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目次 基準値 ( 基準範囲 ) ってなに?? 消化器内科でよくある検査項目 糖尿病 内分泌内科でよくある検査項目 腎臓内科 泌尿器科でよくある検査項目 循環器内科 心臓血管外科でよくある検査項目 呼吸器内科でよくある検査

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(1)

日本赤十字社和歌山医療センター 検査部/病理診断科部

病気の診断は、いくつかの検査値の組み合わせや、さまざま

な検査や診察などの結果を医師が総合的に判断することで行

われます。 したがって、ひとつの検査項目について重視し過

ぎたり、逆に軽視したりすることは間違いのもとになります。

主治医にご相談ください。

(2)

目次

“基準値(基準範囲)”ってなに?? ... - 1 - 消化器内科でよくある検査項目 ... - 2 - 糖尿病・内分泌内科でよくある検査項目 ... - 3 - 腎臓内科・泌尿器科でよくある検査項目 ... - 4 - 循環器内科・心臓血管外科でよくある検査項目 ... - 4 - 呼吸器内科でよくある検査項目 ... - 5 - リウマチ科でよくある検査項目 ... - 5 - 血液内科でよくある検査項目 ... - 6 - 産婦人科・乳腺外科でよくある検査項目 ... - 7 - Q1 「すべての検査項目がここに記載されているのですか?」 ... - 7 - Q2 「採血から結果が出るまでには、どのようなことが行われているの?」 ... - 8 - 【検体検査(採血)】 ... - 9 - 【検体検査(採尿・その他)】 ... - 17 - 【生理検査】 ... - 19 - Q3 「検査後の血液はどうなっているの?」 ... - 19 - 【微生物検査】 ... - 20 - Q4 「なんで何本も採血するの?」 ... - 20 - 【病理検査】 ... - 21 -

(3)

- 1 -

“基準値(基準範囲)

”ってなに??

一言で言うと、

健康な人の95%が含まれる範囲

です。

これは、健康な人の検査結果をもとに統計学的処理を行い、 95%の人が含まれる範囲の上限・下限を基準値(基準範囲)としています。 つまり、この範囲から“外れた”=(イコール)“病気”、 という判断ができるものではありません。 また、基準範囲作成の対象とする健康な人が同一ではないため、 病院や検査センターなどの施設によって基準値(基準範囲)は若干異なります。 (日本臨床検査標準化協議会「日本における主要な臨床検査項目の共用基準案」より抜粋・改変)

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- 2 -

消化器内科でよくある検査項目

検査名称 異常値と代表的な原因疾患 肝 臓 の 病 気 AST 高 値 肝炎、肝硬変など ALT 高 値 肝炎、肝硬変など ChE 低 値 肝硬変など ※その他(栄養障害) アンモニア 高 値 肝臓障害の重症度(劇症肝炎、肝硬変、肝性脳症など) PT 延 長 肝障害、肝不全など 肝 臓 や 胆 道 の 病 気 ALP 高 値 胆汁うっ滞、閉塞性黄疸、肝炎、肝硬変など ※その他(骨折) LAP 高 値 閉塞性黄疸、肝炎など γ-GT 高 値 アルコール性肝障害 D-Bil 高 値 肝細胞性黄疸、閉塞性黄疸、胆汁うっ滞など 膵 臓 の 病 気 AMY 高 値 急性膵炎、膵癌など Lip 高 値 急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、膵仮性嚢胞など 肝 炎 ウ イ ル ス HBs 抗原 + B 型肝炎ウイルス感染 HBs 抗体 + B 型肝炎ウイルス感染既往またはワクチン接種後 HBc 抗体 + B 型肝炎ウイルス感染既往または B 型肝炎ウイルス感染 HCV 抗体 + C 型肝炎ウイルス感染既往または C 型肝炎ウイルス感染 腫 瘍 マ ー カ ー AFP 高 値 肝細胞癌、転移性肝癌 ※肝臓の病気(肝炎、肝硬変など) CEA 高 値 大腸癌、膵臓癌などのスクリーニング CA19-9 高 値 膵臓癌、胆道癌などのスクリーニング 便ヘモ + 下部消化管出血(大腸癌、痔、ポリープ)

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- 3 -

糖尿病・内分泌内科でよくある検査項目

検査名称 異常値と代表的な原因疾患 脂 質 異 常 HDL-C 低 値 脂質異常症 ※その他(喫煙、運動不足、食事性) LDL-C 高 値 脂質異常症 ※その他(喫煙、肥満、運動不足) 糖 代 謝 異 常 血糖 高 値 糖尿病など HbA1c 高 値 糖尿病など ※血糖コントロールの指標 グリコアルブミン 高 値 糖尿病など ※血糖コントロールの指標 総ケトン体 高 値 糖尿病など ※その他(飢餓、下痢、嘔吐) インスリン 高 値 食後、肥満など 低 値 1 型糖尿病、2型糖尿病の一部 C-ペプチド 低 値 1 型糖尿病、2型糖尿病の一部 甲 状 腺 の 病 気 TSH 高 値 甲状腺機能低下症(橋本病など)、TSH 産生腫瘍 低 値 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など) FT3、FT4 高 値 甲状腺機能亢進症(バセドウ病など) 低 値 甲状腺機能低下症(橋本病など) TPO 高 値 自己免疫性甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など) TgAb 高 値 自己免疫性甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など) サイログロブリン 高 値 甲状腺機能亢進症、良性の甲状腺腫瘍、甲状腺癌など

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- 4 -

腎臓内科・泌尿器科でよくある検査項目

循環器内科・心臓血管外科でよくある検査項目

検査名称 異常値と代表的な原因疾患 腎 臓 の 病 気 UN 高 値 腎不全、尿路結石など CRE 高 値 腎不全、腎炎、尿路結石など NAG 高 値 近位尿細管障害、糸球体腎炎など シスタチン C 高 値 腎臓における糸球体濾過率(GFR)の指標 腫 瘍 マ ー カ ー PSA 高 値 前立腺癌のスクリーニング ※その他(前立腺肥大、前立腺炎など) UA 高 値 高尿酸血症(高たんぱく食、高プリン体食、アルコール過剰 摂取、痛風)、腎結石 検査名称 異常値と代表的な原因疾患 心 臓 の 病 気 CK 高 値 心筋梗塞、心筋炎など ※その他(筋肉の病気(筋ジストロフィーなど)、激しい運動) CK-MB 高 値 主に心筋梗塞 トロポニン I 高 値 心筋梗塞、狭心症など ミオグロビン 高 値 心筋梗塞、心筋炎など ※その他(筋肉の病気(筋ジストロフィーなど)、激しい運動) BNP 高 値 心不全の重症度指標 PT 延 長 経口抗凝固剤(ワルファリン)コントロールの指標

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- 5 -

呼吸器内科でよくある検査項目

リウマチ科でよくある検査項目

検査名称 異常値と代表的な原因疾患 腫 瘍 マ ー カ ー CEA 高 値 肺癌などのスクリーニング ※その他(喫煙者) シフラ 高 値 肺癌(扁平上皮癌)などのスクリーニング NSE 高 値 肺癌(小細胞癌)などのスクリーニング 肺 の 病 気 シアル化糖鎖抗原 KL-6 高 値 主に間質性肺炎 検査名称 異常値と代表的な原因疾患 自 己 免 疫 異 常 マトリックスメタロプロティナーゼ-3 高 値 自己免疫性疾患 (関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど) C3 低 値 C4 低 値 CH50 低 値 自己免疫性疾患(糸球体腎炎、全身性エリテマトー デスなど) RF 高 値 自己免疫性疾患(関節リウマチ、全身性エリテマト ーデスなど) ASO 高 値 溶血性レンサ球菌感染、自己免疫性疾患(リウマチ 熱、糸球体腎炎など) 非特異的 IgE 高 値 アレルギー関連疾患、寄生虫感染、自己免疫性疾患 など

(8)

- 6 -

血液内科でよくある検査項目

検査名称 異常値と代表的な原因疾患 血 液 の 病 気 WBC 高 値 白血病、真性多血症など ※その他(炎症) 低 値 再生不良性貧血、骨髄異形成症候群など PLT 高 値 本態性血小板血症、真性多血症など 低 値 再生不良性貧血、骨髄線維症、急性白血病、骨髄異形成症 候群、特発性血小板減少性紫斑病など PT 延 長 先天性凝固因子欠乏症など ※その他(ビタミン K 欠乏) APTT 延 長 血友病、抗リン脂質抗体症候群など HTLV-Ⅰ/Ⅱ抗体 + 成人 T 細胞性白血病、HTLV-Ⅰウイルス感染 免疫グロブリン (IgG、IgA など) 高 値 多発性骨髄腫、原発性マクログロブリン血症など 貧 血 の 検 査 RBC 低 値 溶血性貧血、再生不良性貧血、鉄欠乏性貧血、ビタミン B12 欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血など ヘモグロビン RETC 高 値 溶血性貧血など 低 値 再生不良性貧血など I-Bil 高 値 溶血性貧血など Fe 低 値 鉄欠乏性貧血など UIBC 高 値 鉄欠乏性貧血など TIBC 高 値 鉄欠乏性貧血など フェリチン 低 値 鉄欠乏性貧血など

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- 7 -

産婦人科・乳腺外科でよくある検査項目

(注)妊娠や月経周期によってホルモンの値が変動するため、基準値も変動します。 検査名称 異常値と代表的な原因疾患 腫 瘍 マ ー カ ー CEA 高 値 乳癌、子宮癌などのスクリーニング CA125 高 値 卵巣癌、子宮癌などのスクリーニング、良性卵巣腫瘍など CA19-9 高 値 卵巣腫瘍などのスクリーニング CA15-3 高 値 乳癌などのスクリーニング 女 性 ホ ル モ ン の 検 査 ( 注 ) HCG 高 値 妊娠など PRL 高 値 妊娠中、産褥期、下垂体腫瘍など LH 高 値 排卵期、排卵障害など 低 値 性腺機能低下症、下垂体機能低下症 FSH 高 値 排卵期、排卵障害など 低 値 性腺機能低下症、下垂体機能低下症 E2 高 値 妊娠、排卵誘発剤使用 低 値 卵巣機能低下、閉経

Q1

「すべての検査項目がここに記載されているのですか?」

A

「当センターで実施しているすべての項目が記載されているわけでは ありません。このほかに、実施していても記載されていない項目や、 院外の検査センターなどに検査を委託しているものもあります。」

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- 8 - 遠心分離後に測定 顕微鏡で観察

Q2

「採血から結果が出るまでには、どのようなことが行われているの?」

A

「検査室に運ばれて、下のような流れで検査を行い報告しています。」

採血室

1本1本バーコードで 管理されています。 測定した結果が正しいか、 人の目で確認します。 医師が採血結果を説明します。

検査室

診察室

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- 9 -

【検体検査(採血)】

検査名称 基準値 説 明 WBC (白血球数) 40-70 ×10 2/μL 体の害になる細菌や異物を食べたり、病気に対する 抵抗力を強めたりする働きがあります。病気の種類 や薬の影響などで増えたり減ったりします。 RBC (赤血球数) 男 430-570 ×104/μL 女 380-500 ×104/μL 血液のおもな細胞成分で、その中に含まれるヘモグ ロビンが酸素の運搬役をしています。貧血の指標と なります。 Hb (ヘモグロビン濃度) 男 14-18 g/dL 女 12-16 g/dL 赤血球の中に含まれる色素で、酸素を体内に運ぶタ ンパク質です。貧血の指標となります。 Ht (ヘマトクリット値) 男 40-52 % 女 34-45 % 一定量の血液の中に、どれくらいの割合で赤血球が 含まれているかを表したものです。 MCV (平均赤血球容積) 男 83-101 fL 女 79-99 fL 貧血の場合、貧血のタイプを分類するための目安と なります。赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトク リット値をもとに計算した値です。 MCH (平均赤血球ヘモグロビン量) 男 28-35 pg 女 26-34 pg MCHC (平均赤血球ヘモグロビン濃度) 31-36% PLT (血小板数) 15-40 ×10 4/μL 出血したときに血を止める働きがあります。減少す ると出血しやすくなり、増加すると血栓ができやす くなります。 RETC (網状赤血球) 0.5-2.0 % 網状赤血球の値は赤血球の産生能に反映していま す。貧血の診断、病態を見るのに有用です。 血 液 像 ( 5 分 類 ) NEUT (好中球) 39-60 % 血液中の白血球をその種類により分類し、%(百分 率)で表しています。それぞれに特有の働きがあり、 病気の種類や体の状態により増減し割合が変化し ます。 EO (好酸球) 2-4 % BASO (好塩基球) 1 % 以下 LYMPH (リンパ球) 35-40 % MONO (単球) 2-7 % PT (プロトロンビン時間) 85-120 %(PT 活性%) 血を固める機能を調べる検査です。抗凝血薬(血液 をさらさらにする薬)の効果を把握するのに有用で す。肝臓の障害を知ることもできます。 APTT (活性化部分トロンボプラスチン時間) 28-40 秒

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- 10 - 検査名称 基準値 説 明 フィブリノーゲン 200-400 mg/dL 血を固めて血栓を作るときに必要なタンパク質で す。炎症や体内にできる血栓などの指標となりま す。 Dダイマー 0.50 μg/mL 以下 血管内の血栓の存在を把握するのに用います。 ATⅢ (アンチトロンビンⅢ) 80-120 % 血液の凝固を阻止する働きがあります。DIC(播種 性血管内凝固症候群)の重症度の把握等に用いま す。 TP (総蛋白) 6.9-8.2 g/dL 肝臓や腎臓の障害の有無や程度により高値になっ たり低値になったりします。 また、全身の栄養状態を推測できます。 Alb (アルブミン) 3.9-4.9 g/dL A/G (アルブミン対グロブリン比) 1.00-2.00 ALP (アルカリフォスファターゼ) 104-338 U/L 主に胆道(胆のう・胆管)の病気を調べる指標とな ります。また、骨の病気を調べる時にも有用です。 AST (アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ) 5-40 U/L 心臓、肝臓、筋肉などに多く含まれ、これらの臓器 の障害の指標となります。 ALT (アラニンアミノトランスフェラーゼ) 5-35 U/L 肝臓の細胞に多く含まれ、肝臓の障害の指標となり ます。 LAP (ロイシンアミノペプチダーゼ) 30-70 U/L 肝臓・胆道の病気を調べる指標となります。 LD (乳酸脱水素酵素) 106-211 U/L 肝臓や心筋、骨格筋、血球など全身のあらゆる細胞 に含まれ、それぞれの細胞の障害の指標となりま す。 γ-GT (ガンマグルタミルトランスフェラーゼ) 8-64 U/L 肝臓や胆道の病気を調べる指標となります。また、 アルコール性肝障害を調べるのにも有用です。 ChE (コリンエステラーゼ) 229-521 U/L 肝臓の機能(働き)が障害されている程度を知るの に有用な検査です。肝臓の働きが低下すると低値に なります。 T-Bil (総ビリルビン) 0.3-1.0 mg/dL 黄疸の指標となります。 黄疸の原因が肝臓・胆道の病気か、赤血球が壊され る病気かを鑑別するのに用います。 D-Bil (直接ビリルビン) 0.0-0.2 mg/dL I-Bil (間接ビリルビン) 0.3-0.8 mg/dL

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- 11 - 検査名称 基準値 説 明 TTT (チモール混濁試験) 1-8 K.U 血清中のタンパクの性質を調べる検査です。肝臓の 障害の指標となります。 ZTT (硫酸亜鉛混濁試験) 4-12 K.U CK (クレアチンキナーゼ) 20-190 U/L 心筋・骨格筋に多く含まれ、これらの障害の指標となります。 CK-MB (クレアチンキナーゼMBアイソザイム) 0-25 U/L クレアチンキナーゼ(CK)を構成する成分のひと つで、心筋に多く含まれています。心筋梗塞などで 高値となります。 T-CHO (総コレステロール) 130-220 mg/dL 脂質の一種で、血管の強化・消化酵素・ホルモンの 材料として重要です。しかし、多すぎると動脈硬化 症など生活習慣病の原因になります。 TG (中性脂肪) 45-150 mg/dL 脂質の一種で、食事として摂取され、余ったエネル ギーは皮下脂肪として蓄えられます。臓器や組織の 維持に役立っていますが、多すぎると動脈硬化症な どの生活習慣病の原因になります。 HDL-C (HDLコレステロール) 40-80 mg/dL 善玉コレステロールと呼ばれ、血管内壁にこびりつ いた脂肪分を取り除き、動脈硬化を防ぐ働きがあり ます。 LDL-C (LDLコレステロール) 70-140 mg/dL 悪玉コレステロールと呼ばれ、多すぎると動脈硬化 の原因となります。コレステロールを各組織に運搬 する重要な役割もあります。 NEFA (遊離脂肪酸) 170-600 mEq/L 脂肪組織からの放出や、末梢組織での利用状況を反 映しているため、糖・脂質代謝や内分泌機能を評価 する検査です。 UN (尿素窒素) 8-20 mg/dL 体内でエネルギーとして使われたタンパク質の老 廃物で、腎臓から排泄されます。腎臓の病気を調べ る指標となります。 UA (尿酸) 男 3.5-7.0 mg/dL 女 2.6-6.0 mg/dL 細胞の新陳代謝によってできる老廃物で、腎臓から 排泄されます。痛風や腎結石の原因になります。 CRE (クレアチニン) 男 0.6-1.1 mg/dL 女 0.4-0.8 mg/dL 体内でエネルギーとして使われたタンパク質の老 廃物で、腎臓から排泄されます。腎臓の機能を知る ための指標です。

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- 12 - 検査名称 基準値 説 明 Na (ナトリウム) 135-150 mEq/L 体内の酸やアルカリのバランス状態を反映します。 水分の調節がうまくいかなかったり、体の状態など によってこれらのバランスが崩れると様々な症状 を引き起こします。 K (カリウム) 3.5-5.0 mEq/L Cl (クロール) 96-108 mEq/L Ca (カルシウム) 8.8-10.2 mg/dL 副甲状腺や骨などの病気を調べるための検査です。 IP (無機リン) 2.5-4.5 mg/dL 副甲状腺や腎臓などの病気を調べるための検査で す。 Mg (マグネシウム) 1.9-2.5 mg/dL 慢性の下痢、嘔吐、アルコール多飲などで低値とな ることがあります。 Fe (鉄) 男 54-181 μg/dL 女 43-172 μg/dL 総鉄結合能(TIBC)=不飽和鉄結合能(UIB C)+鉄(Fe)の関係があります。鉄は、酸素を 運搬するヘモグロビンの一部で、鉄欠乏症や鉄過剰 症などの病態を推測します。 UIBC (不飽和鉄結合能) 男 111-255 μg/dL 女 137-325 μg/dL TIBC (総鉄結合能) 男 165-436 μg/dL 女 180-497 μg/dL AMY (アミラーゼ) 40-120 U/L 膵臓や唾液腺から分泌され、膵臓の障害の有無や程 度を推測します。また、おたふく風邪でも高値とな ります。 P-AMY (膵アミラーゼ) 18-53 U/L 膵型アミラーゼは膵臓に多く存在しています。急性 膵炎などで高値となります。 プレアルブミン 男 23-42 mg/dL 女 22-34 mg/dL 栄養状態の変動を速やかに反映し、肝臓での蛋白質 を作り出す能力の指標となります。 アンモニア 10-75 μg/dL 体内でタンパク質が代謝された結果生じる有害な 物質で、肝臓で処理されます。肝臓障害の重症度を 推測します。 血糖 60-110 mg/dL 空腹時の血糖値を調べ、糖尿病や低血糖などを推測 します。 A1c (グリコヘモグロビン) (ヘモグロビンA1c) 4.6-6.2 % (NGSP 値) ヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、採血の 2ヶ月前から採血までの血糖の平均値を反映して います。 GA (グリコアルブミン) 11.0-16.0 % アルブミンとブドウ糖が結合したもので、採血の1 ヶ月前(特に直近の2週間前)の血糖の平均値を反 映しています。

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- 13 - 検査名称 基準値 説 明 Lip (リパーゼ) 13-60 U/L 脂肪を分解する消化酵素です。血液中のリパーゼは ほとんどが膵臓由来で、疾患の病態や膵臓機能の異 常を知るための指標となります。 CRP (C反応性蛋白) 0.3 mg/dL 以下 炎症や組織の障害により増加するタンパク質のた め、炎症の指標となります。 アセト酢酸 13-69 µmol/L 総ケトン体は、アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、 アセトンを総称したものです。血中ケトン体は、エ ネルギー代謝が脂肪酸に偏った状態で増加するの で代謝の指標となります。アセト酢酸、3 ヒドロキ シ酪酸は酸の一種であり、これらの血中濃度の増加 は代謝性アシド-シス(酸血症)を引き起こすこと から重要とされています。 3ヒドロキシ酪酸 0-76 µmol/L 総ケトン体 26-122 µmol/L NAG (N-アセチルグルコサミニダーゼ) 0.31-11.54 IU/L 腎臓の近位尿細管に多く含まれる酵素で、尿細管障 害の指標となります。 シスタチンC 0.00-1.00 mg/L 腎臓の濾過機能を評価する指標となります。 ESR (赤血球沈降速度) 男 7mm 以下/30 分 10mm 以下/1 時間 25 mm 以下/2 時間 女 7mm 以下/30 分 15mm 以下/1 時間 40mm 以下/2 時間 炎症反応に対する指標となります。 トロポニンI 24 pg/mL 以下 心筋を構成する成分であり、心筋障害(心筋梗塞や 狭心症)の有無を調べます。 ミオグロビン 68.3 ng/mL 心臓や筋肉中に存在し、主に心筋障害の有無を調べ る検査です。 BNP (B型ナトリウム利尿ペプチド) 18.4 pg/mL 以下 心機能の把握、心不全の重症度の把握、心不全や心 肥大の治療効果の確認などを行う時に検査します。 HBs抗原 (-) B型肝炎ウイルスの感染の有無やその状況を反映 します。 HBs抗体 (-) HBc抗体 (-) B型肝炎ウイルスの感染初期から感染後長期にわ たり検出されるもので、過去の感染も含めて広く拾 い出すのに有用です。 HCV抗体 (-) C型肝炎ウイルスの現在または過去の感染の有無 を反映します。

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- 14 - 検査名称 基準値 説 明 TP抗体 (-) 梅毒トレポネーマの現在または過去の感染の有無 を反映します。 RPR (-) HIV抗原抗体 (-) HIVウイルス感染の有無を調べるのに有用です。 HTLV-Ⅰ/Ⅱ抗体 (-) 成人T細胞白血病の起因ウイルスであるHTLV -Ⅰウイルスや、脊髄障害との関連が示唆されてい るHTLV-Ⅱウイルスの感染の有無を調べるの に有用です。 TSH (甲状腺刺激ホルモン) 0.43-4.82μIU/mL 甲状腺機能の指標となります。 FT3 (遊離トリヨードサイロニン) 2.39-3.86 pg/mL FT4 (遊離サイロキシン) 0.87-1.72 ng/dL サイログロブリン (Tg) 2.0-37.7 ng/mL 甲状腺疾患(甲状腺分化癌、バセドウ病など)の経 過観察に有用です。 TgAb (抗サイログロブリン抗体) 54.6 IU/mL 以下 橋本病・バセドウ病などの自己免疫性甲状腺疾患の 診断に有用です。 TPO抗体 (抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体) 9.4 IU/mL 以下 AFP (α-フェトプロテイン) 10.0 ng/mL 以下 腫 瘍 マ ー カ ー ※ 1 主に肝臓がんの診断に有用です。 CEA 5.0 ng/mL 以下 主に消化器系がんや肺がんのスクリーニング (ふるいわけ)になります。 CA19-9 37.0 U/mL 以下 主に消化器系がんのスクリーニング(ふるいわ け)になります。 CA125 35.0 U/mL 以下 主に卵巣がんの診断に有用です。 CA15-3 25.0 U/mL 以下 主に乳がんの診断に有用です。 シフラ 3.5 ng/mL 以下 肺がん(扁平上皮がん)の診断に有用です。 NSE (神経特異エノラーゼ) 5.2-11.0 ng/mL 神経内分泌腫瘍や肺がん(小細胞がん)の診断 に有用です。 PSA (前立腺特異抗原) 4.00 ng/mL 以下 前立腺がんの診断に有用です。 freePSA 25%以上 前立腺がんが疑われる際に癌か非癌かを鑑別 するのに有用です。(前立腺がんの場合、F/T 比が低値になります) F/T比

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- 15 - 検査名称 基準値 説 明 IgG 870-1700 mg/dL 感染症や自己免疫性疾患などの指標となります。ま た腫瘍性に過剰産生されるような疾患の診断・経過 観察や免疫不全症の診断にも有用です。 IgA 110-410 mg/dL IgM 35-220 mg/dL 非特異的IgE 10.0-340.0 IU/mL 主にアレルギー性疾患の指標となります。 HCG(血中) ※2 妊娠し受精卵が発育すると大量に分泌されます。妊 娠の診断と経過観察、流産や子宮外妊娠の補助診断 などに用いられます。 βHCG (血中) ※2 HCG を構成するサブユニットのうち、β-サブユニ ットを測定しています。特に絨毛性疾患ではβ-サ ブユニットが多量に産生されるといわれています。 ASO (抗ストレプトリジンO価) 160.0 IU/mL 以下 溶連菌感染症の診断に有用です。 RF (リウマチ因子) 15.0 IU/mL 以下 リウマチ性疾患の診断に有用です。 フェリチン 男 15.0-160.0 ng/mL 女 10.0-60.0 ng/mL 腫瘍マーカーとして用いる場合と、体内貯蔵鉄の指 標として用いる場合があります。 CH50 31.6-57.6 U/mL 免疫系が関与する疾患(SLE や悪性関節リウマチな ど)の診断や治療効果の判定、経過観察に有用です。 C3 65.0-135.0 mg/dL C4 13.0-35.0 mg/dL BMG血液 2.0 μg/mL 以下 BMG は腎から排泄されるため、腎機能の指標とな ります。 LH (黄体形成ホルモン) ※2 男性では精巣機能障害の診断に、女性では排卵障害 の診断に有用です。 FSH (卵胞刺激ホルモン) ※2 PRL (プロラクチン) ※2 主に産褥期婦人における乳汁分泌を促すホルモン です。それ以外で高値を示した場合は異常と考えら れます。 E2 (エストラジオール) ※2 卵巣から分泌される女性ホルモンで、卵巣機能を反 映します。 インスリン 1.0-11.0 μU/mL 血糖値などと併せて糖尿病の診断に有用です。 C-ペプチド 1.0-1.6 ng/mL プロカルシトニン 0.50 ng/mL 以下 細菌感染症の鑑別診断に有用です。

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- 16 - 【乳び】 食後、時間をおかないで採血した場合や脂質代謝異常の場合に、脂肪が分解され ず血液中に残り血清が白く濁っている状態を言います。 【溶血】 血液中の赤血球が何らかの原因で壊れて、その成分が血清中に溶け出してくるこ とを言います。血清中よりも血球内の濃度が高いカリウム(K)、LD、AST などの測定値に影響することがあります。 【採血について】 採血は早朝の空腹時が一番良いとされています。食事や飲酒などによる検査値へ の影響をさけるためです。 検査名称 基準値 説 明 シアル化糖鎖抗原KL-6 500 U/mL 以下 間質性肺炎の診断に有用です。 マトリックスメタロ プロティナーゼ-3 (MMP-3) 17.3-59.7 ng/mL 関節リウマチにおける軟骨・骨破壊の程度を反映し ます。 浸透圧(血清) 275-290 mOsm/KgH 体液の濃縮あるいは希釈の状態をみています。 恒常性の維持のため、一定の幅に保たれています。 血 中 薬 物 濃 度 測 定 ジゴキシン 各種薬物の血中濃度を測定します。 バンコマイシン フェノバルビタール フェニトイン バルプロ酸 カルバマゼピン テオフィリン テイコプラニン シクロスポリン タクロリムス メトトレキサート エタノール ※1)マーカーとは「指標」のことです。これらを検査することで診断の補助や治療 後の経過観察などに役立ちます。検査値の上下のみで、がんの存在を判断でき るものではありません。喫煙や炎症などの要因で変動することがあります。 ※2)妊娠や月経周期によってホルモンの値が変動するため、基準値も変動します。

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【検体検査(採尿・その他)

検査名称 基準値 説 明 尿 検 査 尿定性 化学的に尿中に含まれる物質を検出しています。 尿比重 1.005-1.025 腎臓での尿の濃縮や希釈の能力を知ることで、腎 臓の機能に異常がないかの指標となります。 尿PH 5.0-7.0 尿が酸性かアルカリ性かを調べます。健康な人で も食べ物や運動、呼吸などで変動します。 PRO (尿蛋白) (-) 腎臓や尿路系に障害があると陽性(+)になりま す。健康な人でも陽性となる場合があります。 GLU (尿糖) (-) 血糖値が一定限界を超えると陽性(+)になりま す。 KET (尿ケトン体) (-) 糖代謝異常の目安となります。 BLD (尿潜血反応) (-) 腎臓や尿路系に障害があると、赤血球が出現し潜 血反応が陽性(+)になります。 URO (尿ウロビリノーゲン) (±) 肝臓や胆道の障害の有無を調べる検査です。健康 な人でもわずかに出ています。 BIL (尿ビリルビン) (-) 胆汁の排泄が障害されると陽性(+)になります。 WBC (尿白血球反応) (-) 尿路系に炎症があると陽性(+)になります。 NIT (尿亜硝酸塩) (-) 尿路系に細菌が増殖している場合、陽性(+)に なることがあります。 尿沈渣(フローサイトメトリー法) 機械により尿に含まれる細胞などを数える検査で す。 RBC (赤血球) 5 個未満/HPF 腎臓や尿路系に障害があると、赤血球が増加しま す。 WBC (白血球) 5 個未満/HPF 尿路系に炎症があると白血球が増加します。 EC (上皮) ※3 尿路系の炎症などで多くみられます。 CAST (円柱) ※3 蛋白質が固まった物質で、尿の流れが腎臓で停滞 したことを示唆します。 BACT (細菌) ※3 尿路の感染症で増加します。

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- 18 - 【採尿について】 尿の最初と最後の部分は捨て、中間の尿を取ることがよいとされています。検査 に不要な分泌物や細菌などの混入を少なくするためです。 検査名称 基準値 説 明 尿 検 査 尿沈渣(鏡検法) 尿に含まれる成分を顕微鏡でみる検査です。細胞 などの種類や数をみています。 尿蛋白定量(新鮮尿) 尿蛋白定量(畜尿) 0-20 mg/dL 腎疾患の診断や治療効果を判定するのに役立ちま す。 尿中アルブミン アルブミン指数 0.0-29.9 mg/g・CRE 腎糸球体障害の指標となり、糖尿病性腎症の早期 発見に役立ちます。 HCG(尿) ※2 妊娠し受精卵が発育すると大量に分泌されます。 妊娠の診断と経過観察、流産や子宮外妊娠の補助 診断などに用いられます。 浸透圧(尿) 50-1300 mOsm/KgH 腎臓における尿の濃縮・希釈能をみています。 水分摂取量や運動量、季節などにより大きく変動します。 便 便ヘモ (便ヒトヘモグロビン) (-) 大腸などの消化管の出血を見つける検査です。大 腸がん、痔、ポリープなどで陽性(+)となる場 合があります。 髄 液 リコール一般 (髄液検査) 脳脊髄液の性状を調べる検査で、その中に含まれ る細胞の数や、タンパク質、糖の濃度を調べます。 脳脊髄液1μL 中に細胞が6個以上になると脳や 髄膜になんらかの障害が起こっている可能性があ ります。主に髄膜炎、脳炎、ギランバレー症候群 などの診断に用います。 ※3)上皮は、女性の場合、外陰部や膣部から混入することがありますが、健常人で はほとんどみられません。 細菌も同様に、健常人ではほとんどみられませんが、外尿道口や膣部から混入 することがあります。 円柱には、いろいろな種類があります。硝子円柱と呼ばれるものは、激しい運 動後などには、健常人でもみられることがあります。病的とされる赤血球円柱 や顆粒円柱などは、顕微鏡で観察し分類します。

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【生理検査】

生理検査は直接みなさんの体に触れて行う検査で、心臓や脳などの動きを電気的 にとらえて波形であらわしたり、体内の状態を超音波などで画像にして観察する検 査などがあります。 検査名称 説 明 心電図 不整脈・心筋梗塞・狭心症・心臓肥大・心筋症などの診断に用 います。 マスター・トレッドミル負荷心電図 ホルター心電図 PWV/ABI (血圧脈波) 動脈硬化・動脈狭窄などの診断に用います。 肺機能 肺気腫・気管支喘息・間質性肺炎などの診断に用います。 脳波 てんかん・脳血流障害・脳腫瘍・意識障害・肝性昏睡などの診 断に用います。 骨密度 骨粗しょう症などの診断に用います。 筋電図 神経・筋疾患などの診断に用います。 心臓超音波 (心エコー) 弁膜症・心筋梗塞・狭心症・心臓肥大・心筋症などの診断に用 います。 腹部超音波 (腹部エコー) 胆のう・肝臓・膵臓・腎臓・脾臓などの病変の診断に用います。 頸動脈超音波 (頸動脈エコー) 頸部血管の疾患の診断に用います。 下肢静脈超音波 (下肢静脈エコー) エコノミークラス症候群など、下肢静脈内血栓の有無を確認す る検査です。 甲状腺超音波 (甲状腺エコー) 甲状腺・リンパ節などの疾患の診断に用います。 乳腺超音波 (乳腺エコー) 乳がんや乳腺症などの診断に用います。 聴力検査 聞き取ることができる音の大きさを測定します。中耳炎・突発 性難聴・顔面神経麻痺・めまいなどの診断に用います。

Q3

「検査後の血液はどうなっているの?」

A

「使用済み血液の処理に際しては、個人情報や感染も含めて厳しく管理 しています。検査以外の目的には流用していません。」

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【微生物検査】

ヒトに感染症を引き起こす原因菌を検出するために、塗抹検査・培養検査・菌種 同定・薬剤感受性検査を行っています。 検査名称 説 明 塗抹検査 検査材料(痰・尿・膿など)をスライドガラスに塗り、染色(グ ラム染色)をします。次に顕微鏡で菌の色や形を観察し、感染 の原因となっている菌を推定します。 細菌 白血球 (喀痰中に見られた細菌と白血球) 培養検査 検査材料を培地に塗り、37℃のフラン器内で 24 時間培養しま す。生育した菌は直径 1~5mm 程度の細菌集落(コロニー)を 形成します。 菌種同定 薬剤感受性検査 形成されたコロニー性状(色、大きさなど)から病原菌を選別 し、菌名を特定します。また、その菌に対してどのような抗生 物質が効くのかを同時に検査します。

Q4

「なんで何本も採血するの?」

A

「検査には血を固めて上澄みを測るものや、固めないで血球を調べる ものなどがあります。目的によって採血管には違う薬が入っているた め複数本採血します。入っている薬が何かわかるようにキャップの色 で区別しています。採血量は 1 本あたり 5cc (小さじ一杯)程度です。」

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【病理検査】

病理検査は、細胞の形や大きさ、組織の成り立ちを観察して病気を調べる検査です。 【メモ】 検査名称 説 明 細胞診 子宮頸部・体部、喀痰、尿、体腔液などの中にある細胞を顕微 鏡で観察し、癌細胞の有無を調べます。 (正常細胞) (癌細胞) 組織診 生検や手術などによって採取された組織を顕微鏡で観察し、病 気の診断または病変の広がりの程度を調べます。病理組織診断 は病変の確定診断になります。

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参照

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