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北海道中部・南東部におけるベニマシコの生息状況

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北海道中部・南東部におけるベニマシコの生息状況

その他(別言語等)

のタイトル

Distribution and abundance of the long‑tailed rose finch Uragus sibiricus in central and southeastern Hokkaido

著者 藤巻 裕蔵

雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 自然科学

巻 20

号 3

ページ 215‑221

発行年 1997‑10‑31

URL http://id.nii.ac.jp/1588/00001898/

(2)

215   満天研朝刊=1997):215〜221  

北海道中部・南東部におけるペニマシコの生息状況  

藤巻裕威】  

(受理:1997咋5月30日)  

T)istributionandabundanceofthelong tailcdrosefinch   UTlaguSSibirlcusincentralandsoutheasternHokkaido  

Yuzo FuJ‖uAKIl  

要   約  

1976〜1998年の4月下旬〜6月下旬(高楼高地では7月下旬)と1987年4月下旬〜5月中旬   に北海道中部・南東部の調香路423か所でペニマシコの生息状況を調べた。ペニマシコは主に   標高58蝕i以下に分布しており,出現率は.潅木草原で81%,農耕地・林で61%,農耕地で60  

%.草原で50姐カラマツ人工林で53%で,その他のタイプの森林や住宅地では低くかった。  

詞査路2kmあたりの観察個体数ほ.潅木草原で1.6±1.5私事原で】.4±2.1羽,農耕地・休と   農耕地でそれぞれ0.8±1.弥】と0.5⊥0.9羽,カラマツ人工林で0.6±0.鋼可であったが,その他   の環境では0.3羽以下であった。ペニマシコの生息環境は.草原と低木がモザイクになってい   るような開けた環境である。7トリ科6樫の生息領甥の比較では,ペニマシコとカワラヒワの   生息環境に共通点が見られたが.ペニマシコは住宅地のような埴彼の少ない環境には生息しな   い点で見なっていた。   

キーワード:(ノrα卯£Sibir血ざ.ペニマシコ.北海道,分布,生息環境   

ウソヤ イカ/h シメ(藤巻1996a,1966b,1997)  

と生息環境の比較を行った。  

調査地および調査方法  

調査地は十勝地方と釧路地方を中心に,胆振地方北   東弧 日高地方北部,空知地方南軌上川地方南甑   網走地方南部で,標高では海岸部から標高1,鋸Omま  

での範囲である。空知地方南東部と上川地方南部は夕   張LLJ系,日商地方と十勝地方の境界郡は日高山系,十  

勝地方北部と上川地方南東部は大雪山系,釧路地方北   部は雌阿寒岳などの山地,十勝地方と釧路地方の境界   部は標高の低い白襟丘陵である。Fig.1に示す支庁   界は.これらの山地である。それ以外の部分は平野部   である。lll地はおもに森林で,上述の山系の山頂付近   ペニマシコLかα即ざざiわir血5は北海道では夏鳥で,  

4月上・中旬に渡釆Lて10月末ころまでおり,河川敷  

や農耕地など開けた環境に生息する(藤巻・橋本   1987)。北海道におけるペニマシコの生息環境につい   ては,清榛(19$5〕が簡単に述べているだけである。  

また.分布については環境庁(1979)の分布図がある   が,北海道の部分は西部で空白の区画が多い。北海道  

におけるペニマシコの分布や生息環頓に関する知見  

は,まだ十分とはいえない。   

この論文では,北海道における鳥類の分布に関する   研究の一環として,北海道中郡・南東部における繁殖  

期のペニマシコの分布とおもな生息環境ごとの生息状  

況についてまとめた。さらにこれまで同様に卑屈状況   を明らかにしたアトリ科鳥類のカワラヒワ,マヒワ,  

】帯広畜産大宇宙塵環境学科生態系保護講座 〒080 帯広市稲田町  

一」aLboratoryorWildlifeEcology.T)epartmenLorAgro EnvironmentalSciencelObihiroUniversityof   AgricultureaJl(1VelerinaryMedicine,lnadaObihiroO80  

51−   

(3)

藤巻裕歳  

216   

はハイマツ林なとの高山植生である。平野部の大部分   ほ都市や農耕地となっており,これらの環境でまとま  

って樹木があるのは公園一神社や寺の機内,農耕地内   残存林.防風林などである。   

調査には5万分の1の地形図を解培それぞれ4区分   した区画(約5〉く5如)を設定し,1976〜19舶年の4   月ド旬〜6月F句(ただし、高棟高地では7月下旬ま   で)と1997年4月下旬〜5月中旬に378区画を調査し   た。調査期間は長期にわたっているが,この間.都市   周辺で捷宅地が広がったこと.山間部にダム湖ができ   たこと,幼齢人仁林の樹木が高くなったこと以外に,  

著しい環境変化はなかった。各区画に2kmの調査路を   1か所設lナたが,同じ区画に森林と農耕地といった異   なる環境がある場合には,それぞれに調査路を1か所   づつ設けた場合もあるので,調査祐全数は423である。   

講杏では,夜明けから8時ころまでの間に調査路を   約2ぬ/時で歩きながら片側25m.計50mの幅に出現   ずるペニマシコの個体数を数えた。同じ調査躊で2同   以上調査した場合には.個体数の多い方をその調査路   の結果とした。また,観察幅外で観察された場合にほ,  

個体数露こは含めなかったが.その調査蕗のある区画に   生息するものとした。   

調査路の環境をハイマツ札常緑針葉樹林(常緑針   葉樹の人工林も含む),針広痕交林,落葉広尭樹≠も カ   ラマツ人【▲林,潅木草原(低木林を含む鳩舎もある),  

草原,農耕地・林(観察路ぞいの環境の28好以上が1  

〜2列の防風林以外の林の場合).農耕量軋住宅地(班   案路沿いに公匪協どの緑地がある場合もある)に10区  

分した。生息環境別・標高別の組合せによる各項目ご   とに.調査路総数に対するペニマシコが出現した調査  

路数の割合を百分率で示したものを出現率とした。   

生息環境別またほ標高別の出現率の比較には,ペニ  

マシコが出現した蘭査路線数を各項目における調査路   総数の割合で配分した値を期待値としいが検定によ  

って検定した。観察個体数の差の穣定にはKruskaト   W邑1壬isの検定を用いた。   

他のアトリ科鳥類との生息環境の比較には!藤巻  

(1996a,19661),1997)のデ」夕に1997年5月中旬   までに得られた記録を追加した。  

結   果    し分  布   

ペニマシコは.主に平野部に分布していた(Fi臥   1)。ただし,札幌市や帯広市(それぞれ調査地の西  

F19.1.DistributjonofL/r8g〟ぶβ/β/r/飽ぶin6帥tr8」8nd紺uth8aSt8rn Hokk8idQ  

during柑76一周g7,CjrcIQS8how5x5kれqU8dr8tS.●=OCCUrr馴1閃.0=nO   Sighting8,Dotted8re8$hQWSthepF8in 

(4)

217  

ペニマシコの生息状況  

しなかった。   

生息環境別にペニマシコの出現率をみると(Table   l).潅木草原で81%と最も高く,次いで農耕地と農   耕地・林でそれぞれ61,60%,草原で50%で,低腰高  

の開けた頗填で高かった。森林ではカラマツ人工林で   は53%と比較的高かったが,その他のタイプの森林で  

は10−27%と低く,しかも標高501m以Lでは出現し  

なかった。高木限界上のハイマツ林ではまったく出現   しなかった。住宅地における出現率は14早苗と低くかっ  

た。このように,出現率は環境により異なっていた  

(∬2=31.785.dr=二6,P=く0.01):】   

カラマツ人工林で出現率が比較的高かったのは,幼   部と中郡に位置する)のような都市の中心部には生息  

していなかった。調査路423か所のうち,ペニマシコ   は176か所で観察された。億高別に出現率をみると  

(T8blel),用Om以下では44%,10l〜2餌mで56   軋201〜30Dmで49%であったが,それ以上では標高   が高くなるにしたがって出現率は低くなり,501〜600   mでは急激に減少Lた(∫2=11.116,dr=4.ク=  

0.029)。ペニマシコの分和ま主に棲高500m以下で.  

出現した標高上限は,調査地西部の南富良野(142.33   E)で508m,占冠(142.55E)で550m.中部の新得  

(142.55E)で460m,東部の足寄(143、55E)490nl.  

阿寒(144.ひ5E)で430mであり,6Dlm以上では出現  

T離山=.Numbersoftransectsinwhichuraguss[biricuswercrecordedandoccurrenc8r8teS((NlOf   r8nSeCtSOfoccurrenc8/Nn6ftr8nSBCtSSurV8y8d)xlOO)indifferenth8bit8tSanda[titud8S  

)nC8ntr8J8ndsouth88Stern Hokk8idoduring柑78−1997  

Altitude(m)  

\コ.■r   Habitats   Lr且nSeCt  

s11rVや1・ed  

601  Total   3口1  401−  

4〔抑   5()n   201−  

300   101  

100  200  

l1   い  

n   l(10)  

q lO(12)  

0  18(27)  

9(53)  

1a(81)  

5(50)  

巧打α叩比m呈上αrOreSt   9  

Evergr㌍¶Cqnirer‖uSrOreS1 10  

1′1ixedrorest   86 】(25)  

□ecidu皿Sbro乱d1e81・e遭わTeSt  67 1(14)  

0  1(1抑)  

0∵U川∴岬  

6(29)  

4(36)  

2(67.)  

2 4 3   

2 ■﹂U l  

のム ‖くリ 7   

1.−‖■ 1 3  

17 1(紳)  

16 10(8a)  

山九叩Ian旭tlon   Sbrub−graSSland  

Gras∬1且nd  

A離山mlantlw此仰Od   Jlgr血1turalland   Re5identialar郎1  

1() 5(10)  

84 18(49) ユ5(75)10(揖)  

110 22(44) 25(86)14(78)  

14   n l(100)  0  

5(71) 2(50)   ■  50(00)  

6(50) −   8   67(61)  

0  1(100) q   2(14)  

19、(44)15(37)1(6) 0   423 58(44) 帥(56)32(49)  

Tot山  

これらの環境別の観察個体数の差は,有意であった(H   59.696,Pく0.01)。  

3.アトリ科鳥類8積の生息環境の比較  

カワラヒワ,マヒワ,ペニマシコ,ウソ,イかレ,  

シメ6稀の出現調査路数と出現率を環境別にTable   2に示す。カワラヒワの出現率は潅木草凰単軌農    耕地・林,農耕地で非常に高く.それぞれ糾し SO,92,   

93%であったが,森林では低くなり,ハイマツ林では   0%であった。マヒワの山税率は常緑針紫樹林では50   

%と比較的高く,その他の森林ではそれに次いで高か    ったが,農耕地でほ低く,潅木草原や葦原には‡ll現し    なかった。ペニマシコの出現率は潅木草原,草原,農    耕地で比較的高く,森林で低い点はカワラヒワの場合    に似ていたが,どの環境でもカワラヒワの【l周率より   

低かった。ウソの環境別出現率はマヒワのものに似て    いたが,農耕地や住宅地ではまったく出現しない点は  

53 −    鮨林があったためである。また,その他の森林タイプ  

でペニマシコか観察されたのほ,林綾部,高圧線卜の   伐鯛弧部分的な伐採跡,風で樹木が倒れてできた開   けた場所など∴\ずれも開けた環境においてであった。  

2.生 息 数   

2hあたりのペニマンコの観集個体数は潅木草原と   草原で多く,それぞれ1.6±1.5羽(平均値+SD,以  

F同様,n】6)と】.4十2.1羽(n=1D)であった。  

農耕地・林と農耕地ではそ柑こ次いで多く,0.8二1.3   羽(n=瑚とn.5⊥0.9羽(n=110)であった。観   察何体数は森林のうちでは,比較的多かったのがカラ   マツ人工林林の0.6⊥仇沫羽(n=17)で.他の森林タ   イプでは全般に少なく,落葉広重樹林,常緑針薬樹林   針広混交林でそれぞれ0_3二1.0羽(n=67),d.1」  

D.3羽(n10),0.D5±0.2羽(れ86)であった)  

住宅地では少なく,0.1±0.4胡(n14)であった。  

(5)

藤巻裕意  

218   

T8b【e2・Occ=rrenCer8teSOfC8「血e他∫/〃/柑′C▲叩/〝〟S.Ur∂♂〟ぷ∫′■か′/ご〟占.P/rr血′/∂pr′「加/乱f卯月0〃∂  

PerSOna(aandCoccothraus(es仁OCCO(hraustesindifferenth8bitatsincentr8l8ndsouth88Stern   Hokk8jdoduri咽1876−1997  

Habitats  

5  

斑鱒卸痛路面t   削8r甘ee口叩ロiだerousf町eSt  

M玩虎=0代ぢt  

peei血ousbroad−1拍Vedfores一  

山「よェp18mt8tion  

Shrub一郎且SSl且nd   Gr8SSl且nd  

Agriculturall乱ndwithw00d   毎直印加明11且nd  

Reるidemtial且rea  

9   D   33   ︵り U 2 7 3 ﹁1 ハリ O ︐1  4    1 ・⊥ 9︼ 5 8U ﹁∂ nb 6 1  

tlT    60    36    3D   

6   

0   

U   

O   

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入U ︵U 勺U ︹U ︻J 9 ハリ 5  ウ︼ 2 .4 t∂ 6     仁U  

10   40  

√lU 亡リ 2  4  ∩リ  0 ・・墟  l  ﹁ヘリ 1  2  2  

6  8 67 17 18 10 朗 10   9 2  亡J 1 4 6  4 ▲‖U  り山  3  

9  9  9 9  

14   79   7  

マヒワの場合と逢っていた。ただし,低地で越冬する   マヒワは,少数ではあるが5月上旬まで住宅地や農耕   地で見られるので(藤巻1996a),このように遠く   まで残っていたと思われる場合を除くと,マヒワとウ  

ソの環境別出現率の遠いは小さくなる。イカルの出現   率は森林でも落葉広葉樹休で54タ右と比較的高く,農耕  

地でも森林のある環境ではそれほど低くなかった。シ  

メの出現率はイカルの場合に似ている点も見られた  

が,潅木草原や農耕地といった開けた環境における出  

現率はイカルの場合より高かった′。   

以上に述べた6種の環境別の出現率の類似度を,  

Whittak甜(1952)の百分率類似度で算出したものを   で且bl¢3に示す。これらの各種閤の頼似度にもとづ   き1それぞれの生息環境の類似性を群平均方式(L且nee  

&William81粥7.小林1995)で作成したデンド   ログラムで示す(Fig.2)。それぞれカワラヒワ・ベ  

ニマシコ,マヒワ・ウソの組合わせで類似度が高く,  

次いでカワラヒワ・ペニマシコとシメの組合わせ,さ   らにこれらの3極とイカルの組合わせの服となり,こ  

れらのグループとマヒワ・ウソとの間の類似度ほ低く  

かった。このような頸似度は,カワラヒワ・ペニマシ   コが開けた環境を好むのに対し,マヒワ・ウソは森林   を好み,イカルとシメはその中間であるが,後者の方  

はより開けた環境にも出現することを反映している。  

考   察  

ペニマシコは主に低標高の潅木革凰 草風 塵耕地  

・帆 農耕地といった開けた環境に生息していた。し   かし,農耕地・林や農耕地では,出現率がやや低く,  

観察個体数も少なかった。   

これまでの北海道における調査でも.ペニマシコは   平野部の農耕地.河川敷の潅木草原や草原などの開け  

T8blc3.Simir8rityindicesofhabit8tSarT10ngCa/duerissjbeca/C,SP/nuS,Uragussib/ricus,Pyrr力uJa   βyrr加ゎ.如p力∂〃∂β〃′ぶ¢〃きJ∂8ndCoぞCOf加 ∂〟∫J郎¢¢亡Cpf加∂〟ぷ〜eぶ.  

(力「血eZ王ぶ   【小作guぶ   Pγrr/乙uヱα   励)β蝕〕M O)ccO亡かαuβねβ   

ぷp花山5   ざ b r上ぐM   pツrrん比払   pぞ「ぷ0/旭 d  亡OCCO偽m址S∠eぷ  

α血毎打ね裏山血  

(急g血eri∂叩Im上S  

LケαgUgざibよ「よc比S  

ろ′rr九比ねpッrr九び血   和んor泊perざ0花8ね  

0.26   0.87  

0.35  

0.20   0.59   

0.78   0.55   

0.16   0.59  

0.37  

81 43 77 24 朗  

0  <U  ハリ  O  ハU   

(6)

219  

ペニマンコの生息状況  

p  ニコ√  」  

0.7   0.5   0.3   Slmilari†yindex   

0.9  

8mO咽C∂/れ∂血∫J 〃/仁∂.C・叩/〃〟ぶ.Ur∂g〟∫g伯/r/■c〟古′  

∂   な  

巻はか1979).大雪山系では標高700m台から1,3nn  

都  

藤   】,6りOmのハイマツ林(黒mほか1g71,蔽盲1976),  

知床半島では標高700〜800m(中川・藤巻1985)で  

阿   も観察されている。ただし.観察個体数は少ないuこ   れらの事実は,ペニマシコは高標高に生息しないわけ  

ニ   藤  

以   ったのは,このような調査地ではほとんどの場合1調  

的   園  

林   7トリ科6種の生息環境の比較では ペニマシコと   カワラヒワに共通点が見られた。しかし,全般にどの  

の   ザ   や   し  

の少ない都心部でもよく出現する種であった(藤巻   1981)ゥ このような.・∴しは,ペニマシコとカワラヒワの  

現  

た環境を好むが人為的に改変された所にはあまり生息  

しないといえる。  

引 用 文 頑   果  

察   宅地の繁殖期の鳥相。SLrix3:1927.  

環  

林の鳥相の比較。北林試報 8二4145.  

藤巻裕哉,1980.北海道十勝地方の鳥類1.新得山と  

杏    その付近の鳥類.山階鳥研報12:40−52.  

55  

Fig.2.Dendrogr8mShowlnghabitataffinities   Pyrr力〃/∂p/rr加/∂.如p血〃∂βe′ぶ0〃∂J  

た環境で観察されているか,所々に樹木のあるよう   モザイクヰ尤♂)環鳩の方で生息数が多い(藤巻1984.  

1995,穴閏・藤巻1984)。森札 また平野部でも   苗の公債には生息しないか,生息していても少ない(  

巻197n,黒山はか1971,藤巻ほか 柑79,F11ji   1naki&†li如\lra】982、鈴木ほか1983,川辺・  

部19軋 rujinlakj1986.19弛 伊藤・藤巻   1990)ご,ただし.森林でも助齢人工林の場台にはべ   マシコの相対健rJ,度が15%と高いような列もあり(  

巻19日【り,生息状況は潅木首席なみである。それ   外のタイプの森林で生息する場合ほ,樹冠部が比較   開いた環境であることが多い。例えば,阿寒国立公   内の森林では.ペニマシコの出現率は,良好な自然   の状態である阿寒町側で低いが.伐採の進んでいる弟   子屈側ではやや高い(藤巻・黒沢】994)。これら  

ことは.ペニマシコの生息環境は.草原と低木がモ   イクになっているような所,または森林でほ幼齢林  

一瓢伐降された所のような開けた環境であるこを示  

ている。しかし,し順ユ率や観察個体数の両方を考慮す  

ると、好適な生息環境といえるのは潅木草原のように   阜原と低木林かモザイクになっている環境である。  

在このような環境が残っているのは,大きな吋J川Il・  

下流部の河川敷だけで,農耕地や幼齢人丁林はその代   替の牛息環境であるといえよう。なお,清棲(1965)  

によると,ペニマシコは海浜などの潅木林や落葉広葉   樹休または草原などに生息するというが,今回の結   を見ると,落葉広葉樹林における出現率は低く.観   個体数も少ない。楕棲(1965)のペニマンコの生息   境に関する記述は,一郎適切ではないといえよう。   

ペニマシコの垂直分布ほ,主に楼高500m以下で,  

ハイマツ林では全く出現しなかった。これまでの調   

(7)

藤巻裕蔵  

2到】   

藤巻裕鼠19軋北海道巨勝地方の鳥類3.背広市に    おける植被と鳥類の関係.山階鳥研報13:50.−60.  

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Wllitt已k町,R‥1952.A 岳とudy of summer    roliageinsectcommunitie5intheGrestSmoky    M仇Intahs,Ecol.もlono臥Z2こl軋  

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参照

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