Microsoft Rental Rights よく寄せられる質問 (FAQ ) [2011 年 6 月作成 / 2014 年 3 月 7 日更新] 目次 2011 年 4 月 1 日の変更について... 1 Rental Rights と Web でのリース許諾条件概要... 2 Rental

(1)

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年 3 月 1

Microsoft Rental Rights

よく寄せられる質問 (FAQ

)

[2011 年 6 月作成 / 20 14 年 3 月 7 日更新 ]

2011 年 4 月 1 日の変更について

1. 今回の変更のポイントは何ですか？ (2011/6/29 更新)

Rental Rights では、適用範囲を第三者へのリースも可能とするよう拡大しており、Windows ライセンスや Microsoft Office ライセンスをお持ちのお客様は、Rental Rights のライセンスをご購入いただくことで、どなたでも第三者へのレンタルならびにリースを行うことができるようになっています（Rental Rights 対象製品に限ります）。

また、リース・レンタルについては、OEM 版の Windows および PIPC 版の Office Professional についてリースを許諾する Web での許諾条件（第 1 版）を暫定的に運用してきました。この第 1 版許諾条件の期限が 2010 年 6 月末に満了し、2010 年 7 月に第 2 版の許諾条件でリース・レンタルの許諾モデルの整理を行いつつ、2011 年 3 月末までを第 1 版も有効な猶予期間としました。また、2011 年 4 月に第３版の許諾条件を公開しましたが、東日本大震災の影響を考慮し、第１版ならびに第２版の適用猶予期間を 2011 年 6 月末まで延長しました。第３版許諾条件は、改訂の上 2011 年 6 月 29 日に第 3.1 版許諾条件として発効します。第３.1 版許諾条件は、リース・レンタル取引のうち、a) 各リース PC の初回のリース・レンタル取引であって、b) それが単一の顧客となされるものであり、c) リース契約終了時に PC の所有権が顧客に移転されるリース・レンタル、又は、契約期間が 3 年以上のリース・レンタル（適格教育ユーザー又は認定政府機関が顧客の場合は法令で定める最長期間であれば 3 年未満でも可）について、リース・レンタルを許諾するものです。一方、この条件に当てはまらないリース・レンタルについては、Rental Rights を購入していただくことによってリース・レンタルが引き続き可能になります。

(2)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 2 2. Web でのリース許諾条件（第 3 版）の適用はいつから開始されますか？また、必要な手続きはありますか？ (2011/6/29 更新) 2011 年 4 月 1 日に発効した第３版許諾条件は、改訂の上 2011 年 6 月 29 日に第 3.1 版許諾条件として発効します。 2011 年 7 月 1 日以降にリース PC にインストールされたマイクロソフトオペレーティングシステム製品またはマイクロソフトオフィス製品をリースされる場合は、第 3.1 版許諾条件に同意いただく必要があります。特に登録などの手続きは必要ありません。 ■ Web でのリース許諾の条件（第 3.1 版）（下記条件をすべて満たす必要があります） a) 対象製品がプレインストールされた各リース PC の初回のリース・レンタル b) 単一の顧客に対するリース・レンタル c) リース契約終了時に PC の所有権が顧客に移転されるリース・レンタル、又は、契約期間が 3 年以上のリース・レン タル（適格教育ユーザー又は認定政府機関が顧客の場合は法令で定める最長期間であれば 3 年未満でも可）

Rental Rights と Web でのリース許諾条件（第 3.1 版）の概要

3. Rental Rights とはなんですか？

Rental Rights とは、対象となる Windows や Office 製品を搭載した PC を、第三者にレンタルまたはリースする権利を許諾するためのライセンスです。対象となるお客様には、インターネットカフェ、ホテルや空港内設置 PC、ビジネスサービスセンター、オフィス機器のリース会社などが含まれます。 4. Rental Rights 単独でレンタル・リース使用に対応するライセンスとなりますか？ いいえ、Rental Rights はソフトウェアの使用許諾内容をレンタルまたはリース向けに上書きするための、アドオンと呼ばれる追加型ライセンスです。対象となるボリュームライセンスプログラム（オープンライセンス、セレクトライセンス、セレクトプラスライセンス）のいずれかを通じて Rental Rights を追加することで初めて、お持ちのソフトウェアライセンスにレンタル・リース権が付与されます。Rental Rights 単独での購入、使用権の付与はできません。また、特定のデバイスに紐付けされることが必要です。（デバイスとともにリース・レンタルされることが条件となります） 5. なぜマイクロソフトは Rental Rights ライセンスを提供するのですか？ 従来までのボリュームライセンスプログラムでは、組織のお客様がマイクロソフト製品を第三者へレンタルまたはリースする営利目的のビジネスに対応していませんでした（一部プログラム除く）。近年このようなレンタル・リースビジネスが増加してきたことを受け、マイクロソフトでは Rental Rights ライセンスの提供を開始しました。

(3)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 3 6. Rental Rights のメリットは何ですか? Rental Rights は、第三者を対象とするレンタル・リースビジネスを運営する組織のお客様向けで、主に次の 3 つのメ リットがあります。 利便性：一度きりのお支払いで手続きが完了しますので、更新や毎月の支払いの必要がありません。

永続性： Rental Rights ライセンスは永続ライセンスです。Rental Rights で上書きした基となるソフトウェアライセ ンスが有効で、且つ、Rental Rights を割り当てた PC デバイスが起動する限りにおいては、これを第三者にレンタルまたはリースする権利が永続的に付与されます。 信頼性：レンタル・リースビジネスにおけるライセンスコンプライアンスを逸脱する心配がありませんので、お客様お よびお客様の顧客であるところのエンドユーザーの両者を保護します。 7. Web 上で公開されているリース許諾条件 (第 3.1 版) とは何ですか？ (2011/6/29 更新) リース・レンタル取引のうち、a) 各リース PC の初回のリース/レンタル取引であって、b) 単一の顧客となされるものであり、c) リース契約終了時に PC の所有権が顧客に移転されるリース・レンタル、又は、契約期間が 3 年以上のリース・レンタル（適格教育ユーザー又は認定政府機関が顧客の場合は法令で定める最長期間であれば 3 年未満でも可）を追加料金なしでリース・レンタルを許諾するものです。

Rental Rights と Web でのリース許諾条件 (第 3.1 版) －利用対象と条件

8. Rental Rights が必要となるレンタル・リースビジネスとはどういったものですか？ オフィス機器のレンタル・リース会社、ビジネスサービスセンター (コピー・製本/印刷店など)、インターネットカフェ、ホテルや空港内の設置 PC、PC スクールなど不特定多数にソフトウェアライセンスが利用される利用形態が典型例です。 9. 転リース (レンタル) には Rental Rights が必要ですか。 (2012/3/30 更新) はい、必要です。ここでいう Rental Rights が必要な「転リース (レンタル)」とは、リース (レンタル) 物件の所有者 (「元受会社」) から当該物件のリース (レンタル) を受けた会社 (「転リース(レンタル)会社」) が、元受会社とのリース (レンタル) 取引と概ね同等の条件で、さらに同一物件を単一の顧客を超えてリース (レンタル) する取引を指しています。なお、直接または間接に 50% を超える持分を有する日本国内の関連会社同士は「単一の顧客」とみなしますので、関連会社間の転リースや賃借人変更の場合は Rental Rights は不要です。 Rental Rights が不要な例：元受会社 A からリースを受けたリース会社 B が、転貸特約によって最終使用者 C を元受会社 A に通知し、単一の使用者 C に 3 年以上リースを行う場合

(4)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 4

10. WEB でのリース許諾に基づいて行ったリース契約の再リースを行う場合、Rental Rights は必要ですか？

いいえ、必要ありません。Web 許諾の条件を満たしているリース契約において、リース満了後に同一顧客への再リースを行っていただく場合に Rental Rights は必要ありません。ここでいう「再リース」とは、当初設定されたリース期間終了後にリース物件を賃借人が返却せず (賃貸人が回収せず)、同一賃借人が引続きリース契約を更新、継続することを指しています。 11. 二次リースは Rental Rights が必要ですか？ はい、必要です。ここでいう「二次リース」とは、リース期間終了後に返却されたリース物件を、当初のリース顧客とは異なる第三者に対してリースすることを指しています。 12. Rental Rights はレンタル・リース会社でないと購入できませんか？ いいえ。第三者に対してレンタル・リースされる方であれば誰でも購入できます。 13. 譲渡条件付きファイナンスリースを行う場合、Rental Rights は必要ですか？ リース許諾条件が適用される譲渡条件付きファイナンスリースの場合は Rental Rights ライセンスを購入いただく必要はありません。 14. 従業員が社内で PC を共有している場合も、Rental Rights が必要ですか？ いいえ、社内での PC 共有は該当しません。 15. 顧客とリース契約はしたが何らかの理由で途中解約となり、引き上げた PC で別の顧客に二次リースすることになりま した。この場合は Rental Rights を買えば二次リースは可能になるのでしょうか？ 通常、初回のリース契約が Web 許諾上の「対象リース」 (レンタル含む) であった場合、二次リースを行うことはできません。但し、初回リース契約が何らかの理由により途中解約となった場合に限り、Rental Rights をご購入いただくことで、二次リースが可能となります。 16. Web でのリース許諾条件に基づいて 3 年以上の契約期間のリース契約を行いましたが、3 年経過前に中途解約しまし た。この場合、Rental Rights を購入する必要はありますか？

リース PC を二次リースする場合は Rental Rights を購入してください。二次リースされないのであれば Rental Rights のご購入は不要です。

(5)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 5 17. Web 許諾を適用したリース契約の対象顧客が、企業合併・分割等により、法人格が変わり、リース契約が継続される場 合、対象となる Web 許諾の適用は継続できますか。 (2011/9/6 更新） Web 許諾を適用したリース契約の対象顧客が、企業合併・分割により法人格が変わった場合、従前の契約関係や債権債務が包括承継される場合や、事業譲渡のように他の契約等とともに対象となるリース契約が同一の条件で承継される場合には、そのリース契約が適用を受けている Web 許諾条件が適用されます。

18. Rental Rights を割り当てたデバイスが使用不能になった場合、Rental Rights はどうなりますか？

Rental Rights はデバイスに割り当てられるライセンスのため、割り当てられたデバイスが使用不能となった場合は同時に無効になります。また、デバイスが使用不能となった場合には OEM 版 Windows のライセンスも無効になります。

19. 途中解約となったリース PC を、中古市場で売却することはできますか？ (2013/2/4 更新)

リースにあたって Rental Rights をご購入されているかどうかで異なります。Rental Rights を購入してリースされた PC の場合は、Windows や Office がインストールされたままの状態で売却可能です。転売先でリースを行う場合には、 Web でのリース許諾条件に合致しない場合、転売先の企業で Rental Rights を購入する必要があります。

Web でのリース許諾に基づいてリースされた PC の場合は、(i) Microsoft Authorized Refurbisher もしくは Microsoft Registered Refurbisher への譲渡又は (ii) PC から Windows と Office を削除して、ハードウェアのみの譲渡は可能です。詳細は下記 Web サイトをご参照ください。 http://www.microsoft.com/OEM/ja/licensing/sblicensing/pages/refurbisher_programs.aspx#fbid=cgvcBr5sf5 R 20. リース・レンタル満了時には、どのような処理が必要ですか。 (2011/7/11 更新） 詳細は、下記をご参照ください。 再リース （同一顧客で の延長） 次のユーザー へのレンタル・ リース リースしていた 顧客への譲渡 廃棄 MAR/MRR への譲渡 一般中古 PC への譲渡 Rental Rights を取 得している場合 OK OK OK (基となるライセンスが VL の場合、その VL は譲渡不可) OK OK (基となるライセンスが VL の場合、その VL は譲渡不可) OK (基となるライセンスが VL の場合、その VL は譲渡不可)

(6)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 6 Web 許諾でリ ースし、満了し た場合 OK 不可 OK OK OK OEM 版 Windows と PIPC 版 Office を削除すれば OK Web 許諾でリ ースし、顧客事 情で中途解約 された場合 OK 不可 Rental Rights を購入すれば OK OK OK OK OK

Rental Rights と Web でのリース許諾条件－対象製品

21. Rental Rights の対象となる製品は何ですか？ (2013/11/1 更新) 2013 年 11 月時点では、次の製品の一部のライセンスプログラムが対象となります。詳細に関しては製品表をご確認ください。最新の製品表はこちらです。http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/product-licensing.aspx#tab=2 • Windows 8.1 Pro • Windows 8 Pro • Windows 7 Professional • Windows Vista Business

• Microsoft Office Professional Plus 2010 / 2013 • Microsoft Office Standard 2010 / 2013

• Microsoft Office Personal 2013 *プレインストール版 (PIPC) のみ

• Microsoft Office Home & Business 2013 *プレインストール版 (PIPC) のみ • Microsoft Office Professional 2013 *プレインストール版 (PIPC) のみ

22. Web でのリース許諾条件 (第 3.1 版) の対象製品は何ですか？ (2013/11/1 更新) 次の製品が対象となります。

・Windows Vista、Windows 7、Windows 8 および Windows 8.1 の各エディションの OEM 版

・Microsoft Office 2007、Microsoft Office 2010 および Microsoft Office 2013 の各エディションのプレインストール版

(7)

Rental Rights ライセンス

詳しくは Web でのリース許諾条件をご確認ください。

23. Windows および Office 製品のライセンスをパッケージで所有している場合でも Rental Rights を追加することはで きますか？

Windows OS のパッケージ製品は Rental Rights の対象です。 Office のパッケージ製品は Rental Rights の対象外です。詳しくは最新の製品表をご確認ください。 24. Rental Rights では旧バージョンのソフトウェアを使うことはできますか？ Rental Rights ライセンス自体に旧バージョンのソフトウェアを使う権利は付与されていませんが、レンタルまたはリース利用するソフトウェアライセンス自体に旧バージョンの使用権 (ダウングレード権) が認められていれば、旧バージョンを使うことができます。 25. Rental Rights ではダウングレード権・再イメージング権はありますか？ (2013/4/17 更新)

OEM 版 Windows に対してリース・レンタル会社 (PC 取得者) が Rental Rights を適用した場合、OEM 版のダウングレード権はリース・レンタル会社に許諾されます。リース・レンタル会社はボリュームライセンスにて Windows のアップグレードライセンスを取得することが可能で、この場合、ボリュームライセンスによるダウングレード権がリース・レンタル会社に許諾されます。リース・レンタル会社がボリュームライセンス契約をお持ちであれば、再イメージング権がリース・レンタル会社に許諾されます。リース・レンタル会社が保有するボリュームライセンスメディアとプロダクトキーを使用して、全く同一の Windows 製品に限り、当該 PC に対する Windows のボリュームライセンスを購入することなく再イメージングを行うことができます。 ※ セレクトプラスの場合、基本契約の締結により再イメージング権が許諾されます。オープンライセンスは Windows のアップグレードの購入により許諾されます。

PIPC 版 Office (Office Personal、Office Professional および Office Home&Business) の場合は、同一のボリュームライセンス製品がないため、再イメージングはできません (Office 2010 / 2013 のボリュームライセンス製品は、 Office Standard および Office Professional Plus のみです）。

なお、エンドユーザーがボリュームライセンスにて当該 PC に対する台数分の Windows のアップグレードもしくはアップグレード & ソフトウェアアシュアランス (U&SA) を取得した場合は、再イメージング権に関わらず、エンドユーザー自身がその Windows をインストールすることができます。

(8)

Rental Rights ライセンス

26. Web でのリース許諾ではダウングレード権・再イメージング権はありますか？ (2014/3/7 更新)

OEM 版 Windows を Web での許諾条件でリースした場合、OEM 版のダウングレード権・再イメージング権はリース・レンタル会社にはなく、エンドユーザーである顧客企業に許諾されます。エンドユーザーはボリュームライセンスにて Windows のソフトウェアアシュアランス単体*もしくはアップグレード＆ソフトウェアアシュアランスを取得することが可能で、この場合、ボリュームライセンスによるダウングレード権がエンドユーザーに許諾されます。 * 2014 年 7 月 1 日以前に OEM 版 Windows がプレインストールされた PC を入手した場合は、PC の取得日から 90 日以内に、ソフトウェアアシュアランスを単体で取得することができます。このオプションは 2014 年 7 月 1 日以降はご利用いただけません。 OEM 版のダウングレード権とボリュームライセンスによるダウングレード権の違いについては、 http://support.microsoft.com/kb/2832566/ja をご参照ください。また、エンドユーザーがボリュームライセンス契約をお持ちであれば、再イメージング権が許諾されますので、同一の Windows 製品に限り、エンドユーザーの保有するボリュームライセンスメディアとプロダクトキーを使用して、当該 PC に対する Windows のボリュームライセンスを購入することなく再イメージングを行うことができます。なお、ダウングレードや再イメージングの作業自体をエンドユーザーからレンタル会社等の第三者に委託することは可能です。PIPC 版 Office の場合はダウングレード権が認められていませんのでダウングレードはできません。

また PIPC 版 Office (Office Personal、Office Professional および Office Home&Business) と、同一のボリュームライセンス製品がないため、そもそも再イメージングはできません (Office 2010 /2013 のボリュームライセンス製品は、 Office Standard および Office Professional Plus のみです）。

27. 対象のソフトウェアをソフトウェアアシュアランスを使ってアップグレードしてレンタル・リースすることはできます か？ (2011/7/29 更新)

いいえ、レンタル・リース会社がソフトウェアアシュアランスを購入し Rental Rights の元となるライセンスをアップグレードし、レンタル・リースすることはできません。

ただし、レンタルまたはリース利用をしているエンドユーザーがご自身のボリュームライセンス契約によって Windows OS 製品の場合アップグレードライセンス & ソフトウェアアシュアランス (U&SA) もしくは Office 製品の場合、ライセンス & ソフトウェアアシュアランス (L&SA) を購入することにより、アップグレードして最新バージョンをご利用いただくことが可能です (Windows OS の場合、アップグレード＆ソフトウェアアシュアランスの権利はレンタルまたはリース利用期間満了とともに消滅します)。

(9)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 9 28. Rental Rights を適用した PC をレンタルまたはリース利用するエンドユーザーはソフトウェアアシュアランスを購 入することはできますか？ ソフトウェアアシュアランスを単体で購入することはできません。ただし、ソフトウェアアシュアランスの例外として、レンタル・リース PC の利用者 (すなわち Rental Rights の「エンドユーザー」) は、自身のボリュームライセンス契約の規定に基づき、Windows のアップグレード (U) またはアップグレード＆ソフトウェアアシュアランス (U&SA) を取得することができます。

例えば、Windows Vista Business 搭載の PC を利用するエンドユーザーは、自身のボリュームライセンス契約の規定に基づき、アップグレード (U) またはアップグレード＆ソフトウェアアシュアランス (U&SA) を購入することによって、Windows 7 Professional (U のみを購入した場合) もしくは Windows 7 Enterprise (U&SA を購入した場合) を利用することが可能になります。エンドユーザーによって上記のように例外的に取得された U または U&SA の権利は、 Rental Rights が割り当てられた PC のレンタル・リース期間満了と共に消滅します。 29. ソフトウェアアシュアランスはなぜ Rental Rights を適用したレンタル・リース PC の利用者は購入できないのです か？ソフトウェアアシュアランス特典で認められている仮想化、リモートブート、マルチテナント機能などの特定の使用方法は、Rental Rights のような複数ユーザーによる使用を想定していないためです。

30. Rental Rights をエンタープライズアグリーメント (EA)、オープンバリュー、あるいはサブスクリプションライセ ンスプログラムに対して購入できないのはなぜですか?

ソフトウェアアシュアランスは Rental Rights の対象となりません。エンタープライズアグリーメントとオープンバリューアグリーメントの Windows や Office 製品に対して Rental Rights をご購入いただけないのは、これらのプログラムにはソフトウェアアシュアランスが標準で含まれるためです。

サブスクリプションライセンスプログラム (OVS、ESA) では非永続ライセンスを提供する一方、Rental Rights は永続ライセンスなので、これら矛盾するライセンスを同時に提供することはできません。 31. Windows 8 エンタープライズ版をリース・レンタルすることはできますか？(2013/3/6 更新) いいえ、できません。ソフトウェアアシュアランスは Rental Rights の対象外なので、ソフトウェアアシュアランス特典の一部であるエンタープライズ版に Rental Rights を適用させてリース・レンタルすることはできません。ただし、Rental Rights を適用したリース/レンタル PC を利用するエンドユーザーのご自身のボリュームライセンス契約より U&SA をご購入いただくことによって Windows 8 エンタープライズ版をお使いいただけます。ただし、 Windows 8 エンタープライズ版を使える期間は、U&SA の利用期間またはリース/レンタル利用期間のいずれか短い期間に限定されます。

(10)

Rental Rights ライセンス

32. Rental Rights の対象となる Windows に対してエンドユーザーが自身で購入するアップグレード＆ソフトウェア アシュアランスやアップグレードライセンスはレンタル PC を返却しても権利は残るのでしょうか？

Rental Rights の対象となる Windows に対して、エンドユーザーがアップグレード＆ソフトウェアアシュアランス (U&SA) やアップグレードライセンスを購入された場合、Windows U&SA およびアップグレードはレンタル期間満了と共に消滅します。 33. Rental Rights で仮想 PC をレンタルまたはリースすることはできますか？ いいえ、Rental Rights でライセンスされるソフトウェアは仮想システムやエミュレートによって使用することはできません。 34. リモートアクセスは Rental Rights で許可されますか？ いいえ、Rental Rights ではリモートアクセスによるマイクロソフトソフトウェアの使用はできません。 35. リース会社がリース許諾条件により対象となる Windows OS がプレインストールされた PC をリースした場合、その 顧客は Windows OS に対して、ソフトウェアアシュアランスを取得することはできますか？ (2014/3/7 更新) はい、できます。ただし、製品表で指定された、ソフトウェアアシュアランス購入可能な OEM 版 Windows がプレインストールされた PC で、エンドユーザーがリース会社より PC のリースを受けた日から 90 日以内にソフトウェアアシュアランスを取得することが条件となります*。ソフトウェアアシュアランス購入の対象でない OEM 版 Windows がプレインストールされた PC の場合、アップグレード＆ソフトウェアアシュアランス (U&SA) を取得いただけます。 * 2014 年 7 月 1 日以前に OEM 版 Windows がプレインストールされた PC を入手した場合は、PC の取得日から 90 日以内に、ソフトウェアアシュアランスを単体で取得することができます。このオプションは 2014 年 7 月 1 日以降はご利用いただけません。 36. 35 のケースで顧客がソフトウェアアシュアランスを取得した場合、顧客は対象となる Windows OS がプレインスト ールされた PC を関連会社間で使用することが可能ですか？ 顧客が購入したボリュームライセンスの使用条件の下で関連会社間の使用を認めている場合は可能です。 37. 35 のケースで顧客がソフトウェアアシュアランスを取得した場合、顧客は仮想化やリモートアクセス等の利用が可能 ですか？ 顧客が購入したボリュームライセンスの使用条件の下で認めている場合は可能です。

(11)

Rental Rights ライセンス

38. 35 のケースでリース終了時にリース会社に PC を返す場合、顧客は取得したソフトウェアアシュアランスおよび U＆ SA を別の PC に割り当てることが可能ですか。

顧客が購入したボリュームライセンスの使用条件の下で割り当てが可能な場合は可能です。

39. Refurbished PC (再生 PC) は Rental Rights の対象ですか？

はい、Microsoft Authorized Refurbisher (MAR) プログラムを通して購入された Refurbished PC は Rental Rights の対象です。OS の COA ラベルに加えて、“For Use On Refurbished PC Only” という COA ラベルが本体に貼付さ れていることをご確認ください。

40. Refurbished PC (再生 PC) に Windows OS が正規にライセンスされているかどうかは、どこで判断できますか？ 以下の 3 つの条件を満たしているときは、その PC の Windows OS のライセンスは有効です。(i) Refurbished PC の本体に COA ラベルが貼付され、(ii) ハードドライブに OS のイメージがインストールされていて、(iii) ディスクあるいはハードドライブからの OS リカバリーが可能。上記のうち１つでも欠けている場合には Rental Rights のライセンスは無効です。

Rental Rights と Web でのリース許諾条件 (第 3.1 版) －利用方法

41. Rental Rights ライセンスは、どのボリュームライセンスプログラムで提供されますか? Rental Rights ライセンスは、ボリュームライセンスプログラムのオープンライセンス、セレクトライセンス、セレクトプラスライセンスのいずれかのプログラムを通じて提供されます。 42. Rental Rights はどのようにして購入できますか? Rental Rights は、下記ステップの順に購入いただけます。ステップ 1：ライセンス済みのマイクロソフトソフトウェア対象製品を搭載した PC を OEM、マイクロソフト MAR プログラム、リセラー、パッケージ製品 (FPP) を販売する小売店、あるいは Get Genuine Windows プログラムのいずれかを通じて入手します (Office は対象ボリュームライセンスプログラムを通じて、もしくはプレインストール版として購入いただきます)

ステップ 2：上記ステップ 1 のレンタル・リース用 PC ごとに、一度きりのお支払いで取得できる Rental Rights for Windows ライセンス、および Rental Rights for Microsoft Office ライセンスを購入して追加します。ステップ 3：上記ステップ 2 のレンタル・リース用 PC にはこれ以上の手続きやお支払いは発生しませんので、基とな

るソフトウェアライセンスの有効期間中、あるいは当該 PC が稼働する限りにおいてこれをレンタル・リ ース利用することができます。

(12)

Rental Rights ライセンス

43. Rental Rights を購入する際にどこに相談したらよいか？ (2014/3/7 更新)

セレクトプラスライセンス、セレクトライセンス、はマイクロソフト認定の「ライセンシングソリューションパートナー (Licensing Solution Partner (LSP))」よりご購入いただけます。LSP はスムーズな契約締結に関する援助、技術サポート、マニュアル等の購入手配など、企業の方々が簡易にソフトウェアを大量導入し使用するためのサービスを提供いたします。 http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/how-to-buy/reseller.aspx オープンライセンスについては下記のリンクをご参照ください。 http://pinpoint.microsoft.com/ja-JP/Default.aspx 44. 現在、すでに業務で使用しているライセンスがあります。デバイス単位で Rental Rights を購入することで第三者への レンタルは可能となるのでしょうか？

はい、該当ライセンスが Rental Rights 対象製品であれば Rental Rights を購入することで第三者にレンタルすることが可能となります。

45. Rental Rights の必要数はどのように数えればいいですか？

Windows の Rental Rights の数は、レンタルまたはリース目的で取得された Windows ライセンスが搭載された PC の数と等しくなければなりません。Microsoft Office の Rental Rights の数は、レンタル・リースビジネスモデルで使用される Microsoft Office 製品が搭載された PC の数と等しくなければなりません。ただし、デバイスが故障して使えなくなったとき、対象ソフトウェアの使用条件に基づく当該ソフトウェアの使用権利の期限が切れた場合には、Rental Rights は失効します。 46. Rental Rights ライセンスは他の PC に再割り当てできますか？ いいえ、Rental Rights ライセンスは PC デバイス間で移行できませんので再割り当てはできません。 47. 商流が「PC 販売店 → レンタル会社 → エンドユーザー (PC の所有者はレンタル会社)」である場合、Rental Rights を購入しなければならないのはどこですか？ PC の所有者であるレンタル会社となります。 48. 商流が「PC 販売店 → レンタル会社 → サービス提供事業者 → エンドユーザー (PC の所有者はレンタル会社)」であ る場合、Rental Rights を購入しなければならないのはどこですか？ (サービス提供事業者がレンタルした PC 自社の サポートサービスと一緒に月額提供するなど)

(13)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 13 PC の所有者であるレンタル会社となります。 49. Rental Rights を購入し A 社とのレンタル・リース取引が終了したのち、新たな取引先 (B 社) にレンタルまたはリー スをしたい場合、再度 Rental Rights を購入しなければなりませんか？ Ａ社にレンタルまたはリースした PC デバイス (Office インストール済みのもの) をそのままＢ社との取引に使うのであれば、再度 Rental Rights を購入いただく必要はありません。Ａ社にレンタルまたはリースした PC デバイスから Office をアンインストールして他の PC デバイスにその Office をインストールしてレンタルまたはリースする場合 (ボリュームライセンス版 Office に限る。PIPC 版 Office は別デバイスへの移管は不可) は、Windows OS と Office の Rental Rights のみを再度購入いただく必要があります。 50. Web でのリース許諾条件の手続きは何ですか？ (2011/6/29 更新) 特に手続きは必要ありません。対象製品のリースを開始される前に、リース許諾条件を読み、理解いただいた上でリースを実施してください。Rental Rights を購入されずに、リース許諾条件に基づいてリースを実施された場合には、リース許諾条件に同意されたものとみなします。  リース PC にインストールされたマイクロソフトオペレーティングシステム製品のリース許諾条件 (Windows) はこちらへお進みください。  リース PC にインストールされたマイクロソフトオフィス製品のリース許諾条件 (Office) はこちらへお進みください。

Rental Rights －オペレーション

51. Rental Rights SKU 言語が Single Language もしくは English となっていますが、Rental Rights の日本語版は いつ提供されますか？

Rental Rights とはあくまでも対象ソフトウェアの使用許諾をレンタルまたはリース向けに上書きするライセンスであるため、言語は問いません。使用権を付与するソフトウェアライセンスがどの言語版であれ、レンタル・リース対象ソフトウェアの Rental Rights における SKU は Single Language での発注となります。

SPLA 関連

52. Rental Rights のリリースによって今後は SPLA の提供はなくなるのでしょうか？

いいえ、SPLA 2008 以前の SPLA 契約を締結されているお客様は、契約満了までは引き続き SPLA による事業を継続できます。新規契約および契約更新時にレンタル・リース対象の PC 用の追加契約を締結いただくことで、これまでどおり SPLA での事業継続が可能となります。

(14)

Rental Rights ライセンス

53. PC をレンタルまたはリースで提供する際に、OS は Rental Rights で取得し、Office を SPLA で提供することは可 能でしょうか？

はい、可能です。Rental Rights と SPLA は混在した状態でライセンス利用することができます。ただし、SPLA では 1 日でも利用があった場合は、該当月の発注が必要となります。

54. SPLA でレンタル可能な製品は何がありますか？

SPLA では、Windows Professional Upgrade、Office Standard / Professional Plus、Visio Standard / Professional / Premium、Project Standard / Professional がレンタル用途として使用可能です。SPLA で OS ライセンスを取得する場合、すべてのレンタル PC に関し、OEM 等で対象デスクトップオペレーティングシステムを実行するためのライセンスを取得した上で、Windows Professional Upgrade を取得する必要があります。

(15)

Rental Rights ライセンス

よく寄せられる質問 (FAQ) | 2014 年３月 15 参照 • Rental Rights ライセンス: http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/rental-rights.aspx • Web でのリース許諾条件 Windows：https://mspartner.microsoft.com/ja/jp/Pages/Licensing/Windows-Lease.aspx Office： https://mspartner.microsoft.com/ja/jp/Pages/Licensing/Office-Lease.aspx  ボリュームライセンスプログラム: http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/default.aspx • 製品使用許諾説明書 (PUR) : http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/product-licensing.aspx#tab=1 • 製品表 (PL) : http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/product-licensing.aspx#tab=2 ※ このドキュメントの内容は、2011 年 6 月に作成され、2014 年 3 月 7 日に更新されたものです。

Microsoft、Active Directory、Expression、Forefront、Hotmail、MSDN、SharePoint、SQL Server、Windows、Windows Server、Windows Vista、 Visual Studio、Visio は米国マイクロソフトの米国およびその他の国における商標または登録商標です。本資料に記載された内容は情報提供のみを目的としており、明示または黙示に関わらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負いません。マイクロソフトは、この資料を情報提供およびマーケティングの目的のためにのみ提供します。マイクロソフトボリュームライセンスプログラムの下での権利および義務を完全に理解するには、お客様ご自身で、該当する契約書を参照してください。マイクロソフトのソフトウェアは許諾されるものであり、販売されるものではありません。マイクロソフトのソフトウェアおよびサービスの使用によって得られる価値および利点はお客様によって異なる場合があります。この資料の内容と契約書の内容の違いについてご不明な点がございましたら、リセラーまたはマイクロソフトアカウントマネージャーまでお問い合わせください。マイクロソフトは、リセラーを通じて販売されるライセンスの最終価格および支払期間の決定には関与しません。最終価格および支払い条件は、お客様とリセラーとの契約によって決定されます。ソフトウェアアシュアランスの特典の対象は製品や地域によって異なり、変更されることがあります。ボリュームライセンス契約の条項および条件と、特定のソフトウェアアシュアランス特典が提供された条項および条件が、本書に記載された内容と矛盾する場合は、それらの条項および条件が優先されます。利用資格および現行の特典プログラムの規定については、マイクロソフト製品表をご覧ください。本資料に記載されている内容は、将来予告なしに変更することがあります。このガイドの最新版につきましては、担当のマイクロソフトアカウントマネージャーまたはリセラーまでお問い合わせください。

Microsoft Rental Rights よく寄せられる質問 (FAQ ) [2011 年 6 月作成 / 2014 年 3 月 7 日更新] 目次 2011 年 4 月 1 日の変更について... 1 Rental Rights と Web でのリース許諾条件 概要... 2 Rental