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性格特性語の社会的評価と個人的評価 : 個人内での社会的評価と個人的評価の相関

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Academic year: 2021

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(1)性格特性語 の社会的評価 と個人的評価 一一個 人内で の社会 的評価 と個人的評価 の相 関――. 西. 岡. 自己 の特性 に対す る評定 で は,社 会 的望 ま しさに よ って肯定 的あ るい は否定 的 と判 断 され た複数 の評価項 目か ら成 る尺度 を準備 して ,そ の個 々の項 目が 自己 に 当 て は まる程 度 を被 験 者 に評 定 させ て い た (遠 藤. 1991;Pelham&Swann,1989)。. ,. 和. 美. が検討 して以来 ,特 性語 の評価 に焦点 を当 てた研 究 は ない。 本研 究 で は,特 性 語 の 社 会 的評 価 の 測 定 は ,青 木. (1971)が 特性 語 で 表 され る他 者 に対 す る望 ま しさを. そ して ,社 会的評価. 用 い た こ とにな らう。個 人的評価 で は,で きるだけ社. が望 ま しい項 目に当ては まる とす れば ,肯 定 的 な特性. 会 的評価 と分離 した評価 を測定す るため に,よ り自己. を持 ち,望 ま しくな い項 目に当 ては まる とす る と,否. との 関 わ りを強 く反 映 させ た い。 上 田 ・植 田 0湯 川. 定 的 な特性 を持 つ と解釈 されて きた。 しか し,同 じよ. (1991)は ,「 ほめ られ た ら うれ しい」 自己 の側面 につ. うな性 格特性 で も,認 知 や表現 の仕 方 に よって評価 が. い て検討 し,よ り自己 と関 わ りの 強 い佃1面 を反映 して. 異 なる場合が あ る。評定 に現 れた 自己評価 の差異 は. い る こ と を示 して い る。「ほ め られ た ら う れ し い」. ,. 特性 の差異 だけでな く,自 己 の特性 につい ての認知 や. は,他 者 に よって指摘 された 自己 の側面 に対 す る感情. 表現 の差異 で あ る とも考 え られ る。伊藤 (2001)は. であ る。 そ こで個 人的評価 を測 定す る方法 と して ,他. ,. 同 じ性 格特性語 で も,そ れが 自己 の特性 を表す ときに. 者 が 自己 をあ る特性語 で 表 した時 の快 不快 の程 度 を用. は,自 尊感情 の 高 い 者 は低 い者 よ りも,よ り肯定 的 に. い る。. 評価す る こ とを示 して い る。本研 究 で は伊藤 の デ ー タ. 性格特性語 に対す る これ ら 2つ の評価 を測 定 し,特. を再分析 し,性 格特性語 の社 会的評価 と個 人的評価 を. 性語 の評価 を整理 した上 で ,個 人内 での社会的評価 と. 整理 して ,両 評価 の特徴 を探 る とともに,自 尊感情 と. 個 人的評価 の一 致度 につい て ,個 人 の全体 的 な評価感. 特性語 に対 す る評価 との 関係 につい て検討 す る。. 情 で あ る 自尊感情 との 関係 か ら検 討 す る。Baumeister. 青木 (1974)は 行動傾 向 を表現す る語 を呈 示 し,良. (1993)は ,自 分 自身 を良 く考 えた い とい う欲 求 は誰. い意味 で あれ ば悪 い 意味 に,悪 い 意味 で あれ ば 良 い 意. にで もあ り,自 尊感情 の低 い者 は欲 求 が欠 け て い るの. 味 に言 い換 える よ うに求 めた ところ,全 ての語 に対 し. で はな く,欲 求 が 満 た されな い ,葛 藤 して い る,あ る. て言 い換 えが可能であ る こ とを示 した。 つ ま り,同 じ. い は競合 して い る可 能性 が あ る と指摘 して い る。 つ ま. 特性 を表す語 につい て複数 の言 い換 えが可能であ り. り,人 には,自 己 に関係 す る情報 を肯定 的 に認知す る. 言 い換 え方次 第 では特性語 に対 す る評価 が異 なる。例. 一 種 の バ イアス があ り,こ の認知 バ イアス を反映 した. ,. え │ゴ 「社交 的 な」 とい う特性 語 は ,青 木 で は社 会的評. ものが 自尊感情 であ る と考 え られ る。 自尊感情 が 自己. 価 が望 ま しい語 だが ,桑 原 (1986)が 示す よ うに「八. に関す る個 人的 な評価 の認知 バ イア スで あ るな らば. 方美 人」 と言 い換 え る こ と もで きる。「八 方美 人」 は. 自己 の特性 に対 す る社会 的評価 と個 人的評価 には 関連. 青木 では望 ま しくな い語 になる。 評定項 目の評価 にの. が 見 られ な い可能性 があ る。. ,. み 注 目す る と「社交 的 な」 と「八 方美 人」 は,そ れぞ れ肯定 的 な特性 と否定 的 な特性 に分 け られ ,異 なる特. 調. 査. 性 で あ る と解釈 され る。 だが ,両 項 目は 同 じよ うな性 格特性 を表す と解釈 で き,ど ち らに当 ては まる とす る. 目. 白 勺. か は個 人 の性格認知 の違 い で あ る と理解 で きる。 この. 特性 語 の社会 的評価 を測 定 し,社 会 的評価 に基 づ い. よ うな特性語 の評価 が 個 人 の性格認知 に どの よ うに影. て評価 が明確 な肯定語 と否定語 ,評 価 が 不 明確 なあ い. 響 して い るのか を検討 す るため には,特 性語 の評価 を. まい語 を選択 す る。. 整理す る必 要 が あ る。 しか し,日 本 で は青 木 (1971).

(2) 人間科学研究編 (2005年 3月. 男 勺 Jニ ナ. 子. sD. 女 子 平ナ 勺 sD*│. I「. 2.49. 0。 67. 2.30 0。 80. 2.38. 0。 76**. 臨機応変 な 人情 に厚 い. 2.37. 0,95. 2.30 0.78. 2.33. 0。 85**. 2.21. 0.83. 1.89. 1.08. 2.02. 平均 卜な しぶ とい. 聞 きじようずな. 1.98. 1,03. 1.88. 1.10. 1.92. 1.07**. 1.91. 1.04. 1.76. 1.02. 1.82. 1.03**. 扁虫j通 が き く. 1.93. 0。 77. 1.67 0。 98. 1.77. 0。. 新 しが りやの. 執着する 91** ずぶ とい. 1.74. 1.05. 1.77 0.86. 1.76. 0.93**. 厳格な. 1.77. 0.87. 1.76 1.ll. 1.76. 1.02**. │]じ. 話 しじようず. 1.74. 1.09. 1.74. 1。. 35. 1.74. 協調的. 1,74. 0.93. 1.61. 1.01. 0.84. 1.62 0.89. Fl. 白 覧 弓 勺. 1.65 気軽 な エ ネルギ ッシュな 1.70. てきぱきした. 1.77. 熱 中す る 茶 []っ 気 のある. 1.63. 1.04. 1.58 0。 93. 0.90. 1.50 0.95. 0。 93. 1.58 0.93. 1.37 0.90. 1.71. 0。 99. 1.67. 0.94. 1.36 0.97. 1。. 話 し好 きな. 1.56. 1.01. 1.39 0.96. 1.46. 情熱的な 太 っ腹な. 1.65. 0.84. 1。. 35. 1.09. 1.29. 大胆 な あっさりとした. 1.44. 1.o5. 0.85. 1.07. 1.12 0.93 直感的 な ロマ ンテ イックな 1.40 0。 95. 1。. 23. 94. 0。 97** 0。. 98**. 1.29. 1.22. 1.01. 0。. 97**. 1.04**. 1.18. 1.14. 0。. 82. 1.Ol. 0。. 1.00. 79 0.98M. 1.28. 1.14. 0。. 71. 世話好 き. 1.23. 1.07. 0。. 70 1.18M. 0。. 0.84. 1.17. 0。. 92. 0.89. 1.20**. 88. 1.05. 0.89 0。 93. 0.89. 0。 98**. 現代 的 な. 0.72. 0。 88. 0.73 0.95. 0.72. 0。 92**. がむ しゃらな. 0.93. 1.01. 0.59 1.10. 0。. 実際的. 0。. 77. 1.04. 0。. 1.24M. 1.22. 64 0。 91. -0。 20 1.03. -0。. 12. -0。. 16. -0.28 -0.21 -0。 26. 0.96. 聞 い てばか りの. 94. 1.07**. -0。 24 0.82. 1.18*. 0。 93 -0。 32 1.05. -0.30. 1.00**. -0.41. 1.13**. 1.25. 0.76. 13. -0。 55. 1.04. -0.68 1.30. 1.11**. -0.70 1.19. -0.67. 1.13**. -0.73. 1.07**. -0。 75. 1。 11**. -0.58 0。 91 -0.88 1.20. 1.16**. -0。 81. 1.08**. -0.53. 1.05. -1.03 1.21M. -0。 83. 1.17**. -0。 56. 1.16. -1.02 1.02M. -0.83. 1.09** 0。 96**. -0.81. 1.03. -1.09 0。 91. -0。 98. さわが しい. -1.02. 1.16. -0。 95 1。 17. -0。 98. 1。 16**. 温室育 ち. -0.81. 0.91. -1.14 1.23. -1.01. 1。 12**. 1.28**. 0.94. ズヶズヶぃ う. -0.93. 1.33 -1.11 1.25. -1.04. 91. せかせか した. -0.95. 0.69. -1.11 0.88. -1.05 0.81**. 執念深 い. -0。 37. 1.25. -1.52. おせ っかい そ っけない. -0.65. 1.19. -1.36 1.10 MM -1.08. -1.16. 1.02. -1.20 1.03. -1.09. 1.09. -1.26 0。 98. -1。. -1.44 1.23M. -1.25 1.14**. -1.19. 72. 1.07**. 0.69. 0.96**. 野蛮な 疑 い深 い. 0.66. 1.23**. 独断的. 0.61. 0。 98**. 0.61. 0。. 55. 1.08. 0.57. 0。 98**. 0.60. 1。 24. 0.55. 1.23. 0.57. 1.23**. 39 0.86. 0.50. 0。 92**. 0.55 0.98. 0.48. 1.09**. 1.00. 0.26. 1.21. 0.39. 1.14**. 1.10. 0。. 36 1。 25. -0。 95. -1.40. 0。. 92. 1.01 0.88. 1.24 MM -1.06. -1.42 1.14 -1。 45 0.96. -1.35. 1.04**. -1.47. -1.43. 1.22**. 理屈 っぱい. -1.09. 1.17. -1.65 1.02. 人づ きあいの悪い -1.60. 1.07. -1。 33 0。 98. -1.44. 1.02**. 冷めた. -1.49. 1.24. -1.45. -1.47. 1.21**. -1.53. 0。 77. ルーズな. -1.51. 1.03. ぐず ぐず した. -1.49. 0。 91. 1.22. -1.44 1.02. -1.48 0。 93**. -1.47. -1.49. 1.06. -1.50 1.01**. -1.48. -1.50 0。 98**. 0。. 47. 1.40. 0.27. 1.20. 0。. 35. 1。 28**. 粘 りの ない. -1.53. 0。. 0。. 44. 1.12. 0。. 27. 1.07. 0。. 34. 1.09**. 情が薄 い. -1.95. 0.87. -1.55 0。. 情 に流 される. 0.70. 0.99. 0.06 1.16Mヽ 4. 1。 14**. 支配的な. -1.67. 1.04. -1.76. 理論的. 0。. 49. 1。 26. 0.19. 1.26. 0。 15 1.27. 0。. 26. 0。 93. 0.09 0.96. 96F. 1。 11. -1.71 0。 95**. -1.72 1.08**. 30. 1.18**. 怠慢 な. -1.63. 93. -1.85 0。 95. 0。. 26. 1.53. なよなよした. -1.67. 1.06. -1.88 0。 89. -1.80 0。 96**. 陰気 な. -1.84. 1.23. -2.05 0。 98. -1.96. なげや りな しつ こい. -2.07. 83. -1.89 0。 98. -1.96 0。 92**. 1.02. -2.08 0。 97. -2.01. 0。. 17. 0.94. 0。. 17. 1.26. 16. 0.94. 0。. 1.00. 0。. 0.24 ⅣIⅣ 1. 1.04**. -1.50 1.07. 分析的な. 96. ⅣIM -1.43 1.11**. 1.20. 指導的な. 1.07. 1.09**. -1.35 0。 95**. 1.23. 1.19**. -0.03 0.86. -1。 33. -1。 32 0.99. 1.02**. 1.14. 1.09**. 0.90. 19. -1。 37. 0.38. 0.98. -1.18 1.02**. -1.19. 0.39. 0.31. 1.36** 1.19**. 無感動 な. 1.09. 23. 1.38**. -0.86 1.05. 0.59 0.98. もの静かな. -0。 65. 88 1.05M. -0。 66. -0。. 1.12. 0.93. 0.24. -0.42 0.81**. -0。 53 0.83. -0。 72. 0。 79. 49. 19 0.88*. 非論理的. 0.60. 0。. -0。. -0。 23. 1.10**. 0.63. 0。. 1.05. -0。 77. 単刀直入 気が強 い. 淡 々と した お とな しい お しゃべ り. 18. -0。 76. 現実的 な. 0.18 1.12. 35**. -0。. 1.18. 軽率 な 0。 95** むっつ りした. 0。 15 1.52. 1.04 1。. -0.85. 0.55 0.95. 1.55. 14. -0。 17. 1.13. 0.62. 0.42. 1。 29. -0.65. 1,04. こだわる. 1.41. -0.11. むこうみず な. 1.20. 1.25. -0.05. -0。. 1.331И. 1,06. -0。 27 1.14. 1.25. 1.05. 70. 0.29. 1.09. -0.63. 72. 1.08. -0.16. 場当た り的な. 0。. 0.44. -0.44. l。. 0。. クー ル な. 1.29. 1.50. のん きな. それとなくい う o.51. 1.10. 0。 96. -0.33. 用心深 い. 60. -0。 11. 19. -0.60. 1.12. 12. 0。. -0。 29 1.20. 0.23. -0。. 八 方美 人. 幼稚 な 1.11 0.97** のぼせやすい 0.97 気の弱 い. 1.12M. 大人 っぽい 一本気. ヽ 亡 細′. 1.05. -0.97 1.01M. 0.94. 0。. -0.02. -0.32 1.38M. -0.83 1.09. 1.04. 0.99. 38. -0。 11 1.01. 1.18. 0。. 67. l。. 1.07. 1.03. 0.92. 0。. 0.16. 0.03. -0。 42. 1.03. o。 37 1。 23. 1.36. 1.35. -0.08 1.11. -0。 58. 0.98. あきらめのよい. l。. 0.37. 10. がんこな. 1.26. 古風 な. 10. 0.12. 12. 荒 々 しい. 0.98. おっとりした. 0。 98. 0。. 1.00**. 勇猛な のんび りした. 0。. 19. 平均 SD*2 0。. -0。 12 1.28 ⅣI. 1.07**. 0。 91. 人に干渉 しない. 1.39. 平均 SD*│ 0。 12 1.20. 1.39. 1.21. l。. 0.44. 全 体. 1.31. 慎重 な. 1.05. 97**. 12 0。 82. 女 子. 1.06M. 1.23 0.99 0。. 49. 0。. SD. 1.06. 20 1.03. 1.33. 1.25**. 実利的な 1.61 0。 93** 現実離 れ した 1.60 0.92** 線 の細 い 1.58 0。 97** 我が強 い. 冷静 な. l。. ょうず. 孤独 を好 む 1.66 0。 97** 口数 の 少ない ぬ けた 1.63 0.87** 1.62. o。 0。. 社交的 な 粘 り強 い. 男 了´. 全 体 ナ 勺 sD*2. 陽気 な. ). *1 男女差 が有意 であった項 目について,M(F)P<.05,MM(FF)P<.0と した *2 0点 との差が有意 であった項 目について,*P<。 05,**P<.01と した。. -1.91. 0。. 0。. -1。. 76 0.94** 1.09** 0。 99**.

(3) 美和 :性 格特性 語 の社会 的評価 と個 人的評価. 西岡 表. 2. 個 人的評価 につ いての男女差 と 0点 との差. 全 体. 女 子. 男 子 平均 SD. 平均. SD*l. 聞 きじようずな. 5.90. 1.08. 6.18 0。 92. 6。. 臨機応変な. 5。. 98. 1.12. 6.07. 1.02. 6.05. 陽気 な. 5.70. 1.29. 6.12. 1.20. 話 しじょうず 粘 り強い 人情に厚い. 5.53. 1.55. 6.06. 1.00F. 5.96. 1.08. 5。. 1.25. 5.89. 自立的 茶 目つ気 のある 社交的な て きぱ きした. 10. 5.92. 5。. 70. 1.16. 5。. 73. 1。 18. 5。. 95. 5.55. 1.28. 5。. 82 1。 13. 5。. 5.00. 1.45. 5。. 96 1.1l FF. 5。. 70. 15. 1.53. 5。. 68. 5。. 5.88. 1.06 FF. 89. 75. 5.48. 1.15. 5。. 虫 扁 :こ がきく. 5.63. 1.31. 5.47. 熱 中す る. 5.08. 1.38. 5。. 93. 0.97. 5。. 18 1.20 MM 5。 38. 1.53. 5。. 44. 冷静 な エ ネルギ ッシュな. 5。. 70 1.04 1。. 1.28**. 5.64. 32. 52 1.05F 1。 15. 男. 平均 SD*2. 5。. 5。. 40 36. 平均. 子. 女. 全 体. 子. SD. 平均 SD*1. 平均 SD*2. 執着す る お しゃべ り. 3.90. 1.61. 3.69. 3.78. 1.53. 3。. 新 しが りや の. 3.90. 1.24. 3.65. 孤独を好 む. 4。. 15. 1.41. 厳格 な. 4.20. 1.56. 3.44 1.23 MM. 現実離れ した. 3.85. 1,73. 3.55. 口じょうず. 4.08. 1.80. 3.27 1.58 MM. 同調的 ぬ けた. 3.43. 1.41. 3.39 1.33. 3.13. 1.65. 3.31. 2.89 1.35 MM. 1.24. 3.74. 1.35*. 72 1.15. 3.74. 1.26*. 1.17. 3.55. 1.20M. 1.19**. 3.71. 1。 28**. 3.65. 1.36**. 3.63. 1.46. 1。. 3.72. 1.54**. 3.49. 1.68**. 3.40. 27. 3。. 1.35** 1。 38**. 26. 冷めた. 3.78. 1.64. 独断的. 3.85. 1。 25. ずぶとい ズヶズヶぃ う. 3.75. 1.68. 2.72 1.50 MM. 3.63. 1.41. 2.61. 疑い深 い. 3.55. 1.52. 2.56 1.15 MM. 2.82. 1.33**. 46. 2.46 1.12 MM. 2.71. 1.28**. 2.72 1。 35. 1。. MM. 33 MM. 3.13. 1.48**. 3.03. 1.41**. 3.00. 1.61**. 2.89. 1.42**. 情熱的な. 5。. 20. 1.30. 5.31 1.19. 5。. 28. 支配的な. 細心. 4.98. 1.58. 5.07. 5。. 05. せかせか した. 2.75. 1.08. 2.64. 1.11. 2.67. 1.10**. 話 し好 きな. 4.78. 1.39. 5。. 2.65. 1.23. 2.58. 1.24. 2.60. 1.23**. 太 っ腹 な. 4.95. 1.43. 4.95. 1.21. 4.95. 思 い切 りの悪 い そ っけない. 3.00. 1.60. 2.33. 2.51. 1.31**. 大胆な あ っさ りとした. 4.75. 1.63. 4。. 97. 1.15. 4。. 91. おせ っかい. 2.58. 1.36. 2.43. 1.04. 2.47. 1.13**. 4.45. 1.47. 5.03. 4.87. 2.60. 1.46. 2.40 1.37. 2.45. 1.40**. 4.86. 粘 りのない 温室育 ち. 2.63. 1.48. 2.39 1。 21. 4.85. 理屈 っぽい. 3.33. 1.64. 2.01. 1.09 MM. 野蛮な 執念深 い. 2.85. 1.44. 2.18. 1.14M. 49. 2.03. 1.16 MM. 2.35. 1.36**. 情が薄 い ルーズな 人づ きあいの悪 い. 2.85. 2.13. 1.06 MM. 2.32. 1.14**. 1.38. 02 1.23. 1。. 29F. 4.95. 気軽 な. 4.45. 1.72. 5.01 1.41F. 慎重な. 5。. 33. 1.27. 4.68. 協調的. 4.83. 1.53. 4.73 1.32. 4.76. 4.65 直感的 な ロマ ンテ ィックな 4.70 デ リケー トな 48. 1.56. 4.80. 4.76. 1.64. 1.25. 4.72 1。 32. 1.60. 4.64. 10. 1.57. 4。. 18 31. 4。. 1.07ヽ Iヽ4. 1。. 33. クールな. 5。. 実利的な. 4。. 15. 1.63. 4。. 指導的な. 4。. 45. 1.58. 4.17. 理論的 こだわる. 4。. 95. 1.62. 3.97 1.29 MM. 4.70. 1.45. 3.98. あきらめのよい. 4。. 18. 1.45. 4.06 1。 17. 4.65. 1.51. 3.66 1。. しぶ とい. 1.33 MM 1。. 26. 1.16. 1.18卜 IM. 54 MM. 4.72. 1.40**. 4.59. 4.43. 3。. 23. 1。. 1.14M. 2.78. 1.56. 2.14 1.05M. 2.85. 1.53. 2.02. 2.45 2.36 2.36. 1.29** 1.39** 1.26**. 2.31. 1.24**. 1.11)И M. 2.24. 1.29**. 99 MM. 2.09. 1.11**. 4.26. 1.37*. なげや りな. 2.68. 1。 23. 24. 1.29*. なよなよした. 2.10. 1.10. 1.45*. 無感動 な. 2.70. 1.29. 軽率 な しつ こい. 2.30. 1.04. 1.91. 2.70. 1.49. 1.75 0.90 MM. 2.01. 1.16**. 怠慢 な むっつ りした. 2.38. 1.21. 1.74 0。. 95 MM. l.91. 1.06**. 2.40. 1.10. 1.67 0。 79 MM. ぐず ぐず した. 2.10. 1.08. 1.75 0。 87 ⅣI. 陰気 な. 2.00. 1.06. 1.50 0,76 MM. 4。. 4.24 4。 18. 4.09. 1.25. 3.93. 1.59. それとなくい う. 3.95. 1.26. 3.83. 情 に流 される. 4.05. 1.68. 3.79 1.17. 分析的な. 4.78. 1.48. 3.48 1.35 MM 3.83 1.50. 1.16. 1。. 3.86. 1.19. 3.86. 1。. 54. 1.87 0。. 2.04 0。 92. 1.80 0.99 MM 0。. 92M. 2.05. 0。 97**. 2.04. 1.23**. 2.01. 0。 97**. l.86. 0。 94**. 1.84 0。 94**. l.64 0.87**. *1 男女差が有意 であ った項 目につい て,M(F)P<.05,MM(FF)P<.01と した *2 4点 との差が有意 であった項 目につい て,*P<.05,**P<.olと した。. 方. く望 ましくない」3点 とした。. 法. 調 査協 力者 :近 畿 圏 の 大 学 生 lo9名 (男 子 43名 ,女 子 66名. ),平 均 年 齢 20。 81歳 ,年 齢 範 囲 は 19歳 ∼26. 結果 と考察. 歳 であ った。. 社会的評価 の男女差 ;語 の意味が わか らない と指摘 が. 手続 き ;桑 原 (1986)の 人格 の 2面 性尺度 に使用 され. あ った 10語 を除 い て,男 女別 に評定得点 の平均値 を. て い る性 格特性 語. H8項 目を単 極 式 に配 置 して,「 こ. 算 出 して t検 定 を行 った (表. 1)。. 男女 間 に有意 な差. れ らの言 葉 で表現 され る人 を どの程度望 ま しい と感 じ. が見 られた語 は,「 執念深 い」,「 おせ っかい」,「 情 に. るか を答 えて下 さい。 」 と教 示 した。評 定 は「 とて も. 流 される」等 の 22語 であ つた。「情 が薄 い」 と「おお. 望 ま しい」∼「 まった く望 ま しくない」 の 7件 法 で あ っ. ような」 を除いては女性 よ り男性 もの方が望 ましい と. た。項 目の 配列が異 なる質問紙 を 3種 類用意 して ,各. 評定 していたことか ら,特 性語 に対す る社会的評価 が. 配列 に調査 対 象者 を ラ ン ダ ム に割 り当 て た。得 点 化. 男性 の方が肯定的であると考 えられる。. は ,評 定 に従 って「 とて も望 ま しい」-3点 ∼「 ま った. 特性語 の社会的評価 ;特 性語 に対す る社会的評価 の程.

(4) 甲南女子大学大学院論集第 3号. 人間科学研究編 (2005年 3月. ). 度 を検討す るため に,評 定 の 中点 で あ る o点 との差 に. 方. つ い て t検 定 を行 った。0点 との 差 が 有意 で なか った. 調 査 対 象者 :男 子 40名 ,女 子 108名 を対 象 と して. 項 目は,「 孤独 を好 む」 (t(109)=-1.830,nos。 ),「 厳格. 平均 年齢 は 20.95歳 ,年 齢 範 囲 は 20歳 ∼27歳 で あ つ. な」 (t(109)=-1.381,nos。 ),「 ずぶ とい」 (t(109)=―. た。両 方 の調査 に参加 した被 験 者 は 24名 で ,社 会 的. 0.894,nos。 ),「 新 s。. しが りや の」 (t(109)=-0。 183,n.. ),「 同調的」 (t(109)=0.269,nos。 ),「 デ リケー トな」. (t(109)=1.174,nos。 ),「 お しゃべ り」 (t(109)=1.370, nos。. ),「 もの 静 か な」 (t(109)=1.724,nos。 ),「 こだ わ. 法 ,. 評価 の測定後 6ケ 月以上経過 してか ら測 定 した。 質 問 紙 :自 尊 感 情 測 定 ;Rosenbergの SeliEsteem. Scale(星 野 (1970)カ サ5訳 した もの)を 用 いた。 個人的評価 と自己関連度測定 ;社 会的評価が肯定的な. る」 (t(109)=1.753,nos。 ),「 お と な し い」 (t(109)=. 語 と否定的な語 に焦点 を当てるために,調 査 1で の社. 1.933,nos.),「 しぶ とい」 (t(109)=0.782,nos.),「 執着. 会的評価 の測定 で評定平均値 が -1以 下 の 26語 ,1以. する」 (t(109)=-0。 340,n.s。 )の 12語 であつた。 これ. 上の 24語 を採用 した。 また,社 会的評価 が不明確 で. らの語 は社会的評価 が肯定 的な方 にも,否 定的 な方に. あれば,社 会的評価 による影響 が少な く,よ り個人的. も偏 ってい ない語 である。評定得点か ら求 めた度数分 布 を見る とこれ ら 12項 目は「 どちらで もない」 を頂. 評価 が反映 されやす い と考 えられることか ら,社 会的. 点 とした山形 の分布 であった。. を当てる。調査 1で の得点分布 を見ると「 どちらで も. 評価 が明確 でない語. (以. 下,あ い まいな語)に も焦点. 評価 が肯定的であ った語 としては,得 点 の上位 5語. ない」 の 0点 を基準 に評定 されていたことか ら,評 定. をあげる と,「 陽気 な」「臨機 応変 な」「人情 に厚 い」 「聞 き上手」「社交的な」 であ った。否定的であった語. 平均値 が -0.5以 上 0.5以 下 の語 で,標 準偏差 が 1以 上 いの 22語 を採 用 した。項 目 の 合 計 は 72語 で あ っ. は,得 点 の下位 5語 をあげると,「 しつ こい」「なげや. た。個人的評価 と自己関連度 の測定 は,同 じ項 目に対. りな」「陰気な」「なよなよした」「怠慢 な」 であった。. して行 った。項 目の配列 は 3種 類用意 し,各 配列 に対. 青木 (1974)は 性格記述用語 か ら望 ましさの次元 と して,勤 勉 ・粘 り強 い性格,親 切 ・明朗 な性格 ,安 定. して調査対象者 をラ ンダムに割 り当てた。 手続 き :自 尊感情 ,個 人的評価 ,自 己関連度 の順 で測. ・落着 きの性格 の 3次 元 を,望 ましくない次元 として は,不 安定 ・自己中′ 亡 J生 ,消 極 ・無気力 ,不 親切 ・気. 定 した。. ど りの 3次 元 を抽出 したとしてい る。本研究 で肯定的. いて,「 よ く当てはまる」 か ら「全 く当てはまらない」. に評価 されて い た「陽気 な」「人情 に厚 い」「聞 き上 手」「社交的な」 は,親 切 ・明朗 な性格 にあたる と考. までの 4件 法 で評定 させ ,「 次 の項 目につい て,自 分 に当てはまるところの数字 に○ をつ けて下 さい」 と教. えられる。 また,否 定的 に評価 されていた「なげや り. 示 した。得点化 は評定尺度 に従 い 1点 ∼4点 に得点化. な」「なよなよした」「怠慢 な」 は,消 極 ・無気力 にあ. し, 自尊感情が高 いほど得点が高 くなるように した。. た り,「 陰気 な」 は望 ま しさの次元 で ある親切 0明 朗. 個人的評価 ;各 項 目について,他 者 か らその言葉 を言. な性格の反対であると考 えられる。青木が調査 して以. われた ときの気分 を,「 とて も快 い」 か ら「 とて も不. 来 31年 経 っているが,性 格 を表す語 の社会的評価 に. 快」 までの 7件 法 で評定 させた。評定尺度 に従 って 1 点 ∼7点 に得点化 し,快 く感 じるほ ど得点 が高 くなる. は,あ まり変化 が見 られないこ とがわかった。. 自尊感情 ;Rosenberg(1965)の seliesteem scaleに つ. ように した。 調. 査. 自己関連度 ;各 項 目について,自 分に当てはまる程度 を「とて も当てはまる」か ら「全 く当 てはまらない」. 目. 自 勺. 特性 語 の個 人的評価 を測 定 し,調 査 1の 社 会的評価 と比 較す る。 また ,個 人が持 つ 社 会的評価 と個 人的評. までの 6件 法 で評定 させた。評定尺度 に従 って 1点 ∼. 6点 に得点化 し,当 てはまるほ ど得点 が高 くなる よう に した。. 価 との相 関 を求 め ,特 性 語 に対 す る評価 の一 致度 と し て 自尊感情 との 関連 を探 る。 自尊感情 が 自己 に関係 す. 結果 と考察. る情 報 を肯定 的 に認知す る一 種 の バ イア ス を反映 した. 個人的評価の男女差 :男 女別に評定得点 の平均値 を算. もので あれ ば,社 会的評価 と個 人的評価 の一 致度 と 自. 出 して t検 定 を行 った (表. 尊感情 には 関係 が見 られ ない と考 え られ る。. 見 られ た語 は,「 話 し上 手」,「 しぶ とい」,「 陰気 な」. 3)。. 男女 間 に有意 な差が. 等 の 37語 で あ った。「話 し上 手」,「 茶 目つ気 の あ る」.

(5) 西岡. 美和 :性 格特性 語 の社会的評価 と個 人的評価. 「社交的な」,「 熱 中す る」,「 あ っ さ りとした」,「 気軽. =.517で 中程度 の相 関が あ つた○ そ のため ,社 会的評. な」 の 6語 を除いては女性 よりも男性 の方が 決い と評. 価 と個 人的評価 での肯定語 ,否 定語 ,あ い まい語 は一. 定 してお り,男 女差が見 られた項 目では男性 の方が肯. 致 して い る可 能性 が 高 い 。. 定的 な評定 をする項 目が多か った。調査 1の 社会的評. さらに自尊感情 との 関係 を検討 す るため に,自 己関. 価 で も男性 の方が よ り肯定的 な評価 を行 っていたこと. 連 度 で 1点 ∼3点 の 項 目 (以 下 ,関 連 語 )と 4点 ∼6. か ら,性 格特性語 に対す る評価 では,社 会的評価 ,個. 点 の項 目 (以 下 ,非 関連語 )に 分 けて ,関 連語 と非 関. 人的評価 いず れで も男性 の方が肯定的 な評価 を持 って. 連語別 に個 人的評価 の評定値 と社会 的評価 の評定値 と. い ることがわかった。. の ピア ソンの積率相 関係 数 を求 めた。 この相 関係数 を. 項 目の個人的評価 :社 会的評価 と同様 に,各 項 目ごと に全調査対象者 の平均得点 を算出 して,評 定 の中点 で. Z変 換 して,変 換 を行 った値 と 自尊感情得点 との ビア ソ ンの積率相 関係数 を求 め た ところ,関 連語 で有意 な. 4点. 中程度 の 相 関 (r=.426,p<.05)が あ つた。非 関連 語. あ る 4点 との差 について t検 定 を行 った (表. 2)。. 一.071,nos。. との差が有意 でなか った項 目は,「 あ きらめ の よい」. で は有意 な相 関 はなか つた. (t(148)=-1.384,nos.),「 それ とな く言 う」 (t(148)= -1.374,n.` ),「 しぶ とい」 (t(148)=-1.303,nos。 ),. 評価 と個 人的評価 の一 致度 と自尊感情 との 関係 には 自. s。. 「情 に流 される」 (t(148)=-0.570,n.s。 ),「 分析 的 な」. (r=。. )。. 社会的. 己 に当ては まる特性 であ る ことが 影響 す る。 伊藤 (1996,2000)は ,自 己 に当てはは まる語 で は. (t(148)=0.868,nos。 ),「 こ だ わ る」 (t(148)=1.654,. 自尊感情 の高 い者 の 方 が低 い者 よ りも自己 の側面 を肯. )の 6語 であった。 これ らの語の うち社会的評価. 定 的 に捉 えて い る と した。 つ ま り,自 尊感情 の高 い者. で もo点 との差が有意 でなかったのは「こだわる」 と. が 自己 の側面 に対 して抱 く肯定 的 な評価 は,社 会的評. nos。. 価 と一致 して い る と考 え られ る。西 岡 (2003)は 特性. 「 しぶ とい」 の 2語 であ る。 「お とな しい」 と「もの静 か」 は社会的評価 の評定. 語 に対 す る感情 や評価 を自由記述 させ ,自 尊感情 が社. 値 の標準偏差 が 1未 満 であ ったので本調査 では測定 し てい ないが,社 会的評価があい まい で あ った 12語 中. 会 的 な評価 が 不 明確 な 自己 の特性 に対 す る感情 や評価. 8語 は,個 人的評価 では肯定あ るい は否定的 な評価 を. と関係 が あ った こ とか ら,自 尊感情 は 自己 を特徴付 け る側面 を肯定 的 に意味付 け る機能 を持 つ として い る。. 持 つ ことになる。社会的評価があい まい な性格特性語. 自尊感情 の高 い者 は 自己 の特性 につい ての評価 が整理. は,そ のあい まい さゆえに,評 価 の仕方 によって肯定. されて い るため に,社 会的評価 が不 明確 であ る特性 に. 的あ るいは否定的 に受け取 られる語があるのだろ う。. つい ては肯定 的 に認知 や表現 で きるのだろ う。. また「実利的な」 は社会的評価 では否定的 に評価 され ていたが,個 人的評価 では肯定的 に評価 されてい る。. め. 調査 1と 調査 2に は調査対象者が異なることも関係 し てい るか もしれないが,評 価 の仕方 によって語が表す. 性格特性語 の社会 的評価 と個 人的評価 に焦点 を当て て検 討 した。社 会 的評価 が高 い 語 は個 人 的評 価 も高. 特性が少 し異なることも考 えられる。 評価 が肯定的であ つた語 としては,得 点 の上位 5語. く,両 評価 に関連 がみ られた。 自己 に対 す る評価 は重. をあげる と,「 聞 き上手 な」「臨機応変 な」「陽気 な」. 要 な他 者 か ら与 え られた評価 を取 り入 れて形成 され る. 「粘 り強 い」「話 し上手 な」 であった。否定的であ った. (Haier,1999)こ とか ら,特 性語 に対 す る個 人的評価. 語 は,得 点 の下位 5語 をあげると,「 陰気 な」「 ぐず ぐ ず した」「むっつ りした」「怠慢 な」「 しつ こい」 で あ. も社会 的評価 を取 り入 れて形成 され る と考 え られ る。. った。調査 1の 社会的評価 と得点 の上位下位 の語 は. 最 低 値 が 中程 度 の 相 関 (r=.517)で あ つ た こ とか. ほとんど変 わらず得点の平均値 では社会的評価 と個人. ら,完 全 に一致 して い るわけで な い。特性語 に対 す る. 的評価 との差異 は見 られなか った。. 評価 が 形成 され る過 程 を知 るため に も,社 会 的評価 も. ,. 社会的評価 と個人的評価の相関 と自尊感情 との関係. :. しか し,個 人内 の社 会的評価 と個 人的 な評価 の相 関 の. 個 人 的評価 も特 性 語 の 評 価 を構 成 す る 1要 素 だ と考. 社会的評価 と個人的評価 について探索的 に検討す るた. え,そ れぞれの評価 に影響す る要 因 を考 えて い く必 要. めに,個 人的評価 を測定 した調査対象者 の内で社会的. があ るだろ う。. 評価 の測定 にも参加 した 24名 を対 象 に分析 を行 う。 各調査対象者 について社会的評価 と個人的評価 との ビ. 評価 に男女差 が見 られた語 で は ,社 会的評価 ,個 人 的評価 いず れで も男性 の 方 が肯定 的 な評価 を行 つて い. アソ ンの積率相 関係数 を求 め た ところ,最 小値 は r. る語 が 多 か った。男女差 が 見 られた語 は個 人的評価 の.

(6) 甲南女 子大学大学 院論 集第 3号. 人間科学研究編 (2005年 3月. ). 方 が 多 く,得 点 の低 い否定的 な語 で顕著 で あ つた。辻. 高 い課題 で失敗 した状況 は,一 種 の否定 的 な気分状態. (1993)は ,自 己意識 の 側 面 の 中 で ,男 性 よ りも女性. だ と考 え られ る。否定 的 な気分状態 での 自尊感情 の高. の 方 が社会的不 安 は高 く,公 的 自己意識 で も女性 の 方. い者 の特徴 と して ,Smith&Petty(1995)で は高 い者. が 高 い傾 向 が 見 られた と して い る。個 人的評価 の測定. は否定 的 な気分 で も肯定 的 な記憶 を再生す る と して い. で他者 の視点 を意識 させ た こ とが ,女 性 の 方 が 否定 的. る。 自己 の評価 を下 げ る よ うな否定 的 な気分状 態 で. な評価 になった こ とに関係 して い るのか もしれ ない 。. 否定 的 に 自己 を評価 しない こ とに よって ,気 分 の低下. 評価 が あ い まいで あ った語 に注 目す る と,社 会的評. を下 げて い るのか も しれな い 。 sanna,Turley―. ,. Ames,&. 価 と個 人的評価 のいず れで も評定尺度 の 中点 との差が. Mctr(1999)は. なか ったの は「 こだわ る」 と「 しぶ とい」 の 2語 のみ. と想像 した とき,自 尊感情 の 高 い者 は よ り最悪 な出来. で あ った。「 こだわ る」 は個 人的評 価 で ,「 しぶ とい」. 事 の結果 を想 像す る こ とで 否定 的 な気分 か らの回復 を. は社会 的評価 と個 人的評価 の両方 で ,男 女差 が見 られ. 図 る と した。 この よ うに,自 尊感情 の高 い者 は気分が. た項 目で あ る。特 に 「 しぶ とい」 の個 人的評価 で は. 否定 的 にな らない よ うに気分統制 を行 ってい る。 自尊. ,. 現 実 には な い 悪 い 出来事 が起 こった. 男子 で は肯定的 に偏 ってい るの に対 して ,女 子 で は否. 感情 が ,自 己 の特性 に対す る評価 に敏感 で あ るのは. 定 的 に偏 ってい る。 この 2語 は,青 木 (1974)で は 印. 一 種 の 気分統制 で あ るのか も しれ な い。 自己 の特性 に. 象語 の 中 の 成熟度 を表す語 に分類 されて い る。本研究. 対す る評価 が 一 致 して い れば ,状 況 に流 されず に,自. で は ,個 人的評価 を測 定す る方法 と して ,他 者 が 自己. 己 の評価 を安 定 させ る ことがで きるだろ う。. ,. をあ る特性語 で 表 した時 の快 不快 の程度 を用 い た こ と. 最後 に今後 の 課題 として ,個 人的評価 の 測定 につい. か ら,個 人的評価 には他者 か らの 印象 に対す る感情 が. て 考 えてみ る。本研 究 で は,個 人 的評 価 の 測 定 と し. 反映 して い る と考 え られ る。「 しぶ とい」 が 示 す性 格. て ,程 度 に個 人差 は あ って も, どんな性格特性 で も備. 特性 に対 す る評価 だけで な く,「 しぶ とい」特 性 に対. えて い る と考 え,他 者 か ら特性語 を言 われ た ときの快. す る他者 の 印象 も評価 に影響 したのであろ う。 ジェ ン. 不快 の程度 を用 い た。 これ が個 人的評価 を反映 して い. ダ ー ス テ レオ タ イプ に よって ,社 会 の 中 で「 しぶ と. るか につ い て妥 当性 の検討 は して ない。特性語 を言 わ. い」 男性 と「 しぶ とい」 女性 に対す る評価 が異 なるの. れた ときの快 不快 は ,自 己 の特性 に対す る言及 に よつ. か も しれ な い。評価 が明確 な肯 定語 や否定語 で は,性. て生 じた もので あ る とは限 らない 。他者が発 した肯定. 差 が 見 られ て も,特 定 語 の 肯 定 否 定 に 変 わ りは な い. 的あ るい は否定 的 な語 によって生 じた気分反応 で あ る. が ,あ い まい語 で は よ り肯定 的 に解釈 され る場 合 と. 可能性 もあ る。本研 究 で 自己 と関係 す る語 に対 す る社. 否定 的 に解釈 され る場 合 があ る。あ い まい語 での評価. 会的評価 と個 人的評価 の 関係 のみが 自尊感情 と関連 し. の差異 を探 るこ とで ,性 格認知 の性差 や ジ ェ ン ダース. て い た ことか ら,気 分反応 で あ る とは考 え難 い が ,個. テ レオ タイプにつ い て検討 で きるか も しれ ない 。. 人的評価 の測定 につい ては ,さ らに検討 が必 要 で あ ろ. ,. 個 人内で の特性語 に対 す る社会的評価 と個 人的評価. う。. の相 関 は ,自 己 に当ては まる側面 でのみ 自尊感情 と関 連 して い た。 自尊感情 の 高 い者 は 自己概念 が明確 で. 注 ,. 自尊 感 情 の 低 い 者 は 不 確 か で あ る た め (campbell,. 1990;Baumgardner,1990),自 己 の特性 を明確 に認知. 1)標 準偏 差 が 1未 満 の 語 で は,望. ま しい 一望 ま し くな. い とい う次 元で考 え る こ とが 困難 で あ った 可 能 性 が あ る。個 人 的評 価 は社 会 的評 価 の 影 響 を受 け て い る と考. で き,そ の評価 も一 貫 してお り,評 価 に対 して敏感 に. え られ ,評 価 次 元 で 測 定 す る こ とが 困難 で あ る語 と し. 反応 で きる可能性 があ る。. て選 択 しなか った。. Brown,Dutton,&Cook(2001)は. l望. ま しさがあ い ま. い な語 を用 い て ,「 望 ま しい 特 性 を 表 す」 あ る い は 「望 ま し くな い特性 を表 す」 と教 示 して 自己 に当 て は まる程度 を評定 させ た。難易度が異 なる課題 を遂 行 し. 引用 文 献. 1971 性 格 表現 用語 の 心 理 ―辞 書 的研 究 -455 語 の 選択 ,分 類 と望 ま しさの評定 心理学研 究 ,42,1-. 青 木孝悦. 13.. た後 で ,自 尊感情 の 高低 によって特性 に対す る 自己評. 青 木 孝悦. 定 の差 につい て検討 した ところ,自 尊感情 の高 い者 は. 言葉 ―. 難 しい課題 の後 で は「望 ま しい」 と教示 された群 よ り. 1974. Baumeister,R. F。 self―. 性 格 表現 辞 典 一人柄 を と らえ る 記 述 と. ダ イヤ モ ン ド社. esteem. 1993 Understanding the inner nature of low. uncertain,fragile,protective,and. も「望 ま しくない」 と教示 された群 の 方 が当ては まる. Baumeister,R.F.(ed), Sι. とす る程度 が低 か った。Brown,ct al。 が用 い た難度 の. sar/_r`gartt New Yolk: Plenum Press。. J/―. conflict o ln. θ r 刀り ′zzJι グ `Srθ “ `′. Jο. ″.

(7) 美和 :性 格特性語 の社 会的評価 と個 人的評価. 西岡. Baumgardner,A.H.1990 To know oneself is to like oneself: Self―. certainty and self― affecto Jθ. α′げ ““. Pθ ttθ. ε ′Pッ θ んθι θgy, 58, 1062-1072。 jα. α′ Jク α 4グ “. Sθ ―. Brown,J.D。 ,Dutton,K.A.&Cook,Ko E.2001 From the top down: Self― esteclrl and sclf… evaluationo Cθ. gれ. j′ jθ. れaれ グEttο ―. jθ ′ れ, 15,615-631.. Campbell, J. B。 concepto Jθ. 538-549。. 星野. 命. 1970. esteen■. jク Pι だθ れα′. and clarity of the self―. ακグ Sθ ε. jα. J Psyθ ttθ Jθ gy,59,. 24, 1445-1477. 伊藤美和. 2000. 大 学 大 学 院心 理 学 年 報 ,19,1-9. 桑原知子. 1986. 2004. jα ιPッ ー Sθ ε. α′げ P`だ θκαJjク α4グ. jα 1965 5θ ε 4r 力 αグθ′ ι ′αれグ ′. `. gι・ s`J/― j“ α. `sε. Princeton: Priceton University Press.. Sanna,Lo J。 ,Turley― Ames,K.J.,&Mcier,S.1999 Mood, esteenl,and stilnulated alternatives: ThOught―. affective iniuences on counterfactual direction.力 j`ッ rsθ れ α′. αれどSθ εjα ιPsyε 力θJθ gy, 76,543-558.. Provoking θ′げ ““. Smith,So M。 ,&Petty,Ro E。 1995 Personality moderators of mood congruency effects on cognition.カ タ α′げ P`rSθ れα′―. 人 格 の 二 面 性 測 定 の 試 み 一NEGATIVE. ttθ Jθ gッ 44,1097-1107. ゎ αれグSθ εjα J Pッ θ. “. 1993 自己 意 識 と他 者 意 識 北 大 路 書 房 上 田悦 子 。植 田 千 晶 ・湯 川 雅 子 1991 自 己 意 識 と重 要. 辻 平 治郎. ′ 社 会 的 な 評 価 と個 人 的 な評 価 を分 離 す. る場 合 の あ い ま い 語 の 有 効 性 に つ い て. ,π. “. 甲南 女 子. 語 を加 え て ―教 育 心 理 学 研 究 ,3,31-38。 西 岡美 和. εttθ ι Ogy, 57,672-680。. Pι 自尊 感 情 は 認 知 バ イ ア ス か. 1989 From self―. conceptiOns tO self― worth: On the sources and structure of. self―. 感 情 の 心 理 と 教 育 (二 )児 童 心 理 学 ,. & Swann, Jro W.B。. global self― esteem.Jθ Rosenbcrg, M。. 1990 Self―. αJげ ““. 大 学 院論 集 , 2,45-50.. Pelham, B.W。. 甲南 女 子 大 学. な 自己 の 側 面. 和 歌 山大 学 教 育 学 部 紀 要 ,40..

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参照

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