Title
地域の高度情報通信基盤を用いた遠隔教育支援システムの
開発( はしがき )
Author(s)
中馬, 悟朗
Report No.
平成11年度-平成13年度年度科学研究費補助金 (地域連携推
進研究費(2) 課題番号11791014) 研究成果報告書
Issue Date
2001
Type
研究報告書
Version
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12099/533
※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。は し が き 地域の高度情報通信基盤の整備は,都道府県はもとより市町村においても積極的に推進されており 行政,医療,福祉;教育等の分野への適用が進められている。この整備は,我が国のe-Japan 戦略の基盤となるものでもあり,今後の地域生活のICTを用いた高度化,多機能化が目前に迫って いる。これら地域の高度情報通信基盤はハードウェアとしての整備であり,併せてアプリケーション, コンテンツの開発が並行して進められる必要がある。さらに,これらの開発を通してネットワークの 相互接続を最大限に活かしたシステム開発が期待されている。 とくに,教育におけるICT利用は国の政策としても積極的に推進され,「教育の情報化」を主眼と して学校教育のみならず高等教育,さらには生涯学習としての機能の高度化が求められている0 岐阜大学では,平成9年度よりテレビ会議システムを利用した遠隔教育の取り組みを開始し,公開 講座,大学院等におけるリカレント教育を推進するための手法を検討してきた。岐阜県においては, 全国に先駆けて光ファイバを利用した「岐阜情報スーパーハイウエイ」を整備しており,1998年 よりテストランを開始している。さらに大垣市,各務原市をはじめとした地域の高度情報通信基盤が 整備され,学校教育における利用が検討されてきた。 本研究では,これら地域の情報通信基盤の整備と連携し,岐阜大学のテレビ一会議システムを用いた 遠隔教育手法を高度化し,地域教育支援を大学,高等学校,小中学校の相互接続の観点から遠隔教育 支援システムとして開発することを目的として実証的研究に取り組んできた。すなわち, ① 地域甲高度情報通信基盤の整備状況について調査し,教育におけるICT活用による遠喝教育 に?いて検討した。 ② 岐阜大学のテレビ会議システムを地域の高度情報通信基盤「岐阜情報スーパーハイウエイ」と 接続し,さらに市町村ネットワ.-クへ接続するための機能を検討し,柔軟な接続形態に対応す る多地点テレビ会議システムとして構成した。 ③ ビデオ,授業資料等をオン・デマンドに利用可能なように岐阜大学教育情報データベースSI S-TEMⅥに登録し,ストリーミング配信可能なシステムとして構成し,多地点テレビ会議 システムと連携させた遠隔教育支援システムを開発した。 遠隔教育支援システムの適用による実践研究を小学校,中学校,高等学校等の教育活動におい て実施し,各学校の教育課題への適用を検討した。、