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新座市役所本庁舎耐震化整備基本方針新座市役所本庁舎の耐震化整備については 庁舎に求められる機能 性能の確保や市民の利便性 費用対効果などを総合的に勘案し 新庁舎の建設を基本方針とする 1 建設用地は 現本庁舎敷地に隣接する職員第 1 駐車場 ( 借地 :3,785m2) 及び市民会館第 2 駐車場の

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新座市役所本庁舎耐震化整備基本方針

平成26年1月

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新座市役所本庁舎耐震化整備基本方針 新座市役所本庁舎の耐震化整備については、庁舎に求められる機能・性能の確保や 市民の利便性、費用対効果などを総合的に勘案し、新庁舎の建設を基本方針とする。 1 建設用地は、現本庁舎敷地に隣接する職員第1駐車場(借地:3,785㎡)及 び市民会館第2駐車場の一部とする。 2 建物は、鉄骨造(免震構造)、地下1階地上5階建てとする。 3 新庁舎の規模は、延床面積約12,000㎡を基本とする。 4 本体工事費(現庁舎解体含む)は約61億円、そのほかに用地費、引越し費用等 として約4.7億円を想定する。 5 整備時期(本体工事)については、平成28年及び平成29年とする(平成30 年1月供用開始)。 6 新庁舎の機能等は、基本計画の策定及び基本設計において検討する。 7 現本庁舎敷地は、新庁舎に機能を移した後、現本庁舎を取り壊し、駐車場等とし て活用する。 8 財源は、庁舎建設改修基金、地方債などを想定するが、一般財源からの支出が抑 えられるように、国の助成制度の活用など財源の確保に努める。 □ 新庁舎建設の流れ □ 新庁舎の建設用地(職員第1駐車場及び市民会館第2駐車場の一部) 市民会館第2駐車場 (2,751 ㎡) 職員第1駐車場 (3,785 ㎡) 新庁舎 地下 1 階地上 5 階 延床面積 12,000 ㎡ 本庁舎 第2庁舎 本庁舎耐震化 整備基本方針 新庁舎建設 基本計画 基本設計 実施設計 建設工事 既存庁舎解体 外構工事 新庁舎開庁

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□ 新庁舎建設の概算事業費 項 目(実施年度) 金 額(千円/税込) 建設費〈外構建築工事を含む〉(H28~29) 5,160,210 既存庁舎解体費 (H30) 393,030 設計監理費〈工事費の 10%〉(H26~30) 551,571 小 計 6,104,811 引越し費(H30) 14,331 用地費(職員第1駐車場 3,785 ㎡) 454,200 合 計 6,573,342 (消費税 H26・27:8%、H28~:10%) □ 新庁舎建設事業費の財源内訳 項 目 事業費(百万円) 備 考 総事業費 6,573 うち地方債対象事業費 6,066 解体費用、引越費用は地方債対象外 財源 内訳 地方債 4,549 庁舎整備充当率 75% 庁舎建設改修基金 1,500 平成 25~27 年度積立(5 億円/年) 一般財源 524 □ 新庁舎のイメージ 南北断面図 東西断面図 鉄骨造(免震構造) 地下 1 階地上 5 階 延床面積 12,000 ㎡

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□ 新庁舎建設基本計画・基本設計の検討体制 本庁舎耐震化 整備基本方針 新庁舎建設 基本計画 基本設計 実施設計 建設工事 新庁舎開庁 検討体制 委員構成 設置目的 新庁舎建設推進本部 庁議構成員(14人) 基本計画・基本設計への市の意見の反 映を行う。適宜、特別委員会・市民検 討会議に報告・説明を行い、市議会・ 市民等の意見・提言等を基本計画・基 本設計に反映する。 作業部会 基本計画・基本設計に係る各種課題に ついて幅広い視点から調査検討し、検 討結果を本部に報告する。 市庁舎耐震化整備に 関する特別委員会 市議会 基本計画・基本設計について、本部に 意見、提言等を行う。 新庁舎建設市民検討会議 学識経験者 公募市民 市長推薦 基本計画・基本設計について、本部に 意見、提案等を行う。 (検討体制) 新庁舎建設 市民検討会議 新庁舎建設 推進本部 新庁舎建設推進本部 作業部会 意見・提案 報告・説明 市庁舎耐震化 整備に関する 特別委員会 報 告 ・ 説 明 意 見 ・ 提 言 じ ょ 市民等 市 議 会

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○新庁舎の建設に係るスケジュール

年度 25 26 27 28 29 30 基本方針の決定 ○ ○ ★ ○ 新 庁 舎 建 設 基 本 計 画 ・ 基 本 設 計 市 議 会 市庁舎耐震化整備に 関する特別委員会 市 新庁舎建設推進本部 ○2 月 1 日設置 市 民 等 新庁舎建設市民検討会議 設 計 ○プロポーザル募集要項決定(H26.7) ○ ○ 建設工事 ○ ○ 既存庁舎解体・外構工事 供用開始 ◎ 基本設計・実施設計・耐震性能評価・計画通知手続 市民説明会(11 月~12 月) 基本方針の決定(1 月 17 日庁議) 新庁舎の建設工事 解体(8 か月)・外構工事 新庁舎への 引越 基本設計等の補正予算 設計者選定審査会条例 (6 月議会) (プロポーザル方式)H26.7~8 市議会への説明(1 月 17 日全員協議会) 新庁舎建設推進本部 新庁舎建設準備室 供用開始(H30.1.4) H28.1~H29.12 市民からの意見募集 (12 月 1 日~12 月 27 日) H26.10~H27.11 設計者選定 9 月議会(契約締結の同意) 建設工事入札手続(H27.11) 12 月議会(契約締結の同意) 基本設計への意見・提言等 基本計画の策定過程での意見・提言等 (H26.4~7) 基本設計への市の意見の反映 行財政改革推進本部(1月8日) 新庁舎建設基本 計画の決定 (H26.7) 新庁舎建設基本計画の策定(H26.2~7) 基本設計への意見・提案等 (H26.4~7) 基本計画の策定過程での意見・提案等 ○4 月設置 (2 月 1 日設置)

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目 次 1 検討の趣旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2 これまでの耐震化の取組経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3 市役所本庁舎の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 4 現庁舎の課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (1) 耐震性の欠如 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (2) 施設老朽化による維持管理費の増大 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 (3) 狭隘化による窓口・執務環境の低下 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 5 求められる庁舎の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 6 本庁舎の規模の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (1) 算定根拠 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (2) 規模の算定結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (3) 埼玉県内市の事例に基づく算定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (4) 適正な本庁舎の規模 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 7 本庁舎の耐震化に向けた整備手法の検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 (1) 隣接用地の確保 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 (2) 耐震補強・大規模改修 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ① 別棟(増築棟)庁舎の建設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ② 補強工法の種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ③ 補強工法の検証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ④ 耐震補強(免震工法)・大規模改修の概算事業費・・・・・・・・・・・ 12 (3) 新庁舎の建設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ① 庁舎の位置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ② 前提条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 ③ 新庁舎建設の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 ④ 新庁舎建設の概算事業費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 (4) 事業スケジュール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ① 耐震補強・大規模改修の想定スケジュール ・・・・・・・・・・・・・・ 14 ② 新庁舎建設の想定スケジュール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 8 整備手法の決定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 9 新庁舎建設の財源など ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 (1) 財源内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 (2) 本市財政への影響 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 【参考資料】 1 広報にいざ11月号(基本方針案と検討経過を市民に公表)・・・・・ 22 2 広報にいざ12月号(基本方針案に対する市民への意見募集)・・・ 24 3 市民説明会での質問、意見等の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 4 基本方針(案)に対する意見募集結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

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1 1 検討の趣旨 新座市役所本庁舎は、平成23年度に実施した耐震診断で、震度6強から震度7 程度の規模の地震に対して、倒壊又は崩壊する危険性があることが判明した。 市では、この診断結果を受け、市民の皆さんに安心して利用していただくことが でき、大規模災害発生時に災害対策活動の拠点として機能する市庁舎の耐震化整備 を進めるために、その整備方法について検討を行ったものである。 2 これまでの耐震化の取組経過 平成7年1月17日 ・阪神・淡路大震災発生(マグニチュード 7.3) 平成7年12月25日 ・建築物の耐震改修の促進に関する法律施行 →昭和 56 年以前の建物(新耐震基準以前の建物)に耐震診 断が義務づけられる。 平成7年度 ・市庁舎、小・中学校の耐震診断を実施 →耐震補強が必要との診断結果 平成8~17年度 ・市庁舎の耐震化よりも児童・生徒の安全確保を最優先とし て、全小・中学校の校舎・体育館の耐震改修を計画的に実 施(大和田小学校は平成 14 年度に建替え) →全国の自治体に先駆けて、耐震化率 100%を達成 平成22年度 ・市民会館・中央図書館の耐震診断を実施 →耐震補強が必要との診断結果 平成23年3月11日 ・東日本大震災発生(マグニチュード 9.0) 平成23年度 ・市役所本庁舎の耐震診断を実施 →震度 6 強から震度 7 程度の規模の地震に対して倒壊又は崩 壊する危険性があることが判明 平成24~25年度 ・市民会館・中央図書館の耐震補強・大規模改修を実施 (平成 25 年 5 月 1 日リニューアルオープン) 平成24年4月~ ・新座市行財政改革推進本部に市庁舎耐震化検討部会を設置 し、市役所本庁舎の耐震化整備方法について多方面から検 討(10 回開催) ・平成 25 年度からは建築構造や事業手法について、設計コン サルタントから技術的検証、専門的な指導・助言を受ける。 平成24年9月~ ・市議会に市庁舎耐震化整備に関する特別委員会が設置さ れ、市庁舎耐震化整備について調査研究(9 回開催) 平成25年10月 ・「建替え」を最善の方策とする新座市役所本庁舎耐震化整 備基本方針(案)を策定 平成25年10月15日 ・市庁舎耐震化整備に関する特別委員会に基本方針(案)と 今後の予定を説明

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2 平成25年11月 ・広報にいざ11月号、市ホームページで基本方針(案)と 検討経過を市民に公表 平成25年11月10日 ~12月8日 ・市内6地区で市民説明会を開催し、基本方針(案)と検討 経過を説明(参加者 延べ61人:本庁舎の建替えに賛成 する意見や賛成を前提とする質問・意見がほとんどで明確 に反対する意見なし) 平成25年12月3日 ・市議会の全員協議会で基本方針(案)と今後の予定を説明 平成25年12月1日 ~12月27日 ・広報にいざ12月号、市ホームページで基本方針(案)に 対する意見募集(6人から7件の意見提出:いずれも庁舎 の建替えに賛成する意見や賛成を前提とする意見) 平 成 2 6 年 1 月 8 日 ・行財政改革推進本部で市民説明会及び市民からの意見募集 の結果等を踏まえ協議し、本庁舎の建替えを市の基本方針 とすることを確認 平成26年1月17日 ・市議会の全員協議会で本庁舎の建替えを市の基本方針とす ることを説明 ・新座市役所本庁舎耐震化整備基本方針を庁議決定

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3 3 市役所本庁舎の概要 本庁舎 第2庁舎 高層棟 低層棟 竣 工 昭和49年 平成9年 築 年 数 39年 16年 構 造 SRC造 RC造 S造 階 数 地下1階地上8階 地下1階地上2階 地上5階 延 床 面 積 4,466.76㎡ 4,239.22㎡ 2,488.08㎡ 8,705.98㎡ 11,194.06㎡ 敷 地 面 積 8,472.49㎡ 都市計画制限 用途地域 第1種住居地域(建ぺい率 60%、容積率 200%) 高度地区 絶対高さ 25m、日影規制 4 時間-2.5 時間 4m(高さ 10m超える建物) (本庁舎の構造イメージ図) 8 階 7 階 6 階 5 階 4 階 3 階 2 階 2 階 2 階 1 階 1 階 1 階 地下駐車場 地下 1 階 地下 1 階 地下 1 階 低層棟 高層棟 低層棟 *EXP.J(Expansion Joint)…構造物相互を緊結せずに接続する方法 で、熱膨張や収縮、地震などによる振動に対して、構造物に応力が 生じないようにするために用いる。 高層棟(SRC 造)と低層棟(RC 造)で構造が異なるため、地震等の 振動で建物同士が触れ合わないように、エキスパンションジョイン ト(EXP.J)により両棟を連結している。 銀色の金属部分が EXP.J (本庁舎2階第1委員会室前)

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4 4 現庁舎の課題 (1) 耐震性の欠如 平成23年度に実施した耐震診断の結果では、下表のとおり高層棟の地下1 階・1階でIs値が判定指標値(Iso)0.75を若干下回り、X方向のCTU・SD値 が6階から8階で指標値0.35を若干下回った。また、低層棟では地下1階の 一部を除きIs値が判定指標値(Iso)0.75を大きく下回り、震度6強から震度 7程度の規模の地震に対して、倒壊又は崩壊する危険性があるという結果となっ た。 この結果から、本庁舎については、庁舎内の市民生活に関わる多くの機能や大 切な情報などを守り、市役所の機能を維持して、防災・災害復興拠点としての役 割を果たすには困難な状況にあり、早急に耐震化に向けた整備が必要である。 (平成23年度に実施した本庁舎の耐震診断結果) ◇高層棟(S RC造) 判定指標値 Iso≧0.75、CTUSD≧0.35 階 X方向(こもれび通りと平行) Y方向(平林寺大門通りと平行) Is CTUSD 判定 Is CTUSD 判定 8 0.99 0.34 NG 1.02 0.35 OK 7 0.99 0.34 NG 1.02 0.35 OK 6 1.00 0.34 NG 1.03 0.35 OK 5 0.89 0.35 OK 1.15 0.37 OK 4 1.01 0.40 OK 1.14 0.36 OK 3 0.93 0.36 OK 0.91 0.36 OK 2 0.81 0.42 OK 0.80 0.41 OK 1 0.71 0.42 NG 0.70 0.41 NG B1 0.71 0.42 NG 0.70 0.41 NG ◇低層棟(R C 造) 判定指標値 Iso≧0.75、CTUSD≧0.375 階 X方向(こもれび通りと平行) Y方向(平林寺大門通りと平行) Is CTUSD 判定 Is CTUSD 判定 2 0.42 0.44 NG 0.27 0.28 NG 1 0.51 0.24 NG 0.63 0.44 NG B1 0.68 0.30 NG 0.76 0.79 OK ※ 「官庁施設の総合耐震計画基準」(国土交通 省)の判定指標値を使用 ※ 耐震診断結果の妥当性の確認のため、第三者 機関である「耐震判定委員会」に評価を依頼し、 正式な評定結果を受けている。 ※ 構造耐震指標等の評価は、方向(水平面のX 方向、Y方向)・階別に算定される。全方向・ 全階で判定指標を満足している場合に安全(想 定する地震動に対して所要の耐震性を確保して いる)と判断し、そうでない場合は耐震化が必 要とされる。

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5 ○Is(構造耐震指標)…柱や壁の強度を計算し、建物の強度や粘り、建物の形状、 経年状況も考慮して建物の耐震性を判断するときの指標で、耐震改修促進法で は、耐震指標の判断基準をIs値0.6以上として、それ以下の建物は、耐震補強の 必要性があると判断される。 ○CTUSD(累積強度指標)…地震による水平方向の力に対し、それに対応する建物 の強さを表す数値で、値が高いほど地震に強い建物とされている。 ○「官庁施設の総合耐震計画基準」(国土交通省)では、災害応急対策活動に必 要な官庁施設等は特に耐震安全性を高める必要があることから、下表のとおり 「重要度係数」1.25をそれぞれの指標に乗じたものを判定指数値としている。 判定指標値 Is CTUSD SRC造 RC造 耐震改修促進法で必要としている値(a) 0.6以上 0.28以上 0.3以上 官庁施設の総合耐震計画基準(a×1.25) 0.75以上 0.35以上 0.375以上 (2) 施設老朽化による維持管理費の増大 本庁舎は、昭和49年に建設され、築39年が経過しているため、耐震強度が 不足しているだけでなく、給排水などの設備の老朽化が著しく、建物・設備の補 修、改修に毎年多額の費用が必要となっている。エネルギー効率も低いので、今 後の老朽化による維持管理費の増大が懸念される。 (3) 狭隘化による窓口・執務環境の低下 業務量の増大等により執務室の狭隘化が進み、会議室や倉庫等についても不足 するとともに、市民サービス向上のための窓口フロアの集約が困難であり、相談 窓口におけるプライバシーが十分に確保できていないなど、市民の利便性も損な われている。職員一人当たりの延床面積も他市と比較して極めて低い数字となっ ている。 また、公共施設には高齢者や障がい者に配慮したバリアフリーへの対応が必要 であるが、古い基準で建設された本庁舎では、視覚障がい者用案内看板や点字ブ ロックの配置、階段両側の手すりが設置されていないなど、バリアフリー新法な どの基準に対応しきれていない。 5 求められる庁舎の機能 近年の大震災の教訓を踏まえ、市民の安全と安心を守るための機能として構造的 な耐震性を確保するだけでなく、業務の継続性を維持するため、耐震性を有する窓・ 天井・照明などの設備や電力・飲料水などのインフラ設備機器の整備など、大震災 に耐え得る十分な性能を備える庁舎とすることが必要である。 庁舎に求められる機能として、防災・災害復興拠点としての機能に加え、バリア フリー環境の確保や環境に配慮した設備機器の設置、窓口機能の集約化などによる 市民サービス・利便性の向上を図ることが求められている。

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6 6 本庁舎の規模の設定 本庁舎の耐震化に向けた整備を検討するに当たり、庁舎の適正な規模を次のとお り設定する。 (1) 算定根拠 ① 法令等の規模設定基準 ア 総務省 起債対象事業費算定基準 イ 国土交通省 新営一般庁舎面積算定基準 ② 実情を考慮した規模設定 庁舎で勤務する職員は、正規職員のほか、再任用職員、臨時職員等も多く 勤務しているため、その数も含めて上記の法令等の基準を準用して算定する。 具体的には、平成24年4月1日現在の本庁舎・第2庁舎の職員数(再任 用職員、臨時職員等も含む)750人を算定に用いる。 (2) 規模の算定結果 算定根拠 総務省 起債対象事業費算定基準 国土交通省 新営一般庁舎面積算定基準 算定結果 20,262㎡ 16,594㎡ 内 訳 本庁舎 17,774㎡ 14,061㎡ 第2庁舎 2,488㎡ 2,488㎡ (3) 埼玉県内市の事例に基づく算定 区 分 職員1人当たりの面積 埼玉県内40市の平均(a) 21.23㎡ 上記のうち人口10万人~16万人の市の平均 21.83㎡ (参考)現在の新座市 14.93㎡ a を用いた場合の本庁舎の規模(15,922-2,488) 13,434㎡ (4) 適正な本庁舎の規模 現在の厳しい経済情勢や本市の財政状況を考慮し、コンパクトで効率的な庁舎 が現実的であると考え、上記の算定結果を踏まえ、適正な本庁舎の規模(第2庁 舎を含まない)を12,000㎡とする。 14,061 ㎡(新営一般庁舎面積算定基準)と 13,434 ㎡(県内市の事例平均)の平均 = 13,747 ㎡ ⇒(コンパクトで効率的な庁舎)⇒ 12,000 ㎡ ※総務省起債対象事業費算定基準は採用せず (まとめ) 本庁舎 第2庁舎 合 計 現在の床面積 8,706㎡ 2,488㎡ 11,194㎡ 適正な床面積 12,000㎡ 14,488㎡

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7 7 本庁舎の耐震化に向けた整備手法の検討 本庁舎の耐震化に向けた整備手法として、現庁舎の「耐震補強・大規模改修」と 隣接地への「新庁舎建設」の両手法を検討する。 (1) 隣接用地の確保 いずれの整備手法においても、市庁舎敷地に隣接する職員第1駐車場(3,785 ㎡)が市庁舎用地として必要であることから、当該駐車場用地を含めて検討する。 また、新庁舎建設については、市民会館第2駐車場(2,751 ㎡)の一部も市庁舎 用地として検討する。(8頁「市役所周辺図」参照) (2) 耐震補強・大規模改修 耐震補強は、倒壊を防止し人命の安全が確保できる程度とするのか、あるいは 継続的に使用できるように建物の損傷を最小限に抑える程度まで補強するのか、 その目的によって工法が異なるが、本検討に当たっては、後者を目的とする。 また、耐震補強工法を検討する前提として、耐震補強を実施し、耐震性の不足 を解消することに加え、耐震補強工事実施後も本庁舎を残りの耐用年数20年に わたり使用するために、設備改修などの大規模改修工事も併せて実施することと する。 ① 別棟(増築棟)庁舎の建設 耐震補強・大規模改修工事に際しては、工事期間中に事務室が順次使用で きなくなるため、工事中の事務室の移転先の確保及び工事終了後の事務スペ ースの狭隘化の解消の観点から、仮設庁舎ではなく恒久的な別棟庁舎を増築 するものとする。 なお、「6 本庁舎の規模の設定」(6頁参照)において本庁舎の適正規模 を12,000㎡としたが、この規模を確保するためには、別棟庁舎につい て3,294㎡(本庁舎の適正規模12,000㎡ - 現本庁舎の延床面積8, 705.98㎡≒3,294㎡)の延床面積が必要である。しかし、現庁舎の 耐震補強・大規模改修を行っても耐用年数を経過する20年後には建替えが 必要なことや本市の財政状況を考慮したコンパクトな庁舎とすること等の観 点から、別棟庁舎の床面積は2,000㎡とする。 また、別棟庁舎は、日影規制の関係から市民駐車場への建設が不可能であ ることから、職員第1駐車場を建設用地とする。(8頁「市役所周辺図」参照)

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8 ② 補強工法の種類 耐震補強の工法には、下表とおり3つの工法がある。 工 法 耐震補強 制振補強 免震補強 イ メ ー ジ 特 徴 柱・梁・筋交い・耐震壁 などの主要構造材の強 さや粘りで地震に耐え る構造 建物内に設置された制 振部材(耐震ダンパーな ど)が地震エネルギーを 吸収することで建物の 損傷を軽減する構造 建物と地盤の間に免震 部材(免震ゴムなど)を 据え付け、地震力を柔ら かく受け止め、建物への 入力を低減する構造 防災上の効果 中 中~高 高 構 造 特 性 低中層建築物に適 中高層建築物に適 低中層建築物に適 (イラストは㈱ブリヂストンのホームページより転載) 免震ピット 市民会館第2駐車場 (2,751 ㎡) 職員第1駐車場 (3,785 ㎡) 市民駐車場 別棟庁舎 (2,000 ㎡) 日影規制により市民 駐車場への別棟庁舎 の建設は不可 本庁舎 第2庁舎 ○市役所周辺図

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9 ③ 補強工法の検証 本庁舎は、構造上、EXP.J を介して高層棟と低層棟で構成されていることか ら、棟ごとに、①耐震補強工法、②制震補強工法、③免震補強工法の3種類 の工法の組合せを検証した。 その結果、下表のとおり、高層棟・低層棟の免震補強を行う組み合わせ以 外は、庁舎の機能が著しく損なわれることから、本庁舎全体を免震補強する工 法を採用する。 高層棟 低層棟 可否 可否の理由等 補 強 方 法 の 組 合 せ 免震 制震 × ×高層棟と低層棟の境界( 本庁舎2階の 廊下部 分:幅約1.6m)に0.8m程度の EXP.J がで きるため、通路を確保できず、廊下として機能 しない。 (採用不可の理由1参照:9頁) 耐震 × 制震 制震 × ×高層棟各階のコア部分を結ぶようにブレースを設置するため、事務室が分断され、事務室とし ての機能が損なわれる。 (採用不可の理由2参照:10頁) 耐震 × 耐震 耐震 × 免震 免震 △ △現行の事務スペースが確保できるが、施工に際 しての困難な課題が多い。 (本庁舎の免震補強イメージ参照:11頁) ◆採用不可の理由1 (高層棟/免震)+(低層棟/制震又は耐震) 高層棟の免震と低層棟の制震(又は耐震)を組み合わせた工法のため、地震 に対する揺れの吸収の仕方が異なり、揺れた際の高層棟と低層棟の建物同士の ぶつかりによる損傷を防ぐため、EXP.J を現在よりも0.8m程度拡幅しなけれ ばならない。EXP.J は、震災時に金属カバーの部分が揺れと同調して動くため、 その上で人が立ち止まったり、通行している場合、大変危険である。 現在の本庁舎2階の廊下幅は約1.6mであるが、EXP.J を0.8m程度拡幅 した場合、廊下の有効幅が現在の半分になってしまい、すれ違いができない片 側通行となり、廊下として機能しない。 廊下の幅 約 1.6m 約 0.8m拡幅した 場合の EXP.J 現在の EXP.J

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10 ◆採用不可の理由2 (高層棟/制震又は耐震)+(低層棟/制震又は耐震) 各階に制震部材(ブレース)を設置して耐震補強を行うものであるが、本庁舎 の高層棟、低層棟ともに建物の構造上、建物の外壁側へのブレースの設置が不可 能であるため、下図のとおり事務室内にブレースを設置することになる。この場 合、ブレースにより事務室が分断され、事務室の使用が困難となる。 ※ コア:階段、エレベーター、トイレなどの共用 施設や設備スペースの集まっている場所 ブレース設置例 フロアの四方のコアを結ぶようにブレースを設置する ため、事務室が分断され、事務室の機能が損なわれる。 高層棟6F平面図 青色で表示した部分:ブレース設置位置 コア 高層棟6階にブレースを設置したイメージ ブレース

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11 ◆本庁舎の免震補強イメージ 高層棟、低層棟の EXP.J を連結して両棟を一体化し、基礎免震補強を行うもので、 現行の事務室のスペースは確保できるが、施工に際して次のような困難な課題がある。 ・工事期間中の騒音により、業務や市民サービス等に支障を来す。 ・工事期間中に引越し作業が複数回発生し、市民サービスへの影響が大きい。 ○ 本 ○ 本 庁舎 立 面 図 高層棟 低層棟 低層棟 地下駐車場 低層棟 既存 EXP.J の連結 免震部材 免震ピット 新設柱 EXP.J の新設 地上5階 延床面積約 2,000 ㎡ 地上 5 階 延床面積 約 2,000 ㎡ 別棟庁舎(免震) 地階の受水槽を別途 新設する必要有 職員第1駐車場に免震 ピットが出っ張る 免震ピット 第2庁舎への渡り 廊下の改修が必要 地上5階 延床面積約 2,000 ㎡ 市民会館・中央図書館 本庁舎 第 2 庁 舎 ○ 本 ○ 本 庁舎 平 面 図

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12 ④ 耐震補強(免震工法)・大規模改修の概算事業費 (税込) 項目(実施年度) 金額(千円) 備 考 耐震補強工事〈免震工法〉 (H28) 2,361,150 構造体補強、外回り・地下駐車場改修、各階補 強、免震化に伴う機械設備・電気設備改修 大規模改修工事 (H28) 2,190,980 屋上防水改修、外壁・建具改修、内部改修、空 調換気設備改修、給排水衛生設備改修、電気設 備改修、昇降機設備改修 別棟庁舎増築(H27) 898,128 S造5階建、免震構造、延床面積 2,000 ㎡ 設計監理費(H26・27) 541,715 工事費の 10%で算出 小 計 5,991,973 引越し費(H28~30) 28,663 大規模改修時に数回に分けて別棟庁舎への引越 しが必要 用地費 454,200 職員第1駐車場(3,785 ㎡) 合 計 6,474,836 (消費税 H26・27:8%、H28~:10%) (3) 新庁舎の建設 ① 庁舎の位置 現庁舎の位置は、昭和30年に新座町が誕生した際に、市の中央部に町役 場を設置するとの観点から、現位置に庁舎が設置された歴史的な経緯があり、 市では、市役所周辺地区について市役所等を中心に業務・公共機能が立地す る業務サービス集積地(シビックゾーン)と位置づけ(新座市都市計画マス タープラン)、当該周辺地区の整備・充実を図ってきたところである。 このような経緯から、新庁舎の位置は、現庁舎に隣接する職員第1駐車場 や市民会館第2駐車場への敷地拡張を考慮しながら、現在地で検討すること とする。 ② 前提条件 ア 建設用地 ・市庁舎敷地に隣接する職員第1駐車場(3,785 ㎡)を建設用地とする。 ・新庁舎の敷地は、日影規制の関係で職員第1駐車場のみでは不足するた め、市民会館第2駐車場の一部も建設用地とする。 イ 主な仕様 ・鉄骨造(S造)、免震構造とする。 ・延床面積は、約12,000㎡(地下1階地上5階)とする。 ウ 庁舎機能は、基本設計において検討する。

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13 ③ 新庁舎建設の概要 南北断面図 東西断面図 鉄骨造(免震構造) 地下 1 階地上 5 階 延床面積 12,000 ㎡ 平 面 図 市民会館 第 2 駐車場の一部 職員第 1 駐車場

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14 ④ 新庁舎建設の概算事業費 (税込) 項 目(実施年度) 金 額(千円) 建設費〈外構建築工事を含む〉(H28~29) 5,160,210 既存庁舎解体費 (H30) 393,030 設計監理費〈工事費の 10%〉(H26~30) 551,571 小 計 6,104,811 引越し費(H30) 14,331 用地費(職員第1駐車場 3,785 ㎡) 454,200 合 計 6,573,342 (消費税 H26・27:8%、H28~:10%) (4) 事業スケジュール ① 耐震補強・大規模改修の想定スケジュール 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 設 計 別棟庁舎建設 免震・大規模改修 供 用 開 始 ② 新庁舎建設の想定スケジュール 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 設 計 建 設 工 事 既存庁舎解体 供 用 開 始 基本設計・実施設計 耐震性能評価・計画通知 (約 24 か月) (約 8 か月) 引越 (約 14 か月) (約 10 か月) (約 1 年) (約 2 年) 引越 性能評価・計画 通知等手続き 引越 ・・・・・・・ (約 10 か月)

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15 8 整備手法の決定 現本庁舎について、「免震工法」による耐震補強を実施する場合には、耐震性能 の確保は可能であるが、建設当初から40年近く経過し、建物の躯体を構成する鉄 骨鉄筋コンクリートの劣化が進み、残りの耐用年数は20年と想定される。また、 設備についても更新時期が過ぎ老朽化していることから、今後20年間庁舎機能を 延命させるためには、補強費に加えて多額の費用がかかる大規模改修が必要である。 さらに、大規模改修を行ったとしても、窓口機能の分散化などによる市民サービ スの低下やバリアフリーへの不適応、事務室の狭隘化、環境負荷軽減などの課題へ の対応、さらには市民の安全と安心を守る防災センターとしての機能の確保が困難 であり、いずれ建替えを行うこととなり、費用の二重投資となってしまう。 新庁舎の建設は、一般的に耐震補強工法よりも多くの初期建設費を要するとされ ているが、これまでの検討結果では、耐震補強に加えて大規模改修を実施しなけれ ばならないことから、費用面で新庁舎建設と比較しても大差がない結果となった。 また、新庁舎の建設は、防災拠点機能のより一層の充実や窓口業務の効率化、市 民の利便性の向上、ユニバーサルデザインへの配慮、環境負荷の軽減など、庁舎に 求められる機能・性能の確保が可能となる。 したがって、本庁舎の耐震性能が非常に低い中で、現庁舎の耐震補強・大規模改 修による整備では不十分な庁舎機能を延命させるだけとなり、「耐震補強・大規模 改修と新庁舎建設の比較表」(16頁参照)のとおり、庁舎に求められる機能・性能 の確保や市民の利便性、費用対効果などを総合的に勘案した結果、早急な新庁舎の 建設が最良であるとの結論に達した。

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16 耐震補強・大規模改修と新庁舎建設の比較表 整備手法 耐震補強・大規模改修 新庁舎建設 前提条件 ・継続的に使用できるように建物の損傷を最小限に抑える程度 まで耐震補強(免震補強)を行う。(耐震補強、制震補強は、 建物の構造等の問題から実施困難) ・補強工事実施後も本庁舎を 20 年余使用するため、設備改修 などの大規模改修工事も併せて実施する。 ・工事期間中に一部の事務室が使用できなくなるため、事務室 の移転先の確保及び適正な庁舎規模の確保の観点から、職員 第1駐車場をお借りし、延床面積が 2,000 ㎡程度の別棟庁舎 (免震構造)を増築する。 ・建設用地 市庁舎敷地に隣接する職員第1駐車場(3,785 ㎡) をお借りするとともに、市民会館第2駐車場(2,751 ㎡)の 一部を建設用地とする。 ・構造 鉄骨造(免震構造) ・階数 地下1階地上5階建て ・延床面積 約 12,000 ㎡ ・隣地に新庁舎を建設し、機能を移した後、旧本庁舎は取り壊 し、駐車場等として活用する。 耐用年数 ※ 20 年 60 年 総事業費 約 64.7 億円 約 65.7 億円 長 所 ( 〇 ) ・ 短 所 ( △ × ) 工 法 ×工事期間中の騒音により業務や市民サービス等に支障を来 す。 ×工事期間中に引越し作業が複数回発生し、市民サービスへの 影響が大きい。 ○既存庁舎に影響の尐ない施工が可能である。 ○工法選択の自由度が高い。 ○工事期間中も既存庁舎の使用が可能である。 機 能 ○耐震性能の向上 ×窓口フロアの分散による市民サービスの低下、トイレの改 善、バリアフリー対応、情報ネットワーク環境の拡張等、現 施設では、対応できない課題が残る。 △長期的にCO2排出削減等の温暖化対策に対応困難 ○高い耐震性能の確保 ○防災拠点機能の充実 ○ワンストップサービスの導入可 ○ユニバーサルデザインへの対応可 ○情報セキュリティの向上 ○環境に配慮した施設対応(省エネ、太陽光発電等)が可能 ○上記のほか、事務能率の向上等、既存庁舎の課題の解消 ランニングコスト △大規模改修によりある程度コストの縮減は可能であるが、新 築庁舎より維持管理コストが嵩む。 ○建設面の工夫と高効率設備の導入により削減が可能 考 察 ・事業費、工期も新庁舎建設と同程度で、また、多額の費用を かけて免震化・大規模改修を行っても耐用年数は延びるわけ ではなく、いずれ建替えを行うこととなり、コストの二重投 資となってしまう。(耐用年数20年)。 ・機能の分散化などによる市民サービスの低下やバリアフリー への不適応、事務室の狭隘化、環境負荷軽減などの課題への 対応が困難であり、庁舎としての不十分な機能を延命させる だけとなる。 ・防災・災害復興拠点機能の充実や窓口業務の効率化、市民の 利便性向上、ユニバーサルデザインへの配慮、環境負荷の軽 減など、庁舎に求められる機能・性能の確保が可能となる。 ※ 耐用年数とは、長く使い続ける寿命のことで、建築物の場合は、物理的な寿命だけでなく、生活スタイルに対応できて維持管理コストが過 大にならない範囲で収まるまでの年月をいう。よって、現本庁舎、新庁舎の耐用年数は、いずれも60年と想定した。

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17 9 新庁舎建設の財源など (1) 財源内訳 新庁舎の建替えは、災害時の防災拠点としての側面からも早急に取り組むべき 事業であるが、総事業費が65.7億円と多額であることから、その財源の確保 が緊急の課題となる。 このため、財源を計画的に確保することを目的として、平成25年度に庁舎建 設改修基金を設置し、建設工事の開始年度まで毎年5億円ずつ合計15億円の積 立てを行うこととしている。 また、基金以外の財源として、今後約60年にわたり市民の皆様に利用してい ただく新庁舎の建設費については、将来の市民の皆様にも負担していただくこと により、世代間負担の公平性を図るために、他の大型建設事業を実施する場合と 同様に、総事業費の4分の3程度を地方債の発行により資金調達することとする。 このことにより、単年度における多額の一般財源の持出しを抑えることができ、 当該事業の円滑な執行を図れることとなる。 【財源内訳】 項 目 事業費(百万円) 備 考 総事業費 6,573 うち 地方債対象事業費 6,066 解体費用、引越費用は地方債 対象外 財源 内訳 地方債 4,549 庁舎整備充当率 75% 庁舎建設改修基金 1,500 平成 25~27 年度積立 (5 億円/年) 一般財源 524 (2) 本市財政への影響 次に、新庁舎の建設が本市の財政運営に与える影響であるが、新庁舎の建設後 に新たに必要となる地方債の元利償還費は、最も多い年度で3億円強となる見込 みである(資料1:18頁参照)。 公債費の増加は、将来の財政負担となることから、地方債の発行には慎重な対 応が必要であるが、本市の実質公債費比率は、高金利の借入金について積極的な 繰上償還の措置を行った成果などにより、近年は減尐傾向にあり、平成18年度 に14.1%であった実質公債費比率は、平成24年度決算では5.0%となって いる(資料2:18頁参照)。 実質公債費比率は、一般会計の公債費に加え、これに準じる債務負担の大きさ を指標化したもので、自治体の実質的な借金返済負担の大きさを示すものであり、 この比率が高くなるほど、財政の硬直化が進行し、行財政運営の自由度が下がる とされている。また、この比率が18%を超えると地方債の発行に総務大臣等の 許可を要するなど、独自の財政運営に歯止めがかかることとなる。

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18 本市においては、厳しい財政状況に変わりはないものの、実質公債費比率の数 値を見ても、健全な財政運営を行っている状況にあるといえる。 新庁舎の建設により、仮に公債費が増えた場合であっても、第4次新座市基本 構想 総合 振 興計 画の 最終 年度 で ある 平成 32 年度 ま での 実質 公債 費比 率 は 6.3%となる見通しであり(資料3:18頁下段参照)、償還のピーク時にあ っても7%程度となり、これまでに比べ若干の上昇はあるものの、本市の財政運 営は健全に推移していく見通しである。 【資料1】新庁舎建設に係る地方債の償還費の推移 (単位:百万円) 年度 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 償還額 3 6 16 54 80 161 232 326 322 318 315 311 年度 H39 H40 H41 H42 H43 H44 H45 H46 H47 H48 H49 H50 償還額 307 303 300 296 292 288 285 281 257 248 172 98 ※ 平成 26 年度から事業着手した場合を想定して試算している。 ※ 借入利率 1.4%、借入期間 20 年で試算している。 【資料2】実質公債費比率の推移 (単位:%) 【資料3】新庁舎建設後の実質公債費比率の推移(見込み) (単位:%) 年度 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 実質公債費 比率 5.5 5.6 5.7 5.7 6.0 6.2 6.3 ※ 実質公債費比率…地方税、普通交付税のように使途が特定されておらず、毎年度経常 的に収入される財源のうち、実質的な公債費相当額に充当されたものの占める割合の前 3か年の平均値で、この数値が18%以上の団体は、地方債の発行に際し、国又は都道 府県の許可が必要となる。一般的にはこの数値が低いほど財政に余裕がある自治体であ る。

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19 また、本市における決算額等の状況を見ると、建設事業等の経費は一般会計で は毎年度の決算額の10%程度である40億円から50億円程度で推移してい る。 本市においては、厳しい財政状況においても必要な建設事業を計画的に実施し ていくことが求められる中で、これまで、公共施設の耐震化について、まずは児 童生徒の安全が第一であるとの考えの下、小中学校施設の耐震化に取り組み、県 内で最も早く耐震化率100%を達成した。 その後も、市民会館の耐震化や公共施設の老朽化に伴う建替えや改修事業を計 画的に進めてきた。特に平成24年度から今年度にかけては、国の予備費や補正 予算を活用し、後年度に実施を予定していた小中学校の校舎や体育館の大規模改 修など、多くの大型事業を財政的に有利な条件の下、前倒して実施している。 今後は、庁舎の耐震化を始めとする防災拠点の整備や将来の税収増につながる 事業として第4次新座市基本構想総合振興計画に掲げた土地区画整理事業など の大型事業について、事業の重要度や優先度の面から計画的に位置付けて実施し ていくべきと考える。 こうしたことから、引き続き、厳しい財政状況が見込まれるものの、市民ニー ズを踏まえた事業の取捨選択を適正に行い、健全な財政運営を進めていく中で、 新庁舎の建設についても計画的に取り組んでいく考えである。 【参 考】 ◇決算額等の推移(普通会計) (単位:千円 %) 区 分 平成20年度 平成21年度 平成22年度 決算額 構成比 決算額 構成比 決算額 構成比 人 件 費 7,391,591 18.9 7,271,183 16.7 7,281,690 16.3 扶 助 費 8,104,503 20.8 8,801,613 20.3 11,570,157 25.9 公 債 費 4,049,935 10.4 3,903,782 9.0 4,001,382 9.0 投資的経費 3,674,961 9.4 4,923,488 11.3 4,190,252 9.4 そ の 他 15,819,315 40.5 18,558,070 42.7 17,562,724 39.4 合 計 39,040,305 100.0 43,458,136 100.0 44,606,205 100.0 区 分 平成23年度 平成24年度 平成25年度 決算額 構成比 決算額 構成比 予算額 構成比 人 件 費 7,243,150 15.4 7,067,705 15.0 7,629,174 17.0 扶 助 費 12,760,306 27.0 13,018,353 27.7 12,300,537 27.5 公 債 費 4,052,272 8.6 4,027,626 8.6 4,360,998 9.7 投資的経費 5,099,744 10.8 5,050,152 10.7 2,460,072 5.5 そ の 他 18,024,129 38.2 17,828,617 38.0 18,046,054 40.3 合 計 47,179,601 100.0 46,992,453 100.0 44,796,835 100.0 ※ 普通会計とは、一般会計及び各区画整理事業特別会計を合わせたものである。 ※ 平成 25 年度については、平成 24 年度に実施された国の経済政策(予備費や補正予 算)を活用して、平成 25 年度に実施を予定していた事業を含めた後年度実施予定事業 を平成 24 年度に前倒して予算措置した(財政的な優遇措置により約 17 億円の財政負 担の軽減)。

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20 ◇本市の債務残高の推移 (単位:億円) 0 100 200 300 400 500 600 700 800 210 202 199 198 192 182 187 180 188 194 278 276 270 264 257 249 237 227 213 203 92 104 104 81 63 50 26 16 2 0 48 47 46 43 38 36 34 32 30 28 115 134 147 157 161 163 170 187 199 211 743 762 765 743 711 681 655 642 632 636 一般会計(普通債) 特別会計 土地開発公社 水道事業会計 一般会計(特例債) 列2

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参 考 資 料

1 広報にいざ11月号(基本方針案と検討経過を市民に公表) 2 広報にいざ12月号(基本方針案に対する市民への意見募集) 3 市民説明会での質問、意見等の概要 4 基本方針(案)に対する意見募集結果

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26 3 市民説明会での質問、意見等の概要 区 分 項 目 質問・意見 回 答 新庁舎の 建設 建設費用 東日本大震災の復興需要やオリン ピックの東京開催で施工単価の値 上がりが見込まれるが、新庁舎の建 設費用はどの程度増えると考えて いるか。(2件) 建設コストについては、実施段階で 多尐の変動があるのは止むを得な いので、検討の段階では現在の単価 で問題ないと思う。 オリンピックによる影響は見 込んでいない。建設コストは 景気の動向等に大きく影響さ れるため、概算建設費用は現 状で計算した。時代の動きを 捉え設計の段階で精査する。 新庁舎建設の坪単価はどの位で検討 しているか。 一般的なオフィスビルの価格より も高く感じる。高級な仕様であれ ば、見直してコストダウンを考えた ほうがよいのでは。 1坪当たり約140万円で試 算している。 一般的な仕様であるが、建替 えが決定した段階で詳細に検 討協議したい。その際には市 民検討委員会を設置し、新庁 舎の仕様や必要な機能につい て検討していきたい。 建設費用には、備品の費用が含まれ るのか。 建設費用には備品の費用が含 まれていないので、今後の詳 細設計の中で、備品等の費用 も検討する。 今後の消費税率の引上げを建設費 用に反映したのか。 消費税率の引き上げを考慮し て、建設費用を算出している。 免震構造 新庁舎はなぜ免震構造にするのか。 (3件) 地震の揺れを吸収するのは免 震構造が最もよい。将来を見 据え、今後60年以上の長期 間に渡り新庁舎を維持し、災 害時に庁舎が機能するよう万 全を期すためには、免震構造 が最適であると考える。 鉄骨造 新庁舎は、鉄骨造としているが、 60年もつのか。(3件) コンクリート造では、コンク リートの中性化が進むと中の 鉄筋が錆びてくるため、一般 的に耐用年数が60年とされ ているが、鉄骨造の耐用年数 は、錆止め塗料、耐火被覆を 施し、メンテナンスを行うこ とで60年以上維持できる。 エッフェル塔は鉄骨造である が、メンテナンスを行うこと で100年以上維持している 実績がある。 庁舎の規模 将来の人口増加を視野に入れると、 新庁舎は延床面積1万2千㎡で対 応できるのか。もう尐し広くすべき ではないか。 新庁舎の延床面積については、市民 検討委員会で検討し、まず必要とな るものを落とし込んだ上で、尐し余 裕を持った面積に設定したほうが 国の基準や県内の市庁舎の平 均より尐ないが、市の財政状 況等を勘案すると、あまり大 きな規模の建物にして費用を かけることはできない。 延床面積については、判断が 難しい。将来を見据えて、今 後の市政の状況、業務量等を

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27 区 分 項 目 質問・意見 回 答 よい。 加味する必要がある。また、 大災害時には近隣住民が避難 してくることも考えられる。 今後、建替えが決定した場合、 それらを勘案し、市民の意見 も聞いた上で設計していきた い。 庁舎の外観 建替えに賛成だが、第二庁舎のよう な外壁はやめた方がよい。庁舎とし てシンボルになるようなものして ほしい。 第二庁舎は、平成9年建築で、 財政状況が悪く、外壁・内装 などに費用をかけられなかっ た。建替えを行う場合には十 分配慮したい。 庁舎の機能 (レイアウト) 本庁舎はわかりにくく、使いづらい レイアウトになっているが、新庁舎 は他市を参考に使いやすい庁舎に してほしい。 現庁舎は高く細長いため、ワ ンフロアが狭く事務室が分散 し、市民の利便性が悪い。市 役所という特性を考えると、 できるだけワンフロアで市民 サービスできるように、横に 広くして利便性が高く機能的 な庁舎にしたい。 建替える場合は、平林寺のすぐ前に 庁舎があるという利点を生かし、平 林寺に訪れる方が寄れるような庁 舎にしてほしい。経費の問題もある が、バランスよく多角的な活用がで きるような庁舎にしてほしい。 建替えが決定した場合、災害 時に庁舎に求められる機能、 ミニコンサートができる市民 ホールの設置など、様々な市 民からの意見があると思うの で、市民検討委員会を立ち上 げ検討していきたい。 庁舎の機能 (エネルギー効率) 新庁舎のエネルギー効率は、どの程 度改善されるのか。 詳細に設計を行っていないの で 具 体 的 な 数 値 は 示 せ な い が、建物の断熱性、屋上緑化、 高効率設備・空調、LED照明、 太陽光や雨水利用等で、エネル ギー効率のよい庁舎になる。 建設用地 新庁舎の建設用地は、借地となるの か。 建設用地となる市民会館第二 駐車場の土地は、市が買収し た。職員第一駐車場は地権者 から当面はお借りし、将来的 には、買い取らせていただく ことで理解を得たところであ る。 第二庁舎 新庁舎と第二庁舎との渡り廊下は つくるのか。 現段階では、詳細な検討はし ていないが、建替えに決定し た場合は、市民検討委員会で 検討していく。 第二庁舎を引っ張り、新庁舎の近く に移動することは可能か。また、業 務をしながら可能か。水道等は使用 できるか。 曳家(ひきや)という工法が あり、可能である。業務をし ながらの曳家は、不可能では ないが、安全面等を検証して いく必要がある。仮設の水道 を引くことで、水道等の使用 は可能である。

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28 区 分 項 目 質問・意見 回 答 曳家工法の費用はどれ位かかるか。 建替えと同じぐらい費用がか かる場合がある。曳家工法は 歴史的な建築物などに用いら れており、第二庁舎について は費用対効果を検討する必要 がある。 駐車場 現在の市役所は駐車場が尐ないの で、建替えをするのであれば、駐車 場の確保を検討してほしい。(2件) 現本庁舎を取り壊した跡地を 駐車場にすると115台以上 は確保できる。 建替えの工事中、車での来庁規制が あるのか。 市民会館第二駐車場には影響 が出ると考えるが、市役所第 一駐車場、市役所第二駐車場 はそのまま使用できる。 財 源 庁舎の建替えに国の補助金は、活用 できないのか。 全国の市町村でも小中学校の 耐震補強を優先した結果、最後 に庁舎が残っている状況であ る。現時点では市庁舎の建替え を対象とする国の補助制度は ないが、自治体からの要望を受 けて国が補助の検討を始めた ので、動向を注視したい。 その他 建替えを行った方がよいと思う。 (同様の意見5件) ・新庁舎の方が市民の利便性が高 い。耐震補強等では、現庁舎と仮 設庁舎の往来で市民には不便で ある。 ・市庁舎には防災・災害復興拠点と しての機能が求められるが、現庁 舎は老朽化し、機能しないと思う。 現在、第三庁舎に社会福祉協議会が 入っているが、社会福祉協議会は新 庁舎に移るのか。 社会福祉協議会は第三庁舎に あり、市と連携を図るには不 便である。以前は第二庁舎に 入っていたので、新庁舎の建 替えが決定した段階で、詳細 に検討したい。 ハード面に偏った説明であるが、ソ フト面も検討してほしい。 今後詳細を詰めていく中で、 ソフト面についても検討して いく。 耐震補強・ 大規模改修 建物の構造 免震補強する場合、高層棟と低層棟 を結合するエキスパンションジョ イントの幅が80㎝も必要か。 免震工法では、一般的に地下 部分のエキスパンションジョ イ ン ト の 幅 は 6 0 ㎝ 程 度 だ が、高層階ほど揺れ幅が大き くなるため、2階部分は80 ㎝を確保する必要がある。 費 用 大規模改修の費用は、耐震補強の改 修費なのか。 大規模改修の費用は、耐震補 強の改修費ではなく、現庁舎 が建築後40年近く経過して 老朽化した内装、設備等の改 修費用である。

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29 区 分 項 目 質問・意見 回 答 その他 説明会 本説明会は、市民の合意を得るため か、意見を聞くためか、位置づけが わからない。 耐震診断の結果を踏まえて、 耐震補強と建替えの検討を行 い、建替えが最善の方法とい う結果となったが、市民の理 解をいただくために、説明会 を開催した。 現庁舎の 耐用年数 現庁舎の建設時にどのくらいの耐 用年数を考慮したのかがわかる資 料はないのか。 現庁舎の耐用年数を示す資料 はないが、平成7年の震災に より診断基準が変わり、現庁 舎の耐震化が必要であること から、現在検討していること を理解いただきたい。 庁舎建設 改修基金 庁舎建設改修基金は、もっと早く積 み立てておけばよかったのではな いか。 厳しい財政状況が続き、基金 の積み立てができなかった。 第二庁舎 第二庁舎はそのまま使うというこ とだが、耐震化の必要はないのか。 耐用年数はどうか。 第二庁舎は、平成9年度に新 し い 耐 震 基 準 で 建 築 し た た め、現状のままで問題はない。 耐用年数は、60年と想定し ている。 耐震化の 検討時期 平成7年度に耐震補強が必要との 耐震診断結果となった際に、庁内検 討組織や市議会での特別委員会は 設置しなかったのか。 児童生徒の安全確保のため小 中学校の耐震改修を優先し、 次に市庁舎という時に、三位 一体の改革で厳しい財政状況 となり、先送りした。その後、 東日本大震災が発生し、庁舎 の耐震化整備の検討を行った ものである。 4市合併 の考慮 4市合併の可能性を検討に当たり 考慮したのか。 4市合併を見据えた庁舎の想 定はしていない。 (市民説明会の参加状況) 開 催 日 会 場 参加者数 平成 25 年 11 月 10 日(日) 西堀・新堀コミュニティセンター 6 人 11 月 17 日(日) にいざほっとぷらざ 17 人 11 月 24 日(日) 栄公民館 13 人 12 月 1 日(日) 新座市役所第二庁舎 14 人 12 月 7 日(土) 大和田小学校 5 人 12 月 8 日(日) 第五中学校 6 人 計 61 人

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30 4 基本方針(案)に対する意見募集結果 (1) 募集期間:平成25年12月1日~12月27日 (2) 意見の提出者数・件数 市民6人(7件) № 提 出 さ れ た 意 見 新 座 市 の 考 え 方 1 建替えを希望します。 予算などいろいろな問題はあると思い ますが、人の命がかかっています。普段で も市役所に行くのは建物が古く気が引け ます。上の階に行くと早く降りたい気分に なります。地震がきたら壊れるとわかって いる建物で働いている人もどうなんでし ょうか?地震がきてからでは遅いです。大 惨事になってからでは遅いと思います。 市役所は、多くの市民のみなさんが来庁 するとともに、みなさんの大事な情報をお 預かりして管理していることから安全性 を確保することが重要となります。また、 災害時には防災拠点としての役割を果た さなければなりません。平成23年度の耐 震診断結果で、市役所本庁舎は大地震によ り倒壊の危険性が高いことが判明したた め、ご指摘のとおり早急に耐震化整備を実 施する必要があります。このため、本庁舎 の耐震化整備について、庁舎に求められる 機能・性能の確保や市民の利便性、費用対 効果などを総合的に勘案し、市役所本庁舎 の建替えを最善の方策とする基本方針案 としたものです。 新庁舎を建設する場合には、防災・災害 復興拠点としての機能に加え、バリアフリ ー環境の確保や環境に配慮した設備機器 の設置、市民サービス・利便性の向上を図 るための窓口機能の集約化など、庁舎に求 められる様々な機能を有する庁舎となる ように検討してまいります。 2 耐震補強・大規模改修をしたとしても、 耐用年数が20年しかもたないのである ならば、60年もつ新庁舎建設をした方が よいのではないかと思います。総事業費の 差もそれほど変わらないようですし、今の 市民のニーズに応えられるような構造で 建設してもらいたいです(環境に配慮した 施設対応・バリアフリー対応等)。以上の 点から新庁舎建設に賛成いたします。 3 新座市役所本庁舎の耐震新庁舎建設に 大いに賛成します。 タイミングとして、復興事業関係が続い ているため資材・人件費の高騰があるの で、しっかりとした信頼のできる事業者の 入札、公示内容が明確で入札時に業者で内 容の判断において齟齬が生じないように して欲しい。 新庁舎の概算建設費用については、東北 復興需要による資材、人件費の高騰分を踏 まえ算出しています。東京オリンピックに よる資材、人件費の高騰が懸念されます が、現時点ではまだ不透明な状況ですの で、設計の段階で精査してまいります。ま た、ご指摘の趣旨を踏まえ、建設工事の入 札において、信頼できる事業者を選定して まいります。 4 基本的に新庁舎は、高くするよりも横に 広げて、ワンフロアで手続が済むような機 能的な建物になるよう工夫した設計を行 って欲しい。 新庁舎のレイアウトについては、ご提案 のとおりフロアを横に広くとり、ワンフロ アで手続が済むような機能的で利便性が 高い庁舎となるように検討してまいりま す。 5 現在設定されている工事日程は、オリン ピック前であり、工事のための人件費が高 騰する時期であるので、オリンピックが終 わってからの日程に変更すべきだと思い ます。どこかの大学がグランドを作ろうと 思って見積りを出したらオリンピックが 本庁舎耐震化の整備手法として、現庁舎 の「耐震補強・大規模改修」と「新庁舎建 設」の両手法について比較検討するため、 設計会社に支援業務を委託し、平成25年 5月時点での建設費用を概算で算出した

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31 № 提 出 さ れ た 意 見 新 座 市 の 考 え 方 決まる前の見積よりも高くなってしまい 断念したとの報道を見ました。現在想定さ れている見積りがいつの時点でのものか はわかりませんがオリンピックの時期を 考慮した計画にしてほしいです。 ものです。 ご指摘のとおり、オリンピックが東京で 開催されることが決まり、施工単価等が高 騰することも考えられますが、防災・災害 復興拠点となる本庁舎の耐震化整備は緊 急性を要するものと考えていますので、本 案で想定したスケジュールでご理解をい ただきたいと思います。 6 1 入札方式について 従前の一般的な入札にあり、地方自治法 で定めている「最低価格・最大効果の原則」 の「最大効果」の部分を有用な形で考慮し た入札方式を採用してほしいと思います。 つまり、建設価格が安くなる価格点を重視 しすぎるのではなく、市政・市民のために、 耐震性は当然のこと、長期的な維持保全コ ストが低減できる十分な品質保証がなさ れた建物となるよう、設計・工法の範囲で 保証ができる技術力を有した設計・施工者 が選定されるような総合評価型の入札方 式の可能性を追求していただくことが考 えられないでしょうか。その方向となった 場合は、事務局側で市外を越えて行なわれ た直近の入札方法を俯瞰していただくこ とが大事かと思います。例えば、価格点: 技術点=50:50と設定したような事例 で、どのような点を技術点の評価項目にし ているのか、いわゆる「逆転落札」が生じ た場合に、市の建設予算でどこまで逆転価 格を許容できるのかをきちんと想定して いくことかと思います。 2 設計・施工における地域貢献性につい て 上記のような「価格で決めない」総合評 価型の入札を行った場合、技術点の評価項 目として、「地域貢献度」を考慮する可能 性が多くでてくると思いますが、その効果 については、施工時の一過性のある貢献を 促すことに加えて、建物の長期的なメンテ ナンス等に貢献できる「地域の地元業者を 育成する視点」を残しておくことが必要か と感じています。それにより、結果的に建 物を長期に渡り健全であるような状態を、 市近隣の地元業者に見守っていただくう えで有益になるかもしれません(もちろ ん、業者に偏りが生じないようにする配慮 は必要です)。 3 ここ数年の時代性を把握する 周知のとおり、東京オリンピック準備に 向けた建設需要が増えることに加え、東日 新庁舎を建設する場合には、設計者の選 定においては、ご提案の趣旨を踏まえ、プ ロポーザル方式も含めた選定方法を検討 してまいります。また、建設工事の施工者 の選定においても、ご指摘をいただいた事 項を踏まえて選定を行ってまいります。

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32 № 提 出 さ れ た 意 見 新 座 市 の 考 え 方 本大震災の復興活動は今後も継続される ことになります。一方で、国内のゼネコン をはじめ、サブコン(専門工事業者)は周 知のとおり、非常ともいえる人材不足状態 で、人件費も高騰している状況です。その 意味で、今回のタイミングでの設計・施工 者は、そもそも非常に厳しい建設環境にあ るという時代性を帯びています。このこと は、見積価格の設定が適切でなかったり、 不透明部分が多くあると、不調の入札にな ることが容易に考えられます。コンサル等 にゆだねるだけではなく、市の専門担当の 皆様でそのような背景に十分な危機意識 をもっていただき、適切で最大効果があげ られる入札となるよう過分ともいえるよ うな対策を練っていただき、最終的には議 会で承認された工期の中で、市民に開かれ た健全性の高いさらに防災拠点にもなる、 そして愛される市庁舎を皆さんで作って いただければと思います。 7 「耐震補強・大規模改修」と「新庁舎の 建設」の比較検討の結果により、「新庁舎 の建設」に基本的に賛成です。 以下、要望事項です。 (1) 当基本方針(案)は、「新庁舎の建設」 が相応しいと判断したことの根拠を示 したものと理解しました。したがって、 「新庁舎」の計画の内容については、 説明会で回答しているように市民の要 求は“市民の検討委員会を立ち上げ検 討する”と有りますので、次の段階で 市民に公表されるものと期待します。 (2) 設計工程には基本構想・基本設計・ 実施設計がありますが、“新庁舎建設の 想定スケジュール”には基本構想があ りません。基本構想の段階で市民の意 見が反映されることが必要です。基本 設計まで進んでしまうと基本的な計画 に関わる変更には、市民の意見を反映 させるのが難しくなります。従って基 本構想から市民の意見が反映されるよ うなスケジュールと方針が必要です。 (3) 「新庁舎の建設」で決定ならば、設 計諸条件を整理し「基本構想(案)」を 作成し、再度、市民との意見交換によ り「基本構想」を決定し、基本設計に 移るべきです。 (4) 基本構想の要望事項 ① シビックゾーンの充実 公共施設(市民会館・中央図書館、 第二庁舎、第三庁舎等)、平林寺(み 新庁舎建設の基本設計の前に、新庁舎建 設基本計画を策定する予定です。この基本 計画は、新庁舎に備える機能の整備方針や 規模・構造、敷地の配置計画などの基本的 な建設方針を定めるもので、基本設計にあ たり具体的な指針となるものです。基本計 画の策定の際には、市民のみなさんのご意 見、ご要望を計画に反映するために、市民 参加の検討委員会を設置します。 なお、今般いただきました「(4) 基本構 想の要望事項」については、基本計画の策 定の際に参考にさせていただきます。

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33 № 提 出 さ れ た 意 見 新 座 市 の 考 え 方 どり・歴史文化)、商店街、人・車 動線、交通アクセス ② 建 物: ・市庁舎としての機能確保 ・ホワイエ(コミュニティスペース) …シビックゾーンとの連携 ・省エネ(断熱、屋上・壁面緑化)、 自然エネルギー利用(太陽光・熱、 雨水利用等)の採用 ・防災拠点(耐震含め) ③ 建設事業費 オリンピックによる施工単価の値 上 が り は 大 き い と 予 測 さ れ る の で、再検討が必要である。また、 工期の遅れ・技術者の不足も考え られるので施工者の選定には単な るコストのみで判断しないよう十 分配慮する。 ④ 財政については将来に負担となら ないように財政計画をする。

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