• 検索結果がありません。

最短経路数え上げ問題とその応用

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "最短経路数え上げ問題とその応用"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1998年度日本オペレーションズ。リサーチ学会 春季研究発表会

最短経路数え上げ問題とその応用

2−B−10

1002750 政策研究大学院大学政策研究科 大山達雄 OYAMA一触suo

1最短経路数え上げ問題作PCPノ

柁個の頂点を有するネットワークにおいて、

2頂点間の”臣卿,を表す各枝の”長さ”が与えら

れているとき、任意の1頂点から別の頂点に至

る経路の長さ(経路に含まれる彼の長さの総和) が最小となる経路を最短経路という。このよう な最短経路をネットワーク上の任意の異なる2

頂点間に対して求める。ネットワークの頂点の

個数をmとすると、任意の異なる2頂点間の最

短経路は全部で乃(和一1)本存在する。このとき

それぞれの枝がこれらの最短経路のうち何本に 含まれるか(最短経路の重み)を全て数え上げ

る問題を最短経路数え上げ問題と呼ぶ。

2 5■PCf)に関する理論的結果 ネットワークシステムが特殊構造を有する

場合、すなわち(1)木構造、(2)長方形格子状

構造、(3)扇形状構造、(3)円環状構造などの

場合には、ネットワークのそれぞれの枝を含む

最短経路の本数を陽に表すことができる。

InthegridtypenetworkG(m,n),鴨Iand

穐Iindicateaverticaledgeelementconnect−

1ngXklWithxk+1L andahorizontalonecon−

nectingxkLwithxkE+1,reSPeCtiveレ.Letthe Weightoftheshortestpathsofedgeelemente imG(m,㍑)bel〃(e). 定理 Fbragrid typenetworkG(m,n)the Wejghtsoftbesboれ蝕もpathswi沌∫田peCもto

edgeelements鴨Land月忘lforl≦k≦mand

l≦l≦n+1canbeglVenaSfolRows. W(陥J)=2頃m−た+1)(柁+1) ひ(月妄り=2ヱ(几−け1)(m+1) InthecirculartypenetworkK(m,n)with thepolarangleOconsistingof(m+1)(n+1)

grid points,RkL and(完Jindicatearadial

edge element connecting the grid point xkL Withxk+1L andacircularoneconnectingxkl

Withxkl+1,reSpeCtively・

定理 LetthepolarangleOsatisfy0>2for

agiven circular typenetwork K(m,n).Let

po=【箸】and2po<n+1・Thentheweights

Ofedgeelements RkL and Chforl≦k≦m

andl≦l≦n+1canbeglVellaSfo1lows. 2た((m+1)(托+1)−た(J+po)) 2た((m+1)(柁+1)一た(2po+1)) W(亀よ)= (2た−印(2拘+1−り (2た−1)po(po+1) W(CたJ)= 2(m+1)2J(和一∼+1) −m2J(2掬+1−ヱ) 2(m+1)2J(和一」+1) −m2po(po+1) ひ(Cm+1り= 3 ∫PCPと交通政策分析 −166− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

交通渋滞の原因は地理的要因、都市構造上の 要因、産業上の要因、人的要因が考えられる。 特に都市構造上の要因に着目すると、道路網の 形態によって交通渋滞の程度は異なってくると 思われる。道路ネットワークにおける各道路セ

グメントの重要度を求め、実際の道路交通量及

び混雑度と比較を行うことにより、ネットワー クの有効性を検討する。道路ネットワークの場

合、枝の利用回数が示す重要度は交通需要(交

通量)を表しており、重要度が高いものほど交 通需要も多く道路の交通容量が一痘であれば渋 滞が起こる可能性も高いと考える。問題を単純 化するための前提として、1.道路の車線数、交 通容量は等しい。2.道路である枝は無向枝で ある(一方通行・通行止めは考えない)。3.頂 点(交差点)間の交通需要はすべての組に対し て一様とし、他地域からの流入は考えない。 4 βPCf〉とネットワークの連結安定性 ネットワーク構造を有するシステムはわれ われの周囲に数多くみられる。道路網からなる 道路ネットワーク、電力の送配電網からなる電 力ネットワーク、都市ガスの供給網からなる都 市ガスネットワーク、水道供給網からなる水道

ネットワーク、等々、われわれの日常生活の周

囲にも非常に数多くのネットワーク構造を有す るシステムが存在する。最短経路数え上げ法を 適用することによって、これらのネットワーク 構造を有するシステムの連結安定性の定量的評 価が可能であることを示す。 頂点集合をV、枝集合をβとするネットワ ークシステムⅣ=(り且)において、頂点の個 数、枝の本数をそれぞれlVl=几,1月Il=mと する。ここでネットワークⅣ=(竹β)の枝は すべて無向枝とする。このとき、ネットワーク Ⅳ=(竹β)のm本の枝のうちた本を除去した 場合に得られるネットワークにおいて、異なる 2つの頂点を結ぶ経路の本数をCm(た)と表し、 Gれ(た)のC”l(0)に対する割合を∫m(た)と表す1 すなわち∬=(1,2,‥・,m)に対して

βm(た)= た∈∬

とする。枝を全く除去しない場合の異なる2つ

の頂点を結ぶ経路の本数は竺甲であるので、

㍍(0)=撃となる。したがって

2Gm(た) 0≦∫m(た)= ≦1,た∈打 氾(和一1) 注意すべきことは、一般に‰(た)の値は1通 りではない、すなわち関数瑠=ぶm(た)は1価 関数ではないということである。ネットワーク Ⅳ=(竹丘)のm本の枝のうちた本を除去する 場合、除去の仕方によって得られる晶l(た)の値 が異なるということである。 Ⅳ=(竹丘)に対する関数蒐が上側安定連 結とは、すべての招こ対してgm(た)≧1一旦 mヽ また下側安定連緯性とは、すべてのたに対して

∫m(た)≦ト嘉であると定義する。

定理 巧,Ⅵ勺は下側安定連結、Qは上側安定

連結セある。

定理 昂,l,Ⅳmは下側安定連結、Gれは上側安 定連結である。 枝の本数がmのネットワークⅣ=(竹β)と Ⅳ′=(V′,且′)に対する関数∫m(た)と弘(た)が 与えられたとき、任意の亡∈∫m(た=こ対して 〆≦り′∈gふ(た)が存在するとき ざm(た)と銘l(た) と書く。さらに次の関係が成立するとき ∫m(Ⅳ)と∫」(Ⅳ′) た∈打=(1,2,…,m) ネットワークⅣ=(竹β)はⅣ′=(V′,且′)より 上位安定連結という。 定理 ∫3(q)とg3(l鳩)と鞄(巧)

定理 ∫”l(Cm)と∫m(軋)とβm(汽,l)

5 まとめ 本稿では、最短経路数え上げ問題と道路交

通政策に関する問題、ネットワーク構造を有す

るシステムの連結安定性の問題との関連につい て、これまでに得られた結果の一部のみを紹介 した。最短経路数え上げ問題については、特に ネットワークシステムの安定性の問題等につい てさらなる研究成果が期待される。 −167− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

参照

関連したドキュメント

ユーザー情報のダウンロード エラー内容 要因① ウイルスソフト関連 要因② Proxyサー バー環境. 要因③

これまた歴史的要因による︒中国には漢語方言を二分する二つの重要な境界線がある︒

 第一の方法は、不安の原因を特定した上で、それを制御しようとするもので

[r]

業種 事業場規模 機械設備・有害物質の種 類起因物 災害の種類事故の型 建設業のみ 工事の種類 災害の種類 被害者数 発生要因物 発生要因人

このような環境要素は一っの土地の構成要素になるが︑同時に他の上地をも流動し︑又は他の上地にあるそれらと

「マネジメントモデル」の各分野における達成すべき目標と重要成功要因の策定を、CFAM(Corporate Functional Area

 千葉 春希 家賃分布の要因についての分析  冨田 祥吾 家賃分布の要因についての分析  村田 瑞希 家賃相場と生活環境の関係性  安部 俊貴