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早稲田大学日本語教育研究センター(WASEDA CJL)

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(1)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号

早稲田大学日本語教育研究センター(WASEDA CJL)

30周年記念シンポジウム

本年、早稲田大学日本語教育研究センター(CJL )は 30 周年を迎えます。この節目を記念し、CJL の 更なる発展の機会とすべく、「 30 周年記念シンポジウム 」を開催することとなりました。シンポジウ ムでは、現在の CJL の科目や活動をご報告するとともに、「CJL の今と未来 - 世界における日本語教 育イニシアティブをめざして」というテーマのもと、パネルディスカッションを開催いたします。

挨拶 第一部 第ニ部

パネリスト

モデレーター

早稲田大学 森田典正 国際担当理事 

パネルディスカッション

Waseda Center for Japanese Language の今

‐日本語教育研究センターの現状と課題

開催日時:

2018

9

16

日(日)

15:00 ~ 17:00

開催場所:

早稲田大学 国際会議場 第一会議室

(入場無料/事前申し込みは必要ありません)

早稲田大学 国際部長 黒田一雄

社会科学研究科 修士課程1年 劉  陽 国際交流虹の会 幹事長 岡田大空 CJL わせだ日本語サポート担当教員 寅丸真澄   国際教養学部/国際コミュニケーション研究科 

学務 受入・派遣留学担当職員 陳 永盛 CJL 所長 舘岡洋子

CJLの今と未来

- 世界における日本語教育イニシアティブをめざして

(2)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

 早稲田大学日本語教育研究センター(以下,CJL)は,1988年に旧語学教育研究所(語 研)から分離独立し,今年30周年を迎えました。留学生への日本語教育を軸に発展し,

大学の有する日本語教育機関として,今やその規模は世界最大級と言っても過言ではあり ません。また,留学生の増加や留学目的の多様化など社会の状況も変化しており,今後の さらなる進化が求められています。

 2018年9月16日,CJLの30周年を記念して,日本語教育の現状と問題認識を関係者 間で共有し,未来のCJLを展望する記念シンポジウムを開催しました。当シンポジウム の内容を抜粋してご紹介します。

CJL のこれまでの 30 年の歴史とこれからの展望

大学の日本語教育機関として世界最大級-

30 周年を迎えた早稲田大学日本語教育研究 センター(CJL)が記念シンポジウムを開催

早稲田大学国際担当理事(当時) 森田典正 国際学術院教授

(3)

年度報告

 第一部では,早稲田大学国際担当理事(当時)である森田典正国際学術院教授を筆頭に CJLの教員たちが,CJL発足の経緯をはじめ,これまでの歩みやこれからの役割,意義に ついて力強く語りました。

森田教授:

 早稲田大学の日本語教育の歴史は,外国人学生特別選抜制度が始まった1955年に入学 した24名の留学生への教育に端を発しています。1962年に国際部が特殊学校として留学 生を受け入れるようになったことから,日本語の履修生が一気に増え,1966年には289 名の留学生が本学で日本語を学んでいました。

 その後,1980年代に日本語教育の需要がさらに拡大し,1988年に本学は日本語教育研 究センター(CJL)を設置しました。当時,500名弱だった在籍者数は,今やその約5倍 の2,265名に拡大し,毎週650コマの授業が開講され,196名の教員が指導にあたってい ます。大学の日本語教育機関としては,その規模は世界最大級にまで成長しています。

 CJLのすばらしさは,履修生の数や授業内容だけでなく,これまで輩出してきた人材に も見て取ることができます。たとえば現在,ハイデルベルグ大学で日本中世美術史を教え ているメラニー・トレイル先生らをはじめ,本学で日本語を学んだ研究者は,私が知ると ころでも,枚挙に暇がありません。

 本学のビジョンを示す「Waseda Vision 150」の中のWaseda Ocean構想では,2032年ま でに受入れ留学生を1万人まで拡大することを目標としています。これが実現すれば,現 在の倍の規模となります。容易に実現できることではありませんが,大きな課題として,

今後いかにして400人規模の優れた日本語教育者を確保していくかということがありま す。

 また,「日本語教育研究センター」の名称に「研究」の名を残していますが,このこと は極めて重要な要素だと考えています。CJLの主な目的は日本語教育ですが,その現場 は,いわば日本語教育の臨床の場であり,日々の実証的研究の基礎となる役割を担いま す。次の10年,20年,30年に向けて,CJLがますます充実,発展するよう尽力したいと 考えています。

CJL の今後の課題とは

 続いて第二部では,教職員,学生が登壇し,パネルディスカッションを実施しました。

「CJLの現在と未来〜世界における日本語教育イニシアティブを目指して」をテーマに,

それぞれの立場から率直な意見が交わされました。モデレーターは,CJL所長(当時)の 舘岡洋子国際学術院教授が務めました。

 冒頭で舘岡教授は,「日本の学生と留学生双方の立場から様々な意見をお聞きし,また,

大学としてCJLをどのようにより良くしていくべきか,そのヒントを得られる場にした

(4)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

舘岡教授:

 CJLには,「多様性」「主体性」「開放性」の3つの特徴があります。「多様性」について は,カリキュラムはもちろん,多様な国籍を持つ留学生の在籍などが挙げられます。ま た,「主体性」という意味では,受講者自身がスケジュールを組み立てられる仕組みを提 供しています。ただし,「開放性」についてはまだまだ課題があります。CJL自体の知名 度が低く,他の機関ともっと連携することでより知名度を高めていく必要性を感じていま す。また,CJL在籍者と日本の学生とのつながりが薄いこと,さらに留学生の日本での就 職等の進路の道筋を示すことができていないという課題も抱えていると認識しています。

留学生や日本の学生からの意見

 一方,留学生を代表して,社会科学研究科修士課程1年の劉陽さんからは,留学生の立 場から見た早稲田大学およびCJLについて意見が述べられました。舘岡教授がすでに認 識しているCJLが抱える課題についても言及され,率直な要望が出されました。

劉陽さん:

 CJLの優れた点は,先ほど舘岡教授からもお話しがあったように,270以上の多数のプ ログラムが揃い,受講生が主体的に選択できる点です。

 しかし,日本語能力の診断ソースが限られているため,会話と作文の能力が測れませ ん。そのため,自分のレベルに合わない授業を選択してしまい,学習困難に陥る留学生が 私の周囲にいます。日本語能力の診断ソースを増やすべきだと考えます。

 また,講義内容について,例えば私は大学院進学に備えて,研究計画書を書く授業を受 け,そのおかげもあって大学院に進学できました。一方で,ビジネスやアカデミックな内 容のものが他のジャンルのものに比べて少ないので,進学・就職時に実践的に役立ち,私 たちの将来につながるようなプログラムを増やしていただけたらと考えています。

 早稲田大学として優れている点は,わせだ日本語サポート,キャリアセンター,ICC

(国際コミュニケーションセンター),国際交流サークルなどのような様々なサポート体制 があることです。

CJL 所長(当時) 舘岡洋子 国際学術院教授

(5)

年度報告

 一方で,窓口が分かれており,結果として情報が分散してしまい,わかりにくい面もある ので,支援拠点を一元化するのはいかがでしょうか。私はアメリカやイギリスにも留学経験 があるのですが,支援拠点がわかりやすく整備されていました。また,日本の学生との交 流の機会はあっても,一部の日本人との一時的な交流にとどまっているのが現状です。もっ と両者がともに学んで成長し合える環境が理想だと感じています。そうした課題を解決し,

CJLが世界における日本語教育を牽引するような存在に発展することを願っています。

 劉陽さんのような留学生と日本の学生との交流を目的に発足した学生団体「国際交流 虹の会」の幹事長で,文学部3年の岡田大空さんからは,具体的な活動内容と課題につい て報告されました。

岡田さん:

 現在,「国際交流虹の会(以下,虹の会)」では,日本人,留学生の隔たりなく,初詣,

ハロウィン,旅行,早慶戦観戦,スポーツイベントなどの行事を実施しています。各国の 料理を作って食すフェスタは特に人気イベントになっています。また,早稲田大学から依 頼を受け,携帯電話の契約,区役所への住民登録,東京案内,地震対策などの留学生の生 活支援もしています。虹の会のメンバーの英語レベルはまちまちで,留学生の日本語レベ

大学院社会科学研究科 修士課程1年 劉陽さん

(6)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

ルも同様です。そのような状況で,留学生の増加という要素も加わり,十分に対応しきれ ていないのが現状です。留学生の私生活や公共の場でのマナーなど実用的なサポートのた めのシステム強化,人員増加などが課題となっています。

 また,岡田さんからCJLに「今後,虹の会に期待する活動はどのようなことですか?」 という質問がありました。これを受け,舘岡教授は次のように答えました。

舘岡教授:

 虹の会が,留学生を手厚く支援してくれていることをあらためて認識し,感服しまし た。虹の会の皆さんにはすでに十分ご尽力いただいていると思います。同時に,人手が足 りず,留学生の急増に対して,支援の量と質が追いついていない現実を実感させられ,大 学としての課題であると認識しました。今後,日本の学生にももっとCJLの門戸を広げ て,国際交流のバリューを提示し,量と質の両方の観点から支援内容の向上を目指したい と考えます。そのためにも貴重な協力者である虹の会の皆さんには,日本の学生,留学生

双方がWin-Winの関係性を築き,支援してあげること,してもらうことが両立し,持続

的に発展していただくことを期待いたします。

 早稲田大学国際部長(当時)の黒田一雄国際学術院教授は,今後の大学の国際化と日本 語教育のあり方について,次のように述べました。

黒田教授:

 留学生を,支援の対象とするだけでなく,逆に教えていただく対象としてお互いベネ フィットを持って,双方から学び合えることが,大学全体にとっても重要だとあらためて 感じました。

 実はCJL発足の大元には,戦前の国家建設を優先する時代から,早稲田大学が世界に 貢献するビジョンを打ち出していたことがバックグラウンドとしてあるのです。その後,

留学生が増加し,海外からの研究者の受け入れ,海外大学の日本校の増設,ICT教育の普 及などにより,本学に限らず,高等教育の国際化が進んでいるのが現状です。

 「WASEDA VISION 150」の中でも掲げていますが,本学は2032年までに留学生を1万 人に増やすこと,外国人の教職員を2割に増やすことを目指しています。さらに,海外か らの研究者を積極的に受け入れることもトレンドになっています。

 現在,東アジアからの留学生が78%を占めますが,提携校からの交換留学生として,

アメリカやヨーロッパからの留学生も増えてグローバル化が加速しています。半数の留学 生は日本語で,残り半数の留学生は英語で授業を受けていますが,双方の学生に対応した 柔軟な日本語教育のニーズも高まっています。

 今後は,大学として,日本人との交流や就職対応の日本語教育にも力を入れていく考え です。本学が「世界大学ランキング」の言語分野で上位にいる要因として,日本語教育に 注力していることが大きく影響しています。そうしたことも踏まえて,留学生のニーズ,

日本の学生との共生,優秀な日本語教育者の教育に力を入れることで,CJLをより発展さ せ,最先端の日本語教育機関として成長し続けることが,本学の国際化の要になると捉え ています。

(7)

年度報告

留学生に必要なのは,わかりやすい情報提供と就職支援

 一方,留学生の学習支援を掌る「わせだ日本語サポート」担当教員の寅丸真澄日本語教 育研究センター准教授からは,留学生の増加にともなうサポート状況について報告がされ ました。劉陽さんのような留学生にとっては,身近な日本語教育に関する支援窓口のひと つです。

寅丸准教授:

 「わせだ日本語サポート(以下,わせサポ)」では,日本語教育に関する問題解決など を通じて,留学生活の質を高めるべく支援を実施しています。具体的な相談事としては,

「日本人の友達が欲しい」「JLPT(日本語能力試験)に合格できるアカデミックな日本語 を身につけたい」「発音教材を知りたい」「文型の使い方を知りたい」といった内容です。

先ほど,留学生の劉陽さんからもお話がありましたが,現在,週3回開所していても,有 用な情報を伝えきれていないのが現状だと認識しています。今後は,「わせサポ」が本学 における留学生サポートのハブとなり,日本語学習の相談に応じると同時に,関係支援箇 所や団体を紹介できるスムーズな仕組みを作りたいと考えています。

早稲田大学国際部長(当時) 黒田一雄 国際学術院教授

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早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

 また,留学生支援の視点から国際教養学部/国際コミュニケーション研究科で学務業 務,受入・派遣留学関連業務を担当する職員の陳永盛さんも,意見を述べました。

陳さん:

 実は私も17年前に早稲田大学の学生として,CJL,虹の会のメンバーだった1人です。

現在,留学生のキャリア支援を通じて感じているのは,就職の理想と現実です。留学生の 大半は大手志向ですが,一方で日本における大手企業の割合は1%未満とも言われていま す。また,基本的に企業側が社員の職務を決定する日本型の慣例的な人事制度に対し,留 学生は常に自身のやりたい業務に従事したいという人が多いと思われます。これらのこと が,ミスマッチの主な要因となっています。もちろん,高い日本語能力も求められます。

そうしたことを踏まえて,外資系企業や中小企業とのマッチング,インターンシップの活 用を通じて留学生のキャリア支援を行っています。

 QS Graduate Employability Rankings 2019が発表され,早稲田大学は国内私立では引き続 き1位となりました。外国人労働者の需要が高まっている今こそ,時代やニーズに合わせ た支援を検討,実行し,留学生のキャリア支援にあたりたいと考えています。

 最後に,舘岡教授がシンポジウムを総括し,CJLが取り組むべき方向について決意表明 がありました。

舘岡教授:

 CJLおよび大学が抱える留学生支援の問題点が浮き彫りにされたと思います。

 就職支援もCJLの重要な課題として,その道筋を示すことができるよう注力していき たいと考えています。

 現状の留学生のサポート体制についても,支援窓口が多数存在することで,かえって留 学生にとって分かりづらくなっているようですので,早急なシステム化が必要だと感じま した。

 これまでも早稲田大学は様々な時代の要請に応えてきましたが,ややもするとこれは御 国際教養学部/国際コミュニケーション研究科

学務業務,受入・派遣留学担当職員 陳永盛さん

(9)

年度報告

用聞きのようにもなりかねません。CJLが重要な役割を担っていることを再認識いたしま した。そして,これからもみなさんと連携して日本語教育の先端的な取り組みを推進しつ つ,それを積極的に発信していきたいと思います。

早稲田大学日本語教育研究センター https://www.waseda.jp/inst/cjl/

※早稲田大学まなびのコンパス(https://www.wasecom.jp/article/1198)より転載

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早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

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2019/3/12

早稲田大学日本語教育研究センターWASEDA CJL

早稲田大学 国際担当理事

森田典正氏

挨拶

森田典正氏

WasedaCenter for Japanese Languageの今

第一部

日本語教育研究センターの現状と課題

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

早稲田大学日本語教育研究センターについて 早稲田大学日本語教育研究センターについて

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

◆「早稲⽥⼤学における⽇本語教育史」(吉岡 2016) 1884年 早稲⽥⼤学への最初の留学⽣(朝鮮から2名)

1905年 早稲⽥⼤学清国留学部 設⽴ (762名⼊学)

早稲⽥⼤学の戦後の⽇本語教育 1955年〜

1962年 語学教育研究所 発⾜

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

◆⽇本語教育研究センターの30年

1988年 語学教育研究所より分離独⽴し、

⽇本語教育研究センター発⾜

1990年 別科⽇本語専修課程を設置 1992年 技能別、レベル別コースを導⼊

2000年 カリキュラム改⾰を実施

2006年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に⽇本語テーマ科⽬を設置 EUビジネスマン⽇本語研究プログラム(ETP)開始 2007年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に統合クラスを設置 2011年 わせだ⽇本語サポート開設

2013年 ⽇本語教育プログラム(JLP)開講

SENDプログラムによるASEAN諸国との⼤学間交流開始 2015年 笹川財団 中国地⽅⼤学⽇本語学習者訪⽇研修受託 2018年 創設30周年

1

3

5

2

4

6

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年 度 報 告 年度報告

2019/3/12

5,000  6,000 

早稲⽥⼤学の留学⽣数推移 WASEDA  C

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◆30年の歩み:留学⽣数の急激な増加

Waseda Next 125

Waseda Vision 125

外国⼈留学⽣ 5793

(日本一)

1,000  2,000  3,000  4,000 

1955 1957 1959 1961 1963 1965 1967 1969 1971 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 2017

日本語講座受講者 2441⼈

WASEDA  C

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◆多数の国と地域からの留学⽣受け⼊れ

WASEDA  C

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◆多様なニーズに合わせたカリキュラム改⾰

1988年 語学教育研究所より分離独⽴し、⽇本語教育研究センター発⾜

1990年 別科⽇本語専修課程を設置 1992年 技能別、レベル別コースを導⼊

2000年 カリキュラム改⾰を実施

2006年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に⽇本語テーマ科⽬を設置 EUビジネスマン⽇本語研究プログラム(ETP)開始 2007年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に統合クラスを設置 2011年 わせだ⽇本語サポート開設

2013年 ⽇本語教育プログラム(JLP)開講

SENDプログラムによるASEAN諸国との⼤学間交流開始 2015年 笹川財団 中国地⽅⼤学⽇本語学習者訪⽇研修受託 2018年 創設30周年

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

総合科目群

テーマ科目群

◆多様なカリキュラム

WASEDA  C

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◆多様なプログラムの開設

1988年 語学教育研究所より分離独⽴し、⽇本語教育研究センター発⾜

1990年 別科⽇本語専修課程を設置 1992年 技能別、レベル別コースを導⼊

2000年 カリキュラム改⾰を実施

2006年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に⽇本語テーマ科⽬を設置 EUビジネスマン⽇本語研究プログラム(ETP)開始 EUビジネスマン⽇本語研究プログラム(ETP)開始 2007年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に統合クラスを設置 2011年 わせだ⽇本語サポート開設

2013年 ⽇本語教育プログラム(JLP)開講

SENDプログラムによるASEAN諸国との⼤学間交流開始 2015年 笹川財団 中国地⽅⼤学⽇本語学習者訪⽇研修受託

留学センターサマーセッションプログラム ⽇本語科⽬

2018年 創設30周年/初級e-learning教材開発

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

◆多様な背景を持つ留学⽣への学習⽀援

1988年 語学教育研究所より分離独⽴し、⽇本語教育研究センター発⾜

1990年 別科⽇本語専修課程を設置 1992年 技能別、レベル別コースを導⼊

2000年 カリキュラム改⾰を実施

2006年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に⽇本語テーマ科⽬を設置 EUビジネスマン⽇本語研究プログラム(ETP)開始 2007年 外国⼈留学⽣対象⽇本語講座に統合クラスを設置 2011年 わせだ⽇本語サポート開設

2013年 ⽇本語教育プログラム(JLP)開講

SENDプログラムによるASEAN諸国との⼤学間交流開始 2015年 笹川財団 中国地⽅⼤学⽇本語学習者訪⽇研修受託 2018年 創設30周年

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早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

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WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

つな

総合科⽬群WG テーマ科⽬群WG 委託WG

教育業務、学習環境の改善をめざすワーキングの設置

つな

がる

究 める

初級e-leaning教材開発WG Faculty Development WG わせだ⽇本語サポートWG

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

総合科目群

総合科目群WGWG座長座長::鄭在喜鄭在喜 メンバー:沖本与子

メンバー:沖本与子 松井一美松井一美 早稲田大学日本語教育研究センター

早稲田大学日本語教育研究センター

総合科目群 総合科目群

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 1. 総合科⽬群とは

①四技能「話す」「聞く」

「読む」「書く」を総合的に 学習する科目

②四技能を補完する科目

*コーディネーター

*チームティーチング 形式

https://www.waseda.jp/inst/cjl/

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. 総合科⽬群WGについて

⽬標:総合科目群の授業の質を保証しつつ、

運営の円滑化と効率化を図る 業務内容:コース運⽤全般

(科⽬・レベル別学習⽬標及び学習 内容全般の検討)

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. 総合科⽬群WGについて(初級レベル履修者の推移)

334

334 314314

306 306

362

362 403403

250 250 300 300 350 350 400 400 450 450

210 210

00 50 50 100 100 150 150 200 200

2015

2015年度年度 20162016年度年度 20172017年度年度 総合日本語1 総合日本語2

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. 近年の取り組み

*総合⽇本語 技能科⽬

会話1・2(2018年度春学期から開講)

作⽂1・2(仮)(2019年度春学期から開講)

作⽂1 2(仮)(2019年度春学期から開講)

*基礎⽇本語(2018年度秋学期から開講)

*他箇所との連携:Waseda summer session(4週間)

留学センター主催 13

15

17

14

16

18

(13)

年 度 報 告 年度報告

2019/3/12

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 4. 今後の課題

(1)初級学習者向けの科⽬検討

(2)全般的なレベルバランスの確認

(2)全般的なレベルバランスの確認

(3) 総合科⽬群全般の円滑化を引き続き図る

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

テーマ科目群

テーマ科目群WGWG座長:尹智鉉座長:尹智鉉

メンバー:寅丸真澄、金孝卿、今井新悟 メンバー:寅丸真澄、金孝卿、今井新悟 早稲田大学日本語教育研究センター

早稲田大学日本語教育研究センター

テーマ科目群 テーマ科目群

1. テーマ科⽬群

多様で独創的な270以上の 科⽬が展開

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. テーマ科⽬群

カテゴリー 主な内容 カテゴリーの中⼼的な⽬的

⼝頭表現 発⾳、スピーチ、プレゼンテー

ション等 ・会話表現や発⾳を学ぶことで⼝頭能⼒の向上を⽬指す

・ディスカッションや発表等の活動を通して⼝頭能⼒の向上を⽬指す

⽂章表現 作⽂、メール、⼿紙等 ・表現や構造などの⽂章表現の⽅法を学ぶことで⽂章産出能⼒の 向上を⽬指す

・作⽂やレポート等の執筆を通して⽂章産出能⼒の向上を⽬指す 聴解 会話/独話の聴解等 ・聴解ストラテジーの習得や聴解能⼒の向上を⽬指す 読解 多読、速読等 ・読解ストラテジーの習得や読解能⼒の向上を⽬指す

⽂法 ⽂法、⽂型等 ・⽂法の習得や表現能⼒の向上を⽬指す 語彙 外来語、オノマトペ、慣⽤句

・語彙の習得や表現能⼒の向上を⽬指す

社会と⽂化 伝統⽂化、歴史、⽣活等 ・⽇本の社会・⽂化的な要素、それに関連する⽇本語や能⼒の習 得を⽬指す

アカデミック⽇本語 学術的⽂章作成、専⾨語彙等 ・⼤学や⼤学院における学⽣⽣活や研究活動に対応できる⽇本語 や能⼒の習得を⽬指す

ビジネス⽇本語 ビジネス会話、⾯接と就職

・ビジネス場⾯において必要となる⽇本語や能⼒の習得を⽬指す

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. テーマ科⽬群の現状

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. テーマ科⽬群の現状

※定員充⾜率(A)=総履修者数/受⼊可能⼈数 ※履修希望倍率(B) =科⽬履修希望者数/受⼊可能⼈数

19

21

20

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早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

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WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. テーマ科⽬群のこれから

① 学内外におけるアーティキュレーションの課題

:各学部・研究科との連携、CJLのカリキュラム

② 新たな学習者のニーズへの対応

② 新たな学習者のニ ズへの対応

:卒業後・プログラム修了後への⽀援

③ 持続可能な科⽬の提供

:多様性と安定性のバランスと中⻑期ビジョン

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

委託学生受入プログラム

委託学生受入プログラムWGWG座長:毛利貴美座長:毛利貴美 メンバー:金

メンバー:金 孝卿、松井一美孝卿、松井一美

(発表者)

(発表者)

早稲田大学日本語教育研究センター 早稲田大学日本語教育研究センター

委託学生受入プログラム

1. 委託学⽣受⼊プログラムについて

・早稲⽥⼤学以外の機関から⽇本語教育事業を受託

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

・委託元のニーズに即した総合的な教育事業の実践

・最も適したプログラムの開発、提供

財団・企業・基金・他教育機関 早稲田大学CJL

日本語教育委託

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. これまでの実績

期 間 機 関 ・ プログラム 人数

2006年~2015 EUビジネスマン日本研修プログラム

ETP 162

2009 2015年 笹川平和財団助成事業 中国地方大学 113 2009年~2015

2014年~2017

笹川平和財団助成事業・中国地方大学 日本語学習者訪日研修 113 2016年~現在 三井住友銀行企業派遣 4 2018年~現在 大和日英基金(大和スコラーシップ) 7

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. 課題と展望

(1)受託⽇本語教育事業の拡⼤

(2)開発したプログラムの応⽤

受託日本語教育事業実践の広報 事業の拡大

(2)開発したプログラムの応⽤

提供プログラムの開発

機関の要請 カリキュラムや 教材の開発

応用

多様化するニーズに応えうる教材、カリキュラム 日本語教育全体への貢献

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング 早稲田大学日本語教育研究センター

タイトル

早稲田大学日本語教育研究センター

初級

初級 ee--learning learning 教材開発 教材開発

総合科目群WG座長:木下直子

メンバー:毛利貴美、佐野香織、李址遠、

込宮麻紀子、大熊伊宗 25

27

29

26

28

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(15)

年 度 報 告 年度報告

2019/3/12

1. WG設置の背景

1)学習内容・進度・学び方に多様性を設ける

 英語学位プログラムの増加

→初級日本語学習者の増加

 日本語学習者数の増加 学習目的 目標の多様化

WASEDA  C

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→学習目的・目標の多様化

2)全学の学生に対する日本語教育の提供 外国人留学生所属先ランキング(留学生センターHP)

2位 大学院情報生産システム研究科 6位 基幹理工学部

8位 大学院創造理工学研究科

2.MOOCs(大規模公開オンライン講座)への コース提供 Steps in 

Japanese for  Beginners WASEDA  C

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第1弾:津波 第2弾:日本語発音 第3弾:宇宙線 第4弾:ビジネス管理

・早稲田の日本語教育に対する知名度向上

・日本語教育分野への貢献

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 2. 初級e-learning教材の特徴

動画1

動画3 文法・文型

動画2 語彙 会話

Steps in Japanese for Beginners1 登場人物 WASEDA  C

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特徴①自分のことば作り クラスから社会へ

日本で生活するうえで必要となる文脈

言葉の意味を知る 文法の規則を知る

自分のことばを考える

WASEDA  C

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自分のことばを練習する

自分のことばを使う

特徴②ゲーミフィケーション 井上明人(2012)

「ゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの 要素を、ゲーム以外の社会的な活動や サ ビ に利用するもの

WASEDA  C

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サービスに利用するもの」

楽しく継続的に学習が進められるしかけ

学習段階を可視化 キャラクターの収集 etc 31

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(16)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

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2019/3/12

WASEDA  C

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タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

FDWG

FDWG座長:伊藤奈津美座長:伊藤奈津美 メンバー:金孝卿 メンバー:金孝卿 早稲田大学日本語教育研究センター 早稲田大学日本語教育研究センター

Faculty Development Faculty Development

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WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 1. FDワーキンググループの設置の背景と⽬的

(1)背景

多様な⽇本語学習者の急増

クラス数およびクラス定員の増加 教員の増加

教育の質向上と

コース運営上の課題解決を図る必要性

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 1. FDワーキンググループの設⽴の背景と⽬的

(2)⽬的

①教育の質向上を図るための⽀援 全教員対象 全教員対象

②組織の運営上の課題を共有し解決に 導くための⽀援

CJL

CJL 全教員対象 全教員対象

常勤教員対象 常勤教員対象

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. これまでの取り組み

(1)教育の質向上を図るための⽀援

OPEN WEEKの実施

OPEN WEEKの実施

新規職任のインストラクター(⾮常勤)への 授業開放

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. これまでの取り組み

(1)教育の質向上を図るための⽀援

講演会&ワークショップの開催

①「教師オートノミーを考えるー⽇本語教師の実践を 主体的に改善していくためにー」(2017.10.27)

中⽥賀之⽒(同志社⼤学)

CJL

CJL全教員対象全教員対象

中⽥賀之⽒(同志社⼤学)

②「体験を語る⼒を引き出すには-GEC科⽬『体験 の⾔語化』の取り組みから-」(2017.11.30)

兵藤智佳⽒・岩井雪乃⽒(WAVOC)

③「教育の改善を促しあう教師間の対話とは -内省とメンタリングを考える-」(2018.3.28)

⼟持ゲーリー法⼀⽒(帝京⼤学)

37

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(17)

年 度 報 告 年度報告

2019/3/12

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. これまでの取り組み

(2)組織の運営上の課題を共有し解決に導く ための⽀援

⾃⼰評価シートの導⼊

常勤教員対象 常勤教員対象

・教育・研究・学務の3つの業務に関して 内省するためのシート

KPT法ワークショップの実施

・Keep、Problem、TryからWGの⽬標を 考える

3. これまでの取り組み

CJL WS実施の⽀援

①総合科⽬群コーディネーション(2016.02)

②JLP⽣の選考基準(2016.09)

常勤教員対象 常勤教員対象

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③求める教員像(2017.02)

④学習者の⾃律性をどう育てるか(2017.09)

⑤発達障がい学⽣への対応(2018.02)

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WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. 今後の展望

FDワーキンググループの⽬的

①教育の質向上を図るための⽀援

②組織の運営上の課題を共有し解決に 導くための⽀援

CJL教員の専⾨性を⽣かした勉強会 やWSの実施

勉強会・WS開催の広報活動

他のWGと連携し、運営上の課題解決を 図る⽀援

タイトル

早稲田大学 日本語教育研究センター

○○ワーキング

タイトル

わせだ日本語サポートWG座長:寅丸真澄

メンバー:吉田好美、岩崎浩与司 早稲田大学日本語教育研究センター

早稲田大学日本語教育研究センター

わせだ日本語サポート わせだ日本語サポート

1. 「わせだ⽇本語サポート」(わせサポ)とは

⽇本語の⾃律学習⽀援室 WASEDA  C

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2011年より,早稲⽥⼤学⽇本語 教育研究センターで開室

・⼤学院⽣スタッフ,またはGEC科⽬

「⽇本語学習アドバイジング」の授業を 履修した学部⽣が⽇本語の問題について 1対1のピア・サポートを⾏う

・早稲⽥⼤学所属の学⽣なら誰でも利⽤可

・週3回,12:00-17:30開室 英語・中国語等でも対応可能

2.開設の背景と⽬的

時代的背景:留学⽣の増加と多様性 教育的背景:⾃律性の育成(社会⼈の育成)

(1)⽇本語学習に関わる問題を改善・解決する WASEDA  C

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(2)⽇本語を⾃律的に学習できるようにする ための⽀援を⾏う

学⽣⼀⼈⼀⼈の⾃律性の育成へ 43

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(18)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

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2019/3/12

「わせだ⽇本語サポート」における学習⽀援 WASEDA  C

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・JLPTのN2に合格できるよ うな学習計画を⽴てたい

・⼤学院⼊試までに⼊試に 必要なアカデミックな

⽇本語能⼒をつけたい

・⽇本⼈の友達がほしい

・論⽂の書き⽅が知りたい

・就職活動について

・⽇本⽂化に親しみたい知りたい

2017年度利用者数 6学部12研究科254名

・発⾳教材を知りたい

・漢字アプリを知りたい

・講義が聞けるように なる聴解教材がほしい

・WEB教材で勉強したい

・⽂型の使い⽅を知りたい

・語彙を増やしたい

・オノマトペが勉強したい

・漢字を効率よく覚えたい

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage 3. 近年の取り組み

(1)⽇本語学習アドバイジング

週3回実施,1対1セッション(45分程度)

(2)活動・イベント

JLPTセミナーJLPTセミナ :JLPT合格を⽬指す:JLPT合格を⽬指す

キャリアセミナー :就職活動の情報を得る

キャリア個別相談会:就職の相談をする

先輩TALK :先輩に経験談(進学・就職)を聞く

ポートフォリオ活⽤セミナー:PFの使い⽅を学ぶ

(3)スタッフのアドバイジング・スキルの向上

・読書会、勉強会、他⼤学・他箇所⾒学会など

4. 今後の課題

(1)認知度の向上

留学⽣の多い学部・研究科への広報

(2)⽀援の充実

留学⽣のニーズに応じた⽀援を提供

(3)他箇所との連携 WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

(3)他箇所との連携

各種イベントの企画・共催など

(4)スタッフの育成

⼤学院との連携、⽇本語教育研究科との連携、

「学習アドバイジング」授業との連携、勉強会の実施など 留学⽣の留学⽣活と学習の質を⾼める

WASEDA  C

WASEDA  Centerenter for for JJapanese  apanese  LLanguageanguage

パネルディスカッション

CJL の今と未来

パネルディスカッション

CJL の今と未来 第二部

世界における日本語教育イニシアティブをめざして 世界における日本語教育イニシアティブをめざして

パネリスト

国際部長 黒田一雄氏

社会科学研究科 修士課程1年 劉 陽氏 国際交流虹の会 幹事長 岡田大空氏 CJLわせだ日本語サポート担当教員 寅丸真澄氏

国際教養学部/国際コミュニケーション研究科

学務 受入・派遣留学担当職員 陳 永盛氏

モデレーター

CJL所長 舘岡洋子氏 49

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(19)

年 度 報 告 年度報告

2019/2/28

パネルディスカッション

CJL の今と未来

パネルディスカッション

CJL の今と未来 第二部

世界における日本語教育イニシアティブをめざして 世界における日本語教育イニシアティブをめざして

パネリスト

国際部長 黒田一雄氏

社会科学研究科 修士課程1年 劉 陽氏 国際交流虹の会 幹事長 岡田大空氏 CJLわせだ日本語サポート担当教員 寅丸真澄氏

国際教養学部/国際コミュニケーション研究科

学務 受入・派遣留学担当職員 陳 永盛氏

モデレーター

CJL所長 舘岡洋子氏

Dr. Dyron Dabney

Director of Japan Study,

Great Lakes College Association Great Lakes College Association.

Associate Professor of Politics, Earlham college

ディスカッション

日本語教育研究センター 所長 挨拶

舘岡洋子氏

WASEDA University

C enter for J apanese L anguage

本⽇は、早稲⽥⼤学⽇本語教育研究センター 30周年記念シンポジウムにご来場いただきまして 誠にありがとうございました

33 00 th

Anniversary

誠にありがとうございました 1

3

2

4

(20)
(21)

年度報告

WASEDA University

C enter for J apanese L anguage

Anniversary

早稲田大学日本語教育研究センター

Center for Japanese Language, Waseda University

〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-7-14 早稲田キャンパス22号館4階

TEL:03-5273-3142 FAX:03-3203-7672 E-mail:[email protected]

URL: https://www.waseda.jp/inst/cjl/

(22)

早稲田日本語教育実践研究 第 7 号/ 2019 / 49―94

森田 良行 日本語研究教育センター所長 中村  明 日本語研究教育センター所長 吉岡 英幸 日本語研究教育センター所長 川本  喬 日本語研究教育センター所長

吉岡 英幸 日本語研究教育センター所長(日本語教育研究科長兼任) 細川 英雄 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任) 川口 義一 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任) 蒲谷  宏 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任) 細川 英雄 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任) 小林 ミナ 日本語教育研究センター所長

池上 摩希子 日本語教育研究センター所長 舘岡 洋子 日本語教育研究センター所長

歴代所長

Center for Japanese Language, Waseda University

■ ご挨拶… ………1

■ 歴代所長… ………1

■ 早稲田大学日本語教育研究センター(CJL)の30年間… ……2 -…3

■ Waseda CJLの今………4 -5

■ 育てる… ………6

■ つながる… ………7

■ 究める… ………8

■ 教員紹介… ………8 -…9

Index

1903(明治36)年3清国留学生(大隈邸。大隈重信夫妻、学苑幹部、学生など)

日本語教育研究センター所長 舘岡洋子

教務主任 小宮千鶴子 木下直子

 早稲田大学日本語教育研究センター(Center for Japanese Language:

CJL)は、今年度、30周年を迎えました。実際には、早稲田大学では、30年ど ころか100年以上の長きにわたって留学生を受け入れ、日本語教育を行っ てきた歴史があります。形を変え進化しながら日本語教育は継続され、日 本語教育という名称を掲げた教育機関CJL となってから、30年がたちまし た。早稲田大学におけるこれまでの日本語教育の歴史を作ってこられた諸 先輩方に心から敬意と感謝を表したいと思います。

 ここ数年は、Vision150における留学生数1万人の目標の達成に向けて、

大学全体で留学生のための様々なプログラムが開設され、それに伴い、CJL には世界中から多様な背景を持った学習者が集まっています。そこでは、

「学ぶべき日本語」がすでにあるのではなく、それぞれの必要に応じた日本 語とは何なのかということを考えていかなければなりません。グローバル 大学において、日本語を母語とする人や母語としない人が、ともに充実した 大学生活を送り自らの夢を実現するためには、どのような学習環境をデザ インすべきか、CJL は考え、挑戦し続けます。

ご挨拶

Center for Japanese Language 1

(23)

年度報告

森田 良行 日本語研究教育センター所長 中村  明 日本語研究教育センター所長 吉岡 英幸 日本語研究教育センター所長 川本  喬 日本語研究教育センター所長

吉岡 英幸 日本語研究教育センター所長(日本語教育研究科長兼任)

細川 英雄 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任)

川口 義一 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任)

蒲谷  宏 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任)

細川 英雄 日本語教育研究センター所長(日本語教育研究科長兼任)

小林 ミナ 日本語教育研究センター所長 池上 摩希子 日本語教育研究センター所長 舘岡 洋子 日本語教育研究センター所長

歴代所長

Center for Japanese Language, Waseda University

■ ご挨拶… ………1

■ 歴代所長… ………1

■ 早稲田大学日本語教育研究センター(CJL)の30年間… ……2 -…3

■ Waseda CJLの今………4 -5

■ 育てる… ………6

■ つながる… ………7

■ 究める… ………8

■ 教員紹介… ………8 -…9

Index

1903(明治36)年3清国留学生(大隈邸。大隈重信夫妻、学苑幹部、学生など)

日本語教育研究センター所長 舘岡洋子

教務主任 小宮千鶴子 木下直子

 早稲田大学日本語教育研究センター(Center for Japanese Language:

CJL)は、今年度、30周年を迎えました。実際には、早稲田大学では、30年ど ころか100年以上の長きにわたって留学生を受け入れ、日本語教育を行っ てきた歴史があります。形を変え進化しながら日本語教育は継続され、日 本語教育という名称を掲げた教育機関CJL となってから、30年がたちまし た。早稲田大学におけるこれまでの日本語教育の歴史を作ってこられた諸 先輩方に心から敬意と感謝を表したいと思います。

 ここ数年は、Vision150における留学生数1万人の目標の達成に向けて、

大学全体で留学生のための様々なプログラムが開設され、それに伴い、CJL には世界中から多様な背景を持った学習者が集まっています。そこでは、

「学ぶべき日本語」がすでにあるのではなく、それぞれの必要に応じた日本 語とは何なのかということを考えていかなければなりません。グローバル 大学において、日本語を母語とする人や母語としない人が、ともに充実した 大学生活を送り自らの夢を実現するためには、どのような学習環境をデザ インすべきか、CJL は考え、挑戦し続けます。

ご挨拶

参照

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