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第3学年 算数科学習指導案

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Academic year: 2021

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(1)

第3学年 算数科学習指導案

児 童 男9名 女7名 計16名 授業者 川 原 和 久

単 元 名 かけ算の筆算(1)

指導事項 2位数や3位数に1位数をかける乗法の計算について理解し,その計算が確実に できるようにするとともに,それを適切に用いる能力を伸ばす。

のぞむ児童の姿 ・乗法の筆算の仕方を,具体物や図,式を用いて自分なりにかき表して,伝える。

・乗法の筆算を確実にできるようにする。

単元の目標

○2~3位数×1位数の筆算の仕方について,乗法九九などの基本的な計算を基に できることのよさに気づき,学習に生かそうとする。 【関心・意欲・態度】

○2~3位数×1位数の筆算について,数の構成や既習の乗法計算を基に考え,表 現したりまとめたりすることができる。 【数学的な考え方】

○2~3位数×1位数の筆算の手順を基にして,計算が確実にできる。 【技能】

○2~3位数×1位数の筆算の仕方について理解する。

○乗法の結合法則を理解する。 【知識・理解】

1 単元について

(1)児童について

児童は,第2学年で乗法九九を学習してきた。第3学年では,第1単元での0の乗法や分配法 則,さらには10の段のかけ算や,12×4などの九九の範囲を少し超える乗法についても学習 してきている。これらの学習が,本単元の学習を進める上での基礎となる。レディネステストを 基に児童の実態を見てみると,第2学年までの学習内容はだいたい理解できているが,14×3 を分配法則を用いて考える問題については,つまずく児童が何人かではあるが見受けられた。本 単元が始まる前に,既習の乗法の概念・乗法九九・分配法則等を復習しておく必要がある。

(2)単元を通して身に付けたい力について

被乗数が何十,何百の乗法,すなわち,20×3や300×5などの計算は10や100を単 位として考えれば1位数どうしの乗法(乗法九九)に帰着できることを理解させ,そのことを活 用して計算ができるようにさせていきたい。また,乗法の筆算方式とともに,その計算の原理や 手順についての理解を図りたい。また,単元終盤では乗法の結合法則について学習する。児童の 多様な考えを大事にして,結合法則の理解につなげていきたい。

単元を通し,かけ算の答えの見つけ方を考え,説明するという活動を取り入れていく。その拠 り所として,模擬貨幣・テープ図・アレイ図などを用いて考えたり自分の言葉で伝えたりする活 動を取り入れたい。また,どのように考えたかを図でかき表したり,説明をかいたりするなどし て,思考過程が分かるようなかき表し方を身に付けさせたい。(手立て2)

学習では,ペア学習や全体交流の中で,自分の考えを伝えたり友達の考えを聞いたりして,多 様な考えを学び合い,乗法の意味理解と筆算の確実な定着を図りたい。(手立て3)

研究の実践

【手立て1】指導過程の工夫・・・単元計画の見直し,ワークシートの活用,適用問題の工夫

【手立て2】かく活動・・・・・・自分の考えや答えの見つけ方を,ふき出しを使って説明を かく。

【手立て3】相互交流・・・・・・それぞれの考え方を説明し,考え方などについて話し合わ

せる。自分の考えを相手に伝える。自分の考えを確かなも

のにしたり,深めたりする。

(2)

2 単元指導計画(全16時間)

①何十,何百のかけ算

第1時

・プロローグ,既習の乗法の概念・乗法九九・分配法則等の復習 第2時

・何十×1位数の計算

第3時

・何百×1位数の計算

②2けたの数に1けたの数をかける計算

第4時(本時) ・2位数×1位数(部分積が1桁)の計算の仕方を考える。

第5時

・2位数×1位数(部分積が1桁)の筆算による計算 第6時

・2位数×1位数(一の位の数との部分積が2桁)の筆算

第7時

・2位数×1位数(十の位の数との部分積が2桁,及び部分積がみな2桁)の筆 算

第8時

・2位数×1位数(部分積を加えたときに百の位に繰り上がりあり)の筆算

③3けたの数に1けたの数をかける計算

第9時

・3位数×1位数(部分積がみな1桁)の筆算

第10時 ・3位数×1位数(一,十の位の数との部分積が2桁)の筆算

第11時

・3位数×1位数(部分積がみな2桁,および部分積を加えたときに繰り上がり あり)の筆算

第12時

・乗法の結合法則

④倍の計算

第13時

・倍の第二用法 第14時

・倍の第一用法

⑤まとめ

第15・16時 ・学習内容の習熟(力をつけるもんだい・しあげ)

3 本時の指導(4/16)

(1)目標

2位数×1位数(部分積がみな1桁)の答えの見つけ方について考え,正しく計算できる。

(2)仮説との関わり

【手立て1 指導過程の工夫】

・時間短縮と全体交流の時間の確保のための学習プリント活用,適用問題の工夫

【手立て2 かく活動】

・自力解決において,図や式などを使って自分の考えをかきあらわす。

【手立て3 相互交流】

・全体交流で,自分の考えを説明したり,友達の考えと比べたりする。

・ペア学習で,学習のまとめを確認し合う。

(3)

(3)展開

○学習活動 ●主な発問 ・指導上の留意点 《評価》

つ か む

6 分

1 本時の課題を確認する。

○問題提示

○立式する。

23×3

○課題確認

・問題は紙板書で提示し,児童には学習プリン トを用意する。

・言葉の式を確認し,それぞれの数値が何を表 しているかを明らかにする。

29

2 課題を解決する。

○自力課題の見通し

●どんな方法で考えればよいでしょう。

・テープ図で考える。

・図で考える。

・23を20と3に分けて考える。 等

○自力解決

●説明もかきましょう。

テープ図

23を20と3に分けて考える

3 考えを交流する。

●それぞれの発表について,考え方などに ついて話し合いましょう。

・すぐに方法が出ない場合には,算数コーナー を利用して既習事項を思い出させ,自力解決 の見通しが持てるようにする。

・考えが進まない児童には,前時までに学習し たことをもとにしてヒントを与える。

・早く終わった児童は,他の方法でも考えるよ うに指示する。

・お互いに計算の仕方について説明し合うこと で,課題解決にせまる。

23×3の計算のしかたを考えよう。

1まい23円の画用紙を3まい買います。

代金はいくらですか。

【手立て2 かく活動】

・自分の考えをかく。その際,ふき出しを 用い,自分が選んだ方法で

23×3の計算の仕方を説明できるよう 順序立ててかくようにする。

【手立て3 相互交流】

・全体交流で,自分の考えを説明したり,

友達の考えと比べたりする。

23を20と3に分けて 20×3=60

3×3= 9

69

23円 23円 23円

《数学的な考え方》

2桁×1桁の答えの見つけ方を説明す ることができる。

(学習プリント)

(4)

ま と め る

10

4 学習内容をまとめる。

5 適用問題に取り組む。

①31×3 ②24×2

③43×2 ④21×4

6 学習を振り返る。

●ふりかえりを書きましょう。

・それぞれの考えについて,質問・良かった点 を出し合う。

・キーワード 「分ける」

・分かったことなどを振り返り,次時の意欲に つなげる。

(4)評価計画

評価規準 概ね満足できる状況 支援を要する児童への手立て

《数学的な考え方》

2桁×1桁の答えの見つけ方 を説明することができる。

2桁×1桁の計算は,被乗数を 分ければよいこと気付き,答えの 見つけ方を説明している。

2桁×1桁の計算をするとき に,被乗数を何と何に分ければ いいか考えさせる。

《技能》

2桁×1桁の計算の仕方が分 かり,適用問題を解くことがで きる。

2桁×1桁の計算の仕方につ いて,被乗数を分けて計算するこ とができる。

まとめの際に使用した掲示や プリントを活用し,2桁×1桁 の計算の仕方のヒントを与え る。

(5)板書計画

1まい23円の画用紙を3まい 買います。代金はいくらですか。

23×3の計算のしかたを考え よう。

23×3

○方・テープ図

・図

・ひき算

よかったところ

・○○○○ ・○○○○ ・○○○○

①31×3 ②24×2 ③43×2

④21×4

キーワード「分ける」

○ふ 友達の考え① 友達の考え② 友達の考え③

《技能》

2桁×1桁の計算の仕方が分かり,適用 問題を解くことができる。

(学習プリント)

【手立て3 相互交流】

・まとめた後,ペアで本時のかけ算の計算

の仕方を説明し合う。その際,まとめを

活用し,ペアで教え合いながら説明でき

るようにする。

参照

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