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[記事](研究発表会要旨)マレーシアの主要作物における研究の成果と方向: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[記事](研究発表会要旨)マレーシアの主要作物における研

究の成果と方向

Author(s)

タン, ホーヒン

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 4(1): 92-93

Issue Date

1988-03-30

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/13995

(2)

ニ ュ ー ス 南 方脊椎 利用技 術研究 会誌 マ レーシアの主要作物 における研 究の成果 と方向 マ レー シア農業省 (現在 :琉球大学農学研究科)タン ・ホー ヒン マ レー シアの面積 は33万平方 キロで ,日本 よ りやや狭 く,人 口は約 1,600万人 である.国内総 生 産額 に占め る農業生産額の割合 は20%で ある.主要作物 は,ゴム,油 ヤ シ (オイルパ ー ム) および 稲で あ り,1983年の統計 によれば,半島マ レー シアでは総栽培 面積400万haの内 ゴムが43%,油 ヤ シが31%および稲 が14% を占めている.マ レー シアは これ らゴム,油ヤ シ油の最大生産国で,ゴム は世 界総生産 高の350/0

,

油 ヤ シ油は同56% (食油需給全体 の90/a) をまかをっている.またマ レー シアは これ ら作物 の生産技術 が最 も進 んでいて,世 界 におけ るこれ ら作物 の生産技術 開発 の主導的 立場 にある.ところが稲 の生産 に関 しては まだ発展途上 の段 階 にあ り,政府 による肥料 の無償供給 , 補助金 の交付 によ り80-85%の自給率 を維持 している. マ レー シアにおけ るゴムの育種 は,現存 の育種系統 を選択的 に交配 して品種改良 を行 い,生産性 をlha当た り500kgか ら2.000kgまで増加 させた. しか し.近年 は その増加 の程 度 は著 しく低 下 して いる.これ ら収量の増加率の低下 に対す る対策 と して,1981年 にゴムの原産地 で あるブラジル政府 の協 力によ り多数のgermplasm materialsを収集 し,これ らの収集系統 の優 良遺伝子 を利 用す るこ とを図 ってい る.以上の育種的研究成果の外 に ミcutミ とい う収 穫技術 による省力化 ,育苗技術 に よる収穫 までの期 間の短寿宿化 ,原料 の加工 による生産物利用の多様化等 の業績 が主 な研究成果 とし てあげ られ る.

(3)

-Vo1 4 Nol 1988 ニ ュ ー ス 一方 .油 ヤ シは ゴムと異 な り,芽接 ぎによる栄養繁殖 がで きな く.今で も品種普及は モテニ ラミ とい う推 交種子 の利用 に依存 しか すればを らない.現在の優 良交配種 の油収量高は年間lha当た り

6- 7

tonに達 して い る.また

,1

9

7

7

年 に組織培養 による種苗 生産 が可能 とな り,多 くの研究機関 において大規模 な研究 が行 われているが組織培養技術 の実用化 には さらに解決すべ き問題 が残 され ている. 稲 に関 しては ,マ レー シアが稲研究開発事業 を本格的 に発足 して以来約20年間 を経過 した.この 間 に品種改良 はア レ- シ了における稲作 が二期作 を主体 とす るため,二期作用品種 の育種 が中心 と 在った. しか し.二期作の栽培体系 に伴 い病害虫の多発 ,労働 力の不足 ,濯排水 不良下 での大型機 械 の普及 による圃場基盤の破壊等 の問題 が生 じ,これ らの問題 点へ の対策 が同時 に研究 の主要 な課 題 となっている.稲 の研究 については従来 よ り日本農林水産 省熱帯農業 研究 セ ンターの協 力があり. さらに同機 関 との共同研究 も現在継続 されている. - 9 3

参照

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