平成2
平成2
平成2
平成27
7
7
7年度自己評価シート(年度末評価)
年度自己評価シート(年度末評価)
年度自己評価シート(年度末評価)
年度自己評価シート(年度末評価)
-1-
様式 5
校番
70
学校名
呉昭和高等学校
校長氏名
持田 悟
全日制
本校
学校経営目標
達成目標 評価指標
前年
度 本年度 評価 理 由 担当部
等
実績
値 目標値 実績値
1 確かな学力の定着を図り,生徒の夢を支援する学校
生徒の可能性と進路を「拓く」ための学力の向上に取り組んでいる
①組織としての授業改善
教科マネジメントに基づき,よく分
かる質の高い授業を実践している。
全国模試偏差値 40 未満の
生徒の割合
生徒による授業評価アン
ケートの肯定的回答の割
合(工夫・改善)
74.0%
(40%)
77.2%
(80%)
50%
80%
72.9%
89.2%
C
A
3 年7 月83.7%(62/74 名)
2 年7 月70.0%(70/100 名)
1 年1 月35.7%(5/14 名)
目標値を大幅に上回った。
教務部
教科会
②個に応じた指導の充実
生徒が自律的な学習スタイルを身
に付け,基礎・基本が定着している。
家庭学習時間(学年+1時
間)の達成者の割合
共通学力テスト通過率
60%以上の割合
8.3%
(10%)
56.1%
(75%)
10%
60%
14.8%
47.1%
B
C
家庭学習時間目標(学年+1
時間)の達成者の割合は,1
年24.0%,2年6.9%,3年13.7%
だった。1 年は第 3 回調査の
後に指導した効果が出て上
昇した。
全体では目標値を13ポイント
下回った。(1 年 53.8%,2 年
42.1%)
教務部
教科会
学年会
進路指導部
③キャリア教育の推進
生徒が勤労観・職業観を持って自立
的な進路選択をし,自らの可能性を
信じて,その実現に向け持続的な努
力をしている。
国公立大学受験者数
国公立大学合格者数
大学入試センター試験5教
科以上の受験者の割合
全国模試偏差値 48 以上の
生徒の割合
のべ
9 名
(12 名)
3 名
(5 名)
65.2%
(70%)
1.9%
(4%)
のべ 5
名
3 名
50%
3%
のべ 4
名
1 名
86.2%
1.8%
B
C
B
C
担任による日々の面接に加
え,学部学科進路ガイダンス
(1 学期)や大学模擬授業(2
学期),「プロフェッショナルに
学ぶセミナー(3 学期)」等,進
路を考えさせる機会を持たせ
ている。
国公立大学推薦入試受験者
のべ 4 名,合格 1 名。一般入
試受験者0 名。
センター試験受験者は69名,
そのうち45名が5教科以上受
験。
全国模試偏差値 48 以上の生
徒の割合は,1 年 1 月 0%,2
年7月4.3%,3年7月1.2%。
進路指導部
学年会
教科会
【評価結果の分析】
(教務)
①授業改善を目的として,すべての教科で,「知識・技術を課題解決に活用する力」,「興味・関心」等を評価する視点を定期試験の問題
や授業での課題設定に取り入れ,また,これらを校内で共有する取り組みを行った。2学期末実施の「授業評価アンケート」について,
項目「この授業は,理解しやすいように学習の内容や指導の方法が工夫されている」の肯定的評価(「そう思う」または「やや思う」)の
総計の割合は,89.2%と高く,他の項目についても高い評価を得られている。
②広島県高等学校学力調査(旧 共通学力テスト)通過率 60%以上の割合は,1学年 53.8%,2学年 42.1%といずれも目標値を下回った。
教科別では,国語 63.5%,数学 43.1%,英語 34.7%である。
(進路)
家庭学習時間調査では目標時間達成者(学年+1時間)の割合は昨年度の 8.3%から増加しているが,どの学年でも家庭での学習習慣
が身につかず,学力が定着していないという状況が続いている生徒も多い。3年生の進路については,例年通り高い目標を持って最後ま
で粘り強く努力を続けるように指導を続けたが,国公立大学の受験者数・合格者数ともに目標を達成できなかった。センター試験への出
願は,勉強の空白期間を作らないように,AO・推薦入試受験者に対し 5 教科以上の受験を強く指導したため,目標値大幅に上回る結果
となった。国公立大学には推薦入試で 1 名合格したものの,センター試験で十分に得点することができなかったために,国公立大学に一
般入試で出願する生徒はおらず,目標の 5 名には届いていない。
3年生の進路確定の割合は,2 月 19 日時点で 98.8%(83 名決定/84 名中)であり,全員決定には至っていない。国公立大学の合格者は
昨年度より 2 名減少し目標達成はできなかった。自律的な学習スタイルが定着せず,基礎学力が十分定着していない。
(1 年)
②遅刻常習者はおらず,全体的には基本的生活習慣が身についている生徒が多いといえるが,月日が経つとともに,当初の緊張感がな
-2-
くなり,そのことが学習面や生徒指導面の現象として顕著に表れてしまった。また,2学期からは長欠生徒2名を出すに至った。面接指
導についても時間的な制約があり,生徒個々の内面まで入り込んだものになっていない。
家庭学習時間が 30 分未満の生徒数が急増しており,そのことが日々の授業参加や課題の提出状況,また,基礎学力が身についていな
いことに反映している。
(2 年)
②家庭学習は毎回の調査で,一日平均0時間の生徒が 10 名近くおり,目標値を上回る生徒は 1~2 名であった。学年全体の一日平均は
66.6 時間であった。進路にかかわる目標が漠然としたまま,計画的に自宅学習できない生徒が多いことが考えられる。
(3 年)
②学年の宅習調査第3回目の9月や4回目の 11 月は,推薦入試やAO入試など,本校の生徒が一番,勉学に励む時期であったが,そ
の時期でも,両方の回ともに 4 時間を超える学習は 5 人しかおらず,センター試験や,一般入試に必要な教科学習よりも,小論文や面接
の準備に時間を費やす生徒が多かったと考えられる。
③国公立大学受験生徒は,全員 11 月の推薦入試受験であり,3 名の不合格者中 2 名はこの時点で私立大学・専門学校受験に移行して
いる。国公立・センター試験受験者ともに,学力伸長や受験への準備など,受験を最後まで頑張らせる雰囲気づくりは不十分であった。
【今後の改善方策】
(教務)
①②「作問と授業の工夫」の取り組みを継続的なものとし,組織的に授業力を高めることにつなげる。また,「ナチュラルサポート」
の導入により,生徒が集中して学習に取り組むことができる環境づくり,生徒の学習意欲を喚起するわかりやすい授業づくりを行い,自
律的な学習スタイルを身に付けさせる。
(進路)
進路意識を高め進路目標に向けて,学習意欲を喚起し家庭学習の必要性を意識させる。
進路未定の生徒には,学年と進路指導部がさらに連携を図る中,面接などを通じて個々に対応をする。
一般入試での進学を希望する生徒に,学力をつけるために「家庭学習時間調査」など継続し指導を充実する。生徒が高い進路目標を持
ち,それに向け自主的・積極的に学習できる指導を検討し,環境を整える。家庭学習時間調査の結果に応じ,個々の生徒とじっくり向き
合い,担任・進路・教科担当教員による面談等を実施するなど,少人数である強みを活かした個に応じた指導を展開する。入学当初の学
習意欲を持続・増進に向け,進路指導部を中心に各部と学年会が連携をとり,学習集団の核になる生徒を育てる。全員が最後まで粘り強
く学習を続ける集団作りに向けた指導にあたる。すべての指導でPDCAサイクルによる改善を意識し,教職員が目的目標を共有した指
導を行う。
(1 年)
②生徒にとって前向きに参加できる授業,行事の創造は当然のこととして,ホームルームや面接を通して生徒個々が取り組むべきこと
のもつ意味を把握させることが必要である。また,怠惰により学習面(授業参加・課題提出等)や生徒指導面において問題を抱えている
生徒には,その背景を探るとともに,ある程度強制力を持った指導も必要である。
(2 年)
②日々の授業を大事にすることがすべての基本であることを再認識させ進路実現に直結させた目標を持たせることが必要である。
また,努力が目に見える形で報われていくことを実感させることも必要だと考える。
(3 年)
②基礎から発展的な学力を1年次から育てることにより,3年次に,AOや推薦入試だけでなく,一般入試にチャレンジする生徒が増
え,そのことにより2学期に教科学習に励む生徒も今以上に増えると考えられる。
③国公立受験やセンター試験に耐えうる学力を 1 年生から育てていくことが大切であり,そのための仕掛けを学校全体で考えていく必
要がある。
2 社会で逞しく生き抜く力を育てる学校
校訓「自主・責任・勤勉・友愛」の徹底を図っている
① 規範意識の醸成
生徒が自他を尊重する態度で,自分
の行動を律し,集団や社会に貢献し
ようとしている。
遅刻者の延べ人数
携帯電話の校内持込件数
1035
(400)
49
(30)
600
30
821
(2 月末)
33
C
「8 時 35 分までに校舎内に入
ろう」期間の設定や正副担任
揃ってのSHR等,生徒指導
規程に則った組織的な取組を
進めてきたが,遅刻者延べ人
数は目標値を上回っている。
携帯電話等の校内持込み
に対する取組についても同様
に目標を上回った。
生徒指導部
教務部
【評価結果の分析】
生徒数が減っていることもあるが,昨年度と比較すると遅刻者の延べ人数は減少している。しかし,2 学期最終日で 600 を超え,1 月
末で 717,2 月末で 821 と,目標値を大きく上回った。携帯電話等の持込件数も昨年に比べ減少してはいるが,1月末段階で目標値を上
回った。
【今後の改善方策】
HR担任や学年会との連携をさらに密にして,遅刻する生徒がいないことが当たり前の雰囲気を学校全体に醸成する必要がある。事前
に連絡なしで欠席・遅刻することがなくなるよう,家庭から必ず学校に連絡を入れるよう再度保護者に要請する。遅刻数の増加が予想さ
-3-
れる時期(月)や常態化した生徒への指導の工夫等,重点化した取組は必要であり,今年度後半から,保健室利用の多い生徒の保護者に
利用状況を知らせる通知様式を作成し,家庭連携を密にしている。
携帯電話等については,関係機関やPTAとの連携した取組を継続する。
3 自律的な経営を推進し,新しい魅力作りに挑戦する学校
教職員が学校経営への参画意識を持って取り組んでいる
①OJTの充実
職場での人材育成が計画的・日常的
に実施されている。
分掌企画研修数
学校評価アンケート(保護者)
の授業満足度
5
(5)
70.2%
(60%)
5
80%
教務4
進路2
85.2%
B
B
概ね計画どおりに研修会を
開催できた。
目標は上回った。
総務部
教務部
進路指導部
生徒指導部
【評価結果の分析】
主に,「教科主任会議」(8回実施)において,「学びの変革」に係る取り組み,「授業におけるナチュラルサポート」などについての
説明と協議を行った。「授業評価アンケート」の生徒の意見をもとに,「主体的な学びを促す授業づくり」の観点から高い教育的効果を
もつと考えられる授業実践例を教務部で集約・分析し,実践例,分析内容を校内研修会で共有した。また,12 月に3校への県外視察を
行い,全教職員を対象に報告会を実施した。「政治的教養の教育」に係る研修会を1月に実施した。
(進路)
進路に係るスタディサポート研修を企画した。学年別に研修会を実施し授業にどう活かされているのか検証が必要である。
(教務)
保護者アンケートの質問「学校は,子どもに学力をつける教科指導をしている」に対する肯定的評価は 80%を超えたが,生徒指導・進路
指導にくらべると,肯定的評価の割合が 4 ポイント程度下回っている。
【今後の改善方策】
職員が求める分野のスキルアップをより充実させるために,他分掌や学年会からの要望を反映させてテーマを設定し研修会を行い,質
の高い授業づくりを進めていく。
(進路)
AO・推薦入試での進学者が多く,公務員を含む就職希望者が 10 名程度いる本校の実態をふまえ,スタディサポート研修だけではなく,
AO・推薦入試や就職試験を視野に入れたマナー指導・小論文指導についての研修を実施する。
4 地域と共に発展を目指し,地域から信頼される学校
地域・保護者との交流や小中学校との連携の充実に取り組んでいる
①小中高連携の推進
教育活動における小学校・中学校と
の連携を組織的に進め,日常的に交
流が行われている。
出前授業の実施科目数
オープンスクール参加人
数
保護者アンケートの肯定
的回答の割合
「学校へ行こう」週間の来
校者数
0
(3)
212
(200)
77.7%
(80%)
40
(150)
1
150
80%
50
0
149
90.1%
70
B
オープンスクールの参加者
は前年より減少したが,ほぼ
目標数は達成した。また体験
授業への満足度は高かっ
た。
「学校へ行こう」週間の一環
として芸術鑑賞会を実施し,
多数の保護者の参加を得た。
教科会
教務部
総務部
【評価結果の分析】
オープンスクールを昨年は2回行ったが,2回目(文化祭当日に実施)の参加者が少なく,本年度は1回のみ実施した。送迎バスの廃
止により参加者は減少したが,目標値は,ほぼ達成した.体験授業は 86%の生徒が「もっと学びたい」と答えた。
保護者アンケートでは学校からの情報提供への評価が目標を大きく上回った。行事予定の変更を早期にプリントで配布したり,PT
Aの協力によるメールメイト配信が評価されていると考えられる。「学校へ行こう」週間の来校者も目標を 4 割上回った。
【今後の改善方策】
生徒会を中心としてボランティア活動を活発に行っており,それらの場での小・中学校,特別支援学校との連携を引き続き充実させ
て呉昭和高校の魅力を発信したい。出前授業については,実施の有無も含めて検討する。
評価基準【 A:目標は完全に達成した。 B 目標は概ね達成した。 C 目標はあまり達成できなかった。 D 目標は全く達成できなかった。】
- -
4
平成
平成
平成
平成2
2
2
27
7
7
7年度
年度
年度
年度自己評価シート(年度末評価まとめ)
自己評価シート(年度末評価まとめ)
自己評価シート(年度末評価まとめ)
自己評価シート(年度末評価まとめ)
校番 70 学校名 広島県立呉昭和高等学校 校長氏名 持田 悟 全日制 本校
1
1
1
1 評価結果の分析評価結果の分析評価結果の分析 評価結果の分析
(1)
(1)
(1)
(1)成成成 果成 果果果
1 生徒の可能性と進路を「拓く」ための学力の向上に取り組んでいる
① 組織としての授業改善 (教科マネジメントに基づき,よく分かる質の高い授業を実践している。)
すべての教科で,「知識・技術を課題解決に活用する力」,「興味・関心」等を評価する視点を定期試験の問題や授業での課題設定
に取り入れ,また,これらを校内で共有する取り組みを行った。2学期末実施の「授業評価アンケート」について,項目「この授業は,
理解しやすいように学習の内容や指導の方法が工夫されている」の肯定的評価(「そう思う」または「やや思う」)の総計の割合は,
89.2%と高くなっている。
② 個に応じた指導の充実 (生徒が自律的な学習スタイルを身に付け,基礎・基本が定着している。)
目標時間達成者(学年+1時間)の割合は昨年度の 8.3%から増加している。1 年は減少傾向があったが第 3 回調査の後に指導し
た効果が出て上昇した。
③ キャリア教育の推進 (生徒が勤労観・職業観を持って自立的な進路選択をし,自らの可能性を信じて,その実現に向け持
続的な努力をしている。)
進路ガイダンスやプロフェッショナルに学ぶセミナー,担任面接等により,勤労観・職業観を育てようとしてきた。2月中旬までにほと
んどの生徒が進路を決定したが,国公立大学については受験者数・合格者数ともに目標を達成できなかった。
2 校訓「自主・責任・勤勉・友愛」の徹底を図っている
① 規範意識の醸成 (自他を尊重する態度で,自分の行動を律し,集団や社会に貢献しようとしている。)
遅刻者の延べ人数は減少している。しかし,2 学期最終日で 600 を超え,1 月末で 717,2 月末で 821 と,目標値を大きく上
回った。携帯電話等の持込件数も昨年に比べ減少してはいるが目標値を上回った。
3 教職員が学校経営への参画意識を持って取り組んでいる
① OJTの充実 (職場での人材育成が計画的・日常的に実施されている。)
「学びの変革」に係る取り組み,「授業におけるナチュラルサポート」などについての説明と協議を行った。「授業評価アン
ケート」の生徒の意見をもとに,「主体的な学びを促す授業づくり」の観点から高い教育的効果をもつと考えられる授業実践
例を教務部で集約・分析し,実践例,分析内容を校内研修会で共有した。また,12 月に3校への県外視察を行い,全教職員
を対象に報告会を実施した。
4 地域・保護者との交流や小中学校との連携の充実に取り組んでいる
① 中高連携の推進 (教育活動における小学校・中学校との連携を組織的に進め,日常的に交流が行われている。)
学校からの情報提供への評価が目標を大きく上回った。行事予定の変更を早期にプリントで配布したり,PTAの協力によるメー
ルメイト配信が評価されていると考えられる。「学校へ行こう」週間の来校者も目標を 4 割上回った。
(2)
(2)
(2)
(2)課課課 題課 題題題
1 生徒の可能性と進路を「拓く」ための学力の向上に取り組んでいる
① 組織としての授業改善
国公立大学の合格者は昨年度より2名減少し目標達成はできなかった。自律的な学習スタイルが定着せず,基礎学力が十分定着
していない。
② 個に応じた指導の充実
特定の生徒が授業規律を乱す例が2・3年生の一部にあり,継続的に指導してきた。1年では全体的には基本的生活習慣が
身についている生徒が多いといえるが,月日が経つとともに,当初の緊張感がなくなり,そのことが学習面や生徒指導面の
現象として表れている。
③ キャリア教育の推進
進路にかかわる目標が漠然としたまま,計画的に自宅学習できない生徒が多い。大学合格だけを目指すのではなく,勤労観・
職業観を育てる指導の充実が必要である。
2 校訓「自主・責任・勤勉・友愛」の徹底を図っている
① 規範意識の醸成
遅刻数の増加が予想される時期(月)や常態化した生徒への指導の工夫等,重点化した取組は必要である。今年度後半から,保健
室利用の多い生徒の保護者に利用状況を知らせる通知様式を作成し,家庭連携を密にしている。
様式 6
- -
5
3 教職員が学校経営への参画意識を持って取り組んでいる
① OJTの充実
保護者アンケートの質問「子どもは,学校の授業に満足している」に対する肯定的評価は 80%を超えたが,生徒指導・進路指導にくら
べると,肯定的評価の割合が 7 ポイント程度下回っている。
4 地域・保護者との交流や小中学校との連携の充実に取り組んでいる
① 中高連携の推進
中学校での学校説明会に参加しPRしてきたが,出前授業は実現できていない。
2
2
2
2 今後の改善方策今後の改善方策今後の改善方策 今後の改善方策
1 生徒の可能性と進路を「拓く」ための学力の向上に取り組んでいる
① 組織としての授業改善
「作問と授業の工夫」の取り組みを継続的なものとし,組織的に授業力を高めることにつなげる。また,「ナチュラルサポート」の導入
により,生徒が集中して学習に取り組むことができる環境づくり,生徒の学習意欲を喚起するわかりやすい授業づくりを継続する。
② 個に応じた指導の充実
個々の生徒とじっくり向き合い,担任・進路・教科担当教員による面談等を実施するなど,少人数である強みを活かした個に応じた
指導を展開することで学習意欲を喚起し家庭学習の必要性を意識させる。
③ キャリア教育の推進
個々の生徒とじっくり向き合い,担任・進路・教科担当教員による面談等を実施するなど,少人数である強みを活かした個に応じた
指導を展開することで学習意欲を喚起し家庭学習の必要性を意識させる。
2 校訓「自主・責任・勤勉・友愛」の徹底を図っている
① 規範意識の醸成
遅刻数の増加が予想される時期(月)や常態化した生徒への指導の工夫等,重点化した取組が必要であり,今年度後半から,保健
室利用の多い生徒の保護者に利用状況を知らせる通知様式を作成し,家庭連携を密にしているので,これを継続していく。
3 教職員が学校経営への参画意識を持って取り組んでいる
① OJTの充実
AO・推薦入試での進学者が多く,公務員を含む就職希望者が 10 名程度いる本校の実態をふまえ,スタディサポート研修だけでは
なく,AO・推薦入試や就職試験を視野に入れたマナー指導・小論文指導についての研修を実施する。
4 地域・保護者との交流や小中学校との連携の充実に取り組んでいる
① 小中高連携の推進
生徒会を中心としてボランティア活動を活発に行っており,それらの場での小・中学校,特別支援学校との連携を引き続き充実さ
せて呉昭和高校の魅力を発信したい。出前授業については,実施の有無も含めて検討する。
-5-
平成
平成
平成
平成2
2
27
2
7
7
7年度学校関係者評価シート(
年度学校関係者評価シート(年度末
年度学校関係者評価シート(
年度学校関係者評価シート(
年度末
年度末評価)
年度末
評価)
評価)
評価)
平成 28 年 3 月 9 日
校番 70 学校名 広島県立呉昭和高等学校 校長氏名 持田 悟 全日制 本 校
評価項目 評価 理 由 ・ 意 見
目標,指標,計画
等の設定の適切さ
B
B
B
B
校長を筆頭に大変真面目にそして熱心に生徒指導に取組んでおられる姿は立派である。いろいろな制約の中
で大変御苦労もあるだろうが,何か本校の特色が出せないものか。生徒の現況に沿って細かく目標を定めて
いるが,たとえば大学入試センター試験受験者数よりも適切な評価指標があるのではないか。
計画の進捗状況の
評価の適切さ
A
A
A
A
分析から,進捗状況がよくわかる。成果が出ていることに敬意を表したい。よくなったところをもっとアピールし
てもよい。
目標達成に向けた
取組みの適切さ
B
B
B
B
ナチュラル・サポートはとてもよい取組と思える。一時間をきちんと過ごすことや,1 日,1 週間,1 か月と,予
定を把握することから,「計画」を持って行動することへとつながることを望む。
日々努力されている取組が今一つシートからはわからない部分があった。今からの時代を考えて,特に若
い人には広い世界に出ていただきたいという思いが強い。何か特化した教科に力を入れることはできないか。
評価結果の分析の
適切さ
A
A
A
A
冷静かつ公正に評価されていると感じた。先生方がどのように感じているかが改善のためには重要だと考え
るので,先生の生の声を聞きたい。
今後の改善方策の
適切さ
B
B
B
B
おだやかでのんびりしたところが本校生徒のよさでもあるが,高校生が持つべきピリッとした緊張感のようなも
のがもう少しあってよい。学習面においても,小テストを習慣づけるなど,家庭学習を否応なく増やす手立てを
実施するなどしてはどうか。
総合評価
B
B
B
B
呉昭和高校の生徒は素晴らしいだけに,今後の可能性を伸ばしていけるよう,もっと積極的に前向きの取組も
必要かと思われる。
様式8