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(1)

電気的特性による金属薄膜/半導体接触界面の研究

佐々木 亨* ・浅野清光

InterfacePropertiesofMetalThinFilm/SemiconductorContactsby

ElectricalMeasurements

TohruSAsAKI*andKiyomitsuAsANo (2003年11月28日受理)

ULSIincludesmanymicroscopicmetal/semiconductorcontacts. Themicroscopicinter‑

facescausesomeproblemssuchasametal‑semiconductorinteractionatroomtemperature, whichcanspoilsemiconductordevices. Evennow,thereisnovalidmodelforthebarrierfor‑

mationatthemetal/semiconductorinterfaces. Thebasicstudyforthemetal/semiconductor interfacesisworthrecently. Inordertounderstandthephenomenaonmetal/semiconductor interfaces,wehavemeasuredelectricalpropertiesofmetal(Au,Pt,Cu,Al)/n‑VI(ZnSe,CdTe, ZnTe, ZnO) compoundsemiconductorcontactsandTi,Ni/GaAscontactsformedbyRF magnetronsputteringwiththemetalfilmthicknessl"m. Onthemetal/n‑VIcompound semiconductorcontacts,Cu/ZnSe,Al/ZnSe,Al/ZnOshowedthatthe indexof interfacial behaviorS*determinesthemechanismofbarrierformation. Andalmostoftheohmic contactsobtainedfromtheseexperimentsseemtobeduetothealloysatinterfacesformedby sputtering. OntheTi,Ni/GaAscontacts, imperfectrectifiedpropertieswereobservedbecause ofthehigherconcentrationofimpuritiesintheGaAssubstrate. Andtheannealingcontrib‑

utedtochangeintotheohmicorimprovedcharacteristics.

的な見解はなされていない。従って,半導体デバイ スの性能向上のために,金属/半導体接触界面の基 礎的研究がますます重要となってきている2)。また,

光情報処理や光通信などの分野の発達によって,現 在光デバイスは重要性を増してきている。光デバイ スとして高頻度に用いられている半導体材料として は, GaAsをはじめとするⅢ‑V族化合物半導体や ZnSe, ZnOなどのⅡ‑Ⅵ族化合物半導体が挙げられ る。従って, GaAsやⅡ‑Ⅵ族化合物半導体につい て研究を行うことは,光エレクトロニクス技術のた め非常に重要であると考えられる。

以上のような背景を受け,本研究ではRFマグネ トロンスパッタ法によって金属/半導体接触試料を 作製し,以下のような研究を行った。

・半導体のイオン性,共有性という観点から,金属

/半導体接触における障壁形成についてより深く 考察を行うため, Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体の界面挙 動指数S簿が0.25から1.0の場合の金属/半導体接触 試料について電気的特性による研究を行った。

1.

近年の高度情報化社会に対しては,半導体デバイ スの高性能化による貢献が非常に大きいと考えられ る。半導体デバイスの高性能化は,デバイスを縮小,

高集積化することによって達成されてきた。半導体 デバイスが縮小を続けた結果,電極として用いられ ている金属/半導体接触では,接触金属薄膜の膜厚 が低下し,接触界面が微細化しているl)Oその結果,

金属/半導体接触界面においては,低温界面反応に よるオーム性接触の形成などが報告されており,信 頼性の点で問題となっている。高集積化に伴う省電 力化も重要な課題となっている')。また,界面にお いて形成される障壁の高さは,金属の仕事関数と半 導体の電子親和力の差で表されるというショットキー モデルに従わないことも多い。さらに,金属/半導 体接触界面における障壁の形成について,未だ統一

*秋田高専専攻科学生

(2)

−86−

佐々木亨・浅野清光

・Ti,Niの二つの高融点金属について電極材料と しての可能性を考察するため, Ti/GaAs接触と Ni/GaAs接触について電気的特性による研究を 行った。安定したデバイス作製のための信頼性や,

良好なオーム性接触形成の可能性についても検討 するために,試料を加熱して電気的特性を測定し

た。

4

3.5

3

21

5

︷二④︶麺︾

2. 金属/半導体接触界面における現象

5

1

0

2.1 金属/半導体接触界面における障壁形成3)

金属/半導体接触における整流作用は1874年にF.

Braunによって報告されている。その整流作用,

つまり金属/半導体接触界面における障壁の形成に ついてはSchottkyらによって最初の理解が得られ た3)。Schottkyによれば,金属/半導体接触界面に おいて形成される障壁の高さのBは,式

のβ=。",‑X,

(1)

で与えられるという。ここで, のmは接触金属の仕 事関数, XⅢは半導体の電子親和力である。 しかし ながら,共有結合性の強い半導体と金属の接触は,

このショットキーの理論に従わないことが知られて いる。金属と共有結合性の強い半導体との接触の場 合についてはBardeenによって最初に解釈が試み られた3.)O以下にBardeenによる理論について説明 する。

2.1.1 Bardeenのモデルによる金属/共有結合性半 導体接触

Schottkyの理論によれば,金属/半導体接触界 面における障壁の高さは接触金属の仕事関数に依存 している。 しかし共有結合性の半導体では,障壁高 さが接触金属によらず一定に近い値である(図14))。

この問題に対しての理解はBardeenによって,表 面準位という概念を用いて以下のように説明された。

Bardeenによれば, Si、GaAsのような共有性 の強い半導体には表面準位が存在し,表面準位によっ て図2(a)のようにフェルミ準位がピニングされて 障壁が形成されるという。表面準位密度が高い場合 に金属と半導体を接触させると,表面準位を占める 電子のみが金属側に流入することになり, ピニング によるフェルミ準位の湾曲は影響を受けない。従っ て,接触後も図2(b)のように接触金属によらず障 壁が形成される。よって,共有性の強い半導体にお いては障壁高さが金属仕事関数に対して依存しない ことが説明できる。この表面準位の原因の一つとし ては,半導体表面に存在するダングリングボンドが

5

5 0

Z

図1 SiO2,GaSe,Siと種々の金属との接触における障壁 高さ4)

一一一一v&ClK』m1画■

一一一

門﹃

こ銅︑EF

一一︽

E

I酎創

除≦ V

Metal Semoconductor

MetaI Semiconduc1or

(a)接触前

(b)接触後

図2表面準位がある場合の金属/半導体接触')

考えられている。

共有結合性の半導体では,結晶表面にダングリン グボンドが存在している。ダングリングポンドとは,

結晶表面における結合の終端で結合する相手のいな い結合手である。ダングリングボンドは電気的に活 性であり,電子または正孔を容易に捕獲することが できる。半導体表面に局在するこのような電子状態 は半導体の禁制帯中にもエネルギー準位を作る。

表面準位の概念を導入した結果,表面準位の密度 が高い場合の障壁高さは次式3)で表される。

平成16年2月

▲SiO3

− .G■Se

・Si

Cs

Al

P AI Pb AgPd Au

Ni Cu

(S‑0.05]

1 1 1 1

(3)

(2) 属/半導体接触におけるバン"ド図を図47)に示す。

のβ=島一の0

ここで, の0は表面準位である。このようにして形 成される接触金属の仕事関数に依存しない障壁は BardeenBarrierと呼ばれる。以前に行った金属と 共有性の半導体の接触についての実験では, GaAs やSiについては障壁高さの金属仕事関数に対する 依存性は少ないという結果が得られた5)O

2.1.2半導体の共有性・イオン性を考慮した障壁 高さ

以上のように,半導体が共有性であれば,障壁高 さは接触金属の仕事関数に依存せず, イオン性であ れば金属の仕事関数に依存するようになる。半導体 の共有性, イオン性を考盧すると,障壁高さの式は,

現象論的に次式6)のように表される。

のβ=S*(の卿一x,)+(1‑y)(Ew−の0) (3)

ここで,

。B :障壁高さ S* :界面挙動指数 X$ ;半導体の電子親和力 の0 :表面準位

dn, :金属の仕事関数

2.2低温界面反応による合金化4)

金属/半導体接触界面においては,室温程度の低 い温度でも互いの構成原子の相互移動を伴う固相間 の反応が起こることが報告されている。

例えば, Pt/Si接触は僅か300〜400℃の温度でも 反応してPtSiを作るという。こうしてできたシリ サイドは一般に金属的性質をもつので,良好なオー ム性接触を作るために低温界面反応は有益である。

しかしながら,電極である金属/半導体接触は近年 の素子の超小型化,超高集積化を受けて微細化し,

電極│司士も接近している。そのため,図5のように 低温界面反応によって接合部の短絡など素子機能の 破壊が起こる問題も報告されている。

C

■■ーー一一

G

一eee

eee界置

V

金属 金属

(a)バ S*は次のように定義される3)。

S"(s)="8/t/x" (4)

Sゞは,半導体が共有性の場合ではOに,反対にイ オン性の場合では1に近づく (図3)。S*が0の状 態をバーディーン極限, 1の状態をショットキー極 限と呼ぶ7)。それぞれの極限,及び両者の中間の金

ーディーン極限

S*=0

(b)0<S"<1

C

aも碗

図4界面挙動指数S"を

考慮した場合の金 属/半導体接触界面 バンド図7)

一eeeG

V

型竺一璽登̲塗鎧

●G、S IONIC

●G、S IONIC

金属

(c)ショ

ID

ソトキー極限S*=1

C LENT C LENT Q8

S 唖X酵 酬T醗為CE

唾H即

畜鋤鋤

p鍜制瞳

農 Ⅷ

如、

CdSe

農 Ⅷ

CdSe OS

SIC

SIC 0.4

■L

■L

0.2

爵勵帥

加脚鱸

0.llmW

InP InP mSb

O両冨一雨 茂一而一而一1豆一画三画三F20 22 24

△XELECT…ATIⅥTYD1FFE賑睡E

1

図3種々の半導体についての電気陰性度差に対するS*

のプロット3)

図5低温界面反応によるp‑n接合の破壊4》

(4)

−88−

佐々木亨・浅野清光

た。加熱時間は, 200℃で2時間, 500℃と700℃で それぞれ10分間と2時間である。

3. 実験方法

3.1 RFマグネトロンスバッタ法による試料の作製 RFマグネトロンスパッタ法により,金属薄膜を 半導体上にスパッタした。 Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体は ZnSe,CdTe,ZnTe,ZnOの4種類を用いた。S"=

1.0のものとしてTeO2についてもスパツタを行った。

ZnSe,CdTe,ZnTe,ZnO,TeO2にはAl,Cu,Au,Pt をスパッタした。それぞれの試料の大きさは,

15〜40mm2程度であった。GaAsは2inchのの、型 (100)面のウエハを用いた。GaAsには高融点金属 として, TiとNiをそれぞれスパッタした。次に,

RFマグネトロンスパッタ法の概略を示す(図6)。

スパッタは1×10‑8Torr以下の高真空まで排気し た後,約5×10‑3Torrの高純度アルゴン中で行った。

電源には13.56MHzの高周波水晶発振式電源(最高 500W)を使用して,投入パワー50Wでスパッタ時 間を20分間とし,金属薄膜の膜厚が約1〃mの試料 を作製した。

4. 結果と考察

4.1金属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触試料の結果と 考察

4.1.1 金属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触試料の1‑V特性 表1に,測定された1‑V特性のタイプ。とショッ トキーモデルによる予測をまとめたものを,図7に,

Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触の1‑V特性の例を示す。

表1における1‑V特性のタイブ°とは, タイプ1が 整流性, タイプ2が整流性とオーム性の中間タイ プ3がオーム性をそれぞれ指す。

最初にAl/ZnSeとCu/ZnSeの結果について述 べる。この二つののb=。m‑X。の計算結果はオー ム性を示すが,実験結果はタイプ°1及び2でありオー ム性にはならなかった。 しかし, ZnSeはイオン性 と共有性の中間の半導体であり, S*は0.5程度であ るので, (3)式によれば障壁が形成されることが考 えられる。従って, Al/ZnSeとCu/ZnSeについて はフェルミ準位のピニングが起こっている試料であ ると考えられる。

次に, Al/ZnOの測定結果について説明する。

ZnOはイオン性が強く, S*=1.0の半導体である。

3.2電気的特性による評価

作製した試料のI‑V特性とC‑V特性を測定した。

電極にはIn‑Ga合金を用い, Ti,Ni/GaAs接触試 料については20〜30mm2程度の大きさに分割して 測定を行った。C‑V特性はプレシジョンLCR(HP 4285A, 75kHz〜30MHz)メータを用い,入力信号 の周波数が75kHz, 2MHzの場合についてそれぞれ 測定したc

I‑V特性より障壁高さとダイオード理想係数n を, C‑V特性より障壁高さと不純物濃度をそれぞれ 求め,試料の評価を行った。

表1 1

sput蛇red metal

金属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触のI‑V特性

Atypeof l‑V Proper鯨

Expectedproperwby ScbottkymOdel

( b=巾m‑xe)

SemicOnducmr

2223作162

−咋咋咋一恥恥蔀睡

ZnSe(111), S爾考0.5 Cd恥(11の, S舎考0.25

ZnTb(110)

化02, s*毒1.0 ZnO(101⑱, S☆多言1.0 ZnSe(110),S衝弩0.5

Cd化(11の, S舎堯0.25 唖02,s*琴1.0

Al nhm弛

巾b=1.83eV ゆb=0.85eV

ohmic

nhm5企

巾b=0.14eV

3.3試料の加熱

Ti,Ni/GaAs接触試料については試料を空気中 で加熱し,加熱後のI‑V特性とC‑V特性を測定し

Cu

B W)

ZnSe(100), S☆篝0.5 Cd唖(10⑩, S★=0.25

Tb02, s*弩1.0

vV 誕生 12

●●

却却 ゆゆ

22

︾咋一

Au 釣6x

一一一−

ZnSe(111),S奮箒0.5 cd企(110), S*=0.25

ZnTb(1《x、

恥02, s食寿1.o zno(1010),S舎堯1.0

VVV 蛾睡睦 QL2 FF族 ゆゆゆ

Pt 咋恥咋恥平

23233

簾撫= typel:Rectification. ゅb=1.02eV

type2:Declinedrectification type3:Ohmicproperties 図6 RFマグネトロンスパッタ装置の概略図

平成16年2月

(5)

I[mA]

群J制.卵S藏購e顎罵昇a︶乳汽哉タペの︑Ⅱ﹂己 作で汁乳酬針が︵ご乳酬酬映営.熊営蹄測e芹柵認 簿汽寄刺叫が伊S作訓賎胱苦駅︒シミ聟○行Jラ八 s︵ご乳e理柵謙細寓斗1腸︾醇引針戸洲簿講細ひ 坪I腸詳作働Jパタが︒群d八・国旨OS升J鉢へ 斗尽膵e溌乞のゞⅡ﹄be弾逵酬昇刈隅ご独僻宮Sm

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(6)

-90-

佐々木亨・浅野清光

図10(a)より,加熱を行わない場合では順方向 電流の増加は急激ではなく,逆方向電流も電圧が低 い状態から増加が確認できる。つまり,加熱を行わ ない場合の特性は劣化した整流性であると考えるこ とができる。整流性の劣化が起こった原因は, トン ネル電流の影響にあると考えられる。今回用いた GaAsウエハのキャリア密度は10'8[cm‑3]のオーダ と比較的高い。キャリア密度が高い場合は障壁をト ンネルする電流が増加する。従って, このトンネル 電流によって整流性が劣化しているものと考えられ

る。

しかし,加熱を行った場合では特性に変化が見ら れる。第一に, 500℃の加熱を行った場合だが,図 10(b)を見ると500℃10分の加熱, 2時間の加熱と もに順方向電流の増加が急峻になっている。特に2 時間の加熱では,逆方向電流も加熱を行わない場合 より少ない。よって, 500。Cの場合では10分, 2時 間の場合ともに整流特性が改善されていると考えら れる。また,表2より500。C10分, 2時間の加熱を 行った場合では,加熱前よりn値が低下し,障壁 高さのBは増加していることが分かる。 この結果か らも,加熱によって整流特性が改善されたのではな いかと考えることができる。第二に700・C2時間の 加熱を行った場合であるが,図10(c)を見ると,順 方向電流について増加の割合が一定へと近づいてい る。これは,低温界面反応によって合金化が進み,

特性がオーム性に近づいているものと考えられる。

更にこのまま加熱を続ければ,完全なオーム性を得 ることができるのではないかとも予想される。最後 に200℃2時間の加熱と700℃10分の加熱であるが,

これらでは大きな順方向電流を得ることができなかつ‐

た。これは,酸化の影響によるものと考えられる。

4.2.2 Ni/GaAs接触試料の1‑V特性

図11に測定されたNi/GaAsの1‑V特性を示す。

また,表3に, 1‑V特性より障壁高さのB及びダイ オード理想係数nを求めた結果を示す。

加熱を行わない場合ではTi/GaAs同様に劣化し た整流性となっていることが分かる。また, この Ni/GaAsについても加熱による特性の変化が認め られる。 しかし, その変化はTi/GaAsの場合と若 干異なっている。最初に, 200℃2時間の加熱を行っ た場合についてだが,図11(a)を見ると,順方向 電流の増加の割合は加熱前と大差が無い。しかし,

逆方向電流についてはその値が大幅に減っていてほ ぼOに近い。よって, 200。C2時間の加熱の場合で は整流特性が改善されているといえる。

次に, 500℃の加熱の場合について説明する。第 表2Ti/GaAs接触のI‑V特性によるn値とのBの計算結果

annealing d嚇壽'駕謡灘鰯『

metal/

semiconductor

0.39 0.50 0.43 0.30 Ti/GaAs

3=0.1

noannealing 500oC10min 500℃2h 700℃2h

28.39 4.08 10.81 78.36

皿Ⅷ棚皿珈棚一珈伽剛

221100011 ■●●p●●●●●

一一一竃E言 ◇一︲︲・ウー︒

●1IlIIlI1II4j680りりlq8H.○400︲1︐0︲0や

らⅡⅡⅡI0BIⅡⅡⅡⅡⅡⅡ1日ⅡⅡ︐18﹄︐?一一一届︒︾↑Ⅱa9n

犀︾姻固

一盲

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一pII6IL

瀞新 5 0

【刀 ・‑−一

VM

(a)加熱前及び200。C2h

迦皿迦皿迦咽一知皿迦争●●●●●●●■221100氾引訓

電E害 ?.I&

一一

一一一

除趣一

1,○ 3m

鯲瀞

0

vM

(b)加熱前及び500℃10min,2h

卯叩的卯5050505052211QQも乱乱

︒﹇くE旨 窪呼

VⅣ]

(c)加熱前及び700℃10min,2h 図10 Ti/GaAs接触のI‑V特性

平成16年2月

(7)

表3 Ni/GaAs接触のI〃特性によるn値との8の計算結果 43210

■●●●●

EEEEEOOOOO 99990刊矧刊刊細

﹇軸lL﹈園︒︑一

4

metal/ 。. diodeideaI Schottkybarrier

annealing

semiconductor factorn height・B[eV]

SぐI胡Q

G・一.ノノ*MS

noannealing

200℃2h 500℃10min 700℃10min

26.42 5.17 5.10 3.73

O.34 0.46 0.49 0.51

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0

逆電圧VM

(a)Ti/GaAs接触,500・C2h,f=75[kHz]

部剛酬帥即帥即剛

11186420 42000000

ゆ■●●●e●●

11﹇くE﹈一一一一一 20864202468 皿伽剛伽剛皿伽恥皿皿皿 1

2.0 3.0 4.0 5.0 逆電圧vM

0.0 1.0

夕亨4▲﹃

(b)Ni/GaAs接触, 200℃2h,f=2[MHz]

図12 Ti,Ni/GaAs接触の1/C2特性

VM

(a)加熱前及び200・C2h

一に500℃10分の加熱の場合だが,図11(b)のよう に, これは順方向,逆方向電流ともに小さくなった。

これは酸化の影響ではないかと思われるo500℃2 時間の加熱の場合では特性は完全なオーム性となっ た。この場合は,低温界面反応が進んだことによっ て界面で完全に合金化したため, オーム性になった ものと推測できる。 700℃の加熱の場合についても,

図11(c)のとおり700。C10分では順方向,逆方向共 に電流の値が小さくなり, 700℃2時間ではオーム 性となるという結果となっている。つまり,

Ni/GaAsの700℃加熱においては500℃と│司様の傾 向が見られる。

4.2.3高融点金属/GaAs接触試料の逆電圧 1/C2 特性

図12に, Ti/GaAs,Ni/GaAsそれぞれのC‑V特 性より求めた逆電圧‑1/C2特性を示す。結果は, ほ ぼ全てがこの図に示すような傾きの小さな直線や曲 線となった。これは金属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触 の実験と同様である。このような特性となった原因 は, トンネル電流にあるものと思われる。今回用い たGaAsウエハは,前述したようにキャリア密度 が1018[Cm 3]のオーダと比較的高い。キャリア密度 が高いとトンネル電流が増加する。 よって,

C‑V特性の測定においてトンネル電流が影響を与え,

このような期待されていなかった特性になったもの と思われる。

伽伽伽Ⅲ伽伽伽Ⅲ皿ⅢⅢ2086420246811

①●●GQO■●■C●

一一一一︹くE旨

V[V]

(b)加熱前及び500℃10min,2h

O000000G000 0000000000000000000000 ■●●●の●︒●●●◇ 20864202468 11 −一一一

﹇くE旨

VM

(c)加熱前及び700℃10min,2h 図11 Ni/GaAs接触のI畠V特性

‑◆E=金三全三宝三全土全三全一

寺一一一

Q 2

1 1 Q

j■0りり

.0

‑‑.・・noanneal 一一■‑‑200℃2h

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母一一黙:量三奪三̲=5丁

一一一■④』■巳一一一

︒︾o◎ 1言0−−

−守 で■一一一

a e−今一一一

(8)

−92−

佐々木亨・浅野清光

5.

済産業省地域産学官連携プロジェクト形成促進事業

「真空製膜研究会」を通じて,秋田県高度技術研究 所とあきた産業振興機構にご支援頂き, ここに深く 感謝申し上げます。

言一目

RFマグネトロンスパッタ法を用いて作製した金 属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触, 及び高融点金属/

GaAs接触の電気的測定による研究を行った結果,

以下のことがわかった。

1)金属/Ⅱ‑Ⅵ族化合物半導体接触について

Cu/ZnSe, Al/ZnSe接触及びAl/ZnO接触の結 果は, (3)式に従っているものと考えられる。よっ て,金属/半導体接触における障壁の形成は,半導 体のイオン性の強弱に大きく影響を受けている可能 性があることがわかった。劣化した整流性やオーム 性接触が多かったことについては,半導体のⅡ族面 とスパッタした金属とで合金化が起こったことが要 因ではないかと考えられる。そこで,今後はへき開 面,Ⅵ族面についても同様の実験を行ない,障壁の 形成についてより詳細に検討していくことが課題で あると考えられる。

2)高融点金属/GaAs接触について

加熱を行わなかった場合では, ウエハのキャリア 密度が高く劣化した整流性が得られた。 しかし,加 熱を行うことで整流性が改善されたり, オーム性接 触の形成が確認できたりした。オーム性接触につい ては低温界面反応により合金化が進んだのではない かと思われる。

また,今後は膜厚がより小さい場合について実験 を行っていくことも,重要な課題であると考えられ る。

参考文献

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991 (1995)

3)B.L.Sharma:Metal‑SemiconductorSchottky Barrier JunctionandTheirApplications, PlenumPressNewYorkandLondon, (1984),

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Vol.16,No.1,pp.1‑6(2003)

6)曽根純一:表面・界面の物理,丸善, (1996),

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7)岩沢康裕,梅澤喜夫,澤田嗣郎,辻井薫監修:

界面ハンドブック,エヌ・ティー・エス, (2001),

p.228

8)國岡昭夫,上村喜一:新版基礎半導体工学,朝 倉書店, (1997), p.94

謝辞

最後に,文部科学省プロジェクト 「秋田県地域結 集型共同研究事業」 (科学技術振興機構)および経

平成16年2月

参照

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