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タイの水上住宅

近畿大学工学部研究報告 No382

4pp.109117 Research Reports of the School of Engineering, 

Kinki University No38, 2004, pp.109‑117 

ーその 4 筏住宅の変容と住まい方一

松田博幸

f

大森豊裕ご小西正康

f

信岡耕太朗**

The w a t e r  h o u s i n g  i n  T h a i l a n d  

‑i n  c a s e  o f  a  way o f  h a b i t a t i o n  o f  t h e  r a f t  house ‑

Hiroyuki MATSUDA

, 

T o y o h i r o  OMORI

, 

Masayasu KONISHI

, 

K o t a r o  NOBUOKA 

Synopsis 

This paper describes  the view of the inhabitant in a water city  in  Thailand by the五eldwork and  interviewing. This study clears three points; (1) the condition of water village, (2) the condition of water  housing, (3) the living condition. 

Key words: water housing, water village, raft house, living condition, Thailand 

1 .はじめに 岸のフィッシャーマンズビレッジ、インドネシアの環濠 人類は水と共に生きてきた。水は生物にとって多かれ 都市、東南アジア各地の杭上住宅等多くの水上住宅が見 少なかれ影響を及し、人類にとって、生きていくために られるのはそのためである。

必要な物である。狩猟時代ならば大きな川がなくとも、 その中でもタイは、祭や文学、舞踊、民俗、絵画、彫 飲み水として必要な量の水さえ確保しておけば、困るこ 刻、建築、都市計画等のいずれの分野においても、水に とはなかった。しかし、次第に農耕を行うに従って大量 関わるもの多数がその土台となっている。海に固まれ、

の水が必要となってきた。この生活様式の変化のため、 川が縦横に国内を流れているタイにとっては当然のこと 大きな川の流域に人が集まり、定着化した。狩猟文化か である。川が多くそのため治水作業が困難で洪水を招き ら、農耕文化への移行である。また、移動型の住居生活 やすく、土地が湿地帯であるところが多い。このような から定着型の住居生活への変容でもある。 土地であれば、洪水の度に断絶する陸路に比べ、洪水の 特に東南アジアの国々は水と関係が深い。東南アジア 時にでも自由に移動できる水路が発達するのは当然であ は、半島部と島興部とからなり、常に海や川、つまり水 り、水に対処する技術を学び、ながら水と隣り合わせに、

と共生してきた。東南アジアで水の神と呼ばれるナーガ あるいは水の上に住むことは自然発生的なことである。

は、インド神話における大蛇ないし竜であり、東南アジ 現在でも高床式住居は、典型的な住居形式とされてい アの様々な土着的神話と結びつき各地にその姿を残して るが、かつては水上住宅(水に浮かぶ住宅)も典型的な住 いる。東南アジアの各地にはこの神話と結びついた信仰、 居であった。こうした住宅が最も多く存在したのは18世 儀礼、習慣があり、東南アジアの国々が水と共生してき 紀末から今世紀初頭にかけてである。この柔軟性と可動 たことがわかる。そのため、水と隣り合わせにあるいは 性を兼ね備えた住宅は、効率の良さと計画性のなさが前 水の上に住むことを受け入れなければならなかった。現 提となっている。住宅の内部は陸上住宅と変わらない機 在も残るブルネイの大水上居住群、マレーシア東岸・西 能を備えているが、土地に定着していないという移動可

本近畿大学工学部建築学科 Department of Architecture, School of Engineering, Kinki U niversity 

キキ近畿大学大学院工業技術研究科建築学専攻 Proguram in Architecture, Graduate School of lndustrial Technology, Kinki University  109 

(2)

能な自由さがある。交通網の中心が川や運河だ、った時代 には、それが合理的かつ安全な居住形態であった。その 上、 1860年代頃のコレラの発生のため、天然のよりよい 衛生システムという理由で、川沿いに家を建てていたの を、国王によって川そのものの上に建てるように命令さ れた。

しかし、 1957年に道路が一般に公開されたのを皮切り に、 1887年には市電、 1890年には鉄道が導入され、 1980 年代にいたっては高層ビルのラッシュとなった。これに より、完全に水路中心の生活から陸路中心の生活へと移 行していった。

水と共生した生活に適していると言われる水上住宅 も、このような交通手段の変化のためではなく、様々な 要因が絡み合って減少してきた。建築材料の変化、ゴミ の増加による水の自浄能力の限界、それが原因の水環境 の悪化等多数の問題が絡み合っている。

このような理由により、減少の一途をたどっている水 上住宅は、伝統的な生活習慣から近代的な生活習慣に移 行する場合に起こりうる問題を内包している。この視点 から水上住宅を見ることにより、伝統的な生活習慣を考 慮に入れた住居改善と、近代化の方策を検討することは 重要である。

本論は、タイのピサヌローク中心部を流れるナン川か ら東に約 10Km離れたところにあるKok Phoを対象地域 として、そこに存在する筏住宅から移住した陸上居住に ついて現状や特徴、および居住者の住まい方・意識を明

らかにすることを目的としている。

2.筏移住住宅の地域的特性 2.  1 調査概要

①調査地域:図 1に示すピサヌローク中心部を流れるナ ン川より約 10km東に位置する Kok(コック

・ポー)地域

②調査対象:Kokchangの陸上住宅 (6件)

③住宅調査:マッピング、観察調査、実測調査

④居住者調査:ヒアリング調査

⑤調査期間:2003年8月16日""'8月18日

2.  2 調査地域概要

調査地域には 30"‑'40軒近くの住宅が建ち並んでい る。全ての住宅が RC造で建てられており、それほ ど年式は経っておらず最近建てられた住宅ばかりだ った。中には新築、建設中の集合住宅(写真

3 . 2.43 

参照)も多く見られた。それらの住宅の中には商庖

を営んでいるところがあり、地域住民はそれをよく 利用している。今回は調査地域内の6軒の住宅の調 査を行った。まず集落の特徴としては、調査地域内 の通路は幅

5 m

から

7 m

程でまっすぐに整備され、

自動車やバイクが容易に行き来でき、昼時になると よく周辺地域から自転車やバイクの屋台が訪れる。

主食よりはむしろ軽食の屋台販売が主で、焼き鳥、

アイスクリーム、地方独自の菓子などの販売があっ た。これらの食べ物はヒアリングの結果、調査を行 った全ての住宅の住民が「食材を庖で購入して家で 調理して食べるJと言うことから、軽食として食べ られると考えられる。調査住宅のすぐ側には広い公 園があり、バスケットボール、サッカ一、バトミン トンなどの出来るコート、用具が完備されているほ か、幼児でも遊べるように、幼児向け遊具も整えら れている。また、集落地域の横に幅

7 m

程の運河が あるが、集落地域全ての住宅に水道が完備されてる ことや、軽トラックでの飲料水の販売(写真

3 .2.44 

参照)が訪れるおかげで、利用されることはほとん どない。川の対岸側は多くの草木が茂っており全く の未開発であった。また、対岸に行き来できる桟橋 はなく、普段地域住民は行き来することはほとんど ない。

調査地域の周辺は大きな幹線道路が通っており、アン ケート結果より住民の多くはパス等の公共交通機関を利 用してることから交通網も発展している。また、その大 きな幹線道路沿いには大型スーパーマッケットや医療施 設、飲食庖などが建ち並んでおり、それらには大型駐車 場が整備されており、多くの自動車が駐車しているのが 見られた。地域住民はそれらを最大限利用している。

調査地域はピサヌローク市の中心街から離れた地域で はあったが、道路は整備され、交通網は発達しており、

地域住民は容易に利用し移動することが可能である。ま た調査地域の周辺には多くの商店が立ち並んでおり、生 活するには全く不便を感じることはない。その上、大き な幹線道路の外れにある地域なので、自動車やバイクの 往来はなく、それらの騒音は全く感じられない。周辺に は多くの自然があり、のどかで、多くの便利な設備が整 えられおり、子供から老人まで快適に生活することがで きる環境だということが明らかになった。

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図 1 調査対象地域

(3)

タイの水上住宅 ーその4 筏住宅の変容と住まい方一

⑥ 

3.住宅の様態

①住宅の外観

公附

図2 集落構成図

家の前の道路から住宅全体を見ると、外壁が、白で統 一されたR C造の住宅が存在しており、移住前の筏住宅 を全く想像することはできない。

②屋根

すべての家が、傾斜の緩やかな切り妻形となっている。

筏住宅の時に見られた、片流れ、伝統的な M型の屋根 等は見られなくなっている。

③玄関周辺

道路から約2.5"'3.5mほど入ったところに玄関があ る。玄関の横には、ガレージや仕事場、休憩スペース等 が存在する。この仕事場や休憩スペースは、屋根がトタ ンで、格子状の壁・木製の柱や床でできており、よく話 を聞くと、筏住宅の一部を移住する時に持ってきて、利 用しているとのことである。

玄関の扉は、鉄製や木製のものがある。中には、目線 の位置ぐらいにガラスがはめ込まれているものもあり、

外を見れる様になっているものや網戸が内側に張られて 2重になっている扉もある。

③窓

網戸がはめ込まれており、木製の扉やルーバーも見る ことができる。玄関や窓は、いつも開け放たれ、風を取 り込もうとしていたがやはり川辺とは違い風が通る様子 はなく、家の中は熱気が漂っていた。その為か、扇風機 の数が多く見られ、常に扇風機を回している。

写真 l 住宅群外観

写真2 玄関付近

写真3 窓

111 

(4)

写真 5 台所

④床

写真 6 天井

写真7 居間

とんどだ、ったが、中には、壁紙が張られている家も見ら れた。R C造で日本と何ら変わりがなかった。

⑦トイレ

トイレ兼浴室は、すべての家で一階にしかなく、コン クリート壁と扉で仕切られており、便器があり、水瓶や 水槽、 ドラム缶等をおいている住宅が多い。

床や棚の上には、シャンプーや石けんも見られた。調 査した 6件中 2軒の家で、隣り合わせにトイレが二つ並 んでいる住宅も見られた。

すべての住宅において、 トイレ兼浴室は、住宅の一番 奥まった所にあり、居間に後付けされた感があり、他の 部屋よりもっくりが粗末で、屋根はトタン・壁は木製の 格子状のものもあり、筏住宅をそのまま持ってきている ものも見られた。

⑧台所

どの住宅についても、台所は、居間の奥にあり、 トイ レと並ぶようにしてつくられており、台所の一角にトイ コンクリート打ち放しに級後やゴザ等を敷いている家 レがあるといった感じになっている。居間や寝室がある が多く、中には、タイルや石が貼り付けられている家も 母屋に、後付けされた感がある。台所には、勝手口が設 見られ、住宅によって多少の違いが見られた。 けられており、直接外に出られるようになっている。

⑥天井・壁・骨組み 勝手口を出たところには、洗濯物を干すためのスペー 壁は仕上げ剤が塗ってあり白で統一しである住宅がほ スがあり家事を行いやすくなっている。

(5)

タイの水上住宅ーその4 筏住宅の変容と住まい方一 113 

⑨間仕切り

部屋と部屋との間仕切りは、ほとんどが壁が間仕切り となっていたが、 2階部分は、家具やカーテンを間仕切

りの代わりとして使い一つの部屋を部屋を分けている家 も見られた。

きついため、臭いもし、直接飲むと体に悪影響を及ぼし そうだからという理由が多かった。調理時については、

水道水を使用する家も一部見られたが、ほとんどの家で 購入水を使用している。

③皿洗い

4 .

居住実態

①家族構成

食事後の皿洗いについては、水道水を使い、台所にあ るシンクで、行っていたり、家の外で洗っている家も見ら れる。

陸上住宅に住んでいる家族は、 4人‑‑5人の家族が多 い。中には、親族同士共同で住んでいて

1 0

人という大家 族も見られた。仕事は会社員や公務員や銀行員、自営業 といろいろあり、家からバイクや車で

1 0

‑ ‑ 2 0

分の仕事 場に通っている。タイの1世帯平均月収は

1 2

1 6 7 B t  

(約

3 6

5 0 0

円)と比較して、調査住宅平均月収は

1 6

4 3 3 B t

(約

4 9

3 0 0

円)であった。これは、タイ 1世帯平均月収の約

1 3 5  

%に相当し、比較的裕福な暮らしをしていることが わかる事が分かる。

②食事

食事は、 1日3食お底から材料を買ってきて、家で調 理して食べることが多く、すでに調理済みのものを買っ てきて食べている家も見られた。また、外食はほとんど の家でしておらず、外食をする家は月に3回‑‑4回程度。

食事は台所で作っており、料理には、水道水を煮沸し て使っている。調理道具は、炊飯器、ガスコンロ、冷蔵 庫など、の電気製品を使って作られる。食事は、家族が集 まる場所(居間)で食べている。椅子やテーブルなどに 座って食べている。居間などには、テレビやステレオ、

ビデオデ、ッキなどの電化製品が充実していた。

②飲料水

⑧ ⑥  

飲料水については、水道水を直接飲むことはなく、購

入水を飲んでいる。理由としては、水道水は塩素消毒が 図3 生活行動図(左:一階,右:二階)

表1 水上住宅における住まい方の実態

伴 目 秤 目 件 目 四 件 目

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六 件 目

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7m2ス、トタン R C  、ガフス、トタン68m'

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③洗濯 の充実により、光熱費がかさむといった問題も出てきて 洗濯は、水道水を使い、台所に隣接しているところで いる。

している。洗剤を使い、水道水をタライに汲み、手探み この様に、筏住宅へのこだわりや、愛着、近代的な生 洗いをしている家もあれば、洗濯機を使って洗濯してい 活や住宅に移行したことによって生じている問題、伝統 る家もある。洗濯した衣類は、日当たりの良い家の横や 的な技術、知恵、生活習慣、パナキュラー住宅の維持保 家の前でロープに吊したり、洗濯竿にかけて干している。 全といった面から考えて、近代的生活と伝統的生活、近 乾いた衣類は、住宅内にある洋服タンスや窓にハンガ一 代的住宅と伝統的住宅の両面の良さを兼ね備える事が必

を用いて吊しである。 要となってくる。

④トイレ・水浴び 今後の課題として、以下が挙げられる。

トイレ兼浴室は、すべての家で一階にしかなく、コン ビサヌロークでは、筏住宅から陸上住宅に移住したこ クリート壁と扉で仕切られており、便器があり、水瓶や とによって、住宅の形態や住まい方が急激に近代化して 水糟、ドラム缶等をおいている住宅が多い。トイレット いることが伺える一方で、伝統的な生活、知恵や技術と ペーパーはなく、トイレに置いてある柄杓でためである いったものが見られなくなっている所や近代的な住宅に 水を使ってお尻を拭いている。水浴びは、シャワーや柄 上手く対応している点などが見られた。

杓を使いトイレでしている。水道水を使い、シャンプー 住宅の形態の変化を見てみると、周辺環境では、共有 や石鹸で体を洗っている。 スペースとして、住宅のすぐ近くに、バスケットやハン

⑤光熱費 ドボール等ができる公園がある。また、幼児も遊べる用

光熱費は、水上住宅時よりもどの家も大幅に増えていた。 に砂場や遊具も見られた。近くには、幹線道路が通って この理由としては、電化製品、特に洗濯機を購入したこ いるため、交通の便や、商庖等へのアクセスもよくなっ とや、今までは、調理するときに炭を使っていたが、ガ ており、住環境の改善が見られる。

スコンロを使用するようになったからという理由が大半 部屋数の増加、建築面積の増加により趣味の部屋があ を占めていた。 ったり、個々のプライパシーの確保ができるようになり、

⑥就寝 住環境が改善されている。

就寝は、布団やベットで寝ている。寝室は、住宅の二 電化製品を見てみると、洗濯時は、今までは、大半が 階に二・三部屋あり、個人個人別々に寝ている家が多く 手もみ洗いだ、ったのに対し、全ての家で洗濯機の導入、

見られた。 調理時に置いても、以前は、七厘の所もあったが全ての

⑦交通手段 家で、ガスコンロが普及していた。

外出する時の交通手段は、車・バイクや公共交通を用 一見近代的住宅に移行したことによって、生活が向上

いている。 して満足しているかと思えば、様々な問題も浮かび上が

ボートを所有していた家族は、陸上に移住するときに、 ってくる。

知り合いに安い値段で売ったり、譲ったりして処分して 筏住宅では、川沿いで風が吹きやすく、また、住宅の いる。筏住宅に住んでいる時は、バイクを持っている家 至る所に風を取り込む工夫がしてあったために、比較的 はあったが、車を持っている家は見られなかった。この に涼しく過ごす事が出来ていたのに対して、現在の住宅 様なことから、陸上住宅に移ることによってモータリー では、涼しくすむための多少の工夫は見られるが、鉄筋 ゼションの進展が伺える。 コンクリート造のために昼間は、暑く常に扇風機を回し

5.おわりに

以上のように、一部ではあるが、筏住宅から陸上住宅 に移行した人の住居・居住の実態について一定の知見が 得ることができた。

ピサヌロークでは、筏住宅から陸上住宅に移住したこ とによって、急激に近代的な生活にシフトし、適応して 非常に生活や住環境は向上し満足そうにしている。そう

した中でも、筏住宅から移住する時に、解体したものを 持ってきて、仕事場や玄関前の休憩スペース、台所とい ったとこに再利用しており、愛着やこだわり等を見るこ とができ、近代的住宅に伝統的住宅の面影を見ることが できた。また、住宅が鉄筋コンクリート造になったため に昼間は、暑く常に扇風機を回していなければならない ので、住みにくいという問題点や洗濯機やガスコンロ等

ていなければならないので、住みにくいという問題点や 洗濯機やガスコンロ等の充実により、光熱費がかさむと いった問題、以前は、いつでも、すぐに川の水を使えた ので、便利だったといった水上生活者ならではの意見も 見られた。

主峰2単車宅 ピザヌ" ク市街111. 1111  主ニ以幽創出

図4 近代化移行による問題点と改善

(7)

115 

筏住宅の変容と住まい方一 ーその4

タイの水上住宅

移 住したことによる間総点、と改議点

‑路上住宅(移住後)

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(9)

タイの水上住宅ーその4 筏住宅の変容と住まい方一 117 

筏住宅へのこだわりや、愛着、近代的な生活や住宅に 移行したことによって生じている問題、伝統的な技術、

知恵、生活習慣、パナキュラー住宅の維持保全といった 面から考えて、近代的生活と伝統的生活、近代的住宅と 伝統的住宅の両面の良さを兼ね備える事が必要となって

くる。

最後に、元近畿大学工学部建築学科の金子佳弘君、藤 村佳史君、宮下洋輔君の名前を記して謝意を表します。

なお、本研究は、日本学術振興会平成15年度科学研究費 補助金の助成を受けている。

.参考・引用文献

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・WilliamWarren fTHE HOUSE ON THE KLONGJ  1968 

• LUCA  INVERNIZZI  TETTONI, WILLIAM 

WARREN  fTHAI STYLEJ  ASIA BOOKS  1988 

・石井米雄、吉川利治 「タイの事典」 同朋舎出版 1993 

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‑松下正弘 「タイ文化ハンドブック一道標微笑の国へ ー」 勤草書房 1995 

. Professor  Rear Admiral Sompop Piromya R. T.N  fTHAI HOUSESJ THE MUTUAL FUND PUBLIC  COMPANY LIMITED  1995 

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近畿大学工学部卒業論文 1997 

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‑石田直樹、中川勝統、和久田弥 「タイの運河沿い住 宅の様態に関する研究」 近畿大学工学部卒業論文 1999 

‑佐藤真理子 「ワールドガイド 99""00 タイJ J 

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・蛭田康裕、増成健治、吉田明展 「タイの地域型住宅 に関する研究J 近畿大学工学部・卒業論文 2000 

‑石谷一成 「地球の歩き方やすらかなる国 タイ 01 ""02J  ダイヤモンド・ビッグ社 2001 

‑松岡伸浩、安藤祐樹、境久美子、中川幸子 「水上住 宅の様態と居住実態に関する研究 ータイ・ピサヌロ ーク一」 近 畿 大 学 工 学 部 卒 業 論 文 2002 

‑大坂孝臣、権現智土 「タイの水上居住に関する研究 ーバンコク・杭上住宅」 近 畿 大 学 工 学 部 卒 業 論 文 2003 

‑松田博幸、大森豊裕、川口茂博、小西正康 「タイの 水上住宅 ーその2 杭上住宅1‑J  日本建築学会 中 国 支 部 研 究 報 告 集 第26巻 pp901‑904 2003 

‑松田博幸、大森豊裕、川旧茂博、小西正康 「タイの 水上住宅 ーその3 杭上住宅 2‑J  日本建築学会 中 国 支 部 研 究 報 告 集 第26巻 pp905‑908 2003 

‑松田博幸、大森豊裕、川旧茂博、小西正康、信岡耕太 朗 「タイ・バンコクの杭上住宅の様態と住まい方j

日本建築学会 中 国 支 部 研 究 報 告 集 第27巻 pp849‑ 852  2004 

‑松田博幸、大森豊裕、川旧茂博、小西正康、信岡耕太 朗 「タイ・ピサヌロークの筏住宅の変容と住まい方」

日本建築学会 中 国 支 部 研 究 報 告 集 第27巻 pp853‑ 856  2004 

参照

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