極小主義における統語的定形性
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(2) 北海道教育大学紀要(人文科学・社会科学編)第63巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(HumanitiesandSocialSciences)Vol.63,No.1. 平成24年8月 August,2012. 極小主義における統語的定形性* 菅野 悟・野村 息央 北海道教育大学旭川枚英語学研究室. SyntacticFinitenessinMinimalism* KANNOSatoruandNOMURA Tadao. DepartmentofEnglishEducation,AsahikawaCampus,HokkaidoUniversityofEducation. 概 要 本論では,定形節,不定詞節,仮定法節を中心に論じ,これらの節に見られる統語的特性を論じる。従来,. 仮定法節は法により屈折するため定形節であると考えられてきたが,本論では統語的特性に焦点を当て,仮 定法節が不定詞を含む節と同様に,透明性の効果を示し,統語的には非定形節であると論じる。この仮定法 節の透明性の効果を極小主義のフェイズの概念で説明する。すべてのCPがフェイズとはならず,仮定法節 のCPには時制素性が欠けているために,CPがフェイズとならない。このように,CPに存在する素性が 欠如する場合,CPはフェイズとならないと考えることにより,仮定法節と定形節の対比だけではなく,不 定詞,屈折不定詞,時制付き不定詞の統語的な透明性の効果に閲し説明を与えることができると論じる。. 1.導 入 従来,定形節は時制・人称・法により屈折する節と定義されてきた。この定義に従えば,(1)において,動 詞1eaveは時制により変化しているため,この動詞を含む節は定形節となる。. (1)Isay[thatheleftatonce].. また,(2)や(3)のto不定詞を含む節では,時制などにより動詞が屈折していないため,非定形節となる。. (2)Iwant[himtoleave]. (3)Ibelieve[himtohaveleft].. さらに,(4)に示される仮定法節では,動詞が法により屈折しているため,定形節であると考えられる。. 87.
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(7) ไ⣲ᛶ. ୍⮴⣲ᛶ. ⠇ࡢ✀㢮. ᭷ࡾ. ᭷ࡾ. ᐃᙧ⠇. ↓ࡋ. ↓ࡋ. ᐃモ⠇. (↷ᛂⓗ) ↓ࡋ. (ࢥࣥࢺ࣮ࣟࣝ⠇⧞ࡾୖࡆ⠇ࢆྵࡴ) ᭷ࡾ. ᱁. 㠀ࣇ࢙ࢬࡢ CP. ௬ᐃἲ⠇/ ᒅᢡᐃモ⠇(inflected infinitive). (↷ᛂⓗ) ᭷ࡾ. ࣇ࢙ࢬࡢ CP. ↓ࡋ. ไࡁᐃモ⠇(tensed infinitive). ⤫ㄒⓗ㏱᫂ᛶࡢຠᯝ.
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(9) vP v. Not Transfer CP. C. TP vP. T Accessible to v. Transfer. v. E say, R Ev, Ebe busy, R. VP. SpT.
(10) Eseem, R. SpT. Ev, E know, R Ev, E sick, R. E want, R. SpT Ev, E say, R Ev, Ebusy, R. Ewant, R Ev, Esay, R Ev, E busy, R. SpT.
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(14) TP DP1. T’ T. VP VP. CP. V’ V. V’ DP. CP C. TP DP. T’ T. ....
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