オリヴの文献的研究 IV-香川大学学術情報リポジトリ

■「・

香川県立顔料大学学術報告 64

オリ グ の文献的研究ⅠⅤ．

野 呂 葵

Bibliographicalstudies on the olive tree．．ⅠⅤ．

By Kimijiro NoRO

（Laboratory of SubtropicalHortitulture）

（Received

第3朝腹稿以来僅か半ケ年に80有余の文献を漁る事が出来殊に特筆すべきはArgentinaより各

棟の文献か到着、し且つMarocより貸重な文献集であるLPolivierauMer・OCが川村教授の厚意た

鱒り入手出来，卑木琴学部前川助敦野よりPr’OC・OfLinneanSoc・の複写を潜らか，伊国Bariの

試験場長CARRANTE氏より御懇切なる書面に接し，其の上常々御厄介になっているHARTMANN

氏よりは盟重な文献やCaliforIniaOliveIndustryNewsの迭附を受け，高松文化センクーには最

近各種の．文献が到着し，玄に第4報を公にする機会を得たのであり，各位に矧し厚く御礼申す次第で ある．

オリヴの来歴及び現状

THEOBOLD氏（391）はSyria・がオ9ヴの原産地であり且つオリグ油の中心地であったと称してい

る、が併しPERCY氏（37う）は紀元3000年前にエヂブト人が2檻類の油をSyr・ia とナイル河のデルタ に．接している西の方の地域から伶人しており，Syriaから輸入していた池をish−Oilと．云ってConi− ferous の木から取る油でオリグでなく，盾者を thnw と称して象形文字で且つ色彩をつけている がオリグの木の色に似ており現在ナフリカにて用いられている、throwstickはオリグの・授から作ら れ七おり，此の油の象形文字に戯き詳細述べているが結局現在のオリグ油を意味するものであると称 して毅培の起疲は是等ナイ｝i／河のデルクに接した西部地方で此の処からCr・ete始め他の地中海沿岸

坤域へ拡がったものと云っている．SIR ATHUL EvAN氏（388）は鹿にMinoan time（1，00O−

3，000B・C）笹大規模な栽培が行われ且つ搾油が行ゎれ睡庶を鰍奪する資源であったと又オリ

地帯でないと成育しないと称せられているがリビアの砂漠のオアシスには繁茂しており，Si甲、に・は 4草本の木が存在しており且つK抽aのオア㌣スにさえ成育しているが此の土地ほ地中海から500 milesも離れて居り搾油も行われていたと．野生経に就き詳細述べて居り Oleachr二γS（ゆ7yllaLam．

が北飼22O以南に広く散在しておりGebelElba，Abyssinia，Somaliland，Kenya，Uganda，

Tanganyika，南北Rhodesia からMozambique，に及んでおり Madagascar等の島境地方に．

も存在してKenyaのElgon山では樹冠の高さ20沢で高度10，500興の地点に散在しており，Mata−

belelandのVivinga山の4750沢の処では15・−20沢の鼓性状を呈しており樹冠の高さほ降雨量に依 り非常に異なるを癒べている． 好1報に述べた故に．オカグは Punjab地方にも存在しているがIddianolive（Oleacu坤idatd

WALL．）はBaluchistan，Afghanistanから西北Himalayaめ6，000沢の地点Punjab地方に

拡が あると認めている，其他詳細に述べて屠り野生種：及び栽培種の来歴を探るには絶好の文献である．．

せ界の博労町Foreign Crops and Markets（以下FCMと略す）の報ずる処に拠れば（糾7）本年

65 欝5巻第1号（1953）

庶の地中海沿岸地域の激生産高ほ700，000雷で主意地である Spain，Italy，rGr’eeCeやPortugal

が不作で只Tunisiaが豊作である吟過ぎない叉（348）叫alag・a州はSpainあ40−50％の油を生産

しSpainの平均年油の滑費畳は330，000−385，00b雷で輸出が余り据わ年率ゝらたから本年は再び貯赦

問題が起って来る，次にIsrael地方の状態を見るにく朗6）殆ど全部がユ兼用に用いらかるが欄に残さ

れて−ある幾分がArab人に依って加エせられて食用に供せらかるが一服に酸度の高いのと生産費が

多く要するので−づ投的でなく我国の状態に．ノよく似ている．

ELANT氏（朗2）は金世界の栽培状態及び油産畳や給費畳を詳細調査して−おり次の枚に報告している．

第1表 オリ グ栽培面横及ノ油壷畳

油 岸畑畳 1934−38 1，000雷 面 穏 （1，00011eCtar革） 生 産 畳

r森′ 数 （1，000麻）

国 名 _”

19㌫私）J

％

_{64 7β19 03 6 164 962 1 3}

0“ こ∵∵∵、∴、ニュし∵二∵∴⋮・い 、∵ ＋ 162，000 160，000 60，000 41，000 21．，400 30，000 18，500 10，00q 9，700 6，000 12，500 4，800 1，500 3，000 1，600 2，250 2，920 537，170 Espagne Italie G工もce Po工tugal Tunisie Tu士quie Alg金工・ie（1う SyI・ietLibaii 旭roc Palestine ゼrance Yougoslavie Lybie Chypre A工gentiI‡a Etats・・Unis 其 偽 計 第2表 せ界各国に於ける油の滑費畳（193生−88の平均） 消 費 盈 （1，000晋） 人 口 （100万） 国 名 Espaagne Italie Grとce U■．S．A． Portugal Turquie Fr・anCe Argentina Grand−B羊etagne Yougoslavie Maroc Tuni＄Sie

香川県立襲科大学学術報告 66

Marocの主なる産地ほ．F畠S，Marrakech，．Rabat，MeknらSAgadir，Casablanca，Oujda∴地

方で給数9，660，000本であると． C口紅NOT氏（8欝） は1946年の各国の 油の滑費畳を掲げ ているが前記とは 多少の差が見らか るが大勢に｝於て・先 ず仝じと去ってよ い． Mar・OC O．．335 kg．Es甲gne12 kg．．GracelO．．5 kgPortug・ais

9kg．Tunisien

6．5kg．．Italien

etAlg6rien5kg

であると述べてい る． 仝氏（38チ）は 叉 Mar・OC では降雨 第3表 仏固よりのオリグ油輸出数量（晋） 出 ：先．l19 3 5l19 3 6】19 3 7‡ユ938 292．0 213．2 2，127．．3 2，365．．5 873．．4 197．4 966．4 2．953．9 ● 273．4 3，348．．1 68・ 656．7 215．9 887．．5 3，042．9 18，482．7 Belgiq11e All甲agne Grande＝Bretagne et Irland de Nord Italie Norv色ge Pologne Suisse A工虚entina Canada E昌t畠te＿Uni Ihdocbine F土・aねCaise Japon Maroc francaise Anst工alie 其 他 計

畳500血m以下の土地やは汲漑が粒体に必要であり，9割迄はMardc人が栽培に従事し僅か1割を

欧州人が栽培しておりMaI・OCの状態を詳細述べている．

Argentinaの栽培状態はMARSICO氏（364）が詳細述べており，国内を3地域に別けている即ち第

1群（最大区）Cayana地方（Mendoza，SanJuen児），ValleSuperior’delRis NegrO，第

2群（中区）Noroeste，CentradelPais（Cat′amar？a，LARioja，Jujuy，Santiago delEste− ro，Cordoba県），第3群（最少区），Litral地方（Corrientes，SantaFeの南東部）であると

称し，農林省（358）は上記の各地誘華於ける栽培本数，準産畢等を表示し詳細た1948年迄の統計を挙げ

′ ている．

我酎こ於ける来歴．卿こ発表した通りであるが実碓踏査の結果を詮述せるものは一・つとなく余ほ昨

年来現地に就て詳細之れが存否及び現状を調査しつゝあるが時期既に・晩く．正確な事実を知る事は全く

不可能であり，是等ゐ結果は近き将来に発表の予定であるが昨年来実地踏査した場朗は和歌山原田辺

市附近，和歌山犀大島，愛知尿知多郡武豊附乱■奉東市内上野博物館及び東大教養学部内（元駒場選

科大学），千葉尿成田市其他曾で古木が存在して居たのは千葉県北条でノ，高知県内には今備富木が某

他に．存在している旨の通知を高知大学門田寅太郎氏よ‥り受けている，殊に愛知児知多郡′ト鈴谷村盛田

久左衛門氏が経営せらかたオリ【ヴ由の記録は今倫保存されていて何わ公醸せらるゝものであろう．

第5巻第・1二号（1953） 6ア 白井氏（醐）に依れば文久3年に小葉阿別棟持ち来るとあるが従来ほ∴文久年間或ほJ丈久2′年と称せら れており文久3年の記録は初めてであり何かが正しきかは今后の研究に・待つの外がない．文明拾‡7年 に．山林局眉北原大入命を奉じて小笠原島に験しチ【ク材，頚部樹，阿利雄，玲，推，斉揚，樟の諸樹 を移植すと．最后に最近林野庁にてはオリグの増殖に・莫大な予算を計上し瀬戸内海沿岸坪野に・オリグ の増穂を計測申であり高松営林署に・ても屋島山麓に数十丁歩のオリグ困を実現せんとトて居り県下下 笠屠村に・て苗禿養成中であろ．伊国にても同様Mq卑ETでI州民ほFir’enZeの試験場林琴研究部に て従来幾多の菓蹟を発表し居り最近：BariのCarr−ante場長より其旨通知を受けた次第であり我国 檻ても園芸方面と協方し林業としても大に其の研究に・努力せらかん事を切に望んで止まない． 気 候 風 土 HARTMANN氏（240）（252） の1月の平均気鱒が100C以下の場合にほ開花結実不充分である詮は既に・速 べた通りであるがTAM宜S氏（約のは相異なる詮を廃家し適当な索敵ま．12甘−2月の平均気漁がう 以下に降らず，3月には100C以下，5，6及び10月ほ．150C，7，8及び9月には20占c以下に降らず， 秋冬春季には降雨量が充分でなければならぬが開花期にほ雨の、ない方がよい，土塊ほ．石女質が最適で あると．論じ幾多のデ十クを掲げSpainに磨ける栽培坤の壊鎗を述べている・寧0†甲ET氏（32o）ほ仏 国に於てオリグ薮鎗を左右するものは冬季間ゐ低温であって如向に仏国がオリザ栽毎には危険性を伴 うかを堆和する夢が出来る．其他気温と・成育の関係に裁てほPLAZA氏（＄76）が少し述べて居り，．串壊 に就て右ま何れも大して泳者を払っていないがB由ANb（82台）ほ船虫鹿の強いの綾水の流憩を防げ石衣質 − 転亭しいかケ奉りわレヴ笹は適しないと琴し，降雨量の問題舶巨常に興味があって極輝な多雨は傘り 感心しないがJMarocに・｛は年降雨量250mm以下q）土地では開花するが結実しないと称しているが

之かは全くHARTMANN氏（249）の実験線果と−L致して居り，Marrakech、地方でほ2−300mmの降

雨量であるから港漑せねばならぬと実例を挙げており，′魔近3ケ年の乾燥年の鱒こ略約2，鱒鼻000本 の内100，000本が頻れ

嘗を知らねばならぬ．DE ARESPACOCHARA氏（3S7）ほ地中海沿岸諸国の新町ヴ年率鱒は何わも他果

樹の栽培不可能な土地で75．％も占め，13ケ国の統計等を詳細車ぺて：い為′皐準しVERNET氏（写95）は Tqni苧誓1ては鱒額的雨の多い肥沃な土地に野生しいると称し，Ar・gentin左 地に七は栽境木可能であると ても出来ろもの阜は考えられない． 高風輝度と偲接な関係が卑って従来信ぜらかてい真横に換トて波打ち療の海岸に隈右 番は歴宣詭小たから明である如こ前途のElgoム山の野生種二埠7フrリ 海舞より6−ね漣mも奥に・あって海抜10，50q沢の地点に・多く散鹿しており，南北準・遠ざかるに従って 高度は低くなるのは当鍔であり，気温の低い仏国やクリミヤ単島等に・しては海岸近ぐでないと栽培不 可能であるのほ当然セあろう．此の藩知まPERCY氏（876）が野生椿に1就て詳細述べている．併し BRIAND 囲に．並木としセ植えられているに．過ぎないと． 品 種 TtJRRmL氏讐？ほ野生種と栽培後に就き面白い見解を持っており…，各穣の変異枝を認めている． α路の仰承好t・Var■・Oggαざfgγから栽培棟が規ほかたのか栽培経たるOJ♂αg〟呼甜L．から Oleasterが現われたのかほ．判明しないと極端な詮を称へており，現在は85species が挙げられてい るが研究が進めば余程夫かよりも少なくなり，0．g〝グq夕βα は別として 0，Cゐγγざqタ如ggα 其の他の

1随 香川県立兵科大学学術報告 Micr・0岳PeCiesや品穫の研究は興味ある問題であると，叉是等のSpeciesに・就ては今⊥層の研究が 必要であると論じている Argentinaの農務省（37戸）に∵てはArbequina，Fr．antoio等を殊に有望視してお′り，MARSICO㌧氏 （粥5）が仝国各地に．於ける品種と食油盈を調査し何れも両者が最も有望であると了称しているが先ず農務 省発表（＄7S）の特性調査な掲げ、次いでMARS土CO氏（E65）の調査結集を表示サる Arbe璽ihalPSpain、の原盛であり卑生啓で低塩kl対する抵抗力が強く発■育旺盛で油質最も擾秀で あり白花紐英性を持っている叫

Fr・antOio．．Argentinaに於ける最良の品種であり気候と土塊を選ぼずArbequina程の早生では

ないが倍温に対する抵抗力強く最良質の油を姦し農産であり各地に栽培せらかる，既に述べた棟佐原 州にてほ白花結実性の代衣的品経であり且っ佃虐め交配用としセ最も有効的であるがAGATI氏（313） は同じ1talieにて花粉の発芽不充分であると述べている・該晶擾ほHARTMA工甲串の厚意に依り ・作年積木が逸らか月下笛木養成中にて琴1・rr2年にて再試験を試みる事が岬得る． 其他15串種の解説をして小るが従来と傘り相違がないから之れを省く， 次にMARSIC9氏（絹5）が詞奪した各品嘩各嘩準於ける食油盈を琴示する． 療4表 各密のAr・g由止iilaわ各地に∴於ける食油畳（1944⊥i945） Buenos Aires （C、de Pata壷onas， B．Blanca） Gob．RiノO Negro （CincoSaltas chichinaleら） MeIldoza （Capital，RdelMed二 io．G Guti（≒rreg） Sa血ta Fe （R？甲工ioノRigbj） ）′く＼ San．Tuan （Desamparados） ％ A工・bequina 18‖80 m・antOio 旭‖45 Leccino 17．．68 Sevi11aho 13．．00 ％ Fl′トantOio 19．．30 A工bequina 19．28 Corr嘗giolo、 Missidn 17．72 Manzanillo 17J61 ％ FI・antOio ユ9＝55 ZoT之ale煎a 19∴17 Arbequin畠 19．05 CuqciO Cu占ca Manzanillol18．10 Ascolano 12い30 Ma工thin島 19い3 Frantoio16．、95 A工bequina14155 FTantOio、 18．75 Moraiolo 18．65 Manzani】lo−．14‖、15 A占colano＼・i2．．75

N如左dilb 、blanco

Ascolano 14‖25

ケ夙、品種力廃国に．て栽培やられ辛いるものを有望品種

た 12ケ祈16晶頓に就き調査し 註 の外に挙げた 以上はSoIventと水圧滞油磯に・依って合油量を決定したものセ終嶽すれは次の通りであ畠」￠uy−

ana地方（SanJuan，Mend6za），SupetiorvaIleyofRioNegr・0；Buenos、Airesゐ南部は合

地温が高く，北西部（LaRiojaとCatAmarcar）とLittor・al地方（Rios、とCorrients）は少な

い，凡てを通じFr・antOioとArbeduinaが最も有望であり，我国に七も小豆島オカグ評験地た・て 笠井捜師が我国に於て乏かと同一・の調査試験を目下行いつゝあって奥の結果が期待せらかる

SAMITH氏（≡iS3）は1urkey及びGrもCeの品種忙就き調査し大泉であ草．MilasやKaramuzeほ

余り歓迎せられず，Leccioと Fr・antOioほ余り良い結束でなく，Gr畠Ceでほ．Konserv01iaと

Kala血ataが含油量低く Megaretiki，Koroneiko とThr・Omboliaは食油畳高く后要は27．．4％

に達している，MoRETTINI氏（湖）は低温で且つq，CgOCOタ2ブ〝沼 に対する抵涜カのある晶稜を発見

し，，Leccio delCormo と命名し食油畳は普通であるが品質がよいと称している．．CIFERRI氏（332） は栽培棟の発達を研尭する方法として種：々研究し各線形質を調査しItalieの4ケ朗め野生穣に磨き 表示しており，又同氏（S31）は栽培の発達はIntr・OgreSSivehybridizationの特殊の場合であると云

う考えに．対し意見を与えている．．TtJRRILL氏（392）はOJgα属及び0．．g％γ（沙gα′及び其の晶稜を詳細に 論じており且づ霧要な経済的品種の起汲を掲げている小

69 第5巻第1与パ（1953）

授 精 問∴∴題

亘画A氏（Sて9） 及び柱顔に．基因しており，雄花の不授精ほ不能雄蕊・で，雌蕊の不痩精は晶穆に依り成範囲や比較的エ

† 定Lて奉り準培技術に優り左右せらかるが雄花の不授精ほ栽培では左右する車が出来ない，吹隼（S80）

第1苛正は果実の形軋白花授精，Apogamy，Polyわloidy不授精，栄賽及び授精関係が論ぜられ

てお、り，簡2茸に．は花粉の発芽，除雄蕊及び花粉の粂集軍港を論じている．．MoRETTINI氏（868）ほ

Italieの晶擾に．て白花不結実と白家結実の研究をなし，白花結実を決定する■方法と適当な授粉樹め

遜研を蓮べ七寧り：，D′ALMEI甲氏（336）は不授精の原因として気象的，遽伝的・生理的及び栄養的

である音を述べ客車項の救済方漁を挙げている． GE如加氏（き52）がP？SCar・a州でなした交配性の必蟄な研究は大部如唱花不結実で肝珠の女声

kl．基因してい息巻が判明し，AGATI氏（315）は夫れと同じ様な試験を Acireal試験場（Sicily）J、で

P学叫0蘇壷eに蘭て行い花粉管の成長は′0vuleくの前せ止まり奴る現象は白花結実の晶優に・多く

見らかる．もわ、で授粉樹を適当の株問に柏え充分授精作用が行われる様にすれげ防ぐ事が出来ると・，

Fr・antOio が綬粉樹として塵めて好適であると称せらかていたがAGATI氏（31S〉ほ腎r・antOioや Mor・aioloは花粉の発芽能力が極めて意しく隆々なる発花際に於ける結果を掲げているめほ贋味ある

問題で余は本年より斯る試験を行う予定である。ELANT氏（B鳩）は、Marocの野生審であるPicholine

mar亨・Onniが収量極めて少なく花終を形態的に・調べたが不完全稚の出現に腐るもので開花前の乾 燥混嘆な天候が完全花の形成に．ほ非常に役立つもので冬期の雨量が少ないのも同株であり，桑基花 の多Vr、木から搾穏すべきであると殊しているが之れは今后大正研究の余地があり晶敵こ掛り多少ほあ

るが不完全花の出現が生理的現象であるのは現在の常識である．BRICHET氏（＄ヱ5）も南棟北アフリカ

にては不完全花の由現多いのに．脳んでいる．．ひ．S．且A（叫の散ずる他に依ればItalieの34晶橙中薮

の晶醸が白花不綬精である審を示した，Dritt’a，01ivoce，Castiglionese，Insdsso，Per’anZana，

Uccellina，Attobrarico，Rizzo，DoIce，LBer・eSOna，Gr・OSSadi，CasSano，Mindte，Cassanese，

ZALINI氏（396）がPalermoで Leccino は白花不結実で如向なる発芽床でも発芽しない実験を行づ

たのほ蕗目に：惜し，Ogliarolaは部分的に白花結実性を持っている，Ⅰ‡ARTMANN氏（857）ほ花芽

分化期妃水分が欠乏すれば不結実を見るもので其の時期ほ花房の1inchに達する迄の寄でSevilla− noセなした試験空は永久萎調％は6一転で次表の結泉を得た． 不結実は花房の発芽不完全に題因するものであ

第5表 港漑時期と結実の関係

_る． cASTORINA氏（329）がPescar・aの試験場1′さ行 った結果であるが石衣窒素の効果が顕著であるの 潤慨開始時期I set ％l 枚 数 101封度 4 月1E王 4 月14日 5 月13日≠ ］ユ3 を報じており，就中晩秋に・石衣窒素を施し春に禰 防 安を与え／た区が最も結実歩合が良好であったと， 註躍 開花眉 生、理 形 態 ARMEN血氏（＄−6）▲はBよr・i地方に於けるオリグの芽の成長及び分化に凝き1948−−・49年に亘り詳細 な観察を行い恩墓な菓蹟を発表tセし、るのは由目に鹿する，即も春め成長は4月の始めで7月上旬を′と 終り，秋は10月の上旬に．始まり11月中旬に終る，形成層の活動は彼の成長開始20−25日后に・始まり秋 に最も盛に．なるゝ，各桂根の成長は仝じ木でも仝−でなく，水分が非常に影響する，HARTMANU氏 （範り（3訴）くお6）は凍果は健全県に．比し食油畳は多く，初冬に凍ったものは晩冬に凍ったものに比し合油

70 香川県立虔科本学学術報告 歩合ほ低く，乾果は漁潤異に比し凍啓を受け易い；小泉は大奥よりも寒督を蒙り易く，典実の洩慶は 暗声で静かヲ寧寒い革袴ほ索湿よ′りも砥ぐなる・攻撃卿こ果実が萎びるのには2隆あつて琴賓と水分の 不畢の場合があうて局者の場合にほ向後するのであつ七何等塩藤に・しても影響がない！／MA虻UC寧Ⅰ 氏（360）は花のGr・yptph左seが休眠期に起？ていない時に成営蕃は花芽の分化にほ何等関係がなく， 葬れ中土反し営蕃関係が花芽の分化ヰ果実の発育に充分で年い時にほCryptph卑S伝ゎ別線ま何等影響 かない，学童が不充分である時には不授帯ほ比例的に起り開花せず且つ・子房欠除む羊なると赦する，川 村氏鰐59）はル⊥．リ

MARSICO氏（364）はArもeq瞭

第6表 オリ グの生育限度

_{na及びFr■卑ntOio其他3晶痩笹}

就き調査した結果樹の外面の果実 が内面のものより食油畳は多く の差は1．4・−2．3％であると． M餌E鱒翠民（紗7）はp品dliもe 即ち12月14す（1941）18．11％’，でイ

境 棋】

限界濃度％l 果 樹 オリグ，柑橘i茶 オジヴ，柑橘，葡軌梨 NaCI Na2CO8 0．．05「刀．01 0．005−−−0い001 Marocaine〈の冬期に於け草食油量の変化を次の棟に述べている， 1月1日（1941）雨后17‖73％ヽ 2月6日21．．26％であると． 栽

増

繁殖，ANAGNOSTOPOULOS氏（814）は発芽を・一・弊にするにほ8・5p15OFに稜子を保って置けげ此 の欠点を補い得る牢云？ているがMo耶やの英鱒と一・致し余も昨冬斯る結果と殆ど仝・†・ 今秋再試験の上発表の予定である，ノ却こ贋生を芽接する時は・4−6年で結果を早やめ挿凍よか早やく

英他紛々な試験をAtbensのSchoolofAg．rqnOmieStudiesで行は打た・，寧R埠ND氏∼323）は3

％のNaOH液内にご24‡‡sノ浸して損気のある砂内に貯え掛こ播くか或は真申乾燥させて11月に輝くづ きであると主張し，或は全く之れに・反し即・十600畔・1時間保つ．もよく、，．25「30甲叩こ播いて2・−、3c印・ 腐植土を覆い秋迄閉ま2O−30叩に逢し鉛筆大になるから翌春2・・−4月に横木すろと，Argentinaの 農務省（完：8）にてほ乾燥地帯に・てほ水平床に襟蜜帯直に播く申がよいと称し，吹中腰に・注意魯項を述べ ている．（1）県繋が′ヾナ、色を呈した時に腰牧し探り播き釘こ、するタ（2）発芽促進の為め1：％の曹 逮液に2−−4時間浸し充分水洗する，（3）春播きに・する場合笹咋土壌中に貯赦す芦，（4）播嘩笹 10cmの間隔に．し其の密度は1m和こ．350−400とする，巽他苗床移植等の注意事項を多数掲げているが 之れを省く． bE工．YCHⅣOS氏（3ヲ9？ほ野生櫨が発芽長効であるが革生で屡々栽培痙とほ不親和でCo坤叫こ．於ける 試験結果は野生療が65−75％の発芽歩合に・て栽培隆は2−29％‘であったと，接木に就ては DE

CAPITE氏（388）は横塚よりも親授のCrown grafting・P方がよいと称し，MAR王NUCCI氏（362）ほ

柿木と穂木との蘭係及び樹の仝化作用（02及びCO2の滑費を決定する）の速度を測定し仝化作用が 盛である程成長は旺盛でMor・aiolaの仝化作用速度は野生砧のものが最も高く接木しない野生撞よ りも盛であったと． A真・ibaの各地にては今侍挿木繁殖が盛に府われており胤A耶・氏（朗2）ほ毎年10方本以上の苗木を

BepiAmirの液漑鱒帯で挿木で育成しており，直径6・−15cm，長さ25cmの枝が用いられ新補は6

月に出て根群の発育を見るには3ケ年を要する，BRIAND（323）も仝じく Afr・icaに．於ける繁殖法とし て挿木港を述べており，苗床も現地に於ける方法を掲げ太木挿木や株分け法も述べている． 暫定′，ORTEZA氏）＄7＄）は乾燥即ち水分と．樹勢に就き研究し乾燥年には勢定を大に．考え．ねばならぬ と称し，CuENOT氏（3S4）は．Marocに於てオリグ栽培上最も注意せねばならぬ蕃は水分の欠乏で覚

欝与巻第1骨（1953） 徴

新努定の必要論を幾多の図版を入れ高調して掛り従って収量玖少な＼、のは当熱と寿はねばならぬ，

CARRANTE氏（326）はBariの試験場に．て各種：の更新費定や現状剥皮に就き実験し食違なる結果を多

く発表し，Argentina，6D農務省（S78）陀努定に・閲し次の棟に・幾多の注意罫項を発表している，即ち （∧1）風傷膏を聴け収穫の労力を省く目的で樹懲を低くす

ほ極めて除い努定に留め樹冠を早く拡める啓，（3）日照と一極風を長くする枝努定をする事，（4）

勢定は凡で温和な索象状態，土地の盛儀及び品稜の特性隼鱒って行わ申嘩ならぬ，（5）老木ほ3・「

4年毎に更新努定を行ひ若返りを行わしめねばならぬ，（6）努定の時期は初冬より開花の厚前掛こ

行うべきである，◆（7）年に依り発芽しない場合があるが之れは努定でほ層正する事が出来なくて施

肥に依って好聴衆を得るものである，CARRANTEJ．氏（＄27）はBariの試験場にて十重，、二重及び三重

の剥皮を行い試験を行？たが3区間には何等差異を認めて居ない∴近く原文到着の予定である、から次 報に．て詳細述べる事が出来る．

間作其他の作業．BONNET氏（＄19）は仏画の状態を述べて仝国のオリグは密柏且つ乾煉地帯である

から緑肥作物でさえ充分成長せず，只Fig．Apr・icatや葡萄が間作に・せらかており殊把層筍が最

も適している，ORTEGA氏（＄ヲ2）はSpainの状態を述べて日く′：（1）10−・12mの株問ではCer6al畠・

1egumesが6−7年，葡萄が10年間間作が出来，（2）400mm以上の雨量が10−3月の問に・あれば

Legumesが最も土壌浸喰防止に丑虚しており，（3）港漑園にてほ療作物即ちPotato、やIB占左h

が作られ（4）適当、

， 漑園にてはPotatoesゝやM鱒iz寧、が最も適し，不港漑園に．ては若木り聞及び密根因とは何も一箪Vく 方がよく，広い株問の園に．ては成長の早やいFig，やAlmondが最も通している，0長TEGA氏（37あ は凡ての作兼ほ相互間に関係があって繚体的研究が必要であり，殊に馴巴廃物の影熟ま・CoveT・Cr・OP

と林間の関係疫待たねばならぬと；A柑entinチ？弟準省（378）喧・T．嘩癖に鹿て次の浄許乳項を鋳げ

＝㌧∴∴し∴、、、、 ている，年降雨量60画M以下の場合妃不時ゐ革新鍔藤を車中をよ∴なをや／400mm以下の場令嬢必ず應

漑せねぼいけない，潅漑紋備をサ即こ’由って水量水質及び土性を流分詞卑し過剰の港跡￡如 常に零するものであると属地詳紳；琴軍革琴を列挙レている・ 吸 塵 せ界各国の平均牧榛盈を知るは伸々困難な事で辻も正確な数字は判らないと云うのが本当であろ う，殊に．オ㌢ザの様に米国加州は 別として発進国は何かも園を構成 tているの曙少なく例へ園の形に なっていても株間に・非常な相違が あって反当牧畳ほ判らないと．云う のが本当であろう，以下各研究者 の調査した数字を列挙し各国の趨 勢だけは知る夢が出来る． 加 エ オリグ果実の牧橙石浜は製品

に．多大の彪響を友ぼすも、わセ

VASSEtJR氏（895）の調査に依れば

第7表ノ 各国の一樹当り

研 究 者l引用文疲番号l国

名 卜爛当りら腹鼓 註1斗は約11．30kg（h4ission大の品種にて）

プ2 香川県立農科大学挙術報著 宇にて収穫する方法と竿で叩き汚す方法匿伐り油お酸度に非常な相違を来たすもので次の表に示サ枝 な結果を見た． 貯蔵す訊こ当っても350cになると徽が侵入して

第8表 牧横溢と油の酸度との関係

_{酸度を高めると称し種∴々貯赦の方法を述べてい} る． オリグ油の搾油及び精製鑑関し従来詳細発表せ られた文献ほ園芸方面に．は見当らなかつだが VASSEUR（3？与）は45貰に亘り貯蔵より Acapuleo 刀 痕】収軽窟后あ酸度ほ4毎鹿庖の酸度 手に．て収穫 撃で叩く方法 0・お％ 5．40 の石渡に・依る搾油，精製等凡て詳細に慮り解改しおり油脂方面の研究者にほ唯一の参考文献であぁ

う・．GAROGLIO氏（851）一はAl査entinaのCuyo、の試験場に．て ElectrIO1ytes＼殊忙 NaClを用い

Pasteの分離及び池の酸度と酸敗との関係を調べており粉砕と．搾油にもElectr・01yteを使用してい る∴ 次に．塩層鞋就 て′は他檻多様鱒

戦債があり敏挙

に暇ない猟其の

内実印卵のもの

2・「芦を紹介す る．BALL氏（飢7） は螢琴の階級が9 階紆とあ、つたのを 5階級にするがよ いと章張している が未だ充分徹底し ない，新旧の階級

と1kg当りの異

数を次表に．挙ぐ． 第8表 塩 赦 の 新 旧 階†級

いk重りの稗i新 提 案

Standard Medium LaIge Extra Large Mammoth Giante Ja血bo

Smallest％of Present Colo＄Sal Large＄t3iof Pre畠entColossal SuperColassal Standard Family MoI皿Otb King 280--300 240−260 200−220 170・⊥1鋪 150丁十160 12Q−130 100−110 80− 90 70−80 i新称 i新称 70−80 〝Royol 備 考1kg当りの果数はMARS主00氏（364）に．拠る 商 FcM（346）ほIst・aelの1952年のオリグ油生産高は1951年の220屯に．比し1540Short tonsで酸度が 高く且つ生産費が高いので食用油と・して滑費を少なくし且つ地方的のエ薬用オリヴ油を抑制して挙り 今日迄油脂の問題は第2次的に考えられ漸やくオリグや油脂植物の栽培が企図されていると，又円く （345）（349）伊国Bar・iに於ける最近：のオリグ油の価格は次の通りで米国Cehtに換算して家示する． Cassablanca 市場に．於け引京 第10表 Bar・iに於けるオ■リグ油の価格

_{油1封度当りの卸相場は7月5月}

（1952）が封庶当り23centsで10

月5日は25cents で其后は品不

足の為め上昇の傾向がある，次に （d43）西国の油脂状態を報じて日、く

Molaga地方はSpainの40−・50

％を生産し最初は44万頓余が予想 せられていたが夏季の冷涼であつ

第5巻第1号（1953） 73 たのと啓虫の発生が多く相当量の落果を見た，、Spainの平均年給費盈は33万・・−38万5000噸で昨年の Record outturnの喩出は殊に米国へは非常に少なく，′11月始めの貯赦は非常に多く更に新油を加 えで非常な貯藤間題が展開する．

ScHREIBECK氏（tBi）はSpainに於ける9ケ年間の塩赦の生産高及び米国で＼の輸出額を次表の株に

掲げている． 第12未 発への輸出高（歴年度）

第11衆 塩蔵の生∴麗高

年 度 Manzanillo 1945−46 1946−47 1947−48

1948−49

1949−50 1950−51 1951−−52 1952−53 13；100 33，600 28，800 3，800 33，800 16，400 33，400 9，600 鵜▲1月より9月迄 虫 P 病J 虫 VerticilIium’albo・・atrumの新い、Ⅰ壬0＄t二：と∵してオ9ヴの樹をSicilyでRuGG‘IERI垂（381） ほ発見した，此の病菌はトマ′l・，茄子，、I∵−ガラ㌢や馬鈴薯が混櫓せらかている乾燥地に限られてお り，外観ほ黄色で萎び且つ枝の兜葉が萎びれて漸次枯牢する，．幹の贋断面ほⅤ弾tici！1iumsp牟与i￠S

に依るTrIanCheomycosis に常に見られる棟な色のさめたVascular system を示し，病菌のオ

リヴにては綬々と．発達する，此の常緑樹にてほplumやCherr’yの様な落葉樹に生ずるものに比し て菌耕ほ古い年輪から新しい方へ移って行き，由ostほDr・upaCeOnStr・eeが示す様な能力を持って いない，以上の野菜ほ屈病し易いから作らな Arg・entinaに放ける新潮臥NIEdL土NI氏（871）が発表しており，二番枝に現わかる兆候ほ装が曲り 欝変し犀乍菓の・一部がNecr−qSisを生ずる！弔悼中寺持分キこほ琴りが鞍い，∴其の後夫等ほ枯れ，伎ほ 下部から乾燥し病兆が上枝迄拡大すれば樹は枯れる，組織的には中部や形成層や辛酸壊され分鱒さかた

病菌やバクテリアはnonpathogenicであり，他のHostへ病菌を檀播する事及び仝じ兆候を生ぜ

しめる番実はVirusである枝に想像せらかる，此の病気は各地に現はれ伊国でPesonte，Biraghi，

Nalsトの諸氏に依って研究せられたものとは異なっている株である． Leptonecr．osisに／就いてCIEFERRI氏（331）は述べて日く此の病者はItalieの各地に‡呪わかるも のと仝一・であるが早や（て非常な Witchs′broom（註，樹上に′卜捜が不規則に叢生するの・であって

Heuenbesenとも呼ばれるもわで菌其他の原因で生ずる天狗農病を形成する

枝の皮下には多盈の樹脂が出来，此の現象は成木にのみ現われ且つ表皮だけであり Vir・uS が部分的

にL現われている．（註．：Witchs，broomは叉馬鈴薯やCacaoに現ほかるVirus の病気であると

も希われている，） Leaf spotに就てBRICHET氏（32i）は述べている，即ち永い問多漁地帯の野生種笹限られていたi）ミ 北A中一icaの栽軍啓間に靡に・拡大されつ・ゝある被事樹の首英は冬の終りに多数の黒褐色で仝心円鱒p 円い斑点で被われ葵片は黄変し斑点は孔雀の羽根の多彩の限に・似ている，此？病気はq適中鱒南関 OJββが〟7乃で発病し殊に多濾の地に流行し15−200cの土地に多い又品種：問に於ける発病の相違も論ぜ られており，早秋に10：10：100のボルドー液を撒布すかばよいと，叉Argentinaの農務省（37S）では爽

74 香川県立農斜大学学術報告

の様に．報告している∴Hong0苗（オンぜ菌）（q政榔戒ゆりぬ相貌蜘）と称しオタグの葉を甚

だしく落下せしめる兆候は仝ぐ前述の通りで孔雀の∴隈（Ojos de pavo real）と云う名駄で知られ1iC

いる，予防法としては1％のCaldobordeles（ボ）t／ドp液ア）を撒布すかばよい，且つ予防法と

しては苗木に此の病菌の附着していないのを購入するのが最も肝要である二

CASTELLANI氏（328）は斯るLeafspotがオリグに如何錬な督を及ぼすかを調査し仝化面積が狭

くなって落葉し枚への養分の流動が滅ぜられ，毛茸に発生する病者に就きGAGNOTTE氏（35￠）は述

べているが鴇色のMyceliumを持った病菌が葉の毛茸に・発見せられHormisciumであり多分H・

01eaeで軽い部今約Chloro畠i＄が間接的の原因であろう，爽すこ炭疫病に就てArg’entinaの学務

省（878〉は次の枝に．述べている．即ち此の病気ほ海岸地帯やConcordia，Fededaciin地帯のオリグ

む与野に発生する革のである，

jて・・

畢琴南の兆候は次赤色の汚点が現われ夫かが直に展色町なる，果笑は萎びて果其の大部分に仝や円

の溝が出来る，斯る果実を粉砕した暗転は赤色の酸度の高い油が得ちれ，其の結果収益が滅せられ

る． オリグに・Nematodaが被啓を及ぼサ実例がB桓率氏（817）（318）に放って琴ぜられても Californiaに起るNematodaには外観上Citr適量扁nemat6daと仝−せケylenthuhl毒‘

mipenetrans（Citrus−rOOt nematO陶）はオリグの取で丁・生を終るがOrangeの故にHost と

しては余り好ましくはない． 各虫に放ては我国に藤生しているものほ殆ど外国にほなく01ive flyが地中海滑岸諸国では鼓も

恐るべきもので数多せ報告が＜あり枚挙に暇がないから之れを省く，MYBURGH氏（B70）はOlive

beetleに就き簡単に遜べているが之かを省く（Apri120，1953）

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Congr．intい0Ieic．3。Actas Oleicい1，1950．（HoIt．Abst小ⅩⅩⅠⅠ．2139） 391∴THEOBAI．DFISCHER．；De oelbauminPetermannsMitteilungen．Ergan2：ungShaft．No．147，Got− ba．1904 392．TURRnL，W小Bり：Wildandcultivatedolives∴KewBullい3．1951，（Hort”Abst．XXⅡ．2137） 393 （Biolog．．Abst．．XXVI．16310） 394．U．N．S．E．A．（BENEDETTI）：hvestigationonthefloralbiologyofsomeolivevarietie＄OfAbruzzi，

香川嘩立兵科大学学術報告 Puglia・（CalabriaandSicily・）13thCongr・int”01eic・3・ActasO‡＊・1，、1950L（fI竺・t・LAbst・、ⅩⅩⅠⅠ・ 78 3準1） ＼ 395・二：y甲†特写・Aニ，an9SERR吟Jり：Asfudy？fpp土lmヮm envfronm甲talconditions（forolive）・13th

q？ngチ・享Tlt，，Q19ic・亨・■ActasOleic・1，1950・（Hort・Abst・ⅩⅩⅠⅠ小字1祖）

396・ZANINI，E・・ANDBALLATORE，‥Self−Sterilityan￠self−fertility，in the olive Yarieties of Sicily・ 13fh▲？0甲rてint・Oleic，3・AGtaS01年・1，1950・（Hprt・Absf・ⅩⅩIIl・亭422∴）

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Iムthispaperthewrit占rmよkesabstracts ofj84iit占fat血eSILofthew6rld☆hithheha＄readb少 February28，1953．Theliterature岳、ofA血eticawer6sen七by Prof．H．

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