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春日井市新長期ビジョン

第 五 次 総 合 計 画

(案)

(2)

2

目 次

第1編 序論

第1章 春日井市の歩みと現況 ...2 1)位置 ... 2 2)沿革 ... 2 3)現況 ... 3 第2章 総合計画の構成 ...5 第3章 総合計画策定にあたっての市民参画 ...6

第2編 基本構想

第1章 将来像 ...8 第2章 目標年次 ...9 第3章 人口と土地利用 ...9 1)将来人口 ... 9 2)土地利用 ... 9 第4章 施策の大綱 ...10

第3編 基本計画

第1章 基本フレーム ...16 第 1 節 計画の期間 ... 16 第2節 人口の見通し ... 17 第3節 土地利用計画 ... 20 第2章 大綱別計画 ...24 基本計画の見方 ... 24 目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち ... 27 目標2 子どもが健やかに育ち、生きる喜びを感じられるまち ... 59 目標3 つながりと信頼を深め、みんなの力で地域社会をつくるまち ... 75 目標4 にぎわいと活力に満ち、未来に輝くまち ... 97 目標5 快適で美しく、いつまでも住み続けたい循環型のまち ... 117 目標6 効果的で効率的な自立した都市経営 ... 143 第3章 計画の目標設定と進行管理 ...155

(3)

第1編 序論

第1章 春日井市の歩みと現況

第2章 総合計画の構成

(4)

2

第1章 春日井市の歩みと現況

1)位置

春日井市は、名古屋市の中心部から約 15 ㎞圏に位置し、東西 16.0 ㎞、南北

13.5 ㎞、面積 92.71 ㎢で、愛知県では名古屋市、小牧市、犬山市、瀬戸市、

西春日井郡豊山町の4市1町と、岐阜県では多治見市と接しています。

名古屋市には、JR中央本線と名鉄小牧線で接続し、東名高速道路、中央自

動車道、東名阪自動車道、国道 19 号や国道 155 号などの幹線道路網や隣接す

る県営名古屋空港など利便性の高い広域的な交通に恵まれています。

2)沿革

本市では縄文時代の土器の破片や石の矢尻などが数多く発見され、古くから

人が暮らしていた形跡が見られます。また、味美の二子山古墳、堀ノ内の高御

堂古墳などが残存し、日本武尊にゆかりのある内津、神屋、明知、御手洗など

の地名が残されています。古代末期から中世にかけて篠木荘、柏井荘など荘園

が設置され、江戸時代には入鹿池や下原村の大池、下原新田の落合池の築造、

新木津用水、高貝用水などの治水事業によって新田の開発が進められました。

明治後半になると、名古屋と東京間で中央線が開通し、亜炭の採掘や生糸・製

糸工場の創業など、本市の農村部に変化が見られるようになりました。

こうした背景をもとに、

「春日井市」は、昭和 18 年 6 月、勝川町、鳥居松村、

篠木村及び鷹来村が合併し、鳥居松工廠、鷹来工廠などを有する工廠のまちと

して誕生しました。間もなく終戦を迎え、戦後の復興のためには産業振興が急

務であったことから、昭和 25 年に「工場設置奨励条例」を制定して内陸型工

業都市をめざした施策へと転換を図り、昭和 30 年代前半にかけて数多くの工

場が立地し、新たな成長へと歩み始めました。そして、昭和 33 年には、高蔵

寺町と坂下町を合併し現在の市域となっています。

昭和 30 年代半ばになると我が国は高度経済成長時代を迎え、全国的に大都

市圏への人口集中が顕著となり、名古屋圏においても住宅の需要が急速に高ま

りました。名古屋市に隣接し、鉄道等の交通手段にも恵まれた本市は、昭和

43 年に入居を開始した高蔵寺ニュータウンに象徴される土地区画整理事業を

積極的に推進し、昭和 40 年代から 50 年代半ばにかけて毎年 1 万人を超える人

口急増が続き、この頃から住宅都市としての性格を強めました。

その後も土地区画整理事業により自然と調和した計画的で魅力的な都市づ

くりを進め、現在では

30 万人を超える人口を擁する名古屋圏の中核都市とし

て着実に発展しています。

(5)

3)現況

春日井市の現況を整理すると次のとおりです。

■ 安全と安心の確保

保健医療体制の充実、安心して暮らせる福祉サービスの充実と地域づくり、

災害や防犯対策の充実など、誰もが安全に安心して暮らすことができるまちづ

くりが求められています。

■ 次世代育成支援と教育の充実

子育てと仕事の両立など次世代育成支援の充実と、教育環境の整備、学校教

育の充実、家庭や地域における教育の推進など、子どもがいきいきと健やかに

成長することができるまちづくりが求められています。

■ 交流と信頼の地域づくり

地域における文化活動やスポーツ活動の推進や、さまざまな分野における市

民交流の促進、町内会等を中心とした地域団体の活性化、男女共同参画の推進

など、交流と信頼を深めることにより新たな地域を創出していくまちづくりが

求められています。

■ まちのにぎわいと活力の創出

まちににぎわいを生む都市交流拠点の形成、公共交通の利便性の確保、人口

減少が進みつつある高蔵寺ニュータウンの再生、産業誘致を始めとする工業・

商業・農業の振興など、地域活力の維持向上に向けたまちづくりが求められて

います。

■ 都市環境と自然環境の調和

良好な都市環境と豊かな自然環境の保全、公害防止や地球温暖化対策の推進、

地域特性をふまえた都市基盤整備の推進、上下水道の健全経営、衛生関連施設

の適正管理の徹底など、都市と自然の環境が調和した循環型のまちづくりが求

められています。

(6)

4

■ 協働と健全な行財政運営の推進

市民参画や協働の推進などによる市民満足度の高い行政サービスの提供と、

健全な財政運営に基づく地方分権の進展に対応した行政経営の推進が求めら

れています。

(7)

第2章 総合計画の構成

第五次総合計画は、基本構想、基本計画及び実施計画により構成します。

なお、それぞれの行政分野では、マスタープランや基本計画、ビジョンな

どの個別計画が策定されていますが、これらの計画については、総合計画を

補完し、体系化していくものと位置付け、総合計画との連携と整合を図りま

す。

■ 基本構想

都市の将来像を実現するため、まちづくりの理念とその目標、目標を実現す

るための基本的な方向性を明らかにするものです。

これまでの総合計画に掲げた都市の将来像は次のとおりです。

第一次総合計画(昭和 50 年) 文化を育て充実した生活をめざす春日井 第二次総合計画(昭和 59 年) 文化を育て充実した生活をめざす春日井 第三次総合計画( 平 成 2年) ゆとりある豊かな生活をきずく健康都市・春日井 第四次総合計画(平成 11 年) 健やかな暮らしに活力あふれるまち 春日井

■ 基本計画

基本構想で定める目標ごとに、基本施策を設定し、基本施策を推進する個別

の施策の体系とその方向性を定めるものです。

■ 実施計画

基本計画で定められた施策の方向性をもとに、財政状況や社会ニーズを考慮

して、具体的に実施する事業を決定する短期計画です。

実施計画

基本構想

基本計画

(8)

6

第3章

総合計画策定にあたっての市民参画

第五次総合計画の策定にあたり、次のような市民参画による取組みを行いま

した。

■ 意識調査の実施

総合計画の策定時に行っていた一般市民を対象とする意識調査に加えて、企

業・事業所、市民活動団体及び町内会等を対象とする意識調査を実施しました。

■ 地区懇談会の開催

意識調査では把握できない地域の課題や今後のまちづくりに向けた意見・提

案を把握するため、市内 8 地区で地区懇談会を開催しました。

■ かすがい市民未来会議の開催

公募による市民が自発的・主体的に春日井市の未来を考え、具体的な政策提

案を行うかすがい市民未来会議を開催しました。

■ 生活課題アンケート調査の実施

各種意識調査での自由意見や地区懇談会での意見のほか、グループインタ

ビューによる意見をもとに抽出した生活課題の重要度や、春日井市がめざす

姿や方向性を把握するための生活課題アンケートを実施しました。このアン

ケート調査は、市民意見から抽出した課題を設問としたことが特徴です。

■ 成果指標検討市民会議の開催

グループインタビューのメンバーやかすがい市民未来会議のメンバーなど

の有志が、生活課題を改善するための物差しとなる成果指標について提案を

行う成果指標検討市民会議を開催しました。

(9)

第2編 基本構想

第1章 将来像

第2章 目標年次

第3章 人口と土地利用

第4章 施策の大綱

(10)

8

第1章 将来像

春日井市は、東部丘陵地帯の豊かな自然を保全しつつ、土地区画整理事業を

中心とした都市基盤整備を推進し、質の高い住環境と快適な都市空間の形成に

努めてきました。これからも、都市の活力を維持し、市民が暮らしやすさを実

感できるまちづくりを推進していく必要があります。

日本の総人口が減少に転じた今日、急速に進む少子化に対しては安心して子

どもを育てられるまちづくり、高齢化に対しては地域の支えあいが大切にされ

健康に暮らすことのできるまちづくりが求められています。また、身の回りか

ら地球規模に至る環境が守られ、日常の生活では災害や犯罪のないまちづくり

を進めていくことは、いつの時代にあっても市民の願いです。

こうしたまちづくりの実現に向けて、これまでは行政が可能な限り課題の解

決に努めてきました。しかしながら、多様化する市民ニーズに、よりきめ細や

かに、より迅速に応えていくためには、市民参画と協働のまちづくりが不可欠

となっています。市民一人ひとりが地域を支え、その地域が大きな力となって、

市民相互の絆と信頼を深め、安心して暮らすことのできるまちづくりを進めて

いくことが重要です。そして、人と人とがつくる地域のつながりや活発な経済

活動こそがまちににぎわいと活力をもたらし、住むことの喜びがまちの文化や

魅力を創造していくものと考えます。

さまざまな分野で活躍されてきた「人」という財産と、家族や隣人、町内会

などの「地域」という財産の上に築かれた温もりのある生活都市としての基盤

を継承しつつ、経済振興による健全な財政基盤を背景として、市民と行政がそ

れぞれの役割と責任のもとに地域力を高めるとともに、何ものにも代えがたい

安心と躍動感を確保することこそが、春日井市の持続的な成長を可能とすると

考え、本市は

「人と地域が輝き、安全安心で躍動する都市」

をめざします。

(11)

第2章 目標年次

平成 20(2008)年度を初年度として、平成 29(2017)年度を目標年次とす

る 10 年間とします。

第3章 人口と土地利用

1)将来人口

平成 29(2017)年における春日井市の人口を 302,000 人、世帯数を 127,000

世帯と想定します。

2)土地利用

春日井市は、土地区画整理事業により、学校、保育園などの公共施設用地の

確保、道路、公園などの基幹的都市施設用地の確保、そして優良な宅地の供給

をめざした土地利用に努めてきました。

土地区画整理事業が完了した地区では、引き続き良好な市街地の形成を促進

し、将来、市街地として整備する地域では、地域の特性にあった手法により、

都市基盤整備を図り、特色ある地域づくりをめざします。また、主要な鉄道駅

周辺を地域の核として、にぎわいのある商業地の形成を図る土地利用を促進し

ます。

地域の活力の維持増進と経済振興の観点から、広域的な交通基盤の優位性を

発揮し、企業の誘致や産業の育成を促進し、高齢化しつつある社会を視野に入

れ、職住近接の土地利用を促進します。

市街化調整区域の農地や東部丘陵を中心とする森林は、緑地や自然環境の観

点からできる限り保全に努めます。

(12)

10

第4章 施策の大綱

春日井市がめざす将来像

人と地域が輝き、安全安心で躍動する都市

実現するために、次の目標を定めます。

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

地域での支えあいを大切に、市民一人ひとりが健康に暮らすことができ、ま

た、災害や犯罪などに対する安全が確保され、誰もが安心して暮らせるまちづ

くりを進めます。

< 目標の展開 >

○誰もが心身ともに健康に暮らせるよう、地域での医療体制や保健サービ

ス体制を充実します。

○市民一人ひとりの福祉に対する意識を高め、福祉サービスが必要な人々

を地域で支えます。また、高齢者や障害者が安心して暮らせるよう、福

祉サービスの充実に努めます。

○消防や救急体制の充実、正確な災害情報の伝達により、災害や犯罪、事

故から市民の生命と財産を守ります。また、防災施設を整備して災害に

備えるとともに、緊急時の迅速な行動が身につくよう、日頃の訓練によ

り防災意識を高めます。

目標2 子どもが健やかに育ち、生きる喜びを感じられるまち

安心して子どもを育てられる環境が整い、子どもが学校や家庭、地域に見守

られ、いきいきと成長できるまちづくりを進めます。

< 目標の展開 >

○安心して子どもを育てられる環境づくり、子育てを支援するサービス、

地域や職場での保育環境を充実します。

○児童生徒の教育環境を整備するとともに、教育内容を充実します。

○人を愛する心を育み、自ら生きる力を涵養する家庭教育を推進します。

(13)

○学びの場を地域社会に広げ、社会とのつながりや生きるうえで大切なこ

とを子どもに教えます。

目標3 つながりと信頼を深め、みんなの力で地域社会をつくるまち

地域でのふれあいや文化活動、スポーツ活動が活発で、市民相互の信頼と絆

が深まり、地域を大切にするまちづくりを推進します。

< 目標の展開 >

○子どもの健やかな成長や社会的に弱い立場の人々の暮らしを、家庭や隣

人で見守る地域社会づくりを推進します。

○家庭や地域、職場などにおける男女共同参画を推進します。

○地域の文化や伝統を次代へ継承するとともに、スポーツや文化活動など

を通して健康で豊かな地域づくりを推進します。

○人と人、地域と地域、都市と都市の輪を広げ、お互いに理解を深める交

流と活動を支援します。

目標4 にぎわいと活力に満ち、未来に輝くまち

地域の特性を活かした交流拠点の形成や都市再生の取組み、活発な経済活動

による雇用の拡大と新たな地域資源の活用などにより、活力に満ちたまちづく

りを推進します。

< 目標の展開 >

○主要な鉄道駅の周辺を、にぎわいのある交流拠点として整備します。ま

た、公共交通網を充実し、市民生活の利便性を確保します。

○我が国の高度経済成長期に誕生した高蔵寺ニュータウンの再生に取り組

み、活力と良好な住環境を維持します。

○地理的優位性を十分に発揮し、新たな企業誘致と産業の振興によって雇

用の創出と拡大を図ります。また、市民のライフスタイルに適応した元

(14)

12

気で魅力ある商店街の形成に努めます。

○本市の特色ある観光資源や産業資源を積極的にPRします。

目標5 快適で美しく、いつまでも住み続けたい循環型のまち

良質な都市環境の整備とともに緑豊かな自然環境の保全や創出に配慮し、便

利さとゆとりとうるおいが調和したまちづくりを進めます。

< 目標の展開 >

○ 市民一人ひとりの環境への意識を高め、市民と行政が協働する循環型社会

の構築に向けて、地球規模での自然環境や生活環境の保全、ごみ減量活動

を促進します。

○ 地域の特性に合った市街地整備や住環境整備を計画的に推進し、生活道路

や公園など快適な暮らしを支える生活基盤を確保します。

○ 上下水道の健全な財政運営と計画的な施設の維持管理により、適切なサー

ビスを提供します。

○ クリーンセンターを始めとする環境衛生施設の適正な維持管理により、清

潔で快適な生活環境を維持します。

目標6 効果的で効率的な自立した都市経営

効果的かつ効率的な行政運営と市民との協働を推進し、市民の満足度を高

め、健全で持続可能な財政運営に努めます。

< 目標の展開 >

○ 市民や市民活動団体、企業など多様な主体と連携、協働し、身近な課題の

解決に努めます。また、市政への参加や活躍ができる機会を充実します。

○ 市民の目線に立って情報やサービスを提供します。

○ 個人情報を適正に管理するとともに、個人の権利と利益を確実に保護しま

(15)

す。

○ 地方分権の進展に対応した行政経営に努め、継続的な改善と改革を実施し

ます。また、組織の見直しと職員の意識改革を図ります。

(16)
(17)

第3編 基本計画

第1章 基本フレーム

第 1 節 計画の期間

第2節 人口の見通し

第3節 土地利用計画

第2章 大綱別計画

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

目標2 子どもが健やかに育ち、生きる喜びを感じられるまち

目標3 つながりと信頼を深め、みんなの力で地域社会をつくるまち

目標4 にぎわいと活力に満ち、未来に輝くまち

目標5 快適で美しく、いつまでも住み続けたい循環型のまち

目標6 効果的で効率的な自立した都市経営

第3章 計画の目標設定と進行管理

(18)

第1章 基本フレーム

第1節 計画の期間

計画の期間は基本構想との整合を図り、平成

20(2008)年度を初年度とし

て、平成

29(2017)年度を目標年次とする 10 年間とします。

(19)

第2節 人口の見通し

1)総人口

本市の人口は、昭和

30 年代半ばから 40 年代にかけた我が国の高度経済成

長と大都市圏への人口集中を背景に、高蔵寺ニュータウンを始めとする市街地

形成によって飛躍的に増加しました。昭和

50 年代以降は、自然増(出生と死

亡の差)、社会増(転入と転出の差)ともに小さくなり人口増加率は縮小して

いますが、人口は増加を続け、平成

17 年の国勢調査では 295,802 人となって

います。

今後は、出生率の低下と出産可能な年齢層に該当する女性人口の減少により

出生数が減少するなど人口の伸びはさらに縮小することが見込まれ、平成

25

年頃まで増加を続け

303,000 人に達した後、ゆるやかに減少に転じ、平成 29

年にはおおむね

302,000 人になると予測されます。

2)世帯数

本市の世帯数は、これまで一貫して増加を続けており、平成

17 年の国勢調

査では

110,596 世帯となっています。また、1世帯あたりの人数は、平成2

年の国勢調査と比べおおむね

0.5 人減少し、平成 17 年には 2.67 人となってい

ます。

今後は、出生数の減少、単身世帯や夫婦世帯の増加などにより、世帯の小規

模化がさらに進み、1世帯あたりの人数は減少傾向が続くと見込まれます。こ

のため世帯数は、人口が減少に転じてもしばらくは増加を続け、平成

29 年に

はおおむね

127,000 世帯、1世帯あたりの人数は 2.38 人になると予測されま

す。

■人口・世帯数の見通し 127,000 122,000 116,000 110,596 72,221 10,952 302,000 303,000 295,802 300,000 53,311 244,119 2.48 2.38 2.59 2.67 3.38 4.87 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 22 25 30 35 40 45 50 55 60 2 7 12 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 世帯数 人口 世帯あたり人数 目標年次 (人、世帯) (人/世帯) 昭和 平成 年

(20)

3)年齢別人口

平成

17 年の国勢調査では、本市の年齢3区分別人口は、年少人口(0∼14

歳)が

44,951 人(総人口に対する構成比 15.2%)、生産年齢人口(15∼64 歳)

201,552 人(68.1%)、老年人口(65 歳以上)が 48,009 人(16.2%)とな

っています。

今後は、出生数の減少や団塊の世代の加齢などにより、少子高齢化が一層進

むものと見込まれ、平成

29 年には、年少人口が 39,000 人(12.9%)、生産年

齢人口が

186,000 人(61.6%)、老年人口が 77,000 人(25.5%)になると予測

されます。

■年齢別人口の見通し ■人口ピラミッド ※昭和55 年から平成 17 年は国勢調査 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0-4歳 5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上 男 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0-4歳 5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上 女 平成17年 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0-4歳 5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上 男 0 5,000 10,000 15,000 20,000 0-4歳 5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-24歳 25-29歳 30-34歳 35-39歳 40-44歳 45-49歳 50-54歳 55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85-89歳 90歳以上 女 平成29年 39,000 44,000 45,000 44,951 69,507 161,557 201,552 198,000 192,000 186,000 12,952 48,009 57,000 67,000 77,000 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 55 60 2 7 12 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 0∼14歳 15∼64歳 65歳以上 年齢不詳 目標年次 (人) 昭和 平成 年 302,000 303,000 300,000 295,802 244,119

(21)

4)就業人口

本市の就業人口は、平成

17 年の国勢調査では 147,490 人、15 歳以上人口

に対する就業率は

59.1%となっています。今後は、少子高齢化が一層進むも

のと見込まれ、生産年齢人口の減少に伴い就業人口も減少し、平成

29 年には

141,000 人、就業率は 53.8%になると予測されます。

産業別では、第1次産業は減少傾向にありましたが、今後はほぼ横ばいで推

移すると見込まれ、平成

29 年には 1,000 人(0.7%)になると予測されます。

また、第2次産業は減少、第3次産業は増加の傾向にありましたが、今後もこ

うした傾向が続き、平成

29 年には、第2次産業が 41,000 人(29.1%)、第3

次産業が

99,000 人(70.2%)になると予測されます。

■就業人口の見通し ※平成12 年、17 年は国勢調査 1,165 1,327 52,134 46,843 94,405 97,211 1,000 1,000 1,000 48,000 44,000 41,000 98,000 99,000 99,000 53.8% 55.6% 57.5% 59.1% 60.8% 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 平成12年 17年 20年 24年 29年 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 第1次産業 第2次産業 第3次産業 不詳 就業率 (人) 148,204 147,490 147,000 144,000 141,000

(22)

第3節 土地利用計画

1)現状と課題

春日井市は、豊かな自然と良好な市街地が共存する生活都市の実現をめざし、

都市計画区域や用途地域を指定し、無秩序な開発防止と計画的な土地利用に努

めてきました。

市域面積は全域を都市計画区域とする 92.71 ㎢で、市街化区域は 46.79 ㎢

(50.5%)

、市街化調整区域は 45.92 ㎢(49.5%)です。また、市街化区域にお

ける用途地域別の構成比は、住居系用途地域が 73.6%と、商業系の 8.1%、工

業系の 18.3%に比べて大変高い比率となっています。

市の東部地域には、緑豊かな自然が残る東部丘陵地や高蔵寺ニュータウンな

どの住宅地が広がり、丘陵地の一部を造成した工業団地と、谷部や河川に沿っ

て農地が続いています。

高蔵寺ニュータウンからJR中央線に沿って西に向かうと、気噴、大留、神

領、堀ノ内の各地区では、土地区画整理事業によって新しい街並みが形成され、

さらに西には鳥居松、勝川と商業地を取り巻くように既成市街地が広がり、勝

川から味美への名古屋市境には工業地が、さらに北へは市街化調整区域の農地

が続いています。

春日井市はこれまで、名古屋市に隣接する住宅都市として、土地区画整理事

業等により優良な宅地の供給を土地利用の基本としてきました。しかしながら、

我が国は平成

18 年度から既に人口減少社会に突入し、これからは地域活力の

維持・向上が地方自治体の最大の課題となりつつある昨今、土地利用の新たな

展開が求められています。

今後、中部経済圏の核である名古屋市に隣接していることや、高速道路や県

営名古屋空港を始めとする広域交通基盤の結節点としての圧倒的優位性を活

かした産業振興により、地域の活力とにぎわいのある都市拠点を創出していく

ことがまさに重要な課題となっています。

2)土地利用計画

市民生活や産業経済活動の基盤であり貴重な財産である土地は、その利用

によって都市の発展に大きく関わっています。

土地利用の基本的な考え方は、自然環境の保全や快適な生活環境の確保に加

えて地域の活性化を図ることにあります。これまで進めてきた住宅都市的な土

地利用とともに、調和のとれた職住近接の土地利用も必要であり、緑地の保全

に努めつつ、市街化調整区域の一部等について産業用途への転換についても柔

軟な対応を図ります。

(1)住居系土地利用

住居系では、市民が快適で安心して暮らせるよう、道路や公園の整備を進

(23)

めるとともに、土地区画整理事業等が完了した低・未利用地については、宅

地等の適切な利用促進に努めます。また、地区計画や建築協定等により、良

好な居住環境と景観の確保に努め、工場と住宅が近接している地域では、緩

衝緑地等の設置を促すなど、良好な住宅環境の確保に努めます。

市街化調整区域で既に開発等により市街地が形成されている地区は、隣接

する地区と調和したまちづくりの観点から、計画的に市街化区域への編入を

図ります。

熊野・桜佐地区及び庄名地区は、土地区画整理の早期事業化を進め、優良

な宅地供給による効率的な土地利用を促進するとともに、都市施設の整備に

より良好な市街地の形成を進めます。

また、新たな市街地化をめざす地区では、地域の特性に応じた効率的で効果

的な手法により、住環境と自然環境の保全に配慮したまちづくりを進めます。

(2)商業系土地利用

中心的な市街地である鳥居松地区と勝川地区は、商業・行政・文化の機能

集積を図り、魅力ある都市拠点を形成します。その他の鉄道駅周辺において

は、それぞれの地域の特性を活かし、地域の核としてにぎわいのある商業地

の形成に努めます。

国道

19 号などの幹線道路の沿道商業地においては、商業系用途地域への指

定により活性化を図ります。

(3)工業系土地利用

優良企業の誘致の促進と市内企業の工場拡張等の支援のため、新たな工業

用地の指定等を図ります。

また、県や市などが所有する未活用土地で、工業系用途に活用可能性が高

い地区は、企業誘致推進の観点から、用途区分の変更を検討します。

(4)農業系土地利用

市街化調整区域の 46.5%を占める農業振興地域のうち、農用地区域及び農

地が集団化している地域では、農業生産基盤の整備を進め、長期的に農地を

保全します。また、農地と宅地が混在する地域は、農業的土地利用と都市的

土地利用の調和を図りながら農地を保全します。

市街化区域内の生産緑地については、水害防止や緑地空間の創設など都市

における良好な環境の形成に資するよう適正な保全を促します。

(5)森林等土地利用

市街化調整区域の森林は、可能な限り保全します。また、愛知高原国定公

園内の森林は他用途への転換を規制し、都市に隣接する自然公園として保全

します。

(24)

3)今後想定される土地利用のイメージ

土地利用計画により想定する拠点やネットワークなどのイメージは次のと

おりです。

ア 都市交流の拠点

JR勝川駅、春日井駅、神領駅、高蔵寺駅及び名鉄味美駅周辺地区を想定

し、人が集い交流する魅力ある都市拠点を形成します。

イ 文化の拠点

文化フォーラム春日井や市民会館が立地する市役所周辺を想定し、市民が

身近に文化に触れ、親しむ拠点として再度検討し整備します。

ウ 自然交流の拠点

豊かな自然環境が残る東部丘陵地域では、都市緑化植物園や少年自然の家

など既存施設の一体的利用を図り、自然と親しめる貴重な空間として活用に

努めます。

エ 緑や歴史のネットワーク

市街地には潤いを、市民には憩いの場や交流の場を提供するふれあい緑道

を活用し、緑と史跡などを結ぶやすらぎと歴史のネットワークの形成に努め

ます。

オ 都市再生のモデル

入居開始から

40 年を経過する高蔵寺ニュータウンを、魅力ある都市空間

として、住民の定住化を維持します。

(25)
(26)

第2章 大綱別計画

<基本計画の見方>

実現への役割期待度 それぞれのまちづくりの 主体が、まちづくりの課題を 改善するにあたってどの程 度の役割が期待されるか、目 安を示したものです。 (まちづくりの主体には、 個人、市民活動団体、企業、 市、県・国などがあります。) めざすまちの姿 市民アンケート調査や市 の方針等に基づき設定され た、重要なまちづくりの課題 です。 めざすまちの姿の種別 「めざすまちの姿」の種別を示していま す。「生活」は市民アンケート調査を基に 抽出した生活課題、「行政」は、市の方針 等に基づき抽出した行政課題を表します。 成果指標 「めざすまちの姿」の達成 状況を測定するために設定 した指標です。 現状・課題 「めざすまちの姿」及び基 本施策に関連し、本市の現在 の状況と、対処すべき課題を まとめたものです。 施策の大綱 共通する分野の課題 をまとめ、6つの方向 性を示したものです。 基本施策 「めざすまちの姿」 を達成するために、市 が取り組む内容を端的 に示したものです。

(27)

施策推進に向けて 施策を推進するために、計 画期間中に取り組む内容を 示したものです。 施策の体系 「めざすまちの姿」を達成 するために取り組む施策を 体系化したものです。 用語解説 文中で使用している専門 用語等の説明です。 関連する計画等 基本施策に関連する、市の 個別計画などを示したもの です。

(28)
(29)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

基本施策1 健康の維持増進を促す ... 28

基本施策2 地域の医療体制を整える ... 32

基本施策3 支えあいによる地域福祉を進める ... 34

基本施策4 高齢者がいつまでも元気に暮らせるまちにする ... 36

基本施策5 地域で高齢者を見守り、支援する ... 40

基本施策6 障がい者が暮らしやすいまちにする ... 42

基本施策7 地域の防犯力を高める ... 46

基本施策8 災害に備える ... 48

基本施策9 総合的な消防防災体制を整える ... 52

基本施策 10 交通安全を徹底する... 56

(30)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

健 康 の 維 持 増 進 を 促 す

予防が充実し、市民の健康が保たれている

(行政)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 健康増進のために具体的に何かよいことをしている 人の割合(%) 73.4 三大生活習慣病による死亡率(人口10 万人対)(人) 403.0 健康診査の受診率(%) 31.5 食生活や運動といった生活習慣は、脳卒中や心臓病などの発症と進行に深く関わっていると言 われています。また、社会環境が複雑化するなかで、こころの不調や環境に起因する疾病の発生 が見られます。 本市では、平成16 年に生活習慣の改善による健康増進と疾病の発病予防に重点をおいた健康 プラン21 を策定しました。また、メタボリックシンドローム※1に代表されるように生活様式や 食習慣そのものに起因する健康上の問題もあり、健康増進法や食育基本法※2が制定されたこと から、平成18 年には疾病の早期発見と早期治療の必要性、健康的な生活習慣の確立を呼びかけ る保健計画を改訂しました。 今後、市民の健康寿命※3を延ばしていくためには、健康づくりに重点を置き、生活習慣病予 防や食育、地域健康活動などの推進が必要となっています。 また、新たな感染症が心配されており、予防接種の勧奨や情報の提供が求められています。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(31)

(1) 健康寿命延伸のための健康づくり の推進 (2) 保健サービスの充実 (3) 食育の推進 健康の維持増進を促す (4) 感染症予防の充実

(1) 健康寿命延伸のための健康づくりの推進

○年齢に応じたスポーツの普及やメタボリックシンドローム等に関する講座の開催な どにより、健康に関する意識を高めます。 ○こころの健康について相談できる窓口の充実や啓発を推進します。 ○既存公園の改修及び利用基準の見直しにより、公園を健康づくりの場として活用しま す。

(2) 保健サービスの充実

○生活習慣を見直し、疾病の発生予防や早期発見、早期治療のための各種健康診査や がん検診等を拡充します。 ○保健サービス充実のため、総合的な拠点施設の整備に向けて研究を行います。

(3) 食育の推進

○伝統的な食文化の紹介や地元ならではの食材の使用など、本市の特色を活かした食 育の推進計画を策定し、「食」に関する意識を啓発します。 ○食の安全性や食事と疾病の関係などの情報を提供するとともに、食生活を改善する 料理教室を開催します。 ○農業関係団体と連携し、環境や食の安全を考えた減農薬栽培に取り組むとともに、 地元農産物のPRや学校給食への取り入れ等地産地消※4の働きかけを行い、新鮮で 安全安心な農産物の提供に努めます。 施 策 の 体 系 ※1 メタボリックシンドローム 運動不足や偏った食生活等により内臓の周囲に脂肪がたまった状態のことで、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣 病を引き起こす可能性が高いとされている。 ※2 食育基本法 国民が健全な心身を培い、豊かな人間性を育むために、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とし て、平成17 年に施行された法律。 ※3 健康寿命 一生涯(平均寿命)の内、日常生活で支援や介護を要しない、自立して生活できる期間。 ※4 地産地消 施 策 推 進 に 向 け て

(32)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

(4) 感染症予防の充実

○感染症に対する予防接種を勧奨します。 ○感染症についての情報を収集し、関係機関と連携して円滑な対応を確保します。 ◆保健計画(改訂版)(平成 18 年度∼27 年度) ◆かすがい健康プラン 21(平成 16 年度∼25 年度) 関 連 す る 計 画 等

(33)
(34)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

地 域 の 医 療 体 制 を 整 え る

身近な場所で適切な医療を受けることができる

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 急病時の対応やかかりつけ医など、医療体制に安心し ている人の割合(%) 61.1 往診をしている医療機関の数(機関) 91 市民病院への紹介件数(件) 15,121 本市の医療機関の数は、平成19 年 4 月現在、病院(病床数 20 床以上の入院施設を持つもの) 13 施設、一般診療所(無床または 19 床以下のもの)188 施設、歯科診療所 130 施設で、平成 14 年と比べて 32 施設の増加となっています。 総合医療の中核施設である市民病院には、22 の診療科目があり、女性専用外来や動脈硬化外 来、セカンドオピニオン※1外来、新生児聴覚検査の専門外来、抗がん剤による治療を行う外来 化学療法センター※2を開設するなど、患者ニーズの多様化や高度医療ニーズにあわせて診療内 容を充実してきました。 休日と平日夜間の救急では、医師会の協力を得て、健康管理センターと保健センターにおいて 休日・平日夜間診療を実施し、また、外科と産婦人科では在宅での当番医制※3により救急医療 を行っています。 適切な医療には、適切な数の看護師を確保する必要があるため、春日井小牧看護専門学校と協 力して看護師の養成に努めています。今後は、より適切な医療が受けられるよう、地域の医療機 関と市民病院が一層連携を強化していく必要があります。 また、乳幼児や障がい者、ひとり親家庭に対して医療費の一部を助成していますが、医療費助 成制度の適正な運用を図っていかなければなりません。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(35)

(1) 医療体制の充実 (2) 市民病院の充実 地域の医療体制を整える (3) 福祉医療の推進

(1) 医療体制の充実

○休日・平日夜間診療を始めとした救急医療体制を充実します。 ○かかりつけ医(ホームドクター)、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬局の定着を図り ます。 ○適切な医療が受けられるよう、往診や救急受付の有無など、地域の医療機関や各種 医療の情報提供を充実します。

(2) 市民病院の充実

○市民病院は、地域の医療機関との連携を強化するとともに、高度な医療サービスを 提供し、医療機能を一層充実します。

(3) 福祉医療の推進

○医療費助成制度の適正な運用を図ります。 ◆保健計画(改訂版)(平成 18 年度∼27 年度) ◆次世代育成支援対策行動計画(平成 17 年度∼26 年度) ◆第2次障がい者計画(平成 16 年度∼25 年度) 施 策 の 体 系 ※1 セカンドオピニオン 患者が、現在かかっている医師の診断や治療の妥当性を確認するため、別の医師に「第2 の意見」を求めること。 ※2 外来化学療法センター 専任の医師、看護師、薬剤師を配置したがんの外来治療を行う施設。 ※3 在宅での当番医制 市町村等の委託を受けた地域医師会に所属する医師が、休日や夜間に当番制で比較的軽症の救急患者の診療を自宅医院・ 施 策 推 進 に 向 け て 関 連 す る 計 画 等

(36)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

支 え あ い に よ る 地 域 福 祉 を 進 め る

福祉の問題を市民が自分のこととして考え行動している

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 過去1年間に福祉のボランティア活動を行ったこと がある子どもの割合(%) 12.7 社会福祉協議会の会員数(件) 50,421 地区社会福祉協議会が実施する仲間づくり事業など の参加者数(人) 10,792 少子高齢社会と核家族化の進展により、子育ての不安に悩む親、孤独な高齢者が増加していま す。 また地域においては、個人情報保護に対する意識の高まりや住民間のつながりの希薄化から、 災害時の要援護者の把握や支援者の確保ができないなどの状況が多くなってきています。 本市では、社会福祉協議会※1を中心として40 の地区に地区社会福祉協議会※2を設置し、地域 の福祉課題に取り組んできています。また、福祉に関心がある人や、ボランティア活動を望む人々 も年々増加しており、特に団塊の世代は地域福祉の有力な担い手として期待されています。 福祉の基本は「思いやり」であり、地域福祉とは「お互い様」です。住み慣れた地域で、住民 がお互いに人間的にも社会的にも豊かな関係を築き、民生・児童委員、社会福祉協議会と地区社 会福祉協議会、区・町内会・自治会等、ボランティアやNPO※3が協力して地域福祉を推進し ていく必要があります。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

※1 社会福祉協議会 民間の社会福祉活動など地域福祉の推進を図るために、全国、都道府県、市町村の各段階で組織される社会福祉法に基づ く社会福祉法人。 ※2 地区社会福祉協議会 住民の共助による地域福祉を推進するために、地域の実情にあわせた事業や活動を行う団体。

(37)

(1) 地域福祉体制の充実 (2) 社会福祉協議会の機能の充実 支えあいによる地域福祉を進める (3) 地域の福祉活動の推進

(1) 地域福祉体制の充実

○誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域福祉ボランティアを育成す るとともに、民生・児童委員、老人クラブ、区・町内会・自治会等、ボランティア、 NPO等との協力体制を構築します。 ○「お互い様」の考え方に基づき、家族や地域で要介護者の面倒が見られるよう、近 隣介護に向けた介護ヘルパー※4の資格取得を支援します。

(2) 社会福祉協議会の機能の充実

○地域福祉の推進機関である社会福祉協議会の拠点整備を支援し、活動機能の充実を 図ります。

(3) 地域の福祉活動の推進

○地区社会福祉協議会やボランティア、NPOなど、地域の活動団体等が連携し、協 力して行う福祉活動を積極的に支援します。 ○地域の人と人がふれあい、結びつき、思いやりの心を育む機会となるさまざまな交 流活動を促進するとともに、学校教育や生涯学習を通した福祉教育を推進します。 ○地域にあるさまざまなバリア(障害、障壁)を、地域で自ら点検し改善することに より、安心して暮らせるまちづくりを進めます。 ◆第2次地域福祉計画(平成 17 年度∼26 年度) ◆第3次高齢者総合福祉計画(平成 18 年度∼20 年度) 施 策 の 体 系 ※3 NPO

Non Profit Organization の略で、ボランティア活動などの社会貢献活動を行う営利を目的としない団体の総称。 ※4 介護ヘルパー 高齢者や障がい者など介護を必要とする人に対して、日常の食事、排泄、入浴の介護や日常生活全般の支援や援助を行う 人。 施 策 推 進 に 向 け て 関 連 す る 計 画 等

(38)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

高 齢 者 が い つ ま で も 元 気 に 暮 ら せ る ま ち に す る

高齢者が健康で、いきいきと過ごしている

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 仕事をしている高齢者の割合(%) 41.7 G(元気)N(長生き)P(ピンピンしている)な人 の割合(%) 85.2 老人クラブの加入率(%) 18.2 団塊の世代の加齢、平均寿命の伸びにより急速に高齢化が進行し、平成18 年には 17.1%であ った本市の高齢化率は、平成29 年には 25.5%に達すると予測されています。 このような急速な高齢者の増加に伴い、ひとり暮らし高齢者や夫婦のみの高齢者世帯が増加 し、また、生活様式の変化などから、勤労意欲を持つ高齢者が多くなっています。 このため、高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らすことができ、ボランティアや勤労者として 社会貢献できるような環境づくりが必要です。 また、福祉や介護保険※1の給付費は一層増加するものと見込まれており、介護が必要な高齢 者をできる限り少なくするよう自立支援を推進し、介護が必要な方々には適切なサービスを提供 するとともに、介護をする人に対しても負担を軽減するよう支援していくことが必要です。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(39)

(1) 生きがいをもって生活できる環境 づくり (2) 介護予防と健康で自立した生活の 支援 高齢者がいつまでも元気に暮らせ るまちにする (3) 要介護者等へのサービスの充実

(1) 生きがいをもって生活できる環境づくり

○高齢者がこころ豊かに生きがいをもって生活でき、地域社会の一員として活動でき る環境づくりを推進します。 ○高齢者の経験や知識が継承されるよう、就労支援や生涯学習などさまざまな活動の 場を拡充します。

(2) 介護予防と健康で自立した生活の支援

○介護予防を推進するため、高齢者ボランティアを育成するとともに、高齢者向けの レクリエーションやスポーツ、介護予防体操の普及に努めます。 ○地域包括支援センター※2を拠点とした介護予防事業を推進するとともに、介護予防 に関する知識の普及啓発に努めます。 施 策 の 体 系 ※1 介護保険 介護、機能訓練、医療を要する人がその能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、必要な介護サービスを 提供する保険制度。 ※2 地域包括支援センター 地域において、介護予防ケア、総合相談支援、包括的・継続的マネジメント、高齢者の虐待の防止・早期発見・権利擁護 の4事業を総合的にマネジメントする中核機関。 施 策 推 進 に 向 け て

(40)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

(3) 要介護者等へのサービスの充実

○民間社会福祉法人等が行う福祉施設整備を助成するとともに、地域密着型サービス※ 3施設を計画的に整備します。 ○認知症高齢者に対しては、成年後見制度※4の利用を促進するなど、地域で支えあう 意識の醸成に努めます。 ○要介護者の家族の負担が軽減されるよう、関係機関と連携し、適切な福祉サービス の提供を促進します。 ◆第3次高齢者総合福祉計画(平成 18 年度∼20 年度) ◆第2次地域福祉計画(平成 17 年度∼26 年度) ◆保健計画(改訂版)(平成 18 年度∼27 年度) 関 連 す る 計 画 等 ※3 地域密着型サービス 要介護者などを身近な地域で24 時間体制で支援するために、地域特性に応じて提供される多様で柔軟なサービスのこと。 ※4 成年後見制度 判断能力の十分でない認知症高齢者などが不利益を被らないよう、選任された成年後見人が財産管理などを代理して行う 制度。

(41)
(42)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

地 域 で 高 齢 者 を 見 守 り 、 支 援 す る

高齢者が、孤独感や孤立感を抱くことなく暮らしている

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 必要であればいつでも話し相手になってくれる人が いるお年寄りの割合(%) 75.8 友愛訪問の件数(日) 3,443 独居老人等通報システムの設置世帯数(世帯) 1,156 長寿社会の到来や家族の小規模化が進み、ひとり暮らし高齢者や夫婦のみの高齢者世帯が今後 さらに増加すると予想されます。 こうした高齢者世帯のうち、身近に親族や知人、相談相手がいない世帯では、年齢を重ねると ともに日常生活においてさまざまな不安が増すことが懸念されます。 このため、高齢者が住み慣れた地域で、孤独感や孤立感を感じることなく地域で自立した生活 が続けられるよう日常生活を支援するとともに、高齢者を地域で見守る体制を整える必要があり ます。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(43)

(1) 高齢者の生活不安の解消 地域で高齢者を見守り、支援する (2) 高齢者支援体制の充実

(1) 高齢者の生活不安の解消

○高齢者が日常生活に不安を抱くことなく生活できるよう、医療や福祉など、必要な サービスを提供します。

(2) 高齢者支援体制の充実

○高齢者への日常の安否確認や、ひとり暮らし世帯の困りごと相談を充実します。 ○民生・児童委員、老人クラブ、地区社会福祉協議会などと協力し、友愛訪問の拡大 を図ります。 ◆第3次高齢者総合福祉計画(平成 18 年度∼20 年度) ◆第2次地域福祉計画(平成 17 年度∼26 年度) 施 策 の 体 系 施 策 推 進 に 向 け て 関 連 す る 計 画 等

(44)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

障 が い 者 が 暮 ら し や す い ま ち に す る

医療・福祉・教育の連携が図られて障がい者が不安なく暮らしている

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 日常生活を送るために、必要なサービスを受けられる と思っている障がい者の割合(%) 55.5 障害者自立支援法に定めるサービス事業を利用した 人数(人) 1,206 障がい者生活支援センターの専門相談員の数(人) 2 本市の障がい者や障がい児の数は増加してきており、障がい者の高齢化や障がい程度の重度化 などが見られます。加えて、家族の小規模化や介護者の高齢化は、介護する家族にとって大きな 不安となっています。 また、障がい者の自立の面では、春日井公共職業安定所の管轄区域内における障がい者の実雇 用率は1.55%(民間企業における法定雇用率※11.8%)と低く、特に知的障がい者や精神障が い者の就労が非常に低い状況となっています。 このように、障がい者を取り巻く環境は大変厳しくなっていますが、平成18 年に障害者自立 支援法が施行され、これまで身体障がい、知的障がい、精神障がい、児童福祉それぞれの法体系 により提供されていたサービスが一元化されるとともに、市町村が地域の特性に応じて地域生活 支援事業を実施することになりました。また、施設に入所中の障がい者が地域に移行できるよう 国、県で検討されることとなりました。 今後も、ノーマライゼーションの理念※2に基づき、誰もがお互いの人格と個性を尊重し、住 み慣れた地域で共に支えあいながら安心して暮らすことができ、障がいのある人も社会の一員と して社会活動に参加できる共生社会を実現していく必要があります。 そして、発達障がいを含む障がい児の早期発見と支援が重要であり、関係機関と連携して早期 療育を推進することが必要です。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(45)

(1) 相談体制と情報提供の充実 (2) 自立に必要なサービスの充実 (3) 就労の場の確保と社会参加の促進 (4) 地域療育※3の推進 障がい者が暮らしやすいまちにす る (5) 障がい者への理解を深める意識啓 発

(1) 相談体制と情報提供の充実

○障がい者やその家族が地域で相談でき、助言や必要なサービスが適切に受けられる よう、障がい者生活支援センター※4の充実に努めます。 ○幅広く相談できる各種相談窓口を拡充するとともに、必要な情報を速やかに入手で きるよう、サービスの充実を図ります。

(2) 自立に必要なサービスの充実

○障害者自立支援法に基づき、障がい者等が必要とするサービスを自ら選択して利用 できるよう、障がい福祉サービスや地域生活支援事業の充実を図ります。

(3) 就労の場の確保と社会参加の促進

○就労継続支援事業所※5の設置支援や授産品の販売促進により、福祉的就労の場を確 保するとともに、関係機関と連携し、企業等への障がい者の就労を促進します。 ○障がい者の移動支援や社会参加を促進するとともに、障がい者団体等の活動を支援 します。 施 策 の 体 系 ※1 法定雇用率 障害者雇用促進法により、全ての事業主に対して義務付けられた障がい者の雇用割合。 ※2 ノーマライゼーションの理念 障がいのある人もない人も、互いに支えあい、地域でいきいきと明るく豊かに暮らせる社会をめざすもの。 ※3 地域療育 訪問や外来などにより、身近な地域での障がい児(者)の生活を支えるために行われる医療と保育・養育のこと。 ※4 障がい者生活支援センター 在宅福祉サービスの利用や社会資源の活用など日常・社会生活について、24 時間体制で相談や情報提供を行う施設。 ※5 就労継続支援事業所 通常の事業所に雇用されることが困難な障がい者に対し就労の機会を提供するとともに、生産その他の活動の機会を通じ、 知識及び能力の向上のために必要な訓練等を行う施設。 施 策 推 進 に 向 け て

(46)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

(4) 地域療育の推進

○保健、保育、教育の連携による地域療育活動を充実し、障がいの早期発見と障がい 児の早期療育に努めます。 ○関係機関と連携し、発達障がいに関する相談や助言など必要な支援を行います。

(5) 障がい者への理解を深める意識啓発

○ノーマライゼーションの理念を啓発し、障がいに対する正しい理解と認識を深めま す。 ◆第2次地域福祉計画(平成 17 年度∼26 年度) ◆第2次障がい者計画(平成 16 年度∼25 年度) ◆障がい福祉計画(平成 18 年度∼20 年度) 関 連 す る 計 画 等

(47)
(48)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

地 域 の 防 犯 力 を 高 め る

犯罪や非行が少なく、夜間でも不安を感じずに帰宅できる

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 犯罪の発生件数(件) 5,961 安全まちづくりボニターの登録者数(人) 273 ご近所のことには干渉しない、自分も干渉されたくないといった風潮の広がりから、地域での つながりが薄れ、地域社会が持っていた犯罪抑止の機能が低下してきています。そのため、市民・ 警察・行政が一体となって自分たちのまちを守る取組みを強化することが必要になっています。 本市では、平成5 年に市内各種団体の参加と協力を得て安全なまちづくり協議会※1を設立し、 「春日井が安全・安心の発信地」をスローガンに、安全アカデミー※2の開講や安全・安心まち づくり診断など、多岐にわたる活動を展開してきました。特に最近では、子どもを狙った事件や 犯罪が多発していることから、地域ぐるみでの安全指導、安全点検や防犯パトロールを実施して います。 今後は、さらに地域で安全に暮らせるようボランティアによる自主防犯組織の立上げや、既存 組織の活動を支援していくとともに、市民一人ひとりの防犯意識を高めていくことが重要です。 また、携帯電話やインターネットの普及に伴い、これらの技術を悪用した犯罪に巻き込まれる ケースが、高齢者や若者を中心に増えてきています。こうした被害から消費者を保護するための 啓発や消費者相談を充実していく必要があります。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

(49)

(1) 地域安全意識の啓発 (2) 地域安全活動の推進 地域の防犯力を高める (3) 消費者保護と情報提供の充実

(1) 地域安全意識の啓発

○安全安心情報ネットワーク※3を活用した犯罪・被害情報の提供により、犯罪の未然 防止に努めます。 ○安全なまちづくりボニター※4と連携して市民参加の地域安全運動を行い、地域の防 犯と安全についての意識を高めます。 ○「お互い様」の考え方に基づき、地域の安全について検討を進めます。

(2) 地域安全活動の推進

○地域住民や警察、安全なまちづくり協議会などの連携を強化し、地域での安全活動 を積極的に展開します。 ○アメニティ(快適性)、コミュニティ(ふれあい)、セキュリティ(安全性)を備え 持つご近所付き合いができる地域づくりを進めます。

(3) 消費者保護と情報提供の充実

○消費生活に必要な知識やトラブルの対処方法、問題事例などの情報提供を通して、 消費者意識の高揚に努めます。 ○関係機関と連携し、消費者のトラブルや苦情に迅速かつ的確に対応できるよう、相 談体制の充実を進めます。 施 策 の 体 系 ※1 安全なまちづくり協議会 安全で安心して暮らせるまちをめざし、犯罪や災害に強い都市基盤の整備や安全ネットワークの形成など市民と行政が一 体となった活動を展開する組織。 ※2 安全アカデミー 防犯や防災など地域の市民生活に関わる幅広い安全について学ぶため、安全なまちづくり協議会が開催する市民大学。 ※3 安全安心情報ネットワーク インターネットを活用して、避難場所などの防災情報、水害や地震などの災害情報、街頭犯罪などの防犯情報、 火災情報 などの情報提供を行うシステム。 ※4 ボニター 「ボランティア」と「モニター」からの造語で、地域の安全について自発的に行動し、行政などへ提言したり地域のリー 施 策 推 進 に 向 け て

(50)

目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

災 害 に 備 え る

災害に対して不安なく暮らせる

(生活)

実現への 役割期待度 めざそう値 成 果 指 標 現状値 5年後 10年後 災害への備えをしている家庭の割合(%) 41.6 自主防災組織の数(組織) 195 民間木造住宅耐震改修の補助件数(件) 122 発生が危惧される東海地震や東南海地震※1、異常気象がもたらす都市型の集中豪雨、そして 台風による災害などは、いつ起こるか予想することができません。 そうした災害から市民の生命と財産を守り、市民が安心して暮らすことのできるまちづくりを 推進することは、行政にとって最も重要な責務であることはいうまでもありません。 本市では地域防災計画※2に基づき、避難所や誘導表示板の整備、市民向け防災マップの作成 に力を入れてきました。また、被害を軽減するための市民の役割は大きく、市民が「自らの命は 自ら守る」ために、平常時から避難場所、避難経路を確認し、飲料水、食糧を備蓄することの重 要性を周知してきました。 災害による被害を最小限にくいとめるためには、自主防災組織など地域での取組みが大変重要 であり、市民の災害に対する意識と知識をさらに高めるとともに、市においては地震や治水対策 などを積極的に進めていくことが求められています。 現 状 ・ 課 題 め ざ す ま ち の 姿 基 本 施 策

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(1) 防災意識の高揚 (2) 防災体制の整備 (3) 耐震化の推進 (4) 災害時要援護者への支援 災害に備える (5) 治水対策の推進

(1) 防災意識の高揚

○広報やホームページ等により、住宅の耐震化や家具の転倒防止策、家庭での食糧備 蓄目標などの情報提供を行い、防災に関する知識を啓発します。 ○総合防災訓練や防災拠点訓練などにより、一人ひとりが緊急時に迅速に対応できる よう市民や職員の意識を高めます。

(2) 防災体制の整備

○災害情報や避難情報をより迅速かつ正確に伝達する同報系無線(J-Alert※3)を整備 します。 ○大災害が発生した場合に備え、仮設住宅の建設や復興資金の融資あっせん、メンタ ルヘルス等の各種相談窓口の開設など、被災者を支援する体制を整備します。 ○関係機関や民間事業者と災害時支援協定を締結し、災害時における復旧体制や生活 物資の供給を確保します。 ○各種ボランティアとの連携強化や自主防災組織の充実、防災訓練の実施など、地域 住民が主体となった防災活動を支援します。 施 策 の 体 系 ※1 東海地震、東南海地震 フィリピン海プレートとユーラシアプレートのひずみにより発生する海溝型地震。東海地震は静岡県西部・駿河湾一帯が、 東南海地震は和歌山県沖が震源と予想されており、連動して発生することも懸念されている。 ※2 地域防災計画 自然災害や都市型災害に対する初動体制や避難収容、物資備蓄、応急医療救護、災害情報通信など、総合的な危機管理体 制を定めた計画。 ※3 J-Alert 有事など対処に時間的余裕のない事態が発生した場合に、人工衛星を用いて情報を送信し、市町村の同報系防災行政無線 施 策 推 進 に 向 け て

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目標1 誰もが安全安心に、いきいきと暮らせるまち

(3) 耐震化の推進

○防災拠点施設や避難所となる公共施設、上下水道等のライフラインの耐震化を進め ます。 ○耐震改修促進計画に基づき、住宅や特定建築物の耐震化目標の達成に向け、耐震診 断や耐震補強の促進を図ります。

(4) 災害時要援護者への支援

○移動が困難な高齢者や障がい者の避難に関し、地域の共助による支援を促進します。 ○日本語を十分理解できない外国人住民のため、外国語表記の避難所看板等の設置を 推進するとともに、災害や避難に関する知識の啓発を図ります。

(5) 治水対策の推進

○庄内川整備の早期実施を国に要望するとともに、県及び関係市町と連携し新川流域 総合治水対策事業※4を推進します。 ○排水路や公共下水道、ポンプ場などを整備し、雨水による浸水被害を抑制します。 ○雨水調整池や雨水浸透ます、透水性舗装の設置により、大雨時の雨水流出を抑制し ます。 ◆地域防災計画(毎年度改訂) ◆排水基本計画(平成 19 年度∼38 年度) ◆下水道基本計画(平成 19 年∼27 年) 関 連 す る 計 画 等 ※4 新川流域総合治水対策事業 治水安全度の低下の著しい新川流域において、貯留施設整備や土地利用誘導などとあわせ重点的に河川改修を進める事業 のこと。

参照

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