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位相空間(その他) : 選択公理

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Academic year: 2021

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(1)

位相空間と選択公理

(

その他

)

alg-d

http://alg-d.com/math/ac/

2015

12

26

定義. 位相空間X がスーパーコンパクト ⇐⇒任意の開被覆X =i∈I Uiに対して,あるi∈ I が存在してUi = X となる. 定理. 選択公理⇐⇒スーパーコンパクト空間の直積はスーパーコンパクト 証明. (=⇒) {(Xλ,Oλ)}λ∈Λ をスーパーコンパクト空間の族として X :=λ∈Λ とす る.各 はスーパーコンパクトだから := {x ∈ Xλ | x ∈ U ∈ O ⇒ U = Xλ}は空 でない.{Yλ}λ∈Λ に選択公理を適用して元x = (xλ)λ∈Λ ⊂ X を得る.U ⊂ Xx∈ X の開近傍とする.∏ λ∈Λ Uλ⊂ U, xλ∈ Uλ ∈ Oλと書ける.すると各の取り方か ら = Xλとなる.即ちU = X. (⇐=) {Xλ}λ∈Λ を空でない集合の族とする.Xλ∗ := Xλ⊔ {∞}の位相を{∅, {∞}, Xλ∗} で定めると,これはスーパーコンパクトである.よって直積X :=λ∈Λ Xλ もスーパーコ ンパクトである.πλ: X −→ Xλ∗ を標準射影とすればπ−1λ (∞) ⊂ X は開集合で,明らか にπ−1λ (∞) ̸= X である.X がスーパーコンパクトだから λ−1(∞) | λ ∈ Λ}は開被覆 ではない.故にx ∈ X \λ∈Λ πλ−1(∞)が存在する.このとき明らかにx λ∈Λ であ る. ※ スーパーコンパクトT0 空間の直積がスーパーコンパクトになることは選択公理を 使わずに証明できる. 次の命題をHewitt-Marczewski-Pondiczeryの定理という. 1

(2)

命題 (Hewitt-Marczewski-Pondiczeryの定理). κ を無限基数,{Xλ}λ∈Λ を位相空間の 族とする.λ ∈ Λに対しては濃度κ以下の稠密部分集合を持ち,|Λ| ≤ 2κ が成り立 つとする.このとき直積空間 ∏ λ∈Λ は濃度κ以下の稠密部分集合を持つ. 定理. 選択公理⇐⇒ Hewitt-Marczewski-Pondiczeryの定理 証明. (=⇒) 省略. (⇐=) 選択公理と同値な「無限集合X に対して|X|2 = |X|」を示す(濃度の性質を参 照).X を無限集合として離散位相を入れる.X ⊂ X は濃度|X|の稠密部分集合である. 直積空間X× X を考えると,2 ≤ 2|X| が成り立つからHewitt-Marczewski-Pondiczery の定理により濃度X 以下の稠密部分集合D ⊂ X × X が存在する.X × X は離散位相 空間だからD = X× X となり|X|2 = |X × X| = |D| ≤ |X| ≤ |X|2 より|X|2 = |X| である.

参考文献

[1] Horst Herrlich, Axiom of Choice,Springer, 2006

[2] Edwin Hewitt, A remark on density characters, Bull. Amer. Math. Soc. 52 (1946), 641–643, http://www.ams.org/journals/bull/1946-52-08/ S0002-9904-1946-08613-9/

[3] Eric Hall, Kyriakos Keremedis, Independent Families and Some Notions of Finite-ness, http://www.samos.aegean.gr/math/kker/

参照

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