中 学 校
平 成12年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
外 国 語(英 語)
東 京 都 教 育 委 員 会
平 成12年 度 教 育 研 究 員(外 国 語 部 会)名 簿
男子9人 女 子5人 計14人
Na 区 市 名 学 校 名 氏 名 分 科 会 備 考
1 新 宿 区 牛 込 第 一 中 学 校 瀧 口 均 1 2 世 田 谷 区 太 子 堂 中 学 校 岸 本 聡 2
3 渋 谷 区 笹 塚 中 学 校 堀 恭 子 2
4 中 野 区 中 央 中 学 校 大 谷 祐 子 2 副世 話 人
5 杉 並 区 泉 南 中 学 校 惣 田 修 一 1
6 足 立 区 蒲 原 中 学 校 大 河 由起子 1
7 葛 飾 区 新 小 岩 中 学 校 紺 野 正 典 2 8 江戸 川 区 二 之 江 中 学 校 田 島 淑 行 2
9 八王 子 市 八王子第 六 中学校 岩 崎 浩 示 1 記 録
10 武蔵 野 市 第 五 中 学 校 並 木 聡 1
11 町 田 市 小 山 田 中 学 校 渡 邉 和 彦 1 世 話 人
12 小金 井 市 南 中 学 校 大 島 み の り 2 13 西東 京 市 田 無 第 一 中 学 校 吉 永 美 穂 1
14 利 島 村 利 島 中 学 校 田 中 智 靖 2
一
記 録
担 当 東 京都立教 育研究所統括 指導主事 本 庄 文 男
、
研 究 主 題 π
「実 際 に 英 語 を 使 用 して コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 成 す る指 導 の 工 夫 」
目 次
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研 究 主 題 設 定 の 理 由 と 研 究 の ね ら い 研究の構想
∩∠2
第1分 科 会 「イ ン タ ー ネ ッ トを 活 用 し た 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 」 … …3 1主 題 設 定 の 理 由 と研 究 の ね ら い
(1) (2)
主 題 設 定 の 理 由 研 究 の ね ら い 2研 究 の 方 法
(1)文 献 研 究 (2>授 業 研 究 3研 究 の 内 容
(1)教 室 内LANを 利 用 し た 授 業 の 実 践 事 例 く第1学 年 〉 (2)Eメ ー ル を 使 っ た 授 業 の 実 践 例 〈第2学 年>
4イ ン タ ー ネ ッ トを 活 用 す る 際 の 環 境 条 件 や 課 題
1>第2分 科 会 「実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 成 す る 音 読 指 導 」 1主 題 設 定 の 理 由 と研 究 の ね ら い
(1)主 題 設 定 の 理 由
② 研 究 の ね ら い 2研 究 の 方 法 3研 究 の 内 容
1■0乙QU4
英 語 指 導 に お け る 音 読 指 導 の 意 義 効果 的な音読 指導 の工夫
音 読 か ら コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ の 発 展 の 在 り 方
実践 事例
V研 究 成 果 と今 後 の 課 題
333444557111414141414141415171824
研 究 主 題
実 際 に英 語 を 使 用 して 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン能 力 を 育 成 す る指 導 の 工 夫
1主 題 設 定 の理 由 と研 究 のね らい
1主 題 設 定 の 理 由
21世 紀 の 地 球 社 会 は こ れ ま で 以 上 に 国 際 化 、 情 報 化 が 進 行 す る ボ ー ダ レ ス の 社 会 に な る も の と 考 え ら れ る 。 そ の よ う な 社 会 で は 、 自 分 と は 異 な る 考 え や 価 値 観 を も っ 人 達 と お 互 い に 理 解 し 合 う こ と が 必 要 に な り 、 相 手 の 文 化 や 個 性 を 尊 重 し つ つ 、 自 ら の 考 え や 意 見 を 明 確 に 相 手 に 伝 え る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 が 不 可 欠 で あ る 。
新 し い 学 習 指 導 要 領 で 英 語 が 選 択 教 科 か ら 必 修 教 科 に な り 、 英 語 で の 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 育 成 に 重 点 が 置 か れ た こ と は 、 ま さ に 時 代 の 要 請 を 受 け て の こ と で あ る 。 そ の 要 請 に 応 え る べ く 、 本 研 究 で は 実 際 に 生 徒 に 英 語 を 使 用 さ せ な が ら 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育.
成 す る こ と を 研 究 の 柱 と し た 。
2研 究 の ね ら い
実 際 に 生 徒 に 英 語 を 使 用 さ せ る に は 使 用 場 面 の 設 定 と 、 使 用 す る 必 然 性 が 求 め ら れ る 。 そ こ で 本 研 究 で は 、 使 用 場 面 の 設 定 と 必 然 性 を 保 障 す る も の と し て イ ン タ ー ネ ッ ト と い う 教 具 に 着
目 し 、 イ ン タ ー ネ ッ ト を 活 用 し た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 に つ い て 研 究 し た 。
ま た も う 一 っ の 側 面 と し て 、 英 語 の 基 礎 学 力 を 十 分 身 に 付 け さ せ た 上 で 、 英 語 を 段 階 的 に 使 用 さ せ る 試 み を 行 い 、 こ の 側 面 で は 音 読 指 導 に 注 目 し た 。 こ の2っ の ア プ ロ ー チ を 通 し て 、 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 育 成 の た め の 指 導 の 工 夫 を 行 っ た 。
皿 研 究 の構 想
っ ぎ の よ う に2つ の 分 科 会 を 設 け て 研 究 を 行 っ た 。
研究主題 実 際 に 英 語 を 使 用 し て コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 成 す る 指 導 の 工 夫
第1分 科 会 第2分 科 会
分 科 会 イ ン タ ー ネ ッ ト を 活 用 し た 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能
研究 主題 シ ョ ン 能 力 の 育 成 力 を 育 成 す る音 読 指 導
研究内容 *教 室 内 のEメ ー ル の 活 用 *音 読 の 指 導 法
*国 内 や 海 外 の 学 校 と のEメ ー ル に よ る コ ミ ュ *音 読 か らspeakingへ の 活 動
ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 *教 科 書 を 最 大 限 に 活 用 し た コ
*チ ャ ッ ト の 活 用 ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動
*テ レ ビ 会 議 *3年 間 を 見 通 した 指 導 計 画
授業研究 *擬 似 体 験Eメ ー ル *さ ま ざ ま な 音 読 指 導 の 工 夫
*リ ア ル な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と し て のEメ ー ル *音 読 指 導 か ら コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ
*チ ャ ッ ト ン活 動 へ の 発 展
一2一
皿 第1分 科 会
研 究 主 題
イ ン タ ー ネ ッ トを 活 用 し た 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 の 育 成
1主 題 設 定 の理 由 と研 究 の ね ら い
(1)主 題 設 定 の 理 由
今 日 、 教 育 の 場 で はIT革 命 の 影 響 を 受 け 教 育 機 器 が 日 々 著 し く 進 歩 し て お り 、 中 学 校 に も 情 報 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク が 急 速 に 導 入 さ れ っ っ あ る 。 し か し 、 ネ ッ ト ワ ー ク 機 器 が 導 入 さ れ 始 め て か ら ま だ 日 が 浅 い こ と も あ っ て 、 そ の 活 用 に つ い て の 研 究 は い ま だ 十 分 と は い え な い 状 況 で あ る 。
イ ン タ ー ネ ッ トを は じ め と す る 情 報 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク で は 、 リ ア ル タ イ ム で 外 国 人 と 実 際 に コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 行 う こ と が で き る 。 生 徒 は 実 際 に 生 き た 言 語 を 使 用 す る リ ア ル な 体 験 を 通 し て 「聞 く こ と 」 「話 す こ と 」 だ け で は な く 「読 む こ と 」 「書 く こ と 」 を 含 め た 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 を 伸 ば し て い く も の と 期 待 さ れ て い る 。
新 学 習 指 導 要 領 の 中 学 校 外 国 語 科 改 訂 の 基 本 方 針 に は 、 「実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 を は か る た め 、 言 語 の 実 際 の 使 用 場 面 に 配 慮 し た 指 導 の 充 実 を 図 る 」 と 述 べ て あ る 。 さ ら に 外 国 語 科 の 目 標 の 一 っ に 、 「外 国 語 を 通 じ て 、 積 極 的 に コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 ろ う と す る 態 度 の 育 成 を は か る 」 と い う 記 述 が あ る 。 即 ち 、 外 国 語 を コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の た め の 生 き た 言 葉 と し て 使 え る よ う な 授 業 実 践 が 教 室 内 で 行 わ れ れ ば 、 上 記 の 目 標 達 成 に 寄 与 す る こ と が 大 き い と 考 え る 。
そ こ で 、 英 語 の 授 業 に お け る イ ン タ ー ネ ッ ト の 活 用 に っ い て 、 実 践 上 の 課 題 を 明 ら か に す る と と も に 、 指 導 内 容 、 指 導 方 法 、 指 導 計 画 の 在 り 方 等 を 探 る こ と が 大 切 で あ る と 考 え 、
こ の 主 題 を 設 定 し た 。
(2)研 究 の ね ら い
イ ン タ ー ネ ッ ト の 魅 力 に は 、 大 き く 分 け て4っ あ る 。 検 索 、Eメ ー ル(ボ イ ス ・ メ ー ル 、 ビ デ オ ・ メ ー ル を 含 む)、 チ ャ ッ ト、 そ し て ホ ー ム ペ ー ジ に よ る 情 報 発 信 で あ る 。
検 索 の 魅 力 は 、 自 分 の 興 味 関 心 あ る 情 報 を 、 世 界 中 か ら 一 瞬 に し て 手 に 入 れ る こ と が で き る こ と で あ る 。 そ れ ぞ れ の 分 野 に お け る ス ペ シ ャ リ ス ト が 、 そ の 得 意 と す る 分 野 の 情 報 を 、 ホ ー ム ペ ー ジ と い う 形 で 提 供 し て い る お か げ で あ る 。 こ の ホ ー ム ペ ー ジ を 読 む だ け で も 、 「英 語 を 読 ん で 理 解 す る 」 と い う 能 力 を つ け る こ と が で き る と 思 う が 、 き わ め て 受 動 的 な 形 に と ど ま っ て し ま う 。 そ こ で 、 こ れ を 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に 発 展 さ せ て い く た め に 、 読 解 し た 内 容 に 対 す る メ ッ セ ー ジ メ ー ル を 作 成 す る 指 導 を す る 。 そ し て そ れ を 送 る 。 返 信 メ ー ル が 来 れ ば 、 そ れ が リ ア ル な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 第 一 歩 と な る で あ ろ う 。
こ う し た 活 動 を 発 展 さ せ る と 、 最 終 的 に は 海 外 の 学 校 と の 交 流 も 可 能 と な る 。 適 切 な 相 手 を 見 つ け 、Eメ ー ル を 活 用 し て い け ば 、 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 場 と し て 、 非 常 に
魅 力 的 な も の と な る 。 さ ら に1歩 進 ん で チ ャ ッ ト を 授 業 で 扱 う こ と が で き れ ば 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 実 践 が 教 室 内 で 可 能 と な る 。 そ れ は ま さ に 、ClassroomEnglishか らEnglish Communicationへ の 脱 皮 と な る は ず で あ る 。
こ う し た 魅 力 あ る ネ ッ ト ワ ー ク を 活 用 し 、 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 を ま ず 学 級 内 の 生 徒 同 士 で 行 う 。 次 に 国 内 の 他 の 学 校 の 生 徒 と 交 流 し 、 や が て そ れ を 海 外 に ま で 展 開 す る こ と を ね ら い と し 研 究 を 進 あ た 。
な お 、 本 研 究 で は 「生 徒 が 英 語 を 使 っ て ホ ー ム ペ ー ジ を 作 成 す る 」 と い う 内 容 は 、 生 徒 の 個 人 情 報 を 慎 重 に 取 り 扱 い た い こ と や 、 研 究 期 間 が 限 ら れ て い る た あ に 十 分 に 深 め ら れ な い こ と も あ り 、 研 究 対 象 と は し な か っ た 。
2研 究 の方 法
研 究 方 法 と し て は 、 文 献 研 究 、 授 業 研 究 を 行 っ た 。 (1)文 献 研 究
イ ン タ ー ネ ッ ト を 英 語 の 授 業 に 活 用 し た 事 例 の 先 行 研 究 は 文 字 ベ ー ス で は あ ま り 多 く は な か っ た 。 む し ろ 、 イ ン タ ー ネ ッ ト の ホ ー ム ペ ー ジ で よ い 先 行 研 究 に 出 会 う こ と が で き た 。 (2>授 業 研 究
イ ン タ ー ネ ッ トの 持 っ 機 能 的 な 魅 力(検 索 ・Eメ ー ル ・チ ャ ッ ト)を 活 用 し て 次 の よ う な 授 業 の 研 究 を 行 っ た 。
① パ ソ コ ン の 基 本 操 作 、 及 び 英 字 入 力 の 仕 方 を 身 に 付 け さ せ る 授 業
(パ ソ コ ン の 起 動 方 法 、 マ ウ ス の 使 い 方 、 ウ ィ ン ド ウ ズ の 操 作 、 ア ル フ ァ ベ ッ トの キ ー 配 列 を 覚 え る と 同 時 に 、 英 字 入 力 の 方 法 な ど 。)
② 教 室 内LANを 使 い 、 学 級 内 でEメ ー ル に よ る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 行 う 授 業
③ 検 索 を 活 用 し て 海 外 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に 発 展 さ せ て い く授 業
④Eメ ー ル(ボ イ ス ・ メ ー ル 、 ビ デ オ ・ メ ー ル)を 活 用 し た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 の 授 業(国 内 、 海 外)
⑤ チ ャ ッ ト を 活 用 し た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン活 動 の 授 業
一4一
3研 究 の 内容
(1)教 室 内LANを 利 用 し た 授 業 の 実 践 例 く 第1学 年 〉 コ ン ピ ュ ー タ 教 室 の40台 の パ ソ コ ン が 接 続 さ れ て い る れ て い る)環 境 で 、1年 生 の 生 徒 を 対 象 に 行 う 。
① 単 元 の 指 導 計 画
(LocalAreaNetworkが 構 築 さ
指 導 内 容 学 習 内 容
第1時 パ ソ コ ン の 基 本 操 作 、 及 び 英 字 入 力 の 仕 方
〈 使 用 ソ フ ト:PetitChat(プ チ チ ャ ッ ト) [FreeSoftware]〉
学 級 内 の ネ ッ ト ワ ー ク を 使 っ て 簡 単 な 単 語 や 文 章 を 入 力 し 、
お 互 い の 文 を 読 み 合 う 。
第2時 教 室 内LANを 使 っ た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 く 使 用 ソ フ ト:ど き ど き ア タ ッ ク[S社]〉
絵 と 、Whatを 使 っ た 疑 問 文 を 相 手 側 に 発 信 す る 。 相 手 側 は そ の 質 問 に 答 え る 。
A:Whatisthis?
B:It'sahat.
第3時 (本 時)
教 室 内LANを 使 っ た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動
〈 使 用 ソ フ ト:PetitChat(プ チ チ ャ ッ ト) [FreeSoftware]〉
WhoamI?2人1組 に な っ て 、 Ping‑PongCommunicationを
行 い 最 終 的 に 相 手 が 誰 な の か を 当 て る 。
② 本 時の展開
学 習 活 動 生 徒 の パ ソ コ ン操 作 指導上の配慮事項
導入 1英 字 入 力 の復 習 ①PetitChatを 立 ち 最 近 習 っ た単 語 、 文 を取 り 10分 聞 こえ て く る 単 語 、 も し く は 上 げ る。 上 げ て 発 音 す る 。(2、3
文 をで き る だ け速 く正 確 に入 ② 自分 の名 前 を入 力 し 回)。
力 す る 。 パ ー ト ナ ー と 交 代 し て チ ャ ッ ト ル ー ム に は
な が ら行 う。 い る 。(全 員 同 じ部 屋
に 入 る 。)
展開 2ど き ど き ア タ ッ ク の 復 習 ① ど き ど き ア タ ッ ク を 立 ・絵 は 、 あ らか じめ考 え さ 35分 ① 質 問 の文 と絵 を作成 して、 ち 上 げ る 。 せ て お く 。
そ れ を 相 手 側 に発信 す る。 ② 早 くで き あ が っ た と こ ・発 信 す る相 手 が 偏 らな い
② 受信 した質 問文 に対 して、 ろ は 、 パ ー ト ナ ー を 交 よ う に 配 慮 す る 。(発 信 パ ー トナ ー と と も に そ の 質 代 し、 質 問 の 文 を2っ の 相 手 を 自 動 設 定 と す
問 文 に 答 え る。 そ して そ れ 作 る 。 る 。)
を相 手 側 に発 信 す る。
③ 送 られ て きた解 答 に つ い て は、 正 解 か ど うか を相 手 に 伝 え る。
3教 室 内 チ ャ ッ ト ①PetitChatを 立 ち 上 ・自分 の相 手 が誰 な の か わ
①Doyoulike〜? げ る 。 か ら な い の で 、 最 終 的 に
What()doyoulike? ② 自分 の名 前 が相 手 に わ そ の相 手 を推 理 で き る よ
と い う 形 を 使 っ て 、 チ ャ ッ か ら な い よ う に ペ ン ネ ー う な 質 問 を 多 くす る よ う ト の 相 手 と コ ミ ュ ニ ケ ー ム(動 物 や植 物 な ど) に 指 示 す る。
シ ョ ン さ せ る 。 を 使 う。 ・ペ ァ を 組 ん で い る生 徒 に
② 時 間 を 区 切 って 、 そ の ③ あ らか じめ指 定 さ れ た は 、 一 緒 に 考 え さ せ る。
時 点 で 、WhoamI? チ ャ ッ トル ー ム に 入 る 。 ・ ペ ア ワ ー ク の 延 長 と 考 え、
と い う質 問 文 を発 す る よ (こ こ で は1対1の チ ャ ッ で き るだ け 多 くQ&Aが う に す る 。(で き る だ け ト を 行 う 。) で き る よ う に 指 示 す る。
多 くの会 話 を させ る) ・Originalityの あ る 文 を
③ 会 話 を 発 表 す る。 中 心 に 発 表 さ せ る 。
ま と め ①Who,Whatの 用 法 ① ソ フ トを オ フ に す る 。
5分 に つ い て の 確 認 を 行 う。 ② ウ ィ ン ドウ ズ を 消 す 。
② 次時の予告 ③ パ ソ コ ンを オ フ に す る。
学 級 内 の チ ャ ッ ト の 例(BがAを あ て る 。)
ABAAAAAA
Hello.11ikesports.〈 送 る 〉
Hello.Whatsportdoyoulike?〈 送 る 〉(以 下 同 様)
Ilikesoccer.
Yes,Ido.
IlikeHik∂ru{ノt∂d∂.
No,Idon't.
Ilikeramen.WhoamI?
Yes,Iam.
BBBBB
Doyoulikemusic?
Whatmusicdoyoulike?
DoyougotoJuku?
Whatfooddoyoulike?
AreyouKenji?
一6一
(2)Eメ ー ル を 使 っ た 授 業 の 実 践 例 く 第2学 年 〉
① バ ー チ ャ ルEメ ー ル を 使 っ た 授 業 の 実 践 例 ア 授 業 の 目 標
「こ ね っ と ワ ー ル ド」 と い う ソ フ ト ウ ェ ア を 使 っ て 、 擬 似 的 にEメ ー ル で 教 室 の 外 の 世 界 と 交 流 す る 練 習 を 行 う 。 生 徒 は 英 語 を 使 用 し て 行 う コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 、 世 界
に 広 が っ て い く こ と を 実 感 で き 、 関 心 ・意 欲 が 高 ま る 。 イ 実 践 事 例
(f)指 導 計 画
第1時 ア ル フ ァ ベ ッ ト入 力 の 練 習 第2時Eメ ー ル の 送 受 信 の 練 習 ①
第3時Eメ ー ル の 送 受 信 の 練 習 ②(本 時) (‑r)本 時 の 目 標
・バ ー チ ャ ル(仮 想 現 実 体 験)で は あ る が、 コ ン ピ ュ ー タ を 使 っ て メ ー ル の や り と り を す る こ と に よ っ て 、Eメ ー ル の 使 い 方 を 学 ぶ 。
・Eメ ー ル の や り と り を 通 し て 、 英 語 の4技 能 の 力 を っ け る 。 (ウ)本 時 の 指 導 過 程
学
① コ ン ピ ュ ー タ を 起 動 さ せ 、 「こ ね っ と ワ ー 導
ル ド」 を 立 ち 上 げ 、 「バ ー チ ャ ルEメ ー ル 」 が 行 え る 環 境 を 設 定 す る 。
② 前 時 の 復 習 す る 。
① 「バ ー チ ャ ルEメ ー ル 」 に 用 意 さ れ て い る ト ピ ッ ク の 中 か ら 、 自 分 で 気 に 入 っ た 話 題 を 選 び"Let'sTry!を ク リ ッ ク す る 。
② 自 分 の 名 前 を 半 角 英 字 で 入 力 す る 。
③ 画 面 上 の ガ イ ダ ン ス に 沿 っ て 進 め 、 送 信 用 メ ー ル を 完 成 さ せ て い く 。
④ 送 信 用 の メ ー ル が 完 成 し た と こ ろ で 、 配 布 し た プ リ ン ト に メ ー ル 全 文 を 写 す 。
⑤ メ ー ル 内 容 を 写 し 終 わ っ た ら 、 「送 信 」 を ク リ ッ ク し 返 信 が 来 る の を 待 っ 。
⑥ 返 信 の メ ー ル が 画 面 に 表 示 さ れ た ら そ の 文 を ま た プ リ ン ト に 写 す 。
⑦ 送 信 、 返 信 の メ ー ル を 書 き 終 え た ら 、 プ リ ン ト の 裏 に そ の 英 文 を 日 本 文 に 訳 す 。
⑧1っ の ト ピ ッ ク で メ ー ル の 送 受 信 が 終 わ っ た ら 、 同 じ 要 領 で 別 の ト ピ ッ ク を 選 び 、 同
じ 要 領 で 進 め て い く。
生 徒 を 指 名 し、 自 分 が 送 信 し た メ ー ル と 返 信 さ れ て き た メ ー ル を 読 ん で 発 表 す る 。
パ ソ コ ン が う ま く 起 動 し な い 生 徒 へ の 補 助 を す る 。
・LANシ ス テ ム を 使 い 、 う ま く 先 へ 進 め な い 生 徒 の 補 助 を す る 。
・パ ソ コ ン を 先 に 進 め る だ け で な く 画 面 に 表 示 さ れ た 文 を し っ か り 書 き 写
さ せ る 。
(エ)評 価
・ コ ン ピ ュ ー タ を あ る 程 度 使 い こ な す こ と が で き た か。
・ メ ー ル を 書 く た あ の 英 作 文 を 正 し く完 成 す る こ と が で き た か。
・ 自 分 の 作 成 し た メ ー ル を 正 し く読 む こ と が で き る か
。
・発 表 生 徒 の 英 文 を 正 し く 理 解 で き た か。
参 考HP(ホ ー ム ペ ー ジ)http://www.wnn.or.jp/wnn‑s/e‑mail/index.html
② 海 外 生 徒 と のEメ ー ル 交 換 の 実 践 例
ア 目 標
メ ー ル 交 換 を 通 し て 、 英 語 を 「読 む 」、 「書 く 」 力 を 付 け る 。 イ 指 導 の 手1順
0リ バ ー チ ャ ルEメ ー ル を 通 し て 、 メ ー ル の 書 き 方 等 を 学 ん だ 後 、 実 際 に 海 外 の 生 徒 と の メ ー ル 交 換 を 行 う 。
(イ)生 徒 を2人1組 に し て 、 以 下 の3つ の 中 か ら 、 自 分 た ち が 交 流 を し た い と こ ろ を 選 ば せ た 。
グ ル ー プA=当 区 と 姉 妹 都 市 関 係 に あ る 、 オ ー ス ト ラ リ ア 、 ベ ル モ ン ト市 に 住 む 生 徒 と の メ ー ル 交 換 行 う。
グ ル ー プB:"epalclassroomexchange"(ホ ー ム ペ ー ジ)を 使 い 、 リ ス ト に あ る 学 校 の 中 か ら 、 自 分 た ち が 交 流 を し た い 所 を 選 び 、 メ ー ル 交 換 を 行 う 。 グ ル ー プC:"epalclassroomexchange"を 使 い 、 当 校 に ア ク セ ス の あ っ た ク ラ ス 、
生 徒 と の メ ー ル 交 換 を 行 う 。 ウ メ ー ル の 実 際 例
(送 信1)
Hello.
WearestudentsofKjuniorhighschoolinAward .
WehavestudiedEnglishfortwoyears.Itisdifficultforus ,butwe studyithard.
MynameisK.Y.1'maboy.Myhobbyislisteningtomusicand cooking.Iwanttobeaveterinarian.
MynameisN.K.1'magirl.MyhobbyisplayingtheElectronic organ.Ipracticeiteveryday.Myhobbyisknitting,too.
Wewanttofindwhatyouwant.Pleasesende‑mailtoussoon.
Yourfriends, K.Y.N.K.
一g一
ウNAsA(ア メ リ 力 航 空 宇 宙 局)の カ ー 「ドを 送 る(NASAKids)
ア メ リ カ の 航 空 宇 宙 局 に つ い て 子 供 向 け に 紹 介 さ れ て い る ホ ー ム ペ ー ジ が あ る 。 こ れ を 利 用 す る と 、 宇 宙 飛 行 士 や ス ペ ー ス シ ャ ト ル の 内 部 な ど 、 美 し い 写 真 が っ い た カ ー ド をEメ ー ル で 送 る こ と が で き る 。 こ の ホ ー ム ペ ー ジ で は 、 対 話 形 式 の ゲ ー ム や ク イ ズ な ど も あ り 、 イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 し て 楽 し く 学 習 を 進 め ら れ る 。
伊)目 標
英 語 で 近 況 報 告 な ど 短 い メ ッ セ ー ジ を 書 き 、NASAの 写 真 付 カ ー ド と し て 送 信 す る 。 身 近 な 人 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 を 意 欲 的 に 実 践 で き る よ う に す る 。 (イ)指 導 過 程
カ ー ド の 英 文 を 書 く ス ペ ー ス は あ ま り 広 く な い の で 、 英 文 を そ の 場 で 考 え る こ と も 可 能 で あ る 。 送 信 先 は 友 人 や 家 族 、 あ る い はALTや 教 師 な ど か ら 選 択 す る 。 (ウ〉 評 価
作 成 し た カ ー ド を 印 刷 し 、 そ れ を 教 師 が 評 価 す る 。 完 成 し た 生 徒 の カ ー ドを 画 面 に 表 示 さ せ 、 他 の 生 徒 に 転 送 し て 生 徒 同 士 で 評 価 し あ う こ と も で き る 。 ま た 、 印 刷
し た 物 を 教 室 な ど に 掲 示 す る の も よ い 。
カ ー ドを 作 成 す る 活 動 は 、 他 に も 応 用 す る こ と が で き る 。 い く っ か の ホ ー ム ペ ー ジ で は 写 真 や イ ラ ス ト の つ い た 様 々 な グ リ ー テ ィ ン グ カ ー ド の 中 か ら 気 に 入 っ た も の を 選 び 、 自 分 で メ ッ セ ー ジ を 書 き 入 れ てEメ ー ル で 送 る こ と が で き る 。ALTや 友 人 と 誕 生 日 カ ー ドや ク リ ス マ ス カ ー ド を 交 換 し あ う こ と に よ っ て 、 生 徒 の 学 習 意 欲 を 喚 起 し な が ら 、 場 面 に 応 じ た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 て た い 。
参 考HPhttp://www.north‑pole.net/index.htm
http://www.whitehouse.gov/WH/kids/html/home.html http://www.nasa.gov/kids.html
4イ ン タ ー ネ ッ トを 活 用 す る 際 の 環 境 条 件 や 課 題
(1)必 要 な 環 境 ・設 備 ・条 件
① コ ン ピ ュ ー タ が 設 置 さ れ て い る こ と は 言 う ま で も な い が 、 そ の 他 に イ ン タ ー ネ ッ トが 接 続 可 能 な ハ ー ド ウ ェ ア ・ ソ フ ト ウ ェ ア の 設 置 、 整 備 が 必 要 で あ る 。 ま た 、 同 時 性 を 重 視 し て 相 互 にEメ ー ル を 送 受 信 す る 授 業 を 展 開 す る の で あ れ ば 、 動 画 、 音 声 を ア レ ン ジ す る ソ フ ト ウ ェ ア も 必 要 と な る 。
② イ ン タ ー ネ ッ トが 接 続 さ れ て い な い 学 校 で 上 記 の よ う な 活 動 例 を 実 践 す る 場 合 に は 、 コ ン ピ ュ ー タ 教 室 内LANシ ス テ ム を 利 用 し擬 似 体 験 を す る こ と も 可 能 で あ る 。 ま た 、 擬 似 体 験 の 可 能 な ソ フ ト ウ ェ ア も あ る の で 、 メ ー カ ー 等 に 問 い 合 わ せ て も よ い 。
② 実 践 上 の 課 題
① 実 際 に 授 業 を 行 う と 、 事 前 に は 想 定 で き な か っ た 問 題 、 トラ ブ ル が 発 生 す る こ と が あ
る 。 ス ム ー ズ に 授 業 を 展 開 さ せ る に は 、 教 員 が 、 コ ン ピ ュ ー タ に っ い て の 技 術 、 知 識 を 高 め て お く 必 要 が あ る 。 ま た 、 可 能 で あ れ ば 、 複 数 の 教 員 で 指 導 に あ た る 方 が よ り 良 く 展 開 で き る 。
② 一 番 大 切 な 点 は 、 「英 語 の 授 業 」 で あ る と い う こ と を 、 教 員 そ し て 生 徒 が 、 十 分 に 認 識 す る こ と で あ る 。 例 え ばEメ ー ル を 利 用 し た 授 業 で は 、 メ ー ル の 内 容 を 英 文 で 送 る に
し て も 、 説 明 な ど 他 の 部 分 で は 日 本 語 が 多 く な る の は 止 む を 得 な い 。
そ の 場 合 、 と も す る と 技 術 科 を は じ め と し た 他 の 教 科 と の 差 異 が 感 じ ら れ な い 授 業 が 展 開 さ れ る 可 能 性 も あ る 。 従 っ て 、 事 前 事 後 の 学 習 を 工 夫 し 、 こ う い う 形 態 の 授 業 も 英 語 学 習 の 一 環 で あ る と い う こ と を 意 識 さ せ ね ば な ら な い 。 送 信 、 受 信 し た メ ー ル を 音 読
さ せ る 、 日 本 語 に 翻 訳 す る な ど の 活 動 が 必 要 と な る 。
③ コ ン ピ ュ ー タ を 利 用 し た 授 業 で は 、 進 度 が 個 々 に 異 な る こ と が 多 い 。 ま た 、 授 業 に 直 接 関 係 の な い ソ フ ト ウ ェ ア を 稼 動 し た り 、 思 わ ぬ ト ラ ブ ル で 動 き が と れ な く な る な ど 、 様 々 な 問 題 の 発 生 も 考 え ら れ る 。 そ れ 故 、 通 常 の 授 業 以 上 に 個 々 の 状 況 を 見 る こ と が 重 要 と な る 。
④ 年 間 計 画 に ど の よ う に 位 置 付 け る か も 、 大 い に 悩 む 点 で あ る 。 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 実 践 の 一 っ と し て 位 置 付 け 紹 介 す る 程 度 で あ る の か 、 表 現 能 力 の 育 成 と し て 継 続 し た 指 導 を 行 う の か 、 事 前 に 十 分 検 討 し な け れ ば な ら な い だ ろ う 。 補 足 で は あ る が 、 今 後 は 選
択 教 科 と し て の 展 開 も 可 能 で あ ろ う 。 ・
⑤ こ の 分 科 会 の 研 究 で は 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 に 焦 点 を あ て 、 そ れ に 関 わ る コ ン ピ ュ ー タ の 利 用 に 的 を 絞 っ た が 、 授 業 で コ ン ピ ュ ー タ を 使 用 で き る 場 面 は 他 に も あ る 。 そ れ は 、 情 報 検 索 を 中 心 と し た 授 業 で あ る 。 教 科 書 会 社 が 開 設 し て い る ホ ー ム ペ ー ジ に は 、 教 科 書 の 内 容 の 補 助 資 料 と な る よ う な ホ ー ム ペ ー ジ が い く っ か 紹 介 さ れ て い る 。 そ れ を 利 用 す る こ と で 、 や や 扱 い に く い 内 容 や 、 指 導 す る 教 員 が 多 く の 研 究 を 必 要 と す る 内 容 で も 、 瞬 時 に 調 べ 理 解 を 深 め る こ と が 出 来 る 。
⑥Eメ ー ル 、 イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 し た 授 業 を 展 開 す る 際 に は 、 次 の 点 に 留 意 し た い 。
・送 信 先、 英 文 の 内 容 を 十 分 に 点 検 す る 。(生 徒 指 導 上 の 問 題 を 考 慮 す る)
・英 文 作 成 に あ た り、 辞 書 を 使 用 す る 、 翻 訳 ソ フ ト を 利 用 す る 、 パ タ ー ン を 作 成 し て お き 部 分 的 に 入 れ 替 え さ せ る な ど 、 そ の 方 法 を 考 え て お く 。
・電 子 メ ー ル 、 イ ン タ ー ネ ッ トを 利 用 す る 上 で の ル ー ル 、 マ ナ ー(一 般 に 『ネ チ ケ ッ ト』
と 言 わ れ る)を 十 分 に 指 導 し て お く 。(「 ネ チ ケ ッ ト」 に っ い て は 、 以 下 に 記 述 の 項 を 参 照 さ れ た い 。)
(3)イ ン タ ー ネ ッ トを 使 用 す る 上 で の 留 意 点
イ ン タ ー ネ ッ ト を 使 用 す る 上 で 、 以 下 の ル ー ル お よ び マ ナ ー(『 ネ チ ケ ッ ト」)を 確 認 し 事 前 に 十 分 指 導 し て お く 必 要 が あ る 。 な お 、 こ こ に 挙 げ た も の は 、 生 徒 に 指 導 す る 上 で 必 要 最 低 限 の 部 分 の み を 抜 粋 、 列 挙 し た も の で あ る 。
イ ン タ ー ネ ッ ト で は 文 字 に よ る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 大 き な 役 割 を 担 っ て い る 。 ち ょ っ と し た 表 現 が 誤 解 を 招 い た り 争 い の も と に な る の で 、 言 葉 を 選 ん で 相 手 を 傷 つ け る こ と が
一12一
な い よ う に 心 が け る 。 一
ま た 、 人 を 不 愉 快 に す る よ う な 話 や 言 葉 遣 い 、 感 情 的 な 表 現 は 避 け る 。
個 人 情 報 を 発 信 す る と き に は 、 そ れ に よ っ て 発 生 す る 可 能 性 の あ る 不 利 益 に も配 慮 す る 。 ま た 、 他 人 の 情 報 を 本 人 の 了 解 な く 公 開 し 、 プ ラ イ バ シ ー を 侵 害 し な い 。 社 会 的 評 価 を 低 下 さ せ る よ う な 内 容 も 掲 載 し な い 。
① 本 人 の 許 可 な く 、 そ の 顔 や 容 姿 な ど を 掲 載 す る と 、 肖 像 権 侵 害 と な る 。 画 像 を 添 付 し 送 信 す る と き に は 、 く れ ぐ れ も 注 意 す る 。
② 文 章 や 写 真 、 音 楽 、 ソ フ ト ウ ェ ア な ど の 著 作 物 に 関 す る 権 利 は 、 著 作 権 者 だ け が 持 っ て い る 。 こ れ を 複 製 、 転 載 し た り 、 改 変 し た り す る 場 合 は 、 著 作 権 者 の 許 諾 を 得 な け れ ば な ら な い 。
参 考HP電 子 ネ ッ ト ワ ー ク 協 議 会
「イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 す る 方 の た め の ル ー ル&マ ナ ー 集 」 よ り 部 分 的 に 抜 粋
(4)コ ン ピ ュ ー タ を 利 用 し た 授 業 の 推 進
1‑(1)主 題 設 定 の 背 景 」 に 触 れ て い た よ う に 、 新 学 習 指 導 要 領 の 目 的 、 目 標 を 達 成 す る た め に 、 コ ン ピ ュ ー タ の 利 用 は 非 常 に 有 益 で あ る 。 と い う の は 、 直 接 面 と 向 か っ て 対 話 す
る こ と が 苦 手 な 生 徒 に と っ て 、 「話 す こ と 」、 「聞 く こ と 」 を 違 う 形 で 実 現 で き る か ら で あ る 。 ま た 、 「読 む こ と 」、 「書 く こ と 」 の 指 導 も 同 時 に 行 え る 利 点 も 見 逃 せ な い 。
上 記 ② で い く っ か の 問 題 点 、 今 後 の 課 題 を 挙 げ た が 、 そ れ ら を 解 決 す る こ と に よ り 、 良 い 効 果 を 期 待 で き る で あ ろ う 。 積 極 的 に 自 己 を 表 現 し 、 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 を 図 る た め に 、 コ ン ピ ュ ー タ を 利 用 す る こ と は 新 し い 試 み で は あ る と 思 う が 、 今 後 多
く の 学 校 で 推 進 し て い く べ き で あ る と 考 え る 。
四 第2分 科 会
研 究 主 題
実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 を 育 成 す る 音 読 指 導
1主 題 設 定 の 理 由 と 研 究 の ね ら い (1)主 題 設 定 の 理 由
「実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 を め ざ す 」 英 語 の 授 業 を 展 開 し て い く過 程 で 、 ほ と ん ど す べ て の 英 語 科 教 員 が 教 科 書 の 音 読 を 実 施 し て お り 、 音 読 が 効 果 的 な 指 導 法 の 一 っ で あ る こ と は 広 く 認 め ら れ て い る 。 各 学 校 ご と に 地 域 や 生 徒 の 実 態 が 異 な っ て い た と し て も 、 多 く の 教 員 が 「生 徒 全 員 が 教 科 書 を す ら す ら と 音 読 で き る よ う に な る こ と 」 を 指 導 目 標 に 掲 げ て い る 。
し か し、 音 読 は 簡 単 に 実 践 で き る 指 導 法 で あ る に も か か わ ら ず 、 そ の 基 礎 的 ・理 論 的 な 意 義 が 意 外 に 深 め ら れ て い な い 実 情 が あ る 。 特 に 、 実 践 的 な コ ミ3ニ ケ ー シ ョ ン能 力 の 育 成 に 音 読 が ど の よ う に 結 び つ い て い く の か に っ い て の 説 明 は 十 分 と は 言 え な い 。 ま た 、 音 読 を 効 果 的 に 実 施 す る た め に は ど の よ う な 工 夫 を す べ き か に っ い て も 、 十 分 に 検 討 さ れ て
い る と は 言 い 難 い 状 況 が あ る 。
そ こ で 、 本 研 究 で は 基 礎 的 な 音 読 練 習 を 、 よ り 応 用 的 ・発 展 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ と 高 め て い く プ ロ セ ス に 注 目 し 、 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 の 育 成 に っ な が る 音 読 練 習 の 在 り 方 を 探 る こ と に し た 。
② 研 究 の ね ら い
① 英 語 の 授 業 に お け る 音 読 指 導 の 意 義 を 探 る
② 様 々 な 音 読 指 導 の 工 夫 を す る
③ 音 読 か ら コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ の 発 展 の 在 り 方 を 探 る
2研 究 の 方 法 (1)文 献 研 究
東 京 都 立 研 究 所 の デ ー タ ベ ー ス 、 及 び イ ン タ ー ネ ッ ト に 公 開 さ れ て い る 文 献 等 か ら 、 音 読 に 関 す る 資 料 を 調 べ 、 効 果 的 な 指 導 方 法 を 学 ん だ 。 様 々 な 「音 読 の 仕 方 」 が あ る こ と を 確 認 し た 。
(2)質 問 紙 調 査
生 徒 の 実 態 を 把 握 す る た め に 音 読 に っ い て の 意 識 調 査 を 実 施 し た 。
㈲ 授 業 研 究
授 業 研 究 を 行 い 、 効 果 的 な 音 読 指 導 の 在 り 方 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ の 発 展 の さ せ 方 を 探 っ た 。
3研 究 の 内 容
(1)英 語 の 授 業 に お け る 音 読 指 導 の 意 義
① 音 読 と は 何 か
一14一
「音 読 」 と は 教 科 書 の 文 章 を 声 を 出 して 読 む こ と を 意 味 す る。 「音 読 が 上 手 で あ る 」 と い う場 合 、 次 の よ う な 下 位 の 構 成 要 素 を も っ て い る。
アイウエオカ
単 語 が 読 め る 。 正 し く 発 音 で き る 。
音 を 流 れ と し て と ら え 、 リ ン キ ン グ で き る 。 間 の 取 り 方 が 分 か る 。
目 が 文 の 先 へ 先 へ と 追 い か け ら れ 、 っ ま ず か な い 。 息 が 十 分 に 吸 え て 発 声 に ボ リ ュ ー ム が あ る 。 内 容 を 理 解 し 、 感 情 を 込 あ て 読 む こ と が で き る 。
② 音 読 の メ リ ッ トと デ メ リ ッ ト
音 読 に は 全 体 音 読 、 グ ル ー プ 音 読 、 ペ ア 音 読 、 個 人 音 読 な ど が あ り、 教 師 に と っ て は 授 業 準 備 の 手 間 が か か らず 、 生 徒 に と っ て は簡 単 に 取 り組 あ る 学 習 活 動 で あ る 。
声 を 出 して 読 む こ と で 「読 め る 」 「読 あ な い 」 の 判 断 が しや す く 学 習 活 動 の 途 中 経 過 が よ く分 か る。
一 方、 音 読 は機 械 的 な 活 動 に 陥 り や す く、 た だ の 「棒 読 み 」 に な って し ま う危 険 性 が あ る。 全 体 読 み で は 、 個 別 生 徒 の 声 が 聞 き 取 り に く く、 生 徒 の 学 習 状 況 が 把 握 し に く い 場 合 が あ る 。
③ 音 読 に っ い て の 生 徒 の 意 識
都 内 公 立 中 学 校 の2年 生 と3年 生400人 を 対 象 に 質 問 紙 調 査 を 実 施 し た と こ ろ 、 次 の よ うな 結 果 が 得 られ た 。
◆ 「英 語 を 声 に 出 して 読 む こ と の よ さ は 何 だ と 思 い ま す か 」(複 数 回 答)
… … ・・「英 単 語 や 英 文 が 暗 記 し や す く な る」66%
… … … 「英 語 ら し い 発 音 を 身 に 付 け ら れ る」54%
… … 「英 語 を 話 せ る よ う に な る た め に 必 要 」37%
◆◆◆
「あ な た は教 科 書 を声 に 出 して 読 んで い ます か 」
「あ な た の ク ラ ス メ ー トは 教 科 書 を 声 に 出 し て 読 ん で い ま す か 」
「声 を 出 して 教 科 書 を 読 む こ と は 楽 し い で す か 」 … …
「は い 」62%
「は い 」81%
「と て も楽 し い 」 「楽 しい 」40%
… … … 「あ ま り楽 し く な い 」 「楽 し く な い 」48%
「楽 し く な い 理 由 は 何 で す か 」 … … 「単 語 が 読 め な い 」 「自信 が な い 」 「恥 ず か しい 」 な ど こ の 調 査 か ら 、 生 徒 は 音 読 の 意 義 を あ る 定 程 度 認 識 し て い る こ と や 、 自 分 以 上 に 他 の ク ラ ス メ ー ト が 声 を 出 し て い る こ と を 意 識 し て い る こ と が 分 か る 。
さ ら に 、 ふ だ ん の 授 業 に お け る 観 察 法 に よ っ て 把 握 し た と こ ろ に よ れ ば 、 音 読 が 上 手 に で き る よ う に な り た い と 思 っ て い る 生 徒 は 多 い 。 ま た 、 音 読 に は 自 分 で 英 語 の 音 声 を つ く る 楽 し み が あ る と 感 じ て い る 生 徒 も 少 な く な い 。 全 体 読 み で は 個 人 が 埋 没 す る の で 、 そ の こ と に 気 安 さ を 感 じ る 生 徒 と 、 そ こ で 気 を 抜 い て し ま う 生 徒 が い る 。
学 年 進 行 で 言 え ば 、 学 年 が 上 が る に っ れ て 声 を 出 す 生 徒 が 少 な く な る 傾 向 が あ り 、 効 果 的 な 音 読 を 実 施 す る う え で の 課 題 と な っ て い る 。
(2)効 果 的 な 音 読 指 導 の 工 夫
① 楽 し く 音 読 で き る よ う な 授 業 の 雰 囲 気 作 り を す る
声 を 出 す こ と が 楽 し い と 感 じ ら れ 、 失 敗 し て も 許 さ れ る と い う 安 心 感 の あ る 授 業 の 雰 囲 気 を 作 る 。 そ の た め に は 、 全 体 音 読 → グ ル ー プ 音 読 → ペ ア 音 読 → 個 人 音 読 、 の 順 序 で
●
活 動 を 行 い 、 あ る 程 度 練 習 を し た 後 、 個 人 の 発 表 に 移 る よ う に 工 夫 す る 。
② 「ど の よ う に 音 読 す れ ば よ い の か 」 と い う 観 点 を 生 徒 に 示 す
音 読 は 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 成 す る た め の 基 礎 作 り の 活 動 で あ る 。 生 徒 に 「コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 意 識 し た 音 読 が で き る よ う に な る こ と が 大 切 だ 」 と い う 観 点 を 音 読 練 習 の 前 に オ リ エ ン テ ー シ ョ ン と し て 示 す 必 要 が あ る 。
生 徒 に 示 す べ き 音 読 指 導 の ポ イ ン ト と し て は 次 の こ と が あ る 。 OSpeed・ …(読 み の 速 度)
OPronunciation…(発 音) OClearness・ ・(声 の 明 瞭 さ) OLoudness・ ・(声 の 大 き さ)
ORhythm(イ ン ト ネ ー シ ョ ン 、 ス ト レ ス な ど) OContent(話 の 内 容 、 感 情 移 入 も 含 む) OAttitude(姿 勢 の よ さ 、 ア イ コ ン タ ク ト な ど)
こ れ ら の ポ イ ン トを 段 階 的 に 身 に 付 け さ せ る 指 導 に よ り 、 機 械 的 な 繰 り返 し の 音 読 に 止 ま ら ず 、 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 を 育 成 す る た め の 応 用 的 ・発 展 的 な 活 動 に 結 び つ け て い く こ と が で き る 。
応 用 的 ・発 展 的 な 活 動 、 例 え ば 、Explanation(生 徒 が 外 国 人 指 導 員 に 日 本 の 文 化 や 生 活 習 慣 等 を 英 語 で 説 明 す る)、Show&Tell、Speech、Dramaな ど の 活 動 で は 音 読 練 習 と の 関 連 を 図 り っ つ 、 生 徒 の 個 別 指 導 に 当 た る こ と が で き る 。 例 え ば 、 生 徒Aに は
「SpeedとLoudnessに 注 意 し て 音 読 練 習 を し よ う。 そ う す れ ば 、 も っ と 効 果 的 なSpeech が で き る 」 生 徒Bに は 「Attitudeに 注 意 し よ う 。 そ う す れ ば も っ と 楽 し いShow&Tell の 発 表 が で き る 」 と い う よ う に 指 導 で き る 。
③ 様 々 な 音 読 の 方 法 を 使 い 分 け る
様 々 な 音 読 の 方 法 を 、 実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 と の 関 係 を 考 慮 して 整 理 し た 。
区分 名 称 活 動 内 容 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン活 動 と の 関 連
1語 ・単 語 を1語 ず っ リ ピ ー ト す る。 ・単 語 の 発 音 が で き る。 読 み ・1語 読 み で 席 順 に 読 む。 ・語 の ス ト レ ス に な れ る。
全
句読み ・文 を 意 味 の ま と ま り に 区 切 って 読 む。 ・意 味 の ま と ま り を っ か む。
体 ・初 期 段 階 で は 、 実 際 に ま と ま り ご と に、 ・音 を 流 れ と し て と ら え、 リ ン ス ラ ッ シ ュ を 入 れ て 読 む 。 キ ン グ が で き る 。
音 Buzz 一 定 の 時 間 内 に文 章 を何 回 読 め るか に挑 戦 ・音 を 流 れ と し て と ら え 、 リ ン
Reading さ せ る 。 キ ン グ が で き る 。
読 ・自 然 な ス ピ ー ドで 発 音 で き る。
同 時 読 み ・モ デ ル と 同 じ速 さ で 読 む。 ・ リ ズ ム を っ か む。
指 ・シ ャ ドー イ ン グ の 前 段 階 の 練 習 ・自然 な ス ピ ー ドで 発 音 で き る。
導 shadow一 ・モ デ ル の 後 を 「0.1秒遅 れ て 読 む 感 じで」 ・ ス ピ ー ド に な れ る。
ing 同 時 通 訳 を して い る よ う に読 む 。 ・間 の 取 り方 が わ か る。
・感 情 を 込 め て 発 音 す る。
●
一16一
ペ ア 音 読 指 導
制限時間 読み
暫 帰
・ 「こ の ペ ー ジ を30秒 以 内 で 読 み ま し ょ う」
と い う指 示 で 、 説 明 文 な ど を 交 互 に 一 文 ず つ 読 む 。
・音 を 流 れ と し て と ら え 、 リ ン キ ン グ が で き る。
・ 自然 な ス ピー ドで 発 音 で き る 。
役割読み ・役 割 を決 め て対 話 文 を読 む。 ・相 手 の 目 を 見 て 読 む 。 内 容 を 理 解 し て 読 む 。
状況設定 読み
・役 割 を 決 め、 状 況 を 自 由 に 設 定 し て 、 対 話 文 を 読 む 。
・風 邪 を ひ い て い る二 人 の 会 話, 老 人2人 の 会 話 な ど 、 状 況 を
自 由 に 設 定 。
・使 用 場 面 を 意 識 して 読 む 。
個 人 音 読 指 導
'一 .・
Lookup
・教 科 書 を 黙 読 さ せ た あ と、 教 師 の 合 図 に よ って 、 教 科 書 を 見 な い で 音 読 さ せ る 。
・無 理 な く暗 唱 す る。
・Speakingの 基 礎 作 り 。
制限時間 読み
・ 「こ の ペ ー ジ を30秒 以 内 で 読 み ま し ょ う」
と い う指 示 で 、 説 明 文 な ど を 読 む 。
・音 を 流 れ と し て と ら え、 リ ン キ ン グ が で き る。
自然 な ス ピ ー ドで 発 音 す る 。 Last
Sentence Dictation
・LSDと 呼 ば れ る こ と も あ る。
・教 科 書 を 閉 じ てCDを 聞 き、 教 師 が Pauseで 止 め た 後 の 英 文 を 生 徒 が 言 う 。
・Listeningの 能 力 の 伸 張。
・ 内 容 を 理 解 し て 読 む。
・ 自 然 な ス ピ ー ドで 発 音 で き る。
(3)音 読 か ら コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ の 発 展 の 在 り 方
① ペ ア 音 読 指 導 か ら 「プ ラ ス ワ ン 」 活 動 へ の 発 展
ペ ア 音 読 指 導 の 「役 割 読 み 」(役 割 を 決 め て 対 話 文 を 読 む)や 「状 況 設 定 読 み 」(役 割 を 決 あ 、 状 況 を 自 由 に 設 定 し て 対 話 文 を 読 む)の 活 動 を 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ と 発 展 さ せ て い く た め に 、 「プ ラ ス ワ ン」 活 動 を 取 り入 れ る こ と が で き る 。
「プ ラ ス ワ ン」 活 動 と は 、 教 科 書 の 文 章 そ の ま ま で は な く 、 ど こ か で 生 徒 が 独 自 の 表 現 を 入 れ て 音 読 を 進 め る 方 法 で あ る 。 対 話 文 の 答 え の 箇 所 や 、 説 明 文 の 「意 見 」 を 述 べ
る 箇 所 で 、 自 分 の 気 持 ち や 考 え を 表 現 で き る 。
② 個 人 音 読 指 導 か ら 、 「聞 く こ と 」 「話 す こ と 」 へ の 発 展
個 人 音 読 指 導 の 「LastSentenceDictation」 は 、CDの 発 音 を よ く 聞 い て い な け れ ば 、 ど こ でPause(停ih)が 入 っ た か が 分 か ら な い こ と も あ っ て 、 生 徒 の 聞 く 力 を 伸 ば す の に 効 果 が あ る 。 ま た 、 全 体 音 読 や ペ ア 音 読 、 個 人 音 読 を あ る 程 度 行 っ た 後 、 本 文 の 英 語 が あ る 程 度 す ら す ら と 言 え る よ う に な っ た 段 階 で こ の 活 動 を 行 え ば 、 「話 す 力 」 を 伸 ば す の に 効 果 が あ る 。
③ 音 読 練 習 に 使 用 す る 教 材 の 工 夫
教 科 書 の 本 文 を も と に 、 実 際 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 場 面 に 近 い 形 に 書 き 直 し た 対 話 文 を 作 成 し 、 音 読 練 習 に 用 い る と 効 果 的 で あ る 。 こ の 対 話 文 は ペ ア で の 音 読 練 習 が し や す く 、 簡 単 な 英 語 で 自 己 表 現 が し や す い よ う に 主 語 「"1"」 で 始 め ら れ る こ と を 配 慮 し て 作 成 し た 。 日 常 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 場 面 を 意 識 し 作 成 し た も の で あ り 、 周 期 的 に 用 い る こ と に よ り 確 実 に 暗 唱 で き る よ う に 指 導 す る 。
(4)実 践 事 例
以 上 の よ う な 基 本 的 な 考 え 方 に 基 づ き 、 「実 践 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 を 育 成 す る 音 読 指 導 」 に つ い て の 授 業 研 究 を 行 っ た の で 、 実 践 事 例 と し て 報 告 す る 。
【実 践 事 例1】 変 化 に 富 ん だ 音 読 練 習 か ら 実 践 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動 へ の 展 開
① 本 事 例 に お け る 音 読 指 導 の 工 夫
アイウエオ
1回 ご と の 練 習 時 間 を 短 く設 定 し て 生 徒 の 集 中 力 を 持 続 さ せ る 。
変 化 に 富 ん だ 練 習 し、 同 じ英 文 を く り 返 し読 ん で も 飽 き さ せ な い よ う 工 夫 す る 。
「ど の よ う に 音 読 し て ほ し い の か 」 と い う 観 点 を 生 徒 に 伝 え る 。 全 体 練 習 か ら ペ ア 同 士 で の 練 習 ヘ ス ム ー ズ に 移 れ る よ う に 配 慮 す る 。
個 人 音 読 の 場 面 で は 相 手 の 目 を 見 て 話 せ る よ う に 「Read&Lookup」 を 心 が け る よ う に 指 示 す る 。
② 単 元 の 指 導 計 画 使 用 教 科 書:NewHorizonBook1
導入 と全体音読練 習
第1時 Unit7Startingout 「1語 読 み 」 「句 読 み 」 「BuzzReading」
な ど 。
第2時 由 美 た ち の 冒 険 謎 の マ シ ン(1)(2) 内 容 理 解 と全 体 音 読 練 習 、 グ ル ー プ 音 読 練 習 、 ペ ア 音 読 練 習
第3時
(本 時) 由 美 た ち の 冒 険 謎 の マ シ ン(1×2}
全 体 音 読 練 習 と 場 面 や 登 場 人 物 の 気 持 ち を 考 え た グ ル ー プ 音 読 練 習 。 「役 割 読 み 」 な ど 。
ペ ア 音 読 練 習 で 感 情 を 込 め て 読 む 。 相 第4時 由 美 た ち の 冒 険 謎 の マ シ ン(1)(2) 手 を 意 識 しeyecontactを 取 る た め に 、
Read&Lookupを 心 が け さ せ る 。
個人 音読
第5時 由 美 た ち の 冒 険 謎 の マ シ ン(1×2) LastSentenceDictation プ ラ ス ワ ン 活 動
第6時 Let'stryandwrite オ リ ジ ナ ル 脚 本 を 音 読 練 習 オ リ ジ ナ ル 脚 本 の 暗 唱
③ 本 時の展 開
過程 指 導 内 容 学 習 内 容 評 価 の 観 点
導 入
1Greeting あ い さ っ 楽 し い 授 業 の 雰 囲 気 が
で き て い る か 。 2全 体 音 読 前 時 の 内 容 を 思 い 出 し な が ら 音
読(BuzzReading)
自 由 に ウ ォ ー ム ァ ッ プ し よ う と し て い る か 。
一18一