ブドウの花振いに関する研究
I Muscat Bailey Aと Neo Muscatの花振いについて
真部 桂, 葦沢正義
Ⅰ 緒 R
近年,瀬戸内地域ては落葉果樹の中でも7トウの栽培がふえているが,新たに栽培される品質は従来の主品種てある
Campbe11s,EarlyやDelawareよりも品質が優れ,市場て高値で取り引きされている Muscat Be11ey AやNeo
Muscatなとが多い。これらの品種は欧州杵,米国種で,Campbills’Ea工1yやDelawareよりも開花期が一週間程遅 く,6月上旬の開花が普通てある。
M。SCatBa11ey ANeoMuscatの両種は1970年にいちちるしい花抜いを生じ,さらに1971年にも相当の花振いを生
じて,着粒状態の良い果房がはなはだ減少し,経儲上に大きな損失をこうむった。なお,Campbe11s’Earlyと Delaw− aIeの両種では1970年においても,商品価値をそこなう程の花拭いを生じなかった。
また,Muscat Balley Aと Neo Muscatの着粒状態は1970,’71年の両年を除いて,今までのところ一枚に良好て ある。
1970,,71年に,MuscatBa11ey Aと Neo Muscatの両社について,花披いの実態を調査し,開花期前後の気象特 に降雨義と日照時間との関連性について考察したので,その結果を報告する。
この調査に協力いただいた農業改良普及員研修生,久保 毅,田中克彦の両氏に謝意を表する。
ⅠⅠ材料および方法
香川大学農学部附属傾斜地農場のブドウ馴こおける7∼8年生のMuscat Bailey Aと Neo Muscatの両杯を供用 した。両椰とも2本主枝のU字型整枝,矩相野走で,発育は良好である。 花振いの有無は肉眼によって観察し,果房の着顆数および着粒率は1桝の全果房について,実数を調べて求めた。 気象観測偵(降雨鼠・日剛寺間…平均気塩)は調査ブドウ累より約12ん花の,高松地方気象台のものを用いた。高松地 方気象台のものを用いた。高松地方気象台は調査圏より平坦(主に水田)な地つづきにあるので,その観測値は実際に 調査区卜で測定した値に近いものと思われる。 この1970,71の両年における花振いと気象の関連性を確かめるため,1972年に,前記のブドウ園の9年生のMuscat Bailey Aに対して,果実の発育期ごとに,主枝別に棚上30→・40仰の部位へ黒色寒冷紗(光線透過鼻約10%,貴い雨 天の明るさとほぼ同じ)を張り,光線が花振いや果実の党軌品質におよぼす影響を実験的に観察した。成熟期(9月 5日)に収稚した果房について,盛儀巨果粒数l糖度(Refractmeter法)・I酸蓋(1/10NNaOH摘定法)・仝糠星(Som− ogyi法)を調査した。なお,この遮光試験樹の芽接ぎ,摘心摘鼠摘粒などのd般管理は,Muscat Bailey Aの管理
法として普通に行なわれている方法で行なった。
IlI調 査 結 果
l花堆い状態
1970年における Muscat Bailey Aと Neo Muscatの果房の状態は,第1l2区lのようである。Muscat BaileyA
の露地栽培”無処理樹の開花期は4∼5日遅れ(6月10←16日)たが,Gifberellin 処理樹の開花期は5日程早(平年 並)かった。この無処理果房では多くの花振いを生じ,いわゆるバラ房となったが,Gibberellin処理果房では着線状 態が良好であった。
153 香川大学農学部学術報告
第1図.Muscat Bailey Aの果房の状態 第2図Neo Muscatの果房の状態
上・‥1露地栽培小無処理 上露地栽培・有袋
下 〝 〃Gibbe∫ellin処理 下ハウス栽培・・無処理
1970,7,20 1970,7,20
Neo Muscatの露地栽培…有袋樹でも開花期は4→5日遅れ,Muscat Bailey A と同様にバラ房となったが,開花 期の早いイ、ウス∴栽培では良好な着粒状態であった。この両種の露地栽培,無処理樹における花振い果房の発生状態は,
第1表のようで,樹によってその発生率を異にするが,両種とも平均発生率は70%前後の,高率に達した。次に,Mu− scat Bailey Aの露地栽培・\無処理樹について,1樹上の仝果房の着顆数をみると,第3図のようで,0∼30来着生果 房約24%,31、60果着生果房…約39%を示し,80果以上の着生果房は約22%に過ぎなかった。 第1表.1970年における花振いの状態 〝22 結果 樹 別 枝数 花振 い果房 果房数 果房数 比(%) A 61 39 31 80 <く B 75 58 40 69 h 4〉 C 104 93 51 55 ロコ D 120 120 78 65 ◆・■ d E 114 102 96 94 ∽ ⊃ ≡ F 73 50 47 94 計 547 462 343 74 ◆J A 67 81 63 78 (づ () ∽ B 124 119 37 31 ;ゴ ∑ C 121 126 107 85 ○ 93 99 88 89 q) Z D 計 405 425 295 69
0 1 比 率 % ﹁J O O∼1 1 1 0 1∼0 9 1 1′・lノ0 8 9 1∼0 7 8 1∼0 6 7 1∼0 5 ︵hU l∼0 4 5 1∼0 3 4 1∼0 2 3 1∼0 1 2 1・∼0 1 0
第3Bl.muscat Bailey Aの着糠状熊 1果房の果枚数
開花期の早晩と花振いとの間に密接な関係があるように認められるので,1971年に Muscat】〕ailey Aの露地栽培” 無処理樹について調査した結果は,第2表のようである。この早期開花樹と晩期開花樹は近接した位眉のもので,満開 期に約3日の開きがあるが,個体差とみてよかろう。早期開花樹では着地率60%以上の果房が85%を占めているが,晩 期開花樹の果房の着粒率はいちぢるしく低い。
第2表 1971年における Muscat Bieley A開花期の早,晩と花房の着粒状態
開 花 状 態 着 粗 率 別 果 房 数 桝 当 結果枚数 6月/5日 7日 9日 12日 <10% 10、′30% 30、60% 60−80% >80% 0 2 4 8 62 早期開花樹 △ ○ ◎ 鱒 (0) (5) (10) (65〉 (20) 26 26 26 0 0 66 腕期開花樹 × × ○ ◎ 8 (13) (43) (43) (0) (0) ×未開花, △開花始め, ◎満開, ㊧開花終り ()中は比(%) 2 気象状態
1970,’71の両年における Muscat Bailey Aと Neo Muscat の花振いは,開花期前∼彼の期間の気象状態に因 るところが大きいと思われるので,1968∼’72年の5ヵ年間についてこの関係をみた。開花期は1968年6/5−11,’69年 6/6−12,,70年6/10→16,,71年6/7′r13,,72年 6/8∼14で,開花前期はこの前の7日間,開花後期Ⅰはこの後の 7日間とし,開花後期ⅠⅠは開花後期Ⅰの彼の7日間とした。それぞれの期の平均気温,日照時間,降雨量の間に,年に ょって特にいちぢるしい開きのみられることは,1968年には各期とも降雨畳がはなはだ少ないために,日照時間が多く, ’70年の開花期と開花後期Ⅰには降雨還が多いため,日照時間がいちぢるしく少なく,’71年の開花期の日照時間は’68, ’69,’72の3ヵ年の約2分1に過ぎないことである。この,L71年について,早期開花桝と晩期開花桝の主に開花期間にお ける日脚制札 降雨還をみると,第4図のようで,開花期間中の日脚寺間は早期開花桝約25時間,娩期開花鰍約18 時間,降雨遺恨前者65淵,後卦 6J7抑mであるが,晩期開花樹は満開中の降雨鼠がいちぢるしく多い。ちなみに,1942 ・−’71年(30ヵ年)の6月における旬別降雨馴ま,第5図のようで,6月上旬に降雨最10伽仰以上の年は4図,中旬には 2臥 下旬には6回とみとめられる。1955∼,71年(17カ年)の6月の旬別日照時間は第6図のようで,30時間以下の年 は各旬とも1回である。’70年のMuscat Bailey AおよびNeo Musca.tの開花期の6月中旬の降雨最は130m,日照 時間は約10時間に過ぎない。
155 香川大学農学部学術報告 第3表1968・−,72年における開花前期′→後期の各期の平均気温 日照時間い降雨量 1968年 ,69年 ,70年 ’71年 ,72年 平 開花前期 220 202 198 202 18.8 均 ノ±=■ 開 花 期 22.2 179 209 21小1 219 ヌ1 温 開花後期Ⅰ 22..7 20…8 20“2 21い7 216 (Oc) 〝 ⅠⅠ 21J8 22.7 22“1 23/3 21小1 日 開花前期 68∵4 68…8 由8 37.0 50.9 【宙 69,8、 53.1 0 25小9 51.1 蒔 間 46..3 寧・5 25.4 508 (hI・) 〝 ⅠⅠ 58.8 .5 36小6 35.8 426 降 開花前期 0.5 24.0 16。5 765 395 雨 開 花 期 1.5 64.5 995 68.0 600
鼠 開花後期Ⅰ 105
22小5 460 32“0 125 (〝”花) 〝 ⅠⅠ 10.5 570 70小5 10.0 295 開花期間 晩期開花樹 月 日 第4図.1971年6月前半期の日照時間,降雨量と開花期間 4 年 数 81101121141161181 i i i i i i lOO120140160180 200 降 雨 量(間) l・∼0 6 8 1−−0 4 6 1∼0 2 4 0∼20 第5囲い1972∼71年(30ヶ年)の6月の旬別降雨量⊂=〕上旬 t■■ 中旬 払乏:辺下旬 2 回 数 61∼70 11 21 31 41 51 i i i i i 20 30 40 50 60 旧 照 時 間 第6区仁1955∼71年(17ケ年)の6月 3遮光の影響 Ne。M。SCatの果実発育の各期に退光(光線透過鼻約10%)を行ない,花振いの程度や果実の発育,品蜃をみた結 果は,第4表のようである。由花成熟の間がほぼ3ヵ月なので,果実発育の各期を便宜上1カ月づつとした0各期の 第4表”NeoMuscatの果実の発育期別遮光と果針・成分 9月/6日 1果粗重 重畳別果粒数 糖度 全糖塁 迷光期間 果房壷
しゾ1 (B工ix度)
甘味比 (%) しヴ十 第1期遮光区 34 185 28 0。66 (30日) (66) 461 9小6 97 0‖78 (31日) (62) 第3期′′ 5小4 446 82 (31日) 標準区 500 85093 062
(100) 日数を同じにした方が逆光の影響を比較検討する上で好都合である◇遮光下の葉の見撒けの同化鼻は晴天日に約50%, 曇天日に20∼30%に減少した。第1期遮光区は花振いを生じて,着個数が標準(自然光)区の約3分の1に過ぎないが, 第2期および第3期の両逆光区の着粒は標準区と同様であった0鋸期遮光区は果実の発育が抑制されて,小果粒が多 いが,品質は標準区とほぼ同じであった0窮3期遮光区は逆に果粒の大きさは標準区とかわらないが,低糖鼠高酸鼻 で,品質が相当に劣った。第2期遮光区は第1期遮光区と第3期遮光区のほぼ中位で・果実の大きさはやや小,品質が 不良であった。 Ⅳ 考 察露地栽培のMuscatBaileyAとNeoMuscatの両帆ま1970年に開花が巨5日遅れて,開花期が6月10・∼16日と
なり,いちぢるしい花振いを生じたc花振いの原因として放初に花粉の不完全があげられるが・中川(11)はわが国におけ
る主要6品椰の完全花粉歩合と結実率は相当に高〈,またOlmo(8)は花粉の発芽率が6%以上あれば正常に結実すると
述べているところより,この花振いの原因が花粉側にあるとは考え難い。次に,胚珠の不完全では,大和田(畑は花掻い
し易いMuscatofAlexandriaについて観察し,花粉には欠陥がみられないが,胚珠が不完全にな.)易い避伝的特性
のあることを認めている。しかし,MuscatBaileyAとNeo Muscatはといこ・普通の年には着きすぎるぐらいよ
く着放するので,肱珠の不完全も考えにくい。つまり,1970年におけるいちぢるしい花振いは,花粉・胚珠以外に起因
するものと思われろ。ブドウの花振いの原因として養分の過不足貯蔵養分の多少(1勿,Nの施用畳と施用期(4),P205 …K20 の施用蚤と施用期,CaO・特殊成分の欠乏とくにB工の欠乏(5)なども述べられているが,瀬戸内の広範な地域の Mus・Cat Bailey A園およびNeo Muscat 閲で1970年に急にいちぢるしく花振いが生じ,’71年にも相当【こ生じたが, これ以前,以後の年には花抜いを生じないところより,養分の過不足ということも考え難い。1970年の開花期∼・開花後 期Ⅰの14日間の降雨畳は146加肋,日押時間は15時間で,他の年に比してその過多…過少がはなはだしい。小林,岩崎,寺 沼(2)は土壌通気が不良で,土壌空気中の02膿度が2%以下になると,Delawa工eの花粉の発芋歩合は約6%以下に,02 浪度5%のときには発歩合は15%もあるが,結実がみられないので,多雨時における排水の重要なことを指摘している。 次に,光線では奥田,渡辺,′ト寺(2)は Delawareに開花前・開花期・開花後に6日間の逆光(透過率”11%)を行な い,この程度の遮光では結実率が無逆光(自然光)とあまりかわらないことをみているが,塚本,移浦は13日間の遮光 (透過率約50%)をなし,結実率の低下を認めている。これらの報告よりして,1970年のいちぢるしい花振いの主因 は,開花期開花後期の約半月におよぶまれな天候不良(多雨・寡照)と認められる。花房への雨滴の落下と土壌の通 気不良,光合成産物の造成の減少の3様にわけられる。そしていずれが特に大きく作用したかは,ケイスパイ ケイス ということができようが,1971年の晩期開花桝の花振いは,満開時の多雨よりして,花房への雨滴落下に因るところが 大きいと考えられる。 Neo Muscatの果実の発芽期別逆光の第1期逆光は花振いを多く生じ,果粗が′トであったが,結実一\果実肥大の特に 盛んな第1期に,光合成産物の造成のいちぢるしい減少をみたためで,第3期遮光は果粒の大きさは標準と同じで,品 質が不良であったが,果実への糖の移行・蓄積の多い第3期に,光合成産物の減少をみたためである。小林(5)は Delt aware の果実発育の中期∼成熟期および着色期−・一成熟期に遮光(透過率70,50,35,24,20%)を行ない,受光度 の高い場合ほど果粒遷が大で,着色もよ〈,品質が良好になることを観察している。 その点欧・米のブドウ産地では夏乾帯のために花据いが生じないが,開花期前後の天候不良によるいちぢるしい花振 いは,わが国の特色ともいうことができる。梅雨盛期の6月上∼中旬が開花期となる欧州柿×米国称の栽培では,この 時の天候に特に注意が必要で,花振いの危険を完全に避けるには,ハウス.で栽培し,開花期を早めることである。Neo Muscatの加温ハウス栽培では果実発育の第3期が梅雨期に,無加温栽培では第2期か梅雨期に当る。なお,岸(1),′ト 林・岡本(3),大井上(9)らは開花前に摘心して,新相生長を−一時的に止めると,完全花粉を多くして,結実率を高めるこ とを認め,一般にも実施されているが,1970年のような花振いに有効であるかについては,今後の検討を必要とする。 Ⅴ 摘 要
瀬戸内地域のMuscatBailey AlとINeo Muscatブドウは,1970年と,71年に,多くの花振いを生じたので,これに 瀾する観察を行なった。
1l露地栽培のMuscat Bailey A と Neo Muscatの開花期は例年より,1970年には4∼5日遅れ(6月10∼16日),
はなはだ多数の花振い果房を生じた。なお.開花期の早かった Gibberellin処理のMuscat Bailey Aやハウス栽 培の Neo Muscatの結実状態は,正儒であった。この両軌ま,1971年にも,かなり多数の花振い果房を生じた。 21970年のMuscat Bailey Aと Neo Muscatの開花後14日間(6月13∼23日)の降雨量は146仰,日照時間は15
時間で,いちぢるしく多雨,少日照であった。1971年には,両打の満開期に多泉の降雨があった。
3・Neo Muscatについて,果実発育の各期に黒色寒冷紗を用いて逆光(光線透過率約10%)を行なったところ,節 1期遮光区(6月5日−7月5日)は多数の花振いを生じ,果実の発育が著しく抑制されたが,品質は良好であった。 第3期遮光区(8月5日∼9月5日)は逆に高い結実率を示し,果実の発育は良好であったが,品質がはなはだし〈 劣った。次に,第2期逆光区(7月5日−8月5日)では,果実がやや小,品質かやや不良で,やや悪影響を与えた。 41これらのことより,Muscat Bailey A と Neo Muscatのいちぢるしい花拭いの原因は,開花後の約半月間の多
引 用 文 献 (7)奥開義二,渡辺言李鵬,小寺正夫:大阪府農林技術セ ンター研究報告,5,99−103(1968)。 (8)01mo,H.P∴PヶOC・Ameヶ‖50Cいガ0γ孟Scも射, 219一∼224(1942)。 (9)大井上康:園学誌,11,141∼145(194胱 ㈹ 大和田敏男:農及園,33(2),385∼386(1958)。 (11)中川昌一:7Lドゥ栽培の新技術,104′−111,誠文堂 新光社,東京(1962)。 (12)〝仙 :果樹栽培生理新竃川葡乳 53,159∼・161, 朝倉書店,束京(1960)。 (1)岸光夫,田崎三男:山梨農試果樹分場試験成績乱 16∼24(1959)。 (2)小林章,岩崎−男,寺沼公士:関学誌,33,265− 272(1964)。
(3)w
,岡本五郎:園学誌,36,31へ・35(1967)。 (4)− ,伊藤操子:〟em・Re8・ふ5豪・Food・5cよ“, 尺yoね仇よγ.,29,55−66(1968)。 (5)叩 :ブドウ園芸,124∼125,244∼24L7,秦野軋 東京(1970)。 (6)剛奇光良:園芸学会昭和46年度秋季大合併究発表要 旨,54−55(1971)。STUDIES ON THE SHATTER IN GRAPES
IOn the Shatter・in Muscat Bailey A and Neo Muscat Gr・apeS
Katur・a MANABE and MasayoshiAsHIZAWA
Summary
1 The heavy shatter occurred in Muscat Bailey A and Neo Muscat grapes in 1970 and
1971、As this phenomenon was observed widely at the orchardin the district of theInlandSeaofSeto,the pr・eSentinvestigation was carried out
2.Blooming of Muscat Bailey A and Neo Muscat grapesin1970delayed for40r 5days
(JunelO to16)than ordinary years,and heavy shatter occurTedin alarge number of
bunches(about70%of totalbunches of vine).However,inearly bloomed gr・apeS SuCh
as Muscat Bailey A treated with gibberellinandNeoMuscat growninplastic gr・eenhouse,
heavy shatter hardly appeared and berTy Set WaS nOr・mal… h1971,heavy shattered
bunches were moderately few than in 1970
3。According to the meteor・Ogicalobservationsin1970,preCipitationfor14days(June16
to23)of both variety was146mm and the hourIS Of sunshine for the same period wer・e
15hr.In short,preCipitation of this period was mar・kedly alar・ge quantity and hours of
SunShine were very shor・t.In1971,rainfaユユat thefu11bloom stage of both variety was
a COplOuSu
4‖In or・der toinvestigate effects oflightintensity on the shatter,berr・y Set,berTy dev−
elopment and quality,Shading was done at each of growth stage using Neo Muscat gra−
pes.Healthy vines wer・e COVered with cheese cloth r・eCeiving aboutlO%ofnaturallight
intensity.As a r・eSult,Shading at the stage of blooming−rapid growth(June5toJuly
5)caused heavy shatter and r・educed remarkably the developmentof berries.But,tOtal
soluble solids and acidityin the juice wer・e near・y equalto the control,and the qua−
iity was super・ior・.On the contrIary,Shading at the stage of finalswell(August5to
September5)showed high berry set percentages and good berry develompent,but the
growth ofberry(July5toAngust5)decreased somewhat the berr・y Weight and the
quality was slightly poor.Shading of this period gave a slightly bad e任ect on the berIry
development and the quality.
5”Fr・Om the aboveinvestigation,itis considerIed that the heavyshatterinMuscat Bailey