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工学部 機械知能工学科 機械知能工学科

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Academic year: 2021

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(1)

工学部 機械知能工学科 機械知能工学科

熊 谷 正 朗

[email protected]

MB-07/Rev 18-1.0

メカトロニクス基礎

RDE

第07回

東北学院大学工学部

アナログ信号

アナログ回路

(2)

今回の到達目標

○ アナログ信号・周波数特性・取り扱い

◇アナログ信号とデジタル信号の違いを

説明できる

・ 連続量のアナログ、離散のデジタル

◇周波数特性について説明できる

・ 正弦波に対する応答と周波数

◇アナログ信号の取り扱いについて

注意を払うことができる

・ ノイズへの注意とその対策

(3)

アナログとデジタル

○概要

◇アナログ信号による情報・信号の表現

・ アナログは電圧の大きさなどをそのまま 情報の値としてとして使う。

・ 値は連続的なものと解釈する。

→ 1.00000Vと1.00001Vは異なる値

◇デジタル信号による情報・信号の表現

・ 電圧の高低などはっきりした状態の違いで 表す数種(一般に2種)の値のみを使う。

※針と数字の違いではない

↑電圧

↑値

→時

(4)

アナログとデジタル

○比較

◇1本の線で表現できる情報の多さ

・ アナログ:信号として区別できるだけ

→ 回路の分解能/精度が重要

・ デジタル:

一般に

2種類のみ

→次回

→ 多くの情報には複数本・時分割必要

◇作りやすさ

・ ア:規模は小さいが、作り方の影響大

・ デ:規模は大きいが、繋げば動く

(ある程度まで)

アナログ:連続

デジタル:大小OnOff(2値)

数本で一式

連続で一式

(5)

アナログとデジタル

○比較

◇信号の強さ

・ アナログ:ゴミが混じったら値が変わる

=信号が影響を受けやすい

・ デジタル:値を決める境界に達しなければ 値は変化しない=影響を受けにくい

アナログ:連続

デジタル:大小OnOff(2値)

値が変わる↓

+ノイズ

境界を越えなければOK

↓ノイズ

(6)

アナログとデジタル

○デジタル化の流れとアナログの必要性

◇回路規模

(と速度)

以外はデジタルが有利

・ 半導体の微細化技術で解消

◇それでもアナログが必要

・ 世の中の現象はアナログ

※温度、位置、速度、圧力などの状態量

→ センサは原理的にはアナログ

・ デジタル回路も根本はアナログ的現象

→ 理解や扱いに基礎知識として必要

(7)

アナログの特性の表現

○アナログなものの性質の表現

◇入力値と出力値の関係 (時間に依存しない)

・ 直流的(変化のない)状況での特性

・ (想定する使用範囲で、瞬間ごとに) 常に成立している関係

・ 係数(増幅率や感度)、数式、入出力グラフ 何か

回路、センサ等

入力 出力

出 出

(8)

アナログの特性の表現

○アナログなものの性質の表現

◇周波数応答 (時間変化に対する特性)

・ ある周波数の正弦波を入力したときの 出力を評価。→様々な周波数での反応

・ 線形なら同じ周波数・周期の正弦波が出る。

・ 大きさの変化と時間的ずれで評価。

何か

(9)

周波数応答

○なぜ正弦波か?

◇信号の周波数での理解、分解

・ フーリエ級数・フーリエ変換:

※+ 余弦波

任意の信号を正弦波への分解と合成

・ どのくらいの頻度の現象まで対応すれば よいか?

例)秒10往復, 6000rpm=秒100回転

・ 正弦波&余弦波のピュアさ

微分: sin → cos → -sin → -cos → sin

・ 他領域との親和性:振動、制御

(10)

周波数応答

○正弦波応答

◇正弦波信号: x(t)=A sin (2π

t+θ)

・ x(t): 値 (電圧他、対象となる物全般)

・ t [s]:時間 ・A:振幅 ・f [Hz]:周波数(回/秒)

・ θ[rad]:初期位相、時刻0[s]での値を決める

・ 2πf t [rad]: t=0~1[s]の間に0~2πf

=三角関数で、f 周期分

時刻 1[s]

f個の波(例 f=4)

θ=0 θ

A

(11)

周波数応答

○正弦波応答

◇入出力の正弦波の比較

・ 振幅の比率:増幅率[倍:単位無し]

出力振幅÷入力振幅 >1:増幅 0~1:減衰

・ タイミングのずれ:位相(差)[deg

(rad)

]

入 出

入力 振幅

出力 1周期=360度 位相 振幅

※二つの振幅 (片振り)振幅 p-p(値,振幅)

※peak-peak 進みor 遅れ

→遅れ

←進み

(12)

周波数応答

○正弦波応答

◇ゲイン[dB:デシベル]の導入

・ ゲイン[dB]=20 log

10

(増幅率)

・ 主な値:

1倍=0[dB] 10倍=20[dB] 100倍=40[dB]

0.1(1/10)= -20[dB] 0.01(1/100)= -40[dB]

◇デシベルの意義

・ 桁が変わるような特性を表しやすい

・ 直列時:増幅のかけ算→ゲインの足し算

-40 -20 0 20 40[dB]

0.01 0.1 1 10 100[倍]

100[倍]

{0.01, 0.1, 1}↓10

(13)

周波数応答

○周波数特性/周波数応答

◇周波数に対するゲイン(増幅率)と位相

・ 「どこまで使えるか」(帯域)が分かりやすい。

・ 信号のタイミングずれ(

主に

遅れ)が見える。

増幅率位相

2 1

0 -90

2倍に増幅 遅れ無し 2倍に増幅 若干遅れ

ほぼ増幅なし(1倍) 遅れが目立つ

ほとんど出力出ず。

① ② ③ ④

周波数

(14)

アナログ信号とノイズ

○回路に飛び込んでくる不要な信号

◇ノイズの例

・ ランダムに値がぶれる (ホワイトノイズ)

・ 特定の周波数の波が加わる (例:50Hz)

・ ひげ(スパイク)状の変化が生じる

◇ノイズ≠誤差

・ 誤差はものの特性、ノイズは別由来

ランダム 周期的 スパイク(周期的)

(15)

アナログ信号とノイズ

○ノイズの発生原因と影響

◇発生源と伝播経路

:発生源

:伝播

モータ インバータ

電源装置

センサ

処理回路 PC等 電磁波経由

静電結合経由

特にブラシ付 外部電源

ライン

(16)

アナログ信号とノイズ

○ノイズの問題と対応

◇ノイズの問題

・ アナログ信号は電圧などが値そのもの

→ ノイズが加わると値が変わる

・ 一般には完全に除去できない=入ったら終

◇ノイズへの対応

・ 入らないようにする。

発生源の対応、ノイズを受けにくくする。

・ フィルタなどで除去する。

回路

シールド

=導電囲い 残↓

↓の影響が少ないことが デジタルの利点

参照

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