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防災アプリ

自分を「まもるリュック」

操作説明書

Ver. 2. 00 前川あさ美(東京女子大) 北村弥生 村島完治

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目 次

防災アプリとは ... 3 自分を「まもるリュック」とは... 5 カードの構成... 6 操作の基本 ... 9 1. リュックに色をつける ... 9 2. リュックに名前をつける ... 10 3. ポケットの名前を確認する ... 11 4. ポケットからカードを出す(じぶんのこと) ... 11 5. カードに記入する ... 12 6. 画像を貼り付ける ... 14 7. 次のカードへ移動 ... 16 8. カードへの記入内容を変更する ... 18 9. カードをしまう ... 18 10. カードを増やす ... 20 11. バックアップと復元... 21 他のポケットをひとつずつ開けてみます ... 26 ①いりょうかんけい ②できる・できない ③ともだち ④フリーポケット 防災リュック内のカード一覧 ... 33 ①防災リュック ②じぶんのこと ③いりょうかんけい ④ともだち ⑤できる・できない ⑥フリーポケット 付録 ... 37 あとがき ... 39 関連情報 ... 39

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防災アプリとは

 家庭や学校で使える iPad を利用した防災用のアプリを開発し ました。  これは、「自分をまもるカード」(前川 2011)をもとに、女子美 術大学の小笠原隆・坪沼真理子・川口吾妻によって作成されたも のです。  防災教育というと、これまで、大人から子どもに、一方的に提供 されることが多かったので、子どもはどうしても受動的になりが ちでした。また、防災の内容も「こういうものを準備すればいい」 という一般的なものとなっていることが多かったと思います。  また、「災害はこんなである」という過去の事実を伝えることが 中心となる防災教育は、時には恐怖や不安を高めてしまうことも ありました。  私たちは、防災教育とは、「災害を知る」と同時に、時にはそれ以 上に「自分を知る」ということから始まるものだと思っています。 また同時に、「自分を知ってもらう」ということも防災教育の中 で必要な体験となります。  この防災アプリは、防災教育を自分の発見や気づきといった個別 的主体低な体験とむすびつけ、そうした体験を他者と共有すると いう機会を提供し、多様なニーズをもったひとりひとりに即した 防災意識を高める場とするのを助けます。  なぜか? それはこのアプリがもっている特徴によります。 震災に関する資料(「心に 3 つの支援 安全・安心・安定」等) がついている。

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重要な他者とその情報を共有できる。 災害を予想して具体的な心構えができる。 自分についての成長記録となる。

 動作環境:

iPad 第 4 世代~、iPad mini 第 2 世代~、iPad AIR、 動作 OS:iOS 5.1.1 以降

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自分を「まもるリュック」とは

 このリュックは、発達障がいの子どもたちを特に対象として、 防災に関心をもってもらったり、防災や震災時に必要な知識を 身につけたりできるような工夫がなされています。  防災や震災時に必要な情報の種類や物資の特性が、タッチやス クロールをすることで具体的にでてきます。種類や特性はひと りひとり異なるため、それぞれがカードのタイトルを見ながら 子ども(自分)について考えてみたり、家族や教員らと一緒 に、防災や震災時に何が必要かを考えたりすることができま す。  「まもるリュック」には リュックの入り口の他に5つのポケ ットがついています。4 つのポケットは、防災や震災時に重要 な物や情報が入るようになっています。5つめのポケットは各 自が自由につかっていいものです。自分のすきな名前をつけ て、たとえば、重要な情報や家族との約束事、忘れないでおき たいことなどをファイルしておくこともできます。  リュックの背景をふくめ、リュックの色、ポケットの色は、す べて好きなように変えられます。また、リュックに名前を書く ことができます。  リュックの上ふたや5つのポケットをタッチすると5つのカー ドができてきます。カードをタッチすると、一枚ずつ自分の情 報をかきこめます。修正もできます。変更内容を保存できて、 履歴を残せます。  ポケットから出てくるカードの枚数は増やすこともでき、それら カードに自分にとって必要な名前をつけることができます。

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ポケットとカードの構成

① 防災リュック ・自分の命を守るためのもの ・気持ちが安心できるためのもの ・一人室内で時間を過ごすためのもの ・屋外で時間を過ごすためのもの ・自分のことをわかってもらうための もの ・その他あるといいもの ② じぶんのこと ポケット ・自分について ・家庭について ・通っている学校・幼稚園・センター など ・緊急時の連絡先

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③ いりょうかんけい ・保険証番号 ・手帳番号 ・アレルギー ・既往症 ・常備薬 ・よく行く病院と医師 ・必要な医療器具 ④ できる・できない ポケット ・パニックになったとき ・お願いしたいこと ・得意なこと ・苦手なこと ・大好きなこと ・食べるときは ・寝るときは ・トイレや入浴は ・コミュニケーションは ・大嫌いなことは ⑤ ともだち ポケット ・知り合いの名前(未設定)

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⑥ フリーポケット

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操作の基本

・ほとんどの操作は、画面の指定場所を指1本で触ることで行いま す。これを「タッチ」と呼びます。 ・画面を、指1本で、2秒程度、タッチする操作があります。これを 「ロングタッチ」といいます。 1.あなた用に、リュックに好きな色をつけます。 リュックの外側の画面をロングタッチ」します。 パレットが出てくるので、リュ ックの地につけたい色をタッ チします。ここでは、黄色を選 びました。 ポケットやリュックの色を選ぶ リュックの表面で 2 秒くらい押す

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ポケットに色を付けるには、 パレットで色を選んでから、 ポケットをタッチします。 それぞれのポケットに違う 色をつけると、自分だけのリ ュックができます。 2.あなたの名前を、リュックにつけます。 リュックの「なまえ」のところを タッチします。 出てきたキーボードで、名前を入 力します。ひらがなもローマ字も OK。漢字変換はできません。 入力が終わったら、キーボ ードの右の「完了」をタッチ します。 リュックの名前が変わります。 「完了」をタッチ リュックの「なまえ」の箇所にタッチ

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3.ポケットの名前を確認します リュックには、6つのポケットがあります。ポケットの中にはカ ードが入っています。 ポケットは、「防災リュック」、「じぶんのこと」、「いりょうかんけい」、 「ともだち」、「できる・できない」、「フリーポケット」の6つです。 最後の「じぶんでつくる」は、後で、あなたが自分でポケットの名 前を決めて、どんなカードを入れるか決められます。 4.ポケットからカードを出します 開きたいポケットをタッチします。例えば、まず、「自分のこと」 を選んでみます。カードをひととおり見て、災害の準備の参考にし てください。必要ないカードは記入する必要はありません。 5つのカードが出てきます。「自分のこと」「家族について」「通っ ている園・学校など」「緊急時の連絡先」「緊急避難場所」の5つで す。 開きたいポケットをタッチ

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5.カードに記入します 一番左の「自分について」カードをタッチします。 左下の「きにゅう・へんこう」をタッチします。 名前、ふりがな、みんなから呼ばれたい名前、生年月日を入力しま す。性別は、男か女かをタッチすると、✔がつきます。 「自分について」をタッチ 「きにゅう・へんこう」をタッチ

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白い枠にタッチするとキーボードが出てくるので、文字を入力して ください。漢字変換できます。

「キーボード」から入力 枠にタッチ

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6.画像をとりこみます カードの左上のアイコンをタ ッチすると、画像を取り込め ます。 アイコンの場所にカメラマークと写真マークが出ます。写真を撮る ときは左のカメラマークをタッチします。すでに、iPad に保存され ている写真を使うときは右の写真マークをタッチします。 その写真でよかったら、左 下の「ほぞん」で○を、変更 したかったら×をタッチし ます。 「ほぞん」の○にタッ アイコンにタッチ カメラマークにタッチ

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このカードへの記入が終わ って、保存してよいときは、 もう一度、新しく出てきた黒 い「このカードを保存する」 をタッチします。 「このカードを保存」にタッチ

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7.次のカードに移動します 前後のカードを見るには、 画面を指で触って、左右に 動かします。 a. 家族について: 保護者氏名、保護者連絡先、 きょうだい、一緒に住んでい る人・ペットの枠があります。 緊急連絡先は別にカードが あります。家族の写真を撮っ ておくと、探す時に使えます。 b. 通っている学校・園など: 施設名、学年、クラス、担任、 連絡先の枠があります。連絡 先の枠は大きいので、メモも かけます。 スクロールしてページを変える

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c. 緊急時の連絡先: 連絡先には、自宅の電話、一番 先にかけてほしい人とその人 の携帯電話、学校などの名前と 電話番号、遠方に住む親せきの 電話番号も記入しておきまし ょう。 d. 緊急避難場所: 避難場所や避難所は、家にいる 時、外出しているとき、学校に いる時などに、最初にすること を記入してあります。大きな地 震の時は、まず、頭を守り、あ わてて外に出ないで、地震がお さまるのを待ちます。避難所は 市役所などのホームページで 検索できます。

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8.カードへの記入内容の変更 カードに記入した情報が変わったら、新しい情報に変更します。 どのカードも変更できます。変更したカードは上書きされるのでは なく、見えているカードの奥に、古いカードが保管されています。 ですから、「りれき」アイコンをタッチして、「古い」をタッチする と、変更前のカードを見ることができます。 古いカードはいらない場合も ありますが、成長の記録や以 前の状況の確認として有用な 場合もあります。記入した年 月日を枠内に書くか、写真に 撮る時に日付を書いておくと、 いつの情報か簡単にわかりま す。 9.記入が終わったら、カードをしまいます 画面の左上の「もどる」マークを タッチします。 「もどる」をタッチ 「りれき」の「古い」をタッチ もとのポケットをタッチ

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10.カードを増やす カードを増やすときは、ポケ ットを開けた状態で、右下の アイコン「新規」にタッチしま す。 新たに追加されたカード カードの名前を変えて、○を選んで名前を保存。 タッチして開く もどる」ケットをタ ッチ 「新規」をタッチ

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11.データのバックアップと復元 この画面の右上端の「まもるリュック」アイコンにタッチすると表 示される「バックアップ」あるいは「リストア」にタッチして、 全てのデータ(文字、画像、色)を、iTunes を使って、あなたの PC にバックアップできます。 この画面の右上端の「まもるリュック」アイコンにタッチすると表 示される「バックアップ」あるいは「リストア」にタッチして、 バックアップしてあった全てのデータを、iTunes を使って、復元 できます。復元した後は再起動が必要です。 「まもるリュック」がインストールされている他の iPad に、バッ クアップされたデータを移動することにより、家族や学校の間で個 人情報を共有することができます。 ここにタッチ 「バックアップ」または 「リストア」にタッチ

(21)

他のポケットをひとつずつ開けてみます ① 「防災リュック」(上のふた)をタッチします。 このポケットは、持ち出しリュックの中に入れるものを考えて、リ ュックに入れたかどうかをチェックするために使います。「自分の命 を守るためのもの」「気持ちが安心できるためのもの」「一人室内で 時間を過ごすためのもの」「屋外で時間を過ごすためのもの」「自分 のことをわかってもらうためのもの」の5つのカードが出てきます。 また、自分でカードを増やすこともできます。 上のふたにタッチ

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a. 自分のことをわかってもらうためのもの: 長細い枠に、「避難所などで 初めて出会った人に、あな たのことをわかってもらう ために、持ち出しリュック に入れるといいもの」を書 きこみます。 カードの一番下に、白い文字で例があがっています。例えば、「SO Sカード」、「人とコミュニケーションするための絵や写真のカード」 「メッセージカード(たとえば、「いまは一人でいた」と書いた紙)」 です。「SOS カード」は、この iPad アプリ「まもるリュック」に記 入した画面をいくつか選んで印刷して作れます。 左下の「きにゅう・へんこう」 アイコンをタッチして、 長細い枠に、キーボードから 「きにゅう・へんこう」をクリック 枠に文字を入れます 書き込みの例

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長い枠の左のチェックボックスは、実際に、避難の時に持ち出すリ ュックに、右に書いた物を入れたらチェックします。画面下の大き めの枠には、自由に記入します。消耗品の型番、入手連絡先なども b. 自分の命を守るためのもの 例:マスク、ウェットティッシ ュ、普段使っている薬、 医療器具、自分の好きなペッ トボトル、好きなお菓子など c. 気持ちが安心できるためのもの 例:使ったことのあるイヤ キーボードから入力 必要なものを記入 必要なものを記入

(24)

d. 一人で室内で時間を過ごすためのもの 例:よくやるパズル、 トランプやウノ、 その他電源なくても楽しめ るもの、好きな本や辞書、ポ ケット図鑑、紙と色鉛筆、カ メラなど e. 屋外で時間を過ごすためのもの 例:帽子、手袋、ホッカイロ、 なわとび、 膨らませるタイプのボー ルなど f. 自分のことをわかってもらうもの 例:ヘルプカード、 人とコミュニケーションす るための絵や写真のカー ド、 メッセージカード (例えば、「いまは一人でい 必要なものを記入

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g. その他あるといいもの 例:懐中電灯、ラジオ、電池の予 備、iPad などの充電器、 ろうそくとライター、下着の替 えなど その他あるといいもの

(26)

他のポケットをひとつずつ開けてみます ① いりょうかんけい(医療関係)をタッチします。 「保険証番号」「手帳番号」 「アレルギー・既往症」「常 備薬」「よく行く病院と医師」 の5つのカードが出てきま す。 a.「保険証番号」のカードをタッチします。 番号を入力してもいいですし、 左側の顔のアイコンをカメラ で保険証を撮影してもいいで す。 横方向にスクロールすると、 次のカードに移ります。 b. 手帳番号のカードをタッチします。 障害者手帳、療育手帳の種別、 等級番号を記入します。等級 が変更したら、カードも追加 します。書き込むのは面倒な

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c. アレルギー・既往症: 食事の用意をする人に伝えたい ことを書きます。 d. 常備薬: いつも飲んでいる薬、飲まないと いけない薬について書きます。同 じ効能の薬でも飲みなれている 形や回数だと安心です。お薬手帳 や処方箋の写真を撮っておくの もよいです。 e. よく行く病院と医師: 病院名(診療科)、医師名、連絡 先を書いておくと、あなたに必要 な薬や対応について問い合わせ るのに使えます。診察券番号も書 いておくとよいかもしれません。

(28)

②「できる・できない」ポケットをタッチします。 「パニックになったとき」「お願いしたいこと」「得意なこと」「苦手 なこと」「大好きなこと」「特にわかっておいてほしいこと」の6つ のカードがでてきます。 a. パニックになったとき: パニックになったときに、ど うしたらいいかを書きます。 b. お願いしたいこと: 「できるできない」ポケットをタッチ

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障がいをもっていると、「で きないこと」を強調されがち ですが、「できること」に自 分でも気づいておくこと、そ して、それを他者と共有でき ることが、災害時に、大事な 力となることがあります。 たとえば、目が見えない人は暗闇で歩く方法を知っています。電動 車いすは荷物を引っ張ることもできます。遅くても、根気よくてい ねいにできる人もいます。 d. 苦手なこと: 苦手なので、避けてほしいこ とを書きます。例えば、赤ちゃ んの泣き声、満員電車、タバコ の臭いなどです。 e. 大好きなこと: 「特にわかっておいてほし いこと」のあとには、すでに 用意された項目があり、それ

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③「ともだち」ポケットをタッチします。 「知り合いの名前未設定」カードが出てきます。友達だけでなく、知 り合いなどの名前や連絡先などの情報を入れておきます。アイコンに は写真や友達の好きなイラストなどを入れておくことができます。 ④ フリーポケット このポケットには自由に名前 をつけて、自分だけのポケッ トにすることができます。 「ともだち」ポケットをタ ッチキーボードから入力 「未設定」カードが表示されますケ ットをタッチキーボードから入力 「フリーポケット名」をタッチ

(31)

名称未設定のカードが表示されます。自由に名前を付けて使うこと ができます。 カードにタッチ 左下の「きにゅう・へんこう」に タッチ 「カード名称未設定」文字にタッチ ソフトキーボードから文字を 入れる 「カード名称未設定」文字にタッチ 「カード名称未設定」が表示されます 文字を入れ替える

(32)

「ほぞん」の赤丸にタッチ

「このカードを保存する」に タッチ

「ほぞん」の赤丸にタッチ

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防災リュック内のカード一覧 ① 防災リュック ポケット

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(35)
(36)

⑤ ともだち ⑥ フリーポケット

(37)

安定

安心

付録

下記の情報は、タイトル画面の右上にある 「まもるリュック」アイコンに触れると表示されます.

災害時に、子供に必要な支援とは?

発達傷がいを抱える子どもに必要なケア

安全

安心

安定

安全

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安全

Safety

危険に備え、安全 性を高める努力を しよう ・危険から子どもを遠ざけよう。 ・危険は去ったことを伝えよう。「もう大丈夫」といえない状況であ れば、少しでも危険から子どもを遠ざけよう。 ・テレビにつけっぱなし→、大人の会話にも気をつけよう。子ども は、危険をテレビ画面や大人の会話からも感じることがある。 ・子どもの体をチェックしよう。興奮していると体の不調や怪我に 気づきにくいことがある。 ・災害への心構えや防災の準備をしておこう。いざというときの安 全性を高めてくれる。

安心

Security

安心感の提供を意 識しよう ・子どものそばにできるだけいよう。難しいときには、子どもが好 きなものをそばに置くようにする。 ・どんな気持ちも表現していいし、否定されることがないことを伝 えよう。感じていることを受容されることが大切だ。 ・子どもが好む方法で、子どもと会話しよう。絵やサインを使って もいい。 ・災害時に生じる特有の心身の反応は決して異常なことではないと 伝えよう。 ・誤った思考は非難せずに修正できるよう手伝おう。 ・できるだけ穏やかな声で話しかけよう。 ・できることはさせよう。感謝の言葉をかけることは大切だ。

安定

Stability

安定感を回復しよ う ・子どもに次に何をするか、わかる範囲で説明していこう。情報は 見えやすいところに掲示する。 ・日常生活で行っていた習慣はできる範囲で取り戻そう。難しいと きには、新しい習慣を作って行うようにする。 ・主体的に行動を選択したり、判断したりする機会を提供しよう。 ・~するな、という禁止言葉でなく、~しようという肯定的な言葉 を使おう。 ・あいている時間にできるように、電池や電気がなくてもやれる遊

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あとがき

・障がいのあるなしにかかわらず、私たちには、自分で自分を「まもる力」が あります。自分のことに気づき、自分について他者と共有することが、そうし た「まもる力」の発現をより助けてくれます。 ・この「まもるリュック」が防災教育のツールとして、震災時のサポートとし て、私たちの中の「まもる力」をサポートしてくれるのを願っています。

関連情報

★「自分をまもるカード」(前川 2011) http://homepage3.nifty.com/mayekawa/asami/ ★ iPad 版「自分を『まもるリュック』」(前川ら 2015) http://www.wasa.or.jp ★ この冊子の PDF など 障害のある人のための防災教材と 研究成果 http://www.rehab.go.jp/ri/fukushi/ykitamura/kitamurayayoi.html

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第2版 平成 29 年 10 月 18 日 著 者:前川あさ美(東京女子大学) 編 者:北村弥生・村島完治 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所) デザイン・アプリケーション作成:小笠原たけし、坪沼まり、 川口吾妻(女子美術大学) 協力:厚生労働科学研究費補助金「障害者の防災対策とまちづくりに関する研究」、

参照

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