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IRUCAA@TDC : 卒後研修課程第34期生による保定症例展示

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

卒後研修課程第34期生による保定症例展示

Author(s)

永田, 順也; 有泉, 大; 岩田, 直晃; 金子, 綾; 崔, 允

榮; 豊田, 泰子; 永野, 俊介; 安村, 敏彦; 石井, 武展;

末石, 研二

Journal

歯科学報, 111(4): 445-445

URL

http://hdl.handle.net/10130/2578

Right

(2)

目的:卒後教育では,動的矯正治療を中心とした診 断学や治療学に重点おかれる傾向がある。しかし, 動的治療後の後戻りや咬合の安定性についても,長 期管理に関する概念の修得が十分に行われる必要が ある。そこで東京歯科大学歯科矯正学講座における 卒後研修課程では,新規に配当された治療症例報告 に加え,引き継ぎ症例の長期保定管理を行い,研修 修了認定に際してリテンションケースとして1症例 を提出することが義務づけられている。今回,平成 23年3月に修了した卒後研修課程34期生8名は,本 格矯正治療開始時に開咬であった患者に対して,抜 歯矯正治療を行った症例について,治療前,装置除 去後,最新資料について,その安定性を検討した。 症例:症例は装置除去後2年0か月∼7年5か月経 過している女性8例であった。診断名は開咬6例, 開咬および叢生2例であった。治療は,7症例にお いて上下顎両側第一小臼歯抜歯治療,1症例におい て上顎両側第一大臼歯・第一小臼歯および下顎左側 第二小臼歯抜歯治療であった。保定装置は上顎にお

い て Circumferential Type単 独8例,Fixed Type 併用2例,下顎においては Circumferential Type単 独4例,Fixed Type併 用3例,Fixed Type単 独1 例であった。 後戻りの状況としては,overbite に関して,減少 した症例が4例,変化のなかった症例が3例,増加 した症例が1例であった。また,上下顎前歯唇側傾 斜がみられた症例が5例,上顎前歯唇側傾斜がみら れた症例が1例,変化のなかった症例が2例であっ た。歯列幅径では上顎歯列狭窄が4例に認められ た。機能的問題として全症例で初診時にタングスラ ストを認め,口呼吸を伴うものは3例であった。 考察:動的矯正治療後の安定性に関わる因子として 保定装置の継続的な使用や定期的な口腔内管理があ る。後戻りに関しては機能的問題が大きな要因とし て考えられるために治療後のタングスラスト再発の 防止など,定期的な管理を行いつつ患者との良好な 関係を続け保定装置の継続使用を徹底させることが 重要である。 目的:東京歯科大学歯科矯正学講座の卒後研修課程 は,昭和50年に発足し,平成23年3月末日現在275 名が修了している。この卒後研修課程では,矯正歯 科専門医養成を目的とし,認定医資格の取得に向け た,歯科矯正治療に関する基本的な診断・治療・評 価法を習得する3年間のカリキュラムが組まれてい る。特 に 臨 床 技 術 に 関 し て は,第1期 治 療 で の Functional applianceおよび第2期治療(外科的矯 正治療を含む)での Standard edgewise法,Biopro-gressive法,Pre-adjusted applianceなどの習得を中 心に治療および管理を行っている。また症例は多岐 にわたり,顎変形症,口蓋裂,各種症候群,歯周疾 患,顎関節症などを伴う症例も含まれている。さら に,研修修了に際しては,修了論文1編と治験例4 症例,保定2ヵ年以上の1症例の報告が義務づけら れている。そこで,本年3月に当講座の卒後研修課 程を修了した34期生8名の研修医が提出した治験例 32症例について報告する。 症例:資料は,本年度の卒後研修課程修了者8名が 提出した治験例32症例における術前,術後の模型と レントゲン写真,顔面写真および口腔内写真であ る。症例は非抜歯症例が10症例,抜歯症例が13症 例,外科的矯正治療が9症例(うち抜歯症例は2症 例)であった。その内訳として Angle 分類ではⅠ 級が18症例,Ⅱ級が5症例,Ⅲ級が9症例であっ た。また,性別は男性が18症例,女性が14症例で あった。動的治療期間は,1年5ヶ月∼4年0ヶ月 で平均2年1ヶ月であった。

考察:評価法は,Gottlieb s Grading Analysis を用 い,全32症例について治療に対する自己評価を行っ た 結 果,Good が25症 例,Satisfactory が7症 例 と 判定された。当研修課程の臨床研修では,本格矯正 治療に必要な知識と技術が習得できたと考えられ る。

№41:卒後研修課程第34期生による保定症例展示

永田順也1),有泉 大1),岩田直晃2),金子 綾1),崔 允榮3),豊田泰子2),永野俊介1) 安村敏彦1),石井武展1),末石研二1)(東歯大・矯正)1)(東歯大・口健・矯正)2)(ソウル)3)

№42:卒後研修課程第34期生によるケースプレゼンテーション

金子 綾1),有泉 大1),岩田直晃2),崔 允榮3),豊田泰子2),永田順也1),永野俊介1) 安村敏彦1),石井武展1),末石研二1)(東歯大・矯正)1)(東歯大・口健・矯正)2)(ソウル)3) 歯科学報 Vol.111,No.4(2011) 445 ― 125 ―

参照

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