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ストレスの音声学的分析(1)

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Academic year: 2021

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(1)Title. ストレスの音声学的分析(1). Author(s). 加藤, 富夫. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. A, 人文科学編, 32(2): 1-13. Issue Date. 1982-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4114. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . ス トレスの音声学的 分析 (1). 加. 藤. 富. 夫. は じめ に “ 1 } i l tsprec t rumen se S,Pot ) は ”St ress maybe measuredbyins y ter (1971 ,… と 今 も 考 え .63 ,p. ているよう であるが, しかし, ストレスに対 するこのような単純明快な考 えは恐らく非常に例外的 i i ng 等 と 形 容 さ れ て us ve ≦犯e なもの であ っ て, ス ト レ ス と い う 言 葉 自 体, 多く の 場 合 el ,confus ,va. ) その正体が 今もってよく分らない面 が少なくない, と言うのが実態 いることからも分るように2 , , i L b ) が, 最 近 の ス ト レ ス 関 係 の 論 文 だ け でも 100 を下回る e erman(1977 に 近 い で あろ う , p‘168 .. ことは ないだろうと言っているが, このことは, この問題の難 しさの一端をよく示しているものと 3 )に 関 す る 諸 説 の lates( i t ) cues ccorre 思 わ れる. St ress accentと 一 般 に 呼 ば れ て い る も の の acous. ) 1 981 i ) に発表された研究結果を参考にした追試の結果は加 藤 ( 1 96 0 ebe rman ( 簡単な展望と, L 自覚 に発表したが, ストレス問題の 奥行きの深さと複雑さにくらべれば非常に不十分であることを したので, 今回から少し本格的にこの問題に取り組んでみたいと思う, l i i ress が 1) s of St c Ana ) の第5章 he Phonet 19 ys 74 最近 出 版さ れ た A1 var N, Goes ( ionanddura‐ lreduct i t t ress 4) vowe culatorys ress 3) art 2) acousticcuestos G ion… … と な っ て い て, ほ ぼ 筆 者 の 取 り 上 げ た い こ と と 重 な る た め, 論 題 を oes か ら 取 っ た が, 内 t i tory aud. hm も取りあげてみたいと考えている. 主として SP擬 を中心とした生成音 t 容としてはこの他,rhy 韻論のとり あげている問題も興味深いものがあるが, ここで関心の 対象になっているストレスの音 )s l re e sの問 題などを直接に対象にすること s sru 声学的諸性質の問題とは大きくずれているので4 , t は ない, ress ス ト レ ス を 扱う と き に は, ま ず 最 初 に 出 会 う 問 題 と し て 用 語 の 問 題 が あ る, St ,pro‐ ,accent. mi nenceなどの単語は, 学者によってその意味する所が非常に異なり, その違いを説明することが 即ちその学者のストレス観を説明することに なってしまうので, ここでは用語の問題を独立に取り 上げることをせず, 関連の所で随時触れることにしたい. さしあたり, 筆者が 「ストレス」 と言う teand Peterson(1959 ) と ほ ぼ 同 じ 意 味 で使 い た い, s ときには, この後で引用する Lehi. 1,. D.Jones の”stress”説. 1,1 , D,Jonesの 先 見 性 “l i ti iologi l l s shi calstress, and thatin Engl s actua ti y phys s our conclusion that stress i l tedi n atleastfour acoustical parameters:speech power,fundamentalvoice frequency, ref ec.

(3) . 加. 藤. 富. 夫. ” 5 ) i i ty 1959 teand Peterson( cqual ) phonet s ,and duration. Lehi .184 ,p “The honet iccorrelatesofan accented syl lablealwaysincludea momentaryincreasei p nthe. fexpendingrespi rate o 6 ratoryenerg )andaconcomi ion tantpi tchobt ‐ p ′(Ladefogedl967:44 rus ” ingerl958a l i (Bol 1972 ) ) ceand Ladefoged( . Vanders .819f . ,pp. この二つの引用文は, 現代の実験音声学に ふさわしく専門的な用語で書かれているが, その基本的 な考えは, 外見上の相違にもかかわらず, 実用音声学の ベ ストセラーAれ ○” ””e qf E”g熊ゐ Z Pぬ創 始c sなどに最終的にまとめられた D.Jone )のストレス観と非常によく似ている 1891-1967 s( 所がある. このようにjone sのストレス観が現在の実験音声学の再評価にも耐えうる所に,.とりも ) 以下 A” ○”溺れe qf Eれ郡禽た Pぬo解 放s なおさずJone sの偉大さがあるとも言える であろう6 . , . T肋 Pmれ””c如拘れ qfE7 (1960 2 gぬゑ ,(1979 , 略 OBP), 7 .(1962 , 略 PE), Z脳 Pぬo解 伽e , 略 P). を中心にjone sのストレス 観をまとめ, 彼以後の研 究の進展結果とも対比させて 検討 をしてみた い. な お, 彼 の ス ト レ ス 観 は OEP の第三版( )頃を境にして変化したようなので, それについ 1932 ては後 で別に触れたい. ‘ “ 7 ) 1.2 . 話 し 手 に と っ て の 短tress ” ” “ Jonesは st th whi ress と いう も の を Thedegreeofforce wi chaspeakerpronouncesasound “8 PE S436 “ labl l A t l l orasyl t ei scal ) あ t edi い s 財陀s s る は, srongl ressedsy abl e sone ys . . , ,…,i for th greater ef ighbour whi chhe consciously utters wi ingsyl labl tthan otherne esinthe word ” orsentence .. ◆ 425 )のように, 話し手側の行為・努力としてのみ定義しているが, これはJone s 9 } の 大 き な 特 徴 で あ る . 聞 き 手 が ス ト レ ス と 知 覚 す る の は, jonesの 言 う“promlnencざ を 通 して で. あ っ て, “stress”に 直 接 対 応 す る loudnessは“promlnence”の 一 つ の 構 成 要 素 で しか な い. 従 っ て,. Trager th 等 の 説 の よ う に s t ‐Smi ress=loudnessと い う 考 え では な い. “St resg’の 段 階 は 話 し 手 の. l o }の収縮などの筋肉運動を実験 的に調べて決定 できるだろう が 今はまだその段階に l l wa , 至 っ て い な い (P ) と Jonesが書いて間もなく, このような方面の生理学的研究が S t e .S450 son; , t 2 肌防げ P肋れ“ば f 1951) のあいまいで誤解をまねきやす い記述を明確にする形 で Lade c s( oged らに. chest. 1 ) 彼 等 の 第 2 報 (1958 p 211 よ っ て 進 め ら れ て い っ た1 . , . ) に は The 61d man d6ddered alongthe d 6 i l i r a .に お け る 文 ス ト レ ス が 内肋 間 筋 (nterna ntercos tal ) の 活動 電位 の差 によ っ て 明 瞭に 示さ s れ て い る. Ladefoged らの研究は約1 0年後に Z卿eB A舵硲 qf E物“〆伽醐加‘ Pたo解 放s に ま と め÷ ” “ in i t l ら れ, 結 局 ”…s i ressi sa gestureoftherespiratory musc t es cs ressi sa ≦m st , … であ り … l “ 1 2 } i lyact i 1 measurablebod ty 9 7 5 L d f ( ) 結 d で あ 論 が 出 vi る と れ v の さ た e ( a 1 9 4 oge 75 . . ,p . 5) . ,p ’ T h d i H i d iges には t inct ives ats a ges t t e dd td t s ressの 対 が 4 組, 上 昇 調 と 下 降 調 , .の よ う な di. 3 } Jone に分けて, 声門下圧の曲線の差にストレスの違いが反映している例 があげられている1 sは, . ストレスの段階を区別するのは聞き手よりも話し手の方が区別 しやすく(PE S 4 ) 3 8 又三つないし . , 1 4 ) 当然こ 1 に でき る (1944 p i f l 四つの段階を区別するのは“ a r yeasi , ,165)と も 言 っ て い る の で ,. のようなストレ スの段階は筋電図などにも現われるだろうと予想されるのであるが, 実際にはそう. 5 } Li b で な いよ う であ る1 ighthousekeeper の 声 門 下 圧 を 調 べ た も の が ) にl .152 . e erman (1967 ,p 載 っ て いる が, 各 8 例 の う ち, 2 ~ 3 例 は 明 ら か に Trager th 流 の 第 1 と 第 2 の ス ト レ ス の 声 門 ‐Smi. 下圧のピークが逆になっ ている.. Ladefoged (1967) の後に Net l l la ら に よ っ て ス ト レ ス の 変 化 に は ” laryngea l ad se t jus - , oha ,.

(4) . 1 ) ストレスの音声学的分析(. )が 付 け 加 え て い mentぎ も 付 随 して い るか も し れ な い こ と が 示 さ れた・と Ladefoged(1981 .23f . ,pp. る. 喉頭の調節というのは筆者には具体的によく分らないのであるが, これはどうもその後重要性 6 ) d (輪 状 甲 状 筋) の 事 の よ う であ る1 i thyroi が認 め ら れ て き た cr co ‐ .. l ff 工.3 . Loudnessと Voca e ort i ty l i Loudnessと は, 普通物理的な音波の振幅 ( t ) 又は音声強度( soundintens ude amp ,この場合. l(略 SPL) で計っ たりする) に対応する心理的な知覚上の音声の強さをさ r e s su r eve はsoundp el ) は, 米 語 の 母 音 の 強 度 を 計 っ た teandPeterson (1959 す と 言 わ れ て い る. しか し, Lehi s .186 ,p. ときに, 被験者は音声のVUメーターに 現われる母音の強さを聞いているのではなく, 母音を発音す f f る とき の “amountofe o rど の方を計っている場合があるらしいことに気がついた. 後にこの事実 を確 認 した Ladefoged(1975 .40) は, 同 じこ と が, S.Jones に よ っ て す で に 1932 年 に 指 摘 さ れ ,p て い た と 言 っ て い る. 1 G.D.AI en ( ) は, loudness の知 覚 上 の 判 断 が SPL と 対 応 し な い (彼 は, こ の こ と は, 多く 1 971 ) な どとは l d の 人の ou nessの 計 数 値 の 間 に 相 当 の ズ レ が あ る こ と で明 ら か だ, と Ladefoged(1975. SGP) の値をvoca le f f tに対応するとみなし, SPL と r o 違った根拠を挙げている) ので声門下圧 ( G P P L S SGP との対応関係を調べた. S を同じにすると, の大きな方が小さい方よりl oudne s sが大 te 達 も 認 め て い た 所 であ っ た. Loudnessの 知 s ) が, こ れは す でに Lehi きいと判断された ( 84 0 p .1 1 enの実 験でユ 覚は SPL に対しても SGP に対してもほぼ同 じように対応することが分ったが, AI. ニークな点は,ある人は SPL の方により反応し,ある人は SGP の方により反応するなど, 人によっ ing ef f rad ect と 称 して よ い と 思 う. て個 人 差 の あ る こ と が 分 っ た 点 であ ろ う, こ れ も一 種 のt. D Jonesは ” t re sぎ とは話し手の発音のさいの力 (又は努力) の度合であると定義し, こ れ は , s. l 刻こ述べ る p[ominence の 中 の loudness に ほ ぼ (general y) 対 応 し, ス ト レ ス の 段 階 の 区 別 に 最 も. 貢献するのは prominence の 要 素 の う ち でloudness で あ る と 言 っ て い る.. AI 1 en な ど の 研 究 結 果. lef for t に対する判 は, 結 局 聞 き 手に と っ て の ス ト レ ス の 段 階 の 区別 が, Jones の 言 う よ う に voca Theoryに も M t したわけ である 又 このことは r 断によっ ても可能であることを実験的に証明 , , , oo. 一つの証拠を提出することにもなっている, 1,4 ,. Gestures. jonesは OEP のS909 で, 発音器官の‘energetic actiod を伴う”st resぎ に は, ふ つ う 手や 頭 な ど ture が付く, と 言 っ て い る こ の 指 摘 を 実 際 に 確 認 した の が, ノ ル ウ ェ ー 人 (?) の Vanvik の ges . ) である. 彼 は HydePark の oratorぎ Corner で, “stress” に は gesture が 伴 う こ と を 確 か ( 1 955. l i t t めた(従って第1音節に伴う身振りはsa r e sず のない定冠詞 va onを意図すると判断する)が, ”s t の所にも ges 2 sZ焔ss 物 ur e が現われる場合もあることを観察している. 彼はこの論文のあと, 07. l imatecr i ion” で あ る と さ え 主 張 し t ter ture を重 要 視 し, ”u ) の 中 で ges 1 96 2 ゑ惚鰹”idqy β z( 7 2 gぬZ 1 7 ) 1 ) は, 耳 の 悪 い 人 が ス ト レ ス よ り もイ ン ト ネ ー シ ョ て いる そ,う であ る , W・S.AI en (1973 .83 ,p i thet cf ン に よ り 困 難 を 感 じる の は, ス ト レ ス が, kinaes eedback に依拠することが多いせいだろう. と言っている. この事実も別の角 度からストレスと身振りとの関連を証するものであろう. Ge t s ureに因んで, 岸本能武太という人によって案出された「揚頭法」というストレスの練習法が 8 ) 「大 あった事を紹介しておきたい. この方法は彼の「英語研究 発音の原理」に載っ ているもの で1 , 声を発する時には誰 でも単に口を開けるのみならず必ず頭を揚げる」 が, そうすると 「咽喉と口と が一直線に」 なり, その結果 「音声が自由自在に出れば, それは自然に強く高く長く且つ明白にな.

(5) . 加. 藤. 富. 夫. ) という訳で, るの である」( p .147. のように, 線の上下に合わせ て頭の上下運動をおこなうのが即ちこの 「揚頭法」 であっ た. 教室で 生徒 が一斉に頭 を上下にふりつつ, リー ダーを読むのは中々奇観 であったと述懐 している人がい 9 } 彼の学生の一人がわざわ ざ確かめた如く 英米人が実際にストレスの所でこのように頭を一々 る1 , . ふっ たりしていないことは, この案出者も十分承知 で, これは, 日本人向けの, 彼の言う所の 「医 療的教授法」 ( p ,8)の一端であったのだろう. しかし, リ ズムを取るときに行なう tapping でも 良 かっ たであろうことを考えれば 「若し, アクセントを表わす為, 強力なる発音をなすに当り, 其為 ion) を, 咽 喉 に の み 覚 え しめ ず し て 他 の 筋 肉 感 覚 に 伴 わ せ て 一 の 筋 肉 感 覚 (muscularsensat , ,. 層確実にせしめんとならば, 腕を振るとか足踏をするとか, すれば善いわけで必ずしも揚頭法に依 るには及ばぬ事である.」 といって非難した岡倉由三郎 ( ) の方が正論だったと言わな 01 19 11 .1 ,p ければならないだろう. このように, 揚頭法自体は, 結局 「奇法」 とでも形容すべきものであった のかもしれないが, しかし, 彼のアクセントの分析には非常にす ぐれたものがあっ たことにも注意 を促したいと思う. 彼は 「……アクセントには単に音声が( 1 )強いと言う外に,( 2 )高いと言うこと, 0 } 少なくとも日本の学生 ( )長いと言うこと, 今一つは,( 4 )明かと言うこととがはいって居ると思う2 3 . にアクセントを教ゆるに当っては, 斯く別けて教ゆる方が利益が多いと信ずる.」( )と言って, 0 p .14 「 アクセントに 四要素」 のあることを指摘し, 即ち,一アクセント=弱十低十短十暗 ) のような方程式を作っているの である ( 4 3 p .1 , これに対して岡倉由三郎のように 「実に笑うべき f 誤解に基づいたろ見方」( 1 o o ) とは言えないであろう pp . . .そしてもし, このアクセント観が, 彼 1 2 ) の創始になるものであれば , その卓見ぶりは大いに評価 しなければならない. アクセント=強十高十長十明. 2 } ive Stressing2 工.5 . Subject “Stressesare ivi i iveact i lysubject t esofthespeakersP (P荘 424) こ の好 例 として essent al. . ,音. t の な い 所に も ”s resざ の ある ぐkk j 〕が挙 げられている ことはJone sのストレス説の 中でも非常に u 3 ) こ の 説に 大 い に 賛 成 し た の は A C1 よ く 知 ら れ, 引 用 さ れ る こ と の 多 い例 で あ る2 . asse(1939 . , pp . “ ’ h i h i h f f t t t tt t i f t ) で, 彼は …t ere s every reason o agree w t Joness s a emen a, even 17 . ress s i i labl ti th wh s nevertheless may be def ned as the degree of force wi ch a syl ei s uttered, i ” ‘ i l l b i essenta ysu jectve . と 言 っ て, ス ト レ ス の あ り 場 所 を expecr(p .18) で き る の は, ス ト レ ス の ]ythm の 問 題 を 研 究 す る の に ス ト レ ス を C1asse の 心理的な性質によるとの解釈を与えている. RI , i ように心理的なものと考えておけば,s cans onの場合の不規則 等を説明するのに非常に好都合になる ‘i l の であ ろ う. Abercrombi t e( 19 64 ent s ress と 呼 ん で, 例 え ば , p.10) も, こ の よ う な 現 象 を s Col idge の Cたγ禽加る〆 の 韻 律 の 不 規則 を er ,解 明 して い る, ごく 最 近 は こ の よ う な ス ト レ ス 観 に よ る. 研究が進められているよう であるが, それについては後の機会に触れたい. Jone sの 主観 的 な活動と いう 表 現は C1 a s s eの よ う に 心 理 的 な意 味に も 取 れる の である が, Crys i ion) の こ と を 指 して い る tal (1969 csensat ,114n) が 言 う よ う に, 運動感覚 (kinaesthet ,p i と も 解 釈 でき る. そ う す る と こ れ は, ス ト レ ス の 知 覚 は, acous t ccues の み に よ る の では なく 自分.

(6) . 1 ) ストレスの音声学的分析(. の発音のさいの筋肉活動の記憶を援用して相手の発話のストレスを認知するという,Li ebe rman た i on に 非 常 に 接 近 す る わけ で, この観点 ちが1 963年に 発表した Motor Theory ofSpeech Percept. i ipate していたと評価 している ) は, Jones が MotorTheory を‘ から Lehiste (1970 ant c .119 ,p . ’ k k Goe )は j 〕について 19 5 6 〔 音声学的 音韻論的特徴と このようなぞん ざいな発 s( u 74 p , . , , , , i t 音がなされる場合の社会的な状況を列挙して,要するにr edundancy があるのでacous ccues が な. くても理解されるのだ, という解釈を出している. たしかにこの例だけではそのようにも説明 でき るであろう. 1,6 ,. 4 ) Prominence2. tであ romi nen 聞き手にとってある音節が他の音節よりきわ立って聞こえるときに, その音節は p i l fectperceived ob ject ve sanef ると言う. “Prominencei ybythehearer .S434)Prominence .「 P ”threesoundhat ” l h i i tributes i ionofthese nat には . が含ま れ , engt ,stress ,or ntonaton,or … comb 5 ) こ の 場 合 の ”stresず は 先 述 の よ う に 話 し 手 に と っ て の‘ forceofut terance であ っ て, 聞き手 る2 , ’ ly though not a l P E l d 知 覚 さ れ る. 従 っ てJones ( S 4 3 6 )に し て に と っ て は ‘general a s o u n e sと w s y , , ” 2 6 ) の言う stresげ は prominence の 一 部 を 形 成 し て い る 訳 な の で , 両 者 を 混用 す る こ と は, 彼 自 身 も. た びた び注意 を促 してい るよう に, 避けられなけ れ ばならない (OPE .S437a .S .S912 ,P , P獲. 7 ) )2 434 .. P肋解粥8 の第24 章 の 章 題 は‘Stress , Prominencど と な っ て いる. こ れ は, 普 通 に ア ク セ ン ト あ. t る い は ス ト レ ス と 呼 ば れ る 現 象 が, 話 し手 に と っ て の ”s resず と い う 面 と, 聞 き 手 に と っ て の pro ‐. 8 ) ストレスを問題にす mi nen ceという面との,両面を持っていることを端的に表わしたものと思う2 . る場合にこの両面性を明確に認識しなかっ たことが, ストレス論の大きな混乱の一因となっていた ことを思えば, このJone sの区別は 非常に重要なものである.. さ て,先 に あ げた prominenceの 三 要 素 の う ち,prominence に 一 番 貢 献 す る も の は 何 で あ ろ う か. ‘A mos i fec OEP のS911 では‘ tcommonandef t lngpromlnencei stoincrease vemeansofincreas ‘ ” 2 9 ) i t t thes ress に は 一 般 に l ength とintonat on ress . と 書 か れて い る (但 し, 直 後 に increase ofs ” ず i が伴う, と付記されて い る)の で, こ の こ と か ら stres の 段 階 は ほ ぼ prom nence の 段 階 に 対 応 し. f t ており, ある単語の どこにストレスがあるかを最も有効に示す手がかりは“ s re r sず (=f o ce o. 0 ) しか し一 方 では PE ( terance ) に, 話 し ) の 違 い であ る, と い う こ と に な り そ う であ る3 S438 ut , . ty に, 2 - 4 - 1 - 5 - 3 の ス ト レ ス の 5段 階 を 認 め る の は 困 難 では な い が,聞き手 手 が opportuni. がprominence の 5 段 階 をloudnessの み で 区別 す る の は 不 可 能 の よ う で あ る, と して 次 の よ う に 分 ’が あ る の は 間 違 い な い 〔 t 析 を して い る. 即 ち, 〔u:〕 に‘ realstrongs ress . つ〕 に も 多 分 かなり強 ’が な く て も sonor i t ty で以 て prominentた り う る, 〔 と い ‘stress が あ る が, こ の 場 合 に は‘ ress s. i ion に よ っ て (リ ズ ム に よ っ i tuat i 〕にはs 〔 〕は非常に短いので, non‐prominent であ る. 最 後 の 〔 ‘ ’ =loudness t ) s ress ての意味か ?)あ る 程 度 の prominence が あ る, と. こ の 分 析 か ら, 聞 き 手 は‘ を 含 め た いく つ か の prominence cues を利用 してストレスの段階を判 断していることがよく分. 1 } しかし このようにストレスの段 階の設定をめぐる問題があるにもかかわらず 実際上の目的 る3 , , . ) 8b のためには四段階までの区別をすることは可能であろうと言う (PE .S43 ,S917 ,0丑P .. ’ で あ て こ れ を ”stress” terance 結局,Jones の ス ト レ ス 観 と は, 話 し手に と っ て は‘forceofut っ , “ ’ ’ l d t と 呼 ぶ. 聞 き 手に と っ て sress に ほ ぼ 対 応 す る の は ou ness で あ る, そ れ 故 に, 話 し 手 に と っ て. 感じられる ”stress” の 段 階 と は, 聞 き 手 に と っ て の loudnessの 段 階 で あ る と, も しJones が 言 っ て i l d などと同じになってしまい, 現在の段階では否定される見解 である, おれば, こ れ は, B1 oomf e.

(7) . 加 藤 富 夫. tである, と判 断するときに, その p 聞き手の立場を確立して, 聞き手がある音節を p romi nen ro ’にほぼ対応するloudness は 実 は prominence を 形 s minence の内容には三つ要素があり “ t s r e s , , 成する-要素に しかす ぎない. この点は現在の音響音声学の定説と 一致す る. 話 し手にとっての. “stress” がなぜ聞き手にとってのl oudne s sと, 特にストレスの段階の設定のときに, 一対一 で対応. 2 ) この こ と は 言 い換え れば 話 し手 と聞 き 手 し な い の か, に つ い て は 考 え が明 ら か に さ れ て い な い3 , .. は, ス トレスの段 階を判 断するときにお互いに別の基準を使 って いる, ということ でもある.. ”Stress” in i l t s c re evance が あ る の か は っ き と prominence は ど ち ら が ス ト レ ス に と っ て よ り l き犯i. 3 ) te が 難 じて い る が, 無 理 も な い 批 判 で あ る3 り し な い, と Lehi s . t imi tに 主 要 な prominence が あ る と 聞 き 手 が 聞 く, あ る い は あ る と 思 Jones(P.S4 )は remi 36 ,l. うのは, 主として, 聞き手がそこの promi nenceの存在をすでに知 っており, 又, 自分で発音の仕方 も知 っているからであると信じる, と言い, 更にそういう知識のない外国人, 特に母国語がストレ スのない日本語やヒンディ 語である人々 が, 英語のストレスの位置を正しく 聞きとれないことは多 4 ) Prominence を認めるのに その言語の知識が大きな役 く 経 験 して き た 所 で あ る, と 記 して い る3 . ,. 割を果すとの見解は,Jone sの著作中でも大きく発展させられていない考えであるが, しかし, これ はストレスの問題に全く新しい局面を拓くものなので, なお ざりには できない考えである. 今後, ストレスの問題は, 音響的信号だけの問題でなく, 聞く 人の頭の中の抽象的な認知の バターンとの 5 ) 関連 でも追求さ れる可能性があるよう である3 , 1.7. OBP (1922) の stress 観. 2 93 これまで検討してきたJone sのストレス観は, 彼の最終的な見解に基づいたものであって, 1 6 ) しかし それ以前のJone 年刊の第3版では今のような形にほぼまとまっていたよう である3 sのス , . ) に残されている初版の Preface を 見 る と 今 の も の と ず い 分 違 っ て い た こ トレス観は第2版 ( 1922 と力も分る. ” i f i bedass 1 t ty ti ressi ectcommonlydescr sinreal sundoubtedly afact , …,that muchoftheef le i b i l l i f dt h i l l f i C t t tb t t n n ume r a ( ) 言 及 ) a matterofi 1 9 1 4 の n u n a n n ( e ma n へ w a c e o n ona o . o ion w#肋 均 αの 物c柁備8qf ル 冗g w 加彰ひげ herequi i ionofintonat techangeinthedi casest rect s ’ lycal l i f i i fectcommon )とあり, 両者の ed asstre器. entto produce onthe eartheef ssuf c p .v ’ ‘ 3 7 }で 扱 i lmanner t 関係はまだ十分に解明されていないので この本 では実用的見地から conven ona. ,. 8 } そ う す る とJonesに は 将 来Col う よ り 他 な か っ た と こ と わ っ て い る3 emanの 説 に 沿 っ た 観 点から .. 3 9 } lme OEP の記述を書変える意図があっ たものと推定される.Pa 1 924 r( .5)は,ここを引用して , ,p 最近の研究に照 して英語ストレスの問題は再検討されなければならないと 書いているが, こ れは. ‘ i ioぱ と 称 し i Jones の 意 図 を 先 取 り し た も の であ ろ う. そ し て こ の 本 (p ranscr ct pt .6) では tonet. sの初期のス トレス観 て, アクセント記号を音調記号で代用する方 式をとっ ているが, これはJone. 0 ) Palmer に 始 ま る こ の 流 れ は そ の 後 Kingdon の 提 唱 に な る の 具 体 化 で あ っ た の か も し れ な い4 , . ‘ i k tonetcs t ressmar s に と 受 け つ が れ て 行 っ て, 英 国 のイ ン ト ネ ー シ ョ ン 研 究 の 伝 統 を 形 成 す る こ. と に な る の であ る が, そ の 源 流 が Jonesの 初 期 の ス ト レ ス 観 と 重 な る ら し い こ と は 興 味 深 い. な お,. lme Pa )においてすでに同じような方式を試みている. 1922 rはこれより以前の β7 2 g総力加わ”α姉御( ) は, 外 国 人 に 英 語 を 教 え る と き に, Palmer の よ う に ス ト レ ス を こ れに つ い て は, Jones(P.S459. i t t 無視 して,i n ona onに注意させて教えると効果が上がる -- そして, この逆では効果が上がらな lme い -- ことを経験 しているが, ストレスを全く無視すると困る場合の実例を挙 げて, Pa r流の )もJonesと類似の判 断をしているが, やり方に全面的な賛成を保留している. Sha 196 0 6 rp( ,11 ,p 6.

(8) . 1 ) ストレスの音声学的分析(. 1 ) より批判的である4 . i ld の 影 響 でs t tch phoneme を峻別 したアメリ カ 当 然 の こ とながら B1 e ress phoneme と pi oomf P l l l L W Smi h( t ) では, a mer 流のやり方に批判的である. e s( 194 )などにそ 1955 7 .37 . ,p , 特に H.. 2 ) しか し Joos は ampl i tude 曲線をピッチ・メーターで追跡させて 9 の例 が 見 ら れ る4 , . , 0%は満足 4 3 ) T S i h の 行くイ ン トネ ー シ ョ ン が 得 ら れ た, と 言 っ て い る そ う で あ り , rager ‐ m t も ス ト レ ス とinto ‐. i t na onがしばしば一致する事実に困惑し, 結局後にそのような事実も記述に入れなけ ればならな 4 ) な どを 考 え れ ば 文 の ス ト レ ス とintonat ion が 多く の 場 合 に 一 致 す る の で あ る か ら か っ た こ と4 , , ,. Pa lme r流のアプローチが特に教授上有効なのであれば, それはそれで認めるべき であって, 是が非 でも区別すべき であるとの議論は成り立たないと思う. ・とり除け Jone sのストレス観はなぜ第3版で大きく変化したのであろうか?ささやけばピッチを ) に も 記 述 が あ る の で, Jonesの 頃 に は 新知 識 と い う 程 の こ る こ と は, す でに Sweet(1877 .132 ,p と も な か っ た であ ろ う, 又 L1oydJames の‘伽” 加れたのか’ の 実 験 も C1asse(1939 ,19) に 言 及 さ ,p. れているので,Jone sも第3版の準備中に知 っていた可能性もあるだろう,ピッチの影響をできるだ け除いて実験をすれば, fo r ceof utterance がストレスに対応する面があるので, 話し手にとって 従来の生理的説明が間違いとは言えない.日常の会話において,話し手はピッ チの影響を少なく しよ うと意識的に努力するようなことはしないので, 当然ピッチの要素が入りこむ. 聞き手は, 相手が 普通に話すときのストレスの変化をいくつかの要素が混入した p romi nenceとして判 断しているの l C であるが, 人間の 耳はピッチの変化には特に敏感なこともあって oemanの言うようにピッチの t 変化がストレスと して知 覚さ れる場合もある. 話 し手に とっての” s r esぎ と聞 き 手に とって の eman に よ っ て 指 摘 さ れ た 事 実 と の 矛 盾 を promlnence と に 分 け る こ と は, 従 来 の ス ト レ ス 説 と Col. 無理なく止揚するのに非常に好都合な着想ではなかっ たか, と想像する.. loudness 説 工 1, Stress-as‐ 11,1 ,. Stress‐as‐ loudness 説の限界. ”…i force and i ti ti ty,regarded as produced by breath‐ s perhaps true to say thati sintens hathasspecial lycapturedtheimaginat i i t 1960 onofl nl醜i s sぞ と, Sharp( perceivedasloudness ,t ,. ) によって非常に適切な表現がなされているが, このような考え方 -- これを Ladd( 4 19 80 p .11 , 5 } しか loudness と 呼 ん でい ろ ) は, stressas‐ は 1950 年 代 半 ばま で非 常 に 優 勢 であ っ た4 3 p.2 . しその後の音響音声学的研究によっ て,特にl oudne s sがストレス知覚の一番重要な手がかりである とする説は, 完全に否定されたと言っ てよいであろう. 代っ て ピッチの変化の重要性が指摘された l の であ る が, こ の 説 は 歴 史 を 思 い 起 す と, 実 は 1910~20 年 頃 に Co eman , Jones な どに よ っ て 支. 持されていたのであるから, ほぼ30年経って, 歴史の振子は再び元のピッチの側に戻ってきたとい うことになる であろう. ld は 客 観 的 な測 定に St i ress ‐ asloudness 説 を 大 きく 推 進 さ せ る 原 動 力 の 一 人 であ っ た B1oomf e ,. とりつかれていた人間であっ たらしいが, 彼の頃はおろか,40年代後半になっても, まだ音声強度を 6 } そうすると 当時の学者達はl 正確に測定することは殆ど不可能であったらしい4 oudne s sという , . i 言葉で具体的にどんな内容の事柄を思い浮べていたの であろうか. 何か deu s ” ex ‐mach naのような. ものとしてloudnessに 言 及 して い た の では あ る ま い か,. と も 思う の であ る.. t頭ness の 限 界 に つ い て は, 結 局 次 に 引 用 す る Saran の 1907 年 に ス ト レ ス の 手 がか り と し て のlo.

(9) . 加. 富. 藤. 夫. 発表さ れたという意見が, 大筋においては正しかっ たのではないかと思う.. ‘ ‘… thereason wh intens idep i ion i ideredasafactorofs t tchanddurat tycannotbecons ressbes y ialfactor---- i hebreathforceusedinspeaking ----and certainly not as an essent , s becauset 4 7 ) i t s acoustic sensation:itsloudness. s assuch not presentforthe hearer,but merelyi. H.Sweet l l l heforce wi t ft l th whi Th i rom sexpe edf chthebreathi ca1 si s y ,theresu o ,organi ′ h i f h hi d d f l d the i t t i l h f f o n l l d i t t n n es z eo tca y tpro uces ee ec o ou ness the ungs;acous ,w c s epe e ” t brat ions:thebiggerthe waves,thel ress ごeaterthes ouderthe sound,the g1 ‐vi sound . こ れは 1 1.2 .. ”sZ クセss .. Sweet(1908 ) の ス ト レ ス 観 が 簡 潔 明 快 に 述 べ ら れ て い る 一 つ の 典 型 と し て 引 用 し た の であ .131 ,p 4 8 こ る が, ス ト レ ス が 聞 き 手 に と っ て loudness であ る と の 見 解 は す でに 1877 年 に 発 表 さ れて い る ) . th ら に よ っ て 主 張 さ れ た st ress… ‐Smi の 引 用 だ け か ら す る と, Sweetは の ち に ア メ リ カ の Trager l oudne s s説の先駆者であったと 誤解されなくもない しかし 他の要素も考慮に入れてい た こ と. , , . 9 ) い ず れ に せ よ Sweet が s t ressasloudness 説 を は っ き り と 述 は, 先にも注記 し た と お り で あ る4 , . べた最初期の音声学者の一人であることはまちがいない.. in three ma Sweet (1888 ) は ス ト レ ス の 段 階 は 実 際 は 無 限 に あ り う る が‘ .133 .135:1890 ,p ,p ’ ‘ l f t trong degreeso fst ‐ rongor medi um,weak を 設 s ) ’と して は s ress (oraccentorloudness ,ha 5 0 ) t rong 用 の 記 号 も 用 意 し て い る , Sweet は, ス ト レ ス の 段 階 を 区別 す る の は, 定 し, 他 に very s ’と 言 い な ‘ uant i terin anycase lqual i t i i tr が 入 っ て く る の で‘ t t noeasy mat y, n ona on q ,andvowe i ve がら 次のような興味深い方法を書き残している “The surest way ofdeterminingtherelat. ,. .. labl force o labl f any twosyl sper es 伽勿加妙 only,orin a whi esi sto pronouncetheothersyl , ’ ’ l l lthencome out c early. ive force wi lat loud dt h i hespecialsyl labl e rr e es a a n pronouncing t , 5 1 ) 1890 ) ( .134 ,p ” ” ion Sweet は onstressdependss Z ‘の迄‐di vi s y .147) と 言 い, 又 音 節 の は じま り は, . (1908 ,p. )とも言っている 35 1888 もし中, 強のストレスがあれば, そのストレスの始まりと一致する ( .1 ,p. 2 } Jones も 関 連 さ せ て い な い 訳 では な い が Jones よ う に, ス ト レ ス と 音 節 を 非 常 に 関 連 さ せ て い る5 , . は音節を ス ト レ ス よ り は よ り prominence と 関 連 さ せ て 説 明 して い る (OEP.S211)の で,こ の 点,. , 両者は力点の置き所が異なっているように 思う.. L. B1oom f i ld ー e K べ て 一面 的 で不 十分 であるこ f ild B1 1981 加藤 ( , p, 4) で oom e の ス ト レ ス 観 が, enyon に く ら. 1 1,3 .. l i dにも意外な一面の あっ たことをまず補足してお きたい. それは とに触れた. しかし, B1 e oomf. Z l 7 2α痴 禽 Gonza cd α S W効力gm粥伽のZ ez(1970 .19)に よ る と, 彼 が 1917 年 に 発 表 し た 劣αgd増 加ズ ,p ’ ‘ i l l tch- i t sh) の 他 に, pi t ress( essthan Eng ncreaseofs ressaccent に は, ‘ の 中 で, Tagalog 語 の s. l hen i i t ng も伴うと書いていること である. この記述は, 現在の音響音声学的な研究の結 eng r se と‘ で 果と一致するの Gonzalez (p,19) は ”… B1oomfield(1917)anticipated modern instrumental i cs …” と そ の 先 見 性 を 評 価 して い る. Tagalog 語 に つ い て は, こ の 評 価 も 当 然 であ ろ う が, phonet i ld が, Lα 7 2 e g”噌e の分析で しか し, 理 解 でき な い の は, こ の よ う に 分 析 す る こ と の 出 来 た B1oomf l は どう して stress=loudnessの 定 義 を し た か, と い う こ と で あ ろ う. Gonzaez は, こ の こ と に つ い imedrhythm で な い 点を除けば, 音響的 ては触れていない. なお Tagalog 語 の ス ト レ ス は stresst. には英語と酷似している..

(10) . 1 ) ストレスの音声学的分析(. Trager th 等に 見 ら れ る pi tchphoneme と s t ‐Smi ressphoneme の 分 離 と いう 考 え 方 が, ア メ リ カ で, どの よ う に して 成 立 した の か, か ね て 疑 問 に 思 っ て い た が, Li )の 説 eberman(1967 . ,180f , pp. 明によると,.これは, ストレスを波形の振幅の, ピッ チを基本周波数の音響的信号であると, 単純 3 } Li i ld の phys i i i l dに e に同一視 し た B1oomf cal sm が 原 因 だ っ た よ う で あ る5 e . eberman は B1oomf. ‘reoccupat ionwi i th”ob ject ve” measurementg が あ っ た と 言 っ て い る. 皮 肉 な こ と に, Lαれg”姥8 p f i tz に よ っ て l ion の 関 係 に つ い て の 論 文 が 発 表 さ れ て が出 た 1933 年 に, Li sch oudness と durat , 4 ) こ の 他 英 語 のイ ン ト ネ ー シ ン loudnessの 知 覚 が 振 幅 の み に よ る も の でな い こ と が発 表 さ れ た5 ョ , .. の型が331で, 米語のそれが231であることも, ピッチとストレスが別のもの であると考え・ させる 一 因 に な っ た ら し い (Li ebermanl967 ), . ,27f , pp 1 1,4 , J.S. Kenyon. Kenyonは Webs t e rの英語辞典の第2版のために書いた発音解説の中で, 彼の他の著書とは少し. 5 ) こ の 解 説 で は prominence の 解 説 が 詳 しく と り 扱 わ れて 違 っ たニ ュ ア ンス の 解 説 を 書 い て い る5 , l い て, 例えば, ピッチの要素の所 では, b rd の bi rd が black よりも弱く発音されても ピッ ackbi. , i チの型が b rd を強く発音したときと同じであれば, アクセントの型は変化しないため, このような 場合は明らかにピッチがアクセントの主要な要素になっ ている ( ) S61 , と説明しているので, ピッ Zmれ Pmれ””c如Zわれ に 言 及 さ れ て い な チを重要視 していることが分る. このような可能性は A伽eγ ion で あ る (S61 i い. しか し, ア ク セ ン トの 主 要 な 要 素 は forceofexp ) との考 えは 変っ て いな rat い. Kenyon は Jones と 似 た 仕 事 を して い た の で,Jonesに 注意 を して い た と いう よ う な事があ っ た. i ld の よ り は Jonesの 方 に よ り 近 い よ う に 思 わ れ た めであろ う か,Kenyon の ス ト レ ス 観 は B1oomf e る. 1 1,5 , K.L. Pike ” Pike (1956 i labl tyuponsomesyl t e whi ch makesi ,250) は, STRESS:adegreeofintens ,p ” labl t moreprominentorlouderthan anuns ressedsyl e の よ う に 定 義 して い る が, Pike の ス ト レ. ke( ス観で重要なことは, はっきりとピッチの要素を否定したこと である. Pi ) では, 1960 .83 ,p. ′ ′mi i tの ち が い に は, ピ ッ チとi t と per t t n ens permi y が同 じように重要であるように思えるが, 上昇 imi i i l 調にすればピッチは変ってしまうので, ピッチの重要性の可能性は‘ nated と の 結 論 seas yel 6 ) しかし この点に関しては杉藤( を出してい る5 f f 1 9 8 0 声上げ 声下げの始点の違 1 )に, . 61 . . , ,pp , いによっ てストレスの違いが知覚されるの ではないか, という可能性が指摘されている, もしこの i ような可能性が psychoacou i keの論も成り立たないことにな t s c な実験によって証明されれば, P. ろう. なお.Pike は ス ト レ ス に 二 段 階 を 認 め て, Trager l l th 説 に は 反 対 で あ る, We ‐Smi 263 s(1947 . , pp. f f ke説に対 して反論がなされている )には両者の説の違いについての解説と共に, Pi . . (この項つづく).

(11) . 加 藤 富 夫. )王. ) から変っていないようである, 195 1) この考えは初版 ( 7 “ ‘ ‘ ‘ ’and‘ ‘ 1 1972 l labl Eぎ are notor i l f inabl t ) n ns‘ sy e s re ous e en ( 2) Cf y unde .73n . … . Theter ,p , … G. D. AI. ” 1962 ) i i emat careaofEngl sh phonol o Probl ≦ 1 y … wang( ,69 ,P , S t 「 関 して ) とに は 3 このこ 1 )におい ressc 98 0 ue sについて」 と題して日本英文学会北海道支部, 第25回大会( ,. て口頭発表された. i 1970 te( ) 4) Cf s .Leh .150 . ,p i 1970 1 0 6 te( )も 5) Leh 同 旨. s p . , 1967 ) 6) Cf eberman( .Li .180 . ,p 1955 )に よ ると,Jonesは accentと いう 言 葉 を使 っ て い ない, と 言う. 7) Berger( .361 ,p ” iveforce wi i l l l l te th wh 8) Cf abl esthat makeupal ongergroupareut redi chthesy sca ed . Thecomparat ‘ 1 0 1 S 8 9 3 3 t( ) t re畔 “ w e e s . . , ,p “ ” t i i f for 1970 imat l i f f i f ferencesi t t t ) n phys s e( e erencesins r essaredueto d cale 9) Cf y , Leh ,106 , . U1 ,p ,d 1と あ るの は, 旧版 では di t wal 10 ) P鷹 S436に ches aphragm と な っ て い た. l l f f 1 975 abl epu seに は っ きりと対応する変化は見出されなかった. C ) 例えば, Stetson の言うsyl 1 1 oged( .Lade , f ) pp . .46 . 1981 ) ) Cf 12 . .Ladefoged( .23 ,p f ) か らの図 表 が転 1973 13 ) Li 1977 6 ) に は Atkinson 8 eberman ( 8dz p p .の Aゆgdsqf 納め 加云わ“ 初 め8 .( ,Jr , . . f f i t ) 解 説さ れて いる. に 1 0 6 載さ れて い る, な お EMG と 声 門下 圧 の研 究に つ いての 概 略は Leh 1970 s e( p p . . , f l d( )は, a食i ) しか し, Arnol 14 1957 cu atoryforce でス トレ ス の段 階 を 区別 する の は 非常 に .224f .440f . リpp , pp ‘ id l i i i thod …“ と し tanど の例 で説明 さ れて いる), ”… morere 難 しいの で (p erme s abl eandeas .225に は equ ) l i 2 2 8 G 1 4 6 ( 2 1 9 7 て リ ズ ム パ タ ー ン に よ る ス トレ ス 論 を 提 案 して いる. Cf m son . . ,p .aso . ,p i i i i Sharp ( t ) の 中 で“Adef 1960 ) の引用によ る と jassem は‘Stressin modernEngl n s打 (1952 on 1 5 .1 ,p ” と 言 て いる が しか し こ i i bi l i l ty t )i s sanobv ousimpos ofs r es si ntermsofabso uteforce( orl oudnes s っ . , , forceの 方よ り も,む しろloudnes ‐ こ でJas sの 方 では ないか と も推測さ れる,Cf sem の 否 定 して いる の は breath . Crys l( 1969 ta ) .115 ,p . i 1970 ) t ) Cf 15 s e( . .110 .Leh ,p f f ). 1977 ) ) Cf eberman ( 16 1980 . .86f . .158f .杉藤 ( , pp , Li , pp A I 1 よ ) る ( 7 7 に ) ここ の 部分 は W.S 1 9 7 3 e n 17 p . , . ,. ) は, 本書を 「日本人の著で英語の強勢を最も詳細に説明 したもの」 と評価している. ) 豊田実 ( 18 1 938 .85n ,p f )は彼の命名にかかるもののよう であり(豊田,19 38 87f アクセントの法則として俗に言う「三味線語尾」( pp .1 . , ) にも言及しているので, これも彼の言い出したものかもしれない. なお, ) 6 6 p p .1 .86n , 「名前動後の規則」( 岸本, 岡倉からの引用文は, 旧漢字, 旧仮名遣いを直してある. ) の回想を参照. ) 神保格 ( 1 7 93 8 19 .19 ,p 20 ) 「明か」 というのは 「暗」(あいまいな音) の反対の意味. 21 )p .141に ア ク セ ン トに つ い て の引 用 がある が, 出 典は明 らか に さ れて い ない. あ る いは その 本に こ の よう な 説 for ) では‘ ce ength があったのかもしれない. 歴史的には, すでに H.Sweet (1877, p.181:1890 .181 ,l ,and ,p ’ ‘ ’ ‘ l i d h dl i h h ighp i h kf t tne t c の natura connec o に つ い て言及 さ れて い たの では c 逆に wea or ce ミ 弼,an ow pt ,s or ある が, ) に よ る. 22 ) こ の用 語は Gimson ( 1956 .97 ,p. 23 ) この例は OEP 第3版のS909f。に すでに 出 て いる.Cf・Abercrombie(1964, p.9), 第2 版のS719 では, 第9 〕に対する参照はない, 発音の際に, 話者がどのような感覚を持つか 版のSI 06 8に相当する記述があるが 亡kk j u tのよう である, ) に 詳 しい, なお, こ の Goesと いう 人は 旧姓 A1var Nyqvi は, Goes ( 1974 s .66 ,p ” i i ) t ebe rn lan(1967 2 4 ) sres と prom nence を区別することは OEP の第3 版(i932)か ら始 ま っ た. Cf .168 , L ,p. i 196 7 25 ) Pr ebe rman( nenceという言葉は, 人によって意味する所が非常に異なるので注意を要する. L omi . ,p ) ) の言う prominence は, Jonesの 言 うも のに 近 い. Jonesの 影響 を 受 け た Ward( 1952 1 5 6 では 144 p , 普通 , . に ア クセ ン ト 記 号と して使 わ れる が, prominence を表わす記号として使用されている. Z ′ 26 ) 岩 崎 民平 ( 1965 o” s煽こ準拠して, z i e 乃ひ“川zdα万伽 可 βz g .116) は, A.C.Gimson:A〃 段カリゐ頒 加zf ,p 10.

(12) . 1 ) ストレスの音声学的分析(. t romi nenc r e(卓立性) を与えられることを 「アクセント」 と呼び, s e s s(強勢) はアクセントの一部である, p と解説をしている, ) は, 1919 年に Sinhalese 語の 長 い音 節に ス ト レ ス が あ る と 書 いた が, こ れは‘pro‐ 8 2 ) しかし, jone 7 s(P .S43 け t t をストレスと間違えたもので mi nenceofl n eg r e s sl an l型ageなのか疑問に思う旨注記を , 今はこの言語がs C f f l K l 1 ) ( 1 1 1 8 ( 1 9 71 ) 9 7 4 o e ma n 7 5 している, (AI n o w e s en (1973 p p ., .9n) に類例 あり) 従 っ て, . , , . ,p ,p 特に外国語の場合に ”stre縛’と prominenceと の 区別 が そう 簡 単 な も の でな いこ と が 分 る の であ る, Cf ,P ,S i 436 e( 1964 .9), , Abercromb ,p l (1969 t ta ianusfaced natureofs ) は‘ ) Crys 1 r e霜 と 呼ん でい る, 28 5 ,1 ,p. 9 )Jone sのこの意見は, 現在の定説によると間違いで, 却って, 後で触れる第2版などの意見の方が正しい. 最 2 も有効と言われているのはピッチの変化である.”St r e$”に対応するl oudne s sの有効性の順位は,学者によって 異なるが, 2番目か3番目である. ” l l lways i t ) Cf res saregene ra 3 0 sasdegreesofl oudne鵜,「PE ce vedbyhearer y , Degreesofs ,thoughnota , ,per ノ S4 36 . ) 従っ て, こ こ の記述と注3 ) の引用とは矛盾する, Jone 3 1 0 sのp romi nenceとストレスの段階論はどうも歯切れ が悪い. Cf . ○廓P .S915 , i t 32 ) 一 因が‘ cor rect onf 1 ac oビ などにあることは加藤 ( 9 81 .5) に触れた. しかしこの問題に対する明確な解 ,p. 答を筆者は知らない. Cf 1 .本稿1 , 1.. i 1970 t ) 33 ) Leh s e( ,119 , ,p. i t 4 ) このようなことをはっきり言っているのはjone )) 3 e( 1 97 0 9 sのみだと言う(Leh s .11 ,p . なおこの説は OBP, 第3版でも, 第9版のS90 9に相当する所に述べられている. 1980 ) ) Cf 35 ,Ladd( .29 . ,p. ) OEP, 第9版は多少の加筆訂正を除けば第3版と殆ど同じである. 3 6 t説などを指したものか? ) これは Swe 3 7 e ) 同書, p 3 8 0にも同旨の注がある, .11 1 dの改訂版( ) PalmerandB 39 r 1 95 9 andf o .5) でもここの引用は変更されていない, OEP 第3版では今のよ ,p lme うな説になっているので, Pa rたちはあえて変更しなかったのであろう. lme l )は Coleman に 献 げら れてい る の で, む しろ, Palmer 4 ) しかし, Pa 19 2 2 0 r( emanから影 , Jonesの方がCo lme 響を受けたと言う方が真相に近 いか?なお, jone rとの交 友 関係 等につ いてはJone sと Pa sの 書 い た Pa lmerへの‘ i butど ( t ) 参照, 1969 r. lme ) Sha 4 1 r流の方式に行き sも或いは似たような感想を抱いていた rpは Pa ,すぎを感じているのであるが, jone t dWa d( の であろう か, なお Arms rongan 1 r 95 4 sあての献辞のある著書で, ストレスとピッ .3) は, Jone ,p lme チが密接に関連している面をむしろ強調しているような印象を受けるが, この本も Pa rの路線上にあるもの である.. i f i iげ (こ の 表 現は Ladd ( th の立 場 か らす れ ば, ‘ ‐Smi 1980 ) による) と でも 言 いた unにi ent cs 4 2 ) Trager .10 ,p f P i k P l h(1955 t 1 5 2 ) ピ チ トレ 分ける のに 失 敗 して い は eも a m e rも とス スを くなるのであろう, Smi p p ッ . . , ,. ると非難している. ) によ る. 43 ) Li 1967 eberman ( ,28n ,p 1980 ) ) Cf 44 . .Ladd( .7 ,p. ‘ ’で次のよう l l( f ixandsememe 45 ) Cf 1953 r .Twadde .8) .Trager: Supe ,p . 最 も 極 端 な 主張 を したの は E.C hat mat l i 1958 ter t )) に 言 っ て いる. “Therei son r( s …l oudne器.「Ci edby Bol nge yonecomponentt .113n ,p. 1 )が注記している所によると W.Thoms (もっと前には,C 1 9 38 3 as s e( onという人が同じようなことを言っ .1 ,p て いる. )しかし, Gimson(1956, p.101) では, accentの 要 素 と してのloudnessは もう 除 外さ れて しま っ て い tonand Jas る と いう 程 の 落 ち目 ぶり である. Cf ) 1965 sem ( . Mor .162 ,p . ) ) は当時の欧米の実験音声学の現状をレポートしている. 研究の 4 6 )Jas 19 59 2 1 9 33 s em( .25 ,p . なお, 千葉勉 ( ) が紹介され, カイモグラフから余り進 sがノイローゼにかかったとの噂 ( ための寄付が集まらず, D.Jone p .35 歩していない様子が報告されている. land Uhlenbeck (1956 ) に よる, 4 ) この引用は Mo 7 .205 ,p t の言うl ) Li )は, 亙EG の 記 述に 基づ いて, Swee 48 1967 eberman( oudne s sは知覚上のものであって物理 ,172 ,p 的な意味ではないだろうと言っている.しかし,本文に引用した所から考えれば必ずしもそう断言できないように 思う.. ” ”” i i i l imate i i tween force and p t 49 ) Cf on be chi sespec al nt ce and soc at on offor yi . The connect . The as. ll.

参照

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