表面増強ラマン分光用基板の応用?:固体表面の化
学物質 in situ 検出
著者
竹井 弘之
著者別名
Hiroyuki Takei
雑誌名
東洋大学研究シーズ集2019-2020
ページ
13-13
発行年
2019-08-29
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00011057/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止
http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja
医療・福祉・食品・健康
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東洋大学研究シーズ集2019-2020
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Thermo Fisher Scientific, Nicolet Almega XR
励起波長633 nm, 積算時間 0.1 s, 平均化 16 回
オレンジ表面のフェルバム
0.1% 測定箇所5
特許第 6368516 ラマン分光測定法
表面増強ラマン分光用基板の応用①:
固体表面の化学物質 ᶇᶌᴾᶑᶇᶒᶓ 検出
生命科学部 生命科学科
竹井 弘之
教授 Hiroyuki Takei
研究
概要
固体表面に吸着した化質の迅速同定に有効な表面増強ラマン分光法(SERS)用デバイスを
提供致します。分析したい表面にデバイスを押し付け、レーザー光を照射することにより吸着物
質の in situ 同定が可能です。
研究シーズの内容
【背景】
従来の SERS 基板は、高純度の液体もしくは懸濁物質を分析するため
に用いられます。これらの基板を用いて固体表面に吸着した物質を測
定するには、サンプリング・溶解・滴下の前処理が必要でした。分析時
間の大幅短縮のために、我々は柔軟性基板表面の上に貴金属ナノ構
造体が形成されたデバイスを開発しました。デバイスを固体表面に押し
付けてもナノ構造体が剥離しないような工夫をし、1 分以内での評価を
目標としています。
【利用方法】
①ピンを農作物表面に押し付ける(数秒)、②励起光をピンに照射してスペクトルを取得(10 秒)、③判
定(数秒)
【今後の展開】
上の例は、防カビ剤であるフェルバム(0.1%)で処理されたオレンジ表面を測定した例を示します。更
なる高感度化を目指して開発中でありますが、半定量的な迅速スクリーニングへの応用を目指していま
す。また、他の農作物表面から TBZ、イマザリル、OPP等の検出も試みています。
研究シーズの応用例・産業界へのアピールポイント
輸入農作物表面の防カビ剤スクリーニング、事故現場における現場検証等への応用を想定していま
す。
特記事項(関連する発表論文・特許名称・出願番号等)
0684793 v01 ●_東洋大学_研究シーズ集2019~2020.indb 13 2019/08/20 9:45:52