平成
30年7月27日
目次
Ⅰ 事業紹介
1
都市再生機構の事業(概要)
2
ESG課題への取組み
3
賃貸住宅
4
都市再生
5
災害復興等
……… 3
……… 4
……… 5
……… 7
……… 9
Ⅳ 参考資料
1
都市再生機構の概要
2
平成29年度業務実績
3
平成30年度計画の概要
4
平成30年度予算(資金計画)
5
都市再生債券の発行実績
6
第三期中期計画の基本方針
7
経営改善計画の趣旨
8
経営改善計画の概要
……… 25
……… 26
……… 27
……… 29
……… 30
……… 31
……… 32
……… 33
1Ⅲ 資金調達及び都市再生債券の概要
1
資金調達方針
2
平成30年度予算(資金調達)
3
都市再生債券の概要
……… 21
………22
………23
Ⅱ 平成29年度決算のポイント
1
経営成績
2
経営改善の進捗状況
……… 12
……… 17
3
民間事業者や地方公共団体と協力し、都市再生を推進します。
全国都市再生の推進
構想、企画、諸条件のコーディネート
パートナーとして事業参画
1 都市再生機構の事業 (概要)
民間事業者、地方公共団体と役割分担しながら、大規模な基盤整備を伴う事業や密集市街地整備など、
政策的意義の高い都市再生を推進しています。
東日本大震災の復興支援等、被災地の復興や都市の防災機能強化を支援します。
市場において不足している高齢者や子育て世帯向けの賃貸住宅など、住宅弱者のためのセーフティーネット
機能を含め社会的に必要な賃貸住宅を供給しています。
民間事業者、地方公共団体と役割分担しながら、大規模な基盤整備を伴う事業や密集市街地整備など、
政策的意義の高い都市再生を推進しています。
東日本大震災の復興支援等、被災地の復興や都市の防災機能強化を支援します。
市場において不足している高齢者や子育て世帯向けの賃貸住宅など、住宅弱者のためのセーフティーネット
機能を含め社会的に必要な賃貸住宅を供給しています。
賃貸住宅を適切に維持管理し、豊かな生活空間を提供します。
約73万戸の居住者の方との信頼関係を大切にした維持管理
高齢者や子育て世帯など多世代が安心して居住可能な環境整備
被災地の復興や都市の防災機能強化を支援します。
災害に強いまちづくりの推進
安全で快適な郊外生活を実現するまちづくりを目指します。
少子高齢化への対応、環境共生、安全・安心なまちづくり
魅力ある郊外や地方居住の実現
ニュータウン業務の早期完了
都市再生
賃貸住宅
災害復興
ニュータウン
ひばりが丘パークヒルズ(東京都) 大手町(東京都) 女川町(宮城県) 撮影:新建築社写真部 越谷レイクタウン(埼玉県)4
2 ESG課題への取組み
当機構は、
「人が輝く都市をめざして、美しく安全で快適なまちをプロデュース」
することを使命に、都市の国際競争力や防
災機能の強化、少子高齢化、環境問題など、重要な社会的課題の解決に「住まい・環境・まちづくり」を通じて貢献します
当機構は、
「人が輝く都市をめざして、美しく安全で快適なまちをプロデュース」
することを使命に、都市の国際競争力や防
災機能の強化、少子高齢化、環境問題など、重要な社会的課題の解決に「住まい・環境・まちづくり」を通じて貢献します
E:環境への取組み
まちや住まいづくりを進めていくにあたり環境について配慮すべき視点を取りまとめ、「環境配慮方針」を宣言
地球温暖化対策実行計画として”UR-eco Plan2014”を策定・公表(平成26年3月)
平成30年度計画におけるCO
2排出の削減量:H17年度を基準として58,000トン
S:社会への取組み
都市の国際競争力強化や地方都市の活性化、密集市街地の整備改善等の事業の実施
超高齢社会に対応した住まい・コミュニティーの形成
被災地の復興計画策定支援、復興まちづくり事業の推進
ダイバーシティの推進(女性活躍推進アクションプランの策定、働き方改革 等)
G:コーポレート・ガバナンス
内部管理体制の構築
・理事長・副理事長・理事をもって構成する理事会や経営会議において、中期計画や年度計画等の
重要事項、経営状況の分析等に関する事項について審議
・監事・監査室による業務監査、被監査部門に対する改善事項の指摘・指導
コンプライアンス基本方針・行動規範・マニュアルの策定
コンプライアンス推進体制の整備(理事長を委員長とするコンプライアンス委員会、コンプライアンス相談窓口等)
豊洲二・三丁目地区(東京都) 津田北町(大阪府) (団地景観フォト&スケッチ展応募作品) 平成29年度環境報告書(ダイジェスト)表紙74.6万戸 74.2万戸 73.7万戸 72.9万戸 H26 H27 H28 H29
3 賃貸住宅
(マーケットへの的確な対応)
5家賃収入と管理戸数の推移
戦略的なブランディング
■平成19年12月に策定した「UR賃貸住宅ストック再生・再編方針」に基づき、資産価値向上に資する投資や民間企業との連携
及び建替事業等によるストックの更新により、多様化するニーズに対応した賃貸住宅を供給
■リノベーション住宅 (多摩ニュータウン南大沢学園二番街(東京都八王子市)) ■上質なエントランス (品川八潮PT潮路南第一ハイツ(東京都品川区)) ■イケアとURに住もう。 (ヴェッセル木場南(東京都江東区))様々なニーズへの対応
投資事例
民間企業連携
団地再生事業による建替え
■人と自然が一体となったコミュニティの形成 (コンフォール草加松原(埼玉県草加市))ストックの良質化(ポートフォリオの改善)により、
家賃収入は同水準を維持
5,419億円 5,430億円 5,437億円 5,429億円 家賃収入 管理戸数イメージキャラクターに吉岡里帆さんを起用
地域医療福祉拠点化のイメージ・具体的な取組み事例
3 賃貸住宅
(多様な世代が安心して居住可能な環境整備)
車いすやベビーカーも 移動しやすい屋外環境UR賃貸住宅団地
高齢者が安心・安全に 住み続けられる住宅 多世代のニーズに あった住宅 医療・福祉施設等の充実 団地の資源を活用した多世代 交流の機会の創出、生活支援 サービスの導入 外出したくなる屋外環境 6地域医療福祉拠点化に取組んでいる団地
128
団地
(平成29年度末時点)団地の豊かな屋外空間を生かし
ながら、多様な住宅(シェアハウス・
菜園付き住宅・サービス付き高齢者
向け住宅等)や医療・介護・生活
支援施設を整備。団地内集会所
多摩平の森(東京都日野市)
平成32年度までに100団地
程度、平成37年度までに150団地
程度の形成が目標地域医療福祉拠点化
“多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まち<ミクストコミュニティ>”の実現を目指す取組み
をふれあい交流活動の拠点として活用することなどで、コミュニ
ティ醸成・地域づくりを行い、健康増進・介護予防を推進して
います。
※「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「住生活基本計画」上、地域医療福祉拠点化の対象団地は「都市再生機構団地(大都市圏のおおむね1,000戸以上の団 地約200団地が対象)の地域の医療福祉拠点化」と位置付けられており、取組んでいる上記128団地のうち、85団地が対象となります。【整備イメージ】
出典:東京圏国家戦略特別区域第10回東京都都市再生分科会(平成28年12月) 「©INCREMENT P CORPORATION」 ※地下1・2階に整備予定 国際都市東京の玄関口に相応しい高水準のバスターミナル機能の確保に向け、整備に時間差のある3つの再開発地区を
跨いだバスターミナルの整備・一体的な運営を実現
再開発組合が、民間敷地内において実施する市街地再開発事業において、機構が3つの組合再開発事業で段階的に整備
される、公益性の高い機能であるバスターミナル床を取得し、一体的に保有・管理運営を実施
国際都市東京の玄関口に相応しい高水準のバスターミナル機能の確保に向け、整備に時間差のある3つの再開発地区を
跨いだバスターミナルの整備・一体的な運営を実現
再開発組合が、民間敷地内において実施する市街地再開発事業において、機構が3つの組合再開発事業で段階的に整備
される、公益性の高い機能であるバスターミナル床を取得し、一体的に保有・管理運営を実施
【位置図】
現在の状況4 都市再生
(都市の国際競争力強化のための都市再生プロジェクト推進)
74 都市再生
(コンパクトシティ実現等の地域活性化)
地方再生コンパクトシティの取組み
都市のコンパクト化と地域の稼ぐ力の向上に、ハード・ソフト両面から総合的 に取組む地方再生のモデル都市として国交省、内閣府が32都市を選定 機構は、国と連携してモデル都市の取組みを集中的に支援国と連携してモデル都市の取組みを支援
事例紹介:飯塚本町東地区(福岡県飯塚市)
機構は、飯塚市が進めるコンパクトな中心市街地のまちづくりにおいて、 計画策定等の初動期コーディネート、土地区画整理事業の技術支援 (一部受託)等を通じ、市のまちづくりを支援中心市街地における都市機能・居住の誘導
従前 区画整理の 技術支援 (換地設計等) ◆土地区画整理事業の施行 ◆商店の再配置と再建 ⇒商業活性化研究会(分科会)の立上げ、運営事務局 ◆子育て支援機能の導入⇒「街なか子育てひろば」の立地 ◆まちなか居住の推進 ⇒政策支援、地権者組織の運営事務局 コーディネート (地権者組織の 運営支援等) URの支援 飯塚市の取り組み 街なか子育てひろば <優良建築物等整備事業> オーヴィジョン飯塚本町 従後 都市再生のモデル都市(32都市) 出典:国土交通省HP 85 災害復興等
(原子力災害被災地域における復興支援)
大熊町・双葉町・浪江町の復興拠点(計3地区、約117ha)を中心に、各町の復興まちづくりを支援
大熊町・双葉町・浪江町の復興拠点(計3地区、約117ha)を中心に、各町の復興まちづくりを支援
【事業受託】
○中野地区(50ha)
・「働く拠点」として、一団地の復興再生拠点 市街地形成施設事業を町から受託 (H29.10) ・平成30年1月工事着工【計画策定支援】
○双葉駅西側地区(24ha)
・「住む拠点」として、住宅、公共公益施設等 の整備を検討。【事業受託】
○大川原地区(18ha)
・一団地の復興再生拠点市街形成施 設事業を町から受託(H29.4) ・平成29年9月工事着工【計画策定支援】
○大野駅周辺・下野上エリア(860ha)
・平成29年11月 特定復興再生拠点区域 復興計画認定 ○大熊町新庁舎発注者支援 ○災害公営住宅、福島再生賃貸住宅、 交流施設、医療・福祉施設基本計画 ○特定復興再生拠点区域等基本計画 等【事業受託】
○棚塩地区(49ha)
・産業団地整備事業を町から受託(H29.12) ・平成30年4月工事着工【計画策定支援】
○中心市街地再生具体化方策検討浪江町
大熊町
双葉町
産業用地 中野地区土地利用計画図 ・アーカイブ拠点施設 ・産業交流センター ※図中の計画は現時点での計画であり、今後変わる場合があります。 町役場新庁舎 至 いわき 至 仙台 大川原地区完成イメージ模型 町営住宅 棚塩地区完成イメージ図 大規模水素製造拠点施設 無人航空機滑走路 <計画の概要> 概ね5年程度で避難指示解除を目指し、 住民を受け入れる環境を整備。 ・計画期間:H34.9まで ・避難指示解除の目標:H34年春頃まで (JR大野駅周辺はH31年度末頃まで) 20km 国道6号 JR常磐線 常磐富岡IC 富岡駅 浪江駅双葉町
大熊町
浪江町
©INCREMENT P CORPORATION 福島第一 原子力発電所 帰還困難区域 居住制限区域 避難指示解除準備区域 (仮)双葉IC 常磐自動車道 特定復興再生拠点区域 JR常磐線不通区間: 平成31年度末までに全線が 運転再開される見通し 浪江IC 双葉駅 (仮)大熊IC 大野駅 棚塩地区 中野地区 大川原地区 中心市街地 双葉駅西側 大野駅周辺・ 下野上 9平成28年台風10号(岩手県岩泉町)
(H28.8.30) ・ 復興まちづくり計画策定支援等を実施平成28年熊本地震
(H28.4.14(前震)、H28.4.16(本震)) ・災害公営住宅の整備等の支援を実施 ・復興土地区画整理事業の推進に向けた技術 支援等を実施 火災による被害状況糸魚川市駅北大火(新潟県糸魚川市)
(H28.12.22) ・復興まちづくり計画策定支援を実施 台風による被災状況事前防災まちづくり支援に係るコーディネートの実施
東日本大震災などの経験を踏まえながら、高台への公共施設の移転や防災拠点となる都 市公園整備に係る技術的な支援を実施 地震による被災状況5 災害復興等
(
復旧・復興支援、事前防災の取り組み
)
災害により被災した地方公共団体の要請等を受け、復旧・復興まちづくりの推進に向けた支援を積極的に推進
南海トラフ地震に伴う津波被害の事前防災への取組を支援
災害により被災した地方公共団体の要請等を受け、復旧・復興まちづくりの推進に向けた支援を積極的に推進
南海トラフ地震に伴う津波被害の事前防災への取組を支援
東日本大震災
(岩手県沿岸部、宮城県沿岸部、福島県原子力災害被災地域ほか)
(H23.3.11) ・ 復興まちづくりを推進するための覚書、協定の締結等を行い、 25の被災自治体を支援 ・ 復興市街地整備事業(1,431ha)を受託 ・ 災害公営住宅(5,951戸)を整備 1012
1 経営成績
(平成29年度決算のポイント)
①
当期純利益は412億円
を計上
② この結果、
繰越欠損金は53億円まで削減
③資金面では、業務活動によるキャッシュ・フローの着実な確保により、
有利子負債は3,858億円減少し、10兆9,811億円まで削減
①
当期純利益は412億円
を計上
② この結果、
繰越欠損金は53億円まで削減
③資金面では、業務活動によるキャッシュ・フローの着実な確保により、
有利子負債は3,858億円減少し、10兆9,811億円まで削減
平成29年度は、不動産市況が好調を維持する中で、整備敷地の譲渡など
保有資産の売却や賃貸住宅の入居促進等の営業活動を積極的に進める等、
経営改善に向けた取り組みを推進し、経営目標を達成。
13
1 経営成績
(損益の状況)
平成29年度は、経常収益を1兆781億円(対前年度△541億円)、経常利益を1,125億円(対前年度
+252億円)計上。臨時損失を1,310億円、また、厚生年金基金代行返上益453億円を含む臨時利
益597億円を計上した結果、
412億円の当期純利益
を計上。
平成29年度は、経常収益を1兆781億円(対前年度△541億円)、経常利益を1,125億円(対前年度
+252億円)計上。臨時損失を1,310億円、また、厚生年金基金代行返上益453億円を含む臨時利
益597億円を計上した結果、
412億円の当期純利益
を計上。
(※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨てH29
当期純利益 412億円(+115)
経常費用
9,655億円
(△794)経常費用
9,655億円
(△794)経常収益
1兆781億円
(△541)経常収益
1兆781億円
(△541)臨時損失 1,310億円
(+638) (減損損失 1,298億円)臨時損失 1,310億円
(+638) (減損損失 1,298億円) 都市再生業務費 339億円(△96) 賃貸住宅業務費 4,464億円(+230) 市街地整備特別業務費 1,663億円(△298) 震災復興業務費・受託費 1,540億円(△141) 財務費用 1,266億円(△169) 販売用不動産等評価損 70億円(△276) 都市再生業務収入 477億円(△7) 賃貸住宅業務収入 6,490億円(△85) 市街地整備特別業務収入 1,785億円(△128) 震災復興業務収入・受託収入 1,548億円(△145)臨時利益 597億円
(+500) (厚生年金基金代行返上益 453億円)臨時利益 597億円
(+500) (厚生年金基金代行返上益 453億円)H28
当期純利益 297億円
経常費用
1兆449億円
経常費用
1兆449億円
経常収益
1兆1,322億円
経常収益
1兆1,322億円
臨時損失 672億円
(減損損失 669億円)臨時損失 672億円
(減損損失 669億円) 都市再生業務費 435億円 賃貸住宅業務費 4,233億円 市街地整備特別業務費 1,962億円 震災復興業務費・受託費 1,682億円 財務費用 1,436億円 販売用不動産等評価損 347億円 都市再生業務収入 485億円 賃貸住宅業務収入 6,575億円 市街地整備特別業務収入 1,913億円 震災復興業務収入・受託収入 1,693億円臨時利益 96億円
臨時利益 96億円
14
1 経営成績
(セグメント別経営成績)
「都市再生」は、敷地等譲渡を着実に進めたこと等により、純利益を計上。
「賃貸住宅」は、営業活動の強化等により家賃収入の確保に努めた結果、増益。
「市街地特別」は、宅地の供給・処分完了に向けて販売活動の強化に努めた一方、経営管理単位見直し等に
伴う減損損失を計上したこと等により、純損失を計上。
「都市再生」は、敷地等譲渡を着実に進めたこと等により、純利益を計上。
「賃貸住宅」は、営業活動の強化等により家賃収入の確保に努めた結果、増益。
「市街地特別」は、宅地の供給・処分完了に向けて販売活動の強化に努めた一方、経営管理単位見直し等に
伴う減損損失を計上したこと等により、純損失を計上。
(※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨てH29
都市再生勘定
宅地造成等経過勘定
都市再生 市街地特別 (ニュータウン) 公園特別 分譲住宅 特別法人単位
879億円(+195) 879億円(+195) △467億円△467億円(△80)(△80) 412億円(+115) 412億円(+115) 震災復興 賃貸住宅 310億円 (+150) 310億円 (+150) 38億円 (+34) 38億円 (+34) △501億円 (△96) △501億円 (△96) 7億円 (+4) 7億円 (+4) 26億円 (+11) 26億円 (+11) 530億円 (+10) 530億円 (+10)H28
都市再生勘定
宅地造成等経過勘定
都市再生 市街地特別 (ニュータウン) 公園特別 分譲住宅 特別法人単位
683億円 683億円 △386億円△386億円 297億円 297億円 震災復興 賃貸住宅 159億円 159億円 3億円 3億円 △404億円△404億円 2億円2億円 14億円14億円 520億円 520億円15
1 経営成績
(資産・負債の状況)
(※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨て 総資産は、販売用不動産の譲渡等により、前年度末に比べ約3,800億円減少し、
約12.9兆円
。
有利子負債は、当年度においても着実に削減を進め、前年度末に比べ約3,900億円減少し、
約10.9兆円
。
総資産は、販売用不動産の譲渡等により、前年度末に比べ約3,800億円減少し、
約12.9兆円
。
有利子負債は、当年度においても着実に削減を進め、前年度末に比べ約3,900億円減少し、
約10.9兆円
。
資産
負債
16
1 経営成績
(純資産の状況・繰越欠損金の解消状況)
繰越欠損金は、当期純利益を412億円計上した結果、機構設立時から約7,200億円の削減となる
53億円
。
繰越欠損金は、当期純利益を412億円計上した結果、機構設立時から約7,200億円の削減となる
53億円
。
資本金
8,574億円
資本金
8,574億円
純資産合計
1,286億円
純資産合計
1,286億円
設立時
繰越欠損金
△7,288億円
繰越欠損金
△7,288億円
(※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨て資本剰余金
資本剰余金
H27末
396億円
396億円
1兆672億円
1兆672億円
△762億円
△762億円
1兆306億円
1兆306億円
H28末
402億円
402億円
1兆717億円
1兆717億円
△465億円
△465億円
1兆654億円
1兆654億円
413億円
413億円
1兆747億円
1兆747億円
△53億円
△53億円
1兆1,108億円
1兆1,108億円
H29末
17
2 経営改善の進捗状況
(損益について)
平成29年度は、不動産市況が好調を維持する中で、入居促進・販売活動による収益の確保に努めた
結果、412億円の純利益を計上し、年度計画(400億円)を達成。
これにより、繰越欠損金は、53億円まで削減。
平成29年度は、不動産市況が好調を維持する中で、入居促進・販売活動による収益の確保に努めた
結果、412億円の純利益を計上し、年度計画(400億円)を達成。
これにより、繰越欠損金は、53億円まで削減。
(※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨て繰越欠損金の削減
利益額(第3期中期目標期間累計)
△ 7,288 △ 3,929 △ 1,585 △ 1,168 △ 762 △ 465 △ 53 △ 8,000 △ 6,000 △ 4,000 △ 2,000 0 H16.7 H20末 H25末 H26末 H27末 H28末 H29末 H30末 (設立時) (第1期 終了後) (第2期 終了後) (年度計画) (億円) 設立時から約99% (約7,235億円)の削減 (億円) 1,880 1,532 0 500 1,000 1,500 2,000 経営改善計画(H26~H30) 実績(H26~29) 412 (H29) 416 (H26) 297 (H28) 406 (H27)162,771 136,974 123,708 119,582 116,822 113,670 50,000 75,000 100,000 125,000 150,000 H16.7 H20末 H25末 H26末 H27末 H28末 H29末 H30末 8,000 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 経営改善計画(H26~H30) 実績(H26~29) 4,126 (H26) 3,151 (H28) 13,896 18
2 経営改善の進捗状況
(有利子負債の削減)
有利子負債削減額(第3期中期目標期間累計)
有利子負債残高
(億円) 平成29年度は、キャッシュフローの着実な確保により、3,858億円の有利子負債を削減。
平成29年度末の有利子負債残高は10兆9,811億円となり、機構設立時から約5.3兆円を削減。
平成25年度末からは約1.4兆円を削減し、経営改善計画で掲げる第3期中期目標期間での削減
目標(0.8兆円)は平成28年度に達成済。
平成29年度は、キャッシュフローの着実な確保により、3,858億円の有利子負債を削減。
平成29年度末の有利子負債残高は10兆9,811億円となり、機構設立時から約5.3兆円を削減。
平成25年度末からは約1.4兆円を削減し、経営改善計画で掲げる第3期中期目標期間での削減
目標(0.8兆円)は平成28年度に達成済。
(億円) (設立時) (第1期 終了後) (第2期 終了後) 設立時から 約33%の削減 (年度計画) (※)単位未満切捨て (※)単位未満切捨て 2,759 (H27) 3,858 (H29) 109,8113.7 3.0 2.7 2.2 2.0 2.0 1.9 1.8 1.7 1.6 1.4 1.1 1.0 0.7 0 1 2 3 4 H17/4 H18/3 H19/3 H20/3 H21/3 H22/3 H23/3 H24/3 H25/3 H26/3 H27/3 H28/3 H29/3 H30/3 5,900 5,500 4,700 4,200 3,600 3,300 3,100 2,800 2,600 2,200 1,800 1,400 800 400 100 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 H16/7 H17/3 H18/3 H19/3 H20/3 H21/3 H22/3 H23/3 H24/3 H25/3 H26/3 H27/3 H28/3 H29/3 H30/3 19
2 経営改善の進捗状況
(ニュータウン用地の供給・処分、宅地造成等経過勘定の資産縮減)
用地の供給・処分
資産の縮減(宅地造成等経過勘定)
(兆円) (ha) 約5,800haを 供給・処分 約3.0兆円を 削減 平成29年度は、好調な市況を背景に各地区で需要を捉えた販売前倒し等を行ったこと等により、年
度計画(130ha)を上回る261haの用地を供給・処分。
機構設立時からは、約5,800haを供給・処分。
資産額は、前年度末対比で2,400億円圧縮。勘定分離(H17.4)からは、約3.0兆円の資産を削減。
平成29年度は、好調な市況を背景に各地区で需要を捉えた販売前倒し等を行ったこと等により、年
度計画(130ha)を上回る261haの用地を供給・処分。
機構設立時からは、約5,800haを供給・処分。
資産額は、前年度末対比で2,400億円圧縮。勘定分離(H17.4)からは、約3.0兆円の資産を削減。
1 資金調達方針
21【事業スタイルに合わせた資金調達】
都市勘定
賃貸住宅:安定経営に資する超長期資金を中心
都市再生:事業期間と足元の経済環境を踏まえた資金
経過勘定
将来的な資産残高に対応した債務残高のコントロール
長期的な安定経営に資するため、残存期間の長い資金を調達
低金利環境を活かし、コスト重視型からサステナブル・長期安定型の調達へ
※ ただし環境が急激に変化した場合は見直し
現状では財政融資資金を最優先とするものの、金融情勢の
急変時に備え、他の調達手段も確保しつつ、外債等も含めた
多様化も検討
【調達手段の多様化】
【年限】
・棒グラフ 各年度の年限別発行額の割合 ・折れ線グラフ 各年度の平均年限【債券発行状況】
基本的な調達方針
H29.4Qに初めて40年債を発行(50億円)
H30.1Qには40年債200億円を調達
2 平成30年度予算(資金調達)
財政融資資金
3,464億円
3,464億円
-
4,420億円
都市再生債券
1,500億円
500億円
1,000億円
2,600億円
民間借入金
328億円
300億円
28億円
461億円
法人単位
都市再生勘定
宅地造成等
経過勘定
(参考)
平成29年度予算
出資金
10億円
10億円
-
30億円
国庫補助金
274億円
274億円
-
255億円
22○ 総括
・出資金は、団地の医療福祉拠点化の推進に係るものです。 ・国庫補助金は、地方公共団体に代わって行う公共施設整備や、低所得高齢者等への政策的な家賃減額などに係るものです。このうち30年金利固定2,425億円
23
23,300億円
3 都市再生債券の概要
格付取得状況
AA
(ネガティブ)A1
(安定的)格付投資情報センター(R&I)
ムーディーズ・ジャパン
発行実績・発行計画
発行実績(総額)
財投機関債・公募債のポイント
一般担保
(都市再生機構法第34条) 都市再生債券の債権者は、機構の財産について他の債権 者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利があります。 BISリスクウェイト 10%
日銀適格担保要件を充足
大 口 信 用 供 与 等 規 制 の 適 用 除 外 と な る
信用供与等
国土交通大臣の発行認可
財務大臣との協議 (単位:億円)有利子負債 総額10.9
兆円都市再生債券
財政融資資金、
民間借入金 等
0.9兆円 (約8%) 10兆円 (約92%) 一般担保 (平成29年度末) 合計 年限 金額 2,000 年限 金額 2,000 年限 金額 2,000 年限 金額 2,000 年限 金額 1,700 年限 金額 1,300 年限 金額 800 年限 金額 400 100 50 100 100 100 10020Y 30Y 20Y 30Y 100 100 20Y 30Y 29年度 20Y 30Y 100 第2四半期 5Y 10Y 20Y 100 100 100 100 100
20Y 30Y 30Y
100 10Y 15Y 3Y 5Y 10Y 100 100 100 100 3Y 5Y 100 100 200 200 100 100 3Y 100 100 200 200 15Y 100 26年度 3Y 5Y 10Y 15Y 3Y 3Y 5Y 10Y 400 10Y 10Y 100 100 100 150 150 350 100 10Y 10Y 10Y 100 5Y 300 100 350 25年度 15Y 3Y 5Y 200 3Y 23年度 3Y 3Y 3Y 150 100 100 200 200 24年度 3Y 5Y 7Y 10Y 100 10Y 100 10Y 15Y 5Y 10Y 28年度 5Y 5Y 100 100 150 5Y 5Y 150 100 5Y 27年度 3Y 5Y 10Y 15Y 3Y 100 100 100 100 3Y 5Y 10Y 100 150 3Y 5Y 10Y 200 100 100 5Y 15Y 100 10Y 150 150 100 100 150 3Y 10Y 200 100 5Y 100 5Y 150 100 3Y 10Y 100 100 100 100 100 100 100 100 100 3Y 5Y 100 100 100 10Y 15Y 3Y 5Y 150 第3四半期
10Y 20Y 30Y
10Y 150 20Y 30Y 15Y 100 100 100 15Y 15Y 100
30年度 20Y 30Y 40Y 200 100 100 40Y 50 第1四半期 第4四半期
1,500億円
平成30年度発行計画
四半期ごとの発行実績
25
1 都市再生機構の概要
名 称
独立行政法人 都市再生機構 (Urban Renaissance Agency)設 立
平成16年7月1日資本金
1兆747億円(内訳:政府1兆727億円、地方公共団体20億円) ※平成30年3月末現在所在地
神奈川県横浜市中区本町6-50-1設立根拠法
独立行政法人通則法、独立行政法人都市再生機構法主務省
国土交通省職員数
3,187人(常勤職員数) ※平成30年4月1日現在ホームページ
http://www.ur-net.go.jp都市再生機構の概要
組織の沿革
26
2 平成29年度業務実績
民間事業者や地方公共団体による都市再生事業を含む377haの区域において、市街地環境の改 善や都市機能の更新・高度化を推進。 事業等実施 76地区 (うち地方都市 4地区、密集市街地 14地区) 敷地供給面積 4.4ha 関連公共施設整備 3地区 災害時に約2.8万人の避難地として機能する防災公園等を整備。 熊本地震の被災地において、災害公営住宅の円滑な整備の支援に取り組むとともに、県が施行す る土地区画整理事業の技術支援を実施。 糸魚川市駅北大火の被災地、平成28年台風10号の被災地において、復興まちづくり計画の策定 支援等を実施。 政策的意義の高い 都市再生の推進都市再生
UR団地を活用した地域医療福祉拠点の形成について、42団地で新たに着手し、着手済団地のう ち18団地において形成。 バリアフリー化率を51.7%から53.4%に向上。 自立高齢者が健康を保ち、安心して住み続けられるよう配慮した「健康寿命サポート住宅」を追加 供給(44団地286戸) 。 近居促進制度等、要配慮者の入居を支援する取組を継続し、住宅セーフティネット機能の強化とミ クストコミュニティの形成を推進。 団地ごとの特性に応じたストックの再生・再編を推進 着手7,695戸/削減8,423戸。 東京都心部の高額賃貸住宅について、5団地1,061戸について公募を実施し、運営事業者を決定 する等、取組を着実に推進。 管理水準、顧客サービス水準の維持・向上。 稼働率等需給の状況に応じた機動的かつ柔軟な募集家賃の引下げ・引上げを実施。 「継続家賃改定ルール」の着実な運用の実施。 超高齢社会に対応した 住まい・コミュニティの形成 ストックの再生・再編等 の推進等 UR賃貸住宅管理業務の 適切な実施賃貸住宅
ニュータウン用地について、261haを供給・処分(用地の処分実績は、機構設立以降の期間(平成 16~29年度)において、約98%(約5,785/5,900ha)まで進捗)。 ニュータウン事業ニュータウン
津波被災地の復興市街地整備 12自治体から受託している22地区約1,300haの復興市街地整 備事業について、平成29年度中に254haの引渡しを行い、累計で834haの引渡しが完了。 災害公営住宅整備 平成29年度に1,270戸の完成・引渡しを行い、平成27年度までに建設要請 を受けた85地区5,833戸が完成。また、平成29年度に岩手県から内陸避難者向け災害公営住宅 118戸の建設要請を受諾。 福島の原子力災害被災地域における支援 大熊町、双葉町、浪江町から、計3地区約117haの復 興再生拠点整備等の事業を受託したほか、特定復興再生拠点区域等の計画策定支援を受託。 東日本大震災からの 復興に係る業務の実施災害復興
3 平成30年度計画の概要
27都市再生事業
国際都市に向けた環境整備、交通インフラ整備、老朽化したインフラ対策等の事業等を推進 地域の医療福祉拠点の形成(平成30年度中に25団地程度で拠点の形成を目指すとともに、新たに 20団地程度において形成に着手・推進) ミクストコミュニティ形成の推進 見守り等サービス付きの賃貸住宅の供給賃貸住宅事業
個別団地の収益性等に着目した戦略的な投資 エリア単位での複数団地の統合・再配置等によりストックの再生・再編を加速 コンパクトシティの実現など地域における政策課題を踏まえたストックの統廃合等を推進 コストの縮減 適切な家賃収入の確保 都市の国際競争力強化のための 都市再生のプロジェクト推進 超高齢化社会に対応した 住まい・コミュニティの形成 ストックの再生・再編等の推進等 UR賃貸住宅の管理等業務の 適切な実施 都心ターミナル駅や業務機能等が集積した拠点機能の更新・高度化、土地利用転換等による地域 拠点の形成等の事業等を推進 地震・津波等の大規模災害に備え地方公共団体を支援する体制の強化 密集市街地の整備改善のための総合的な取組 復興支援の経験を活かし、既に要請のあった地方公共団体における支援を含め国等の要請に基づ いた災害復興への取組 都市の防災機能の強化 都市再生事業実施面積 340ha程度(中期目標期間累計で480ha程度) <参考数値> 事業実施 81地区程度(うち地方都市 6地区程度、密集市街地 14地区程度) 敷地供給 8.4ha程度 災害時に約0.4万人収容可能な避難地等として機能する防災公園等の整備 関連公共施設整備 5地区程度 (事業実施) 社会経済情勢の変化に対応した 都市構造への転換 防災性向上による 安全・安心なまちづくり 地方都市におけるまちづくりのニーズを把握する体制を強化 地方公共団体、まちづくり活動の担い手等と連携しつつ、都市機能・居住の誘導、老朽建物・低未利 用地の再編・再整備等の支援のほか、「地方再生コンパクトシティ」のモデル都市への重点的な支援 を行い、各地域の特性を踏まえた地域の活性化 地方都市等におけるコンパクトシテ ィ実現等の地域活性化3 平成30年度計画の概要
28ニュータウン事業等
残る土地約115haについて、中期目標期間中の供給・処分完了に向けた取組を促進
ニュータウン事業
収支計画(法人単位)
平成30年度計画
費 用
9,868億円
収 益
10,228億円
損 益
360億円
※単位未満切捨て東日本大震災からの復興に係る業務の実施
平成30年度までに業務完了すべく、2公園について、公園管理者、営業者との調整及び手続
等を進め、業務を完了
特定公園施設の管理
復興市街地整備事業の推進
災害公営住宅の整備
福島県の原子力災害被災地域
における復興支援
被災地方公共団体から委託を受けた復興再生拠点整備事業等の着実な実施
被災地方公共団体からの要請に基づく災害公営住宅の建設の着実な実施等
被災地方公共団体から委託を受けた復興市街地整備事業の着実な実施
4 平成30年度予算(資金計画)
29 都市再生 勘定 宅地造成等 経過勘定 計 都市再生 勘定 宅地造成等 経過勘定 計 一般管理費 41 0 40 4 5 0 4 02 55 4 57 業務経費 5 ,62 7 3 72 5 ,99 8 5,4 87 4 90 5,9 77 都市再生事業費 1,179 - 1,179 1,094 - 1,094 賃貸住宅事業費 518 - 518 485 - 485 震災復興事業費 18 - 18 254 - 254 ニュータウン整備事業費 - 236 236 - 345 345 管理費 3,912 136 4,048 3,655 145 3,800 借入金等償還 6 ,26 4 1 ,4 50 7 ,71 4 6,4 67 2 ,3 43 8,8 10 支払利息 1 ,16 8 58 1 ,22 5 1,2 82 65 1,3 47 そ の他支出 1 ,40 4 30 1 ,43 5 1,4 25 43 1,4 69 14 ,87 2 1 ,9 49 16 ,8 2 2 1 5,0 63 2 ,9 97 18,0 60 出資金・ 国庫補助金 28 4 - 2 8 4 2 85 - 2 85 借入金及び債券 収入 4 ,26 7 1 ,0 28 5 ,29 5 5,6 23 1 ,8 61 7,4 84 財政融資資金 3,464 - 3,464 4,420 - 4,420 民間借入金 300 28 328 300 161 461 都市再生債券 500 1,000 1,500 900 1,700 2,600 その他 3 - 3 3 - 3 業務収入 8 ,82 1 8 56 9 ,67 7 7,7 17 1 ,1 02 8,8 19 都市再生業務収入 2,160 - 2,160 610 - 610 賃貸住宅業務収入 6,610 - 6,610 6,604 - 6,604 震災復興業務収入 0 - 0 457 - 457 市街地整備特別業務収入 - 770 770 - 1,007 1,007 その他の業務収入 51 85 137 46 96 142 そ の他の収 入 1 ,50 0 65 1 ,56 6 1,4 39 34 1,4 73 14 ,87 2 1 ,9 49 16 ,8 2 2 1 5,0 63 2 ,9 97 18,0 60 収入 合 計 項 目 平成30年度 予算 平成29年度 当初予算 支出 合 計○ 資金計画
(注)単位未満四捨五入のため、合計が一致しない場合がある。 【単位:億円】30 ※対国債スプレッドの( )内は、カーブ対比。「-」は、絶対値マーケティング。