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腐食センターニュース No. 052 2010年1月

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潤滑油と腐食(その2)

― さび止め油について ―

出光興産(株)営業研究所 長瀬直樹

1.はじめに

鉄は,今日の機械文明を支える重要な金属材料であり,今後とも工業材料の中心的存在 であり続けると思われる.鉄はさびるという欠点をもっているため,さびを防ぐ技術を必 要とする.さびを防ぐ技術として,さび生成の要因である水や酸素などの腐食要因物質を 金属表面から遮断する方法が取られる.このような防錆手段の中に,塗装・めっき・さび 止め油による方法がある.このうち,塗装やめっきは,鉄の表面に塗料あるいは他の金属 を厚く被覆して防錆効果を発揮するもので,数10μm~1mm未満の膜厚を有し,数年に わたる長期から半永久的な防錆を目的としている.一方,さび止め油は,鉱油と油膜調整 剤で形成された薄い油膜,及び油膜中の防錆添加剤が鉄の表面に吸着して防錆効果を発揮 するものであり,塗装やめっきの 1/10~1/1000 の膜厚で,金属製品の加工過程や加工部 品の保管・輸送過程のような限られた期間の一時的防錆を目的とするものである.さび止 め油に要求される防錆期間としては,1 週間程度から数年迄と広範囲に渡っており,目的 とする役割(防錆期間)が過ぎた後には,容易に除去できることも求められる.そのため,

さび止め油の多くは1μm以下の薄膜で屋内6ケ月程度の防錆性をもち,しかも塗装やめ っきとは異なり容易に脱脂できる特性を有している1.これらのことから,塗膜厚さ当た りの防錆性で見る限りさび止め油の油膜は,塗料や樹脂膜にはとうてい期待できない安価 で良質な防錆塗膜であると言える.ちなみに,さび止め油以外の様々な潤滑油(エンジン 油,ギヤー油,油圧作動油等)にも防錆作用を付加する防錆添加剤が添加されている.し かし,使用中に潤滑系統に混入する水分によるさびを防ぐものであり,薄膜で防錆性を発 揮するものではないことがさび止め油とは異なる.

さび止め油の体系としては,第2次世界大戦中に軍事物質の輸送・保管時の防錆のため,

米国で精力的に研究され,MIL規格が整備された2.日本では,1959年にMIL規格に準 拠したさび止め包装方法通則(JIS Z0303)が制定された.1980年に,さび止め油のすべ ての品質規格,及び試験法がJIS K2246としてまとめられた.その後の日本産業界,とく に自動車・鉄鋼産業の飛躍的な発展とともにさび止め油の需要も増大した.これに伴って,

さび止め油に対する要求性能も多様化し,JIS 規格にとらわれない独自のさび止め油を選 定する需要家が多くなっている.そうはいっても,さび止め油の基本体系として重要であ ることに変わりないので,本稿ではJIS規格を中心に解説する.

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2 2.さび止め油の種類と特徴

さび止め油は,基本的には防錆添加剤と油膜調整剤を石油系基剤に溶解または分散させ たものである.表1に示すように,JIS規格(JIS K2246: 2007)では3,指紋除去形さび 止め油・溶剤希釈形さび止め油・潤滑油形さび止め油・ペトロラタム形さび止め油・気化 性さび止め油の5種類に分類され,さらに膜の性質や粘度などにより 15種類に細分され ている.

表1 さび止め油のJIS分類3

2.1 指紋除去形さび止め油

指紋除去形さび止め油は,金属部品等に付着した指紋を除去する能力を付与したもので,

製造工程間で手作業などにより指紋が付着した機械部品の防錆に用いられる.

2.2 溶剤希釈形さび止め油

溶剤希釈形さび止め油は,ミネラルスピリットや灯油のような軽質溶剤に酸化ワック ス・ラノリン・樹脂・潤滑油基油等の油膜調整剤と防錆添加剤を配合したもので,固体膜 から油状膜を作るものまで幅広い種類がある.金属部品に塗布し一定時間が経過すると,

軽質溶剤が揮発して添加剤の濃縮された膜を形成する.主として,製造工程間や出荷時の 防錆に用いられる.

記号 膜の性質 主な用途

指紋除去形さび止め油 NP-0 低粘度油膜 機械一般,機械部品などに付着し た指紋の除去及びさび止め 溶剤希釈形さび止め油 NP-1 硬質膜 屋内及び屋外でのさび止め NP-2 軟質膜 主として屋内でのさび止め 3種 1号 NP-3-1 軟質膜

2号 NP-3-2 中高粘度油膜

NP-19 透明,硬質膜 屋内及び屋外でのさび止め ペトロラタム形さび止め 油 NP-6 軟質膜 転がり軸受のような高度な機械仕

上げ面などのさび止め 潤滑油形さび止め油 1種 1号 NP-9 低粘度油膜

2号 NP-8 低粘度油膜 3号 NP-7 中粘度油膜 2種 1号 NP-10-1 低粘度油膜 2号 NP-10-2 中粘度油膜 3号 NP-10-3 高粘度油膜 気化性さび止め油 1種 1号 NP-20-1 低粘度油膜 2号 NP-20-2 中粘度油膜

密閉空間内でのさび止め 1種

1種 2種

4種

主として屋内でのさび止め

(水置換形)

1種

金属材料及び金属製品のさび止 め

機器類内部の一時的さび止め

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3 2.3 ペトロラタム形さび止め油

ペトロラタム形さび止め油は,溶融したペトロラタムやワックスに防錆添加剤を添加し たもので,常温で半固体状を呈するため,加熱溶融して使用される.溶剤希釈形のうちの 固体膜を示すものとともに防錆性が非常に強いので,転がり軸受のような高度な機械仕上 げ面の防錆や長期防錆用として使用される.

2.4 潤滑油形さび止め油

潤滑油形さび止め油は,揮発性の低い潤滑油基油に防錆添加剤と油膜調整剤を添加した もので,金属材料,金属製品,及び鋼板加工部品の防錆等に用いられる.

2.5 気化性さび止め油

気化性さび止め油は,常温で高い蒸気圧を示す気化性防錆剤を潤滑油基油に添加したも ので,梱包容器内の機械部品や金属容器内面等,密閉空間内での防錆を目的とする場合に 用いられる.

3.さび止め油に使用される基剤の法規制

従来,日本で市販されているさび止め油の8割以上にバリウムスルホネートや酸化ワッ クスのバリウム誘導体等の油溶性バリウム化合物が使用されてきた.これらのバリウム化 合物の安全性については,1980年に米国環境保護庁(EPA)4により制定された有害廃棄 物規制に端を発し様々な議論を呼んだ.結局,防錆添加剤に用いられるバリウム化合物に ついては規制対象にならないと判断されたが,欧米ではこのころからさび止め油のバリウ ムフリー化が進んだ.日本では,「水溶性バリウム化合物」が2000年に制定されたPRTR 法5で規制対象となっているが,さび止め油に使用される油溶性のバリウム化合物につい ては対象外である.しかし,欧米への輸出部品に塗布するさび止め油にはバリウムフリー 化が求められ,また油溶性バリウム化合物が何らかの工程で水溶性バリウム化合物に変化 した場合には規制対象物質となる.そのため,日本でも輸出部品を中心にバリウムフリー 化への取り組みが進み始めている.

4.さび止め油の成分と作用機構

表2に示すように,さび止め油の組成は,防錆添加剤,油膜調整剤,及び基剤から成り 立っている6.防錆添加剤としては,金属スルホネート・エステル化合物・金属石鹸・脂 肪酸類・アミン塩等が用いられている.油膜調整剤は適当な膜を形成させるもので,ワッ クス・ペトロラタム類・重質油・樹脂等がある.基剤は,防錆添加剤と油膜調整剤を溶解,

あるいは分散するためのもので,溶剤や石油系鉱油等が用いられている.

さび止め油の作用には,① 腐食要因物質の遮断,② 水置換性,③ 腐食要因物質の中和,

の3つが挙げられる.

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表2 さび止め油基材と添加剤6

4.1 腐食要因物質の遮断78

図1に示すように,さび止め油中の防錆添加剤が金属表面に緻密な吸着膜を形成してい る.さらに,その上層にミセル,油膜調整剤,及び基油の膜が存在すると言われている.

図1 さび止め油の防錆膜概念図7

金属表面 ミセル

防錆添加剤 吸着層 基油膜層

(油膜調整剤)

金属表面 ミセル

防錆添加剤 吸着層 基油膜層

(油膜調整剤)

品名 品種内容

防錆添加剤 ス ルホネート 金属スルホネート(Ba,Ca,Na等)

 (油溶性) エ ステル化合物 高級多価アルコールのオレイン酸エステル等 金属石鹸 酸化ワックスのBa,Ca,Na塩等

脂肪酸類 高級脂肪酸金属塩等 防錆添加剤 ア ミン,アミン塩 DICHAN,DIPAN等  (気化性) 低級脂肪酸 カプリル酸,カプロン酸等 防錆添加剤 ス ルホネート Naスルホネート

 (水溶性) ア ミン化合物 モルフォリン,アルカノールアミン等 ア ミン塩,アミド類 アルケニルコハク酸アミド等 高級脂肪酸 オレイン酸,ナフテン酸等 金属石鹸 脂肪酸K塩等

エ ステル化合物 多価アルコールの脂肪酸エステル等 油膜調整剤 ワックス類 パラフィンワックス等

ペトロラタム ホワイト ペト等 重質油 ブライトスト ック等 樹脂・ポリマー類 石油樹脂,ポリマー等

基材 軽質溶剤 第二石油類の溶剤

重質溶剤 第三石油類の溶剤 軽質潤滑油 第三石油類の石油系鉱油 中質潤滑油 第四石油類の石油系鉱油 重質潤滑油 第四石油類の石油系鉱油 その他 グリコール類 エチレングリコール等

EP付加物 アルキルフェノールエ トキシエーテル等 PAG化合物 ポリエチレングリコール等

酸化防止剤 BHT,PAN,ジフェニルアミン等 金属不活性剤 ベンゾトリアゾール等

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これらの防錆添加剤・油膜調整剤・基油からなる防錆膜が水・酸素・その他の腐食要因物 質の金属表面への侵入を遮断している.まず,防錆添加剤分子は,分子中の極性基が金属 表面に吸着する.この吸着は,静電的相互作用に基づく物理吸着と,吸着分子の化学的変 化をともなう化学吸着であり,配位結合,電子移動型錯体の形成及び水素結合によるもの である.くわえて,配列した防錆添加剤分子同士,あるいは油膜調整剤や基油との間のフ ァンデルワールス力による相互作用によって,さらに疎水性の高く強固な混合吸着層を形 成していると考えられる.

最近では,単に金属表面に吸着するだけでなく,金属表面を改質(不動態化)する防錆 添加剤を活用する場合もある.また,廃棄物削減や作業環境改善のため,遮断効果を維持 しながら防錆膜の薄膜化が図られている.

4.2 水置換性8

さび止め油の効果を最大限に発揮するためには,清浄な金属面にさび止め油を塗布すべ きである.しかし,実際には前工程での洗浄後にたとえ目に見えなくても結露していたり,

前工程の加工で使用した水系加工液が付着したまま,金属表面にさび止め油を塗布される 場合が多い.このため,さび止め油が防錆性を発揮するためには,金属表面に付着した水 を置換し取り除くことが必要である.水置換作用の原理について,水が付着している金属 を油に浸漬すると水-油-金属が接する点においては,図2に示すような準平衡状態が起 こる. 次式で定義される置換エネルギーDWOが負になると,水が油に置換される.

WO=γSO-γSW=γWO・cosθ ここで,γSO,γSW,γWOは,それぞれ 固体/油,固体/水,及び水/油の間の 表面張力,θは後退接触角である.さび 止め油には必ず固体への吸着性を持つ界 面活性剤(防錆添加剤)が用いられてい るので,程度の差はあるにしても水置換 性がある.特に,水置換性を求められる

場合には,DWOが負になる添加剤を添加 図2 さび止め油の水置換作用8 して,格段に水置換性を向上している.

最近では,切削油などを中心に加工油の水系化が進んでおり,さび止め油の水置換性は ますます重要になってきている.

4.3 腐食要因物質の不活性化8

図1に示したように,防錆添加剤はミセルを作りコロイド状で油中に分散しているもの も多い.このミセルは,極性基を内側に配向しているため,水,酸などの腐食要因物質を 取り込む性質がある.この性質を可溶化といい,この作用によって塗膜中に侵入してくる

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腐食要因物質を捕獲する.腐食要因物質の混入が予想される場合には,防錆膜中に侵入し てくる酸性物質を中和するために,さび止め油に塩基性の添加剤を添加することが多い.

腐食要因物質について,従来は防錆期間中に外部から飛散してくる海塩粒子やSOXガス などを対象としてきた.最近では,前工程加工後の洗浄工程の省略等により,さび止め油 が塗布される金属表面に水系加工液中の腐食要因物質や摩耗粉が介在することが多くなっ ている.このような場合には,水系加工液中の腐食要因物質によってさび止め油を塗布す るとき既にさび始めていることがある.そのため,さび止め油に対しては,単に水系加工 液を置換するだけではなく,腐食要因物質の中和能力もより求められるようになってきて いる.

5.さび止め油の適用例

もっともさび止め油の需要の多い自動車・鉄鋼用途での適用例を紹介する.表3に,自 動車用パネル材の製造工程における鋼板用さび止め油の使用例を示す.鋼板用さび止め油 は,鋼板出荷用さび止め油・洗浄用さび止め油・KD出荷用さび止め油に分類すること ができる.(※Knock Down=部品を輸送し,輸送先で組み立てること)

表3の各工程において,防錆性に差のある2種類のさび止め油の適用事例を図3に示す.

表3 自動車パネル材の製造工程に使用されるさび止め油とその要求性能 製造工程 使用するさび止め油 要求性能 製鉄所

調質圧延 (水系)調質圧延液 ・水系調質圧延液の置換 性,不活性化

防錆塗布 鋼板出荷用さび止め 油

梱包・保管・出荷 ・積層状態,暴露状態で

の防錆性 自動車工場(輸出)

開梱

洗浄(レベリング) 洗浄用さび止め 油 ・洗浄性

プレス加工 ・プレス時の潤滑性

溶接・接着 ・溶接性・油面接着性

(梱包・KD・輸出) (KD出荷用さび止め油) ・(防錆性)

脱脂・化成処理 ・脱脂性,化成処理性

塗装 ・塗装なじみ性

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図3 防錆性に差のある 2 種類のさび止め油の適用事例

鉄鋼メーカーで生産される鋼板(冷間圧延鋼板や表面処理鋼板等)は,冷間圧延・焼純 後に,水系の調質圧延液で仕上げ圧延される.そのため,水系の調質圧延液が付着したま ま潤滑油形さび止め油に相当する鋼板出荷用さび止め油が塗布され,コイルまたは積み重 ねた切り板状で保管されて,自動車メーカー等のユーザーに出荷される.そのため,鋼板 出荷用さび止め油には積層状態と暴露状態での防錆性が求められ,さらに水系調質圧延液 の置換性と不活性化も求められる.自動車用内板用途については,洗浄工程を通さず直接 プレス加工されることが多いため,プレス加工時の潤滑性も要求される.自動車用外板用 途については,プレス加工前に塗装後の塗装鮮映性に影響する鋼板表面の微細なゴミや金 属粉を洗浄除去する必要があり,低粘度の溶剤希釈形さび止め油の一種である洗浄用さび 止め油が用いられる.通常,洗浄後の鋼板はそのままプレス加工され,工場内で一時保管 されて,その後組み立てラインに移行される.そのため,洗浄用さび止め油には防錆性に

防錆性に優れる さび止め油

防錆性に劣る さび止め油 コイル材

(鋼板出荷用 さび止め油)

自動車パネル

(洗浄用 さび止め油)

自動車部品

(KD出荷用 さび止め油)

防錆性に優れる さび止め油

防錆性に劣る さび止め油 コイル材

(鋼板出荷用 さび止め油)

自動車パネル

(洗浄用 さび止め油)

自動車部品

(KD出荷用 さび止め油)

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くわえて洗浄性や潤滑性も要求される.洗浄用さび止め油に求められる暴露防錆期間は,

通常1ケ月以内である.要求される防錆期間がこれ以上になるときや,プレス後の鋼板を 輸出・海上輸送する場合には,溶剤希釈形さび止め油の一種であるKD出荷用さび止め油 がプレス加工後に塗布される.いずれのさび止め油を用いる場合でも,プレス加工後の鋼 板は,溶接,及び接着されアルカリ脱脂されてさび止め油が除去され,化成処理後に塗装 される.したがって,上記のさび止め油には,溶接や接着に影響しないこと,アルカリ脱 脂性に優れること,化成処理や塗装に影響しないことも必要である.

このように,さび止め油はただ単に金属部品を防錆するだけでなく,前工程の影響を排 除し後工程に影響を残さないことが重要である.

近年,さび止め油を取り巻く環境が多様化している.さび止め油は,様々な高機能金属 製品の防錆に適用され,さらに世界中の様々な腐食環境での防錆が求められている.さび 止め油開発メーカーでは,ますます多様化する材料と環境に適したさび止め油の開発に取 り組んでいる.

参考文献

1) 小山三郎: 出光技報, 34 (1991), 14.

2) 笠岡頸: 防錆管理, 26 (1982), 18.

3) JIS K2246:2007 さび止め油: 日本規格協会, (2007), 4.

4) 川村一網: 防錆管理, 25 (1981), 25.

5) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR).

6) 防錆管理士テキスト 第1分冊A-3, 防錆技術協会, (2004), 17.

7) 桜井俊男, 玉井康勝: 応用界面化学, 朝倉書店, (1968), 465.

8) 桜井俊男: 石油製品添加剤, 幸書房, (1979), 246, 249.

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