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第3回安曇地域協議会会議録

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平成18年度第3回安曇地区協議会会議録(要旨)

開催日時:平成18年8月31日(木) 午後1時30分∼4時15分 場 所:安曇支所2階大会議室 出席者(12名)

加藤会長、上條副会長、川上、藤澤、齋 藤(正)、齋藤(志)、上條(明)、良波、

筒木、加藤(淳)、大野、奥原委員

欠席者(3名) 小澤、忠地、相澤委員 支所職員

高山支所長、上條市民環境、小池健康福 祉、有馬観光商工、奥原建設農林、大野

教育、中平総務の各課長、斉藤総務係長、

秋山主任

1 開会(総務課長)

2 あいさつ(加藤協議会長)

冒頭からお詫びを申しあげます。私が係っております財団法人乗鞍温泉供給公社が去る8月22日 温泉引湯パイプの清掃作業中、硫化水素ガスを吸って意識不明の重体となる事故が起きてしまいまし た。

公社としましては、事故再発防止に向かって、本日会議を行い、取り組みを進めております。 その他、7月の豪雨については、各地で大きな被害が出ていますが、当安曇地区でも道路、水防、

登山道等が被害を受けましたが、市の早い対応で生活面、観光面への影響は最小限に留めていただき、

感謝しています。今後の復旧事業の進展に期待しております。

その他、県知事が交代されるということで、新知事は国道158号の改良整備に力を入れるという ことが報道されていますので、大いに期待していきたいと思います。

本日の会議は、定例議会の前に、纏まったことが幾つかあるということで、報告事項が幾つかあり ますのでよろしくお願いします。

3 議 事(進行:協議会長)

議 長:議事に入ります。先ず、(1)のアの9月補正予算の概要についてお願いします。

総務課長:総務課の方からは、補正予算全体の概要を説明し、5頁からの詳細は各課担当課長が説明

します。

・「平成18年度9月補正予算の概要」(理事者、議員配布資料)で、予算編成の要点4項目

(2)

① 一般会計は25億8千万円余りで、災害旧費が全体の44%、編成当初予定した経済対策に繋 がる政策的経費は約4%

② 特別会計4会計は12億6千万円余りで、約12億円余りは国保会計分となっており、簡易水道

等は小額(補正予算概要17・18頁)

③ 企業会計は2千7百万円余り(補正予算概要19頁)

④ 松本市全会計で38億7千万円余り、総予算額は1千6百24億7千万円余りで、前年同期比

0.2%の増(補正予算概要1頁)

観光商工係長:補正予算概要7頁の観光商工関係の災害関係は、3千6百万円余りの内、3千5百5

9万円が安曇関係

(支所内事前調整不手際有) 総務 課長:9月補正予算説明資料で全体説明

・簡易水道への繰出し金2百90万円(補正予算概要6頁、詳細17頁)の内、安曇関係 の百万円(沢渡地区の簡易水道管の敷設替え分)

・補正予算概要7頁の商工費・西山地域観光施設事業費の追加3千6百万円の内、安曇地 域関係分3千5百99万円(登山道等災害復旧費)

・7月豪雨関係(補正予算概要20頁)の全会計の復旧費総額は12億7千8百万円余り で、今回補正分11億5千9百万円余り、既決予算6百69万円、今後の補正等1億1 千2百48万円

議 長:説明が終わりました。何か質問のある方はお願いします。 A 委 員:災害復旧の件で、島々谷の関係はこれに含まれるか、次期か。

支 所 長:(エ)と連動しますので、これを一括説明させていただきたい。

議 長:それでは、関連性からそのようにします。(エ)の説明をお願いします。

建設農林課長:「平成18年度7月梅雨前線豪雨による公共土木施設等災害の状況」資料で説明

・経過と被害状況:7月15日からの豪雨(特に17日から19日)で、地区内公共土木 施設に被害

① 国道158号は、一時通行不能になったが道路管理者等により最小限の通行規制で全 面開通

② 市道沢渡4号線は、増水で基礎部分が洗掘され、構造物が倒壊、市道島々5号線は、 路肩の決壊、路面の洗掘、法面崩落など寸断状況

③ ライフラインの島々簡易水道は、取水場が埋没、導水管が露出するなどで取水不可能

④ 上高地浄化センターは、17日に土石流が発生し、一部が施設へ流入、建物や浄化機 器等には被害無

⑤ スーパー林道は、奈川側で土砂崩落、仮復旧で対応済み

⑥ 上高地につきましては、河川の増水等により、歩道、登山道の各所で被害 生命・財産への被害はありませんでした。

<復旧の方針>

① 市道、林道の内、災害要件適合は国庫の補助事業、緊急を要するものは、応急復旧 ② 島々水源は国庫の災害復旧事業で、9月後半に災害査定、上流部に県営治山事業で2

(3)

③ 県の管理道路、河川は、国庫補助事業で順次対応 ④ 補助対象外分については緊急度を勘案し、順次対応 次に、市道・橋梁災害一覧を説明

・市道は、沢渡で2箇所、1箇所は100万円で露出配水管の切り回しを実施

・沢渡4号線は閉山後の大正池の浚渫土砂を搬出道路、また、霞沢の発電所、変電所施設 があり、中電から大型車通行可能な復旧要望

・概算で1億円位、当面仮復旧(山側へ切り込む) ・島々5号線は、島々谷の道路で約3km、5箇所が被災

・市の方針は、災害認定を受けて、国庫補助で実施

・今回は、全国的に大規模災害があり、特に長野県は岡谷等で人的被害が出ている状況 ・9月中には発電所まで仮復旧(希望予定)

・島々3号ダム下で道路は仮復旧が難しい状況、砂防事務所と協議しながら工事は来年4 月以降(予定)

・稲核1号は稲核の対岸の道路、大野川6号は「ふもと荘」の所で、単独で実施 ・橋梁関係は、島々3号橋、事業費2億4千6百50万円を予定

・災害復旧費の全体予算約8億3千万円の内、約1/3が安曇地区の被害で、安曇地区の被

害は大

林道、治山、簡易水道、上高地浄化センターについて説明(6頁)

・林道関係で奈川安曇線の路肩決壊(白樺峠から約1km 奈川寄り)は、約180万円で

査定金額が確定

・稲核線、番所線、氷沢線の小額分は既に復旧

・氷沢線は、配水地のカーブの手前で路肩が約40m欠落し約1千万円

・林道災害関係は、市全体で約1億6千万円、この内、安曇地区1千440万円程度 ・治山関係は、今回2箇所(大野田本沢、前樽沢)で、県対応事業

・前樽沢は、先程説明

・大野田本沢は、県に要請

・簡易水道は、沢渡の配水管付設替えで実施済 ・上高地浄化センターは復旧済

以上の状況で、本格的な復旧は4月以降の予定 支 所 長:続いて上高地登山道について説明

先日上高地に関係する環境省、林野庁、砂防、松本建設事務所、地方事務所、関係者と 市で会議を行い、今回の豪雨によって上高地の登山道などの被害状況とどこの官庁がどの

ような復旧或いは本復旧をするのかを纏めた。(被災位置図配布)

<被災位置図により状況説明>

・市が直接関わって行ったものは、2番の土石流により土砂が入った浄化槽の土砂除去、 6番六百沢の土砂撤去、7番白沢桟道の洗掘された基礎部分の仮復旧、8番下白沢の土 砂撤去、11番古池の土砂撤去、13番徳沢下の洗掘箇所の仮復旧、15番徳沢仮橋の 前後流失道路の復旧

(4)

その他の所は、国・県が関与することになっています。

・徳沢から横尾までの応急仮復旧は、北アルプス山小屋友交会、主に横尾山荘さんを中心 にして、地元対応で仮復旧し、市は補助金等の地元負担軽減を検討

・上高地関係の復旧予算は3千6百万円前後だが未確定 以上。

議 長:島々谷の関係についてはどうか。 支 所 長:状況を担当から説明します。

観光商工係長:一昨日、昨日と、県の自然環境チーム上高地担当者2名と地元大和手建設とチームを

組み、上高地から徳本峠、島々にかけて調査を実施した。

沢、河川の橋、道路への土砂流出などの被害を受けている状況で、当面、ロープ等を張 るなどで登山ができる形にしたいと考えているが、二俣上流の吊り橋が落ちているので、 これがないと川を渡れないので難しい。

今回の調査の目的は、環境省に対して今後の復旧の情報提供を行うということで、後 日要望書を提出します。

二俣から下も厳しい状況で、土砂流出箇所、道路が崩落している箇所等があり、こちら を復旧し、二俣まで車両が入れる状況にならないと登山道の整備は難しいというのが県の 見方です。

議 長:補正予算、災害関係の説明が終わりました。何かご質問はございますか。 A 委 員:二俣を中心に上部下部の管理区分はどうなっているか。

支 所 長:島々から砂防第3号堰堤までが市道で、市が直接対応部分、そこから二俣までは砂防の

管理道路で、松本砂防が対応部分です。さらにそこから上部は、県の信濃路自然歩道です が、国の直轄となった。県は単独費用ではできないので、本来の管理者である国にやって もらうということで、管理区分が変わってきました。

二俣までは管理区分が明確で、下から順次車両が通行できるように修復したい。 先ず、市道を整備しないと砂防の部分ができない。登山道ということがあり、歩くのも 困難な所は、登山者が通行できる歩道程度の仮復旧ができないか砂防と話しをしたい。 車両の通行となると、かなり時間が掛かると思われます。

二俣から上の登山道は、以前と同じに修復することは非常に難しいと思いうが、ウエス トン記念山行で昔からの登山道として関心が高いので、環境省本省も心配しています。

従って、登山道として一定程度の整備は環境省にお願いすれば可能性はあります。

来年の記念山行に向けて、通行できるように国・県・市で調整したい。 A 委 員:二俣から先は砂防でなく環境省扱いで整備ということか。

支 所 長:国有林で、中信森林管理署が管理している。登山道は、県が借りていて県の名前に なっています。

県は、国立公園は国の直轄で、国が直接整備するという括りで、どこの国立公園も、県 は環境省に押し付けています。

環境省の全国の登山道整備の予算枠は70数億円、20数箇所の公園、都道府県で分け ると、1県当りの投資額は極めて少ない。

(5)

いとなれば大変忌々しき事だと思います。市の方も早期修復に努力を。 議 長:他に

B 委 員:昨年は1ヶ月位、今年は7月の豪雨があったが、営業的に見て、概略をつかんでいるか。

特に観光に対する動向、影響等

支 所 長:正式な数字は観光統計が纏まれば皆さんにお配りします。

通常であれば、海の日の連休から前年以上を期待したが、長雨で、スタートの10日位 が減ったため、7月のトータルとしては平年の7,8割程度です。

特に、山小屋は全て半分以下で、ひどいところは去年の三分の一程度です。

8月の晴天続きで、上高地のお盆5日間の統計は前年比8%増

市の施設は、白骨温泉の野天風呂は昨年比ほぼ同じ、乗鞍ゆけむり館も昨年と同じです。

ポイントで上高地が若干増以外、乗鞍、白骨は横這いで、7月分を取り戻せていない状況 秋の行楽シーズンで、晴天が続けばもう少し挽回できるかなと期待しています。

C 委 員:7月の豪雨で、島々谷の雨量はどのくらいでしたか。

建設農林課長:水量の何トンというデータはないが、東京電力が稲核ダムで計った水量がある。

上高地で降った量で、島々谷想定はできますが(発言途中)・・・

C 委 員:計らいないですね。 建設農林課長:計っていません。

C 委 員:島々谷川の水量計は建設省が取り付けたもの。ここのデータは役場へ入る約束になって いる。

2年前の16年の時より少なかったが、今回の増水で対岸の木の根が出てしまっている。 今度台風等で水が出た時は、流路に根が出て川が詰り、水害が出る恐れがある。

データについて確認をされたい。

建設農林課長:東電さんのデータから、58年災害に匹敵する出水量であったと言うことです。 C 委 員:藤澤委員が発言しましたが、島々谷の道は2年間通行止めになっている。当時設置看板

を来年には取り外してほしい。

また、用水は仮復旧になっているが、本復旧はいつ頃か。

建設農林課長:来年5,6月頃と思われます。

C 委 員:仮復旧は同じ水量が入るのか。 建設農林課長:同じ量が入ります。

非常に荒れ川になっていて、土砂が押し出してきたまま、堰堤に詰まっています。

復旧事業で、十分除去できないので、今後の水源の管理は難しい。 C 委 員:簡易水道は了解です。用水については。

総務 課長:護岸整備を国へ要請していくが、優先度、緊急性等から何時になるかは分からない。 用水の必要性を検討する必要があると考えています。

C 委 員:必要性については引継ぎがなければ困る。あの辺には防火水槽が何も無い。

あの用水を火災の時に使う。そのための用水だから完全に確保していかないと島々の人 は安心して寝られない。

(6)

D 委 員:冬場は除雪にも使っている。

C 委 員:除雪もある。去年、支所からの回答で除雪は全部しますとされている。 除雪費が嵩んでくると思います。

E 委 員:災害時に、道路交通情報センターのネットに158号の情報が得られなかった。 情報が発信されていなかったのではないか。市の方から松建へどういう原因とか反映、今 後の対策等、リンクについて意見を言ってほしい。

F 委 員:他は報道されるのにどうして報道されないのかという話をしていましたが、観光地を控 えているから報道されるとお客さんが来なくなるということで報道を控えていると聞い たが、その辺はどうか。

(委員から、テレビ、ラジオで言わなかったのはある。の発言)

建設農林課長:今回の災害については、松建と連絡を取り合いながら、安曇地区は観光が一番重要な 産業で、道路とは表裏一体です。国道158号、白骨温泉線、上高地公園線も同じで、そ の時の状況で対処してきた。

災害と裏腹で、微妙なところで交通規制をしているので、それらを交通情報センターへ逐 次情報を入れる訳にはいかなかったというのが実感です。

松建の守備範囲が広く、維持管理チームの限られた人数の中では、現状の把握等につい てうまくいかなかった感はあります。

観光地と言う特殊事情の中で、情報センターへの情報提供がうまくいかなかったという 反省点はあった。松建と調整しながら正確な情報が出せるように検討していきます。

E 委 員:マイカー規制をする代わりに、田中知事は観光振興をしますと約束したが、知事が交代 したのでもう一度その事をお願いしてほしい。

マイカー規制で乗鞍が落ち込んでいる中で、通行止め解除等の対応をもう少し考えていた だいて、来ているお客さんに不便さを感じさせないように、晴れているのにいつまでも解 除されなくてイライラしてくるので新しい知事さんに話していただきたい。

支 所 長:松建とまたいろいろ話をしていきたいと思います。

今回の災害については、松建はよくやってくれたと感謝しています。国道158号も情

報のことは別として、実際は、一般車両は通行止めだったが、生活道路ということもあり、

安全を現場で確認しながら地元車両については通行をしてもらいました。

乗鞍、白骨で滞在している観光客の対応についても、現場で市の職員も立ち会いながら現 場の安全が確保できれば臨機応変に一時的な通行を認めるなど、市としても松建に感謝し ています。

今後、観光とは裏腹な面がありますが、災害の対応、災害復旧については松建と相談し たい。

議 長:よろしいでしょうか。

委員:前川渡とか親子滝はいつも詰まると分かっている。予めワイヤーを入れておいて、重機 でワイヤーの先を引っ張れば抜けるような方策を、専門家の意見を聞くとか工夫をしてほ しい。

(7)

いますが、言われた方法は県のほうへ相談します。 議 長:よろしいでしょうか。

B 委 員:稲核の場合も同じである。国道の下の沢筋の暗梁の部分についてもう一度、要望事項で 上げてもらいたい。

建設農林課長:県の方へ伝えてまいります。

G 委 員:災害が発生したとか、予想されるとか、水が出たとか、どういう形で支所や町会長への 連絡、出動等の体制はどうなっているのか。

今回の大野川の方に消防団の災害出動はあったのか、ごく身近な生活圏の問題で、消防 団が招集されて災害活動をするということは、それ自体が危険なことなどで、その辺をキ チンとしてほしい。

総務 係長:7月豪雨関係では、乗鞍で消防団に2箇所で出動していただきました。危険箇所の巡回 をしていただいた他、水路関係で土砂の除去、土嚢積みをしていただきました。

支 所 長:通報は、支所としても早く正確に情報を得るとうことで、直接頂いて結構です。 G 委 員:今の3箇所は、毎年雨が降ると水が出る。これらの対応について何かあったら検討され

たい。

議 長:他に。それでは「ア・エ」一括で終わりとします。

次に、イの指定管理者制度導入についての説明をお願いします。

総務 課長:「指定管理制度の導入について」の資料で説明

・庁内検討委員会の検討結果による安曇支所管内17施設への導入検討結果

・今回、新たに制度導入する施設は「いがやレクレーションランド」「いがやスキー場」「湯

けむり館」「乗鞍観光センター」

支 所 長:説明の4施設については、9月議会で条例改正をします。風穴の里とグレンパークは、 実質今と同じ経営形態を継続して、制度的な手続きを指定管理者に切り替えるだけです。

条例は、直ぐに指定管理にするというものではなく、指定管理する場合に適用されるし、

そうでない場合は直営が継続されるというもので、二つの選択が可能な形で条例改正しま

す。乗鞍の4施設は、民間でうまく経営できるかを見極めながら対応します。

指定管理者制度は原則公募になっている。公募ですので地元の団体、乗鞍観光㈱を最初 から一本釣りだと制度的に難しいので、受け皿とする公募ということになります。

乗鞍の施設は、実際は4点セットだと赤字が大きくなり、儲かっている湯けむり館の儲 けの幅が減少しています。市が指定する際に委託料をどうするか、市も最終的には煮詰ま っていない。

理想は、利用料金制という、受けた方が独立採算で運営していただくのが一番理想です が、スキー場を継続すると赤字が避けられないので、委託料で出すかどうかが課題です。

スキー場の運営形態が市営ということで、営業期間、ナイター営業等の見直しをセット で検討しています。

議 長:何か質問はありますか。 H 委 員:導入するとなるといつ頃か。

(8)

の議決承認を得て、3月までの準備期間を設け、スタートは4月からになります。 H 委 員:委託先の承認も議会で承認が必要と言うことですね。

(はい。)

観光センターで昨日も株主総会があり、制度を導入すれば、是非乗鞍観光へやらせて いただきたいといっているので伝えておきます。

B 委 員:稲核の組合(風穴の里)はどういう取扱か。

支 所 長:風穴の里とグレンパークは経営形態が同じで、条例上は市の施設を貸しています。極め て変則的な条例になっているので、今回指定管理ということで、実質運営している所に管 理を委ねていく条例を改正します。

(委員間で複数発言があり聞き取り困難)

B 委 員:銀山荘と乗鞍の野天風呂はどうなっているか。

総務 課長:銀山荘は健康福祉課の直営施設です。

議 長:乗鞍野天風呂は温泉公社の施設になっている。

(ゲートボール場に関し、委員間で複数発言があり聞き取り困難) 支 所 長:条例上はゲートボール場ではなく、屋内運動施設になっています。

指定管理とすると、手続きが面倒になるし、市も、委託料を出さなければいけなくなる等、

今の形態のほうが合理的と考えています。 議 長:よろしいですか。

・・ 委員:ここに載っていないものは直営ということか。

例えば大野田の屋外ゲートボール場は借地だが、これは直営と言う認識でよいか。

総務 課長:指摘の施設は、一括で体協へ指定管理に出している可能性があるので、改めて調べます。

議 長:指定管理者については以上とします。

次にウの福祉ひろば事業の取り組みについてお願いします。 健康福祉課長:新市建設計画にある安曇地区福祉ひろばの概要説明

・運営主体は地区福祉ひろば事業推進協議会へ委託 ・場所は地域特性に配慮し、移動型ひろばとする

・当面、全5会場(大野田、橋場・島々、稲核、大野川、沢渡・上高地)で月2回講師 が出向いて教室を開催

・既に大野田で合併前から合併後を睨んだ松本市の方式をモデル的に実施

・8月16日以降順次開催

・安曇地区福祉ひろば事業推進協議会は8月9日に設立 ・委員は39人(運営委員16名含む)

議 長:説明が終わりました。何か質問はありますか。

F 委 員:連絡方法について、今日の午前中稲核、午後島々でということで、知らない人が多い。 変更についても知らない事がある。これらの周知方法についてどうなっているか。

健康福祉課長:今日の分は該当地区へ放送を流しました。

F 委 員:どこの地区に行ってもよい事なので、全地区に周知されたい。

(9)

く対応したい。

F 委 員:そのようにお願いします。

議 長:よろしいでしょうか。暫時休憩します。

議 長:それでは再開します。

松本市松崎町訪問事業の内容についてお願いします。

総務 課長:「松崎町訪問事業」の概要説明

・訪問日時等及び受入れ日時等 ・交流内容の概要

・参加負担及び市費負担の概要 ・募集要項

議 長:ご質問はありますか。

B 委 員:日程について、10月は、安曇地区は2日から6日までお祭りや地区行事がある。また、

3連休で、観光面でも一番お客さんが入る時期で、応募者いるか心配だ。

総務 課長:松崎町の提案もあり、日程を決めた。従来の訪問は定型化した内容で、目先を変える意 味からこの時期の開催イベントに参加されたいとの意向を受け入れました。

議 長:相手側も雲身温泉の観光イベントを見てほしいと言うことか。 総務 課長:はい。

B 委 員:行く人がいればいいが、何にしても、この日に旅行に行っていられないと思う。 C 委 員:出発の時間は。

総務 課長:午前8時です。

C 委 員:と言うことは、お祭りの後片付けがあるので、8時なら間に合う。

総務 課長:多少の時間調整は可能です。

議 長:意見があったと言うことで、総務課に任せましょう。 参加者は、安曇にだけでなくてもいいのではないか。 次に、まちかどトークについてお願いします。

総務 課長:開催趣旨(市政まちかどトークの開催について、市の理事者と直接懇談をしていただく

機会を設けること。)説明

開催概要(日時、場所、懇談内容等)説明

議 長:こういう事でよろしいでしょうか。大勢集まってもらってやりたい。

支 所 長:市に対する一方的な要望ではなく、地域も一緒に取組む課題で、市もどの様に協働して やっていくかと言うような、議題を取り上げてやりたいと考えています。

フリートーキングは、参加の皆さんから自由に意見を出していただくことになります。 全体の内容については、町会長会の中で相談して、内容が整理できた段階で協議会に諮 っていきます。

H 委 員:支所長と語る会をやっていたが、今年も計画はあるか。

支 所 長:資料は出してありませんが、やり方を変えて実施したいと考えています。

(10)

例えば、教育問題であれば PTA の皆さんとか、福祉と健康は民生委員の皆さんとか、 観光部門は重要ですので、乗鞍は乗鞍再生計画と重ねて、旅館組合の役員皆さん、女性、 女将さんの皆さん、次の経営者と青年部の皆さんと観光ということについてどんな考えを 持っているかなど、再生計画に絡めた形で考えています。今はアイデアの段階です。 出来れば11月30日までに日程を組んで、行いたい。

議 長:よろしいですか。

B 委 員:町会連合会に河西ブロックがある。和田、島立、新村、神林、島内、梓川、奈川、安曇 の8地区がある。

まちかどトークではないが、市の関係部課長を呼んで、安曇は道路問題一本に絞って、1 58号の改良を含めて、上高地公園線、乗鞍岳線、白骨温泉線等について、市側の考えを 聞く。9月25日に町会三役に集まっていただいて懇談会を行うことになっています。こ れについては、文書回答があるので報告します。

観光問題もあるが、8地区あるので道路に絞った形でやっています。 議 長:よろしいでしょうか。

次に松本市消防団第29分団と第30分団の統合について説明願います。

総務 課長:趣旨(団員数の減少等により稲核地区第30分団と30分団の統合が検討されている。)

説明

経過と統合までの予定を説明 議 長:何か質問はありますか。

H 委 員:二つが一緒になるのは以前から出ており結構ですが、31分団の幹部の人たちから相談 受け、団員数の見直しをしてもらいたい。

上から統一されたものが何か出ているか。

総務 係長:地域のブロック会議では出ていますが、本団への要望は出ていません。 H 委 員:だからそういう事で、頼まれた訳です。

梓川では、合併時に分団数を14から5にし、団員数は214名を154名にしたと聞い

ている。一時は180人(H14,15)だったが、150人に減らした経緯があり、定数を確

保することは困難で、現在も定数割れをしている。

松本市と合併した時は、松本市に合わせる事にしたので、団員の定年や団員数などを松 本市に合わせることは大変なことなので、実情にあった見直しをしてほしい。

合併協議の時の項目を読みます。

1、3村の消防団は指揮系統を一本化する必要があるため、松本市消防団に統合する。 2、分団数及び団員数については地域特性に配慮し、当面の間、現行通りとし、その間に

あり方について検討する。

3、3村の団長及び副団長は、各残任期間の間は松本市消防団副団長とし、次期任期から は各1名の副団長を選任することとする。

4、報酬及び手当については、合併時1市1制度とする必要があるため、松本市の例とす る。

(11)

った見直しをやってもらいたい。

B 委 員:団員数の問題と団の編成替えについて検討してきた。

今迄、町会の会議や分団の会議の中で話をしてきて、今年度中あたりに是非やってもら いたい。町会としても。

分団はなくても仕事なくならない。人数は少なくても地域を守ろうという原則に立って 自主消防をつくり、自主消防の定年も60歳を65歳まで延長して人員を20名確保して いる。是非行政側も、余り形式に拘らずにお願いしたい。

来年の4月には合併できるよう、町会としての要望を付け加えます。

総務 係長:17年当初は、合併は分団と町会の合意が得られればよいということで話が進められて きました。18年4月、本団幹部の交代により見解が変わってきた。

見解は、分団の減少は積載車減や消防力の低下に繋がるということで、現状の分団数、 団員数でという考えが強い。

今回の統合にについて、本団長が地区町会、分団員、OB に集を説得をしたいという考え

があるようです。

B 委 員:本団が考えていることは、辞めた人をまた入れるということだが、簡単にいかない。 H 委 員:本団のことも大事だが、合併協議で謳ってあるので、本団が団員の確保でなくて行政が

決めてこうなったと言えばいい。

合併協議で決めている以上、ここで決めればいいことと思う。 C 委 員:松本市は定年がない。

合併した時に松本市に準ずるとあり、団員は定年制がないので、辞められないと言って いる。安曇のように40歳定年にしておけば、人口が減っていくので団員はいなくなって

しまうので、この地域だけ40歳で辞めるという事は言えない。 分団を一緒にすることは、団員が少ないのでいい。

支 所 長:いろいろ意見がありますが、地域の実情もあると思います。全国的に非常備消防(消防 団)をもう一度強化する動きがある。火災は、常備消防が整備されているので、補助的と いう役割だが、地震とか大規模風水害とか、被害甚大、広域的に発生した場合に頼りにな るのが非常備消防ということで、充実した形態を残したいという思いがあると思います。

地域で手がないという問題があることも現実です。合併当時は分かりませんが、綜合防 災課と話をしてみたいと思います。

多少レベルダウンすることはやむを得ないと思いますが、地域住民の生活に関連する部 分を担う自主防災力の強化に取組んでいるところですので、ご要望はご要望として綜合防 災課と調整します。

H 委 員:何かあれば上の方は、昔から消防団だけでなく、地域から出てやっている。

支 所 長:国道の話しが出ましたが、上の地区は国道が寸断されれば孤立化が避けて通れない事で すから、そういうことを含めて考えたい。

C 委 員:第29分団、稲核の場合、支所の職員が転勤して、昼間は何人いるか。 (委員個々発言あり、不明)

議 長:これは支所長が答えた通りの検討をしてもらうことでお願いしたい。

(12)

総務 課長:特に説明することはございません。お読みいただきたいと思います。 議 長:それでは、その他で何かございますか。

F 委 員:今、熊が一番心配です。

農作物だけでなく、人に被害を加えることが心配です。

奈川と梓川と安曇が一体となって、サルとかイノシシとかクマに対する対策を講じると いう話を聞いたがどうなっているか。

本当に、子供達の登下校に鈴だけでいいのか。どの様な対策を取っているのか。今後ど のようにしていくか。

建設農林課長:クマの目撃の現状は、毎日支所に2件位の情報があります。

安曇の上高地以外の所で22回、上高地は50回以上の目撃があり、上高地で2頭、沢 渡で1頭、大野川で2頭、島々の神社の所で1頭、都合6頭捕獲していますが、お仕置き 後に放しています。

クマは国、長野県でも保護している状況で、保護により増えている。 今年は橋場地区に初めてイノシシが出ました。

有害鳥獣の抜本的対策はないのが実情で、農林部を中心に、個体調整を含め、県と調整 していきますし、関係機関とも連絡を取りながら、子供達の安全を確保したい。

教育 課長:子供達全員に鈴を配布するということで注文してあります。

当面、各校20個ずつ配り、特に危険な所への配布をお願いしました。

9月11日には全部揃うということですので、全員に配りたいと考えています。 学校へは、集団登下校や送迎など、保護者の皆さんにもご協力を頂き、安全確保に配慮 していただくと同時に、遭遇した場合の対応方法について、県のホームページの「クマに 遭遇したらどうしたらいいか」という資料を学校の方に配布しました。

議 長:遭遇したらどうしたらよいか教えてほしい。 支 所 長:コピーを配布します。

H 委 員:クマの事を協議会で話してほしいと、私も頼まれてきました。捕獲は市の予算か。。

(建設農林課長:市の予算です。)

もう少し、捕獲をやってもらえないか。事故でもあったら大変なことだ。お願いしておく。

サルは何頭か。25頭か、40頭か(建設農林課長:実際はなかなか成果が上がらない。)

サルについても予算を増やしてやってもらいたいという事を言われて来た。お願いします。 議 長:有害鳥獣については、担当課の方でやってもらうしかないので、お願いします。

他に。

F 委 員:銀山荘について、2,300円が4,000円に変わり、お風呂も200円が400円に

変わった。対応として、回数券利用により230円位で入れるということに決まったが、 今年のデータを取って、安曇の方へ5回分の温泉の券とか配布するなどの対応をしていた だけないか。

安曇の人達が、利益目的でなく、本当に保養ということで使えるように考えて欲しい。 よろしくお願いします。

議 長:他に何かございますか。

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が大分進歩している時代だ。そういうものを活用した情報の伝達をしてほしい。 観光地で、お客さんに正確な情報を早く伝える義務がある。

行政関係でも、広域消防の出動とかでメールを使っているので、松本市が出来ない理由 はないと思う。是非お願いしたいと思います。

支 所 長:今回の大雨災害で、市で連絡会議の反省として、情報の集中管理と情報収集という面の 反省点と情報発信という面で、最新情報を市のホームページ等で積極的に発信することが 大切という指摘がされました。情報発信は大切ですので、本庁とも調整していきます。 議 長:他にございますか。

教育 課長:お知らせでございます。

昨年から移動教育委員会をやっております。合併地区の皆さんに、教育委員会の役割、 どういう考え方を持っているか等を知っていただく目的で開催している。昨年は四賀支所

で実施し、今年は奈川で8月17 日開催し、安曇は11月16日の木曜日を予定していま

す。内容は、まだ決まっておりませんので、決まり次第お知らせします。 議 長:それでは、その他は終わりましたので、次回開催についてお願いします。 総務 課長:次回の開催予定は、10月下旬から11月上旬を予定しております。

議 長:長時間、熱心に審議いただきありがとうございました。第3回の協議はこれで終わりと します。ありがとうございました。

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