核医学装置ワークステーション
GEniE-Xeleris
3.1&4.0
Q.Metrix
クイックガイド
この資料は、製造元から提供される取扱説明書の操作方法・注意事項等を簡潔に記載したもの であるため、装置の操作にあたっては、製造元から提供される取扱説明書を参照してください。 安全使用に関しての注意等は省略されている場合があります。安全使用のための注意、患者さん の安全確保のために守っていただきたい事項などにつきましては、取扱い説明書、添付文書に従 ってください。Q.Metrix 概要...P.4
System Planar感度測定 ……….………....……P.5
1, 注意・確認事項 2, 用意するもの 3, ファントム収集条件 4, 測定手順 5, Sensitivityの算出Q.Metrix処理の流れ……….………P.8
1, Preparation for Q.Metrix 起動
※再構成条件について
2, Motion Correction(Preparation for Q.Metrix) 3, Hybrid QC(Preparation for Q.Metrix)
4, Preparation for Q.Metrix 終了 5, Q.Metrix 起動 6, Q.Metrix Processing 7, organ(各臓器、抽出物)の決定と登録 8, Q.Metrix レビュー 9, Q.Metrix 終了
Q.Metrix コントロールエリア
(ツール類解説)…….……P.17
ROIツール、VOIツール、Organ Pickツールについて解説します目次
実際の処理例と処理のコツ(部位別)……..……….…P21
Tumor(腫瘍)………..P.21 1.集積を抽出する Lung(肺)……… P.23 1.肺野VOIを左右分割抽出する 2.肺野VOIを区域分割する Liver(肝臓)………..……….……..……..P.28 1.肝臓VOIを左右分割するこんなときは………P31
1, ひとつ前の操作に戻りたい 2, 一度決定したOrganを再編集したい 3, 便利なキーボードショートカットを使用したい 4, 入力済みの情報を確認したい 5. Uptakeが100%を超える、 SUV値がおかしい (理論値と異なる)、 などQ.Metrix概要
Q.Metrixは、SPECTとCTのSegmentationツールを利用して、放射性医薬品の摂取量をMBq/mLで 表すことができます。さらに、患者さま情報(身長、体重など)を合わせることで、現在PET検査で 使われているものと同じ計算に従ったSPECT SUVも算出します。 Q.Metrixで算出される定量値は、下記の様な目的で利用できることが期待されています。 •目的とする領域への放射性医薬品の取込量の算出 (MBq/ml) •SPECT SUV値を利用して、複数の集積部位の比較 •検査毎の統計的な比較 •フォローアップや術後の評価 Q.Metrix処理にてSUVを算出するには、あらかじめ感度測定が必要になります。 全体の処理の流れは下記のようになります。データ選択& , Preparation for Q.Metrixの起動
再構成処理 (Preparation for Q.Metrix)
再構成データの自動保存 (Preparation for Q.Metrix)
Q.Metrix 解析例
Q.Metrix 処理による局所の Uptake、SPECT SUVの算出 System Planar感度測定の実施
Sensitivityはコリメートされた線源のカウントとアクティビティの比です。 コリメータごとに、最適な核種を使用して測定する必要があります。
Sensitivityは
•Counts Per Minute/μCi ,
•Counts Per Second/MBq で表されます。
1.確認・注意事項
・ドーズキャリブレータの校正が行われている。 ・ドーズキャリブレータと収集側カメラの時刻が合っている。 ・感度測定は、機器調整後もしくはメンテナンス毎に行う必要があります。 感度測定は放射性薬剤の測定精度に左右されるため、臨床で測定に使用するものと同じドーズ キャリブレーターを使用する事が重要です。2.用意するもの
・1~5ccのプラスティックシリンジ(放射性薬剤分注用) ・30~50cのプラスティックシリンジ(水注入用) ・15cm(直径)の円形もしくは正方形のプラスティック製皿 (ex.150mmx15mm シャーレ、底面が平らなもの) ・校正されたドーズキャリブレータ―(臨床時に使用するもの) ・10cm厚の発砲スチロール ・放射性薬剤(111~185MBq)3.ファントム収集条件
下記のプロトコルを使用しカウントレートは30kcps以内で行います。 ・ Matrix size :256 ・ Zoom :1.0 ・ 収集時間 :任意,120sec(Tc99m) もしくは Stop on Count を使用し、4000kct以上のカウントが必要です。
カメラ
Sensitivity測定
(感度測定)
4.測定手順
① シリンジを使用して、シャーレ底面に深さ2-3mmになるよう水を注入します。 ② シリンジに111MBq ~185 MBqの放射性薬剤を分注しドーズキャリブレータで計測します。 この時のアクティビティ(Asr)、計測した時間(T0)を記録します。 ③ シャーレに計測した放射性薬剤を注入します。 この際、シリンジ内にアクティビティが残らないよう、シリンジ内を 洗い、針先でシャーレ内を軽く撹拌します。 ④ 放射性薬剤注入後の注入後のシリンジをポストシリンジとして ドーズキャリブレータで残量(Are)を計測し、記録します。 ⑤ ガントリのRCU(リモートコントロールユニット)を使用して Detector1(1カメ)が上を向くようにDetector Angleを180度に します。コリメータ表面から100±2mmの高さになるように、吸収 や散乱の影響の少ない発砲スチロールなどのホルダーを置き、 その上にシャーレをFOVの中心になるように置きます。 目視でシャーレが水平に置かれている事を確認します。 ⑥ コンソール画面でEnergy Sessionにおいて適切な核種が選択されている事、収集条件が適切で あること確認し、収集を開始します。 ⑦ Xelerisに転送された収集データより、収集を開始した時間(Start time(Ts))を記録します。⑧ 収集したデータをXelerisのWork SpaceにLoadし左下のStatisticsタブからTotal Count(N)を確認 し記録します。
⑨ ⑤~⑧をDetector2(2カメ)についても行います。
5.Sensitivityの算出
① Sensitivityを以下の式より算出します。
Detector1.2(1カメ、2カメ)のそれぞれについて算出します。
② Detector1. 2で求めたSensitivity(S)を加算平均してカメラのSensitivity(S camera)を求めます。
S camera = (Sdet1+ Sdet2) /2
* 補足 *
Sensitivity算出に便利な自動計算機能つきのエクセルシートが
ユーザーインフォメーションサイトOpen SesaME https://gecommunity.on.arena.ne.jp/open_sesami_entrance/
よりダウンロード可能です。どうぞご活用ください。 Asr : プレシリンジのアクティビティ Are : ポストシリンジ(残量)のアクティビティ T0 : プレシリンジ計測時刻 Ts : ポストシリンジ(残量)計測時刻 N : トータルカウント Thalf : 使用放射性薬剤の半減期 S: Sensitivity Sdet1 : Detector1(1カメ)のSensitivity Sdet2 : Detector2(2カメ)のSensitivity ※単位にご注意ください 収集時間Tdを秒単位でActivity(A0)を MBq で行った場合はSensitivity(S)の単位は→cps/MBq 収集時間Tdを分単位でActivity(A0)を μCi で行った場合はSensitivity(S)の単位は→cpm/μCi
1, Preparation For Q.Metrix 起動
Q.Metrix で解析処理をする前に Preparation for Q.Metrixで再構成処理を行います。
再構成処理は
OSEM(IR) で行われ、AC(吸収補正)、SC(散乱補正)、RR(Evolution)
が含まれます。
① データを選択します。 ・ NM TOMOデータ ・ CTデータ (Transaxial)
② [Preparation for Q.Metrix] をクリックしてスタートします。
Q.Metrix処理の流れ
① 核種を選択します。 ② Iterationの入力。 変更後にApply& Quite をクリックします。 ********** 推奨再構成条件 ************Reconstruction Type OSEM 3D Post filter NONE Iteration 2 ~4
Subset 10
Attenuation Correction Measured (CTAC) Resolution Recovery Correction On
Scatter Correction (DEW) On Scatter weight for Tc99m 1.1 Scatter weight for Tl201 1.4 Default scatter weight 1.0
再構成条件等を変更すると計測値も変動しますのでご注意ください。
* 再構成条件について
Preparation for Q.Metrixの再構成条件を変更する場合は、下記手順で変更します。 再構成条件の推奨条件は下表になります。
①複数FOV収集の場合はデータを選択します。 ②オリジナルデータに動きがないか確認します。 緑色のロケーターをつまむと任意のスライス断面が参照できます。 ③ 動きが確認された場合は、Autoボタンをクリックします。 必要に応じ、X-motionにチェックを入れます。(デフォルトはY-motionのみになっています。) ④補正後のデータが表示されます。 ⑤どのデータを使用するか決定します。 Original : 補正前オリジナルデータを再構成に使用します。 Corrected : 補正後のデータを再構成に使用します。 Cancel :体動補正をスキップします。
2, Motion Correction ( Preparation for Q.Metrix)
オリジナルデータ 体動補正後データ ② ③ ④ ⑤ ①
再構成処理前に各FOVデータに対して体動の確認を行い、必要に応じ補正します。
3, Hybrid QC ( Preparation for Q.Metrix)
① NMとCTデータの組み合わせを確認します。 ② 矢印ボタンを用いて、CTとNMにズレがあれば微調節します。 NMデータ、もしくはFusionデータがアクティブ(赤枠)になっている場合のみ矢印ボタンがActiveに なり、NMデータが移動できます。 ③ デフォルトではContours表示になっています。位置合わせしずらい場合はColor Mapパネルより Fusion Modeの変更が可能です。 ④ 適切なメニューをクリックして次のステップに進みます。 Passed : 調整した位置合わせを適用します。 Failed : 位置合わせせず、吸収補正イメージは作成しません。 Contrast : 表示されているCTデータが造影データの場合クリックします。 吸収補正はかかりません。 Cancel : Hybrid QCをスキップし吸収補正データは作成されません。吸収補正前に
CTデータとSPECTデータに位置ずれがないか確認を行います。
Merge Contours Color MapsのFusionよりメニューの選択が可能です ① ③ ④ ②4,Preparation for Q.Metrix 終了
再構成処理後の画像が自動保存され、
Preparation for Q,Metrixが自動終了します。
再構成データは、Q.Metrix_Transaxialsという名前で保存されます。
再構成条件等の詳細は下記を参照ください。
5, Q.Metrix 起動
① データを選択します
・ Q.Metrix transaxials ( Preparation for Q.Metrix で再構成済みのNMデータ) ・ CTデータ (Transaxial)
6, Q.Metrix Processing
計測値を算出するために必要なパラメータを入力します。
① Camera Sensitivity ダイアログが開きます
② あらかじめSensitivity 測定により求めた値を入力します
※360x2モードを使用してSPECT収集された場合は値の入力にご注意ください、詳しくはp30 の 5.へ
③ <Accept Sensitivity>をクリックします ※Xeleris4.0ではEnterを押すと値がリセットされますのでご注意ください
④ Patient Demographics画面が開きます ⑤ 患者様情報(身長/体重/性別) を入力します ⑥ 投与量情報を入力します ⑦ 入力内容を確認の上<OK>をクリックします 投与時刻(注射した時刻) 投与放射能量の測定値と測定時刻 SPECT スキャン開始時刻 投与後の残放射能量の測定値と測定時刻 半減期(half life)は自動入力されます ② ③ カメラ情報 収集時の情報 ⑤ ⑥ ⑦ ①
7, organ(各臓器、抽出物)の決定と登録
目的とする臓器、集積などを抽出、登録します。
実際の部位別処理例は
P21~を参照してください。
① Q.Metrix画面が開きます ④ ① コントロールエリア 詳細 P.18 CT イメージ NM イメージ Fusion イメージ ② コントロールエリア内の適切なツールを使用してorganを抽出します。 ※ツール詳細についてはP17を参照ください。 ※実際の処理例と処理のコツ(部位別)P21を参照ください。 ③ 抽出したorganの名前を選択します。 プルダウンの選択項目内に名前がない場合は より直接入力します。 ④ をクリックすると ③の名前が登録されます。 ② 目的臓器、目的の集積 など にVOIを設定します。 ③ ④ ※抽出した臓器、集積、構造物などのVolumeを総称してorganと表記しています。⑤ 登録したorganを参照、確認するには を押します 登録済みのorganが緑色のMIPとFusionで表示されます ※設定によっては緑色のアウトラインで表示されます ⑥ ②~⑤の手順を繰り返し、必要なorganをすべて抽出、登録します。 ⑦ を押すと測定値が参照できます。 ⑦
8, Q.Metrix レビュー
抽出、登録した
organの測定値をレビューします。
① Reviewをクリックすると登録したすべてのorganの測定値が一覧表で参照できます。 ② organごとに個別に結果表示をしたい場合は表より表示したいものを選択します。 デフォルトではAll (すべて表示)になっています。 ③ 2種のモードでの表示が可能です。 ④ 表示の単位はUnitsより切り替え可能です。 下記より選択可能です。 ・Uptake・SPECT SUVbw (SUV Body Weight )
・SPECT SUVbsa (SUV Body Surface Area)
・SPECT SUVlbm ( SUV Lean Body Mass)
※それぞれの計算式についてはオペレーターガイドを参照ください。 ⑤ 参照したい部分にカーソルを合わせると、チェックを入れた項目値が 表示されます。 アウトラインモード フィルドモード ② ③ ④ ⑤ ⑤ ③ ③ ① ① ※抽出した臓器、集積、構造物などのVolumeを総称してorganと表記しています。
9, Q.Metrix 終了
結果を保存して終了します。
結果を保存して終了すれば、処理結果をリロードや編集が可能になります。
① Fileより保存メニューを選択して終了します。
② 結果をリロードする場合
Q.Metrix Organsという名前のRESULT SERIESを選択し、Q.Metrixをスタートします。
③ 上記②でリロードしたものを再編集、再処理する場合
Processingタブをクリックし 処理画面に戻り、登録済みのorganの名前を2回選択します。 するとVOIの色が赤色になり編集、再処理可能になります。
・Save As お好きな名前で処理結果を保存します
・Save And Exit Q.Metrix Organsという名前で処理結果を保存します
・Export organ Statistics to file Text File形式で処理結果を保存します
Q.Metrix コントロールエリア
(ツール類)
organの抽出、編集には、コントロールエリアのツール類を使用します。
① Auto ROI Draw automatic ROI/VOI 自動ROI/VOI。 ② Dilate 選択しているROI/VOIを1ピクセル(ROI)または1ボクセル(VOI)ずつ追加します。 ③ Erode 選択しているROI/VOIを1ピクセル(ROI)または1ボクセル(VOI)ずつ削除します。 ④ Open Bridge 連結部分を削除し、オブジェクトを分離します。 1ピクセル/ボクセルずつ削除が開始しますので、大きく分離したい場合は長押しします。 ⑤ Close Gap ギャップを充填し、隣接したオブジェクトを連結します。 1ピクセル/ボクセルずつ充填しますので、広いギャップを埋めるような場合は長押しします。 ⑥ Auto NM ROI/VOI Segmentation at Next NM Maximum
選択したビューポート内で最も高いピクセル/ボクセルを検出し、既定のThreshold設定値よりその ポイントをセグメント化します。 再度クリックすると、すでにセグメント化した部分以外での最も高いピクセル/ボクセルを検出します。 ※実際の使用例はP21~参照できます。 ⑦ Delete ROI/VOI 選択したビューポート内でアクティブになっているROI/VOIを削除します。 <Delete>キーより削除することも可能です。 ⑧ SUV(VOIのみ) NMイメージ上で規定のSUV以上の部分を全体より抽出します。 ROIツール VOIツール Organ Pick ※1 ※2 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑧ ⑦ ※1 ※2 ※1 ボタンが全部表示されていない場合はこの ボタンをクリックして全表示させてください ※3
⑨ Standard ROI
ROI描画ツール。長方形、円、楕円、多角形、フリーハンドROIツールが使用可能です。 ⑩ Advanced ROI Cross section parallelograms
1つのポイントを通る3断面のROIを投影してVOIにします。
目的とする構造物の3断面それぞれにROIを描画し、 を押すとセグメント化(Volume化)されます。
⑪ Advanced ROI Copy Adjacent *単純なROIのコピー 1) 任意のスライス断面にROIを設定します。 2) 1)と同じ断面上で、設定したROIをコピーしたいスライス面を表示させます。 3) をクリックしイメージ上をクリックすると表示スライス上にROIがコピーされます。 *任意の範囲にROIをコピーする (同一ROIのコピーで任意のスライス間を埋めてVOIにする) 1) 任意のスライス断面にROIを設定します。(最初にROI設定したスライスが開始スライスとなります。) 2) スクロールを用いて、1)と同じ断面上でROIをコピーしたいスライス面までイメージを移動します。 3) をクリックし、<Shift>を押しながら2)のイメージ上をクリックすると設定した範囲 1)~2)の すべてのスライス間にROIが張り付き、VOIとなります。 ⑫ Standard VOI VOI描画ツール。立方体と円形VOIツール。 ⑬ CT Range しきい値として設定されたCT値範囲を選択します。 赤い点線をつまんで範囲を設定します。 ※使用法の一例はP28 ② を参照ください ⑭ Master VOI 編集済みROI/VOI を、一時的に保持し編集を制限します。 ※使用法の一例はP25~,28~ を参照ください
⑮ Missing VOI Filling
複数ROIのスライス間を埋めVOIにします。 ROI ⑩ ⑪ ⑨ VOI ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ※2 1) 3) ⑬
⑯ organ Pick
ドロップダウンリストより設定したorganの名称を選択します。 ⑰ Edit Organ Name
⑯のリストにないOrgan名を入力したい場合は、をクリックして新しいorgan名を追加します。 ⑱ Delete Organ ドロップダウンリストより選択したorganを削除します。organ全てを削除するには<Shift> を押します。 ⑲ Peek 現在および以前に保存したorganを表示します。 ⑳ Confirm VOI 定義したVOI を、リスト(上段のフィールド)に表示されたorgan名で確定します。 確定されたorgan名は、下段のフィールドに表示されます。
㉑ Backup Organs and ROI/VOI
保存済みの臓器およびROI/VOI をバックアップします。 ㉒ Restore Backup
最後のバックアップを復元します。
㉓ Show Filled ROIs/VOIs
ROI/VOIを塗りつぶして表示します ㉔ Show Outlined ROIs/VOIs
ROI/VOIを輪郭表示します ㉕ Display Organ Statistics
organの計測値、統計値を表示します。 ㉖ Save Organ Names
Organ Tools ⑰ ※3 ⑳ ⑯ ⑲ ㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉗ ㉘ アウトラインモード フィルドモード ㉓ ㉔ ㉕ ⑱
㉗ Set Threshold しきい値(①自動ROI/VOIで使われるThreshold値)の自動再計算です。 臓器(基準)をクリックして臓器の端(バックグランド)をクリックすると、しきい値が自動計算され 「Segmentation ParameterのThreshold」に値がセットされます。 また、値をセットしつつセグメンテーション(自動抽出)を行う場合は<Shift>を押しながらクリック します。
㉘ Edit Segmentation Parameters
セグメンテーション関連のパラメータの編集ができます。 それぞれの値を編集し、Saveにチェックを入れると保存されます。変更後はOKをクリックします。 1) NM Threshold (0-1) NMセグメンテーションのしきい値 2) CT window (0-1) CTセグメンテーションのしきい値 3) CT Lung max HU 肺CTのしきい値上限 4) CT Bone min HU 骨CTのしきい値下限 5) Neighbors 自動抽出する際に検索対象となる隣接Voxel数 6) Inwards Neighbors <Shift>キーを使用して自動抽出する際に検索対象となる隣接Voxel数
7) Eraser Thickness 消しゴムにより削除されるVoxel/Pixelサイズ
8) SUV min value 検索SUV最小値
9) Audible note オート処理が止まった際にビープ音で通知 10) Save Customization 更新した設定値を保存 1) 2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10)
Tumor
1. 集積を抽出する
※ここではしきい値設定を使用したAuto VOI機能を使用する方法を紹介します。 ① 集積の全体像が良くわかるスライスを表示し、VOIを設定するNM画像を赤枠にします。 ② をクリックします。設定したしきい値に応じてポイントが自動選択されセグメント化されます。 ※しきい値設定に関してはP22の補足を参照ください ③ 抽出したVOIの名前を選択します。 プルダウンの選択項目内に名前がない場合や、任意で名前 を付けたい場合は より直接入力します。 ④ をクリックしてVOIを保存します実際の処理例と処理のコツ(部位別)
① ① ② ③ ④ ③-④⑤ 再度NMイメージを選択の上、 を押すと前回決定したVOI以外の最高カウントを検索し、設定 しきい値に応じたポイントが自動選択されセグメント化します。 ⑥ ③~④の手順を繰り返し、organを決定します。 ⑦ ほかにも抽出したい集積がある場合は、①~④までの手順を繰り返し処理を行います。 ⑧ Review画面にて結果を確認します 詳しくはP.16 Q.Metrix レビューを参照ください。 ※補足: NMオートセグメンテーションに関するしきい値 ボタンは、選択したビューポート内で最も高い ピクセル/ボクセルを検出し、そのカウントからの 設定しきい値をセグメント化します。 そのため、こちらのしきい値設定箇所に、大きな 数値を入れるほど自動抽出されるVOIは小さく なります。(最小値0、最大値1)
Lung
1. 肺野VOIを左右分割する
※ここでは右肺野からVOIを作成する方法を紹介します
① まず左右どちらかの肺野を抽出したVOIを作成します。
CTイメージ上の右肺野にカーソルを合わせて <Alt> + <Shift> +左クリック にてVOIを描きます。 NMイメージ上で操作をした場合はカウントのある部分の抽出となる為、必要に応じて使い分けて ください。 ② ①で描いたVOIに細かいGapがある場合は、Close GapsボタンをクリックしてGapを埋めます。
実際の処理例と処理のコツ(部位別)
① ボタンが全部表示されて いない場合は、 このボタンをクリックして 全表示させてください ※ ②Close Gaps前 Close Gaps後
organ抽出済みの赤い部分にカーソルを合わせ、長押しすると消しゴムカーソルになります organの未抽出の部分にカーソルを合わせ、長押しすると抽出カーソルになります
肺野からはみ出した部分は、カーソルを マークにして、左クリック長押しにてVOIを部分的に消して修正 します。 抽出が足りない部分はカーソルを マークにして、左クリック長押しにて追加修正します。
③ 抽出したVOIの名前を選択します。 プルダウンの選択項目内に名前がない場合や、任意で名前 を付けたい場合は より直接入力します。 ④ をクリックしてVOIを保存します ⑤ 同様に、①~④の処理を繰り返して左肺野のVOIも作成、保存します ⑥ Review画面にて結果を確認します 詳しくはP.16 Q.Metrix レビューを参照ください。 ③ ④
2. 肺野VOIを区域分割する
※ここでは全肺野からVOIを作成する方法を紹介します。 1.の左右分割より区域分割することも可能です ① まず全肺野を抽出し、それをMaster VOI に設定して区域分割処理を行います。 CTイメージ上の右肺野にカーソルを合わせて <Alt> +左クリックにて全肺を抽出します。 ② ①で描いたVOIに細かいGapがある場合は、Close GapsボタンをクリックしてGapを埋めます。③ ②VOIの修正後、 ボタンをクリックし、肺野全体をMaster VOIに設定します。
Close Gaps前 Close Gaps後
① ② ③ ボタンが全部表示されて いない場合は、 このボタンをクリックして 全表示させてください ※ organ抽出済みの赤い部分にカーソルを合わせ、長押しすると消しゴムカーソルになります organの未抽出の部分にカーソルを合わせ、長押しすると抽出カーソルになります 肺野からはみ出した部分は、カーソルを マークにして、左クリック長押しにてVOIを部分的に消して修正 します。 抽出が足りない部分はカーソルを マークにして、左クリック長押しにて追加修正します。 ※organ抽出の微調整
④ 肺の区域を設定します。
ROIを描くスライスをクリックにて選択し、多角形ROIまたは不整形ROIのボタンを選択してROIを 描き、Approveをクリックします。
ROIの描画はTransaxial, Sagittal, Coronal のいずれのスライスでも可能です。
⑤ スライスをスクロールし、別の断面でも④の作業により区域設定を行います。 何スライスか繰り返して複数スライスに同様にROIを描きます。
(全てのスライスにROIを描く必要はありません。)
⑥ ⑤で描いた複数のROIを繋ぎ合わせて区域VOIを作成します。 Master VOIボタン をクリックしてMaster VOI設定を解除し、
Missing VOI Fillingボタン をクリックすると⑤で設定したROIが繋ぎ合わされセグメント化 されます。 ④-1 ④-2 ※Master VOIより外 側の部分はルーズに 囲っても最終的に抽 出されるorganには含 まれません。 ④-3 複数スライスに作業 を繰り返します。
⑦ 抽出したVOIの名前を選択します。 プルダウンの選択項目内に名前がない場合や、 任意で名前を付けたい場合は より直接入力し、 OKします。 ⑧ をクリックしてVOIを保存します。 ⑨ 残りの肺野で区域を抽出していきます。 CTイメージ上の肺野にカーソルを合わせて <Alt> + <Shift > +左クリックにて、残りの 肺野全体をVOIを抽出します。 ⑩ ⑨で抽出した部分を ボタンをクリックしMaster VOIに設定します。 ④~⑧の手順に沿って次の肺区域にROIを設定し、その部分の区域VOIを抽出し、名前を付けて 保存します。 ⑥ Review画面にて結果を確認します。 詳しくはP.16 Q.Metrix レビューを参照ください。 Upper –L Lung ⑦
Liver
1.肝臓VOIを左右分割する方法
※ここでは左右分割を例としていますが、ROI設定範囲によって部分肝切除や肝区域分けなどに 応用できます。 ① まず肝臓全体を抽出し、それをMaster VOIとして設定して左右分割処理を行います。 NMイメージ上の肝臓にカーソルを合わせて <Alt> + <左クリック>にて肝臓全体をVOI抽出します。 NMイメージでCystなどで大きな欠損があり、全肝を抽出できない場合は②の方法を使用します。 ② CT値のしきい値を指定して肝臓を抽出することも可能です。 1.CT Values Rangeボタン をクリックします。 2.2本のロケータでCT値の範囲を調節します。 3.Thresholdボタンをクリックします。 4.CTイメージ上の肝臓にカーソルを合わせて <Alt> + <左クリック>で肝臓全体をVOI抽出します。 5. ①の※Organ抽出の微調整 を参考に、追加修正を行います。実際の処理例と処理のコツ(部位別)
organ抽出済みの赤い部分にカーソルを合わせ、長押しすると消しゴムカーソルになります organの未抽出の部分にカーソルを合わせ、長押しすると抽出カーソルになります 肝臓からはみ出した部分は、カーソルを マークにして、左クリック長押しにてVOIを部分的に消して修正 します。 抽出が足りない部分はカーソルを マークにして、左クリック長押しにて追加修正します。 ※organ抽出の微調整 ① ②-1 ②-2 ②-3③ ①または②で抽出した全肝を ボタンをクリックしMaster VOIに設定します。
④ 左右どちらかの肝臓をROIで設定します。
※ここでは左右分割を例としていますが、ROI設定範囲によって部分肝切除や肝区域分けなどに応用できます。
ROIを描くスライスをクリックにて選択し、多角形ROIまたは不整形ROIのボタンを選択してROIを 描き、Approveをクリックします。
ROIの描画はTransaxial, Sagittal, Coronal のいずれのスライスでも可能です。
⑤ スライスをスクロールし、別の断面でも④の作業により区域設定を行います。 何スライスか繰り返して複数スライスに同様にROIを描きます。 (全てのスライスにROIを描く必要はありません。) 複数スライスに作業 を繰り返します。 ※Master VOIより外 側の部分はルーズに 囲っても最終的に抽 出されるorganには含 まれません。
⑥ ⑤で描いた複数のROIを繋ぎ合わせてVOIを作成します。 Master VOIボタン をクリックしてMaster VOI設定を解除し、
Missing VOI Fillingボタン をクリックすると⑤で設定したROIが繋ぎ合わされセグメント化 されます。 ⑦ 抽出したVOIの名前を選択します。 プルダウンの選択項目内に名前がない場合や、 任意で名前を付けたい場合は より直接入力し、 OKします。 ⑧ をクリックしてVOIを保存します。 ⑨ ①もしくは②の手順で残りの部分の肝臓を抽出 します。⑧で保存した部分以外の部分が抽出され ます。 ⑩ Review画面にて結果を確認します。 詳しくはP.16 Q.Metrix レビューを参照ください。 抽出されたVOIを確認します。 必要に応じて微調整します。 ⑦ L-Liver
こんなときは
1.ひとつ前の操作に戻りたい
<Ctrl> + Z もしくは,カーソルの右クリックメニューの中からUndo Lastを選択します。 そのほかにも、右クリックメニューのなかにはショートカットメニューとして 使用できる機能がたくさんあります。2.一度決定した
Organを再編集したい
登録済みのorganの名前を2回選択します。 するとVOIの色が赤色になり編集可能になります。3.便利なキーボードショートカットを使用したい
・<Ctrl> + Z
: ひとつ前の作業に戻ります。・
<Ctrl> + V
:ROI/VOIの表示モードを切替。・
Double-click
: ダブルクリックした場所が表示画面の中心になるよう移動します。・
<Delete>
: アクティブになっているROI/VOIを削除します。・
<Ctrl> + F1
: その他のショートカットメニューが参照できます。 アウトラインモード フィルドモード4.入力済みの情報を確認したい
5.Uptakeが100%を超える、 SUV値がおかしい (理論値と異なる)、 など
① 身長、体重、投与量情報などに入力間違いがないか確認します。
②360x2モードを使用してSPECT収集していないか使用プロトコルを確認します。 360x2モードを使用していた場合は、System Sensitivityの入力値を2倍にします。
※360x2モード使用時、Phase Frame Durationが2倍の値に対応しておらず、SUVが2倍に算出されてしまいます。
患者様情報(身長/体重/性別)、投与量情報の確認ができます。 カメラの情報、Sensitivityなどの情報の確認ができます。
入力値に間違いがないか確認します。
核医学装置ワークステーション Xeleris 薬事販売名称: ジニー(GENIE) 医療機器認証番号: 20700BZY00161000 管理医療機器: 核医学装置ワークステーション JMDN 40937000 【製造販売業者の名称と連絡先、発行部署】 製造販売業者 : GEヘルスケア・ジャパン株式会社 住所 : 東京都日野市旭が丘4-7-127 電話 :0120 – 055 – 919 発行部署 : ヘルスケア統括本部 MI営業推進部