作成日 2010/09/10 改訂日 2017/12/06 1.化学品及び会社情報 化学品の名称 製品コード 整理番号 供給者の会社名称 住所 担当部門 電話番号 FAX番号 緊急連絡電話番号 URL http://www.hpc-j.co.jp/ 2.危険有害性の要約 GHS分類 物理化学的危険性 健康有害性 GHSラベル要素 絵表示 注意喚起語 危険有害性情報 注意書き 安全対策 急性毒性(経皮) 区分外 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 区分外
安全データシート
pH測定用指示薬 フェノールフタレイン溶液 I6-04 I6-04-5 林 純薬工業株式会社 急性毒性(経口) 区分外 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 区分2B 発がん性 区分1A 生殖毒性 区分1A 特定標的臓器毒性(単回ばく露) 区分3(麻酔作用 気道刺激性) 特定標的臓器毒性(反復ばく露) 区分1(肝臓) 特定標的臓器毒性(反復ばく露) 区分2(中枢神経系) 大阪府大阪市中央区内平野町3丁目2番12号 環境・品質保証部 06-6910-7305 06-6910-7300 06-6910-7305 引火性液体 区分3 上記で記載がない危険有害性は、分類対象外か分類できない。 危険 H226 引火性液体及び蒸気 H360 生殖能又は胎児への悪影響のおそれ H372 長期にわたる、又は反復ばく露による肝臓の障害 H373 長期にわたる、又は反復ばく露による中枢神経系の障害のおそれ 熱、火花、裸火、高温のもののような着火源から遠ざけること。禁煙。(P210) 容器を密閉しておくこと。(P233) 容器を接地すること。アースをとること。(P240) H320 眼刺激 H335 呼吸器への刺激のおそれ H336 眠気又はめまいのおそれ H350 発がんのおそれ 急性毒性(吸入:蒸気) 区分外応急措置 保管 廃棄 3.組成及び成分情報 化学物質・混合物の区別 混合物 化審法 安衛法 フェノールフタレイン 0.04% C20H14O4 9-1152 77-09-8 エタノール 33% C2H5OH 2-202 64-17-5 労働安全衛生法 4.応急措置 吸入した場合 皮膚に付着した場合 眼に入った場合 飲み込んだ場合 5.火災時の措置 消火剤 取扱い後はよく手と眼を洗うこと。(P264) この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。(P270) 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。(P271) 保護手袋、保護眼鏡、保護面を着用すること。(P280) 吸入した場合、空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させるこ と。(P304+P340) 皮膚又は髪に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り 除くこと。皮膚を流水又はシャワーで洗うこと。(P303+P361+P353) 容器を密閉して換気の良い冷所で保管すること。(P403+P233) 施錠して保管すること。(P405) 分類に寄与する不純物及び安定化添加物 空気の新鮮な場所に移し、安楽に待機させ、窮屈な衣服部分を緩めてやる。 ばく露又はその懸念がある場合、医師の手当、診断を受けること。 口をすすぐこと。 医師の診断、手当てを受けること。 水噴霧、粉末消火薬剤、二酸化炭素、耐アルコール性泡消火剤、乾燥砂 防爆型の電気機器、換気装置、照明機器等を使用すること。(P241) 火花を発生させない工具を使用すること。(P242) 静電気放電に対する予防措置を講ずること。(P243) ミスト、蒸気、スプレーを吸入しないこと。(P260) 化学名又は一般名 濃度又は濃度範囲 化学式 眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用 していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 (P305+P351+P338) ばく露又はその懸念がある場合、医師の手当、診断を受けること。 (P308+P313) 気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。(P314) 眼の刺激が続く場合、医師の診断、手当てを受けること。(P337+P313) 火災の場合には、適切な消火剤を使用すること。(P370+P378) 内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業 務委託すること。(P501) 汚染した衣服、靴、靴下を脱がせ遠ざける。接触した身体部位を水と石鹸で 洗うこと。 官報公示整理番号 CAS番号 名称等を通知すべき危険物及び 有害物(法第57条の2、施行令 第18条の2第1号、第2号別表第 9) エタノール(法令指定番号:61) 情報なし 医師の診断、手当てを受けること。 直ちに多量の水を飲ませる。 医師の診断、手当てを受けること。 水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外 せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
使ってはならない消火剤 特有の危険有害性 特有の消火方法 消火を行う者の保護 6.漏出時の措置 環境に対する注意事項 封じ込め及び浄化の方法及び機材 7.取扱い及び保管上の注意 取扱い 技術的対策 安全取扱注意事項 保管 安全な保管条件 安全な容器包装材料 8.ばく露防止及び保護措置 管理濃度 フェノールフタレイン 設定されていない エタノール 設定されていない 設備対策 人体に対する注意事項、保護具 及び緊急措置 直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。 高圧棒状放水 極めて燃え易い:熱、火花、火災で容易に発火する。 屋内、屋外又は下水溝で蒸気爆発の危険がある。 漏れ、あふれ、飛散しないように取扱い、ミスト、蒸気の発生を少なくし、換気 を十分にする。 作業後は容器を密栓し、うがい手洗いを十分にする。 取り扱う場合は局所排気内、又は全体換気の設備のある場所で取り扱う。 周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。 漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。 立ち入る前に、密閉された場所を換気する。 火災時に刺激性もしくは有毒なフュームまたはガスを発生する。 TWA -, STEL 1000ppm 取扱場所での発生源の密閉化、または局所排気装置、全体換気装置の設 置。取扱い場所の近くに安全シャワー、洗眼設備を設け、その位置を明瞭に 表示する。 周辺火災の場合、移動可能な容器は速やかに安全な場所に移す。 接触、吸入又は飲み込まないこと。 眼、皮膚、衣服との接触を避ける。 直射日光を避け、換気の良い冷暗所に保管する。容器を密閉し、火気、熱 源より遠ざける。 遮光した気密容器 施錠して保管すること。 許容濃度(ACGIH) 容器を転倒させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずるなどの取扱いをして はならない。 この製品を使用する時に、飲食又は喫煙をしないこと。 取扱い後はよく手を洗うこと。 排気用の換気を行うこと。 関係者以外は近づけない。 作業の際には、吸い込んだり、眼、皮膚及び衣類に触れないように、必ず適 切な保護具を着用し、風下で作業を行わない。 汚染された排水等が適切に処理されずに環境に排出しないように注意する。 砂又は不活性吸着剤を撒いて、できるだけ掃きとり密閉できる空容器に回収 し、安全な場所に移す。 回収跡は多量の水で洗い流す。 吸い込んだり、眼、皮膚及び衣類に触れないように、適切な保護具を着用し て作業する。 長時間または反復の暴露を避ける。 移動不可能な場合、容器及び周囲の設備等に散水し、冷却する。 着火した場合、初期消火は、火元(燃焼源)を断ち、適切な消火剤を用いて 一挙に消火する。 消火作業の際は、空気呼吸器を含め防護服(耐熱性)を着用する。 許容濃度(産衛学会)
保護具 呼吸器の保護具 手の保護具 眼の保護具 皮膚及び身体の保護具 9.物理的及び化学的性質 外観 物理的状態 形状 色 臭い 臭いのしきい(閾)値 pH 沸点、初留点及び沸騰範囲 引火点 蒸発速度 燃焼又は爆発範囲 蒸気圧 比重(密度) 溶解度 動粘性率 10.安定性及び反応性 反応性 化学的安定性 危険有害反応可能性 避けるべき条件 混触危険物質 強酸化剤 危険有害な分解生成物 11.有害性情報 急性毒性 フェノールフタレインとして 急性毒性(経口) 皮膚感作性 生殖細胞変異原性 発がん性 生殖毒性 データなし データなし データなし 情報なし 情報なし 通常の取扱いにおいては安定。 通常は、空気とよく混合し、爆発性混合物を生成しやすい。強酸化剤と反応 し、火災や爆発の危険をもたらす。 日光、湿気。高温物、火花、裸火、静電気等の発火源。強酸化剤との接触。 芳香 液体 無色透明 データなし 不浸透性保護手袋 保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型) 不浸透性前掛け、不浸透性作業衣、保護長靴 液体 データなし データなし 水に易溶 有機ガス用防毒マスク、自給式呼吸器(火災時) ラットの経口致死量は>1,000mg/kg(RTECS(2007))との記述があるが、区分 を特定できないので分類できない。 ヒト症例として、「フェノールフタレインによるアレルギー症状は皮膚炎反応か 固定薬疹であり、同じ場所に繰り返し発症するのが特徴で、色素過剰となる」 (IARC 76(2000))との記述があるが、データが不十分なので分類できない。 体細胞in vivo変異原性試験のマウス骨髄を用いた染色体異常試験は「陰 性」だが、マウス赤血球を用いた6つの小核試験では「陽性」(NTP DB (Access on November 2008))との記述がある。染色体異常試験のサンプリン グ時間は17時間後で、不十分な評価となる。一方、6件の小核試験のうち5件 は6週間から26週間の間の複数回混餌投与でいずれもサンプリング時間が 28時間後、1件のみ単回投与でサンプリング時間が48時間後の結果である。 証拠の重みより小核試験の陽性結果を採用し区分2とした。 IARCでグループ2B(IARC 76(2000))、NTPでR(NTP RoC(11th, 2005))と評 価されているので、区分2とした。 情報なし 26℃(タグ密閉式)(40%エタノールとして) 情報なし データなし 製品として マウスを用いた混餌投与試験で「1,000mg/kg以上の濃度で、第2子から第5 子まで出産した雌雄組数は有意に低下し、平均一腹産児数も24 %減少し た。F0世代の雄では精巣上体の精子数が著しく減少し精細管変性」(IARC 76(2000))との記述があり、この引用文献(Environ. Health Perspect. 105
特定標的臓器毒性(単回ばく露) 特定標的臓器毒性(反復ばく露) 急性毒性(経口) 急性毒性(経皮) 急性毒性(吸入:蒸気) 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 眼に対する重篤な損傷性 又は眼刺激性 呼吸器感作性 皮膚感作性 生殖細胞変異原性 ラットのLD50値=6,200mg/kg、11,500mg/kg、17,800mg/kg、13,700mg/kg (PATTY(6th, 2012))、15,010mg/kg、7,000-11,000mg/kg(SIDS(2005))はす べて区分外に該当している。 ウサギのLDLo= 20,000mg/kg(SIDS(2005))に基づき区分外とした。 エタノールとして ラットのLC50=63,000ppmV(DFGOT vol.12(1999))、66,280ppmV(124.7 mg/L)(SIDS(2005))のいずれも区分外に該当する。なお、被験物質の濃度 は飽和蒸気圧濃度、78,026ppmV(147.1mg/L)の90% [70,223ppmV(132.4 mg/L)]より低い値であることから、ppmV を単位とする基準値を用いた。 ヒト症例として「本物質を含む錠剤を不特定量摂取した女性が多臓器不全を 生じ、昏睡、肺浮腫、心筋障害、急性腎尿細管壊死、播種性血管内凝固症 候群の結果死亡」(HSDB(2004))との記述があるが、生存例での影響が不明 なので分類できない。 ヒト影響として、「治療上の経口投与で、腹部不快感、下痢、嘔吐を発症し、 血圧低下、脱力感が見られることがあった」、「主な標的臓器は腸であり、臨 床症状は慢性潰瘍性大腸炎と類似している」(IARC 76(2000))との記述があ る。ラットとマウスを用いた13週間経口投与試験では、「雌ラットで体重減少と 体重増加抑制が有意に見られ、雌雄マウスに骨髄の形成不全が見られた」 (NTP TR 465(1996))との記述があるが、骨髄への影響は区分2のガイダンス 値の範囲外で見られるので、区分1(腸)とした。 in vivo、in vitroの陰性結果あるいは陰性評価がされており、分類ガイダンス の改訂により「区分外」が選択できないため、「分類できない」とした。すなわ ち、マウスおよびラットを用いた経口投与(マウスの場合はさらに腹腔内投与) による優性致死試験において陽性結果(SIDS(2005)、IARC(2010)、 DFGOT vol.12(1999)、PATTY(6th, 2012))があるものの、試験条件の不十 分性や試験結果の誤りなどが認められ信頼性は低い又は信頼性なしと評価 している(SIDS(2005)、DFGOT vol.12(1999))。また、ラット、マウスの骨髄小 核試験で陰性、ラット骨髄及び末梢血リンパ球の染色体異常試験で陰性 (SIDS(2005)、PATTY(6th, 2012)、IARC(2010)、DFGOT vol.12(1999))、 チャイニーズハムスターの骨髄染色体異常試験で陰性(SIDS(2005))であ る。また、マウス精子細胞の小核試験、精母細胞の染色体異常試験、ラット 精原細胞の染色体異常試験、チャイニーズハムスター精原細胞の染色体異 常試験(異数性)で陰性である(IARC(2010)、DFGOT vol.12(1999))。な お、陽性の報告として、ラット、マウスの姉妹染色分体交換試験がある データ不足のため分類できない。なお、アルコールによる気管支喘息症状の 誘発は血中アルデヒド濃度の増加と関係があると考えられている。一方、軽 度の喘息患者2人がエタノールの吸入誘発試験で重度の気管支収縮を起こ したことが報告されている(DFGOT vol.12 vol.12(1999))が、その反応がアレ ルギー由来であることを示すものではないとも述べられている(DFGOT vol.12 vol.12(1999))。
ヒトでは、アルコールに対するアレルギー反応による接触皮膚炎等の症例報 告がある(DFGOT vol.12 vol.12(1999))との記述があるが、「ヒトでは他の一 級または二級アルコールとの交叉反応性がみられる場合があること、動物試 験で有意の皮膚感作性はみられないことにより、エタノールに皮膚感作性あ りとする十分なデータがない」(SIDS(2005)、DFGOT vol.12 vol.12(1999)) の記述に基づきデータ不足のため分類できないとした。 (1997))には「親動物への影響は雌雄ともにわずかな摂餌量低下で体重減少 はなし」と記述されているので区分1Bとした。ただし、ヒト疫学データとして 「236人の妊娠初期の妊婦と806人の妊婦に処方したが、出産児に催奇形性 は見られなかった」(HSDB(2004))との記述があり、またマウスの三世代試験 で「催奇形性は見られなかった」(HSDB(2004))との記述がある。 ウサギに4時間ばく露した試験(OECD TG 404)において、適用1および24時 間後の紅斑の平均スコアが1.0、その他の時点では紅斑及び浮腫の平均スコ アは全て0.0であり、「刺激性なし」の評価SIDS(2005)に基づき、区分外とし た。 ウサギを用いた2つのDraize試験(OECD TG 405)において、中等度の刺激 性と評価されている(SIDS(2005))。このうち、1つの試験では、所見として角膜 混濁、虹彩炎、結膜発赤、結膜浮腫がみられ、第1日の平均スコアが角膜混 濁で1以上、結膜発赤で2以上であり、かつほとんどの所見が7日以内に回復 した(ECETOC TR 48(2)(1998))ことから、区分2Bに分類した。
発がん性 生殖毒性 特定標的臓器毒性(単回ばく露) 特定標的臓器毒性(反復ばく露) 12.環境影響情報 製品として 生態毒性 オゾン層への有害性 水生環境有害性(急性) 水生環境有害性(長期間) 残留性 エタノールはACGIHでA3に分類されている(ACGIH(7th, 2012))。また、 IARC(2010)では、アルコール飲料の発がん性について多くの疫学データか ら十分な証拠があることなどから、アルコール飲料に含まれるエタノールの摂 取により、エタノール及び主代謝物であるアセトアルデヒドが食道などに悪性 腫瘍を誘発することが明らかにされているため、区分1Aに分類する。 慢性毒性データを用いた場合、急速分解性があり(BODによる分解度:89% (既存点検, 1993))、甲殻類(ニセネコゼミジンコ属の一種)の10日間NOEC = 9.6mg/L(SIDS, 2005)であることから、区分外となる。 慢性毒性データが得ら れていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、藻類、魚類とも に急性毒性が区分外相当であり、難水溶性ではない(miscible、ICSC, 2000) ことから、区分外となる。 以上の結果から、区分外とした。 データなし 藻類(クロレラ)の96時間EC50 = 1000mg/L(SIDS, 2005)、甲殻類(オオミジン コ)の48時間EC50 = 5463mg/L(ECETOC TR 91 2003)、魚類(ニジマス)の 96時間LC50 = 11200ppm(SIDS, 2005)より、藻類、甲殻類及び魚類において 100mg/Lで急性毒性が報告されていないことから、区分外とした。 微生物等による分解性が良好と判断される物質。分解度;89%(BOD) 情報なし
(DFGOT vol.12(1999)、PATTY(6th, 2012))が、SIDS(2005)などでは評価 されていない。in vitro変異原性試験として、エームス試験、哺乳類培養細胞 を用いるマウスリンフォーマ試験及び小核試験はすべて陰性と評価されてお り(PATTY(6th, 2012)、IARC(2010)、DFGOT vol.12(1999)、SIDS(2005)、 NTP DB(Access on June 2013))、in vitro染色体異常試験でもCHO細胞を 用いた試験1件の陽性結果を除き他はすべて陰性であった(SIDS(2005)、 PATTY(6th, 2012)、IARC(2010))。なお、この染色体異常の陽性結果は著 しく高い用量で生じており、高浸透圧のような非特異的影響に起因した染色 体傷害の可能性があると記載(SIDS(2005))されている。 ヒトでは出生前にエタノール摂取すると新生児に胎児性アルコール症候群と 称される先天性の奇形を生じることが知られている。奇形には小頭症、短い 眼瞼裂、関節、四肢及び心臓の異常、発達期における行動及び認知機能障 害が含まれる(PATTY(6th, 2012))。これらはヒトに対するエタノールの生殖 毒性を示す確かな証拠と考えられるため、区分1Aとした。なお、胎児性アル コール症候群は妊娠期に大量かつ慢性的にアルコールを飲んだアルコール 依存症の女性と関連している。産業的な経口、経皮、吸入ばく露による胎児 性アルコール症候群の報告はない。また、動物実験でも妊娠ラットに経口投 与した試験で奇形の発生がみられている。 ヒトの吸入ばく露により眼及び気道への刺激症状が報告されている(PATTY (6th, 2012))。血中エタノール濃度の上昇に伴い、軽度の中毒(筋協調運動 低下、気分、性格、行動の変化から中等度の中毒(視覚障害、感覚麻痺、反 応時間遅延、言語障害)、さらに重度の中毒症状(嘔吐、嗜眠、低体温、低 血糖、呼吸抑制など)を生じる。さらに、呼吸または循環不全により、あるいは 咽頭反射が欠如した場合には胃内容物吸引の結果として死に至ると記述さ れている(PATTY(6th, 2012))。ヒトに加えて実験動物でも中枢神経系の抑 制症状がみられている(SIDS(2005))。以上より、区分3(気道刺激性、麻酔 作用)とした。 ヒトでのアルコールの長期大量摂取はほとんど全ての臓器に悪影響を及ぼ すが、最も強い影響を与える標的臓器は肝臓であり、障害は脂肪変性に始 まり、壊死と線維化の段階を経て肝硬変に進行する(DFGOT vol.12(1999)) との記載に基づき区分1(肝臓)とした。また、アルコール乱用及び依存症患 者の治療として、米国FDAは3種類の治療薬を承認しているとの記述がある (HSDB(Access on June 2013))ことから、区分2(中枢神経系)とした。なお、 動物実験では有害影響の発現はさほど顕著ではなく、ラットの90日間反復経 口投与試験において、ガイダンス値範囲をかなり上回る高用量で肝臓への 影響として脂肪変性が報告されている(SIDS(2005)、 PATTY(6th, 2012))。 エタノールとして
13.廃棄上の注意 残余廃棄物 汚染容器及び包装 14.輸送上の注意 国際規制 海上規制情報 UN No.
Proper Shipping Name Class
Packing Group Marine Pollutant
Transport in bulk according to MARPOL 73/78, Annex Ⅱ, and the IBC code
航空規制情報 UN No.
Proper Shipping Name Class Packing Group 国内規制 陸上規制 海上規制情報 国連番号 品名 国連分類 容器等級 海洋汚染物質 MARPOL 73/78 附属書II 及び IBC コードによるばら積み輸送 される液体物質 航空規制情報 国連番号 品名 国連分類 等級 特別の安全対策 緊急時応急措置指針番号 15.適用法令 労働安全衛生法 消防法 大気汚染防止法 海洋汚染防止法 ICAO/IATAの規定に従う。 その他の引火性液体(他の危険性を有しないもの) 1993
FLAMMABLE LIQUID, N.O.S. 3 Ⅲ 該当しない 船舶安全法の規定に従う。 Applicable 航空法の規定に従う。 1993 その他の引火性液体(他の危険性を有しないもの) 3 Ⅲ 1993 非該当 該当 危険物・引火性の物(施行令別表第1第4号) 揮発性有機化合物(法第2条第4項)(環境省から都道府県への通達) 127 名称等を表示すべき危険物及び有害物(法第57条第1項、施行令第18条 第1号、第2号別表第9) 非危険物 3 Ⅲ IMOの規定に従う。 Not applicable 1993
FLAMMABLE LIQUID, N.O.S. 3 Ⅲ 有害液体物質(Z類物質)(施行令別表第1) 運搬に際しては、容器の転倒、損傷、落下、荷崩れ等しないように積み込 み、漏出のないことを確認する。 名称等を通知すべき危険物及び有害物(法第57条の2、施行令第18条の2 第1号、第2号別表第9) 容器は清浄してリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に 従って適切な処分を行う。 空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。 都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に、内容を明示して処 理を委託する。
外国為替及び外国貿易法 船舶安全法 航空法 港則法 廃棄物の処理及び清掃に 関する法律 特定有害廃棄物輸出入規制法 (バーゼル法) 16.その他の情報 参考文献 その他 国際化学物質安全性カード(ICSC) 16817の化学商品(化学工業日報社) 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 引火性液体(施行規則第194条危険物告示別表第1) その他の危険物・引火性液体類(法第21条第2項、規則第12条、危険物の 種類を定める告示別表) 引火性液体類(危規則第3条危険物告示別表第1) 現時点における該当化学物質の情報を全て検証しているわけではありませ ん。 当該化学物質について常に未知の危険性が存在するという認識で、製品運 搬・開封から廃棄に至るまで、安全を最優先して使用者自己の責任において ご使用下さい。 特別管理産業廃棄物(法第2条第5項、施行令第2条の4) 廃棄物の有害成分・法第2条第1項第1号イに規定するもの(平10三省告示 1号) 輸出貿易管理令別表第1の16の項
The Registry of Toxic Effects of Chemical Substances NIOSH
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