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マット運動

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Academic year: 2021

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第2学年○組 保健体育科学習指導案 1 単元名 器械運動「マット運動」 2 指導観 ○ 器械運動は,マット,鉄棒,平均台,跳び箱を使った運動で「技」によって構成されている。 各運動種目の中で「技がよりよくできる」ことを学習のねらいとしている。回転や逆立ちなどの 非日常的で巧技的な運動を習得していく中で,自分の体をコントロールする能力やそれに必要な 能力の高まりが期待される。また,自己の体の動かし方や練習の仕方を工夫することによって, ねらいの達成に取り組む運動である。したがって器械運動では自己の能力に適した技に挑み,そ の課題を解決して行くことで喜びを味わうことができるようにすることは大変価値がある。 本単元は,協同学習を積極的に入れることで,「できた」,「分かった」,「楽しかった」と言える 喜びや,仲間とともに意欲的に取り組む姿勢などを養っていく。また,ICT 機器を積極的に活用 し,課題に応じた練習法を考えたり,技の改善すべきポイントを見つけ出したりすることができ るようにさせたい。具体的には,各技の見本を動画として見せ,各技の見本を示した動画で技の ポイントを言葉で表現したり,各技の画像とポイントを表示した拡大図を掲示したりするなどの 工夫を行う。さらに,技の練習法や改善すべきポイントを見つけ出すなど,仲間と協力して課題 を解決していくための共同学習を行うことは,マット運動の楽しさや喜び,「できた」,「わかった」 という達成感を味わわせることは大変意義深い。 〇 本学級の生徒は,1年生時に器械運動(マット運動)について学習している。事前調査では, 「好き」○%,「普通」○%,「嫌い」○%であった。「好き」の理由としては,「技を成功するこ とに喜びを感じる」の理由があげられる。「嫌い」な理由は,「怖い」,「痛い」,等があげられる。 これまでの経験から,接点技群の前転や後転などの技については,全員が学習している。しかし, 基本的な技を十分に習得できている生徒は少なく,順次接触し回転速度を上げ滑らかに演技する ところには至っていない。これらのことから,器械運動における技を習得させ,その運動を組み 合わせ技に発展し,発表会の中で応用させる機会を与える必要がある。 〇 本単元の指導にあたっては,マット上での回転系,接点技群の前転グループ,後転グループ, ほん転技群の倒立回転,倒立回転跳びの基本的な技を習得し,個々の技が滑らかにできるように するとともに,それらを組み合わせ,技がよりよくできるように技能を高めさせたい。そのため に,まず,「つかむ」段階では,映像を見せることで視覚的に各種の技の特性や技のイメージを持 たせ,自己の課題をつかませる。次に,「ひろげる」段階では,前転,開脚前転,後転,開脚後転, 側方倒立回転,倒立前転等の基本的な技の習得を目指し,自己の課題に応じた練習方法を選択し, 繰り返し行う場を設定する。また,自己の課題を把握できるように,グループでの活動を仕組み, それぞれの視点でチェックを行い,アドバイス活動ができる場を設定する。さらに,「ふかめる」 段階では,自分に自信を持ちながら,組み合わせ技を構成し,滑らかに演技ができるようにする。 また,自己や仲間の演技を適切に振り返ることができるようにする。 3 単元目標 ○ 回転系の技の中から,自己の能力に応じた技を選択し,いくつかの技を組み合わせ,技ができ る楽しさや喜びを味わうことができるようにする。 (関心・意欲・態度) ○ 学習した技から,自己の技能に適した目標を設定し,技を選択するなど,自己決定できる場を 工夫することができる。 (思考・判断) ○ 回転系の技能において,マットに順次接触し,回転速度を上げることで,滑らかに演技するこ とができる。また,3つの技の「はじめ-なか-おわり」の技を構成し,途切れることなく演技 することができる。 (技能) ○ 技の名称や行い方,段階的な練習の方法を知り,技の局面で技術的なポイントがあることを理 解できる。 (知識・理解)

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4 単元計画(9時間) 関:関心・意欲・態度 思:思考・判断 技:技能 知:知識・理解 段 階 配 学習活動・内容 対話を深める場と活動の工夫 評価規準 つ か む 3 本 時 2 / 3 1 マット運動の基本的な技を知 り,活動計画や進め方など学習 の準備を行い,課題意識を持た せる。 ・基本的な技 (前転,開脚前転,後転,開脚後 転,倒立前転,側方倒立回転) 2 回転系の基本的な技のイメー ジをつかみできる技を知る。 (1)単技について、順次接触や 回転速度を意識し,滑らかな演 技をイメージする。(本時) (2)組み合わせ技について,技 の構成,「はじめ-なか-おわ り」をイメージする。 ○マット運動の学習内容の進め方 を理解できるようにオリエンテ ーションの場を設定する。 ・自分の良さや特徴の把握 ○視聴覚教材を活用し,各種技のイ メージを視覚的に持たせる。 〇どのような演技が滑らかな演技 かを理解し,技の特徴をイメージ させる。 ・手,後頭部,肩,背の順に,順次 接触する動き方を把握する。 ・回転時に腰角を広げることで回転 速度をあげる動き方を把握する。 〇自己の能力に応じた3つの技を 選択し,演技構成を考えることが できる場を設定する。 ・3つ以上の技を組み合わせて,最 後まで途切れることなく演技す ることができる。 関:マット運動に関 心を持ち,進んで 学習に取り組み 単元の見通しを もつ。 <様相観察> 技:単技のイメージ をつかみ、チェッ クポイントを確 認する。 知:3つの技の構成 を組み立てる。 <学習プリント> ひ ろ げ る 4 3 各技の種類や局面に応じて, 正確な動き方を確認し,練習を 繰り返すことを通して,滑らか な動きができるようにする。 ・前転グループの前転,開脚前転, 後転グループの後転,開脚後転, 倒立前転,側方倒立回転の動き を確認し,段階を踏んで練習す る。 (1)各技の順次接触を理解し, チェック活動を通して,順次接 触する方法を身につける。 (2)主要局面において,回転速 度を上げることが,滑らかな演 技に繋がることを,チェック活 動を通して確認する。 ○学習プリントを掲示し,技のポイ ントの説明を行う。 ○習熟度の違う3人グループを編 成し,評価活動を行う場を設定す る。 ・段階的な練習を有効的なものにす るために,巡回しポイントを確認 する。 ○主要局面において,腰角が開き大 きな回転をすることで,滑らかな 演技を行うことができる。 知:各種の技のポイ ントを説明して いる。 <学習プリント> 技:基本的な技を身 につけている。 <様相観察> 思:各種技のポイン トを意識して,練 習の仕方を工夫 している。 <学習プリント> 技:ポイントを理解 し,技を表現する ことができる。 <様相観察> 思:技のポイントを 理解し,アドバイ ひとつの技を正確に,滑らかに行い,演技構成を工夫し,3つ以上の技を組み合わせた, マット運動発表会をしよう。

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5 本時 平成29年○月○日(○) 第5校時 体育館にて (1)本時の指導観 本時では,基本的な技のイメージをつかみ,自分のできる技や課題を把握することができるよ うになることが狙いである。授業の中に,協同学習の理論と技法を取り入れて,授業を展開して いく。具体的には,仲間と共に課題解決に向かう対人技能を身につけさせるために,協同学習の 教授学習ユニットを組み込んで,「前時までの振り返り⇒めあての掲示⇒課題との対話⇒仲間との 対話⇒クラスとの対話⇒まとめ」の学習過程を位置づける。仲間との対話の場では,多様な考え を出させるために,リーダーが必ず1名構成されている3人班による対話活動の場を意図的に位 置づける。 前時までに生徒は,前転,開脚前転,後転,開脚後転,側方倒立回転,倒立前転の技のポイン トを視聴覚教材を活用することで,イメージすることができている。そこで本時では,実際に各 種単技に挑戦する中で,どの技ができるのか,できないのか,なぜできないのかを,学習プリン トや3人グループでのアドバイス活動やポイントを互いにチェックする活動を通して,できる技 やできない技,自己の課題を把握することをねらいとする。 そのためにまず,「つかむ」段階では,前時までに行った各種の基本的な技の行い方を視聴覚教 材を活用して振り返り,めあてを確認させる。 次に「ひろげる」段階では,前時までに映像で確認した技の中で,技を正確に,滑らかに行う ために,どのようなポイントが必要かを振り返らせる。ここでは,前時までに確認した,各種技 の行い方や滑らかに演技するためのポイントについて再度確認する。さらに,他者との活動とし て,3人班を活用し,自己の課題を把握したり,考えたり,技の改善すべきポイントを見つけ出 したりすることができるように,各技の見本を動画として見せたり,他者の演技を観察し,ポイ ントを言葉で表現し,どの技ができ,できないのかを確認する。ここでは,他者の評価を参考に し,自己の課題を整理する。 最後に,「ふかめる」段階では,自己内の活動として,自己の演技を学習プリントで振り返り, 自己の課題を確認させる。ここでは,自己の演技の良い部分や,できていない部分を振り返り, 次時への意欲を高めたい。また,技能の向上のために,仲間のアドバイスが有効であったかを学 習プリントで振り返らせる。 (2)主眼 基本的な技の行い方を理解し,順次接触や回転速度を意識して,自己の課題やできる技を把握 することができる。 (3)準備 マット,テレビ,視聴覚機器,タイマー,自己評価アンケート,筆記用具 4 組み合わせ技のポイントを理 解し,修正を加えるために,3 人班でのアドバイスをする。 ・前転→後転→開脚後転 (1)自己の技能に応じた技の組 み合わせを選択し,チェック活 動を通して,「はじめ-なか-お わり」の演技構成をする。 (2)技のつなぎを意識し,演技 が滑らかで途切れない演技構成 を完成する。 ◯対話を促すために,多様な見方や 考え方を引き出そうとする課題 や生徒の興味・関心に結びついた 課題を提示する。 ○自己の技能に応じた技を選択す るために,学習プリントで振り返 りの場を設定し,演技構成を考え ることができる。 ◯ 順 次 接 触 や 回 転 速 度 を 上 げ る こ とで,途切れることのない,組み 合わせ技を行うことができる。 スを行うことが できる。 <様相観察> 技:身につけた技を より滑らかにし ている。 <様相観察> ふ か め る 2 5 発表会を行い自己の成長や, 仲間の演技のよさを確認する。 ・組み合わせ技 ・開脚前転→後転→倒立前転 ○自己や仲間の演技を適切に評価 するためにチェックプリントを 活用させる。 技:練習した組み合 わせ技を発表会 で滑らかに表現 している。 <様相観察>

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多様な考えを出させるために,リー ダーが必ず1名構成されている3 人班による対話活動の場を意図的 に位置づける。 対話を促すために,多様な見方や考 え 方 を 引 き 出 そ う と す る 課 題 や 生 徒の興味・関心に結びついた課題を 提示する。 (4)指導過程 段 階 学習活動・内容 教師の支援, 対話を深める場と活動の工夫 形 態 配時 つ か む 1 前時までの学習を振り返り、基本的 な技の VTR を視聴し、イメージした動 きで試しの活動を行い、本時の学習の 見通しをもつ。 ・技の正確さをつかむ 準備局面-主要局面-週末局面 ・技の滑らかさ 順次接触,回転速度 ○ 技 の 行 い 方 や ポ イ ン ト を 視 聴 覚 教 材を活用して確認させる。 〇本時のめあてをつかませるために, 前 時 ま で の 学 習 内 容 を 振 り 返 ら せ る。 一 斉 10 ひ ろ げ る 2 グループで基本的な技に取り組み, 自他の技の正確さや滑らかさや出来映 えについて評価する。 (1)これまで学習してきた,基本的な 技が,どれくらいできるのか,VTR の 動きを比較したり,チェックシートを 確認したりしながら,挑戦する。 ・個人の練習 ・手の着く位置→足の開脚のタイミン グ→上体の前屈などの正確さ ・背中→手→後頭部→両足が順次接触し ている (2)グループで,局面ごとに正確さや 滑らかさを評価することを通して,自 己の課題を明らかにする。 ・様々なポイントの共有 ◯ 技 の イ メ ー ジ が で き て い な い 生 徒 は,映像を通して視覚的に分からせ る。 ○ ア ド バ イ ス を ス ム ー ズ に 行 わ せ る た め に , 学 習 プ リ ン ト を 活 用 さ せ る。 ○各種の基本的な技に挑戦する。 ○挑戦する技のポイントを理解し,仲 間と協力して取り組ませる。 個 ↓ 3 人 班 33 <めあて> 視聴覚教材やグループでの活動を通して,技のポイントを理解 し,順次接触や回転速度を意識して,技に挑戦し課題を把握しよう。 。 。 ・3人班をつくり,学習プリントを活用 し,仲間の挑戦する技のポイントアドバ イスをしたりして,順次接触や回転速度 を意識できているかを確認する。 <課題> 技を正確に,滑らかに演技するに はどのようなことが必要か 説明 しよう。

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ふ か め る 3 まとめを行い本時を振り返る。 ・グループで活動することで,自己の 演技を振り返ることができること。 ・学習プリントを通して,自己の課題 を把握することができること。 4 自己評価アンケートに答える。 ○自己の課題は何か,学習プリントで 振り返らせる。 一 斉 ↓ 個 7 <まとめ> 視聴覚教材やグループでの活動を通して,滑らかな演技を行うた めには,順次接触や回転速度が大切であることに気づき,自己の課題を把握す ることができる。 評価基準 技のポイントを理解し,順次接 触や回転速度を意識して行い, 自己の課題を把握することがで きる。 〈様相観察・学習プリント〉

参照

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