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第4回安曇地域協議会会議録

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(1)

平成19年度第4回安曇地域協議会会議録(要旨)

開催日時:平成19年11月14日(水) :午後1時30分∼5時06分

場 所:安曇支所 2階大会議室 出席者

(委員:15名)

上條会長、斉藤副会長、青柳、大野(俶)、大野(頴)、 大野(と)、岡崎、奥原、小日向、川上、上條、佐藤、 中村、伴野、良波の各委員

(市関係者)

赤廣支所長、上條市民環境、小池健康福祉、蒲生観光 商工、奥原建設農林(中途出)、中平総務の各課長、 大和教育係長

宮坂総務部長、水上行政管理課長、斉藤行革担当係長 堀内総合防災課長、高橋総合防災係長、田中上下水道局 総務課長、高野総務担当係長、加藤生涯学習課長、 久保田主査

1 開 会 総務課長 2 あいさつ

上條 会長:ご苦労様です。

明日の上高地閉山際でグリーンシーズンが終わる。冬の観光が低迷しているが、乗鞍が 少しでもよくなることを願う。

11月7日に自治区長会がありました。市長から地域特性を活かした地域の発展を願う とともに、新市の一層の一体感への努力をお願いしたいとのこと。

今日審議する合併調整項目の未調整項目94項目の内、安曇は3分の2の60項目があ り、これを指しているのではないか。見方を変えれば、安曇は十分時間をかけて議論して きた結果である。

自治区長会議で言ってきたことは、合併して良かったと思ってもらえるようにしたいと いうこと。

今回の合併は、国策で、国の長期債務を減らす必要があり、手始めに自治体へ節約を求 め、合併による歳出の抑制効果が最も効果があるというのが第一の論理。

第二に、日本人口の一極集中化と過疎化現象が進み、小人口への投資は大きな負担、割 高となっている。その効率性の受け皿として合併があった。

今日、4支所機能の見直しがあるが、行政改革として、今度は市策によって安曇地域が ゴーストタウン化することが心配になる。

(2)

安曇は自然が売り物で、大切にすることは地元の人が一番良く理解している。

色んな人が乗り込んできて、自然保護に対する考え方等、否定することが多い。これに は、我々は困惑している。

総務 課長:会議資料の確認

議 長:審議の前に総務部長さんからご挨拶をお願いします。

総務 部長:合併後3年が経過します。合併調整の中で、「当面の間」という、幾つかの項目について、 その内容を見直す時期に来ています。

平成の合併は、原点として、安定して持続可能な財政基盤を確保するにはどうしたらよ いかが一点だったと思う。

松本市の一員として、地域を守り、世界に誇れる自然環境を子々孫々に伝え、生活者の 視点から、全国、世界の観光客に提供していく義務と責任を果たすために合併を選択した のではないか。

持続可能な財政基盤を共有していく立場と、地域特性を活かした地域振興を図り、住民 の生活不安を解消していく仕組みを作り上げ、住民の皆さんが結束していく契機に捕らえ たのではないか。

行政と住民の間が少し離れてきている。地域で支えている住民の自治力が弱くなってい るという反省から、地域自治力を高め、どういう役割を果たしていけばいいか、2つの方 向からの新しい時代に入っている。

将来の子供達が、住みやすい地域を守る努力をしていく時期と思っている。 大所高所からのご意見をいただきたい。

議 長:協議項目が多いので、スムースな進行に協力をお願いします。 「ア」の4支所機能の見直しについてお願いします。

行政管理課長:行政管理課長の水上明です。

4支所機能の見直しについては8月29日の協議会で説明したが、再度説明します。 4支所機能の見直しの基本的な考え方は、平成17年11月以来説明してきましたように、 地区の皆さんの意見を聞きながら段階的に進めます。

20年度は建設農林、観光商工、教育部門の業務分担と支所内組織、要員の見直し及び 嘱託職員の活用を図っていきます。

21年度以降の課題としては、環境福祉部門、地域の特色ある事業部門の見直しと、見 直し後の検証、公共施設の有効活用の検討などを行うこととしています。

20年4月に実施する見直しの内容は、

① 組織は、業務の効率的な執行体制を確保するため、大課大係制へ移行します。 ② 要員は、事務事業量に見合った要員を配置していきます。

③ 事務事業は、本庁と支所との業務分担の見直しをします。 この方針に基づき見直しをした結果、

① 組織は、4支所合わせて14課、20係が減となります。 ② 要員は、組織の見直しで14名減、これは課長職分です。

③ 業務の見直しでは正規が6名、臨時が2名減となります。また、本庁と支所の業務分 担の見直しでは、正規が21名、嘱託が1名、臨時が1名減となります。

(3)

減にはなりません。

安曇支所分は、正規9名減、嘱託3名減ですが、嘱託の内2名は学校関係で、配当替え によるもので実質は変わりません。

事務事業の見直しでは、教育部門の見直しに伴う事務処理(社会教育関係業務)を市長 部局の担当課へ補助執行します。

見直しの考え方は、住民に直接係る窓口業務、健康福祉はそのまま支所所管とします。 建設農林等の経済部門の業務も、住民に直接係る維持管理等の業務は支所に担当を残し、 住民に支障をきたさないようにします。

地域の特色、特性に配慮した組織編成とし、組織の名称も支所独自で検討した名称とし ました。

組織は現行の6課7係を2課5係に再編します。総務、市民環境、健康福祉を統合して 住民課とし、3係を置きます。また、観光商工と建設農林を統合して観光課とし、2係を 置きます。

要員は29名で、正規25名、嘱託2名、臨時2名ですが、管内施設に配置される職員 を含めると、正規35名、嘱託8名、臨時2名で、合計45名になります。

議 長:説明が終わりました。質問等ありますか。 A 委 員:支所独自業務、本庁ではできない業務とは何か。 行政管理課長:上高地観光事業等の観光部門の一部が考えられます。 議 長:他に。

B 委 員:昨日の朝刊を見ると、記事の内容は、了解されたと思われる。 行政管理課長:梓川では了承されたということです。報道規制は出来ない。 議 長:身分保障されているとか、本庁へ行くというのは誤解を招く表現だ。

C 委 員:支所は地域を理解しているが、本庁はできていない。観光に関しては支所がリーダーシ ップを取れるようにされたい。

総務 部長:今の支所は、力を入れている組織で、力のある人材を配置している。支所独自だけでな く、本庁の力を持ち込むことも大事と考えている。モチベーションは確保します。

D 委 員:課の統合はいいことだが、福祉と教育が減ることは、地域が散在しているので心配であ る。どう考えているか。

行政管理課長:実務関係は減らしていません。直接的に支障はないと考えています。 議 長:他に。

A 委 員:支所と住民の距離が遠くならないように、地元職員を多く残していただきたい。 総務 部長:自治区長からも強く言われていますので、配慮していきます。

E 委 員:健康福祉は、来年は課長だけだが、翌年は乳幼児検診等が梓川と統合すると聞いている。 21年以降はどうなるか聞きたい。

行政管理課長:今回の見直し後の組織は、当面持続したいと考えているが、行革は、普段に業務内容 を見直ししていきたい。

それぞれの担当部門で、要望等を踏まえて検討するので、具体案は持っていません。 議 長:他に。

F 委 員:住民課の諸届出等の書類は全てここで対応できるようにされたい。

(4)

議 長:2・3課になる提案を受けた時は、地域が寂れるとか、軽く見られているとか思いまし たが、今回の提案は、そう感じない。

また、支所長、課長の権限がなくなるのではないかと思っていたが、今回は手を着けな いということなのでよろしいでしょうか。

(了承の声あり)ありがとうございました。 総務 部長:纏めていただきありがとうございました。

協議会は公開で行っていることから、報道に関しては不愉快な思いをされたかもしれま せんが、それぞれの地域には誠意をもって説明をしていくという気持ちでいます。

住民側の声を受けてほしいということについては、市役所を代表して受けるという意識 を徹底しています。特に支所では大事と思っています。

権限については、教育課長と同じ権限が住民課長に付されるので、従来と同様の対応が 出来る配慮をし、不安が起きないようしました。

議 長:次に、外郭団体の見直し方針についてお願いします。 行政管理課長:資料にはないが、口頭で経過等を含めて説明します。

外郭団体に対する金銭的、人的支援など、市の関与のあり方を見直しし、各団体が主体 的、自立的に経営体制が出来るようにするため、本年3月に基本指針を策定しました。

見直しは、各団体に、事業、経常の問題点、課題等を検証していただき、所管部局と協 議しながら方向を検討してきました。

安曇地区については、乗鞍温泉供給公社と日本アルプス観光が該当します。

乗鞍温泉供給公社は、100%出資、日アは30%出資しています。見直し内容は、乗 鞍温泉供給公社は既に自立しており、現状のままとします。日本アルプス観光は、監査役 に副市長が就任しており、この見直しをお願いするものです。

乗鞍温泉供給公社は、自立しているので、具体的取り組みはこれで終わりということに なります。

今後の取組みは、他に市全体で20団体あるが、議会等の意見をいただきながら本年度 中に具体的な方向を決めていきたい。

議 長:日ア㈱の役員見直しの内容は。

行政管理課長:市が全く係らないということではなく、例えば、監査役を副市長から支所長にする等 です。

F 委 員:乗鞍観光㈱について、第3セクとも聞いている。市はどう考えているか。

行政管理課長:市は約19%の出資であり、外郭団体ではあるが、別の扱いで検討しています。 F 委 員:2団体への出資金額はどうなっているか。

行革担当係長:乗鞍温泉供給公社は300万円、日本アルプス観光は480万円です。 F 委 員:出資は昔の話です。温泉供給公社は出資金を返してないのか。

行政管理課長:権利は村から松本市が引継いだもの。

総務 部長:財団法人を設立するということで出資したもの。基本財産であるので、解散しない限り 返す必要がない。

支 所 長:出捐金は、返すことが出来ないもの。単に貸しているものではなく、解散しない限り精 算できません。

(5)

次に、「ウ」の上高地特定環境保全公共下水道使用料の今後についてお願いします。 上下水道局総務課長:上下水道局総務課長の田中です。高野補佐も出席しています。

合併後の調整項目、上高地特定環境公共下水道使用料の今後の取り扱いについて協議を するものです。

使用の現状は、上高地の旅館ホテルに使用者が限定されています。また、下水道の使用 期間も4月から11月までの8ヶ月間に限定されています。

事業経費は、受益者負担が原則です。立地条件等から松本市の他地区と比較して著しく 高い状況です。

表は、松本地区と上高地地区の使用料を比較したもので、上高地地区は他に施設規模に より基本料が加算され、更に高くなっています。

合併調整方針は、料金体系に格差があるので、当面の間は統一せず、その間に検討する となっています。

現在の基金、施設の修繕等維持管理費に充てる財源を、平成12年から積立ており、1 9年度末の見込みは約3千7百万円です。

施設整備の今後の計画は、国庫補助事業により汚泥脱水機設置工事を3年計画で実施し ていますが、これ以外は、当面予定はありません。

今後の対応は、使用料の統一は困難ですが、基金を維持管理費に充て、20年度から使 用料の改定、引き下げを考えています。

議 長:何かありますか。

G 委 員:本来は、この話は合併前に整理されるべきものであったと思う。今後段階的でもいいの で下げていただきたい。

今回は、希望通りとは行かないが10%位下げていただいた。今後もよろしく。

議 長:約14%下げていただけるということです。景気の低迷で苦しくなってきたこともあり、 平成12年当時の水準まで下げていただきたいということでお願いしてきたもの。

他地区の皆さんはどう考えますか。

B 委 員:国・県が投資されていることに、住民の中には羨ましがられている面もある。 議 長:他に。

G 委 員:上高地は昭和38年にし尿処理場を造った。施設の老朽化等から平成4年に公共下水道 を造った。

お金は掛るが、環境美化に繋がる。地域をきれいにしようということで地域がまとまった。 E 委 員:上高地は11月までです。冬の登山者等のし尿等が酷いと聞いたが、対応はどうなって

いるのか。

G 委 員:公共トイレが4ヶ所、落とし(土掘り)を造ってあり、財団が週1回掃除し、春に片付 けている。実際はそれだけではないが。問題はエージェントが客をつれてくる。

議 長:基本は閉山です。仮設対応した時もあるが、基本的には冬のトイレが不足していること は事実です。皆で片つけるが春は酷い状況です。

E 委 員:冬の対応を考えていただきたい。 議 長:よろしいでしょうか。

(6)

議 長:次に、松本市地域防災計画の修正概要について、を議題とします。

総合防災課長:総合防災課長の堀内俊男と申します。課長補佐の高橋も出席をしています。 現在作業を進めている松本市地域防災計画の修正概要について説明します。 既計画は4年を経過しているので、全面的に修正を図っています。

重点的には、合併4地区の地域防災計画を統合、一本化する作業、18年に修正された 県地域防災計画と整合させること、16年豪雨、中越地震、昨年の岡谷豪雨災害等を教訓 に、本年度の防災訓練で初めて福祉避難所を設置したように、要援護者対策の充実を図り ます。

今後予想される災害対策として、東海地震を想定した震災対策の充実、火山災害対策、 これは焼岳を対象としたもので、県の計画に合わせるものです。他に、道路、鉄道、危険 物等の災害についても新たに追加します。

避難所と避難地の区分、指定避難場所、一時避難場所の修正を行います。併せて、組織 の名称、統計資料等の全面修正をするものです。

修正経過はご覧のとおりです。

防災計画は、膨大な資料になるので、内容を見ていただけるように、支所総務課に今月 一杯、資料を置いておきますのでご覧ください。

修正の行程は、既に県との協議が済んでいますので、12月に市の防災会議に諮り、1 月には県と最終協議をし、完成となります。

修正一覧の主なところだけ説明します。

震災対策編、第1章は総則です。第2節防災の基本方針に、災害要支援者として外国籍 市民、乳幼児、妊産婦を追加します。第5節被害想定では、境峠からの神谷断層帯の長期 評価等を追加しました。

第2章では、第5節、救急・救助・医療計画で、災害派遣医療チーム(DMAT)の支 援体制、救急医療システムの整備・活用を新たに追加します。10節、避難収容活動計画 では、帰宅困難者、滞留旅客の対策を追加します。第32節では、ボランティア団体につ いて追加します。35節では、企業防災に関する計画を新たに記載しました。

第3章は応急対策です。第6節で、救急・救助・医療活動として、DMATについて記 載しました。第36節では、ペット等の飼育動物の保護対策を新たに記載しました。

第4章災害復旧、第5章東海地震に備えた項目を新たに追加します。

風水対策編では、第2章、予防ですが、第7節で浸水に関する内容を追加します。第2 4節では、土砂災害等の予防計画について記載しました。第32節では、水防法に基づき、 地下街について、名称、所在を記載しました。第36節は企業防災について記載しました。 第3章は応急対策です。第5節で、防災ヘリの運用計画として、ドクターヘリの運用を 記載しました。雪害対策編はご覧のとおりです。

続いて、水防計画の修正に概要について説明します。

(7)

G 委 員:断層帯のことがあるが、梓川にはダムがある。ダムの崩壊、避難経路等について記載は ないのか。

総合防災課長:ダムは想定していません。この計画は、災害等が起きた時、誰がどのような責任分担 で、何をしなければいけないというもので、国・県・市、関係機関(電力会社、広域消防 等)及び住民がするべきことを示しているものです。

具体的に何をするという内容のものではない。

D 委 員:ボランティアについて、受け入れ体制はどうなるか。また、安曇は避難場所すら危険が ある。第2第3の避難場所が必要と思うし、孤立した場合、交通事情からヘリポートが必 要にもなると思うが、どう考えているか。

総合防災課長:ボランティアは社会福祉協議会が担当になります。避難所は、指定箇所数を増やして いきたい。県施設(高校等)や大学等へもお願いする予定です。

議 長:他に。

F 委 員:奈川での防災シンポで、災害を察知したら自分で逃げろということが一番であった。避 難するには、自己判断するデータ、資料等を提供する体制が必要ではないか。

総合防災課長:県の土砂災害警戒区域は危険ということを認識されたい。また、特別警戒区域では、 建築物等の制限がされることを認識されたい。

警戒区域の避難は、気象庁の土砂災害警戒情報が6月から出されている。この情報を基 に、避難準備情報(要援護者は避難開始、一般は避難準備)、避難勧告、避難指示を順次出 します。今後、警戒区域では、避難経路のマニュアルを作成し、伝達をどうするか等、地 元に入って説明をしていく予定です。

議 長:他に。

C 委 員:安曇地域全体のマニュアルが必要ではないか。 総合防災課長:参考にさせていただきます。

議 長:他に。

マニュアルができている中で、地元対応として訓練も必要ではないか。訓練が無ければ 本番では何も出来ない。地域と安曇全体と市が一体となって訓練をするべきではないか。 他に、よろしいでしょうか。

D 委 員:町会長会議の中で細かく説明をお願いしたい。

総合防災課長:計画が出来れば、各町会、町会長さんへ配布しますので、是非見ていただき、防災へ の関心を深めていただきたい。

E 委 員:民生委員へも、妊産婦、乳幼児等の弱者対応があり、連携する必要があるので同じよう にお願いしたい。

議 長:了承ということでよろしいでしょうか。

次に、有害鳥獣駆除事業の実施方法の統一についてお願いします。

総務 課長:旧松本市と合併4地区の鳥獣駆除事業に対する補助金等の支払い方法が違うので、全市 一元化するものです。

(8)

議 長:質問はありますか。

A 委 員:建設農林課は関係なくなるのか。 総務 課長:窓口としての関わりは現状のままです。 A 委 員:サルの捕獲許可頭数はどのくらいか。 支 所 長:30頭位ですが、実際の捕獲頭数は少ない。

(委員間等でシカ等の捕獲の話しがされる。:内容聞き取り不可)

H 委 員:乗鞍の猟友会は知らないでいる。サルの場合、猟友会へ連絡すればいいのか。 総務 課長:はい。

H 委 員:尻尾を持っていけば1万円との話もあるが、それは猟友会がやるのか。 猟友会のメンバー等を教えていただきたい。

支 所 長:連絡先が分からない方は、支所に連絡をしてください。

総務 課長:今回の変更は、お金の流れが変わるだけで、駆除に関する流れは従来どおりです。 議 長:他に。

F 委 員:サルに対しては、場当たり的すぎる。現状を見ると、更に増える。必要なのは、専門家 に聞いた方がいいのではないか。対策協議会でしっかり検討すべきだ。

総務 課長:現在、対策協議会で検討をしています。対応方法等が纏まりましたら報告させていただ きます。

議 長:いずれにしても、サルに痛めつけられているということで、対策をしっかりしてほしい と思います。

以上でよろしいでしょうか。 無いようですので、休憩します。 <約10分間休憩>

議 長:着席願います。会議を再開します。

審議順序を変えて、町内公民館活動補助金の見直しと文化祭実行委員報酬及び文化祭記 念品の見直しについて、を一括お願いします。

生涯学習課長:生涯学習課長の加藤真一です。

趣旨は、町内公民館活動補助金について、差額加算分の見直しについて協議するもので す。

見直しの内容は、現行の差額分補助金を廃止し、旧松本市の基準である町内公民館振興 業務委託料のみとするものです。大野川町会は3万1千円、他は3万円となります。理由 は、旧市との公平性を確保するものです。

次に、文化祭実行委員報酬及び文化祭記念品の見直しですが、文化祭運営等に従事した 方へ1時間当たり780円、農作物、作品等出展者への記念品を廃止するものです。

理由は、旧村主催の表彰式と文化祭が一緒に行なわれてきたため、行政のお手伝いであ ったが、公民館活動は、住民主体であるということです。

以上です。

議 長:質問はありますか。

こういうものがどんどんなくなってしまうが、要は、主体が何処かということ。 大野川の3万1千円はどういうことか。

(9)

A 委 員:全体の町会数はどのくらいか。

生涯学習課長:464町会あります。約1千4百万円を出しています。

D 委 員:支所長と語り合う会でも出た。運営をどうしたらいいか、町会の中に入れることになる が、役職が多くなりすぎるなど。中央公民館の関係も多い。町内公民館に任せるなら、経 費も掛かるので中央公民館の協力は出来ない。講師を頼んでも3万円では誰も此処にきて くれない。

中央公民館は、町内公民館へ何を求めていくのか明確にされたい。名前だけ残すのであ れば止めた方がいい。

生涯学習課長:中公事業としては、5千円から1万5千円で講師をお願いしている。旧村のように分 館事業としていないので、町会主体の事業に組み替えてお願いしたい。

地区館と共同してやる方向を考えていただきたい。 D 委 員:掛かった費用の何%を補助するという考えはないか。

生涯学習課長:補助は考えていない。メリハリをつけた事業配分を考えており、これを地区館へ配分 したい。

町内公民館へは委託料だけです。

I 委 員:安曇は、地区独自の行事が多い。地区館としての一本化は難しい。 D 委 員:青少年、老人クラブ、育成会等、団体との共同が多い。

I 委 員:地域が、距離的にも離れていることから、必然的に地域ごとになる。 敬老会等は、できるだけ継続してほしい。

生涯学習課長:敬老会等は、町会費の中で対応されたい。青少年関係は、青少年課と連携するなど工 夫されたい。

公民館は、文化活動から福祉、防災等まで、多様になっている。地区館と相談しながら 進めていただきたい。

議 長:よろしいでしょうか。(了承の声あり)

支 所 長:先ほどのサルの捕獲許可頭数は40頭です。地元の猟友会は22名いる。 E 委 員:狩猟期間は。

支 所 長:期間は4月から3月までです。

有害鳥獣は、狩猟期は関係ありません。

議 長:進めます。健康福祉課の4項目を一括お願いします。

健康福祉課長:銀山荘の利用者に対するバス代の補助金を廃止することについて協議するものです。 内容は、利用奨励と負担軽減を図るため、安曇地区の65歳以上高齢者、又は身体障害者 がバスを利用して銀山荘を利用した場合、往復で2千円が補助されています。

合併調整では、現行のとおりとされていますが、利用状況は、17年度19往復、18 年度12往復、本年度は0という状況です。

処理方針は、福祉100円バスが適用されていること、自家用車の普及による交通手段 があり、自助、共助の意識行動が見込めるため、補助制度を廃止するものです。

次に、福祉用具貸付事業の廃止について、合併調整では、「当面の間現行のとおりとする」 とされています。

(10)

ターに同様の制度があることなどから、今後は、介護保険制度福祉用具貸与等に統一し、 現行制度を廃止したい。

次に、独自保険事業について、合併調整で、「市の例による」ということで調整済みの事 業を、例外的に実施してきたが、合併調整方針通り本年度を以って廃止するものです。 次に、介護保険に係る居宅介護支援事業の廃止について、安曇地区における市直営居宅 介護保険事業は、本年1月にケアマネが退職したことから、休止をしています。

松本市は事業所を置かず、利用者と民間事業者との契約で実施していること、社協安曇 事業所のサービスが一元管理されていて、住民の利用契約に支障がないことから、本年度 を以って直営事業を廃止するものです。

議 長:質問をお願いします。

B 委 員:障害者の「害」という文字は使わないことになったと思うが。 健康福祉課長:法律的には使われている。

生きて行くうえで、体の具合が悪い所が障害になっているという意味があります。今後、 国を含めて別の言葉に変えていかなければいけない。

支 所 長:障害の「障」も隔たりで、同じです。言葉そのものを変えない限り、文字をひらがなに 変えても意味がないという話も出ている。

A 委 員:居宅介護支援事業所の処理方針の2番目、社協安曇事業所は安曇地区センターと解釈し ていいか。

健康福祉課長:地区センターの中に設けている居宅介護支援事業所という意味です。 センターは、ケアマネ業務を行うことが出来る事業所ということになります。 A 委 員:安曇地区センターの中にある介護事業所ですね。了解しました。

議 長:他に。

E 委 員:独自保険事業の廃止について、健康教室が廃止となるが、福祉ひろば事業の中で、健康 相談等は今後も続けられるのか。

健康福祉課長:原則的にはそのとおりです。 議 長:他に。

F 委 員:関連で、母子保健の松本市の例に、中央・南部保健センターとあるが、安曇の人はここ まで行くのか、それとも近くに出来るのか。

健康福祉課長:原則は行くことになります。

すくすく相談等があり、市の保健師だけではなく、心理相談員等の専門家もいる。 E 委 員:親子教室は、安曇の日赤にもあるので、そこを利用していいですね。

健康福祉課長:はい。

梓川の児童センターに集いのひろばがあります。平日毎日行なわれていて、子育てに不 安な方が自由に集まって、情報交換やアドバイスを受けることが出来ます。新村、小宮に もあります。

議 長:他に。

J 委 員:銀山荘の入浴料は400円ですが、以前は、地区内は200円だった。

(11)

C 委 員:回覧で知らされるけど、制度等が変わったことが住民には分からない。知らせる方法を 考えてほしい。

議 長:他に。

K 委 員:親子ふれあい教室について、隣近所の子供が少ないということで立ち消えになった。自 主活動するにも財政的に難しく、役場に相談し、マイクロバスを出していただく等で始め た経緯がある。子供同士、親同士にしても情報も少なかった。

E 委 員:市全体として、活動の申請をすればお金は来た。 K 委 員:教室をなくしてしまうのはどうか。

議 長:他に。よろしいでしょうか。

次に、合併協議細目の調整についてお願いします。

総務 課長:現在まで未調整となっている198項目の内、調整が整った94項目について一括協議 をするものです。

94項目の内、安曇地区に関する項目は60項目あります。 その内容を簡単に説明します。

(合併細目一覧表により、調整案の概要を説明) 議 長:質問等ありますか。

続いて、「ス」をお願いします。

総務 課長:農業集落排水処理施設日常管理業務の支出科目の変更について、安曇地区内にある3浄 化センターの管理費を、各地区の管理組合へ補助金で支出していますが、委託契約をし、 委託料として支出するように変更するものです。なお、委託料及び管理業務内容の変更は ありません。

議 長:質問ありますか。

A 委 員:市との委託契約になるか。また、報告は必要か。 総務 課長:委託契約を締結します。報告は必要です。 議 長:他に。

L 委 員:補助金から委託料になるが、経費がもっと掛かっている。見直しは出来ないか。 総務 課長:約束は出来ないが、見直しは可能と考えます。基本は従来どおりです。

L 委 員:経費は増える傾向にある。見直しをお願いしたい。 総務 課長:担当課長に伝えます。

議 長:最後駆け足になりましたが、よろしいでしょうか。 説明どおりで纏めさせていただきます。

次に、報告事項に入ります。20年度当初予算の編方針をお願いします。 総務 課長:予算編成方針の概要を報告するものです。

予算編成の現状は、支所各課において、地域要望事項を踏まえ、本庁関係課と要求内容 等を整理しながら作業をしています。

実施計画については、新年度予算編成に併せ、事業内容を精査、調整をしています。 当初予算編成方針について、次の100年に向けて、第一歩を踏み出す年と位置づけて

います。

(12)

松本市の財政状況は、個人市民税や法人市民税が増加傾向にあるが、地価の下落による 固定資産税が減少傾向にあります。従って、20年度以降も税収の大きな伸びは期待でき ず、歳入は縮小となる見込みです。一方、歳出は、社会保障費、退職者増による人件費、 公債費等の経常経費は上昇傾向にあり、市の財政は厳しい状況と考えています。

20年度予算編成の考え方は、基本計画の着実な推進を図るため、主要施策目標を着実 に実行する編成をすることとしています。

6つの政策の柱と3つの最重点プランを中心に推進するものです。

新市の制度統一では、事務事業の見直しをし、新市としての制度の統一を図ることとし ています。

行財政基盤の強化としては、歳出全体の徹底した見直し、市債残高を継続的に減らすこ と、地域経済の活性化をすること、国・県補助等の財源確保すること、3セクの経営健全 化を促進することが挙げられています。

次に、合併4地区の実施計画第38号立案事業について、安曇分は14事業挙がってい ます。この内、8事業は新市建設計画に係るものです。以上です。

議 長:質問等ありますか。

A 委 員:地方交付税はどのくらい減っているか。 総務 課長:調べて後日報告します。

A 委 員:実施計画38号について、推進をお願いします。 議 長:他に。

実施計画に沿って滞りなく進めていただきたいということですので、お願いします。 駆け足ですが、よろしいでしょうか。

次に、人間ドック受診者への補助制度の見なおしについてお願いします。

市民環境課長:8月29日に協議、了承された、人間ドック受診者への補助制度の見直しについて、 各地域協議会の意見等を踏まえて検討した結果、2年間見直しを先送りすることになった ものです。

議 長:見直しの見直しという事で、2年間補助金が出るということです。よろしいでしょうか。 次に、会議録の要旨についてお願いします。

総務 課長:会議録ですのでご覧ください。

会議録について、要旨を簡素化したいが、いかがでしょうか。 議 長:事務局から会議録について提案がありましたがいかがですか。 (多数委員、読みきれない、ここまで必要ない等の意見多数) それでは、要旨はもう少し簡単にするということで了承します。

協議会の協議内容を住民へ公表することについて、町会長から公表していただきたいと 思うが、事務局と相談していきたい。報告の要、不要を含めて検討したい。

総務 課長:全てではなく、制度改正等の大事な部分だけでもいいと考えています。 支 所 長:分かり安い言葉で知らせることは必要ではないか。

(委員間で、意見多数:聞き取り不可。) 議 長:以上で審議を終わります。

(13)

す。

今週16日に群馬県沼田市白沢町地域協議会の委員等10名が視察研修に来ます。自治 区長、副会長の他に2名ほど同席をお願いしたい。

自治 区長:事務局で名前を言ってほしい。 総務 課長:I委員とE委員にお願いします。

次回の協議会は1月中下旬を予定しています。22日以降です。

M 委 員:地域イントラネット(光ケーブル)の活用及び防砂無線に変わる携帯メール(一斉送信) の件はどうなっているか。

総務 課長:次回に回答できるようにします。

M 委 員:9月の番所大滝の事故について、相手側から市に対して何か言ってきているか。 あった場合は、色んな所に影響が出る。

総務 課長:現在までありません。

市の他の施設も、観光商工課で点検しました。

I 委 員:光ケーブル、ライブカメラの上高地、沢渡が映っていない。

総務 課長:明ヶ平付近で、小動物に光ケーブルを2度噛み切られ、応急処置をしてあります。 現在ケーブルを張り替える準備しており、12月には工事に入れる予定です。

F 委 員:地下埋設ではないのか。

総務 課長:全て地下ではなく、架空配線もあります。 F 委 員:全部地下埋設ではないのか。

総務 課長:地形状況に応じて埋設、架空と使い分けています。 F 委 員:災害には使えなくなるのではないか。

総務 課長:今回の事故で、課題が見えたと考えています。今後検討していきたい。

F 委 員:中津川の視察について、委員から簡単でいいからレポート等を出してもらったらどうか。 感じたことを出してほしい。そうしないと結果が活かされないのではないか。

自治 区長:各協議会も視察をしていますが、自治区長会で発表しました。そのことを地域にもしろ、 ということでした。

F 委 員:我々の中でそれをやらなければ行った意味がない。

感じていることはそれぞれ違う。それを出して考えなければいけない。 協議会で発表、レポートを出すべきだ。

D 委 員:行って来た感想を出せということか。 自治 区長:提案がありますがどのようにしましょうか。 L 委 員:事務局で纏めて報告したとおりではないか。 (同意発言あり)

自治 区長:纏めは出していただいた。次回からとしてはどうか。

M 委 員:視察の中身は、協議会で反映するというよりも、個々の委員がそれぞれの組織や立場で 活かしていくものではないか。協議会は、範囲が決まっている。自立は個々ではないか。 F 委 員:みんなが共通観念を持てば、有効に活かされる。

(14)

F 委 員:私もそう期待する。

自治 区長:中津川の体験が活かされた発言がされているという判断は出来ないか。 F 委 員:そこまでは感じない。

D 委 員:参考として、良かった、悪かったは、同じような課題、案件が出されたときに個人が判 断すること。

自治 区長:事例として、人事交流があった。人事交流は必要であっても、地元の職員を残す必要性 もあるという意見は、活かされている良い例ではないか。

各委員も、そういうことを感じながら意見を出しているのではないか。 何か意見を。

F 委 員:人の意見を聞く必要がある。

総務 課長:意見が出しつくされたと思います。今の件は、今後更に検討していただきたいと思いま す。

本日の協議会は以上で終了します。

参照

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