が必要であるとともに、「渋谷区自転車安全利用ネットワーク路線」に位置 づけたことから、各警察署が中心となり、各道路管理者等との連携・協働のもと継続 的に街頭指導活動等を重点的に実施していきます。 【自転車対策重点地区・路線地図】・・・・図8- ①∼③ 自転車対策重点地区・路線図(渋谷警察署管内) 図8- ①

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自転車対策重点地区・路線図(原宿警察署管内) 図8- ②

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3.自転車利用者に対する交通ルールの周知と安全教育 (1) 交通ルールの周知と安全教育 自転車利用者自身が、自転車は車両であるとの意識が希薄であり、自転車の運転に 係る関係法令などの交通ルールやマナーを知らなかったり、知っていても守らない人 が少なくないため、自転車利用の基本となる「自転車安全利用五則」の活用により、 自転車利用者の意識を高めるとともに、自転車の交通ルールの徹底を図ります。 また、自転車利用者のみならず、歩行者、自動車等全ての道路利用者に交通ルール を周知し、特に、実際に整備される自転車走行空間、交差点等の構造に即した通行方 法や道路標示等の意味を周知するものとします。 このためには、利用者の年齢層等の属性を考慮した自転車安全教室や、楽しみなが ら交通ルールを学べるイベントを開催するなど、交通ルールの遵守意識を高めつつ、 各種の機会を活用して、区、各道路管理者、各警察署、事業者、関係団体等が相互に 連携・協力し、継続的な取り組みを進めます。 さらに、自転車販売店等と連携し、安全な自転車の普及を図りつつ、点検、整備の 必要性、ヘルメットの着用や反射材等の装着、保険加入の重要性等を含む自転車の交 通ルールについて周知が行われるよう努めるものとします。 ■ 目標 ① 区内の自転車利用者に、「自転車安全利用五則」等による自転車交通ルールやマナ ーの浸透を図ります。 ② 歩行者、自動車など全ての道路利用者に、自転車は車両であるという意識を徹底 するとともに、自転車の交通ルール、自動車の駐車ルール等の徹底を図ります。 ③ 自転車駐車ルールの徹底を図ります。

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■ 取り組むべき事項 ① 自転車安全利用五則の徹底 ② 夕暮れ時と夜間走行時の前照灯の点灯 ③ 反射材等の着用 ④ 成人(高齢者を含む)のヘルメットの着用 ⑤ 自転車の駐車ルールの徹底 ⑥ 自転車の点検・整備 ⑦ 法令上の正しい自転車の乗り方の教育 ⑧ 自転車の悪質な違反・整備不良に対する指導・警告・取締りの実施 ⑨ 自転車の損害賠償責任保険の加入促進 ⑩ ネットワーク路線の周知 ■ 自転車利用に関するルールの周知・啓発活動の取り組み(参考) 対象者 内容 自転車ルールの周知徹底 ・自転車運転者として守るべきルールの周知・指導 ・事故の危険性の周知【スケアード・ストレイトの実施】 ・自転車利用時の交通違反に対する罰則の周知 街頭啓発・指導 【自転車走行者に対する路上安全指導】 【反射材用品等の配布】 【自転車対策重点地区・路線における指導・取締り】 ○ ○ ○ (児童等) ○ ○ 事例−2 交通安全教育に関する市民講座の開設 ○ ○ ○ ○ 交通安全教室の開催 【自転車シミュレータによる安全教室の開催】 【幼児二人同乗用自転車実技教室の開催】 【反射材用品等の配布】【自転車安全教室の実施】 ○ ○ ○ (児童等) ○ ○ ○ 事例−3 事例−4 事例−5 自転車ルール認知度テストの実施 ○ ○ ○ (児童等) ○ 自転車ルールの理解度・技術を競う大会の開催 ○ (児童等) ○ (児童等) ○ (児童等) 自転車安全利用モデル校の指定 ○ (児童等) ○ (児童等) 「自転車の日」制定 ○ ○ 講習内容の充実(免許取得時や免許証更新時等) ・自動車運転者として守るべきルールの周知・指導 【春・秋の交通安全運動期間中の区内関係部署・関係 機関が取組む事業】 ・事故の危険性の周知 指導員、教 職員等 自転車交通安全指導員の育成 ○ ○ ○ 従業者 業務や通勤で自転車を利用する社員等を対象とした研 修の実施 ○ 区内の 事例 区民(児童、 学生、運転 免許を保有し ていない者、 非従業者等 を含む) 運転免許保 有者 実施主体 各道路管 理者 各警察署 ○ 各種教育 機関、PTA 保護者 交通安全 協会 地域の自 治会、NPO 民間企業、 団体 事例−1 ○ 事例−6 ○ ○ ○ (児童等) ○ (児童等) ○ ○

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事例−2 自転車のマナー向上推進キャンペーン 事例−3 高齢者を対象とした 自転車シュミレータ安全教室 事例−1 中学生を対象とした「スケアード・ ストレイト」方式を活用した交通安全教室 事例−4 幼児二人同乗用自転車安全教室 事例−5 渋谷区敬老大会における交通安全教室 事例−6 事業者を対象とした交通安全教室

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(2)交通ルール遵守に関するインセンティブの付与 自転車の交通ルールの周知を行うだけでなく、自発的に利用ルールが遵守されるよ う、自転車の安全な利用に関するインセンティブを付与することも必要です。この場 合、正しく自転車の交通ルールを理解した児童、生徒に対して、自転車運転免許証を 交付すること等、遵守意識の向上が図られるよう工夫していきます。 他方、自転車利用者の自発的な交通ルール遵守の意識を高めるため、交通ルールを 守らなかった場合の罰則や事故発生の危険性の周知に努めるとともに、交通事故の加 害者となった場合は、刑事責任を負ったり、損害賠償を求められたりする可能性があ ることや、損害賠償責任保険等への加入の必要性についても具体的な事故事例を示す などして、自発的な交通ルールの遵守に導くような周知の機会を設けていきます。 ≪出典≫警視庁ホームページ ■ 自転車事故で問われる責任 【損害賠償事例】 ○ 高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火の自転車で走行中、女性と衝突。 女性には重大な障害が残りました。(賠償金 約 5,000 万円) ○ 高校生が赤信号で交差点の横断歩道を走行中、男性が運転するオートバイと衝 突。男性は後日死亡しました。(賠償金 約 4,000 万円) ○ 自転車で走行中の高校生が、歩道から交差点に進入する際、安全確認を怠り、 女性が運転する自転車と衝突。女性は死亡しました。(賠償金 約 3,000 万円) ○ 中学生が夜間、無灯火の自転車で走行中、歩行者と衝突。歩行者には重大な障 害が残りました。(賠償金 約 3,000 万円) 自転車利用者も相手にケガを負わせたり、死亡させたりした場合、損害賠償の責任 を問われます。また、事故を起こすと、刑事上の責任が問われます。 交通ルールとマナーを正しく守り、歩行者など他の交通に十分注意しましょう。

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(3)放置自転車対策 駅周辺等、自転車の駐車需要の多い場所では、各道路管理者や関係機関が連携し、 自転車駐車場の整備に努めるとともに、自転車等放置禁止区域の指定や放置自転車の 警告・撤去を行い、通行空間を確保しています。 また、買い物客や通勤用自転車の放置が多い場所においては、駐車需要を生じさせ る事業者による自転車駐車場の整備を促進するとともに、渋谷駅周辺等の大規模開発 事業者には、周辺地域のための自転車駐車場、自動二輪車駐車場の整備を誘導してい きます。 さらに、整備した自転車駐車場が適切に利用されるために、施設管理者等と連携し て、分かりやすい駐車場の案内や周知に努めていきます。 なお、自転車駐車場の整備・運営にあたっては、最新技術の導入等を含め、民間の ノウハウを最大限に活用していきます。 (4)交通違反に対する指導・取締り 自転車の交通ルールを周知し、インセンティブの付与と併せて、街頭活動における 指導警告を一層積極的に推進し、いわゆる「ピスト」等に係る制動装置不良自転車の ほか、無灯火、信号無視、一時不停止等の違反行為により通行車両や歩行者等に危険 を生じさせたり、指導警告に従わず違反行為を繰り返したりするなどの悪質、危険な 交通違反に対しては、各警察署が中心となり、交通切符を適用した検挙措置を講ずる ものとします。 特に、「自転車対策重点地区・路線」においては、各道路管理者と連携した街頭指導 活動等を重点的に実施するとともに、実施した指導取締りの活動状況については公表 を行い、利用者の自発的な交通ルール遵守の意識の向上を図ります。 また、自転車専用通行帯等を設置した区間では、自転車通行の安全性を向上させる ため、駐車違反の取締りを強化し、積極的に実施していきます。 【自転車専用通行帯整備路線における駐車違反取締り強化事例】・・・図9

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4.渋谷区自転車安全利用推進エリア 「自転車対策重点地区・路線」【図8】を中心に半径500メートルの範囲において、 早期に相乗的な効果を生み出すために、各警察署と各道路管理者が連携して、ハード 対策、ソフト対策を重点的に推進する「渋谷区自転車安全利用推進エリア」を指定し ました。 【渋谷区自転車安全利用推進エリア】・・・・図10 自転車専用通行帯整備路線における駐車違反取締り強化事例 図9 ≪出典≫安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン ※平成 20 年中に自転車専用通行帯を整備

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明 治 通 り 山 手 方 南 通 り 恵 比 寿 通 り 中 野 通 り 甲 州 街 道 玉 川 通 り 2 0 m 40m 4 0 m 4 0 m 4 0 m 4 0 m 1 5 m 1 5 m 2 0 m 2 0 m 2 8 m 2 3 m 4 0 m 1 8 m 22 m 1 8 m 1 5 m 2 2 m 10m 1 0 m 2 2 m 2 2m 3 6 m 3 6 m 3 2 m 3 6 m 33 m 25 m 2 2 m 5 0 m 4 0 m 27m 2 7 m 30m 30m 20m 20m 2 5 m 2 0 m 2 7 m 30 m 3 0 m 22m 3 3 m 補 2 6 補 2 6 補 2 6 補 6 1 補 6 1 補 6 2 放 5 放 5 放 5 環 6 環 6 環 6 放 23 放 2 3 放 2 3 環 4 環4 放 4 支 2 放 2 2 放 2 2 環 5 の 1 支 1 環 5 の 1 3 1 m 2 7 m 3 0 m 3 0 m 2 7 m 環 5 の 1 3 0 m 3 0 m 2 7 m 環 5 の 1 環 5 の1 青 山 通 り 放 4 補 25 補 5 補 5 補 11 環 4 環 4 補 1 7 環 5の1 2 7 m 3 0 m 3 0 m 補5 7 環 4 支 3 環 4 支 2 補 5 7 28 m 井 の 頭 通 り 補 54 1 5 m 1 5 m 補 5 9 補 5 3 補 5 3 補 5 3 補 5 3 補5 3 補 5 3 補 1 5 5 補 2 4 2 0 m 2 0 m 2 0 m 1 5 m 2 5 m 補 2 4 1 5 m 15m 1 5 m 補6 0 2 0m 補 6 0 1 5 m 放 4 2 2 m 補 2 0 1 5 m 1 5 m 補 2 0 補 1 8 1 5 m 渋区街1 12m 15m 補 18 補 3 1 1 1 5 m 1 5 m 補 19 支 1 1 5 m 補 1 9 1 5 m 補 5 2 0 m 1 1 . 5 m ( 1 5 m ) 補 7 1 5 m 1 1 m 補 1 6 4 補 16 5 15m 2 0 m 補 2 4 補 5 0 1 5 m 補 2 1 1 1 6 m 補 1 9 1 5 m 渋区街1 15~ 26m 通 り 放 4 2 2 m 4 0 m 5 0 m 3 0 m 3 1 m 1 4 m

渋谷区自転車安全利用推進エリア(案)

資料6

○定義  ネットワーク路線において各道路管理者、警察及び関係機関が連携・協力 して自転車走行環境整備に向けた指導・取締り、ソフト対策及びハード対策 を重点的に展開するエリア ○範囲  自転車対策重点地区・路線を中心に半径500mの円の内側及び関連する 周辺路線 渋谷区自転車安全利用推進エリア ■ ネ ッ ト ワ ー ク 路 線 の 区 別   凡   例 都 道 区 道 ( 都 市 計 画 道 路 ) 区 道 ( 主 要 生 活 道 路 ) 国 道 完成・概成区間を直線、事業中路線を点線、未事業路線は非表示ととした。 路線毎の○mは、道路幅員を示す。 区 道 ( 主 要 生 活 道 路 以 外 ) ■ 渋 谷 区 自 転 車 安 全 利 用 推 進 エ リ ア

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渋谷区自転車安全利用推進エリア 図10

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Ⅳ 今後の展開 1.短期・中期・長期の目標 自転車の通行環境の整備にあたっては、短期、中期、長期の実施時期を設定し、計画 的な取り組みを進めます。 短期目標(概ね 10 年) 中期目標(概ね 10∼20 年) 長期目標(概ね 20 年以上) ガイトラインを踏まえた 自転車通行環境整備計画(整備 形態・ネットワーク)の策定 ネットワーク路線の 整備を推進 ネットワーク路線 の整備を完了 道路工事等に併せ実施可能な整備 自転車利用者に対する交通ルールと安全教育の推進 優先整備路線から 整備に着手

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2.推進体制 渋谷区自転車安全利用指針に基づき、区及び各警察署、各道路管理者が中心となって、 区民、事業者、関係団体が連携・協働して良好な自転車の通行環境整備の取り組みを進 めていきます。 具体的には、自転車安全利用対策協議会の幹事会を基本とした「渋谷区自転車安全利 用対策連絡会(仮称)」を新たに設置し、自転車通行環境整備に関する計画や事業調整等 を行い、継続的な取り組みを進めることとします。 ◇ルールの周知・安全教育等のソフト施策の実施 ◇連携・協働による自転車の通行環境整備 区民 事業者 関係団体 渋谷区 各道路管理者 各警察署 「渋谷区自転車安全利用 対策連絡会(仮称)」 自転車通行環境整備計画

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≪巻末資料≫

■ 参考とした指針・計画等 ① みんなにやさしい自転車環境 −安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言−(平成24年4月) 安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会 ② 東京都自転車走行空間整備推進計画(平成24年10月) 東京都建設局 ③ 安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン(平成24年11月) 国土交通省道路局・警察庁交通局 ■ 参考資料 資料1 渋谷区自転車安全利用対策協議会要綱 平成24年3月9日制定 資料2 渋谷区自転車安全利用対策協議会委員名簿 平成25年2月28日現在 資料3 渋谷区自転車安全利用対策協議会幹事名簿 平成25年2月28日現在 資料4 渋谷区自転車安全利用指針策定経緯

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渋谷区自転車安全利用対策協議会要綱 制定 平成24年3月9日 区長決裁 (目的及び設置) 第1条 自転車利用の増加に伴い、深刻化する自転車問題に対処するため、「自転 車は車道走行」の原則に基づく自転車の通行環境の整備、自転車利用者のルール 遵守とマナー向上等、良好な自転車交通秩序の実現を図ることを目的とし、渋谷 区自転車安全利用対策協議会(以下「協議会」という。)を設置する。 (協議事項) 第2条 協議会は、前条の目的を達成するため、次に掲げる事項について協議する。 (1) 自転車の通行環境の整備 ・自動車及び歩行者と分離された「自転車走行空間」の整備推進 ・自転車安全ルート推奨マップの作成・周知(駅等と自転車利用者が多く 集まる施設との間で自転車が安全に通行できるルート) (2) 自転車対策重点地区・路線等の選定 ・自転車対策重点地区・路線(街頭指導活動等を重点的に実施する場所) (3) 自転車利用者に対する交通ルールの周知と安全教育 ・自転車利用者に対する交通ルールやマナーの普及 ・自転車安全教育の推進 (4) その他協議会が必要と認める事項 2 前項の協議事項について、協議の結果に基づき、「渋谷区自転車安全利用指針」 を策定するとともに、警視庁が策定する「自転車総合対策推進計画」に反映する ものとする。 (協議会の構成) 第3条 協議会は、会長及び別表1に掲げる委員をもって構成する。 2 会長は、第1条の目的を達成するため、必要と認めるときは前項の委員以外の 関係者に出席を求めることができる。

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(会長) 第4条 会長は、区長とする。 2 会長は、会議を主宰し、協議会を代表する。 3 会長に事故あるときは、土木清掃部を担任する副区長又は警視庁渋谷警察署 長がその職務を代理する。 (幹事会の設置) 第5条 協議会に幹事会を置く。 2 幹事会は、会長が下命する事項について協議し、協議結果を会長に報告する。 (幹事会の構成) 第6条 幹事会は、幹事長及び別表2に掲げる委員をもって構成する。 2 幹事長は、第1条の目的を達成するため、必要と認めるときは前項の委員以外 の関係者に出席を求めることができる。 (幹事長) 第7条 幹事長は、渋谷区土木清掃部長とする。 2 幹事長は、会議を主宰し、幹事会を代表する。 3 幹事長に事故あるときは、警視庁渋谷警察署交通課長がその職務を代理する。 (会議) 第8条 協議会及び幹事会の会議は、必要に応じて開催する。 2 協議会及び幹事会の会議は、議事に関係ある者のみで開催することができる。 (事務局) 第9条 協議会及び幹事会の事務局は、渋谷区土木清掃部に置く。 (連携) 第 10 条 協議会及び幹事会の運営は、渋谷区内3警察署と連携してこれを行うも のとする。 附 則 この要綱は、平成24年3月9日から施行する。

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別表1(第3条関係) 委員 1.警察関係 警視庁渋谷警察署長、警視庁原宿警察署長、警視庁代々木警察署長 2.国・東京都関係 国土交通省東京国道事務所長、東京都建設局第二建設事務所長 3.渋谷区関係 副区長、教育委員会事務局次長、土木清掃部長 4.関係団体・その他代表 渋谷交通安全協会会長、原宿交通安全協会会長、代々木交通安全協会会長 渋谷区町会連合会会長、JR渋谷駅長、渋谷区商店連合会会長、シニアク ラブ連合会会長、渋谷区立中学校PTA連合会会長、渋谷区立小学校PTA連 合会会長、渋谷区立幼稚園園長会会長、私立幼稚園代表、渋谷区立保育園代表、 私立保育園代表、渋谷区民自転車利用者

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別表2(第6条関係) 幹事 1.警察関係 警視庁渋谷警察署交通課長、警視庁原宿警察署交通課長、警視庁代々木警 察署交通課長 2.国・東京都関係 国土交通省東京国道事務所交通対策課長、東京都建設局第二建設事務所管 理課長 3.渋谷区関係 総務課長、福祉部管理課長、保育課長、教育委員会事務局指導室長、土木清掃 部管理課長、土木清掃部道路課長

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渋谷区自転車安全利用対策協議会委員名簿 平 成 2 5 年 2 月 2 8 日 現 在 No 区 分 指定役職 氏 名 会 長 区 長 桑 原 敏 武 1 渋谷区 副 区 長 水 村 信 行 2 教育委員会事務局次長 児 玉 史 郎 3 土木清掃部長 日 置 康 正 4 警察関係 警視庁渋谷警察署長 松 本 雅 道 5 警視庁原宿警察署長 髙 橋 純 6 警視庁代々木警察署長 橋 本 守 7 関係官公庁 国土交通省東京国道事務所長 渡 辺 学 8 東京都建設局第二建設事務所長 田 中 慎 一 9 関係諸団体・ その他代表 渋谷交通安全協会会長 柳 田 道 康 10 原宿交通安全協会会長 三 村 豊 明 11 代々木交通安全協会会長 花 香 信 義 12 渋谷区町会連合会会長 福 田 和 男 13 JR渋谷駅長 中 野 真 一 14 渋谷区商店街連合会会長 奥 畑 茂 15 シニアクラブ連合会会長 小 野 道 子 16 渋谷区小学校PTA連合会会長 井 上 悟

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渋谷区自転車安全利用対策協議会委員名簿 平 成 2 5 年 2 月 2 8 日 現 在 No 区 分 指定役職 氏 名 17 関係諸団体・ その他代表 渋谷区中学校PTA連合会会長 大 谷 英 利 18 渋谷区立幼稚園園長会会長 熱 田 和 彦 19 私立幼稚園代表 矢 島 輝 一 20 渋谷区立保育園代表 木 村 泰 子 21 私立保育園代表 蓬 生 君 子 22 渋谷区民自転車利用者 伊 藤 毅 志 23 渋谷区民自転車利用者 岡 田 麻 理

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渋谷区自転車安全利用対策協議会幹事名簿 平 成 2 5 年 2 月 2 8 日 現 在 No 区 分 指定役職 氏 名 幹事長 渋谷区土木清掃部長 日 置 康 正 1 渋谷区 総務部総務課長 安 蔵 邦 彦 2 福祉部管理課長 藤 野 貴 久 3 子ども家庭部保育課長 斉 藤 則 行 4 教育委員会事務局指導室長 大 字 弘 一 郎 5 土木清掃部管理課長 船 本 徹 6 土木清掃部道路課長 齊 藤 和 夫 7 警察関係 警視庁渋谷警察署交通課長 吉 野 浩 三 8 警視庁原宿警察署交通課長 白 石 和 也 9 警視庁代々木警察署交通課長 箕 輪 浩 之 10 関係官公庁 国土交通省東京国道事務所長交通対策課長 上 田 誠 11 東京都第二建設事務所管理課長 吉 野 茂

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渋谷区自転車安全利用指針策定経緯

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■ 渋谷区自転車安全利用対策協議会 第1回 平成24年3月12日(月) ・趣旨説明、協議事項の下命 第2回 平成24年8月29日(水) ・「中間まとめ」について 第3回 平成25年2月28日(木) ・「渋谷区自転車安全利用指針」(案)について ■ 渋谷区自転車安全利用対策幹事会 第1回 平成24年4月19日(木) ・これからの幹事会の進め方 第2回 平成24年5月24日(木) ・自転車の通行環境の整備 (自転車及び歩行者と分離された「自転車走行空間」の整備推進) 第3回 平成24年7月19日(木) ・自転車の通行環境の整備 (自転車安全ルート推奨マップの作成・周知) ・自転車対策重点地区・路線等の選定 第4回 平成24年8月8日(水) ・「中間まとめ」について ・(仮称)渋谷区自転車安全利用推進エリアについて 第5回 平成24年11月5日(月) ・「中間まとめ」以降の動向について ・東京都自転車走行空間整備計画平成24年10月 ・自転車通行レーンの社会実験について(足立区) ・県道川崎府中における安全対策の取組について(川崎市) ・品川駅港南地区(パーキング・チケット設置路線)に設置された自転車レーン について(港区) 第6回 平成24年12月20日(木) ・自転車利用者に対する交通ルールの周知と安全教育について ・「安全で快適な自転車利用環境創設ガイドライン」について ・今後の進め方について 第7回 平成25年1月31日(木) ・「渋谷区自転車安全利用指針」(案)について 第8回 平成25年2月21日(木) ・「渋谷区自転車安全利用指針」(案)について

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渋谷区自転車安全利用指針

編集 渋谷区自転車安全利用対策協議会 発行 渋谷区土木清掃部管理課

〒150-8010 東京都渋谷区宇田川町 1 番 1 号 電話 03(3463)2773 (直通)

参照

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