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ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ’

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(1)原. 著. ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. 内. The. Micro−Ma㎝o. 田. 健*. Pmb1em:AIl. Ken. I皿t肚actiomist. Appmach. Uchida非. Abstract Since. the1980. s. socio1ogy.Theorists so1ve. this. both. shou1dn. t. levels. divide. −sociolo馴.As in. some This. of. a. to. categorized. tries. as. categorization. An. any. is. a. Interactionists6o. of. Problem of. social. agree. on. the. but. in. the. to. a. of. we. an. on. is. effαrts. for. the. shou1d. critical. share. on. the. issues. in. ideas. to. own. the. the. micro−or. anthology to1ink. their. regard. also. exclusive1y. of. work. to. trace. branch that. two. have. series. perspective:. distinction. view. that. exclusively. the. micro. of. the. micro. Interactionism. of an. those. camp,some. has. ideas:. analytica1idea. distinctive. joint. that. macro. prob1em: and. the. we. From macro. made. act. may. interactionists ideas. and. a▽oid. for. from. this. who. grasping. negotiとted the. the. approach. standpoint. has. disapprove the. order. macro. shows. been. the .. that. prob1em.. Giesen,1987:3)一,きわめて長い履歴をも. Problem)が枢要な論題の一つとして浮上. してきたのは,おおよそ1980年代以降のできごと. である。とはいえ,ミクロとマクロとを類別する 思考法じたいは一中世後期における「個人」と 「国家」の同時的成立という歴史的契機にその起. 源をもとめる論者もいるように(A1exander. the1inkage. Interactionism.A1though. 社会学においてミクローマクロ問題(Micro−. #人間基礎科学科. that. of. presented. way.. 1.はじめに. Macro. one. have. ana1ytic.They. into. s1ogan. we.have. become. study. point. as. theoretica1approaches. ,what. has. fields. substantive. theoretical. claim. examination. them. as. suggested. Linkage. paper. of. not. apPropriate. particu1ar. Micro−Macro. various. problem.Most. between. Reduction. The in. っている。ミクロとマクロを対比する通例的表現. の一つに《ウェーバー対デュルケム》という二 人の学祖の固有名が使われていることからも,社 会科学の一分科として成立した社会学においてこ の二項類別的思考法が深く根を張っていることは 容易に推察できよう。. and. ミクローマクロ間題が提出しているのは,ミク りφα〃榊〃げB醐た〃〃㎜〃s∂ε〃㈱. 一101一.

(2) ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. 口的な領域とマクロ的な領域とをいかに架橋すべ. た。本稿は,相互行為論の基礎視角に即してそう. きかという問いである。じじつ,1980年代以降に. した批判の妥当性を問い直すとともに,このアプ. 公刊されたミクローマクロ問題のアンソロジーが. ローチがミクローマクロ・リンケージという問題. 掲げたのは,両領域の「統合integratiOn」(ゆorr. 圏のなかでとりうる立場について一定の見通しを. −Cetina. 得ることをめざす。. and. Cicoure1Eds,1981)や「連結1ink」. (HuberEd.,1991)といったテーマであり,「還. 元からリンケージヘfrom kage」(Alexander. and. reduction. to1in・. Giesen,1987)というス. ローガンであった。そうしたアンソロジーへの寄. 2.相互行為論とミクローマクロ聞題 《相互行為論は「制度」や「社会組織」といっ たいわゆる「マクロ」な社会的事象を分析する視. 稿者の研究来歴もまた多様であり,階級闘争,階 層構造,人口動態,政治過程,権力現象といらた. 角を欠く「非構造的に偏向したaStruCtura1ly. 問題に取り組んできたいわゆる「マクロ社会学者」. 為論を批判的に論評するさいのクリーシェの一つ. もいれば,会話場面のような対面的行為の微細な. といっても過言ではないだろう。. biased」アプローチである》という言辞は,相互行. 分析に取り組んできたいわゆる「ミクロ社会学者」. 相互行為論にとって,ミクローマクロ間題は「内. もいる。異質な知的背景をもち,基本的な理論的. 発的」なものではなかった。問題の発端は,この. 前提について対立しもする寄稿者たちを束ねうる. アブローチにたいする批判的評言にある。相互行. ものがあるとすれば,それはひとえにミクローマ. 為論がシカゴ学派の工一トスを明識化する「運動」. クロ・リンケージの流れに樟さすことによって社. として台頭した1950〜60年代当時,アメリカ社会. 会理論の陥っている閉塞状況を打開しようとする. 学において「主流派」なり「標準的」といった形. 一点について,問題意識が共有されていることに. 容詞に相応したのは構造機能主義や闘争理論であ. あろう。. った」(Flaherty,1989;Mullins. ところで,ミクローマクロ・リンケージをめぐ る一連の論稿の多くは,社会学が二つの陣営に分. and. Mullins,1973)。. H.ブルーマーがG.H.ミードの思索か.ら社会学. かれて各自ミクロとマクロの区分を社会的事象と. 的な含意を抽出するかたちで提出した相互行為論 のルート・イメージと方法論は,「主流派」からの. 実体的に対応するものと見立ててきた点に理論展. はげしい論難に遭遇する。相互行為論の立論構成. 開の阻害因を看取し,対案として両者をあくまで. と方法論的指針が理論的・方法論的に「標準的社. も分析的類別an. distinctionとしてと. 会学」と対立する論点を本来的に内蔵していたこ. らえようとしている。あるアンソロジーの編者た. analyatic. とに加え,ブルーマーのテクストじたいが対抗的. ちの言葉を借りれば,それらは「社会的現実の構. 潮流にたいしてことさら挑戦的な修辞を多用した. 成についての互いに相容れない考え方を対立させ. ことが,こうした厳しい反応をみずから招き寄せ. るのでなく,異なる水準にある社会的現実のあい. たともいえよう。. だの経験的な諸関係をみつけだそうとする」試み. として認定することができる(Alexander. and. Giesen,1987=2)。. 相互行為論への批判はその社会観(ルート・イ メ〒ジ)と方法論の両面にたいしておこなわれた が,本稿の課題に直接関連するのは前者である。. ここで留意すべきことは,.従来ミクロ陣営とマ. 主流派による批判は,相互行為論のルート・イメ. クロ陣営の関係はけっして対称的なものではなく,. ージには社会組織,社会構造,社会制度といった. マクロ陣営が杜会学の正統的アプローチとしての. 事象を適切に記述する視点が欠如しているという. 待遇を享受してきた一方で,ミクロ陣営はマクロ. 論点に集約される。相互行為論のインサイダーに. な事象を把捉する視角を欠いているとの論難を甘. も,みずから「非構造的偏向」を認めて批判に同. 受してきたという事実である。相互行為論. 調する者があらわれた(Meltzer. InteraCtioniSm(1〕もまた,・ミクロ社会学の一変種. 113)。かれらは,相互行為論が自己との反省的な. として,マクロ陣営によみ批判の標的とされてき. 相互行為にもとづいて社会的世界を織り上げる自. 一102一. et. al.,1975:.

(3) 早稲田大学人間科学研究. 第9巻第1号1996年. 由で主体的な行為者像を強調する一方で,行為の. 1988;1989),相互行為とそれを取り巻く構造コン. 遂行が政治的・経済的・歴史的諸拘束(たとえば,. テクストとのインターフェースに照準しながらミ. 利用可能な社会的資源の多寡,権力関係,文化被. クローマクロの連接を図る独自の方針の策定と実. 規定性)によって囲縫されている事実を無視ない. 践(Strauss,1978),などをあげることができる。. し軽視していると指摘した(Meltzer. こちらは内在的再定義と仮称する。. et. a1、,. 1975:99)。「非構造的」というレトリックは,「主. 外在的再定義の立場からする主張はブルーマー. 観主義的」「主意主義的」「観念論的」「個性記述. らの相互行為論が構造的視野をまったく欠いてい. 的=反理論的」といった系列語彙を導出しながら. るという前提に立っており,内在的再定義の試み. 「主流派」の批判的論拠の中核として機能し,相. が妥当なものであれば立論の一角を崩されること. 互行為論を「ミクロな現象の記述と分析に専心す. になる。そこで,以下では内在的再定義の議論に. る社会心理学的アプローチ」という位置づけへと. 寄り添いながら,相互行為論にとってのミクロー. 追いやった。こうしたイメージは(その大半が「主. マクロ問題を考えていきたい。. 流派」社会学者の手になる)社会学理論の概説書. まず,内在的再定義の動向について,簡単な見. や,社会学者の公式・非公式のディスコースをつ. 取り図を描いておこう。ミクローマクロ問題が社. うじて普及し,相互行為論における「マクロな」. 会理論全般にまたがる枢要な課題として浮上した. 視点の欠如という「神話」の定着を帰結した. 時期と多少前後して,相互行為論の立場からミク. (Maines,1988:46;Flaherty,1989)。. ローマクロ問題に取り組んだ論稿がつぎつぎと発. 相互行為論は,社会的事象一般を対象とする包. 表される。D,R.メインズの総説的な論稿. 括的パースペクティヴとしての待遇を要求する以. (Maines,1977)は相互行為論に伏在する「社会. 上,主流派とその同調者から突きつけられた間い. 構造」や「社会組織」にたいする分析視角の明示. に答えねばならなかった。換言すれば,みずから. 化を提唱し,後続する議論の呼び水となった。ま. の射程範域について下された状況定義を,いわば. た,主要な相互行為論者が社会学会の会長就任講. 定義し返す必要に迫られたのである。再定義はお. 演でミクローマクロ問題を主題に取り上げている. おむね二つの方角を志向した。. ことは,この問題が重要な位置づけを与えられて. 一方には,ブルーマーのミード解釈に疑義を提 出し,両者を切断することにより,ブルーマーと. いることを示唆するものである(Goffman,1983; Hall,1987;Fine,1992)。. かれの影響を受けた相互行為論(いわゆる「シカ ゴ学派」)のテクストについては非構造的偏向を譲. マクロ問題をめぐる一連の議論は,以下のように. める一方で,ミードのテクストには構造把握の視. 二つの主題に集約することができる。. 相互行為論の立場から提出されてきたミクロー. 角が明確に存在しており,そうした偏向にたいす. ]方では,ブルーマーの描いたグランド・デザ. る責任はないとする議論がある(e.g.Woodand. インの再検討・再評価という作業がすすめられて. Warde1l,1983)。いわゆる「イリノイ学派」によ. きた。ブルーマーのルート・イメージに照準を据. るブルーマーのミード解釈批判が志向した方針が. えた総論的な水準では,ブルーマーのテクストか. これにあたる。ここでは便宜的に外在的再定義と. らマクロ社会学的視角を析出する試行が提出され. 呼んでおこう。. ている(Lyman,1988;Maines,1988;1989;Fine,. もう一方には,ブルーマーら「シカゴ学派」の. 1991)。それと併行して各論的な水準では,人種関. ルート・イメージは,指摘に反してマクロ的・構. 係論や産業組織論といった個別具体的な研究領域. 造的な事象へのアプローチをなんら排除してはい. におけるブルーマーの「マクロ社会学」的な業績. ないとする議論がある。主要な作業としては,シ. の発掘,再評価もすすんでいる(Lyman,1984;. カゴ学派相互行為論が形成された歴史的文脈の再. Lyman. 構成(Fisher. and. and. Strauss,1978),ブルーマーの. テクストの全般的かつ精密な読解(Maines,. and. Vidich,1988;B1umer,1990;Maines. Morrione,1990;Maines,1990;Morrione,. 1991;Strauss,1991;Lyman,1991)。. 一103一.

(4) ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. もう一方で,相互行為論の立場から提出された. をたがいに撚り合わせ.ることで成立する,比較的. 個別理論である「交渉的秩序アプローチ. 規模の大きい行為の集合的形態」であり,「二人の. Negotiated. 個人による単純な活動の共同から,巨大な組織体. Order. Approach」のもつ可静注の探. 索が,さまざまな論者によってすすめられている。. ないし制度体による行為の複雑な配列に至る」社. まず,このアプローチを提唱し,中心となって精. 会生活や集団生活のあらゆる場面に適用可能な概. 綴化を図ってきたA.L.ストラウスによる一連の. 念として提出されている(B1㎜er,1969:70=訳:. 理論構築作業がある(Strauss. 90){2〕。. et. al.,1964;. 図1に示したように,自己相互行為や解釈とい. Strauss,1978a;1982b;1993)。また,このアプロ. ーチをめぐる総説的評価と理論的整備が多くの著. 名な論客を巻き込むかたちで進展をみせている. Hall. and. et. における一位相covert. phaseとして位置づけら. Day,1977;Maines,. れている。ブルーマーの言述から連携的アクトの. a1.,1979;Scanzoni,1979;. 基本形式を抽出すると以下のように・なる. (Maming,1977;Day 1978;Farberman. った内省過程は連携的アクトを構成する社会過程. and. Spencer−Hall,1982;Fine. man,1983;Fine,1984;Maines. and. and. (Blumer,1969;1981;1983)。. K1ein−. Charlton,. 1985;Musolf,1992)。さらに,このアプローチが. ①行為単位acting. unitAは自己相互行為過程(自. 已指示self−lndlcatlonと解釈1nterpretat■on). 「ミクローマクロ問題」のコンテクストと深くふ. れあっていることを顕在化すべく,両水準を媒介. をとおして個別アクトindividual. する「メゾ領域Meso. る。. Domain」が提唱され. (Maines,1979;1982;Peste11o. and. Voydanoff,. actを構成す. ②Aの個別アクトは行為単位Bにたいする指示. 1991;Ha11.1991),交渉的秩序論と相互補完的な. indicationとなり,行為単位Bの個別アクトを. 関係にある議論として「社会的世界論Social. みずからのアクトヘの解釈として受け取る(B. Wor1d. の個別アクトも自己相互行為をへて構成され る)。Aの個別アクトとBの個別アクトとの調整 過程を社会的相互行為social interactionと呼. and. Perspecti▽e」が展開されてきた(K1ing Gerson19781Strauss,1978b;1982a;1984;. Becker,1974;1982;C1arke,1991)。. これらの議論が提出している論点の萌芽は,「連. 携的アクトjointaCt」というブルーマーのアイデ. 、;ミ。. ③社会的相互行為が構成するひとまとまりの出来 事を連携的アクトと呼。ミミ。. アのなかに見いだすことができる。そこで,次節 では連携的アクト論の立論構成を確認しておきた. 位相に着目して違携的アクト論の構成を分析す. い。. ると,つぎのように二つの断面図を描くことがで. 3.プルーマーの連携的アクト論. きる。. 「連携的アクト」は,従来のブルーマー論にお いては相対的に閑却されてきた概念である。かれ. 第一に,自已相互行為と社会的相互行為SOCial interactionという二つの過程位相process. phase. の業績にたいして肯定的/否定的いずれの態度を. と個別アクトと連携的アクトという二つの完成位. とるにせよ,・焦点はもっぱら行為者の内省過程を. 相completionphaseとに類別することができる。. 説明する自已相互行為self−interaction概念に集. 相互行為とは,複数の身振りが撚りあわされ,身. められてきた。しかし,各所で明言されているよ. 振り間の関係が調整されるプロセスである。相互. うに,ブルーマーにとっては連携的アクトこそが,. 調整の結果,一つのアクトが完成し,そこで身振. 相互行為論のルート・イメージに立脚する社会学. りの意味が確定する。. 的な分析の基本単位であった(B1umer,1969: 17=訳:22,70=訳:90;1981:158)。. 連携的アクトとは「個々の参与者が行動の路線. 第二に,過程位相としての相互行為は,自己相 互行為という内的位相covert. phaseと社会的相. 互行為という外的位相overt. phaseとに類別する. 一104一.

(5) 第9巻第1号1996年. 早稲田大学人間科学研究. を(偶然にか意図的にか)見落としている。. ことができる。二つの相互行為過程はともに,指. ブルーマーは,連携的アクト概念の含意を三つ. 示一解釈のやりとりという相同的構成を与えられ ている。文字どおりの意味で,自己相互行為は内. あげている(Blumer,1969:17−20=訳:22−26,71. 在化intemaliZeされた社会過程として位置づけ. −72=訳:92;19811150,162−165)。各自に関連す. られる。連携的アクト論において内的位相として. る重要な論点を併せて掲示しよう。. ①連携的アクトの反復性1大部分の連携的アク. 措定されているのは,自已相互行為だけである。. トは,反復的・安定的・規則的・儀礼的に遂行さ. 外的位相にある個別アクト,社会的相互行為,連 携的アクトは,本来的には観察可能である。さら. れる。. に,自己相互行為一個別アクトー社会的相互行 為一連携的行為があくまでも不断に進行する一つ の社会過程のなかに織り込まれていることを確認. あらかじめ共有している共通の状況定義に依存し,. しておく必要がある。自已相互行為じたいはたし. に状況定義をあらたに作り出す必要はない。アク. かに内省的・主観的なプロセスであるが,内的位 相における自已指示一解釈のやりとりからいかな. トは社会的に組織化された出来事を産出する枠組 として棲能する。すなわち,連携的アクトは「構. る「仮説」が立てられようが,その「仮説」の妥. 造化」されている。. 参与する行為単位はアクトの形成にあたって,. またこれを利用する。アクトを形成するたびごと. 当性は外的位相における対向的行為単位の反応を. とはいえ,反復的・儀礼的なアクトも,更新的. とおして「検証」されねばならない。ブルーマー. にその都度形成されねばならない点は新規のアク. のルート・イメージにおいて,内省的・主観的な. トとおなじである。固定的な形式を維持するため. 仮説策定プロセスはたしかに重要な契機として待. には,変化を引き起こすこととおなじく社会的相. 遇されている。しかし,ブルーマーにたいしてし ばしば投げかけられる「主観主義」という論難は,. 互行為が実際におこなわれ,連携的アクトが実際. 自己相互行為が連携的アクトの一位相であること. ②連携的アクトの水平的連結horiZonta11in・. に形成されなければならない。. Joint. Act ○寸e血Ph舶e. Covc血Ph副se Se1←Interac1=ion. Interaction:A1ig㎡ng. elf−I皿dica−ion. Als血砒vidu創Act. te叩爬胞1i011. Acti1ng. Unit. Action. hdica自o皿. 胞叩祀ta廿on. A B.s. Ren㏄1ive. Indi㎡du創Act. Hy帥㈱iS. Acting. Ref1㏄ Unit. B. Se1£Inte1=ac1:ion elf−I皿dicatio皿. 屹叩祀晩do皿. 0Veπ. 図1. aSe. (Morrione,1975:212Hg.2を一部参照して作成). 一105一. 榊. iS.

(6) ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. kage人間の集団生活を構成するのは,連携的ア. の段階で措定した仮説の妥当性を検証する根拠と. クトの連鎖が形成する大規模で複合的なネットワ. して機能する。. ークである(図2)。. ⑤構造決定論の否定1外的社会構造であれ内的. 制度体とは分節化したアクトの配列a1軸ment. 心理構造であれ,「構造」によって連携的アクトの. にほかならない。小規模で単純な配列も,大規模. 形成方向が「決定」されることはない。自己/社. で複雑な配列も,おなじく連携的アクトを構成単. 会的相互行為はあくまでも独自の形成過程for・. 位としている以上,同一の枠組で分析することが. matiVepr㏄eSSi皿itS. できる。. ければならない。. oWn. rightとして待遇しな. すべての社会的な事象は,行為の集積としてあ る。「構造」が何かを「する」ことはありえない。 Joi皿t. Act. Joht. Act. Jo㎞t. Acピ. したがって社会学者は行為や相互行為やアクトに. 止目するプラグマティズム(行為主義)の立場に 立つべきである。. 図2. 連携的アクトの水平的連結. ⑥行為単位:個人・集合体・組織のいずれもが 行為単偉の資格をもちうる。. ③連携的アクトの垂直的連結VertiCa1Hn− kage1連携的アクトは,過去に形成されたアクト. 以上みたように,連携的アクト論は社会的事象 をミクロ/マクロという二つの水準に分割するこ. との継続性を有し,参与する行為単位による従前. とを注意深く回避すべく立論されている。ブルー. の経験を背景として産出されるという意味で,固. マーは終始一貫して両水準を分割する必要を認め. 有のキャリアなり歴史を有する(図3)。. ていない(Morrione. andFarberman,1981)。し. アクトに参与する行為単位は,継起的に出会う. かしながら,「構造機能主義への対抗的潮流の登. 新奇な状況にたいする適切な状況定義を,共通の. 場」という論争的コンテクストで書かれ,また読. 資産として蓄積していく。こうした状況定義がア. まれたため,その含意が十分に掛酌されたとはみ. クトの反復的形成を担保する。. なしがたい。加えて,ブルーマーのテクストにミ. スリーディングな言述が散見されることも認めざ るをえない。一例として,社会組織や社会の構造 工oint. Aot. 的特性が相互行為状況とどのように切り結ぷかに ついて述べたくだりを引こう。. シンボリック相互行為論の立場からみると,社 会組織とは行為単位による行為の展開を囲縫する 枠組である。「文化」や「社会システム」「社会成 Joht. 層」「社会的役割」といった諸々の構造的特性. Act一. structural. 図3. featuresは,行為単位の行為にたいし. て諸々の条件を設定するが,その行為を決定しは. 連携的アクトの垂直的連結. しない。(中略)社会組織は行為の一成分である. が,それはたんに人びとが行為する状況を形成す. これらに加えて,さらに三つの論点を重要な含. るのは社会組織であり,また,みずからがおかれ. 意として引き出しておこう。. た状況を解釈するさいに人びとがもちいるかっち. ④外的世界の頑固な性質obd皿ate ChamC− ter1Bの個別アクトはAが事前の自己相互行為. る,というほどのことでしかない(Blumer,1969:. りと揃ったシシボルを供給するのは社会組織であ 87−88=訳:113)。. 一106一.

(7) 早稲田大学人間科学研究. 第9巻第1号1996年 にすすめている(Maines. and. Charlton,1985)。. しばしば引証される箇所であるが,G,A.ファ. 交渉的秩序論が提起したさまざまな論点のなか. インが指摘しているように,ここでは決定論を回. 避しようとおかれた「たんに…ほどのことでしか. から,ここでは核心的なポイントとして,このパ ースペクティヴが「構造」をどのようにとらえて. ない(Only)」という一語が,行為選択にあたって. いるかという問題を取・り上げたい。ストラウスが. 状況の外部から加えられる制約を不当に軽視する. ブルーマーから継承し末相互行為論の「構造」観. ニュアンスを醸成している(Fine,19911164)。こ. を明示することは,そのまま「非構造的偏向」と. の一語が酉己置されることによって,社会組織は行. いう評言の不当性を示すことになるはずである。. 為単位の行為にたいする条件を設定し,当該の状. ストラウスは,日常生活でもっともひんぱんに. 況についての適切な解釈図式を供給する,という. 生じる相互行為の形態が「交渉negOtiation」であ. 重要な論点が覆い隠されてしまっているのである。. ると前提し,秩序モデルを構築する建材として交. ブルーマーのテクストを「可能性の中心」におい. 渉を採用する。交渉的相互行為過程を直接包囲す. て読むためには,一方でそれらが書かれたコンテ. る環境を「交渉コンテクストnegOtiation. クストに十分注意深くありながら,他方でコンテ. teXt」と呼び,交渉コンテクストをさらに包囲する. COn−. クスト依存的な修辞表現にとらわれすぎることも. 環境を「構造コンテクストStruCtural. 避けねばならない。. 呼ぷ。. COnteXt」と. 交渉コンテクストの概念は,B.G.グレイザーと. 冒頭で述べたように,特殊なコンテクストのも とで生じたこうした解釈のもつれを解きほぐし,. ともに提出した「覚識コンテクストaWareneSS. ブルーマーのテクストをその業績の全体像と関連. context」概念. づけて再読解する試みは,ミクローマクロ問題と. をふまえ,より広範な社会的事象に適用すべく一. 深くふれあうかたちで展開された。ちょうどブル. 般化したものである。したがって二つの概念はお. ーマーがミード思想の社会学的含意を明示化して. なじアイデアを共有する(Strauss,1978:99)。. (G1aser. andStrauss,1964;1965). コンテクストとは,相互行為よりも規模の大き unitであり,相互行為を. みせたように,後続の相互行為論者はブルーマー のテクストに伏在する(あるいは相互行為論のア. な構造的単位StruCtural. イデアに伏在する)マクロ社会学的含意の明示化. 囲縫し,相互行為に影響をおよぼすものとされて いる。覚識ゴンテクストとは,どんな特定の人び. を図ってきたのだということもできる。. 次節では,そうした議論の中核を占める「交渉. と・集団・組織・コミュニティ・国家が特定の問. 的秩序論」を中心に,ブルーマーの論点の継承・. 題についてどんなことを知っているかということ. 展開を跡づけてみたい竈. の組み合わせの総体である(GlaserandStrauss, 19641670)㈹。. たとえば,病院内での医師一患者関係において. 4.交渉的秩序論. 相互行為論の立場からミクローマクロ・リンケ. は,患者の病状をめぐる情報の配分状態により四. ージをめざす近年の試行は,ストラウスが提起し. つのコンテクストが成立しうる。①医師と患者が. た交渉的秩序論をめぐってすすめられてきた。交. 情報を共有し,また情報を共有していることを明. 渉的秩序論から派生した議論として,メゾ構造(領. 示しあう「開放open」コンテクスト。②医師が患. 域)論と社会的世界論をあげることができる。. 者から情報を秘匿する「閉鎖c1osed」コンテクス. ストラウスは共同研究者とともに合理主義的・. ト。③医師による情報の秘匿を患者が疑う「疑念. 構造機能主義的な従来の組織論を代替するアプロ. suspicion」コンテクスト。④(患者が医師による. ーチを模索し,60年代におこなった病院組織研究 の理論的成果として交渉的秩序パースペクティヴ. 情報の秘匿を完全に知ることによって)実際は両 者が情報が共有しているのに,互いにそれに気づ. を提起・精錬してきた。とくに70年代以降は,組. いていないかのごとくふるまう「偽装pretense」. 織と社会秩序をとらえる概念枠組の構築を自覚的. コンテクスト。医師一患者間の相互行為は,これ. 一107一.

(8) ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. ら四つのコンテクストのなかでおこなわれる。い. うべきである(Strauss,1978:257)。. うまでもなく,患者の病状の変化や入院の長期化 などによって,たとえば①→②→③→④(→①). 前節で引用したブルーマーのテクストを参照す. というようなコンテクストの移行もひんぱんに生. ればわかるように,構造を条件と等号で結ぷ発想. じる。. にはブルーマーの刻印が明確に認められる。スト. 覚識コンテクスト論は,コンテクストを囲綾す る「構造的条件structural. conditions」への注目. ラウスは「自由/拘束という古典的な問題」を念 頭におきながら議論を組み立てている(Strauss,. を促す。構造的条件を構成するのは,社会構造単. 1978:260)。したがって,「条件」ということばは. 位(役割・地位・関係・組織・コミュニティ・国. 注意ぷかく読まねばならない。ここでいう「条件」. 家・全体社会…)の諸特性である(Glaser. and. とは,社会構造単位の諸特性の布置連関について. Strauss,1964:671)。たとえば,病院内では,患. 当面検証ずみとされている仮説群(=構造)が,. 者の病状にかんする情報をもつ医師がコンテクス トの選択と維持にあたってイニシテディヴを握っ. 交渉的相互行為過程においてある選択肢を可能と. ている。回復の見込みのない患者にたいしては「閉. つの選択肢を制約する「拘束ConStraintS」として. 鎖」コンテクストが選ばれる傾向があるが,それ は,①たいていの患者はじぷんの死期がどれほど. 作用するという二重性を帯びる事態を指示してい. する「資源reSourCeS」として利用される一方でべ. る。. 切迫しているか判断することができない,②診断. また,交渉的相互行為過程と交渉コンテクスト. 記録の管理や医療スタッフヘの訓戒をつうじて,. との関係を双方向的にとらえることによって,ブ. 病院組織じたレ・が医学的情報を患者カ干ら秘匿すべ. ルーマーと同様に構造決定論が斥けられているこ. く編制されている,③医師が所属する専門職集団・. とにも注目したい。構造コンテクストは交渉コン. は,情報の秘匿を倫理的な観点から合理化する根. テクストを条件づけ,交渉コンテクストは交渉的. 拠を供給する,④患者の家族も情報の隠匿にすす. 相互行為過程を条件づける。しかし他方で,構造. んで共謀する傾向がある,といったさまざまな構. コンテクストから交渉コンテクストに引き入れる. 造的条件一医師一患者の相互行為状況の外部で,. 条件の選択は交渉過程の経緯に依存しており{4〕,. 両者の相互行為が創発する以前におおかた設定さ. 条件の「資源性」や「拘束力」は交渉過程でじっ. れている行為の布置連関一が作用する結果であ. さいに適用されつづけることによって維持され,. ると説明される。. ときに改変される{5〕。. 交渉的秩序論においては,構造的条件のレパー. 構造的条件は特定の交渉過程で特定の結果. トリー総体を指称する概念として構造コンテクス. ConSequenCeSをもたらし,その結果が以後の交渉. トが用意された。構造コンテクストは当面の交渉. 過程にとっての条件を構成する。同一の結果をも. にとってレリヴァントな構造的条件を交渉コンテ. たらしつづけるかぎりにおいて条件は安定性をも. クストに供給するコンテクストとして位置づけら. ち,交渉過程の反復的再生産を支える。ここには,. れている。. 連携的アクトの反復性と垂直的連結という論点の. 一見して明らかなように,覚識コンテクスト論,. 継承を見いだすことができる(6〕。. 交渉コンテクスト論のいずれにおいても「構造的. ミクローマクロ・リンケージにたいするストラ. StruCtura1」という形容詞が多用されている。それ. ウスの戦略は,構造/過程という二元論を溶解し. では,「構造」とははたして何か。ストラウスは交. ようとするところにある。過程はつねにいくらか. 渉秩序アプローチにおける「構造」観を簡潔かつ. は構造化されているが,構造はつわに過程のなか. 明確に述べている. でその効カを検証されるという相互反照性を,ス トラウスは「構造的過程StruCturalproCeSS」ある. 構造とは,研究している当の現象にかかわる構 造的「条件」のことを指し,またそれを指してい. いは「過程のただ中にある構造StruCtureinproC− ess」と表現する(Strauss,1978:257,258)二交. 一108一.

(9) 早稲田大学人間科学研究. 第9巻第1号1996年. 渉的秩序にかわる新たな概念として最近の論稿で. 核に据えるアプローチの総称として「相互行. 提唱している「過程的秩序構成processua1order−. 為論」をもちいる。ブルーマーの造語になる. ing」(Strauss,1993:254)という概念にも,おな. 「シンボリック相互行為論Symbolic. じ問題意識の持続をみとめることができる{7〕。. Inter−. aCtioniSm」の使用を避けるのは,本稿で取り. 上げる論者がみずからの立場をその用語によ 5.おわりに. って指示することに同意するとは必ずしもい. 交渉的秩序論をはじめとする相互行為論の試み. えない現状があるからである(e.g.Strauss,. にたいする一般的な評価はいまだ定まっていない。 たとえば,これらの議論は「構造」を「意味」「コ. 1993)。 (2). この概念を立てるにあたってブルーマーが参. ンテクスト」「活動」といったミクロレヴェルの現. 照するのは,G.H.ミードの「社会的アクト. 象に還元したうえでとらえようとする「望遠鏡戦. SOCial. 略teleScopingstrategies」である,とする批判が. Aの身振りにBが調整的な反応を返すことで Aの身振りの意味が確定し,同時にAの身振. ある. (Prendergast6nd. Knottnerus,1991:163−. aCt」の議論である。ミードによれば,. 165)。こうした批判者は,相互行為論のメタ理論. りがきっかけを作ったひとまとまりの社会的. は,客観主義ob]ectlv1sm対主観主義sub]ect1平. アクトが完成する(Mead,1934:80=訳1. 1sm,決定論determm1sm対主意主義voluntar− ism,唯物論materialism対観念論idealismと. 87)。 (3〕. いった二元論の図式から脱却できずにおり,二項. 組織・国家などが同等に行為単位の資格を与. のうち後者の系列と一方的に結託しているという (Prendergast. and. Knottnerus,1991:183)。. ブルーマーと同様に,ここでも個人・集団・ えられていることに注目したい。. (4)E.ゴフマンの「非関連ルールru1es. しかし,相互行為論のメタ理論=プラグマティ. of. irrele−. vance」「変形ルールtransformation. ru1es」. ズムは,まさしくそうした二元論的を乗り越える. の概念が問題にしているのは,これときわめ. 試みであったことを想起すべきである(Shalin, 1986)。もともとミードやブルーマーにとって「意. て類似した事態である(Goffman,1961)。ま. た,ゴフマンはしばしば構造主義,構造決定. 味」や「コンテクスト」は「活動(=アクト)」を. 論者という評価を受けてきたが(Gonos,. 経過することで創発する現象と考えられていた何. 1977;Denzin. 相互行為論の基底を支えているのは,社会とは人. 1990),「相互行為秩序theinteractionorder」. びとが「一緒に何事かをおこなうことDoing. と「社会構造」との関係を論じたさいには loose couplingというアイデアを採用し,両. ThingsTogether」(Becker,1986)としてのみ創 発する現象であるというごく自明なルート・イメ. and. Kel1er,1981;F1aherty,. 者の相対的白律性を主張している(Goff− man,1983)。loosecoup1ingはもともと組織 論の領域で提案された概念であるが,交渉的. ージである。アクトに定位するプラグマティック な姿勢を堅持しながら「マクロ」な現象に射程を 拡大しようとするとき,「望遠鏡」のメタファーは. 秩序論との親和性も指摘されている(Weick,. 積極的に活用されてよい。生産的な批判は,むし. 1976;Thomas,1984)。. ろ「望遠鏡」の精度に向けられるべきではないだ. (5〕メインズは,「社会構造」と「相互行為過程」. ろうか。. との中間にあって構造的条件をめぐる攻防を 媒介する交渉コンテクストを「メゾ構造」と. 註. 名づけ,独自の分析領域として画定した. (1〕本稿では,シカゴ学派社会学とプラグマティ. (Maines,1879;1982)。メゾ構造とは,「社. ズムに知的起源をもち,「行為aCtion」「相互. 会構造が上演されenacted,そうして上演さ. 行為interaCtion」「アクトaCt」「行為するこ. れることをとおして有意味な参与パターンと. とaCtmg」の分析・記述を社会学的営為の中. なる」領域であり,メゾ構造分析の眼目は,. 一109一.

(10) ミクローマクロ問題一相互行為論からのアプローチ. 従来は静態的にとらえられてきた「結果Con−. lines. of. actionという要求にしたがうかぎり,. sequences」や「条件conditions」という概念. 行為単位がある時点で選択した行為は後続の. を,相互行為を契機として不断に維持・更新・. 行為選択を拘束する。行為単位は連携的アク. 変更されるものとして動態的に取り扱おうと. トを共同で構成する対向的行為単位にたいし. するところにある(Maines,19821275)。. てみずからの行為路線の一貫性を呈示する義. (6〕H.S.ベッカーの芸術世界論における「黙約. 務を負う。義務の不履行にはなんらかのペナ. ConVentionS」概念もおなじ含意をもっ。ベッ. ルティが課せられる。このように行為選択は. カーによれば,芸術作品の創作はさまざまな. 賭け金を張ることにたとえることができる。. 人びとの協働によって成立する集合的行為. この論点はブルーマーのいう連携的アクトの. Col1eCtiVe. 垂直的連結と容易に接続することができよう。. aCtiOnである。創作過程に関与す. る人びとは,慣例化し,合意が成立している. 第二に,ある連携的アクトである行為路線. 黙約にしたがって仕事をすすめる。黙約への. を選択することは,おなじ行為単位が関与す. 違背はさまざまな面でリスクの発生と裏腹の. るべつの連携的アクトでの行為選択にさいし. 関係にあるため,芸術家をふくむすべての協. ても拘束力を発揮する。行為路線の選択にあ. 働関与者にとって容易に犯すことのできない. たって,行為単位はメインの賭け金とともに. 拘束力をもつ。ここでいう集合的行為はかれ. いわば副次的賭け金side. 自身も示唆しているように,明らかに連携的. ことになる。この論点は,連携的アクトの水. アクトと互換的な概念である(Becker,. 平的連結と容易に接続することができよう。. 1974:775)。. 引用文献. 連携的アクトの水平的連結というもう一つ の含意は,社会的世界論において,環節化Seg−. betsを張っている. A1exander,J.C.and. mentationと交差interSeCtionをキー概念に. 1987.. 精綴化されている。クリングとガーソンは「社. Long. From view. B.Giesen. Redリction of. the. to. Linkage=The. Micro−Macro. Debate.. 会的世界はコミュニケーションのネットワー. In. J.C.Alexander,B.Giesen,R.Munch,. クによって結ばれた,共通ないし連携的な活. and. N.J.Smelser(Eds.).1987.τ加〃伽o. 動や関心によって構成される」と規定する (Kling. and. 一〃αc70〃械.Univ.of. Gerson,1978=26)。環節化とは. 社会的世界を構成する行為単位の関心が細分. Press=1. Becker,H.S.. 化することによって活動単位が下位世界. 1960.. subworldへと分化するプロセスを指し,交差. Notes. ment.. は社会的世界やその下位世界を横断して相互. on. the. Concept. of. Commit−. A刎ε庇α〃∫o〃伽1げS066oZo馴66:. 32−40.. 行為が創発する事態を指している。杜会的世. 1974.. 界論は,連携的アクトの水平的連結というブ. Art. as. Collective. Action.. λ榊θ庇伽. ∫oo401og加ZRωタ刎391767−776.. ルーマーの論点をより精密に展開する試みと. 1982.λ〃肋〃ゐ.Univ.of. して位置づけることができよう。. 1986.Doタ惚丁脇9s 月妙θパ.Nothwestem. (7〕ベッカーのコミットメントcommitment概 念にも,こうした問題意識の共有をみとめる. California. −42.. California. Press.. Togθ伽γ二Sθ1θ6肋 Univ.Press.. BIumer,H,. ことができる。ベッカーは,拘束の創発を社. 1969.靱励o伽〃θ肌肋泌刎j肋ゆθ6肋θ. 会過程において把捉する分析枠組としてコミ ットメント論を提起した(Becker,1960)。そ. α〃〃θ肋o∂.Prentice−hal1.(1991.後藤将. の重要なポイントは,以下の二点にある。. クティヴと方法』頸草書房.). 第一に,行為路線の一貫性consistency. of 一110一. 之訳『シンボリック相互作用論一パースペ 1981.. George. Herbert. Mead.. In. B.Rhea.

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参照

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