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京都

都大

大学

学霊

霊長

長類

類研

研究

究所

所人

人類

類進

進化

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ル研

研究

究セ

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東京

京大

大学

学愛

愛知

知演

演習

習林

May. 2005

(2)

はじ

じめ

めに

研究用サル類の飼育形態は、目的や条件によって多様であるが、近年の動物福祉へ の配慮の高まりとともに、単に効率のみにとらわれない飼育の考え方も増えてきてい る。脱走を防いで安全に飼育することに留まらず、可能な限り豊かな環境で飼育する 試みは、自然に近いサル類の特性を引き出すとともにサルの心身の健全性や研究の精 度を高めることにつながる。また、社会的なまとまりを持ったグループで維持するこ とで、サルの持つ社会・心理・行動などの側面を最大限に生かし、これらの課題を研 究する場を創出することも可能になる。この意味で、霊長類研究所は創設のかなり初 期からいわゆる放飼場でのサル飼育を取り入れてきた。いわば野生群の一部を切り取 ったような実験群として、条件を単純化して様々な実験的な研究も行われてきたし、 自家繁殖体制を支える繁殖システムの中心としても重要な役割を担ってきた。 しかしながら、従来の放飼場は、重力式の鉄筋コンクリート製が主体であり、また 放飼場面積も十分な広さを備えておらず、そのために様々な問題点も抱えてきた。霊 長類研究所が21世紀初頭に実現を目指してきたリサーチリソースステーション(R RS)は、その主要な飼育施設として新しい形の放飼場を考えている。これまでに明 らかになった課題を克服しつつ、目的に合った設備および運営を設計するために、そ の実証試験を行う必要があったが、幸い2003年度に研究費がつくこととなった。 この予算の示達は思いがけない急なものであったが、私は隣接する日本モンキーパ ーク所長の所に交渉に行き、それまで同パーク内の日本モンキーセンターがモンキー ジャングルとしてカニクイザルを放飼していた約1ヘクタールと、研究所に隣接する 林地約 0.5 ヘクタールを借り受けることにした。ここに二つの実験放飼場(既存の放 飼場からの連番で、第4・第5放飼場と呼ぶ)を建設し、実際にサルを収容して植物 や水の管理およびサル飼育管理を行う際の参考データを収集した。霊長類研究所のス タッフには植物の専門家がいないため、瀬戸市に本部がある東大演習林愛知演習林の 芝野林長に相談し、テーマを分担して共同研究を遂行することになった。これはその 成績をまとめた報告である。霊長研のRRSのみならず、動物園などの展示施設でも 今後のサル放飼を検討するときの参考になれば幸いである

京都大学霊長類研究所人類進化モデル研究センター

松林清明

(3)

目次

Ⅰ 放飼場の設計 従来型放飼場の利点と欠点 松林清明 1 フェンス開発 松林清明・熊崎清則 止まり木の設計 松林清明・熊崎清則 その他の放飼場設計 松林清明・熊崎清則 Ⅱ 放飼場の自然環境 放飼場における気象観測 芝野博文・森本真弓 放飼場における植生調査 芝野博文・蒲谷肇・渡部賢 放飼場における土壌動物調査 芝野博文・前原忠・渡部賢 Ⅲ 放飼場の水質管理 排水管理 松林清明・熊崎清則 放飼場の水場と調整池における pH、COD、細菌数を指標とした水質調査 景山節 Ⅳ 樹木保護 ニホンザルによる放飼場内植生の樹皮食害 樹皮食の選択性と人工構築物の 影響について− 竹元博幸・大沼学・山内志乃・千田友和・松林清明 放飼場への高木樹種苗木の植栽 蒲谷肇 金網巻きおよび電冊 熊崎清則 Ⅴ 捕獲の実際 新たな放飼場形態と動物の管理:誘導捕獲の観点から 上野吉一・桧垣小百合 捕獲・検査 松林清明 Ⅵ 適切な飼育に向けて 適正な飼育密度 松林清明 給餌 熊崎清則・三輪宣勝・千田友和 観察 松林清明・三輪宣勝・千田友和 セキュリティ対策 松林清明・前田典彦 その他の要素 松林清明・熊崎清則 Ⅶ 総括 松林清明 謝辞

(4)

従来

来型

型放

放飼

飼場

場フ

フェ

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ンス

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の利

利点

点と

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欠点

松林清明・熊崎清則 マカク類の脱出を防ぐには約4mの高さのフェンスが必要であるが、このフェンス は同時に強風や地震に耐える強度を持たねばならない。このため、1970年代に建 設された霊長類研究所の放飼場フェンスは全て、重力式の鉄筋コンクリート製とされ た(図1)。これには次のような利点と欠点がある。 1) 利点:規定された数の鉄筋とコンクリート厚があり、基礎工事の強度が十分 であれば、耐用年数を迎えるまでは殆どメインテナンスが不要である。また、 基礎部分の巾が十分広くとってあれば、片側からのみの土圧にも耐える力が 生じ、いわば掘割りのような形状の放飼場を作ることもできる。(図 2) 1) 欠点 (1) 壁体自身の重量や風圧に耐えるため、深さと巾を十分に持った基礎が必 要である。このため、重機を入れてトレンチ様の溝を掘削することが不 可欠となり、付近の樹木を伐採し、また勾配を一定以下にする土木設計 をしなければならない。すなわち、地表面を相当程度かく乱することに なるため、壁周辺の表土がむき出しになり、雨水による侵食が生じる。 (1) また四季の気温変化に伴う壁体の伸縮によるクラックを防止するため、 10mおき程度の間隔で壁体を区切り、アスファルトベルトなどの緩衝材 を挟みこむ必要がある(図 3)。これは、1)緩衝材もしくは壁体隙間が 手がかりとなって、サルが塀を登ることがある、2)地震や重量車両の 付近通過によって壁体に傾きが生じることがあり、区切り隙間が拡大す ることがある、などの問題を生んだ。サルが登らないように区切り部分 に金属板を貼り付ける工事を行ったが、壁体の伸縮を吸収するために金 属板の一部はビス固定できないという問題が残り、さらにこの金属板自 体がサルの手がかりとなる場合もあって、施工に細心の注意を要した。 サルの登攀能力に関する知識を持った工事業者はほとんど存在しないの で、終始技官が立ち会って工事を指導することも必要であった。 (1) コンクリート打設の際、型枠を固定する器具による小さな凹み穴(直径 約 4cm)が数箇所残る。これは仕上げ時にモルタルの埋め込みを行った

Ⅰ 

 放

放飼

飼場

場の

の設

設計

(5)

が、時間の経過とともにモルタルが浮き上がり、埋め込み部分が剥落し てその穴がサルの手がかりとなって脱走するケースが何回かあった(図 4)。 (1) 高い工事コストがかかる。また、生コンクリート圧送ポンプ車を使用す るため、道路からの距離が余りに長いと、施工できない。 (1) 風を遮断し、また壁体からの照り返しがあるため、夏季は放飼場内が高 温になり易い。この解決のため、通風孔を設けたが、その効果は限定的 であった(図 5)。 (1) 4mの高さのコンクリート壁は視覚的な圧迫感を生じ、景観としてもす ぐれていない。 (1) 改修、補修が高くつく。また解体時に多くの瓦礫が出て、廃棄物処分に もコストが多くかかる。 (1) 研究や観察の目的のため、一つのコロニーに数箇所の観察台を設置した が、これを悪用して侵入者がロープや竹を観察台から放飼場内部に垂ら し、サルを逃がそうとする試みが発生した。

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フ ェ

ェ ン

ン ス

ス 開

開 発

松 林 清 明 ・ 熊 崎 清 則 前 節 で 述 べ た 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 製 フ ェ ン ス の 欠 点 を な く し 、 サ ル に と っ て 快 適 で あ り な が ら 脱 走 を 確 実 に 防 止 で き る 新 し い フ ェ ン ス の 開 発 が こ の 研 究 の 中 心 的 な テ ー マ と な っ た 。 通 風 や コ ス ト 削 減 、 表 土 保 全 、 景 観 な ど を 考 慮 し て 、 下 半 分 は 金 属 ネ ッ ト フ ェ ン ス 、 上 半 分 は パ ネ ル を 用 い る 簡 易 構 造 と す る こ と を ま ず 決 定 し た が 、 主 と し て パ ネ ル の 材 質 や 構 造 の 検 討 に 時 間 を か け た 。 道 路 工 事 現 場 で 使 わ れ て い る 目 隠 し 安 全 柵 の 一 種 が 適 当 で は な い か と の 着 想 を 得 て 、 サ ン プ ル を 少 量 購 入 し 、 こ れ と 金 属 ネ ッ ト フ ェ ン ス を 組 み 合 わ せ て 、 工 事 足 場 用 の 金 属 パ イ プ ( 単 管 ) で 補 強 す る 見 本 工 事 を 実 施 し 、 検 証 し た 。 1 ) パ ネ ル の 検 討 : 厚 さ 1. 2 m m の 鋼 板 の 縁 を 折 り 曲 げ て 強 度 を 持 た せ た 長 さ 2m の 市 販 品 で 、 こ れ を 縦 長 に 使 い 、 隣 同 士 の 横 端 部 を ビ ス で 連 結 し て 自 由 な 長 さ の 目 隠 し フ ェ ン ス と す る も の で あ る ( 図 1)。 連 結 部 に サ ル の 指 が か か る と 脱 走 す る た め 、 表 面 を 前 面 に わ た っ て 平 滑 に 仕 上 げ る こ と が で き る か ど う か を 確 認 す る こ と が も っ と も 重 要 で あ っ た 。 業 者 に 数 枚 を 連 結 さ せ た 試 作 品 を 作 ら せ 、 こ れ を 霊 長 類 研 究 所 人 類 進 化 モ デ ル 研 究 セ ン タ ー の 担 当 者 と 京 大 施 設 部 の 担 当 者 と の 打 ち 合 わ せ 会 に 持 ち 込 ん で 検 討 し た 。 そ の 結 果 、 こ の パ ネ ル は 土 地 の 斜 面 部 で は 少 し ず つ 高 さ を 変 え て 連 結 す る こ と で 自 由 な 傾 斜 を 持 た せ る こ と が で き 、 フ ェ ン ス の 横 方 向 の 屈 曲 部 で は 12 0 度 程 度 以 上 の 角 度 と す る こ と で サ ル が 登 れ る 手 が か り を な く す こ と が 可 能 で あ る こ と を 確 認 し 、 こ の 材 料 を 採 用 す る こ と と し た 。 2 ) ネ ッ ト フ ェ ン ス の 検 討 : フ ェ ン ス の 下 半 分 に 張 る た め 、 常 に サ ル や 人 が 触 れ る こ と が で き る の で 、 サ ル に よ っ て 齧 ら れ 、 あ る い は 手 で 折 り 曲 げ ら れ て も 破 損 し な い 強 度 を 持 つ こ と が 重 要 で あ っ た 。 コ ス ト と の バ ラ ン ス も 考 慮 し 、 ワ イ ヤ ー 径 4.5 m m 、 亜 鉛 メ ッ キ お よ び O P ( 油 性 塗 料 ) 塗 装 の 市 販 品 を 採 用 す る こ と と し た 。 3 ) 支 持 具 の 検 討 : 高 さ が 4 m あ り 、 そ の 上 半 分 は 全 く 風 を 通 さ な い

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パ ネ ル 構 造 と す る た め 、 台 風 な ど の 横 風 に 対 す る 強 度 を 確 保 す る こ と が も っ と も 重 要 で あ っ た 。 風 速 4 0 m を 想 定 し た 強 度 計 算 を 業 者 に 依 頼 し 、 フ ェ ン ス を 支 え る 斜 め の 補 強 管 を 角 度 の 異 な る 2 本 に す る こ と で 解 決 で き る 見 通 し を 持 っ た 。 地 中 に 1. 5 m の 深 さ に ま ず 短 い 単 管 を 打 ち 込 み 、 こ れ に ク ラ ン プ で 他 の 単 管 を 連 結 し て 組 み 上 げ る こ と と し た (図 2)。 こ れ ら は 従 来 の 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 塀 に 比 べ て 1 0 分 の 1 以 下 の 工 費 で 済 む こ と 、 支 持 単 管 補 強 を 十 分 に や れ ば 風 に 対 す る 強 度 も ク リ ア で き る こ と 、 な ど の 見 通 し が つ き 、 本 工 法 を 採 用 す る こ と と し た 。

(10)

止ま

まり

り木

木設

設計

松林清明・熊崎清則 場内の樹木を保全するためにも、サルの居住環境をより豊にするためにも、人工的 な止まり木を設置することは必要な手段と判断した。材質は、鉄製にすれば耐久性は 向上するが、夏の高温・冬の低温によってサルの体に悪影響を及ぼすこと、また工法 の簡便化やコストダウン、景観などを図るために、間伐丸太を用いた木製とした。丸 太は樹皮もサルにとっての一種の遊具となるよう、皮付きのまま用いた。 1)第4放飼場:日本モンキーセンターによるこれまでの数十年に及ぶサル類の飼育 で喬木はほぼ消失し、樹高2∼5mのヒサカキ、アカマツなどが大部分を占める密集 ブッシュ状であった。そのため、止まり木はこれらの樹冠を超える6mの高さとした。 構造はボックス状に組んだ単管に丸太をワイヤーで固定するものとし、天井部には3 0∼40cmおきに横材を並べて固定して、サルが登って休めるようにした。登り易 さと補強を兼ねて、斜め方向に多数の単管や丸太を固定して、サルが揺さぶったり強 風に晒されても倒壊しないようにした(図 1)。 2)第5放飼場:こちらはナラ類やアカマツ、スギ、サクラなどが自生する二次林で 樹高も約 15mと高く、止まり木は逆に4mと低くして、サルが途中で休めるように した(図 2)。4放と同様、斜めの支持材を多数組み込んで補強した。

(11)
(12)

その

の他

他の

の放

放飼

飼場

場設

設計

松林清明・熊崎清則 1)第 4 放飼場(図 1):1 ヘクタールの広さがあり、背の低いヒサカキやアカマツな どが繁茂している。従来もサルの放飼場として使われてきたので、全周をフェンスと 電柵で囲まれていた。これらを補修し、金網フェンスの上に2mの高さのパネルを設 置することとした。また、場内をほぼ二つに仕切るようにフェンスで囲われた観察通 路が設置されていたので、これを生かして 2 区画に分割することとした。その狙いは、 可能ならば二つの区画に交互にサルを収容して植物の回復時間を持たせようというこ とであった。また、もし必要な場合には、二つの群を同時に収容することができる。 観察通路の中央にはやや広くなった観察ステージがあり、ここからは両方の区画が観 察できる(図 2)。場内に湧き水があり、細い水路を経てもっとも低い位置にある池に 注いでいる。この水質をモニターすることは、適正なサル飼育密度を推算するのにい いデータとなると考えた。池の水中には、水草が繁茂し、トンボやウシガエル、小型 の魚類も生息している。これらの生物が生存できる水質を保てるかどうかが、環境評 価の一つの指標にもなる。そのため、池には手を加えず、そのまま保存することとし、 また継続的な水質検査を実施することにした。 従来の観客の出入り口として作られていた副室は一部を生かして出入り口兼捕獲室 として利用することとし、パネルを用いた壁面を一部新設した。ここに個室ケージを 並べて、サルの検査などのための保定、捕獲ができるようにした(図 3)。また、観察 通路は天井部にネットを張って、万一のサルの逸出を防止した(図 4)。 2)第5放飼場(図 5):約 4000 ㎡の広さにアカマツ、ナラ、ヒサカキなどが自生し、 樹冠の高さが約 15mに達する雑木林であった。ここにパネルフェンスを新設し、水路 でつないだ数個の池を掘って雨水を貯留するとともに、通常は水道水を流し込んで流 れを作ることとした(図 6)。これはサルの飲み水となるほか、夏季はサルに水遊びを する場所を提供し、サルの生活をより豊かにするのに有効であるし、景観上もプラス となることを考えた。 捕獲室は新設することとし、北東端におよそ 8m×4m、高さ 2.3mの施設を建設し た(図 7)。 3)追い込み区画:樹木の茂った広大な放飼場でサルを飼育する場合、捕獲をどのよ うに行うかは重要な管理課題である。そのため、捕獲室に隣接する区域を数百㎡の面

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積にフェンスで区切り、まずサルをそこに追い込んでから捕獲室へ入れるのが適当と 考え、それぞれに追い込み区画を設置した(図 8)。 放飼場と追い込み区画とが隣接する部分のフェンスは、支持単管で斜めに支えると サルが登ることから、鉄筋コンクリート基礎に垂直な鉄柱を立てて、その両側にフェ ンスとパネルを二重に張る構造とした(図 9)。 4)土堀り防止板:フェンス下部は地中に打ち込んだ単管を支持材として金網を張る 構造のため、地盤の上に鉄アングル材を横方向に張り渡すことになるが、地盤に凹凸 がある場合は地面とアングル材との間に隙間ができる。また、サルが金網の下の土を 手で掘って、穴を開けることもあり得る。それによる逸出を防止するため、金網アン グル材の下に厚さ 5cm、巾 1.5m、高さ 40cmのコンクリート板を埋め込んだ。垂 直に埋め込むことが困難な場所では水平に置き、サルによって移動されないよう、端 を曲げた鉄棒で固定した(図 10)。 5)電柵:上半分は手がかりのない高さ4mのフェンスとしたことで、サルの逸出は 十分防げると思われたが、ごくまれに自分で木の枝を塀に立てかけて登るサルも過去 にいたので、念のためにフェンス上端付近に高圧電流を流す電柵を設置した(図 11)。 電圧は電源部で7000ボルトとした。電流は物体の導電度によって変化するので一 定ではないが、この電圧では仮に人が素手で触っても強いショックがあるだけで害は 生じない。とはいえ、うっかり触るのを避けるために危険を示す表示板を多数付けた。 電源ボックスは各捕獲室に置き、フェンスの作業時には通電を切れるようにした。

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放 飼

飼 場

場 に

に お

お け

け る

る 気

気 象

象 観

観 測

芝 野 博 文 ・ 森 本 真 弓 111 1... は. ははは じじじじ めめめめ にににに 山 林 で 放 飼 さ れ る ニ ホ ン ザ ル の 生 態 調 査 に お い て は 、 ニ ホ ン ザ ル の 生 態 そ の も の に 限 ら ず 、 棲 息 場 所 と し て の 空 間 を 共 有 す る 樹 木 や 林 床 植 生 あ る い は 土 壌 動 物 の 生 態 の 記 述 に あ た っ て 、 そ の 環 境 を 支 配 す る 基 本 的 な 要 因 と し て の 様 々 な 気 象 要 素 の 記 述 が 必 要 と な る 。 長 期 の 観 測 を 実 施 す る 中 で 、 動 植 物 の 生 態 に と っ て 注 目 す べ き 項 目 は 、 1 ) 研 究 対 象 地 で あ る 犬 山 市 官 林 に 所 在 す る 第 5 放 飼 場 が 野 生 ニ ホ ン ザ ル の 棲 息 地 の な か に あ っ て ど の よ う な 気 温 ・ 日 射 ・ 湿 度 ・ 雨 量 ・ 風 速 の 環 境 下 に あ る の か と い う 点 、 2 ) 季 節 的 な 気 象 要 素 が ど の よ う に 変 化 し て い る の か と い う 点 、 3 ) 棲 息 地 の 環 境 を 激 変 さ せ る よ う な 気 象 上 の 極 値 ( 豪 雨 ・ 乾 燥 ・ 強 風 ・ 高 温 ・ 低 温 な ど ) が 何 時 ど の よ う な 形 で 出 現 し た の か あ る い は す る の か と い う 点 、 4 ) ニ ホ ン ザ ル の 行 動 様 式 と 森 林 植 生 の 相 互 関 係 に お い て 樹 木 へ の イ ン パ ク ト が 何 時 ど の よ う な 形 で 発 生 し 、 そ れ が 林 床 植 生 や 土 壌 動 物 に ど の よ う な 影 響 を 及 ぼ す か を 評 価 す る 際 に 気 象 要 因 と の 関 係 が あ る の か と い う 点 な ど で あ る 。 ニ ホ ン ザ ル の 行 動 様 式 を 詳 細 に 追 跡 す る 際 に 微 気 象 的 な 調 査 が 今 後 実 施 さ れ る と 思 わ れ る が 、 そ の 際 の バ ッ ク グ ラ ウ ン ド デ ー タ を 提 供 す る 意 味 で も 、 比 較 的 長 期 に 同 一 場 所 に お い て 同 一 方 法 で 気 象 観 測 を 継 続 し て お く こ と は 意 義 深 い こ と と 思 わ れ る 。 111 1 .... 気気 象気気象象象 観観 測観観測測測 のののの 場場 所場場所所所 ・・ セ・・セ ンセセン サンンサ ーササー のーーの 位のの位位位 置置 ・置置・・・ 観観観観 測測 機測測機機機 器器器器 のの 概のの概 要概概要要要 設 置 場 所 は 京 都 大 学 霊 長 類 研 究 所 官 林 キ ャ ン パ ス の 第 一 放 飼 場 と 北 に 接 す る 日 本 モ ン キ ー セ ン タ ー 敷 地 に 建 設 さ れ た 第 五 放 飼 場 と の 境 界 部 分 で あ る ( 図 -1 )。 気 象 観 測 装 置 は 、 第 一 放 飼 場 を 見 下 ろ す テ ラ ス と そ の 上 の 手 す り を 利 用 し て 設 置 さ れ 、 肉 厚 の ガ ス 管 を 3 本 接 続 し た 形 で 最 上 部 に セ ン サ ー を 固 定 す る ア ー ム が 取 り 付 け て あ る 。 メ ン テ ナ ン ス を 考 え て 最 下 部 に

Ⅱ  

  放

放 飼

飼 場

場 の

の 自

自 然

然 環

環 境

(21)

は 、 コ ン ク リ ー ト の 基 礎 部 分 に 固 定 さ れ た ヒ ン ジ に 接 続 さ れ 、 南 方 向 に 倒 す こ と が で き る 構 造 と な っ て い る 。 手 す り に 対 し て は マ ス ト 本 体 と 支 持 棒 で 固 定 さ れ て い る だ け で な く 、 ス テ イ 線 に よ っ て マ ス ト 上 部 が 三 方 向 に 固 定 さ れ て い る 。 セ ン サ ー は 、 雨 量 計 ・ 温 湿 計 ・ 日 射 計 ・ 風 向 風 速 計 で あ る 。 そ の 設 置 点 は 概 要 図 ( 図 -2 ) に 示 し た と お り で あ る 。 日 射 計 ・ 風 向 風 速 計 は 、 マ ス ト の 上 端 で 地 上 よ り 9m の 位 置 に あ り 、 周 辺 に 樹 木 は な い も の の 、 北 側 斜 面 上 部 の 尾 根 付 近 に は 、 こ の 位 置 よ り も さ ら に 高 い 樹 木 が 見 ら れ る 。 風 向 風 速 の 観 測 結 果 に 多 少 の 影 響 が あ る も の と 見 ら れ る 。 雨 量 計 は 地 上 5m に あ り 温 湿 計 は 、 マ ス ト の 北 側 10 m の 林 内 に 地 上 1.5m の 高 さ に 設 置 さ れ て い る 。 全 て の セ ン サ ー は ケ ー ブ ル に よ っ て 、 テ ラ ス か ら 1.5m の 高 さ で マ ス ト に 固 定 さ れ た ボ ッ ク ス の 中 の デ ー タ ロ ガ ー に 接 続 さ れ て い る 。 装 置 の 概 観 と デ ー タ ロ ガ ー が 収 納 さ れ て い る ボ ッ ク ス の 外 観 を 写 真 に よ っ て 示 し た 。 総 合 気 象 観 測 装 置 図 -2 気 象 観 測 装 置 の 概 要 ( 上 : 説 明 図 、 次 ペ ー ジ : 写 真 )

図 -1

気 象 観 測

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電 源 は 、 太 陽 電 池 で 起 動 し て お り 、 デ ー タ ロ ガ ー 収 納 ボ ッ ク ス の 南 側 に 近 接 し て 階 段 の 手 す り に 固 定 さ れ て い る 。 日 中 に 太 陽 電 池 か ら 供 給 さ れ た 電 力 は レ ギ ュ レ ー タ を 介 し て バ ッ テ リ ー に 蓄 電 さ れ 夜 間 の 観 測 を 維 持 し て い る 。 11 1 1... 気. 気象気気象象象観観測観観測測測のののの方方方方法法と法法とととデデーデデーターータのタタの整のの整理整整理理理 総合気象観測システム OPUS Ⅱ-WE2 の操作によって観測が自動的に実行される。 記憶容量は、30000 データであまり大きくない。気象要素として気温・湿度・風向・ 風速・日射量・雨量の 6 要素を 10 分間隔で記録していくので、34.7 日分しか記録で きないので毎月一度定時に記録を回収するとき、4 日弱の余裕しかない。仮にこれを 越える場合は、常に古いデータから消去される。観測開始から 30000 データまでの設 定も可能である。 操作方法は、ディスプレイキーを押すとディスプレイに表示が現れ、ディスプレイ コンフィギュレーションにスイッチされる(図-3)。システムキーを押すと、コンフ ィギュレーションメニューが呼び出される。これに応じて操作する。付加的な機能は、 F1-F4 によって表示される。電源は、太陽電池から太陽電池システムコントローラー (DENRYO SS6L システム電圧 12V 最大入力電圧 30V 太陽電池入力電流 6.5A)を とおして鉛蓄電池(NP7-12 12V 7.0Ah)に充電される。これまで電源に関するメン テナンスは設置以来全く不必要であった。 データ回収は、RS232C ケーブルでコンピュータと接続し、コンピュータの電源を

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入れ、既にインストールされたソフトウェア(SmartGraph)を用いてダウンロードする ことによって行われる。 図-3 データロガーOPUS-II の表面 観測に異常がないかどうかをモニターするには、ロガーの OPUS Ⅱの操作でおこなう ことができ、次の点に注意しながら、ディスプレイに表示されたセンサーの現在値を モニターすればよい。 ノーマルモード 液晶表示が常時現れ、LED も常時点灯している。 スリープモード 液晶表示は消えて、LED が明滅する。通常はこのモード。 オフモード 動作していない。 LED 緑色ならば、バッテリー状態が良好 赤色ならば、バッテリー状態が低すぎるか高すぎる。 ディスプレイキー センサーの現在値を表示する。 ソフトウェア(SmartGraph)については、Windows 3.1 以上(Windows2000 で確認済み) で、動作し、SG_OPUS というディレクトリーに保管される。SmartGraph を実行するに は、現場のロガーに接続されている RS232C コードの端子をコンピュータに接続し、 ロガーのディスプレイが消えている状態で起動する。通常は、スリープモードで記録 中のまま起動することになる。コマンド Readout measuring instrument によって、 ロガーからパソコンへデータ転送を行う。ソフト的に記録装置をもっている。ロガー からのデータを系統的(週単位のファイル)に記録している。また、コマンド Open では、転送されたデータを指定した期日で画面表示する。データがだんだん蓄積され

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てきたとき簡単にデータを探し出すことができる。コマンド Export では、テキスト ファイルに変換して保存が可能であり、後でエクセル等への変換はユーザーが自由に 実施できる。 図化のためのプログラムは、エクセルで構築し、月単位のデータを貼り付ければ、 自動的に図が更新される。 11 1 1... 観. 観測観観測結測測結結結果果の果果ののの概概概概要要要要 観測結果を 10 分単位で描画したものは、付図として末尾にかかげた。月別に気温・ 湿度・日射量・時間単位で集計した雨量、風向風速で観測されたベクトルの東西南北 成分である。これをもとに日単位の値を図化した観測期間中の気象要素の変動が図 4 ∼図 8 に示されている。2004 年は、夏の異常な高温と度重なる台風の上陸で特異な 年であったが、年間の平均値を示すと表-1 となる。ただし、4 月 30 日から 5 月 2 日 は欠測であるためこの 3 日間の値を除いた 363 日間の平均あるいは合計値を示してい る。ただし、観測は雨量については、10 分間隔の合計値、また、風速については、10 分間の風杯の回転数を基に m/sec に集計されたものが観測値としてロガーに記録され る。その他の気温・湿度・日射量は、正 10 分毎の瞬間の観測値である。日射量は W/m2 で観測されているが、日量で整理するために W/m2が J/sec/m2と等しい関係にあるこ とから観測値を 60*60*24 倍して 106で除した MJ/day の単位で表記している。ここで

W は watt、J は joule、M は mega(106)を意味している。気象統計的なデータの整理を

するうえで、日量で表示する場合が適当である要素や、時間量で表示する場合が適当 である要素があり、それぞれ慣例に従った。極値として日単位の量を使用する場合や、 瞬間値を使用する場合とが混在しているが、動植物の生態調査にどれが適当かは今後 の調査の目的に応じて任意に選択すべきである。また、この期間における極値の統計 は表-2 のとおりである。 表-1 京都大学霊長類研究所キャンパスにおける 2004 年気象統計値 要素名 気温 湿度 気温 気温 日射量 風速 風速 雨量 元統計値 日平均 日平均 日最高 日最低 日平均 日平均 日最大 日合計

日単位 [[[[ddddeeeeggggrrrreeeeeeee]]]] [[[[%%%%]]]] [[[[ddddeeeeggggrrrreeeeeeee]]]] [[[[ddddeeeeggggrrrreeeeeeee]]]] [[[[MMMMJJJJ////mmmm2222///dd/ddaaaayyy]]y]] [[[[mmmm////ssseeseccecc]]]] [[[[mmm//m/ss/sseeeccecc]]]] [[[mm[mmmmmm///dd/ddaaaayyyy]]]]

年平均 11115555....6666 77775555....4444 20002220....6666 11111111....5555 11111111....4444 0000....33388388 222..2..22266266

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表-2 京都大学霊長類研究所キャンパスにおける 2004 年気象極値

要素名 気温 気温 湿度 日射量 日射量 風速 雨量 雨量

元統計値 10 分値 10 分値 10 分値 日平均 日平均 10 分値 日合計 時合計

日単位 ddddeeeeggggrrreereeeeee deedddeggegrrgrreeeeeeee %%%%

MMM MJJJJ // / / mmmm2222////dddaadaayyyy MMM MJJJJ // / / mmmm2222////dddaadaayyyy mm m m///ss/sseeeecccc mmm mmmmm // / /dddaadayyayy mm m mmmmm // / /hhhoohouuouurrrr

項目 年最高 年最低 年最低 年最大 年最小 年最大 年最大 年最大

極値 33355355....7777 ---44-44....4444 11441144....5555 2222444..4.88.88 0..000..8888 11133133....6666 122111222222....0000 54455544....8888

第一発生時 14411144::::33300300 23322233::::22200200 1111333::3::44440000 111::1::00000000 11188188::::00000000

第一発生日 JuuJJJullull.... 22288288 JaaJJJannan..n.. 22222222 FFFeeFeebbb..b.. 11113333 JJJJuuuunnnn... 11. 114444 DDDDeeeecccc... 33. 331111 AAAAuuuggug..g..33311311 SSeeSSeeppp..p.. 5555 SeeSSSeppep..p.. 22244244

第二発生時 11144144::::44400400 444::4:44:440000 1111666::6::22220000

第二発生日 JJJJuuuullll.... 22228888 JJJJaaaannnn.... 22223333 FFFFeeeebbbb.... 11113333

第三発生時 444::4::55550000 第三発生日 JJJJaaannan..n.. 22233233 年間の気象要素を日量として集計し 2003 年 11 月から 2005 年 2 月まで表示したも のが図-4、図-5、図-6、図-7、図-8 である。いずれも横軸に日数を記載しており、31 日毎に日数をふっている。 図-4 の日射量は最大値の包絡線が美しい正弦曲線を描いており、これは、晴天日で 雲による遮断がない場合の日射を意味している。晴天であれば、夏至に最大が冬至に 最小が出現する。図-5 の気温は、日射量ほど明確ではないが、位相の遅れをともな ってやはり正弦曲線を描いている。図-6 は、湿度と雨量を示しているが、4 月後半・ 5 月の雨が多く、6 月に雨が少なかったことや 8 月・9 月・10 月に強い雨が出現した こと、冬季から 4 月にかけて湿度の低い日が出現している。図-7 は、風速の方向成 分の日平均値を示している。冬に北風が卓越するだけでなく恒常的に風が強いことが 指摘できる。また、4 月以降は、南風・西風が卓越し時折強い風が吹く日がある。図 -8 は、日平均風速と日最大風速(瞬間風速ではなく 10 分間平均の最大値)を示した。 台風による強風が夏から秋にかけて出現した様子を確認することができる。

(26)

図-4 日射量(日合計値)の季節変化

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図-6 日雨量・日平均湿度の季節変化 図-7 風速ベクトルの日平均値の季節変化 (注 黒線プラス:北風、グレイ線プラス:東風) 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

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付図

NOVEMBER, 2003 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 Time [10 minute Rainfall [mm/hour]

(30)

-100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 4321 Time [10minute

Air Temperature [deg] Air Humidity [%]

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 Solar Radiation [W/m2]

DECEMBER, 2003 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 4321 Time [10 minute Rainfall [mm/hour]

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DECEMBER, 2003 Hourly rainfall -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 4321 Time [10minute

Air Temperature [deg] Air Humidity [%]

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 Solar Radiation [W/m2]

JANUARY, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 4321 Time [10 minute Rainfall [mm/hour]

(32)

JANUARY, 2004 Hourly rainfall -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 Time [10 minute

Air Temperature [deg] Air Humidity [%]

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 Solar Radiation [W/m2]

FEBRUARY, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 Time [10 minute Rainfall [mm/hour]

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FEBRUARY, 2004 Hourly rainfall -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1 145 289 433 577 721 865 100911531297144115851729187320172161230524492593273728813025316933133457360137453889403341774321 Time [10 minute

Air Temperature [deg] Air Humidity [%]

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 Solar Radiation [W/m2]

MARCH, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 1 145 289 433 577 721 865 1009 1153 1297 1441 1585 1729 1873 2017 2161 2305 2449 2593 2737 2881 3025 3169 3313 3457 3601 3745 3889 4033 4177 4321 Time [10 minut Rainfall [mm/hour]

(34)

MARCH, 2004 Hourly rainfall

APRIL, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(35)
(36)

MAY, 2004 Hourly rainfall

(37)
(38)

JULY, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(39)

AUGUST, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(40)

SEPTEMBER, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(41)

OCTOBER, 2004 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(42)
(43)

NOVEMBER, 2004 Hourly rainfall

(44)
(45)

JANUARY, 2005 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

(46)

FEBRUARY, 2005 Relative humidity, air temperature, and solar radiation

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November, 2003 Wind vector December, 2003 Wind vector

January, 2004 Wind vector February, 2004 Wind vector

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(49)

2004 Wind vector August, 2004 Wind vector

September, 2004 Wind vector October, 2004 Wind vector November, 2004 Wind vector December, 2004 Wind vector January, 2005 Wind vector February, 2005 Wind vector

(50)

放 飼

飼 場

場 に

に お

お け

け る

る 植

植 生

生 調

調 査

調

調

芝 野 博 文 ・ 蒲 谷 肇 ・ 渡 部 賢 111 1.... はは じははじ めじじめ にめめににに ニ ホ ン ザ ル を 自 然 の 山 林 に 放 飼 し て 森 林 の 生 態 系 に ど の よ う な イ ン パ ク ト を 与 え る 可 能 性 が あ る の か 探 る こ と を 目 的 と し て 本 調 査 が 実 施 さ れ た 。 実 際 に ニ ホ ン ザ ル が 放 飼 さ れ た の は 、 こ の 調 査 が 終 了 し て か ら 後 の 時 点 で あ り 、 直 接 に こ の 調 査 目 標 に 回 答 を 与 え る こ と は で き な い 。 調 査 対 象 地 を 5 箇 所 用 意 し て 、 自 然 の 状 態 を 保 つ プ ロ ッ ト や 今 後 ニ ホ ン ザ ル が 放 飼 さ れ る プ ロ ッ ト 、 過 去 に カ ニ ク イ ザ ル が 放 飼 さ れ か な り の イ ン パ ク ト を 受 け た プ ロ ッ ト な ど を 用 意 し て 調 査 時 ( 平 成 15 年 前 半 ) の 植 生 の 分 布 状 態 を 比 較 す る こ と に よ っ て 、 カ ニ ク イ ザ ル の イ ン パ ク ト と 思 わ れ る 部 分 を 分 析 し て み る こ と が で き る 。 ニ ホ ン ザ ル の 影 響 は 自 然 の 山 林 に お け る 森 林 植 生 に 対 し て ど の よ う に 現 れ る か と い う 視 点 を 意 識 し て こ の 調 査 結 果 を 読 む こ と が で き る か も し れ な い 。 ま た 、 今 後 、 追 跡 調 査 を 予 定 し て お り 、 年 月 の 経 過 と と も に 森 林 植 生 が ど の よ う な イ ン パ ク ト を 受 け る か は 本 報 告 の 記 述 と 比 較 す る こ と に よ っ て 自 ず と 明 ら か に な る こ と で あ ろ う 。 さ て 、 本 報 告 で は 、 1 ) イ ン パ ク ト を 受 け な い 放 飼 場 敷 地 の 森 林 植 生 が ど の よ う な 構 造 に な っ て お り ど の よ う な 種 構 成 を 有 し て い る の か と い う 点 、 2 ) カ ニ ク イ ザ ル を 過 去 に お い て 長 期 間 放 飼 し た 場 所 で は 、 森 林 植 生 が 他 の 調 査 プ ロ ッ ト と 比 較 し て ど の よ う な 状 態 に な っ て い る の か と い う 点 、 3 ) 今 後 の 継 続 調 査 に あ た っ て 対 照 区 と し て 用 意 し た 調 査 地 が 放 飼 場 予 定 地 の 植 生 と ど の 程 度 類 似 性 を も っ て い る の か と い う 点 、 4 ) 放 飼 場 予 定 地 が 仮 に な ん ら か の イ ン パ ク ト を 受 け な い 場 合 に 現 在 の 森 林 生 態 系 が 植 生 遷 移 の プ ロ セ ス に お い て ど の よ う な 段 階 に あ る の か と い う 点 な ど を 明 ら か に し て み た い 。 11 1 1 .... 植植植植 生生 調生生調 査調調査 プ査査プ ロププロ ッロロッ トッットトト とと 調とと調調調 査査査査 項項項項 目目 及目目及 び及及び 方びび方 法方方法法法 調 査 対 象 地 の 位 置 を 図 -1 に 示 す 。 第 五 放 飼 場 は サ ル の 放 飼 に よ る イ ン パ ク ト を 受 け て い な い 場 所 で ア ベ マ キ や コ ナ ラ が 優 占 し か な り の 高 木 と な っ

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て お り 樹 種 構 成 も 多 様 性 に 富 ん で い る よ う な 林 分 で あ る 。 平 成 15 年 度 に 放 飼 場 と し て 建 設 が 始 ま り 平 成 16 年 当 初 か ら ニ ホ ン ザ ル の 導 入 が 実 施 さ れ た 場 所 で あ る 。 こ こ に 辺 長 80 m の 正 方 形 の 植 生 調 査 プ ロ ッ ト を 設 け 、「 第 五 放 飼 場 」 と し て 本 調 査 で 記 述 し て い る 。 第 四 放 飼 場 は こ れ ま で 長 年 に わ た っ て 日 本 モ ン キ ー セ ン タ ー に よ っ て カ ニ ク イ ザ ル の 放 飼 が 行 わ れ た 場 所 で あ り 林 分 構 造 が ほ と ん ど ヒ サ カ キ か ら 構 成 さ れ 樹 高 も 2-3m 程 度 に 留 ま り 密 生 し た 林 冠 を 構 成 し 、 一 見 し て 大 き な イ ン パ ク ト を 受 け た 状 況 を 見 て と れ た 。 ラ イ ン 状 に 幅 10m 長 さ 40m の 「 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 )」 と 幅 10m 長 さ 80m の 「 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 )」 の 二 つ の プ ロ ッ ト を 設 け た 。 ま た 、 第 五 放 飼 場 と 第 四 放 飼 場 の 間 に サ ル の 放 飼 に よ る イ ン パ ク ト に 関 し て 過 去 に も 影 響 が な く 今 後 も 影 響 を 受 け て い な い 場 所 と し て 利 用 で き 、 第 五 放 飼 場 と 林 相 が ほ と ん ど 同 じ で あ る 場 所 が 見 出 さ れ た の で 「 対 照 区 」 と し て 調 査 を 実 施 し た 。 さ ら に 、 東 京 大 学 愛 知 演 習 林 一 林 班 ( 犬 山 市 田 口 ) に 第 五 放 飼 場 と 同 規 模 の 調 査 プ ロ ッ ト を 設 け た 。 こ こ は 、 50 年 前 に は 、 荒 廃 の 著 し い 場 所 で あ っ た が 、 現 在 森 林 が 回 復 し て お り コ ナ ラ が 優 占 す る 若 い 林 分 で あ る た め 、 京 都 大 学 官 林 キ ャ ン パ ス 付 近 の 植 生 と の 比 較 の た め に 「 演 習 林 一 林 班 」 と し て 調 査 対 象 地 と し た 。 図 -1 調 査 対 象 地 の 位 置 図 第 四 ・ 第 五 放 飼 場 お よ び 対 照 区

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図 -2 京 都 大 学 官 林 キ ャ ン パ ス の 放 飼 場 配 置 図

第 五 放 飼 場 調 査 対 照 区 調 査 プ ロ ッ ト

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演 習 林 一 林 班 第 四 放 飼 場 調 査 プ ロ ッ ト 図 -3 調 査 プ ロ ッ ト の 形 状 と 方 位 注 : 図 は 上 が 真 北 で あ り 、 調 査 区 は 、 一 辺 5m の 正 方 形 を 単 位 と し て 構 成 さ れ る 。 ま た 、 図 の 黒 枠 の 四 隅 に 調 査 杭 と し て プ ラ ス テ ィ ッ ク パ イ ル が 打 ち 込 ま れ て い る 。 図 -2 に 京 都 大 学 官 林 キ ャ ン パ ス の 放 飼 場 の 形 状 と 植 生 調 査 プ ロ ッ ト の 配 置 を 示 し た 。 第 五 放 飼 場 は 南 向 き 斜 面 で あ り ほ ぼ 単 一 斜 面 で 沢 地 形 を も た な い 。 第 四 放 飼 場 は 西 に 向 か う 沢 地 形 を 挟 ん で 広 が る 凹 地 を 形 成 し て お り 、 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) プ ロ ッ ト は 北 向 き 斜 面 で あ り 、 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) プ ロ ッ ト は 、 南 向 き 斜 面 と な っ て い る 。 ま た 、 対 照 区 は 、 北 向 き 斜 面 で あ る 。 演 習 林 一 林 班 は 、 南 東 に 向 か う 緩 く 浅 い 沢 地 形 を ま た い で 設 置 さ れ て お り 、 プ ロ ッ ト の 中 心 を 北 西 か ら 南 東 に 向 か う 沢 地 形 が 通 過 し て い る 。 通 常 は 、 地 表 流 が 流 れ て い な い 。 調 査 区 の 最 小 単 位 は 、 一 辺 5m の 正 方 形 で あ る 。 プ ラ ス テ ィ ッ ク パ イ ル は 、 図 -3 に 例 示 し た と お り 、 黒 い 太 線 の 交 点 ( 一 辺 10m の 正 方 形 ) に 打 ち

L

H

X

P

F G

16 1

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込 ま れ て あ っ て 、 パ イ ル の 頭 に は 、 マ ジ ッ ク イ ン ク で 座 標 が 書 き 込 ま れ て い る 。 細 い 黒 線 は 、 打 ち 込 ま れ た パ イ ル を も と に 調 査 時 に ラ イ ン を 張 る こ と に よ っ て 調 査 時 の み 形 成 さ れ る 線 で あ る 。 調 査 は 、 そ れ ぞ れ の プ ロ ッ ト に お い て 測 量 ・ 杭 打 ち ・ 植 生 調 査 の 順 に 実 施 さ れ た 。 平 成 15 年 4 月 か ら 5 月 に か け て 第 五 放 飼 場 、 6 月 後 半 か ら 7 月 に か け て 第 四 放 飼 場 ・ 対 照 区 の 調 査 が 実 施 さ れ 、 8 月 か ら 9 月 に か け て 演 習 林 一 林 班 の 調 査 が 実 施 さ れ た 。 調 査 対 象 と す る 樹 木 は 、 地 上 1.3m 位 置 で ど の よ う に 細 く と も 幹 が あ る も の を 対 象 と し て 直 径 テ ー プ あ る い は ノ キ ズ で 地 上 1. 3m 位 置 の 幹 の 直 径 を 計 測 し た 。 記 録 を み る と 5mm 以 上 の 直 径 の も の を 計 測 し た こ と に な る 。 通 常 の 植 生 調 査 で は 、 周 囲 長 20cm( あ る い は 、 直 径 5c m ) 以 上 の 樹 木 の 調 査 に 留 め る が 、 イ ン パ ク ト を 追 跡 す る 意 味 で よ り 詳 細 な 調 査 を 実 施 し た 。 直 径 を 記 載 し た 樹 木 は そ の 根 元 位 置 を 野 帳 に 記 し た 。 同 一 の 株 で あ っ て も 高 さ 1. 3m に 幹 が 現 れ る も の は 一 本 と し て 計 測 し て い る 。 特 に 、 第 四 放 飼 場 に お い て ヒ サ カ キ が こ の よ う な 形 で 現 れ た 。 こ れ に も れ た も の は 、 す べ て 林 床 植 生 と し て 本 数 を 記 載 し た 。 林 床 植 生 は 辺 長 5m の プ ロ ッ ト 別 に 種 別 の 出 現 本 数 を 記 録 し て い る 。 ツ タ と キ ヅ タ や ア オ キ な ど 匍 匐 し て 林 床 を 広 く 覆 う 種 は 出 現 し た か ど う か の み を 記 載 し た 。 調 査 時 期 が 第 五 放 飼 場 で 4 月 5 月 、 第 四 放 飼 場 と 対 照 区 で 6 月 7 月 、 演 習 林 一 林 班 で 8 月 9 月 と ず れ こ ん だ こ と で 林 床 植 生 の 把 握 に か な り の 偏 り が 出 現 し た 可 能 性 が あ る 。 ま た 、 特 に 第 四 放 飼 場 の 林 床 植 生 で 双 葉 の 状 態 で 種 の 同 定 が 難 し か っ た も の が 多 数 出 現 し た 。 こ れ は 、 不 明 と し て 個 体 数 の み 記 録 し て い る 。 11 1 1 .... 植植 生植植生 調生生調 査調調査 の査査の 結のの結結結 果果 と果果ととと 若若若若 干干 の干干ののの 考考 察考考察察察 調 査 プ ロ ッ ト 間 の 比 較 を 行 う 上 で 、 問 題 と な る 点 は 、 そ れ ぞ れ の 面 積 が 異 な る こ と で あ る 。 第 五 放 飼 場 と 演 習 林 一 林 班 が 64 00 m2 で あ り 、 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) と 対 照 区 が 80 0m2、第 四 放 飼 ( 下 ・ 西 )が 40 0m2と な っ て お り 、 種 の 多 様 性 は 、 調 査 面 積 の 規 模 に 支 配 さ れ る た め 、 こ こ で は 触 れ る こ と が で き な い 。 さ て 、 林 分 構 造 の 特 性 の 一 つ と し て 、 図 -4 に 調 査 プ ロ ッ ト 別 の ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 を 表 示 し た 。 こ れ は 、 単 位 面 積 あ た り の 葉 量 と

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一 次 の 関 係 に あ る と さ れ る 量 で あ る 。 意 外 に も 、 長 年 に わ た っ て カ イ ク イ ザ ル の イ ン パ ク ト を 受 け て 林 冠 が 2- 3m 程 度 に 押 さ え 込 ま れ た 第 四 放 飼 場 は 、 ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 に お い て 演 習 林 一 林 班 よ り も 優 れ 、 第 五 放 飼 場 と 同 一 レ ベ ル に あ る こ と が 明 ら か に な っ た 。 ま た 、 対 照 区 は 、 偶 々 ア ベ マ キ や コ ナ ラ の 大 木 が 優 占 す る 場 所 に あ た っ た た め か 15m2/ha に 届 く 水 準 に あ る 。 第 四 放 飼 場 の 胸 高 断 面 積 合 計 は 、 ヒ サ カ キ が 大 き な 比 率 を 占 め て お り サ カ キ や ア カ マ ツ ( 本 数 と し て は 少 な い が 断 面 積 が 大 き い ) に よ っ て ほ と ん ど 構 成 さ れ て い る こ と が 理 解 で き る 。 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) に お い て は 、 イ ヌ ツ ゲ の 出 現 と 優 占 度 の 高 さ で 注 目 さ れ る 。 一 方 、 対 照 区 と 第 五 放 飼 場 で 特 徴 的 な 樹 種 は 、 ア ベ マ キ と コ ナ ラ で あ り 、 明 る い 第 五 放 飼 場 で は 、 ヒ サ カ キ の 出 現 も こ れ に 並 ぶ 水 準 に あ る 。 さ ら に 演 習 林 一 林 班 で は 、 ア ベ マ キ の 出 現 を 全 く 見 る こ と が で き ず 、 ヒ サ カ キ と コ ナ ラ が 優 占 す る 林 分 と い う こ と が で き る 。 ま た 、 ヘ ク タ ー ル あ た り の 本 数 密 度 で 調 査 区 間 の 比 較 を 行 っ た も の が 図 -5 で あ る 。 通 常 、 ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 が 小 さ い と こ ろ は 概 ね 高 木 層 が 貧 弱 で あ り 、 本 数 密 度 が 大 き く な る と 予 測 さ れ る 。 第 四 放 飼 場 は 演 習 林 一 林 班 と 比 較 し て 本 数 密 度 も 胸 高 断 面 積 も 大 き く な っ て お り 、 第 四 放 飼 場 が 林 床 に 光 が 届 き に く い 環 境 が 理 解 で き る 。 対 照 区 は 、 本 数 密 度 に お い て 最 も 小 さ く 、 第 五 放 飼 場 は 演 習 林 一 林 班 と 対 照 区 と の 中 間 的 な 段 階 に あ る 。 ま た 、 い ず れ も ヒ サ カ キ が 出 現 個 体 数 の 大 半 を 占 め て お り 、 第 四 放 飼 場 や 演 習 林 一 林 班 で は 、 70 % 以 上 に 上 る 。 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) で は 、 イ ヌ ツ ゲ が 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) で は 、 サ カ キ ・ ネ ジ キ が ヒ サ カ キ に つ い で 多 く 出 現 す る 。 サ カ キ は 対 照 区 や 第 五 放 飼 場 で も ヒ サ カ キ に つ い で 多 く 出 現 す る も の の 、 演 習 林 一 林 班 で は 、 サ カ キ は 少 な い 。 図 6- 1 か ら 図 6-5 ま で は 、 胸 高 断 面 積 が 調 査 区 毎 に 空 間 的 に ど の よ う に 分 布 し て い る か を 示 し た 。 第 五 放 飼 場 に お い て ア ベ マ キ や コ ナ ラ の 大 木 が 分 布 し て い る プ ロ ッ ト が あ る 一 方 で 、 高 木 に よ っ て 光 が 届 か ず 樹 木 が 粗 な プ ロ ッ ト が あ る こ と が 理 解 で き る 。 演 習 林 一 林 班 は 、 コ ナ ラ の み が 高 木 層 を 構 成 し て お り 、 同 様 に 樹 木 が 粗 な プ ロ ッ ト が あ る 。 第 四 放 飼 場 は 胸 高 断 面 積 が 際 立 っ て 大 き な プ ロ ッ ト は な く 平 均 し て 小 さ い 。 た だ し 、 尾 根 に 近 い 部 分 と し て 、 第 四 放 飼 場( 上 ・ 東 ) で J,K,L,M,N,O,P、第 四 放 飼 場( 下 ・ 西 ) の F,G,H で 胸 高 断 面 積 が 小 さ い 。

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図 7-1 か ら 図 7-5 ま で に 林 床 植 生 の 個 体 数 密 度 の 空 間 分 布 を 表 現 し た 。 林 床 が 明 る け れ ば 林 床 植 生 が 繁 茂 す る が 、 演 習 林 一 林 班 に お い て こ れ が 極 め て 特 徴 的 に 見 ら れ る 。 図 7- 2 に 示 し た 第 五 放 飼 場 の 林 床 植 生 の 分 布 状 況 を 見 る と 、 図 の 右 側 ( 即 ち 東 側 ) に お い て 林 床 植 生 の 密 度 が 高 い 領 域 が 存 在 す る こ と が 指 摘 で き る が 、 図 6-2 の 胸 高 断 面 積 の 空 間 分 布 状 況 と ち ょ う ど 補 完 的 な 関 係 に あ る と い っ て よ い で あ ろ う 。 対 照 区 の 林 床 植 生 が 少 な い こ と は 、 上 層 木 の 繁 茂 と 補 完 関 係 に あ る と 解 釈 で き る が 、 第 四 放 飼 場 の ( 下 ・ 西 ) と ( 上 ・ 東 ) は 、 ほ と ん ど 林 床 植 生 が 貧 弱 と い っ て よ い 状 況 で あ り 、 特 に ヒ サ カ キ が 密 集 す る 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お い て 際 立 っ て い る と い え る 。 図 -8 .1 か ら 図 -8.5 ま で は 、 直 径 階 別 樹 種 別 の 個 体 数 出 現 頻 度 に よ っ て 林 分 構 成 状 況 を 示 し た 。 そ れ ぞ れ に 共 通 し て ヒ サ カ キ の 個 体 数 の 多 さ を 確 認 で き る が 、 と り わ け 第 四 放 飼 場 に お け る ヒ サ カ キ の 圧 倒 的 な 優 占 度 の 高 さ を 指 摘 で き る 。 表 -1 に 記 述 し た 主 林 木 の 胸 高 断 面 積 の 降 順 に よ る 樹 種 出 現 順 位 を み る と 、 演 習 林 一 林 班 で は 、 高 木 層 が コ ナ ラ と 少 数 の ア カ マ ツ ・ ア オ ハ ダ に 限 ら れ る が 、 第 五 放 飼 場 で は 、 コ ナ ラ 、 ア ベ マ キ に つ い て ア カ マ ツ 、 ア ラ カ シ 、 ヤ マ ザ ク ラ な ど が 高 木 層 と し て 出 現 し 、 そ の 他 低 木 層 と し て サ カ キ や カ ナ メ モ チ を 見 る こ と が で き る 。 対 照 区 は 、 面 積 が 小 さ い こ と も 原 因 と な っ て い る が 、 コ ナ ラ と ア ベ マ キ に つ い で ア カ マ ツ が 高 木 層 を 形 成 し て お り 、 そ の 他 の 低 木 層 と し て サ カ キ ・ ソ ヨ ゴ ・ カ ナ メ モ チ ・ リ ョ ウ ブ を あ げ る こ と が で き る 。 表 -2 を 見 る と 個 体 数 の 出 現 頻 度 と し て 、 第 五 放 飼 場 ・ 第 四 放 飼 場 ・ 対 照 区 と も カ ナ メ モ チ の 出 現 を 多 数 確 認 で き る が 、 演 習 林 一 林 班 で は 、 極 め て 少 な い も の の コ バ ノ ガ マ ズ ミ や リ ョ ウ ブ の 多 い こ と が 特 徴 で あ る 。 林 床 植 生 と し て 、 演 習 林 一 林 班 で は 、 コ ナ ラ が 他 を 圧 倒 す る ほ ど 優 占 し て い る が 、 第 五 放 飼 場 で は ア ラ カ シ が 、 対 照 区 で は ア ベ マ キ が 最 も 密 度 が 高 い 。 演 習 林 一 林 班 は 母 樹 が 多 く い ま だ に 光 の 条 件 が 十 分 に よ く 、 コ ナ ラ の 更 新 を 期 待 で き る 。 一 方 、 第 五 放 飼 場 で は 林 床 が 暗 い た め 耐 陰 性 の 高 い ア ラ カ シ ( 母 樹 が 相 対 的 に す く な い も の の ) が 更 新 し て い く 確 率 が 高 い と 予 想 で き る 。 第 四 放 飼 場 で は 、 将 来 高 木 層 と し て 可 能 性 が わ ず か ば か り あ る と 思 わ れ る 樹 種 は コ ナ ラ の み で あ る が 、 100m2 あ た り 2 本 程 度 で あ る 。 こ れ は 、 演 習 林 一 林 班 に お い て コ ナ ラ の 実 生 が 100m2 あ た り 350 本 程 度 も

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あ る こ と を 思 え ば 比 較 の 対 象 に あ げ る こ と さ え で き な い レ ベ ル に あ る 。 ま た 、 第 五 放 飼 場 や 対 照 区 で み ら れ る ア ラ カ シ や シ ラ カ シ あ る い は ア ベ マ キ の 実 生 が 極 め て 希 か 全 く な い 状 態 で あ る 点 が 興 味 深 い 。 第 四 放 飼 場 の 林 床 植 生 の 特 徴 と し て 、 調 査 地 の 面 積 が 大 き く 種 の 多 様 性 に 富 む 第 五 放 飼 場 に な い 種 が 侵 入 し て い る こ と を あ げ る こ と が で き る 。 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) に お い て ゴ ン ズ イ 、 イ ノ コ ヅ チ ・ ベ ニ バ ナ ボ カ ギ ク ・ カ ラ ス ザ ン シ ョ ウ ・ ヨ ウ シ ュ ヤ マ ゴ ボ ウ ・ オ オ ア レ チ ノ ギ ク ・ イ ヌ ホ ウ ズ キ・ヒ ヨ ド リ ジ ョ ウ ゴ・オ オ ア キ ノ キ リ ン ソ ウ・オ オ バ コ 、第 四 放 飼 場( 下 ・ 西 ) に お い て ハ リ ガ ネ ワ ラ ビ ・ イ ノ モ ト ソ ウ ・ イ ノ コ ヅ チ な ど で あ る 。 第 四 放 飼 場 は 土 壌 表 層 が 露 出 し て い る 割 合 が 高 く 、 上 層 木 と し て 樹 高 の 低 い ヒ サ カ キ が 密 生 し た 林 冠 を 形 成 し て お り 、 光 の 条 件 も 十 分 で な い 点 や 長 年 カ ニ ク イ ザ ル の 棲 息 で 土 壌 の 化 学 性 に 影 響 が 及 ん で い る と 推 察 さ れ る 点 か ら 、 イ ン パ ク ト を 受 け て い な い 山 林 の 森 林 生 態 系 と の 比 較 に お い て 非 常 に 異 な る 条 件 が 形 成 さ れ て い る と 推 察 さ れ る 。

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BA [cm2/ha] 図 -4 放 飼 場 別 の 林 分 構 造 ( ヘ ク タ ー ル あ た り 胸 高 断 面 積 合 計 BA [cm2/h a])

ア ベ マ

ア ベ マ

ヒ サ カ

ヒ サ カ

ヒ サ カ

ヒ サ カ キ ア カ マ ツ サ カ キ イ ヌ ツ ゲ 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 対 照 区 サ ア ア 第 五 放 飼 演 習 林 一 林 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 対 照 区

ヒ サ カ

ヒ サ カ

サ カ キ ネ ジ キ ヒ サ ヒ イ ヌ ツ ゲ

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r[n umber/h a] 図 -5 放 飼 場 別 の 林 分 構 造 ( ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 密 度 r[num ber/ha] ) 図 -6.1 演 習 林 一 林 班 に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m2/h a] サ 第 五 放 飼 演 習 林 一 林

ヒ サ カ

ヒ サ カ

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図 -6 .2 第 五 放 飼 場 に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m2/h a]

図 -6.3 対 照 区 に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m2/h a]

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図 -6 .4 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m2/h a]

図 -6.4 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m2/h a]

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図 -7 .1 演 習 林 一 林 班 に お け る プ ロ ッ ト 別 林 床 植 生 の 分 布

注 : 縦 軸 は 樹 高 1.5m 以 上 の 樹 木 の ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 密 度 [c m2/ha]

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注 : 縦 軸 は 樹 高 1.5m 以 上 の 樹 木 の ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 密 度 [c m2/ha]

図 -7.3 対 照 区 に お け る プ ロ ッ ト 別 林 床 植 生 の 分 布

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図 -7 .4 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お け る プ ロ ッ ト 別 林 床 植 生 の 分 布 注 : 縦 軸 は 樹 高 1.5m 以 上 の 樹 木 の ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 密 度 [c m2/ha]

図 -7.5 第 四 放 飼 場 ( 上 ・ 東 ) に お け る プ ロ ッ ト 別 林 床 植 生 の 分 布 注 : 縦 軸 は 樹 高 1.5m 以 上 の 樹 木 の ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 密 度 [cm2/ha]

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図 -8 .1 演 習 林 一 林 班 に お け る 樹 種 別 直 径 階 別 分 布 状 況

注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 ( 10 0 本 以 上 は 頭 打 ち 表 示 が な さ れ て い

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図 -8 .2 第 五 放 飼 場 に お け る 樹 種 別 直 径 階 別 分 布 状 況

注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数 ( 10 0 本 以 上 は 頭 打 ち 表 示 が な さ れ て い る )

図 -8 .3 対 照 区 に お け る 樹 種 別 直 径 階 別 分 布 状 況

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る ) 図 -8 .4 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お け る 樹 種 別 直 径 階 別 分 布 状 況 注:縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数( 図 8- 1 か ら 図 8- 3 と 異 な り 、縦 軸 は 35 00 本 上 限 ) 図 -8 .4 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お け る 樹 種 別 直 径 階 別 分 布 状 況 注:縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り 本 数( 図 8- 1 か ら 図 8- 3 と 異 な り 、縦 軸 は 35 00 本 上 限 )

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表 -1 調 査 プ ロ ッ ト 別 主 林 木 の 樹 種 構 成 ( 胸 高 断 面 積 合 計 BA [m2] に よ る 樹 種 別 降 順 ) 注 : 調 査 プ ロ ッ ト 別 に 面 積 が 異 な る こ と に 注 意 1 林 班 第 五 放 飼 場 対 照 区 第 四 放 飼 場 ( 下 西 ) 第 四 放 飼 場 ( 上 東 ) 面 積 : 6 4 0 0 m2 面 積 : 6 4 0 0 m2 面 積 : 8 0 0 m2 面 積 : 8 0 0 m2 面 積 : 4 0 0 m2 樹 種 B A 樹 種 B A 樹 種 B A 樹 種 B A 樹 種 B A コ ナ ラ 1 7 7 1 6 . 2 5 ア ベ マ キ 1 1 2 1 0 . 4 3 コ ナ ラ 4 9 3 6 . 4 0 ヒ サ カ キ 1 9 6 1 . 3 0 ヒ サ カ キ 2 4 8 5 . 0 9 ヒ サ カ キ 1 0 8 0 4 . 3 3 コ ナ ラ 9 7 9 4 . 6 8 ア ベ マ キ 3 7 6 4 . 6 5 サ カ キ 4 7 5 . 4 5 ア カ マ ツ 1 4 9 2 . 9 2 ア オ ハ ダ 2 8 6 8 . 6 0 ヒ サ カ キ 8 4 9 7 . 6 0 サ カ キ 7 4 3 . 6 6 ア カ マ ツ 3 2 5 . 0 3 イ ヌ ツ ゲ 1 0 1 8 . 1 3 ア カ マ ツ 1 7 2 9 . 2 5 ア カ マ ツ 3 2 6 4 . 0 6 ア カ マ ツ 7 1 4 . 2 7 ネ ジ キ 1 6 9 . 0 8 サ カ キ 4 8 4 . 4 3 ヒ ノ キ 1 0 2 3 . 5 0 サ カ キ 2 7 3 7 . 2 2 ソ ヨ ゴ 3 8 3 . 8 1 ア ベ マ キ 1 5 0 . 9 2 カ ナ メ モ チ 1 6 0 . 6 1 ネ ズ ミ サ シ 8 9 6 . 8 2 ア ラ カ シ 2 1 7 1 . 1 5 カ ナ メ モ チ 3 7 9 . 9 5 コ ナ ラ 1 2 5 . 1 2 ア ベ マ キ 7 2 . 3 8 ネ ジ キ 7 7 6 . 9 7 ヤ マ ザ ク ラ 1 8 7 5 . 6 3 ヒ サ カ キ 3 5 9 . 9 1 カ ナ メ モ チ 6 8 . 7 1 ネ ジ キ 3 4 . 1 2 ソ ヨ ゴ 7 7 5 . 2 6 カ ナ メ モ チ 1 6 6 7 . 8 2 リ ョ ウ ブ 2 0 5 . 2 5 イ ヌ ツ ゲ 4 8 . 0 4 シ ャ シ ャ ン ボ 1 7 . 3 5 リ ョ ウ ブ 7 5 9 . 7 7 シ ラ カ シ 1 0 1 6 . 8 7 イ ソ ノ キ 1 1 1 . 2 2 ソ ヨ ゴ 4 6 . 5 3 コ ナ ラ 1 5 . 2 1 エ ゴ ノ キ 4 4 5 . 9 6 ク リ 9 1 2 . 7 7 ア ズ キ ナ シ 9 1 . 3 3 ク チ ナ シ 1 1 . 4 5 ク チ ナ シ 2 . 6 7

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サ カ キ 4 3 8 . 6 9 ニ セ ア カ シ ア 7 3 2 . 7 7 ア オ ハ ダ 6 8 . 8 7 モ チ ツ ツ ジ 8 . 4 5 モ チ ツ ツ ジ 1 . 6 3 ク ロ マ ツ 3 6 3 . 3 3 ヒ ノ キ 7 3 0 . 6 2 ネ ジ キ 2 5 . 7 0 コ バ ノ ガ マ ズ ミ 4 . 1 5 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 1 8 7 . 9 5 ア オ ハ ダ 7 1 1 . 5 8 モ チ ノ キ 0 . 3 8 イ ヌ ウ メ モ ド キ 2 . 8 4 カ ナ メ モ チ 1 4 3 . 4 3 ネ ジ キ 2 6 0 . 3 8 ア オ ウ メ モ ド キ 2 . 0 1 タ カ ノ ツ メ 1 3 3 . 3 0 ア カ メ ガ シ ワ 2 4 4 . 4 6 シ ャ シ ャ ン ボ 1 1 6 . 9 8 シ ャ リ ン バ イ 2 3 5 . 0 9 モ チ ツ ツ ジ 9 4 . 2 4 シ ャ シ ャ ン ボ 1 7 1 . 8 1 カ マ ツ カ 6 6 . 2 3 ク ス ノ キ 1 5 9 . 6 6 イ ヌ ツ ゲ 3 9 . 1 0 ク ロ ガ ネ モ チ 1 3 5 . 5 0 コ バ ノ ガ マ ズ ミ 3 0 . 1 8 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 1 2 1 . 5 2 ツ ク バ ネ ウ ツ ギ 2 5 . 7 2 ソ ヨ ゴ 1 0 4 . 0 7 ヤ マ ウ ル シ 2 2 . 2 9 ヤ マ ウ ル シ 9 6 . 4 9 ナ ツ ハ 1 9 . 8 5 タ カ ノ 9 4 . 1 3

図 -2 京 都 大 学 官 林 キ ャ ン パ ス の 放 飼 場 配 置 図
図 -6.3 対 照 区 に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m 2 /h a]
図 -6 .4 第 四 放 飼 場 ( 下 ・ 西 ) に お け る プ ロ ッ ト 別 胸 高 断 面 積 合 計 の 分 布 注 : 縦 軸 は ヘ ク タ ー ル あ た り の 胸 高 断 面 積 合 計 [c m 2 /h a]
図 -7.2 第 五 放 飼 場 に お け る プ ロ ッ ト 別 林 床 植 生 の 分 布
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参照

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