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平成27年度(第54回)農林水産祭天皇杯受賞

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平成27年度受賞団体

平成27年度 豊かなむらづくり全国表彰事業

① 埼玉県入間郡三芳町 ③ 長野県高山村 ⑤ 千葉県鴨川市 ② 栃木県栃木市 ④ 茨城県つくばみらい市 1.主 旨 農山漁村におけるむらづくりの優良事例の表彰を行う とともに、あわせてその業績発表等を行うことにより、 むらづくりの全国的な展開を助長し、もって地域ぐるみ の連帯感の醸成及びコミュニティ機能の強化を図り、農 林漁業及び農山漁村の健全な発展に資することを目的に 実施 2.実施主体 農林水産省、公益財団法人日本農林漁業振興会 3.平成27年度受賞団体(関東農政局管内) 関東農政局管内の都県から推薦された団体のうち、3 団体が農林水産大臣賞、2団体が関東農政局長賞を受賞。 また、関東ブロックから最優良事例として農林水産祭 むらづくり部門※1に推薦した団体が天皇杯を受賞。 4.その他 関東農政局管内では、農林水産祭むらづくり部門以外 に、畜産部門で栃木県の団体、林産部門で茨城県の団体 が天皇杯を、蚕糸・地域特産部門で東京都の団体が日本 農林漁業振興会会長賞を受賞。 ※1 農林水産祭とは、毎年11月23日の勤労感謝の日を中心として、全 国民の農林水産業に対する認識を深め、農林水産業者の技術改善 及び経営発展の意欲の高揚を図るための国民的な祭典で、農産、 園芸、畜産、蚕糸・地域特産、林産、水産及びむらづくりの7つの部 門並びに女性の活躍に対して表彰を実施。 【天皇杯(農林水産大臣賞)】 【農林水産大臣賞】 【関東農政局長賞】 ④ 鴨川市 か も が わ し 農林 の う り ん 業 ぎ ょ う 体験 た い け ん 交流 こ う り ゅ う 協会 き ょ う か い (千葉県 ち ば け ん 鴨川市 か も が わ し ) ⑤ 高山村 た か や ま む ら ワインぶどう研究会 け ん き ゅ う か い (長野県 な が の け ん 上高井郡 か み た か い ぐ ん 高山村 た か や ま む ら ) 三芳町 み よ し ま ち 川越 か わ ご え いも振興会 し ん こ う か い (埼玉県 さ い た ま け ん 入間郡 い る ま ぐ ん 三芳町 み よし ま ち ) ③ NPO法人 ほ う じ ん 古 ふ る 瀬 せ の自然 し ぜん と文化 ぶ んか を守 ま も る会 か い (茨城県 い ば ら き け ん つくばみらい市 し ) ② お おが き地区ち く グリーンツーリズム推進協議会す い し ん き ょ う ぎ か い (栃木県と ち ぎ け ん栃木市と ち ぎ し

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平成27年度(第54回)農林水産祭

むらづくり部門

天皇杯(農林水産大臣賞)

【受賞者】 三芳町川越いも振興会 代表 伊東 藏衛 振興会の活動する上富地区では、江戸時代中期に開拓 され、屋敷地・耕地・平地林の3つに区分された短柵状 の地割りにおいて、平地林を管理し、集めた落ち葉堆肥 としてサツマイモを栽培する循環型農法が確立していま す。 サツマイモについて、商標登録等によりブランド化を 図るとともに、ウイルスフリー苗の導入、明治初期に県 内で発見された品種「紅赤」の優良系統選抜等によって、 品質の向上と収量の増加を実現しています。そして、こ れらの取組によって農家の経営が安定し、後継者の育成 に繋がっています。 また、企業等との共同により芋焼酎を製品化するなど 多様な6次産業化を進めるほか、落ち葉掃きや世界一の いも掘りまつりなど都市住民との交流を積極的に行い、 食や農への理解を深めながら循環型農法を守り、農業収 益の向上や環境の保全を実現しています。 【所 在】 埼玉県入間郡三芳町 守り継がれた 短柵状の地割 【概 要】 三芳町川越いも振興会の皆さん サツマイモ(紅赤)と6次化された商品 天皇杯 三芳町川越いも振興会

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平成27年度(第54回)農林水産祭

むらづくり部門

農林水産大臣賞

【受賞者】 大柿地区グリーンツーリズム 推進協議会 代表 安生 孝章 【所 在】 栃木県栃木市 農産物直売所 【概 要】 廃校を利用した「大柿コ ミュニティーセンター」 農業体験や環境保全などの地域活動 大柿地区グリーン ツーリズム推進協議会 推進協議会の設置を契機に、「都賀生出宿里の駅」の 農産物直売所及び農家レストランにおいて地元農産物の 販売や地元で生産されたそばの提供など、積極的な地元 農作物の生産・販売を行い、東日本大震災に伴う原発事故 の風評被害による販売額の落ち込みを盛り返しています。 「大柿新そば祭り」などと併せ、ジャガイモ、さつま いも、落花生、ショウガなどの農業体験、農産物オー ナー制など、新たな都市農村交流にもチャレンジしてい ます。 また、地区外の構成員で設立された「NPO法人自然史 データバンクマニアnet」と連携して栃木市内の小学生を 対象とした自然学習体験の実施や、JA女性会「ふる里 会」によるいちご大福「おとめのはじらい」の開発・販 売により農産物直売所の人気商品となるなど、地区で 行ってきた食や豊かな自然を活かしたイベントや環境保 全の取組を土台に、住民参加型の分厚い活動が展開され ています。 「おとめのはじらい」

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平成27年度(第54回)農林水産祭

むらづくり部門

農林水産大臣賞

【受賞者】 高山村ワインぶどう研究会 代表 涌井 一秋 【所 在】 長野県上高井郡高山村 ワインぶどう展示ほ場 【概 要】 ワインぶどうのほ場 女性限定ワイン試飲会 シンポジウムの様子 高山村ワイン ぶどう研究会 女子美術大生の収穫体験 研究会では、果樹栽培に適した高山村の自然条件と 高齢者でも栽培可能な「ワインぶどう」に着目し、村 の新たな特産物による振興を図っており、ワインぶど うの生産面積も設立時から10倍近くまで拡大し、村の 耕作放棄地も年々減少するなど、ワインぶどうの栽培 が耕作放棄地拡大の抑止効果を生んでいます。 ワインぶどう栽培の技術習得による品質の向上によ り、村産ワインぶどうで醸造したワインは、国内外の ワインコンクールで入賞するなど産地として認められ、 平成24年産シャルドネから造られたサントリーの「高 山村シャルドネ2012」は、フランスの権威ある国際ワ インコンクール「レ・シダレル・デュバン」で金賞を受 賞しました。 また、ソムリエや酒販店を交えた勉強会、観光協会 との連携イベント、東京等のフェアへの出展、村民や 村外者も対象とした試飲会、女子大生による収穫体験 など、ワイン文化の定着と発信にも取り組んでいます。

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平成27年度豊かなむらづくり全国表彰事業

関 東 農 政 局 長 賞

【受賞者】 NPO法人古瀬の自然と文化を守る会 代表 寺田 義雄 【所 在】 茨城県つくばみらい市 【概 要】 NPO法人古瀬の自然と文化を守る会 本会は、休耕地を活用した地元小学校での農業体験 指導をきっかけに、近隣住民との交流、さらには都市 住民との交流や自然と文化を後世に伝える活動へと発 展し、現在では、都内や近県の住民の参加や、都内の 中学校や大学の教育プログラムとしての農業体験の連 携など、幅広い地域、分野の人々との活動へと広がっ ています。 古くから伝わる文化を子供たちに体験し継承して欲 しいと、古民家に宿泊する「古民家体験」、さらには、 正月の伝統行事である「どんど焼き」や農家に代々伝 わる「燈籠作り」などを復活させ、伝統文化の継承や 世代間交流にも取り組んでいます。 また、米どころのアピールとして「田んぼアート」 や、耕作放棄地を解消するための休耕田への景観作物 の植栽、竹やぶの整備などを行い、新たな交流拠点と して活用しています。 伝統行事の「どんど焼き」 「燈籠作り」 交流拠点 「古民家 松本邸」と 都市住民 との連携 農業体験や地域活性化の取組

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【受賞者】 鴨川市農林業体験交流協会 代表 田村 政彦 【所 在】 千葉県鴨川市 【概 要】 鴨川市総合交流ターミナ ル施設「みんなみの里」 協会では、年間27万人が訪れ、地域の拠点施設と なっている「みんなみの里」を中心に、地元産品の みを取り扱う農産物直売所において、「ちばエコ農 産物」への取組の推進のほか、地域ブランドの育成、 食育ソムリエの配置や給食への食材提供等を実施し ています。 協会の活動により農業体験受け入れの生産法人が 誕生したほか、援農から農商工連携まで一体化した 地域内循環型の営農支援の仕組みを構築しました。 「お山のぶぅ飯」などの地元の食材を活かした料理 の提供、農村景観などの地域資源の整備など、市民 の文化発信の場としても積極的に取り組んでいます。 また、「いきいき帰農者セミナー」の開催により 地域の担い手や移住者の定着を支援し、加工場の設 置により技術の伝承や情報の共有化など女性の活躍 の場を拡げているとともに、ジャンボかぼちゃ千葉 県大会を主催し、新たな地域興しイベントとして盛 り上がりを見せ、県内外にジャンボかぼちゃの取組 みの輪を広げています。 郷土料理等による地産地消の取組や帰農者セミナー 農産物直売所 とちばエコ農 産物

平成27年度豊かなむらづくり全国表彰事業

関 東 農 政 局 長 賞

鴨川市農林業体験交流協会

参照

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