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IRUCAA@TDC : 超音波診断装置を用いた安静時舌位の観察と評価

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

超音波診断装置を用いた安静時舌位の観察と評価

Author(s)

別所, 美穂; 大久保, 真衣; 齋藤, 晶子; 茂木, 悦子;

野村, 真弓; 末石, 研二

Journal

歯科学報, 111(2): 227-227

URL

http://hdl.handle.net/10130/2384

Right

(2)

目的:一般に開咬があるものには,タングスラスト などの舌癖が概ね観察されるが,舌癖があるものす べてに開咬があるとは限らない。この要因として非 機能時,すなわち安静時舌位が関連するのではない かという仮説をたて,本研究を開始した。舌位の検 討として,非侵襲的に軟組織の描出に優れ,かつ頭 頚部用である超音波診断装置を用い,舌位を観察し たので報告する。 方法:被験者は形態的,機能的に特に異常のないい わゆる個性正常咬合者10名(男性5名女性5名), 平均年齢27.6±2.4歳とした。舌位の計測装置とし て,マイクロコンベックスプローブを利用した超音 波診断装置(LOGIQ Book XP,GE 社製)を用 い,矢状断Bモード画像で口腔内前方方向の描出範 囲が確認できるようにプローブを設定した。プロー ブが固定できるよう改良したチンキャップを装着 し,プローブを被験者の顎下に定めた。直径3mm の円形のアルミ箔のマーカーを用いて,切歯乳頭部 を示し,スポット位置(ST)として画像上に記録 した。ま た 安 静 状 態 で の 舌 尖(RT)の 記 録 を 行 い,ST から RT までの垂直距離の計測を行った。 成績および考察:全 被 験 者 の ST-RT は 平 均3.6± 0.9mm であった。各々3回測定を行った際の誤差平 均は0.15mm と小さく,再現性があると考えられ た。プローブは舌尖を明示するために固定を必要と し,一方で下顎は安静位にあることが条件である。 そのため,チンキャップのキャップ(帽子)に2本 のエラスティックを用いて,プローブを頤後方部の 正中線上に固定することで下顎安静位における安静 時舌位の舌尖の明示が可能となった。 超音波診断装置での安静時舌位の計測方法は,再 現性があり計測に使用できるものと考えられた。今 後,本研究方法を用いて正常咬合者と不正咬合者で の安静時舌位の計測を比較検討し,基準となる ST-RT を定め,安静時舌位の評価を深めていきたいと 考えている。 目的:東京歯科大学口腔外科は昭和56年9月,大学 の千葉市への移転を機に開設され,地域歯科医師会 の協力の下,医療連携を重視しながら高次医療機関 として診療してきた。また,夜間の救急歯科診療を 目的に当直業務も行ってきた。開設当初は当直医1 名であったが来院患者の増加ならびに,医療安全の 面より平成17年より2名体制とし現在に至る。 今後の当直業務における医療提供の内容と質の向 上を目指すため過去2年間の当直の来院患者の臨床 統計を行った。 方法:平成21年1月1日から平成22年12月31日まで の2年間における東京歯科大学千葉病院の当直業務 時間に来院もしくは電話対応をおこなった患者を対 象とし臨床統計を行った。 成績:期間中に受診した患者数は1822例,電話対応 のみの患者数は769例であり,併せて2591例であっ た。年齢は生後1か月から94歳までで平均年齢は 38.6歳であった。月別患者数では12月,5月が多く 3月がもっとも少なかった。12月は年末にかけて急 増し,5月は大型連休による患者数の増加を認め た。対応患者のうち当院通院患者は1158人,院外患 者は1433人であり,そのうち救急搬送されてきた患 者は100人であった。疾患別の内訳は,受診患者で は齲蝕症,歯髄炎,根端性歯周組織炎,歯周病など の歯の疾患が463例と最も多く,次いで外傷415例, 顎間説脱臼302例,炎症251例と多岐にわたる。電話 対応では歯痛273例がもっとも多く,外傷105例,補 綴物脱離71例と続いた。 考察:今回の結果,院外患者が当院通院患者よりも 多く対応していた。これは開設当初から基本姿勢と して当院患者のみならず,近隣住民や救急隊からの 要請を積極的に受け入れている結果だと考えられ た。 又,疾患別の内訳では歯の疾患が最も多い結果で あったが,時に歯の疾患は対応に苦慮することもあ り,夜間の院内他科との連携も必要と考えられた。 今後も院内はもとより地域の医療連携との連携を さらに密なものとし,当直業務の向上に努めていき たいと考えている。

№7:超音波診断装置を用いた安静時舌位の観察と評価

別所美穂1),大久保真衣2),齋藤晶子3),茂木悦子1),野村真弓1),末石研二1)(東歯大・矯正)1) (東歯大・千病・摂食・嚥下リハ)2)(埼玉県)3)

№8:東京歯科大学千葉病院口腔外科当直業務における過去2年間の患者の臨床統計

井本大智,村松恭太郎,恩田健志,野村武史,須賀賢一郎,中野洋子,大畠 仁,髙木多加志, 内山健志,髙野伸夫,柴原孝彦(東歯大・口外) 歯科学報 Vol.111,No.2(2011) 227 ― 99 ―

参照

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