近畿経済産業局の海外進出支援
(ベトナム)
近 畿 経 済 産 業 局
通 商 部 国 際 事 業 課
○ 中国やタイ等に続く我が国の生産拠点としての期待 ○ 中長期的な我が国の「ものづくり技術」の優位性の維持・拡大 ○ ASEAN経済共同体(AEC)構想等の新たな枠組みへの対応 1.背景: なぜベトナムか 2.目的: 重点的取組を通じたベトナムとの経済交流の深化
関西ベトナム経済交流会議
裾野産業育成支援 重点的取組 ○ 良好な対日感情、優秀で豊富な人材、安定的な政治情勢 ○ 成長を続けるマーケットの取り込み ○ 日越経済討論会等、関西とベトナムの緊密な経済交流の実績 3.取組の成功により期待される効果 協力文書 (近畿経済産業局-ベトナム中央/地方政府) 関西裾野産業集積支援モデル の推進 関西の中小企業を中心とする裾野 産業集積モデルを形成 参画機関(順不同):近畿経済産業局、ジェトロ大阪本 部、中小機構近畿本部、 関西経済連合会、大阪商工 会議所、 大阪産業振興機構、国際協力機構(JICA関 西)、海外産業人材育成協会(HIDA)、太平洋人材交 流センター(PREX)、大阪府、兵庫県、大阪市、堺市、 大阪国際経済振興センターベトナム官民
ベトナムのニーズ ○裾野産業の育成 ○産業人材育成 等 協力 環境・省エネ改善支援 貿易促進支援 産業人材育成支援 Team E-Kansaiメンバー企業による ビジネス交流の推進 日系企業の人材ニーズに 則したカリキュラム開発等 の推進 セミナー開催、ビジネスミッショ ン派遣等の促進 日越ビジネス情報等の交換 現地ものづくり高度人材 の育成・供給 環境分野でのビジネス交流1
関西ベトナム経済交流会議
アジア大でのサプライチェーンの最適化等、中小企業等の海外進出の推進1.裾野産業育成に関する協力 2.産業人材育成に関する協力 平成25年4月8日、近畿経済産業局はドンナイ省人民委員会との間で、関西とドンナイ省の経済発展を促進す ることを目的とした協力文書を締結。(平成27年5月20日及び平成29年9月8日、内容見直しの後に更新。)
地域展開2: ホーチミン市との協力文書締結
平成26年6月2日、近畿経済産業局はホーチミン市人民委員会との間で、関西とホーチミン市の経済発展を促進 することを目的とした協力文書を締結。(平成28年9月7日、内容見直しの後に更新。) 1.裾野産業育成に関する協力 2.産業人材育成に関する協力 3.経済・貿易・ビジネス交流の促進に関する協力ベトナム政府との協力関係の構築
地域展開1: ドンナイ省との協力文書締結
平成24年11月28日、近畿経済産業局はベトナム商工省との間で、関西とベトナムの経済発展を促進することを目 的とした協力文書を締結。(平成27年5月19日及び平成29年6月5日、内容見直しの後に更新。)ベトナム商工省との協力文書締結
1.経済・貿易・ビジネス交流の促進に関する協力 2.ベトナムにおける裾野産業育成に関する協力 3.環境・省エネ分野における経済協力 4.産業人材育成に関する協力 5.地域間連携に関する協力2
ドンナイ省関西デスク
目的:ホーチミン市に進出する日系企業のワンストッ
プ相談窓口として、日系企業が現地で
抱えるビ
ジネス課題解決を図る
開設:平成26年12月
担当部局:ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理局
専用回線、専用メールアドレス設置
日本語での対応:メールのみ
進出前/進出後に関わらず相談可能
製造業以外のサービス業も相談可能
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ホーチミン市関西デスク
目的:ドンナイ省に進出する日系企業のワンストップ
相談窓口として、日系企業が現地で
抱えるビジ
ネス課題解決を図る
開設:平成25年10月
担当部局:ドンナイ省工業団地管理局
専用回線、専用メールアドレス設置
日本語での対応可能
関西裾野産業集積支援モデル事業
(Kansai Supporting Industry Complex)
-ドンナイ省ロンドウック工業団地 -ホーチミン市ビーパン・テクノパーク
関西の
中小企業等
① 進出支援 JETRO 中小機構 IBO JICA HIDA PREX 近畿経産局 大商 関経連 大阪府 関心企業拡大 企業ニーズ集約 大阪市 関西ベトナム経済交流会議 販路開拓 情報提供 人材育成 ビジネス環境整備 越中央政府 商工省 計画投資省 MOU 越地方政府 進出関西裾野産業集積支援モデル事業の体制
ドンナイ省 協力文書 ② 事業環境整備 ③ 現地操業支援 中小企業海外展開支援プラットフォーム 現地日本商工会、現地専門家など関西の中小製造業の持続的発展と、ベトナムにおける裾野産業育成の両立を目指す。
裾野産業の集積拡大
・進出企業のビジネス拡大 ・現地裾野産業の質の向上4
ホーチミン市 関西デスク 進出企業のワンストップ相談窓口 (ドンナイ省及びホーチミン市) ④ 現地裾野産業育成 ・商取引を通じた技術指導、 技術供与 ・雇用を通じた現地人材の 育成、技術承継平成25年9月開所
事業主: LONG DUC INVESTMENT CO., LTD.
(株主:双日、大和ハウス、神鋼環境ソリューション、ドナーフード) (出所)ロンドウック工業団地資料
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(参考)関西裾野産業集積
モデル工業団地① ロンドウック工業団地
(ドンナイ省)
面積
・開発面積:270ha
・分譲面積:200ha
アクセス:
・ホーチミン市内から42km
(車で50分)
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(参考)関西裾野産業集積
モデル工業団地② ビーパン・テクノパーク
(ホーチミン市)
可能な進出形態
1
.マネジメント付レンタル工場への入居
・現地法人を設立せず、
Vie-Pan名義で工場
を設立(必要な投資ライセンスは
Vie-Panが
取得済)
2
.貸工場のレンタル(サブリース)
・自社で投資ライセンス取得、製造品を自
社名で売る
3
.工場用地の取得
・自社で投資ライセンスを取得し、用地を分
譲取得
日系中小企業専用の工業団地
平成26年12月 第1期レンタル工場
開所
ドンナイ省の投資環境改善に向けた協力推進会議の開催
平成26年11月、ドンナイ省人民委員会に対し、同省に進出する日系企業の投資環境
に関する改善要望について、具体的な事例及び改善案を提示する会議を開催。
平成28年4月、課題の改善状況に関するフォローアップ会議を開催し、実効性を確認。
要望1:投資ライセンス申請のガイドライン作成
要望2:納税番号取得のスピード化
要望3:VAT(付加価値税)還付の遅延防止
要望4:HSコード解釈の統一化
要望5:ショートノーティスの改善
要望6:企業消防訓練の効率的実施
要望7:ロンドウック工業団地へのアクセス道路の危険防止
・開催:平成26年11月19日(水) ・場所:大阪国際会議場 ・主な出席者: (関西)近畿経済産業局、関経連、大商、ジェトロ大阪、 JICA関西、HIDA、PREX、OFTI、大阪府、滋賀県、 大阪市、堺市、みずほ銀行、池田泉州銀行、 ドンナイ省進出企業(進出予定を含む) (ドンナイ省)Vinh副委員長、Ngoc計画投資省外国投資 庁副長官、Thu計画投資局長 他<協力推進会議>
<改善要望の内容>
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・開催:平成28年4月12日(火) ・場所:OMM会議室 ・主な出席者: (関西)近畿経済産業局、関経連、大商、ジェトロ大阪、 JICA関西、HIDA、PREX、OFTI、大阪府、大阪市、 堺市 (ドンナイ省)Chanh副委員長、Dung計画投資局長、 Nhon工業団地管理局副局長 他<フォローアップ会議>
1.裾野産業
TPP発効を見据えたベトナムのものづくり拠点化調査
(平成
28年度)
(調査結果)
・ベトナム国内で、特に不足する業種は、「めっき」、「精密加工」、「金型」、「熱処理」。
・ローカル企業には、日系企業等との取引で成長しているものがあり、日系企業との取引希望は強い。
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○目的:
ものづくり拠点として有望なベトナムにおいて、販路ニーズや進出の際必要となる人材について
の現状を確認し、これを踏まえ、関西の中小企業がベトナムに進出する際の支援方策を検討。
○調査方法:
①文献調査、②日系企業アンケート、③関西の大学アンケート、④ヒアリング(日系企業、
ローカル・第三国企業、大学、送出・受入機関、帰国実習生)、
⑤研究会・分科会の開催(全5回)
ベトナムで不足する基盤技術分野(鋳造、金型、熱処理、めっき、表面処理 等)別に、動向を把握。
(1)課題
①ものづくり中小企業にとって投資リスクが過大(環境規制、設備導入等)。
②販路ニーズに沿った中小企業間の連携機会、連携を促進する機関及び人材が不足。
③ベトナムでの販路開拓・調達先の確保ノウハウに対する不安。
(2)課題解決の方向性
①ベトナムで不足感の高い裾野業種を中心に、未進出企業の更なる掘り起こし。
②現地情報、販路情報(市場・調達ニーズ)の提供:先行進出企業や支援組織の紹介。
③投資コストを抑えた進出パターンを提案し、可能なものを実証。
④ベトナムの公的機関のコーディネート力の強化。
⑤優良ローカル企業等の発掘、情報提供。
2.人材育成
(調査結果)
・全職種について不足。熟練技術者について特に不足感あり。
・平成27年時点で、ベトナム人の日本留学生は約39,000人。2年前に比して6倍以上に伸長。
(関西におけるベトナム人留学生は、約5,000人と推計。)
技能実習生も急増。関西の在住者は約9,000人と推計。
TPP発効を見据えたベトナムのものづくり拠点化調査
(平成
28年度)
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ベトナム人材の日本企業への就職、定着支援等の取組状況の把握と整理。
ベトナムから多数の留学生、技能実習生等が来日。ベトナム国内にも来日経験のある人材が急増して
いるものの、ベトナム進出支援に十分に活用されていない。
(1)課題
①ベトナム人材とものづくり中小企業との接点不足。
②留学生:留学生採用情報の不足。求人情報と留学生のミスマッチ。
③技能実習生:技術力のレベル向上が必要。日本語レベルや地域における交流機会の不足。
④給与・キャリアパス等の待遇面の不満・不安により定着が難しい。
(2)課題解決の方向性
①大学の留学生支援センター等との連携/日越それぞれでのインターンシップの活用促進。
②日本への留学生等とものづくり中小企業との交流会づくり。
③留学生・技能実習生の日本語レベルの向上、日本文化・伝統技術等の啓発のための交流会を
開催し、地域社会との共生を促進。
④ベトナム人材を活用した進出企業事例の啓発。
ベトナムものづくり拠点化モデル事業(ドンナイ省)
【各支援段階の 狙い 】 ・現地で特に不足す る業種を中心に関西 中小企業の越での事 業展開ニーズを開拓 ・越での事業展開に当 たり、日本の技術、ビ ジネス文化、日本語を 習得した越人材(留学 生等)との交流機会を 提供。 ・越では日本の公設試のような機関がない ため、公設試のソフト支援機能を導入。 ・ドンナイ省関西デスクに配置する現地 コーディネーター人材を育成。当面、日本 から派遣する専門家が機能を担う。 ・裾野産業が高度化 し、サプライチェー ンが強化されること により、市場拡大の 相乗効果を発揮。 ・ベトナム展開 中小企業発掘 ・事業展開形態の 決定(現法、貸工 場、生産委託等) 及び事業開始 ・事業性の検討 ・現地企業とともに更なる事業拡大 地域ネットワークを組成 現地裾野産業の強化 【事業展開フ ロ ー 】 ・越での事業展開 を担う人材の確保 コーディネート機能育成 関西デスク等の活用 フェーズ2 フェーズ3 フェーズ4 *金型、精密加工、鍍金、熱処理 フェーズ1 【支援策 】 越で特に不足する4 業種(*)を中心にセ ミナー等実施 国内及び現地で在関 西越人材と中小事業 者の交流機会創出 大学等に専門家を 派遣し教育指導。日 本型ものづくりの普 及・定着を図る。 公設試モデル提案。 コーディネータによる 企業連携の促進、技 術提携先を仲介等 投資リスク・コスト低 減等の専門家支援 関西デスクの活用 コーディネート機能育成及び専門家派遣は、経済産業省が一般財団法人 海外産業人材育成協会(AOTS)に委託して実施。ネットワーク構築に向けた現地コーディネート機能育成プラン
■裾野産業の強化には、ポテンシャルの高い関西中小の進出促進と、現地ローカルの底上げが必 要。これらの実現には、投資に見合う販路や分業体制を確保するためのネットワークの存在や、 ローカル企業への技術指導のほか、技術提携など取引を通じた育成が不可欠。 ■ベトナム南部では、進出後の新取引が開始される傾向が比較的高いものの、商工会と工業団地内 以外の企業間ネットワークは僅か。また、ローカルとの取引を望む声は高いが、ローカル側の技術 不足や受け身な姿勢による日系企業との連携欠如が課題。 ■現地団体等によるネットワーク形成に向けたコーディネート機能はほとんど見られない。 企業をつなぐ場づくり ・商談 ・技術交流 ・研究会 ドンナイ省 関西デスク (投資相談窓口) コーディネート機関 地元大学 日系企業 手続相談対応 ローカル企業 企業協会 第三国企業 日系企業 ローカル企業 技術指導 技術提携支援 人材確保支援 提携先相談支援 人材確保支援 進出予定の 日本企業 日系企業 企業情報の収集 目指すべき姿 関西ベトナム経済交流会議 近畿経済産業局 連携11
ベトナム企業、日本企業、地元大学等をつなぐネットワーク形成に向けたコーディネート機能の育成を、 南部地域(ドンナイ省)をモデルに展開していく。 まず、コーディネート機関候補を日本に招聘し、産学連携や産業支援コーディネートの現場を見てもらう とともに、コーディネート専門人材を派遣して現地コーディネータ候補の指導を行う。ドンナイ省での日本型ものづくり人材の育成プラン
■ベトナムでは、生産現場における技術者クラスの人材確保が課題となっており、現地に進出する 日系ものづくり中小企業のニーズに則した人材育成が求められている。 ■大阪府、公益財団法人太平洋人材交流センター(PREX)では、ベトナム国ドンナイ省を対象として、 平成26年6月~平成29年3月の間、現地の技術者養成の中核を担う大学及び職業訓練短大を対象 に、3S・安全を指導するカリキュラムを作成し、モデル講座を設定した。 ■今後さらなる日系ものづくり中小企業への人材供給へとつなげていくため、本カリキュラムを活かした 現地教員の指導能力向上と層の拡大に取り組む必要がある。 そのため、関西の工業高等専門学校教員等を派遣し、現地大学等にものづくりの3S・安全コースなど の指導を行う。 専門家派遣:関西の工業高 等専門学校教員等を派遣し、 現地大学等にものづくりの基 本講座(3S、安全コース)の 現場指導を行う。 近畿経済産業局と協力関係にある ドンナイ省で展開 ドンナイ省 現地日系企業 ラックホン大学 ドンナイ高度技術 職業訓練短大 ドンナイ省 工業団地管理局 (DIZA) 専門家 近畿経済産業局 関西 専門家 専門家 連携12
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