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182 No. 61 RDF m 13 RDF RDF 中国の石油精製工場で爆発 m 中国の染料用化学製品工場で爆発 t km

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化学災害ニュース No.61 筆者らが日頃収集している爆発事故関連のニュース を一般市民の知りうる情報(報道情報)から抜粋して お知らせする. ニュースの形式は,独立行政法人産業技術総合研究 所安全科学研究部門が同所先端情報計算センターの協 力を得て WWW 上で公開している「リレーショナル 化 学 災 害 デ ー タ ベ ー ス 」(http://riodb.ibase.aist. go.jp/riscad/)の項目の一部を抜粋し,以下のとおり とした.1. 発生年月日,2. 住所,3. 業種,4. 関連物質, 5.死傷者,6. 概要. 事故原因など内容に関しては,事故の詳細な調査が 行われる前の報道情報であるため,その後の調査結果 とは異なる事故発生直後の推測に基づいた内容が含ま れることをご了承願いたい. 〈運送会社の整備工場で火災〉 1. 2009 年 7 月 4 日 21:30 頃 2. 大阪府大東市 3. 道路貨物運送業 4. 軽油 5. なし 6.  鉄骨平屋建て一部 2 階建ての運送会社の自動車 整備工場で爆発音を伴う火災が起きた.消防車 約 20 台などが消火にあたり,約 1 時間後に鎮 火したが,工場約 1 000 平方メートルが焼け, 工場内のトラック 2 台,軽自動車 1 台 , フォー クリフトなどが焼けた.従業員は 18 時頃に退社 して工場は無人で,けが人はなかった.消防の 調べでは,工場敷地内の地下に軽油タンクが埋 設されていたが,出火原因は特定されていない. 〈インドの爆薬工場で爆発〉 1. 2009 年 7 月 5 日 19:00 頃 2. インド・マディヤプラデシュ州 3. 火薬類製造業 4. 爆薬 5. 死者 10 名以上,傷者 100 名以上 6.  インド・マディヤプラデシュ州にある爆薬製造 工場および隣接する爆薬製造工場で連続的に爆 発が起きた.少なくとも 10 名が死亡し,100 名 以上が負傷した.当局の調べでは,約 20 工場 が集中している敷地内で 2 つの工場がほぼ同時 に爆発しており,原因は特定されていない. 〈紙製品梱包工場で火災〉 1. 2009 年 7 月 6 日 2:30 頃 2. 神奈川県愛甲郡愛川町 3. こん包業 4. 紙 5. 死者 1 名 6.  鉄骨造 3 階建ての紙製品卸会社の工場で火災が 起きた.消防車約 30 台が出動し,約 12 時間後 に鎮火したが,工場約 8 800 平方 m が全焼した. 初期消火にあたった従業員 1 名が死亡した.警 察の調べでは,工場ではトイレットペーパーの 梱包作業が行われていた.工場外側に積まれて いた箱入りトイレットペーパーから出火してい るのを従業員が目撃しており,放火あるいは失 火の可能性がある. 〈インドの爆竹工場で火災〉 1. 2009 年 7 月 7 日 2. インド・タミルナド州 3. 煙火製造業 4. 爆竹 5. 死者 17 名,傷者 21 名 6.  インド・タミルナド州の爆竹工場で火災が起き た.7 日の夜に出火し,約 3 時間後に鎮火した. 17名が死亡し,21 名が負傷した. 〈原子力発電所で巻き上げ機が落下〉 1. 2009 年 7 月 7 日 8:35 頃 2. 福井県大飯郡おおい町 3. 発電所 4. 巻き上げ機 5. 重傷 1 名 6.  原子力発電所構内の建設用足場で巻き上げ機お よび取付用板,計約 25 kg が取り付け作業中に 約 17 m の高さから落下した.地上でトラック の誘導作業中の作業員 1 名の頭部のヘルメット を直撃し,重傷となった.会社の調べでは,巻 き上げ機を足場材に固定する金具のピンが何か の原因で折れた可能性がある. 〈ごみ固形燃料工場で火災〉 1. 2009 年 7 月 9 日 9:08 頃 2. 三重県桑名市 3. 一般廃棄物処理業 4. RDF,ベルトコンベヤ 5. 軽症 13 名 6.  広域清掃事業組合の 4 階建てのごみ固形燃料

事故・災害ニュース

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(RDF)製造施設で火災が起きた.消防車など が消火にあたり,約 3 時間後に鎮火したが,4 階にあるベルトコンベヤ約 10 m が焼けた.従 業員 13 名が煙を吸うなどして病院へ搬送され たが,いずれも軽症であった.同組合の調べで は,可燃性ごみから鉄を選別するための磁選機 のベルトがスリップしたか,ベルトにごみが絡 まって摩擦が起き,摩擦熱で発火した可能性が ある.火災の影響で RDF 燃料が不足し,隣接 する RDF 発電所が一部停止した. 〈中国の石油精製工場で爆発〉 1. 2009 年 7 月 12 日 9:50 頃 2. 中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市 3. 石油精製業 4. 軽油 5. なし 6.  中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で石油精 製工場の容量 10 000 立方 m の軽油タンクで爆 発が起きた.約 40 分後に鎮火した.けが人は なかった.当局の調べでは,出火原因は特定さ れていないが,テロの可能性はない. 〈漁船で調理用ガスが爆発〉 1. 2009 年 7 月 12 日 12:10 頃 2. 福岡県宗像市 3. 漁業 4. LP ガス 5. 重傷 1 名,軽傷 1 名 6.  漁港の 20 km 沖合に停泊中の約 14 t の漁船内で 調理用ガスボンベからガスが漏えいし,爆発が 起きた.調理中の乗組員 1 名が顔や手足にやけ どで重傷を負い,他の 1 名も軽いやけどを負っ た.海上保安部の調べでは,ガスボンベには 1 箇所の元弁から 2 本のホースが接続され,それ ぞれ 1 個のこんろが接続されていたが,片方の ホースに接続されていたこんろは別の乗組員が 甲板で使用するために取り外していた.調理の ためにこんろに火をつけた約 5 分後に爆発して おり,こんろが取り外されたホースからガスが 漏洩した可能性がある. 〈ドイツで液体窒素を用いた料理実験中に爆発〉 1. 2009 年 7 月 13 日 2. ドイツ・シュターンスドルフ 3. なし 4. 液体窒素 5. 重傷 1 名 6.  ドイツ・ブランデンブルグ州シュターンスドル フで液体窒素を使った料理実験中に爆発が起き た.シェフ 1 名が両手を失う重傷を負った.当 局の調べでは,ライターにガスを充填中であっ たか,液体窒素の使用中であった可能性がある. 〈中国の染料用化学製品工場で爆発〉 1. 2009 年 7 月 15 日 2. 中国・河南省洛陽市 3. 化学工業 4. クロロベンゼン 5. 死者 7 名,重傷 9 名,軽傷 100 名以上 6.  中国・河南省洛陽市にある染料用化学製品製造 工場で原料のクロロベンゼン約 10 t が爆発し, 火災が起きた.約 10 時間後に鎮火したが,工 場の生産設備が焼け,付近の建造物の窓ガラス が割れたほか,周辺約 30 km 以内で爆発による 揺れが観測された.従業員 7 名が死亡し,9 名 が重傷を負い,周辺住民 100 名以上が窓ガラス の破片などでけがを負った.当局の調べでは, 工場の倉庫から出火した可能性がある. 〈小学校の給食室で硫化水素が発生〉 1. 2009 年 7 月 21 日 19:35 頃 2. 石川県能美郡川北町 3. 小学校 4. 硫化水素 5. 死者 2 名 6.  夏休み中の小学校の給食室で食器洗浄機の洗浄 剤供給装置の取り付け作業中に硫化水素が発生 した.作業をしていた設備機器会社および業務 用洗浄剤会社の社員計 2 名が死亡した.警察と 消防の調べでは,作業中に使用した薬剤から誤 混合などにより硫化水素が発生した可能性があ る. 〈港に停泊中のフェリーで火災〉 1. 2009 年 7 月 26 日 7:35 頃 2. 大阪府大阪市住之江区 3. 沿海旅客海運業 4. 潤滑油 5. なし 6.  港に停泊中の約 9 250 t の大型フェリーの機関 室につながる煙突の内部で火災が起きた.約 3 時間後に鎮火したが,煙突の内部および外部, 計約 150 平方 m のペンキなどが焼けた.乗客

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や乗組員など計約 330 名は下船しており,けが 人はなかった.海上保安監部の調べでは,乗組 員が煙突内にあるボイラー設備の点検のために 潤滑油容器のふたを開け,仮留めにしておいた ところ,ふたのすき間から潤滑油が漏えいし, 高温の排気管などに触れて発火した可能性があ る. 〈パン屋で一酸化炭素中毒〉 1. 2009 年 7 月 30 日 7:30 頃 2. 福岡県福岡市中央区 3. 食料品製造業 4. 一酸化炭素 5. 軽症 4 名 6.  パン製造販売店で一酸化中毒が発生した.体調 不良となった従業員4名が病院に搬送されたが, 軽症であった.警察と消防の調べでは,約 1 週 間前からパンを焼くオーブンが不調で,不完全 燃焼を起こしたが,換気扇が使用されていな かったために一酸化炭素が充満した可能性があ る. 〈フランスの鋳物工場で爆発〉 1. 2009 年 8 月 2 日 2. フランス・ヴィルデュウ - レ - ポワル 3. 鉄鋼業 4. ほこり 5. 傷者 46 名 6.  フランス・ヴィルデュウ - レ - ポワルにある鋳 物工場で爆発が起きた.工場を見学していた観 光客ら 46 名が気道熱傷や軽度のやけどで負傷 し,病院へ搬送された.警察の調べでは,工場 内にたまったほこりに引火し,爆発した可能性 がある. 〈半導体工場でシランガスが発火〉 1. 2009 年 8 月 2 日 12:23 頃 2. 熊本県熊本市 3. 半導体素子製造業 4.  ジクロロシラン,モノシラン,シアン化水素, チオ硫酸ナトリウム 5. 軽症 17 名 , 避難 220 名 6.  3 階建ての半導体製造工場の 2 階通路部分に設 置されたジクロロシラン除害装置の使用済カー トリッジ保管箇所で火災が起きた.周辺の壁な どが焼けた.発煙検知器が作動して警報器が 鳴ったため,作業中の従業員 220 名が避難し, そのうち 17 名が体調不良やのどの痛みを訴え て,病院に搬送されたが,軽症であった.警察 と消防の調べでは,半導体の製造工程で使用す るシランガスを入れた円柱形の容器が何らかの 原因で破損し,ガスが自然発火した可能性があ る.一部の病院では,ガス種をシアン化水素 (シアンガス)と誤認し,解毒のためチオ硫酸 ナトリウムを注射するなどした. 〈米国の廃棄物処理施設で有毒ガス発生〉 1. 2009 年 8 月 3 日 2.  米国・マサチューセッツ州ニューベッドフォー ド 3. 廃棄物処理業 4. 有毒ガス 5. 重体 2 名,軽症 115 名 6.  米国・マサチューセッツ州の廃棄物処理施設で 廃棄物から有毒ガスが発生した.従業員および 通報を受けて現場に駆けつけた警察官,消防士 ら計 117 名が呼吸困難や吐き気を訴え,うち 2 名が重体となった.同施設外へのガスの漏えい はなかった.当局の調べでは,従業員らが手作 業で廃棄物を分別中に,何らかの原因でガスが 発生した可能性がある.ガスの種類および発生 原因は特定されていない. 〈市道に埋設された上水道の水道管から水が噴出〉 1. 2009 年 8 月 9 日 3:00 頃 2. 北海道稚内市 3. 水道業 4. 水 5. なし 6.  市 道 の 約 1.2 m の 地 下 に 埋 設 さ れ た 直 径 約 60 cmの鋳鉄製の上水道配水本管から水が噴出 した.配管の 2 箇所に直径約 20 ∼ 30 cm の穴 が開いて約 6 200 立方 m の水が流出し,市道が 約 50 平方 m 陥没した.水の噴出は一時高さ約 20 mに達し,約 40 m 離れた場所でも水たまり ができた.周辺住宅 175 世帯が約 13 時間半断 水した.市の調べでは,配管は 1972 年に埋設 されたもので,土質等の影響により配管が腐食 して穴が開いた可能性がある.現場は老朽化し た配管の改良工事を来年度行う予定であった. 〈電車内で花火に誤着火〉 1. 2009 年 8 月 9 日 9:45 頃 2. 岐阜県恵那市

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3. 鉄道業 4. がん具煙火(噴水) 5. なし 6.  8 両編成の快速電車の先頭車両内でがん具煙火 が誤着火され,車両内に煙が充満した.シート の一部が焦げ,煙の排出のため電車の運行が約 10分遅れた.乗客らにけが人はなかった.警察 の調べでは,キャンプに向かう途中の高校生が 車両内で火柱を吹き上げるタイプのがん具煙火 にライターで着火する真似をした際に,導火線 に着火し,驚いて床に投げた可能性がある. 〈韓国でパソコンが過熱して発火〉 1. 2009 年 8 月 13 日 19:30 頃 2. 韓国・ソウル市 3. なし 4. パソコン,ブラウン管モニタ 5. 傷者 3 名 6.  韓国・ソウル市のマンションでデスクトップ型 のパソコンから出火した.消防が到着して約 5 分後に鎮火したが,パソコン,冷蔵庫,本棚な どが焼けた.消火中に住人 3 名が足や腕にやけ どを負い,病院に搬送された.警察の調べでは, 住人がモニタの裏側で火花が出ているのを目撃 しており,自作のパソコンの組立ミスによる短 絡か,旧式のブラウン管モニタが長時間の連続 使用と直射日光のために過熱した可能性があ る. 〈下水道内に漏えいしたガスが花火で着火〉 1. 2009 年 8 月 16 日 20:20 頃 2. 岡山県倉敷市 3. ガス業 4. 都市ガス,がん具煙火 5. 避難約 100 名 6.  下水道内にガスが漏えいし,爆発が起きた.下 水道のマンホールから熱風が吹き出し,マン ホールのふたが約 30 cm 飛び上がった.けが人 はなかったが,周辺の住民 33 世帯,約 100 名 が付近の集会場に一時避難した.消防の調べで は,埋設されたガス管から何かの原因で下水道 内にガスが漏えいし,付近の道路で遊んでいた がん具煙火の火花がマンホールの穴から入り, 着火した可能性がある.翌日の朝,ガス漏れ箇 所の特定のため 30 世帯でガスの供給が止まっ た. 〈ロシアの水力発電所で水が機械室に流入〉 1. 2009 年 8 月 17 日 2. ロシア・ハカシア共和国 3. 発電所 4. 変圧器,水 5. 死者 11 名 , 傷者 14 名,行方不明 64 名 6.  ロシア・ハカシア共和国の 640 万 kW の水力発 電所で発電所内に 10 本あるうちの 2 本の送水 管が破裂して施設の壁などが水圧によって破壊 され,タービン室に大量の水が流入した.発電 装置の一部が停止し,近郊の都市が停電した. 修理工事を行っていた作業員 11 名が死亡し, 64名が行方不明となり,11 名がけがを負った. 当局の調べでは,修理工事中に変圧器の爆発な どが起き,送水管や施設の壁が破壊された可能 性がある.ダムの決壊のおそれはないが,修復 には数ヶ月,完全復旧には 4 年が見込まれた. 〈中国の精錬工場付近で鉛中毒〉 1. 2009 年 8 月 17 日 2. 中国・陝西省宝鶏市 3. 非鉄金属製造業 4. 鉛,亜鉛 5. 重症 166 名,軽症 685 名 6.  中国・陝西省の精錬工場周辺で鉛中毒が発生し た.周辺に住む児童 851 名の血中から基準値を 超える鉛が検出され,このうち 166 名が重症で あった.当局の調べでは,同工場で扱っている 鉛や亜鉛が原因の可能性があり,生産を停止さ せる処置が取られた. 〈養鶏場で火災〉 1. 2009 年 8 月 26 日 15:30 頃 2. 茨城県坂東市 3. 畜産農業 4. 不明 5. なし,鶏死亡 15 万羽 6.  養鶏場の軽量鉄骨造の鶏舎で火災が起きた.別 の場所で作業をしていた農場長が爆発音を聞い て駆けつけ,火災を発見して消防に通報した. 消防車約 25 台が出動して約 5 時間後に鎮火し たが,鶏舎 3 棟計約 5 700 平方 m が全焼し,鶏 卵用雌鳥約 15 万羽が焼け死んだ.従業員 5 名 は避難し,けが人はなかった.警察の調べでは, 鶏舎には火の気はなく,直径約 1.5 m の温度調 節用の換気扇約 20 台と照明装置があり,換気 扇が火災に関連している可能性がある.

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〈原子力発電所で建設機械から出火〉 1. 2009 年 8 月 31 日 9:02 頃 2. 新潟県柏崎市  3. 発電所 4. 不明 5. なし 6.  原子力発電所の放水口付近で工事中に地盤改良 機から出火した.協力会社の作業員らが消火器 で消火し,約 30 分後に公設消防が鎮火を確認 した.外部への放射性物質の漏えいはなかった. けが人はなかった.会社の調べでは,地震後の 復旧工事中に地盤改良機を操作した際にエンジ ンなどが搭載された部分から出火した可能性が ある. 〈携帯電話の充電器から発火〉 1. 2009 年 9 月 1 日 2. 愛知県 3. なし 4. 電気 5. 軽傷 1 名 6.  子供用携帯電話に付属する急速充電器に布団が 被さり火災が起きた.布団約 400 平方 cm が焼 けた.就寝中の児童 1 名がひじや腕にやけどを 負った.当局の調べでは,充電器は携帯電話に 接続されていなかったが,コンセントに接続さ れていたプラグ部分に布団が被さり,電気が流 れて加熱され,発火した可能性がある. 〈原子力発電所の配管にひび〉 1. 2009 年 9 月 2 日 2. 福島県双葉郡富岡町 3. 発電所 4. 亜鉛 5. なし 6.  原子力発電所の原子炉に直接接続された配管に 長さ 0.5 ∼ 2.5 mm,深さ最大約 0.8 mm のひび 6本が確認された.会社の調べでは,配管製造 時に付着した亜鉛が溶接の際に浸透し,その部 分が脆くなってひびが生じた可能性がある. 〈原子力発電所で配管溶接部にひび〉 1. 2009 年 9 月 3 日 2. 新潟県柏崎市 3. 発電所 4. 応力腐食割れ 5. なし 6.  原子力発電所の原子力建屋にある厚さ約 4 cm, 外径約 60 cm のステンレス配管の溶接部分で 1 箇所ひびが確認された.放射性物質の漏えいは なく,周辺環境への影響はなかった.けが人は なかった.会社の調べでは,ひびが確認された のは原子炉圧力容器内の冷却水を循環させる再 循環系配管の溶接部で,ひびは深さ約 3 mm, 長さ約 12 mm であった.応力腐食割れの可能 性がある. 〈ウラン濃縮工場で冷却水が漏えい〉 1. 2009 年 9 月 3 日 9:30 頃 2. 青森県上北郡六ヶ所村 3. 核燃料製造業 4. 冷却水 5. なし 6.  ウラン濃縮工場の関連施設の放射線管理区域内 で放射性物質を含まない冷却水約 800 L が漏え いした.周辺環境への影響はなかった.けが人 はなかった.会社の調べでは,ウラン濃縮用の 新型遠心分離器などの研究開発を行う施設で, 点検のため電気ヒータ 2 台を分解しており,別 の機器の点検のために通水した際に,ヒータに つながる配管の弁が完全に閉止されておらず, ヒータ 2 台のそれぞれ 1 箇所から水が漏えいし た.弁の閉止を表示する札がかかっていたため, 実際に操作して閉止を確認しなかった可能性が ある. 〈セルビアの弾薬工場で爆発〉 1. 2009 年 9 月 3 日 23:30 頃 2. セルビア・ウジツェ 3. 武器製造業 4. 実包 5. 死者 6 名,軽傷 10 名 6.  セルビア・ウジツェにある弾薬工場で爆発,火 災が起きた.火災は消防が消火した.6 名が死 亡し,10 名が軽傷を負った.当局の調べでは, 工場は 80 年前から警察および軍用の弾薬を製 造しており,原因は特定されていない. 〈ビル建設現場で一酸化炭素中毒〉 1. 2009 年 9 月 5 日 14:30 頃 2. 東京都新宿区 3. 建築工事業 4. 一酸化炭素 5. 重症 1 名,軽症 2 名

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6.  ビル建設工事現場で一酸化炭素中毒が発生し た.作業員 1 名が一時重症,2 名が軽症となり, 病院へ搬送されたが,命に別状はなかった.消 防の調べでは,重症となった作業員は地下 2 階 で階段の型枠設置作業を行っていたが,同時に 地下 2 階に溜まっていた雨水の排出のためポン プで排水作業を行っており,ポンプの排気が原 因の可能性がある. 〈焼肉店の火災で鉄道が運休〉 1. 2009 年 9 月 5 日 20:05 頃 2. 京都府宇治市 3. 飲食店 4. 電気火花 5. 避難約 50 名 6.  木造 2 階建ての焼肉店で火災が起きた.1 階客 室から出火し,同店舗と隣接する系列食材店, 計約 420 平方 m を全焼した.客ら約 50 名は避 難し,けが人はなかった.店舗は鉄道線路に隣 接しており,同線の信号ケーブルなどが損傷し たため最終まで上下線約 80 本が運休し,約 16 000名に影響が出た.調べでは,1 階客室の コンセントで火花が飛んで出火元となった可能 性がある. 〈住宅密集地の倉庫で火災〉 1. 2009 年 9 月 6 日 1:00 頃 2. 大阪市生野区 3. 倉庫業 4. 不明 5. なし 6.  住宅密集地にある倉庫で火災が起きた.約 5 時 間後に鎮火したが,倉庫と周辺の民家や空き家 など計 10 棟が全半焼し,計約 340 平方 m が焼 けた.けが人はなかった.警察の調べでは,倉 庫には近隣住民がストーブやビデオテープなど の生活用品を保管しており,火の気がないため 不審火の可能性がある. 〈中国の炭鉱でガス爆発〉 1. 2009 年 9 月 8 日 1:00 頃 2. 中国・河南省平頂山市 3. 石炭・亜炭鉱業 4. メタン 5. 死者 42 名,行方不明 37 名 6.  中国・河南省平頂山市の炭鉱でガス爆発が起き た.作業員 93 名中 14 名が脱出したが,42 名が 死亡し,37 名が行方不明となった.坑道の損傷 が激しく,落盤の危険性があり,有害ガス濃度 も高いため,救出作業が難航した.当局の調べ では,同炭鉱は坑内の点検整備中で採掘再開の 許可が下りていなかった. 〈製油所で水素が漏えいして着火〉 1. 2009 年 9 月 8 日 1:45 頃 2. 山口県玖珂郡和木町 3. 石油精製業 4. 水素 5. なし 6.  製油所の連続再生式接触改質装置の反応塔付近 で火災が起きた.約 1 時間半後に鎮火したが, 配管の一部が焦げた.けが人はなかった.会社 の調べでは,製油所では 9/4 の所内停電により 緊急停止した装置の再稼働作業中で,9/7 より 当該装置の作業を行っていたが,反応塔本体と 配管との接続部でガソリン精製用の水素が漏え いし,静電気により着火した可能性がある.水 素漏えいの原因は,装置緊急停止時の熱伸び差 による配管接続部のボルトの締め付け力低下と 推定された.再発防止策として,当該装置の再 稼動時には,当該部位および類似部位について 必ず複数回のボルト増し締めを行うこととし, これをルール化することが公表された. 〈駐車場に放置された消火器が破裂〉 1. 2009 年 9 月 15 日 16:50 頃 2. 大阪府大阪市東成区 3. 駐車場業 4. 高圧ガス 5. 重体 1 名 6.  駐車場に約 20 年間雨ざらしの状態で放置され ていた消火器が破裂した.消火器は底板が抜け た状態で約 10 m 飛び,路上に落下した.駐車 場内で遊んでいた小学生 1 名が頭部などにけが を負い,搬送された病院で意識不明の重体と なった.警察の調べでは,1990 年頃から直径約 17 cm,長さ約 55 cm,重量約 10 kg の業務用大 型の粉末加圧式消火器 4 本が放置されており, 小学生 2 名が消火器の安全ピンを触るなどして 遊んでいた際に,腐食していた底部から破裂し た可能性がある. 〈つけ爪用接着剤が付着してやけど〉 1. 2009 年 9 月 16 日

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2. 兵庫県西宮市 3. なし 4. 接着剤 5. 重傷 1 名 6.  つけ爪用接着剤の使用中に液が衣服に付着して 発熱し,使用者がやけどを負って全治約 1 ヶ月 の重傷となった.当局の調べでは,同接着剤は 繊維と接触すると繊維中の水分と反応し,1 分 以内に 100 ℃以上に発熱する性質を有していた が,商品に日本語による注意が記載されておら ず,容器も中身がこぼれやすい構造になってい た.事故は 2008 年 8 月に起きた. 〈パン製造販売店で一酸化炭素中毒〉 1. 2009 年 9 月 16 日 8:55 頃 2. 栃木県宇都宮市 3. パン製造業 4. 一酸化炭素 5. 軽症 11 名 6.  パン製造販売店でパンを焼いている最中に一酸 化炭素中毒が起きた.従業員 11 名がめまいや 頭痛など体調不良を訴え,病院に搬送されたが 軽症であった.警察の調べでは,パンの窯と煙 突の間に設置されている換気弁が閉止状態で, 十分な換気がされなかったため一酸化炭素が室 内に充満した可能性がある. 〈住宅で消火器の廃棄中に破裂〉 1. 2009 年 9 月 16 日 15:15 頃 2. 福岡県行橋市 3. なし 4. 高圧ガス 5. 軽傷 1 名 6.  住宅の庭で消火器を廃棄中に消火器の破裂が起 きた.破裂した消火器が下あごに当たり,住民 1名が軽傷を負った.警察と消防の調べでは, 粉末加圧式の直径約 12 cm,高さ約 55 cm の消 火器で,購入後 10 数年が経過していて腐食が 進んでおり,住民が薬剤を抜くため,力任せで 腐食していたレバーを握った際にガスが容器内 に充満し,腐食していた底部から破裂した可能 性がある.15 日の消火器破裂事故を知り,処分 しようとしていた. 〈金属製品工場で溶融鉄が漏えい〉 1. 2009 年 9 月 23 日 16:45 頃 2. 福岡県北九州市若松区 3. 金属製品製造業 4. 溶融鉄 5. 重傷 2 名,軽傷 1 名 6.  金属製品製造会社の工場で鋳造作業中に直径約 2 m,高さ約 2 m の容器から約 1 400 ℃の溶融 鉄約 16 t が漏えいした.溶鉄で建物の壁が焦げ るなどした.飛散した溶融鉄を浴び,従業員 2 名が両足にやけどの重傷を負い,1 名が手に軽 傷を負った.警察の調べでは,容器内の溶融鉄 から不純物を取り除く作業のため容器を地上約 10 mのクレーンから約 7.5 m のワイヤで吊り上 げ,リモコン操作で傾けていた際に溶融鉄が約 0.5 m下の床にこぼれた可能性がある. 〈川で魚類が大量死〉 1. 2009 年 9 月 27 日 5:00 頃 2. 岐阜県関市 3. 不明 4. 不明 5. なし 6.  川で鮎や鰻などが大量に死んでいるのを,地元 の漁業組合員が発見した.当局の調べでは,死 んだ魚類約 5 万匹が回収されたが,水質調査の 結果,有害物質は検出されなかった. 〈民家で土木作業中に作業員が生き埋め〉 1. 2009 年 9 月 27 日 14:05 頃 2. 北海道札幌市清田区 3. 総合工事業 4. 土砂 5. 死者 1 名,傷者 3 名 6.  民家で土木作業中に住宅裏にあった土砂が崩れ 作業員ら 4 名が生き埋めになった.周辺住民や 消防隊員らにより救出されたが,1 名が死亡し, 3名が負傷した.警察の調べでは,敷地内で車 庫の建設のため重機を用いて高さ約 3.5 m の土 手を幅約 14 m 削る作業を行っており,積み上 げた土砂の崩落を防ぐため長さ約 6 m の鉄骨を 埋める作業中に斜面が長さ約 10 m,高さ約 2.5 m,幅約 3 m にわたって崩落した可能性が ある. 〈牛舎のサイロで酸欠〉 1. 2009 年 9 月 29 日 18:45 頃 2. 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町 3. 畜産農業 4. 二酸化炭素,(一酸化炭素)

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5. 死者 2 名,重症 2 名 6.  農家の牛舎内の深さ約 4 m,直径約 1.5 m の埋 め込み型サイロで酸欠事故が発生した.4 名が 倒れているところを発見され,病院に搬送され たが,2 名が死亡し,2 名が重症となった.警 察の調べでは,上部開放の地中埋設型の円筒形 のコンクリート製のサイロで,本来はトウモロ コシや干し草などの牛の飼料を貯蔵するが,同 サイロには大量のブドウの絞りかすが貯蔵され ていた.同農家ではワインの製造も行っており, ワインの製造過程で出たブドウの絞りかすが発 酵して二酸化炭素などが発生し,換気設備のな いサイロ内に充満した可能性がある. 〈特急列車の電源車両から発煙〉 1. 2009 年 10 月 7 日 14:50 頃 2. 新潟県新発田市 3. 鉄道業 4. エンジンオイル 5. なし 6.  走行中の 9 両編成の特急列車の電源車両で発煙 が起きた.列車は最寄り駅に緊急停車し,点検 後,2 時間 46 分遅れて運行を再開した.乗客 89名は避難し,けが人はなかった.会社の調べ では,電源車両のエンジンからオイルが漏えい し,エンジンの熱により発煙した可能性がある. 〈リコール改修済みの生ごみ処理機による火災〉 1. 2009 年 10 月 8 日 2. 長野県 3. 電気機械器具製造業 4. 電気 5. なし 6.  リコール改修後の屋外設置型家庭用生ごみ処理 機による火災が起きた.当該処理機や住宅の外 壁の一部などが燃えた.処理槽に硬いものを投 入して撹拌すると底部に穴が開き,内容物が漏 れてヒータ線が劣化,短絡して,処理槽の断熱 材に着火する可能性があり,無償点検,修理の 対象となっていたが,当該処理機は改修済みで あった.改修によって貼り付けられた難燃性の 断熱材が,ヒータ線の浮き上がりや損傷による 局部的な発熱で劣化し,難燃性が低下した可能 性がある. 〈自動車工場内の鋳造工場で火災〉 1. 2009 年 10 月 10 日 14:40 頃 2. 滋賀県蒲生郡竜王町 3. 自動車製造業 4. アルミニウム粉じん 5. 死者 1 名,重傷 1 名,軽傷 1 名,軽症 2 名 6.  自動車工場内の鉄骨平屋建ての鋳造工場で火災 が起きた.約 5 時間後に鎮火したが,天井ダク トなど約 1 000 平方 m が焼けた.メンテナンス 会社社員 1 名が死亡し,1 名が全身やけどで重 傷,自動車工場社員 1 名が足にやけどの軽傷を 負った.他に 2 名が煙を吸って救急搬送された が軽症であった.警察の調べでは,エンジンの アルミニウム部品を製造する鋳造工場で,同日 9時頃から直径約 5 m,高さ約 2.5 m のアルミ ニウム溶解炉のメンテナンスおよび縦横約 80 cm,長さ約 5 m のアルミニウム粉じん集じ ん用のダクト交換作業をしており,溶解炉上部 のダクトを取り外した際に積もっていたアルミ ニウム粉じんがアルミニウム固化防止のため, 約 700℃に保持されていた溶解炉に落ちて発火 したか,ダクト内で浮遊したアルミニウム粉じ んが静電気により着火した可能性がある. 〈雑居ビルでガス爆発〉 1. 2009 年 10 月 13 日 10:50 頃 2. 東京都中央区 3. 一般飲食店 4. LP ガス 5. 軽傷 3 名 6.  雑居ビルの 2 階にある飲食店の調理室でガス爆 発が起きた.同店舗の窓ガラス 2 枚が割れ,爆 発後に火災が起きたが,すぐに鎮火した.従業 員 3 名がやけどで軽傷を負った.警察と消防の 調べでは,同店舗は開店前の準備中で,ガス バーナ用のガスボンベからガスが漏れた可能性 がある. 〈中国の鉱山で発破作業中に爆発〉 1. 2009 年 10 月 14 日 2. 中国・寧夏回族自治区石嘴山市 3. 鉱業 4. 爆薬 5. 死者 12 名 , 傷者 7 名,行方不明 2 名 6.  中国・寧夏回族自治区の鉱山で発破作業中に爆 発が起きた.作業員 12 名が死亡,7 名が負傷 し,2 名が行方不明となった.地元当局が爆発 の原因を調査中である.

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〈核燃料再処理工場で高レベル放射性廃液が漏えい〉 1. 2009 年 10 月 22 日 1:55 頃 2. 青森県上北郡六ヶ所村 3. 核燃料製造業 4. 放射性物質 5. なし 6.  試運転中の使用済核燃料再処理工場のガラス固 化体を製造する建屋で高レベル放射性廃液約 510 mLが漏えいした.周辺環境への影響はな かった.作業員らに被ばくなどの被害はなかっ た.会社の調べでは,廃液タンクからの廃液移 送用配管下の受け皿に約 20 mL の液体が見つか り,調査したところ,同配管および他の配管内 部から廃液タンクから漏えいした高レベル放射 性廃液が回収された.回収された廃液の放射能 濃度は,水分が蒸発したため廃液タンク内廃液 の 2 ∼ 8 倍であった.その後の調べで,漏えい が発見される約 2 時間前に,施設内で洗浄作業 の準備に使用していたクレーンの補助ホイスト のチェーンが閉止フランジに接触しており,閉 止フランジ部分から液滴の漏えいが確認され た. 〈セメント工場の石炭乾燥粉砕施設で爆発〉 1. 2009 年 10 月 23 日 10:10 頃 2. 青森県八戸市 3. セメント製造業 4. 石炭 5. なし 6.  セメント工場にある鉄骨造スレート張り 3 階建 て,幅約 29 m,奥行き約 16 m,高さ約 22 m の石炭の乾燥・粉砕施設で爆発が起きた.施設 の外壁の一部が吹き飛び,原料の石炭の一部が 焼けた.施設は遠隔操作のため施設内に従業員 はおらず,けが人はなかった.警察の調べでは, 同施設は定期点検で約 1 ヶ月間運転を停止して おり,同日 8:40 に操業を再開したばかりで あった.細かく砕いた石炭を集めるホッパで爆 発が起きた可能性がある. 〈廃油リサイクル工場で廃油タンクが爆発〉 1. 2009 年 10 月 26 日 14:45 頃 2. 愛知県刈谷市 3. その他の石油製品・石炭製品製造業 4. 水溶性アルコール,廃油,溶接火花 5. なし 6.  廃油リサイクル工場の金属製,直径約 3 m,高 さ約 4.5 m の廃油タンク 1 基が爆発し,火災が 起きた.化学消防車など 12 台が出動し,約 2 時間半後に鎮火したが,隣接するタンク 3 基に 延焼し,当該タンクの直径約 70 cm のふたの一 部が工場から約 120 m 離れた地点に落下し,民 家 2 棟の屋根の一部が破損するなどした.けが 人はなかった.警察の調べでは,同タンクには リサイクル用の廃油約 20 kL が保管されており, 水溶性アルコールの注入作業が行われていた. また,同タンクから約 15 m 離れた場所で,別 の作業員が 4 基の廃油タンクのそれぞれからの 臭気吸引用の配管を 1 本にまとめるための溶接 作業をしていた.水溶性アルコール注入時には 可燃性ガスが発生するため,臭気吸引用の配管 のバルブは閉止しておくべきであったが,4 本 の配管のバルブはいずれも開放状態で,配管か ら出た可燃性ガスが溶接火花で着火した可能性 がある.工場は配管工事を施設の変更許可を得 ずに行っており,火気使用の届出もしていな かった. 〈タイのイベント会場で水素タンクが爆発〉 1. 2009 年 11 月 1 日 2. タイ・ターク県 3. 娯楽業 4. 水素 5. 死者 1 名 , 傷者 16 名 6.  タイで開催されたイベントの会場で風船に水素 を注入するタンクの爆発が起きた.風船の販売 業者 1 名が死亡し,会場にいた客 16 名が負傷 した.当局の調べでは,業者が店を片付け中に タンクが爆発した可能性があるが,原因は特定 されていない. 〈サーキット場でカセットコンロ用のボンベが爆発〉 1. 2009 年 11 月 1 日 12:35 頃 2. 静岡県駿東郡小山町 3. 娯楽業 4. LP ガス 5. 重傷 4 名 , 軽傷 2 名 6.  サーキット場のコース周辺にある駐車場で観客 が持ち込んだカセットコンロ用のガスボンベの 爆発が起きた.周辺にいた観客 4 名が顔のやけ どなどで重傷,2 名が軽傷を負った.警察の調 べでは,観客らが横約 32 cm,縦約 25 cm のガ スコンロに直径約 30 cm のフライパンを乗せて 調理しており,フライパンによりコンロの熱で

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ボンベが過熱された可能性がある. 〈三フッ化窒素製造プラントで爆発〉 1. 2009 年 11 月 4 日 13:25 頃 2. 山口県下関市 3. 化学工業 4. 三フッ化窒素 5. 軽傷 5 名,避難約 30 名 6.  鉄骨造スレートぶき平屋建ての三フッ化窒素充 填工場で爆発,火災が起きた.約 2 時間半後に 鎮火したが,同工場および隣接する工場計約 1 500平方 m が全焼し,爆風で飛散した外壁や 屋根の破片により,周辺住宅 46 棟や乗用車 27 台が破損した.製造されていた三フッ化窒素ガ スが外部へ漏えいした.作業員および付近の住 民など計 5 名がやけどや打撲などの軽傷を負っ た.ガス漏えいのため周辺約 430 世帯に自主避 難が呼びかけられ,約 30 名が避難した.会社 の調べでは,作業員が直径約 0.6 m,長さ 6 m のボンベに三フッ化窒素を充填中に金属製の管 とホースの接続部付近から発火し,爆発に至っ た可能性があるが,原因は特定されていない. 三フッ化窒素は半導体製造中に洗浄工程に使用 され,毒性がある.同工場では,2001 年 4 月に も三フッ化窒素による爆発事故を起こしている (RISCAD ID:5047). 〈火薬製造工場で点火薬を製造中に爆発〉 1. 2009 年 11 月 4 日 19:35 頃 2. 愛知県知多郡武豊町 3. 火薬類製造業 4. 点火薬,ボロン,硝酸カリウム 5. 死者 1 名 6.  火薬類製造工場にあるエアバック用点火薬製造 室で爆発,火災が起きた.スプリンクラですぐ に消火したが,同製造室のガラス 6 枚が割れた. 作業員 1 名が全身にやけどを負うなどして死亡 した.警察の調べでは,広さ約 40 平方 m の製 造室にある高さ約 1 m のタンクに粉末状の点火 薬原料を投入して混合をしていた際に爆発が起 きた可能性がある.同工場は 2010 年 4 月に同 点火薬の製造から撤退することを発表した. 〈中国の爆竹工場で爆発〉 1. 2009 年 11 月 12 日 8:00 頃 2. 中国・広西チワン族自治区賀州市 3. 煙火製造業 4. 爆竹 5. 死者 2 名,傷者 12 名 6.  中国・広西チワン族自治区にある爆竹製造工場 で爆発が起きた.工場で作業をしていた児童 2 名が死亡し,児童 11 名を含む 12 名が重軽傷を 負った.当局の調べでは,工場では違法に児童 が雇用され,登校前に働いていた.爆発の原因 は特定されていない. 〈ロシアの弾薬貯蔵施設で弾薬の廃棄処分中に爆発〉 1. 2009 年 11 月 13 日 2. ロシア・ウリヤノフスク州 3. 国家公務 4. 実包 5. 死者 2 名,傷者 7 名,避難約 3 000 名 6.  ロシア・ウリヤノフスク州にある軍の弾薬貯蔵 施設で弾薬の廃棄処分中に爆発,火災が起きた. 消火活動中の消防員 2 名が死亡,軍の関係者 7 名が負傷し,周辺住民約 3 000 名が避難した. 原因は特定されていない. 〈座礁した漁船から燃料が海に漏えい〉 1. 2009 年 11 月 13 日 5:20 頃 2. 三重県熊野市 3. 沿海旅客海運業 4. 重油 5. なし 6.  三重県熊野市の沖合約 200 m でフェリーが座礁 し,重油が海に漏えいした.乗客,乗員計 28 名は約 4 時間半後に救出されたが,その直後に フェリーは横倒しになった.2 日後にダイバー が船底の燃料タンクの弁や煙突のハッチを閉じ て漏えいは止まったが,最大時に約 10 km の 範囲で重油が広がった.海上保安部の調べでは, 約 8 m の三角波を受けて船が傾斜し,荷崩れ してバランスを失い,座礁した可能性がある. 付近は伊勢エビの漁場で,休漁などの影響が出 た. 〈韓国・釜山広域市の室内射撃場で火災〉 1. 2009 年 11 月 14 日 14:25 頃 2. 韓国・釜山広域市 3. 娯楽業 4. 実包,発射薬 5. 死者 15 名,重傷 1 名 6.  韓国・釜山広域市にある室内射撃場で火災が起 きた.約 1 時間半後に鎮火したが,室内全域に

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火が広がった.11/27 までに日本人観光客 10 名を含む 15 名が死亡,1 名が重傷を負った.警 察の調べでは,防犯カメラの映像から,客が発 射台で射撃した直後に発射台付近のゴミに引火 し,その後,残存した火薬などの可燃物にも引 火した可能性がある. 〈製薬会社で廃液処理中にドラム缶が破裂〉 1. 2009 年 11 月 16 日 13:45 頃 2. 京都府京都市南区 3. 医薬品製造業 4. 過酸化水素,水酸化ナトリウム 5. なし 6.  製薬会社の危険物屋内貯蔵所で廃液処理作業中 に直径約 60 cm,高さ約 90 cm,容量 200 L の ドラム缶が破裂した.ドラム缶は約 120 m 飛 んで民間の駐車場に落下し,乗用車 2 台が破損 した.けが人はなかった.会社の発表では,従 業員 3 名が高濃度の過酸化水素水を含んだクー リングタワー用のスライム除去剤を廃棄溶媒保 管用のドラム缶に投入したところ,廃液が酸性 を示した.これを中和するために水酸化ナトリ ウムを加えたため,分解が急速に進んで発熱を 起こしてドラム缶が破裂した.警察の調べでは, 従業員がドラム缶の中身を確認せずに作業を進 めた可能性がある. 〈中国の炭鉱でガス爆発〉 1. 2009 年 11 月 21 日 2:30 頃 2. 中国・黒竜江省鶴崗市 3. 石炭・亜炭鉱業 4. メタン 5. 死者 104 名,行方不明 4 名 6.  中国・黒竜江省にある炭鉱でガス爆発が起きた. 炭鉱および周辺の建物が損壊した.炭鉱内に 528名の作業員がおり,420 名は避難したが, 104名が死亡し,4 名が行方不明となった.当 局の調べでは,同炭鉱の地下約 500 m 付近でガ スが突出し,何らかの原因で爆発した.坑内の 通気やガス漏れ防止設備の設置が不適切であっ た可能性がある. 〈雑居ビルにある居酒屋で火災〉 1. 2009 年 11 月 22 日 21:10 頃 2. 東京都杉並区高円寺 3. 一般飲食店 4. 油,一酸化炭素 5. 死者 4 名,傷者 12 名 6.  鉄筋コンクリート造地上 5 階地下 2 階建ての雑 居ビルにある居酒屋で火災が起きた.消防車両 46台が出動し,約 1 時間後に鎮火したが,同ビ ル約 130 平方 m が焼けた.同店舗にいた 4 名 が一酸化炭素中毒で死亡し,避難中に 12 名が 負傷した.警察の調べでは,同店舗で焼き鳥を 調理中に,肉から落ちた油に着火し,その後, 調理器具上部にある排気ダクトに蓄積した油や 装飾用に天井から垂れ下がった布やのれんに延 焼し,短時間で天井全体に燃え広がった可能性 がある.壁などへの油の付着,非常口の管理な どの問題が指摘されている. 〈屋内スケート場で一酸化炭素中毒〉 1. 2009 年 11 月 29 日 20:00 頃 2. 石川県金沢市 3. 娯楽業 4. 一酸化炭素 5. 軽症 34 名 6.  広さ約 1 200 平方 m の屋内スケート場で一酸化 炭素中毒が起きた.スケート場で行われていた スポーツ大会に参加した児童および審判など 34 名が頭痛などの症状を訴え,うち 17 名が病院 に行き一酸化炭素中毒と診断されたが,いずれ も軽症であった.警察の調べでは,大会前の 18 時頃から製氷車が,氷の表面をならすためにス ケート場内で約 30 分間の作業を行っており, 製氷車の排気ガスが場内に充満した可能性があ る. リレーショナル化学災害データベースに関する情報 は,ブログ「RISCAD Weekly」でも公開しておりま す. http://riscad.cocolog-nifty.com/blog/ (独)産業技術総合研究所 和田有司,阿部祥子,内村紗希,石川佳代, 和田祐典,尾和ハイズィック香吏

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