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絶対値補間の標本点の設定について : スプライン関数系におけるMR標本点列となる条件の考察

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Academic year: 2021

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絶対値補間の標本点の設定について : スプライン

関数系におけるMR標本点列となる条件の考察

著者

金時 直矢

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2015年度 修士論文要旨

絶対値補間の標本点の設定について

-

スプライン関数系における

MR

標本点列となる条件の考察

-関西学院大学大学院 理工学研究科 数理科学専攻 北原研究室 金時 直矢 与えられた有限個のデータ点をすべて通るような多項式で, 想定される関数のデータ点以外での関数 値を推測することを多項式補間という. 多項式補間は相異なる標本点列が与えられたときに可能で, こ の標本点列の取り方によって補間多項式に余分な振動を生じさせる場合がある. ルンゲの現象などが代 表的な例である. これは関数 1 1+25x2 のグラフ上の点をデータ点として多項式補間を考える際に, 標本 点列を−1から1までに等間隔にとることで補間多項式に余分な振動が生じる現象である. 標本点列を チェビシェフ多項式の零点や絶対値が1となる点とすると, 多項式補間を考える際に良い近似結果を得 られることが知られている.

そこで, 北原研究室では1970年にMicchelliとRivlinが問題を提起し, 1974 年にDeVoreがその問 題の証明を与えた定理を基にして, 与えられた関数系において補間関数の余分な振動が少なくなる標本 点列をMR標本点列と定義した. そして, 多項式の関数系においてMR標本点列となる標本点列の条件 について研究している. 先行研究では4次までの多項式の関数系において条件つきではあるが, MR標 本点列となる場合が調べられている. 本研究では関数系をスプライン関数系に置き換えた場合に, 標本点列がMR標本点列となる条件を調 べた. スプライン関数とは区分的に連続な関数を区間の端点で連続となるように繋ぎ合わせたものであ る. このことについて, 標本点が節点に一致するようにしたとき, 1次スプライン関数系の場合は任意の 標本点列がMR標本点列となり, 2次スプライン関数系の場合は標本点(節点)がある条件を満たすとき にMR標本点列となることが分かった. また, 等間隔な標本点列はこの条件を満たさず, 標本点が4個 以上の場合に, MR標本点列でないことを示す具体的な反例を示した. さらに, 主な結果として, 2次の 場合に節点を等間隔にとり, 標本点を隣り合う節点の中点にとると, その標本点列はMR標本点列とな ることを証明した.

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