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2016 年度

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(1)

2016 年度

(平成 28 年度)

事業報告

社会福祉法人

全国スモンの会

(2)

2016 年(平成 28 年)事業報告 目次

社会福祉法人 全国スモンの会

1. はじめに 相良眞紀子理事長・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2. 法人本部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 3. 評議員会・理事会の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 4. 補助金・助成金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 5. 法人定期刊行物『曙光』の発行・・・・・・・・・・・・・・・ 7

障害者支援施設 曙 光 園

1. はじめに 小野寺和子施設長・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 利用者の状況

事故・インシデント 苦情・ご意見

曙光園の職員体制

2. 生活支援部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 3. 相談支援部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 4. リハビリテーション健康部・・・・・・・・・・・・・・・・・39 5. 調理部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 6. 事務部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 7. 防火・防災対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54

曙光園 特定相談支援事業所

1. 曙光園 特定相談支援事業所 ・・・・・・・・・・・・・・・・55

(3)

社会福祉法人 全国スモンの会

1. はじめに

社会福祉法人 全国スモンの会 理事長 相良眞紀子 4 月 1 日、当法人の新規事業である障害者共同生活援助事業所、「グループホ ーム アゼリア」の開所式が執り行われました。当法人は長い間一法人一施設で 運営しておりましたので、この「グループホーム アゼリア」は念願の新事業と なります。曙光園から約 1km 弱のところに建設いたしました。ようやく、近く に良き機縁に恵まれ、念願の事業所をオープンさせることができました。改め まして、各理事、評議員の皆様、後援会の皆様には、一方ならぬご支援を賜り、

心から感謝を申し上げます。

回りは高い建物もなく、目の前には住宅地と畑ですので、この事業所は近隣 で大変目立っております。おかげさまで近隣の住宅の方々には、当初から挨拶 をしてまいりましたが、完成いたしましたあとも大変快く、皆様暖かいご支援 のお言葉をいただいております。心から有難く、とても心強く思っております。

4 月1 日以降は、行政や同業者各位、また障害者の方々とそのご家族の皆様 に、連日ご見学をいただいております。

特に 2016 年度は、このグループホーム事業の開始に向け、「ヒト、モノ、

(4)

カネ」について、滞りなく進めるための準備に奔走した 1 年でした。2016 年 度は「求められる、喜ばれる新事業」を基本理念に、ご利用者とそのご家族、

地域社会に応える事業を提唱いたしました。さらに、事業計画に掲げました「希 望と期待の施設であり、地域社会に貢献する」をモットーにした新事業は、「グ ループホーム アゼリア」の事業開始によって、その端緒につくことができまし た。しかし、この新事業を「成功」させるためには、引き続き、職員の連携と 結束力を高めていかなければなりません。事業計画に掲げておりました、

①やりがいがあって、達成感が感じられること

②仕事を通して体得した専門的な知識や技術が活かせていること

③一般社会人としてのマナーなどの能力の向上

④自分自身が成長しているという実感が持てるような環境づくり(職場づくり)

この 4 つに、

⑤常に時流を見据え、新しいことにチャレンジする気力と意欲をもつこと を加え、さらなる人材の確保と育成を目指してまいります。

当法人の職員教育方針は、一人ひとりの自律心を育てていくことです。当法 人のみならず、日本全体の社会福祉、また他の業界においても、必要とされる 人材であってほしいと願っているからです。これは就任以来ずっと言い続けて きていることですが、当法人が今後どのような事業展開を進めていくにしても、

その根本にある「ヒト」の重要性を常に認識しつつ、更なる一歩を歩んでまい りたいと思っております。

2. 法人本部

新規事業 新規事業 新規事業

新規事業::::共同生活援助事業所共同生活援助事業所共同生活援助事業所共同生活援助事業所「グループホーム「グループホーム「グループホーム「グループホーム アゼリア」アゼリア」アゼリア」 アゼリア」

法人の新規事業である障害者共同生活援助事業所「グループホーム アゼリ ア」については、東京都福祉保健局による平成 28 年度障害者通所施設等整備 費補助を受け、2016年 10 月 1 日着工。竣工後、2016 年度の事業最終日と なる 2017 年 3 月 31 日に施工業者より引き渡しを受けた。同日、東京都より 事業所指定の通知を受け(事業者番号 共同生活援助 1323400950、短期入 所 1313400960)、次年度初日となる 2017 年 4 月 1 日の事業開始に供す ることができた。

(5)

社会福祉法人制度改革関連 社会福祉法人制度改革関連 社会福祉法人制度改革関連 社会福祉法人制度改革関連

2017 年 4 月 1 日の改正社会福祉法施行に備え、必要となる定款の変更を行 った。評議員、および評議員会の制度変更に対応するため、評議員選任・解任 委員会を設置し、外部委員、監事、事務局の各委員を委嘱した。同委員会によ り 2017 年 4 月 1 日以降の新評議員を委嘱し、改正社会福祉法に対応した法 人運営体制を整えている。

職員の教育・評価 職員の教育・評価 職員の教育・評価 職員の教育・評価

職員の教育・育成については、『法人木鶏会』を本年度も月例開催して、人間 力の向上と、職員間の連携強化をめざした。曙光園で実施している専門的技術 研修と合わせて、職員のプロフェッショナル意識を育成した。

人事考課制度については、直接給与に波及する制度ではないが、法人が想定 する職員像及び、業務レベルへの到達をめざし職員の個人目標設定面接を実施 した。

施設の維持・営繕・防災 施設の維持・営繕・防災 施設の維持・営繕・防災 施設の維持・営繕・防災

東京都共同募金会の平成 27 年度共同募金整備費・特別事業費 第二次 A 配分

(三菱電機 SOCIO-ROOTS 基金)を受け、2016 年 4 月、曙光園厨房にホシ ザキ電機株式会社製 業務用冷凍冷蔵庫を導入した。

継続課題となっている曙光園エレベーター新設工事は、2019 年度までの工 事実施をめざす。

法人の理念と趣旨の伝達 法人の理念と趣旨の伝達 法人の理念と趣旨の伝達 法人の理念と趣旨の伝達

社会福祉法人 全国スモンの会の職員として、理念・趣旨を理解し、各部署 の役割を尊重する目的から、新人研修を実施した。常勤職員 3 日間、非常勤職 員 2 日間を基本研修として、各部署長からの講習と、館内清掃・入浴支援・配 膳支援等の体験、理事長または法人本部からの、法人の理念・歴史・未来及び、

職員(社会人)としてのマナー講習を行った。

近隣地域との交流 近隣地域との交流 近隣地域との交流 近隣地域との交流

前年と同様、施設イベント時に、来賓として地域代表者の招待や、地域間の 交流を実施し、芸能等の披露や、運営ボランティアを受入れた。また、白梅学 園大学による地域づくりの取り組みである「小平西地区・地域ネットワーク」

に参加しており、地域で開催されるイベントへの協力など交流を行っている。

(6)

3. 評議員会・理事会の開催

2016 年度 評議員会・理事会の開催記録

会議名称 開催日時 参加/現数

第 85 評議員会

2016年 5 月 15 12名/15 ・2015年度事業報告 ・2015年度決算

・グループホーム事業へのエントリー承認 第 108

理事会

2016年 5 月 15 5名/6 ・2015年度事業報告 ・2015年度決算

・グループホーム事業へのエントリー承認 第 109

理事会

2016年 8 月 16 6名/6 ・2016年度障害者通所施設等整備費補助事業 の入札(方法、業者の選定基準等)について

・グループホーム建設予定地 定期借地権契約の 承認

・グループホーム建設資金として、福祉医療機構 からの借入の承認

第 110 理事会

2016年 9 月 28 4名/6 ・2016年度障害者通所施設等整備費補助事業 一般競争入札落札業者との契約内容の確認、 よび契約についての承認

グループホーム建設予定地の定期借地権設定契 約締結に伴う、定款の変更についての承認

・福祉医療機構からの借入を行うにあたり、内容 の確認と正式契約についての承認

第 86 評議員会

2016年 10月 16 12名/6 ・2016年度 第 1次補正予算

・社会福祉法人制度改革関連、およびグループホ ーム事業開始に伴う、定款の変更

・共同生活援助事業の開始に伴う、グループホー ムの正式名称の決定

第 111 理事会

2016年 10月 16 5名/6 ・2016年度 第 1次補正予算

・社会福祉法人制度改革関連、およびグループホ ーム事業開始に伴う、定款の変更

・共同生活援助事業の開始に伴う、グループホー ムの正式名称の決定

第 87 評議員会

2017年 1 月 22 9名/15 ・2016年度 第 2次補正予算

・小平市指導検査における指導に伴う、経理規程 の訂正

・グループホーム アゼリアの指定申請

(7)

第 112 理事会

2017年 1 月 22 4名/6 ・2016年度 第 2次補正予算

・小平市指導検査における指導に伴う、経理規程 の訂正

・グループホーム アゼリアの指定申請

・評議員選任・解任委員会の設置、および各委員 の任命

第 113 理事会

2017年 2 月 26 5名/6 ・2017年 4月 1日以降の、法人新評議員候補 者(案)(評議員選任・解任委員会に委嘱の是 非を伺うことについて)

・曙光園における生活介護事業の定員変更

・グループホーム アゼリアの銀行口座開設につ いて

第 87 評議員会

2016年 3 月 19 12名/15 ・2016年度 第 3次補正予算

・2017年度 事業計画

・2017年度 予算

・新理事、新監事の選任 第 114

理事会

2016年 3 月 19 5名/6 ・2016年度 第 3次補正予算

・2017年度 事業計画

・2017年度 予算

4. 補助金・助成金事業

・東京都福祉保健局

平成 28 年度障害者通所施設等整備費補助

工 事 名 : (仮称)グループホーム Ake-Buono(あけぼの)

新築工事

契約業者 : 株式会社 増田コーポレーション 監理者 : 有限会社 市倉一級建築士事務所

工事期間 : 2016 年 10 月1 日~2017 年 3 月 31日 総事業費 : 157,600,000 円

補助金額 : 67,461,000 円 負担金額 : 90,139.000 円

(負担金額のうち70,000,000 円は、独立行政法人 福祉医療機構より20年 償還にて貸付を受ける)

(8)

・東京都福祉保健局

平成 28 年度借地を活用した障害者(児)施設設置支援事業補助金

(グループホーム敷地としての定期借地権賃料に対する補助金)

総賃借料 : 17,767,742 円(※契約締結日後 60ヶ月分の実支払予定額)

補助金額 : 5,310,000 円(※契約締結後 5年度にわたる補助金予定額)

負担金額 : 12,457,742 円 (※予定額)

・社会福祉法人 東京都共同募金会

平成 27 年度共同募金整備費・特別事業費 第二次 A 配分

(三菱電機 SOCIO-ROOTS 基金)

申請品目 : ホシザキ電機株式会社 業務用冷凍冷蔵庫 HRF-150Z 1 台

(配分決定日: 2016 年 3 月 25 日)

納入完了日: 2016年 4 月 16 日 総事業費 : 680,400 円

助成金額 : 420,000 円 負担金額 : 260,400 円

5. 法人定期刊行物『曙光』の発行

計画の通り、4 月、7 月、10 月、1 月の各 1 日、定期刊行物『曙光』を発 行した。全国スモンの会 後援会会員、その他支援者、曙光園利用者(希望者)、 曙光園の全職員などを対象としている。定期に発送している購読者は、No.447

(1 月 1 日発行)現在、252 名(2015年度比 2 名減)となっている。

(9)

発刊番号 発行日 タイトル・記事 No.444 2016年 4 月 1 ~「電力完全自由化」~

・驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(上)~

(相良眞紀子)

・自由化下での電力市場における本質的問題

~米国の電力卸売市場・小売市場の基礎サーベイから~

(西村陽)

・電力自由化と地域エネルギー事業 ドイツの先行事例に学ぶ-

(松井英章)

「傷病手当金」の計算方法が変わります 国民健康保険法等が

「改正」されました(和田知可志)他

No.445 2016年 7 月 1 ~「改正障害者雇用促進法」~

・驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(中)~

(相良眞紀子)

・障害者雇用政策の動向と課題(永野仁美)

・特例子会社と他組織との相互関係 特例子会社を中心に-

(小田美季)

・中小企業における障害者の確かな雇用確保に向けて

~雇用率増加及び離職率低下の実現への提案~(中島宗臣)

「社会福祉法等の一部を改正する法律」可決成立直後に一部施行 される(編集部)他

No.446 2016年 10月 1 ~「改正障害者総合支援法」~

・驥尾(きび)に付す 中村久子 ~四肢切断の一生(下)~

(相良眞紀子)

・改正障害者総合支援法の意義を解説(駒崎弘樹)

・障害者総合支援法改正のポイント(北川幸子)

「改正障害者総合支援法」可決成立(編集部)

No.447 2017年 1 月 1 ~「成年後見制度」~

・驥尾(きび)に付す 中村久子

~四肢切断の一生(こぼれ話)~(相良眞紀子)

・成年後見制度について(德永智子)

・意思決定支援と法定代理制度の考察(柴田洋弥)

・市民後見と福祉行政(上)(土屋耕平)他

(10)

障害者支援施設 曙 光 園

1. はじめに

社会福祉法人 全国スモンの会 曙光園 施設長 小野寺和子 2016年度も障害者総合支援法に基づいた利用者主体の運営を目指し利用者 のご理解とご協力により設備面また人材面の両面で利用者サービスの質の向上 を図った。

2016年度の事業計画における目標は以下のように評価できる。

利用者の地域との交流と社会参加機会を増やすこと 利用者の地域との交流と社会参加機会を増やすこと 利用者の地域との交流と社会参加機会を増やすこと 利用者の地域との交流と社会参加機会を増やすこと

日中作業活動への取組が定着し、参加者による様々な作品も完成し、発表の 場や機会もあるが、新たな発表の場や機会を設けるまでには至らなかった点に ついて深く反省している。今後は区画整理が進み住宅がたくさん建ち並んだ、

地域の皆様にも、ご理解やご協力を得るためのツールとして活用して行くこと により、当園の存在が地域にお役に立てるようにする。職員達の声掛け等努力 により参加人数は前年度よりも一層増え、生活習慣も変化し、活気ある環境が 出来てきた。また日中作業活動に理学療法士、作業療法士も関わり、チームア プローチとした効果も現れてきた。社会参加の機会も維持できたレベルではあ るが、今後は漫然と外出するのではなく、社会資源の活用等、目的意識を持っ た上で実施して行く。様々な試みを実施することにより、前向きな課題がたく さん明らかになった 1 年であった。

組織力の向上(人材育成と職員の 組織力の向上(人材育成と職員の 組織力の向上(人材育成と職員の

組織力の向上(人材育成と職員の定着)定着)定着)定着)

施設長を拝命し 5 年が経過した中で学んだ、職員定着のために必要である と感じたワークライフバランスに重点を置き、常勤職員、非常勤職員いずれも 有給休暇等を積極的に取得できるよう、常に一定水準以上の人数の職員の人員 確保に努めた。生身の体であるため、病気や怪我で長期に渡り、仕事を休まざ るを得ない状況が起きても、ゆとりのある職員数を確保したことにより、3 年 以上勤務の職員が大半を占めるようになり、組織として重要な役割を担う、中 堅職員となれる器がようやく育って来た。今後は育って来た職員がより一層、

やりがいを感じることができる魅力ある職場環境を整えて行くよう努力する。

(11)

今後は役割分担を明確にし、皆が協力し合い仕事を進めることの楽しさや、ひ とりでは出来ないことでも、チームなら達成できる様々な取組みを実施するこ とにより、より強固な組織作りをして行きたい。

(12)

利用者の状況 利用者の状況 利用者の状況

利用者の状況(2017 年 3月 31日現在)

曙光園の施設入所支援(定員 50 名)に対する平均利用人数・利用率、年代別 利用者数と平均年齢、および利用者の移動方法別人数は下記のとおりである。

施設入所 平均利用者数・利用率

年代別利用者数と平均年齢

年齢

20歳 から 29歳

30歳 から 39歳

40歳 から 49歳

50歳 から 54歳

55歳 から 59歳

60歳 から 64歳

65歳 から 69歳

70歳 から 74歳

75歳 から 79歳

80歳 から 84歳

平均 年齢

(歳)

2015 年度 人数

(名)

2 2 3 6 8 4 8 9 6 1 61.0

2016 年度 人数

(名)

1 2 4 7 9 3 7 5 6 2 61.0

(13)

利用者の移動方法別人数

曙光園は、障害者総合支援法(当時は、障害者自立支援法)による運営に 2011 年度に移行する前には、身体障害者入所更生施設として運営されていた経緯を 持つ。現在も「身体障害を主たる障害とされている方」を利用の対象としてお り、2016 年度末では利用者 46 名全員が、身体障害者福祉法に基づく身体障 害者手帳の交付を受けている。同手帳の交付地別利用者数、障害等級の内訳、

障害名、および障害に至った病名、症状名は下記のとおりである。

身体障害者福祉法による、身体障害者手帳所持者(2016 年度末現在)

交付地別利用者数 障害等級内訳

交付地

2016年度末 人数(名)

東京都多摩地区 22 東京都特別区 23 東京都島嶼部 0

東京都外 1

46

2016年度末 人数(名)

自立歩行 3

杖歩行 3

車椅子 介助 28 車椅子 自走 12

合計 46

障害等級

(総合等級)

2016年度末 人数(名)

1級 25

2級 18

3級以下 3

46

・外出時・施設内スロープの移動時 に車椅子支援を必要な利用者は、

車椅子介助として計上した。

・施設内の平地で杖を使用する利用 者で、外出時・施設内スロープの 移動時に車椅子を使用する方は、

車椅子介助として計上した。

(14)

身体障害者手帳における利用者の障害名、および障害に至った病名、症状名

(2016 年度末現在) ※重複障害のケースがあるので、人数の合計は利用者総数と一致しない

障害に至った病名・症状名 人数 障害名 人数

脳出血 13 体幹機能障害 12

脳性麻痺 9 四肢体幹機能障害 3

(疾患・疾病) 5 左上肢機能全廃 3

脳梗塞 4 左上肢機能の著しい障害 1

くも膜下出血 4 左上肢機能障害 2

脊髄の疾患 2 左下肢機能全廃 2

(外傷) 2 左半身麻痺 1

脊髄梗塞 1 右上肢機能全廃 5

スモン 1 右上肢機能障害 7

脊髄小脳変性症 1 右下肢機能の軽度障害 2

多発性硬化症 1 右下肢機能全廃 1

大腿骨頚部骨折 1 右下肢機能の著しい障害 3

脊柱管狭窄症 1 右下肢機能障害 6

脳炎 1 右半身麻痺 3

結核性脳膜炎 1 右上下肢痙性麻痺 1

脳症 1 両上肢機能の著しい障害 1

低酸素脳症 1 両上肢機能障害 4

二分脊椎 1 両上肢機能の軽度障害 2

頚部脊髄症 1 両手指機能の著しい障害 1

水頭症 1 両下肢機能全廃 4

急性硬膜下血腫 1 両下肢機能障害 3

多発性神経炎 1 心臓機能障害(ペースメーカー) 1

完全房室ブロック 1 ぼうこう機能障害 1

頚椎損傷 1 移動機能障害 3

混合性難聴 1 両視神経委縮 1

感音性難聴 1 下肢弛緩性麻痺 1

聴力障害 3

言語機能障害 1

音声機能障害 1

(15)

重複障害として、身体障害者手帳以外に療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を 持つ利用者については、以下の通りである。

「療育手帳制度について」(厚生省(当時)発児第 156 号厚生事務次官通知)

による、療育手帳所持者(2016 年度末現在)

交付地別利用者数 障害の程度内訳

交付地

2016年度末 人数(名)

東京都多摩地区 5 東京都特別区 2 東京都島嶼部 0 東京都外 0

7

※東京都では「愛の手帳」と称する。

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)による、

精神障害者保健福祉手帳所持者

交付地別利用者数 障害等級内訳

交付地

2016年度末 人数(名)

東京都多摩地区 2 東京都特別区 1 東京都島嶼部 0 東京都外 0

3

障害者総合支援法に基づく、曙光園利用者の障害支援区分平均は以下の通りで ある。

提供サービス 2016年度末平均 2015年度末平均

施設入所支援 4.76 4.48

生活介護 4.75 4.53

自立訓練(機能訓練) 4.80 4.16 障害の程度

2016年度末 人数(名)

1種 0

2種 0

3種 1

4種 6

7

障害の程度

2016 年度末 人数(名)

1種 1

2種 2

3種 0

4種 0

3

(16)

曙光園における 2016 年度内新規入所者、退所者、短期入所利用者の一覧を以 下に示す。

2016 年度新規入所者

身体障害者手帳に おける障害名

障害 総合 等級

入所理由 入所日

1 52

脳梗塞による上肢 機能障害 【左手 指機能の軽度障害】

脳梗塞による下肢 機能障害 【左下 肢機能の軽度障害】

6 (当時)

仕事の関係で都心に住 むも脳梗塞発症。心疾 患による手術後住居な く社会的入院状態。一 人暮らしの希望あり、

自立訓練枠での入所。

4月 1

2 51

完全房室ブロック による心 臓機能 障害【ペースメーカー】

頸髄損傷・低酸素 脳症によ る上肢 機能障害【右上肢機能の軽度障害】

頸髄損傷・低酸素 脳症によ る上肢 機能障害【左上肢機能全廃】

1

バイクによる交通事故 での頭部外傷、頸髄損 傷。術後、肺塞栓症を 起こす。リハビリテー ション病院におけるリ ハビリ後、継続的な訓 練を必要とするも、自 宅での車椅子生活は困 難。生活介護枠での入

4月 25

3 52

脳症・多発性神経 炎による 上肢機 能障害【両上肢機能の軽度障害】

脳症・多発性神経 炎による 体幹機 能障害【歩行困難】

3

アルコール性ケトアシ ドーシス、蘇生後脳症。

退院後、将来住み慣れ た都内自宅で生活がで きるよう、施設でのリ ハビリを希望し入所

11月 1

4 48

脳性麻痺による体 幹機能障 害(起 立困難)

両上肢軽度機能障害 非器質性精神病障害

2

短期入所施設より薬物 調整のため入院。処方 調整終了後、自宅での 一人暮らしを目標に し、自立訓練枠への移 行も念頭に入れた生活 介護枠での入所

11 月 21 日

(17)

5 52

水頭症・急性硬膜 下血腫に よる体 幹機能障害【坐位 又は起立 位保持 困難】

2

作業所、ヘルパー訪問、

訪問リハビリの障害サ ービスを受けていた が、主たる介護者であ る父の年齢及び家族の 事情により、安心して 生活できる場が必要な ため施設入所となる

12月 6

6 62

頭部外傷、くも膜 下出血に よる上 肢機能障害【右上 肢機能の 軽度障 害】

頭部外傷、くも膜 下出血に よる下 肢機能障害【右下 肢機能の 著しい 障害】

4

自転車走行中に転倒、

外傷性くも膜下出血に よる入院後、続発性正 常圧水頭症、腰椎腹腔 シャント術施行。以後 回復傾向、回復期リハ ビリテーション病院よ り入所。

1月 25

2016 年度退所者

身体障害者手帳に おける障害名

障害 総合 等級

退所理由 退所日

1 21

外傷による上肢機能障害【右上肢 機能の著しい障害】

外傷による体幹機能障害【坐位又 は起立位保持困難】

1

曙 光 園 で の 自 立 訓 練 後 、 自 宅 へ 戻 り 、 家 族 と生活するため退所

4月 24

2 71

脳出血による右上肢機能全廃・右 下肢機能障害

2

都 営 住 宅 で 一 人 暮 ら し を始めるため退所

9月 12

3 74

くも膜下出血後遺症、右側頭葉梗

1

穿 孔 性 腹 膜 炎 に よ り ス ト ー マ 増 設 。 病 状 に よ る 自 己 管 理 が 困 難 で あ る た め 、 退 院 後 の 受 け 入れが不能となり退所

11 月 13 日

4 72

脊髄小脳変性症による体幹機能障 害(座位不能)

1

病 状 進 行 の た め 国 立 精 神 ・ 神 経 医 療 研 究 セ ン ター病院に入院

11 月 18 日

(18)

5 76 脊髄小脳変性症、多発性脳梗塞 2

急 性 心 不 全 に よ り 救 急 搬送先の病院で逝去

12月 7

6 60 ギランバレー症候群 1

地 域 移 行 先 で あ る 八 王 子 市 内 の 住 宅 で 一 人 暮 らしを始めるため退所

12 月 20 日

7 62 頸部脊髄症による体幹機能障害 1

腎 不 全 の た め 、 入 院 先 の病院で逝去

12 月 24 日

8 53

脳梗塞による上肢機能障害【右上 肢機能全廃】、脳梗塞による下肢 機能障害【右下肢機能全廃】

2

練 馬 区 の 自 宅 マ ン シ ョ ン で の 生 活 を 始 め る た め退所

1月 31

9 60 脳梗塞後遺症(左片麻痺) 1

う っ 血 性 心 不 全 に よ り 集 中 治 療 室 へ 入 院 後 、 亜 急 性 心 筋 梗 塞 を 発 症 。 手 術 後 、 心 房 細 動 に よ る 心 不 全 に よ り 入 院先の病院で逝去

2月 3

2016 年度短期入所利用者

身体障害者手帳に おける障害名

障害 総合 等級

短期入所利用理由 利用期間

1 56

脳出血による右上肢機能障害およ び体幹機能障害

2

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

※施設入所には至らず

8月 3

8月 4

2 57 脳性麻痺による四肢体幹機能障害 1

介護を行う家族(母親)

のレスパイトケアのた め ※通算 7回目

8月 12

8月 21

3 23 体幹機能障害 1

介護を行う家族のレス パイトケアのため

※通算 7回目

8月 15

8月 16

4 57 脳性麻痺による四肢体幹機能障害 1

介護を行う家族(母親)

のレスパイトケアのた め ※通算 8回目

9月 16

10月 1

(19)

5 48

脳性麻痺による体幹機能障害(起 立困難)

両上肢軽度機能障害 非器質性精神病障害

2

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

※11 月 21 日より施設 入所

10月 5

10月 7

6 50 脳性麻痺、精神発達遅滞 2

主たる介護者(母親)

の体調が思わしくない ため、短期入所もしく はグループホームへの 入居を希望

10 月 11 日

10 月 12 日

7 57 脳性麻痺による四肢体幹機能障害 1

介護を行う家族(母親)

のレスパイトケアのた め ※通算 9回目

10 月 15 日

10 月 30 日

8 52

水頭症・急性硬膜下血腫による体 幹機能障害【坐位又は起立位保持 困難】

2

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

※12月 6日より施設 入所

11 月 10 日

11 月 14 日

9 23

脳性麻痺による上肢機能障害【右 上肢機能の軽度障害】、脳性麻痺 による上肢機能障害【左上肢機能 の著しい障害】、脳性麻痺による 下肢機能障害【両下肢機能全廃】

1

主たる介護者である母 親が緊急手術を伴う入 院となったため

12 月 13 日

12 月 25 日

10 23

脳性麻痺による上肢機能障害【右 上肢機能の軽度障害】、脳性麻痺 による上肢機能障害【左上肢機能 の著しい障害】、脳性麻痺による 下肢機能障害【両下肢機能全廃】

1

主たる介護者である母 親が緊急手術を伴う入 院となったため

12 月 13 日

12 月 25 日

11 57 脳性麻痺による四肢体幹機能障害 1

介護を行う家族(母親)

のレスパイトケアのた め ※通算 10回目

12 月 14 日

12 月 25 日

12 29

てんかん、知的障害

6

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

※施設入所には至らず

1月 27

1月 29

(20)

13 57 脳性麻痺による四肢体幹機能障害 1

介護を行う家族(母親)

のレスパイトケアのた め ※通算 11回目

1月 30

2月 27

14 23 体幹機能障害 1

介護を行う家族のレス パイトケアのため

※通算 8回目

2月 16

2月 18

15 49

脳出血による上肢機能障害【右上 肢機能の著しい障害】、脳出血に よる上肢機能障害【左上肢機能の 全廃】、脳出血による下肢機能障 害【両下肢機能全廃】

1

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

※施設入所には至らず

3月 6

3月 8

16 45

脳梗塞による上肢機能障害【左上 肢機能全廃】、脳梗塞による下肢 機能障害【左下肢機能全廃】

1

施設入所利用希望に先 立つ、マッチングのた めの短期入所

(※2017年 4月 16 日より施設入所)

3月 16

3月 19

17 23 体幹機能障害 1

介護を行う家族のレス パイトケアのため

※通算 9回目

3月 26

3月 29

18 21 脳性麻痺 1

介護を行う家族のレス パイトケアのため

3月 29

3月 31

(21)

事故・インシデント 事故・インシデント 事故・インシデント 事故・インシデント

(事故の傾向について)

(事故の傾向について)

(事故の傾向について)

(事故の傾向について)

事故発生総件数 110 件中、転倒・転落事故が 69%、76 件(昨年 68%、

73 件)で、その他では、外傷 10 件(擦り傷など)、接触 5 件と上位3種類の 事故で全体の 83%を占めている。事故種類の割合を下の図に示した。

事故・インシデント・苦情・ご意見の件数 事故・インシデント・苦情・ご意見の件数 事故・インシデント・苦情・ご意見の件数 事故・インシデント・苦情・ご意見の件数

2016 年度の各件数を、下の図に示した。

(22)

苦情・

苦情・

苦情・

苦情・ ご意見ご意見ご意見ご意見

苦情とご意見については、法人内で委嘱した第三者委員による聴き取り調査 を定期的に実施した。利用者からの苦情・ご意見については、随時苦情解決責 任者が、苦情解決担当者からの報告または直接聴き取りを行い、解決に向けた 対応策を検討し改善するようにしてきた。利用者へは、改善方法をご説明して 理解して戴けるように努めた。職員による苦情・ご意見の聴き取り調査を毎月 行い、苦情解決責任者が苦情解決担当者と共に迅速に対応し解決するように努 めてきた。利用者全員参加のもと毎月開催している懇談会において、苦情・ご 意見に対しての改善内容について報告すると共に理解を求められるよう努めた。

この懇談会における苦情・ご意見の内容は「社会福祉事業の経営者による福 祉サービスに関する苦情解決の仕組みの指針について」(厚生省(当時)2000 年 6 月 7 日障第 452 号)に従い、個人情報に関するものを除き以下「懇談会に おける毎月の苦情・ご意見と、その解決に向けての取り組み」として記載した。

懇談会における毎月の苦情・ご意見と、その解決に向けての取り組み

※2016年 12月、2017 年 2月は 0件であった。

2016 年 4 月 曙光園

曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 日中作業で主担当の職員が不在の際、代わり

の 担 当 の 職 員 が 誰 な の かが は っ き り わ か ら ない時がある。また、道具の配置場所を各職 員が理解していないので、全員が分かるよう にしてもらいたい。

朝の放送の際に、担当職員名をお伝えできる よう、会議にて検討いたします。配置場所に ついては、職員全員が把握するようにいたし ます。

利 用 者 間 で 食 べ 物 を あ げた り も ら っ た り し ているのを見かける。ルール上してはいけな いことだから、懇談会でそのことを話して欲 しい。

利用者の皆様には注意をいたします。懇談会 でも再度お話させていただくよう、上長に伝 えます。

園 で の 生 活 を 気 持 ち よ く過 ご す た め に は 当 たり前のこととは思うが、食事をするときに は「いただきます」「ごちそうさま」、顔を合 わせた時には「こんにちは」などと声を交わ しあったら気持ちが良いのではないか。全員 が言い合えるような環境を作りたい。

上 長 に 伝 え 、 懇 談 会 で 呼び か け て ま い り ま す。

洗濯機を「お急ぎ」にしない人がいる。洗濯 機 を 使 う の に 待 つ 時 間 が長 く な っ て 困 る の で、徹底して欲しい。

上 長 に 伝 え 、 懇 談 会 で 呼び か け て ま い り ま す。

(23)

2016 年 5 月 曙光園

曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 自分で購読している新聞を、読んだあとで他

の 利 用 者 に 渡 し て い る 人が い る の を 見 か け る。前回の懇談会で、「物品のやり取りはし ない」という話があったのだが、これは問題 ではないか。

読み終わった古新聞を収納する箱を設置し、

お 読 み に な り た い 方 に 再利 用 し て い た だ け るようにします。

脱衣場の危険箇所がそのままになっていて、

何の報告もない。全体的に修理なのか部分的 に修理なのか。放置したままにしないで欲し い。

業者に修理依頼中ですので、対応をお待ちく ださい。(その後、全面修理を実施。)

共同トイレの使用後、手を洗った後にハンカ チで手を拭かずに出てくる人がいる。水が床 に落ちていて、杖歩行の利用者の方が滑って 危ないのではないか。

懇談会にて、ご自身のハンカチもしくはタオ ル を 持 参 し て い た だ く よう 改 め て 呼 び か け ます。

洗 濯 室 で 乾 燥 機 待 ち を しな が ら 居 座 る 人 が いるので、対処して欲しい。

順番を示すパネルを廊下に設置いたします。

皆 様 に は 洗 濯 室 で 待 機 され な い よ う 呼 び か けます。

2016 年 6 月 曙光園曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 2 階給湯室の床にマットが敷いてあるが、こ

れ が 大 き い タ オ ル だ と 車椅 子 に 絡 ま っ て 操 作しづらい。

絡 ま な い よ う な し っ か りし た マ ッ ト を 置 く ように対処いたします。

シーツ交換を行った後に、ベッドのストッパ ーが止まっていない時がある。また、ベッド の高さも元の高さに戻っていない。

シーツ交換、清掃を行う際は、ストッパーが 止まっているか、ベッドの高さはちゃんと戻 っ て い る か を し っ か り と確 認 す る よ う 職 員 に伝え、今後このようなことがないよう注意 いたします。

食事の入場の音楽が大きすぎて、テレビが聞 こえない時がある。

朝、2 階の雑巾がないことがある。朝使う方 が多いので、ちゃんと補充してもらいたい。

音楽を流す時には、ボリューム調整を注意い たします。

雑 巾 が 無 く な る 前 に 職 員が 補 充 す る よ う に いたします。雑巾が洗えていないという場合 がありますが、その際は恐れ入りますが少々 お待ち下さい。洗濯が終わり次第補充をいた

(24)

上 辺 の 返 事 だ け で な く 、親 身 に 接 し て 欲 し い。(要望や苦情に対しても)

そのような接し方をしていたことを反省し、

以 後 そ の よ う な 接 し 方 をし な い よ う に 気 を つけます。

看護室に入る際、利用者さんが看護待ちをし ているのか、ただその場所にいるのかわから なくて困る。

そのような時は、看護を待っているのかどう か、その方に直接尋ねてみてはいかがでしょ うか。コミュニケーションを図る手段でもあ ります。もし、聞けない時は職員に伝えて対 処をご依頼ください。

2016 年 7 月 曙光園曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 夜間帯、ベッドに上がると車椅子を離れた所

に置かれてしまうのが不安である。緊急時に 近くに置いていないと、逃げることができな い。夜間帯には職員が 2 名しかいないため 不安である。

地震など、災害時に 1 人で移乗を行うこと の 方 が 危 険 を 伴 う と 思 いま す 。 緊 急 時 の 際 は、職員が迅速に対応いたしますので、その 場でお待ちください。

自分を呼ぶ際に、フルネームか、もしくは名 字で呼んでもらいたい。(下の名前で呼ばれ ると、他の利用者の方の名前と聞き間違えて しまうため)

これからお名前をお呼びする際には、フルネ ームか、名字でお呼びするよう、職員間で共 有いたします。

職 員 が 記 録 用 の パ ソ コ ンの 前 で 集 ま っ て 話 しているのが目につく。トイレにいく時にぶ つかりそうで危険。話をするならもっと奥で 話して欲しい。

職員はできるだけ散らばり、利用者の皆様へ の支援、見守りを行うようにいたします。ま た、利用者の皆様の通行の妨げにならないよ う、注意いたします。

ス ロ ー プ を 勢 い よ く 下 りて く る 利 用 者 が ま だいる。怖くて仕方がない。

名前を挙げられた利用者の皆様には、職員か ら危険であることを注意いたします。また、

懇 談 会 で も 再 度 呼 び か ける よ う に い た し ま す。

2016 年 8 月 曙光園

曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 職員に頼み事や質問をすると、ちゃんと答え

てくれる職員と、「分からない。掲示板をま だ見ていないから」と言って話を終わらせて しまう職員がいる。みんながしっかりと状況 を分かっていて欲しい。

職員は出勤した際には、必ず業務掲示板や記 録を確認し、利用者の皆様の状況を知ってお かなければなりません。今後そのような事態 が起きないよう、職員間で徹底するようにい たします。

(25)

居室変更を行う際には、利用者さんも一緒に 行ったほうがよいのではないか。どこに何を 置いたのか分からなくて困ってしまう。1 回 目の引っ越しの際には、自分はリハビリ中だ ったので見ることができず、その後もどこに 何 が あ る か の 説 明 も し ても ら え ず 困 っ て し まった。

居室変更を行う際には、基本的に利用者の皆 様と一緒に行うか、近くで見ていただくこと になっています。もし立ち会えない状況であ れば、変更後の状態を説明しなければなりま せん。今後このようなことが起こらないよう に、注意いたします。

懇談会で何度も言っているのに、まだスロー プを速く降りてくる人がいる。ぶつかりそう で怖い。

速 く 降 り て く る の を 見 かけ た ら そ の 場 で 近 くにいる職員に伝えてください。その場で注 意するようにいたします。

2016 年 9 月 曙光園曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 乾燥機から洗濯物を取り出す際、取り残しが

ないかどうか職員は確認して欲しい。先日も 靴下が片方戻ってこなかった。また、買物支 援の際、自分が言ったとおりにメモをしてく れず大雑把に書くため、依頼したものと違う ものを購入されて困ったことがある。職員は 言ったとおりにしっかり書いてもらいたい。

乾 燥 機 が 終 わ っ た 際 に は中 ま で し っ か り 確 認 す る よ う に 職 員 間 で 徹底 す る よ う に い た します。また、買い物代行のメモ書きを依頼 された職員は、しっかり書くようにいたしま す。もし、現物があるのであれば、それを職 員に渡し、購入依頼すれば間違いはないと思 います。

職員が少ない日があり、用事があっても頼み づらく我慢をしている。

職員がシフト勤務である都合上、どうしても 支 援 員 の 数 が 多 い 日 と 少な い 日 が で て き て しまいます。もし用事があるのであれば、遠 慮せずに職員に伝えてください。対応できる ことであれば対応いたします。まずは遠慮せ ずに職員に伝えてみてください。

同室者の荷物をしっかり片付けて欲しい。ト イレに 1 日 3 回入り、1 時間は入ったまま。

失禁も多いので、常におむつを付けた状態で いてほしい。

荷 物 に つ い て は 居 室 担 当か ら 本 人 に 話 し ま す。改善が見られない場合には利用者間、ま た居室担当者同士で話し合い、お互いルール を作るようにしてください。

居室トイレが長い場合は、共同トイレのご利 用もご検討ください。失禁の可能性がある場 合には、支援員を呼んでください。対応いた します。

グ ル ー プ 支 援 に 一 緒 に 行く こ と を 約 束 し た 人 に よ っ て は 口 約 束 だ けで は 覚 え ら れ な い

(26)

る。どうしたらいいかわからない。 モ を 書 く よ う お 願 い し てみ て は い か が で し ょうか。もしそれでも問題が出るようでした ら、支援員にお声がけください。

2016 年 10 月 曙光園

曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 居室掃除を行った後、物の位置が元に戻って

いなくて困る。

職員は清掃に入った際、動かした物はしっか り 元 の 位 置 に 戻 す よ う に指 示 を 受 け て い ま す。今後そのようなことがないようにいたし ます。清掃が終わった後、一緒に確認をする ようにいたしましょう。その際は、確認をし たい旨、一言職員へお伝えください。

車椅子~床の移乗の際、腕だけを掴んで移乗 させる職員がいて怖い。しっかり体を支えて 移乗して欲しい。また、車椅子から居室に入 る た め に ホ ー ン を 鳴 ら し て 待 っ て い る と 、

( 職 員 か ら )「 誰 も 来 て く れ な い ん で す か!?」などと強い口調で一言言われ、嫌な 思いをすることがよくある。

移乗の際、怖さを感じたらその場で職員に伝 えてください。また、職員間で再度移乗方法 の確認を行い、しっかり手順を共有するよう にいたします。

(言動につき)嫌な思いをさせてしまい、申 し訳ありませんでした。今後このような発言 をしないよう、職員に指導いたしました。

2016 年 11 月 曙光園曙光園曙光園

曙光園・利用者・利用者・利用者・利用者に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見に対する苦情・ご意見 に対する苦情・ご意見 解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み解決に向けての取り組み 映画の日に上映する映画で、懐かしい映画が

観たいので流して欲しい。

観たい映画のリクエストがあれば、事務所に リクエストをしてください。ご希望をお伺い いたします。ただし、すぐに上映できないこ ともありますのでご了承ください。

車椅子を押してもらう際、声もかけずにいき なり押す職員がいる。突然押されると怖いの で必ず声をかけて欲しい。

今後そのようなことがないように、車椅子を 押 す 際 は 必 ず 声 を か け てか ら 行 う よ う 職 員 間で徹底いたします。

食事の際、入場の順番を守らずに入っていく 人がいる。ちゃんと注意をして欲しい。

順 番 表 が 貼 っ て あ る に もか か わ ら ず 入 場 を 支 援 し て い た 職 員 に も 責任 の 一 端 が あ り ま す。申し訳ありませんでした。入場の順番に ついては再度利用者の皆様にも説明を行い、

順番を守っていただくようにいたします。

利用者同士、フレンドリーにして欲しい。最 近 色 々 な 場 面 で 利 用 者 間で ギ ス ギ ス し て い るのが見受けられる。

懇談会で皆様に呼びかけます。

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