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(1)

J2S2-1602-04Z0(00)

2013年9月

Oracle Solaris

PRIMECLUSTER GDS 4.3A20B

(2)

まえがき

本書の目的 本書は、PRIMECLUSTER GDSのインストール方法について説明しています。 本書の読者 本書は、本製品を導入する管理者を対象にします。 なお、本書利用前に必ず、製品媒体上のソフトウェア説明書を一読してください。 また、システムを構築するにあたり、導入するサーバやストレージ、ネットワーク機器の基本的な設定方法を理解していることを前提とし ています。 本書の構成 本書は、第1章~第4章、および付録で構成されています。各章の内容は以下のとおりです。 見出し 内容 第1章 構成プログラム 本製品を構成するパッケージについて説明します。 第2章 動作環境 本製品の動作環境について説明します。 第3章 インストール 本製品のインストールについて説明します。 第4章 アンインストール 本製品のアンインストールについて説明します。 付録A メッセージ インストーラが出力するメッセージついて説明します。 本書の表記について 本書中の表記方法は以下のとおりです。

参照先は「 」でくくります。

特に強調が必要な文字列、数値をダブルクォーテーション( " )でくくります。

ユーザが入力する文字は太字で示します。

可変部分は斜体で示します。 本書中の略称は以下のとおりです。

Microsoft(R) Windows(R) XP operating systemをWindows(R) XPと略しています。

Microsoft(R) Windows(R) Vista operating systemをWindows(R) Vistaと略しています。

Microsoft(R) Windows(R) 7 operating systemをWindows(R) 7と略しています。

Windows(R) XP、Windows(R) Vista、Windows(R) 7を総称してMicrosoft(R) Windowsと表記します。

Global Disk ServicesをGDSと略しています。

Oracle SolarisはSolaris、Solaris Operating System、Solaris OSと記載することがあります。

輸出管理規制について

当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります。特定技術が含まれている場 合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となります。

(3)

UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

EMC、PowerPathおよびSymmetrixはEMC Corporationの登録商標です。

そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 本文中の記載内容は予告なしに変更される場合があります。 出版年月および版数 2013年9月 著作権表示

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2012-2013

変更履歴

初版

(4)

目 次

第1章構成プログラム...1 1.1 Oracle Solaris 10の場合...1 1.2 Oracle Solaris 11の場合...1 第2章動作環境...2 2.1 ソフトウェア環境...2 2.2 ハードウェア環境...3 2.3 静的ディスク資源...3 2.3.1 必要とするディスク容量...3 2.3.2 必要とする作業域...3 2.4 動的ディスク資源...3 2.4.1 必要とするディスク容量...4 2.5 メモリ容量...4 第3章インストール...5 3.1 事前準備...5 3.2 インストール...6 3.3 インストール後の環境設定...7 第4章アンインストール...8 4.1 事前準備...8 4.2 アンインストール...8 付録A メッセージ...10 A.1 エラーメッセージ...10

(5)

1

構成プログラム

システムを構成するプログラムの単位をパッケージと呼びます。 本章では、本ソフトウェアを構成するパッケージについて説明します。

1.1 Oracle Solaris 10

の場合

項番 コンポーネント名 パッケージ名 バージョン 機能 1 Web-Based Admin View FJSVwvcnf 4.3.2 GUI共通基盤、クラスタ管理GUI FJSVwvbs 4.3.2 FJSVwvmpc 4.3.2 SMAWcj2re 1.7.0 2 System Information Output Tool FJSVsnap 2.8 障害調査情報採取ツール

3 Global Disk Services (GDS) FJSVsdx 4.3.2 高可用ボリュームマネージャー FJSVsdxl 4.3.2 FJSVsdxwv 4.3.20 FJSVsdxga 4.3.2

1.2 Oracle Solaris 11

の場合

項番 コンポーネント名 パッケージ名 バージョン 機能 1 Web-Based Admin View FJSVwvcnf 4.3.2 GUI共通基盤、クラスタ管理GUI FJSVwvbs 4.3.2 FJSVwvmpc 4.3.2 SMAWcj2re 1.7.0 2 System Information Output Tool FJSVsnap 2.8 障害調査情報採取ツール

3 Global Disk Services (GDS)

FJSVsdx 4.3.2 高可用ボリュームマネージャー FJSVsdxl 4.3.2

FJSVsdxwv 4.3.20 FJSVsdxga 4.3.2

(6)

2

動作環境

本章では、本ソフトウェアの動作環境について説明します。

2.1

ソフトウェア環境

1.

前提基本ソフトウェア 本ソフトウェアを使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。 項番 基本ソフトウェア名 備考 1 Oracle Solaris 10 (8/11以降) 2 Oracle Solaris 11

注意

ZFSブート環境でGDSを使用してシステムディスクをミラーリングする場合、OSインストール時に注意事項があります。詳細は、 「PRIMECLUSTER Global Disk Services説明書」の「A.2 注意事項」の「ZFSブート環境におけるシステムディスクのミラーリング」 を参照してください。

2.

必須ソフトウェア 本ソフトウェアを使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。 項番 製品名 パッケージ名 バージョン 備考 1 PRIMECLUSTE R Clustering Base Cluster Foundation、 CF Add-On 4.3A20 クラスタ基盤ソフトウェア。クラス タノード間でストレージ装置を 共用ディスク装置としてGDSで 管理する場合は必須。 2 Windows(R) XP, Windows(R) Vista, Windows(R) 7

Web-Based Admin Viewのクラ イアントとして使用する場合に いずれかが必須。

3 J2SE(TM) Runtime Environment

7 Web-Based Admin Viewのクラ イアントを使用するために必須。 最新版の使用を推奨します。 DVDには、バージョン"7u25"が 収録されています。 4 Microsoft Internet Explorer 7 8 9

Web-Based Admin Viewのクラ イアントとしてMicrosoft(R) Windowsを使用する場合にい ずれかが必須。

3.

排他ソフトウェア ありません。

4.

必須パッチ 本ソフトウェアを使用する場合、以下のパッチが必要です。

(7)

項番 製品名 パッチID/一括修正 備考 1 Enhanced Support Facility 915163-01以降 Oracle Solaris 10の場合、 FJSVsnapパッケージに必要なパッ チです。

注意

基本ソフトウェアのパッチは、"一括修正(PTF)"および"富士通推奨 & セキュリティパッチクラスタ(FJ RSPC)"、または"Support Repository Update (SRU)"の最新版を入手し適用することを推奨します。

2.2

ハードウェア環境

本ソフトウェアを使用する場合、以下のハードウェアが必要です。

1.

メモリ 128Mバイト以上のメモリが必要です。

2.

必須ハードウェア ありません。

3.

関連ハードウェア 本ソフトウェアに関連するハードウェアです。 項番 機器名 型名 備考

1 PC FM-V等 Web-Based Admin Viewのクライアントとして使用 する場合に必要。

2.3

静的ディスク資源

ここでは、本ソフトウェアに必要なディスク所要量について説明します。

2.3.1

必要とするディスク容量

本ソフトウェアを新規にインストールするためには、各ディレクトリに以下のディスク容量が必要です。必要があれば、該当するファイル システムのサイズを拡張してください。 項番 ディレクトリ ディスク所要量(単 位:Mバイト) 備考 1 / 5.5 2 /usr 3.5 3 /var 1.4 4 /home 0 5 /opt 28.0

2.3.2

必要とする作業域

ありません。

2.4

動的ディスク資源

ここでは、本ソフトウェアに必要な動的ディスク所要量について説明します。

(8)

2.4.1

必要とするディスク容量

本ソフトウェアを以下の運用で動作させるとき、各ディレクトリにはインストールに必要な「2.3 静的ディスク資源」に加えて以下のディス ク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。 項番 ディレクトリ ディスク所要量(単 位:Mバイト) 運用内容 1 /var 50.0 システムディスクをミラー化した状態。

2.5

メモリ容量

本ソフトウェアを以下の運用で動作させるときに使用するメモリ容量を示します。 項番 メモリ所要量(単 位:Mバイト) 運用内容 1 190.0 システムディスクをミラー化した状態。

(9)

3

インストール

本章では、本ソフトウェアのインストールについて説明します。

3.1

事前準備

1.

インストール時間 本ソフトウェアをインストールするために必要な時間は、約15分です。

2.

システム環境の確認

1.

本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本ソフトウェアが使用するディ スクサイズについては、「2.3 静的ディスク資源」を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティショ ン構成を設定し直してください。

2.

PRIMECLUSTER Clustering Base(以降、Clustering Base)と組み合わせて使用する場合は、Clustering Baseを先にインス トールして下さい。本ソフトウェアが既に導入済みでGDSの構成定義を行なっている場合、構成定義を削除してからClustering Baseをインストールしてください。

Clustering Baseのインストール方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してくださ い。

3.

以前のバージョンでClustering Baseと組み合わせて使用している場合、Clustering Baseを4.3A20に移行してから本ソフト

ウェアに移行してください。

Clustering Baseの移行方法については、「PRIMECLUSTER Clustering Base インストールガイド」を参照してください。

4.

Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールするには、/etc/hostsファイルにWeb-Based Admin Viewが使用する業務 LANのIPアドレスとそれに対応するホスト名および"127.0.0.1","::1"に対応するホスト名を修正する必要があります。

1.

対象システムにログインし、rootユーザになります。 % su <Return> Password:password <Return> #

2.

vi(1)等により"127.0.0.1"および"::1"に割り当てられているホスト名を削除し、業務LANとして使用するIPアドレスに 割り当てます。 修正前) #

# Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. # Use is subject to license terms.

#

# Internet host table #

::1 host-name localhost

127.0.0.1 host-name localhost loghost 修正後)

#

# Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. # Use is subject to license terms.

#

# Internet host table #

::1 localhost

127.0.0.1 localhost loghost IP-Address host-name

(10)

3.

Oracle Solaris 11パッケージのインストール

Oracle Solaris 11に本ソフトウェアをインストールする場合は、Oracle Solaris 11のリポジトリから、以下のパッケージをインストール してください。リポジトリからパッケージをインストールする方法については、OSのマニュアルを参照してください。

text/locale

4.

環境設定ファイルの退避方法 ありません。

3.2

インストール

1.

本ソフトウェアのDVDを、DVDドライブに挿入します。

2.

対象システムにログインし、rootユーザになります。 % su <Return> Password:password <Return> #

3.

OpenBoot環境に移行します。

# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i0 <Return>

4.

システムをシングルユーザーモードで起動します。

{0} ok boot -s <Return>

5.

必要なファイルシステムをマウントします。

# /usr/sbin/zfs mount -a <Return>

UFSファイルシステムのディレクトリにインストールする場合は、以下のコマンドを実行してください。

# /usr/sbin/mountall -l <Return>

6.

DVDをマウントします。

# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <Return> …(注1)

# /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <Return> …(注2)

(注1) "/cdrom/cdrom0"ディレクトリがない場合のみ必要です。

(注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なるため、確認してください。

7.

FJSVsnapパッケージがインストールされていることを確認します。

バージョンは、「1.1 Oracle Solaris 10の場合」または「1.2 Oracle Solaris 11の場合」以降がインストールされていることを確認しま

す。

# pkginfo -l FJSVsnap.\* <Return>

上記の操作で、FJSVsnapのバージョンが古い場合は、FJSVsnapパッケージをシステムからすべて削除します。

# pkgrm FJSVsnap <Return>

上記の操作で、FJSVsnapパッケージの古いバージョンを削除した場合、およびFJSVsnapパッケージがインストールされていな かった場合は、pkgadd(1M)コマンドを実行し、FJSVsnapパッケージをインストールします。

# pkgadd -d /cdrom/cdrom0/Tool/Pkgs FJSVsnap <Return>

8.

インストールスクリプトを実行し、GDSコンポーネントをインストールします。

(11)

・ ・

The installation was finished successfully. #

"The installation was finished successfully."と表示されることを確認してください。

9.

DVDをアンマウントし、DVDを取り出します。

# cd / <Return>

# /usr/sbin/umount /cdrom/cdrom0 <Return>

10.

shutdown(1M)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。

# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i6 <Return>

3.3

インストール後の環境設定

1.

カーネルパラメタのチューニング

Oracle Solaris 10の場合は、"/etc/system"ファイルに以下の記述を追加してください。

set ip:tcp_fusion_rcv_unread_min=0

2.

リブート

手順1の設定を有効とするためリブートを行ってください。

(12)

4

アンインストール

本章では、本ソフトウェアのアンインストールについて説明します。

4.1

事前準備

PRIMECLUSTERのUpdateSite形式の修正を適用している場合は、修正を削除します。 詳細は、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のhelp、および修正情報ファイルを参照してください。

4.2

アンインストール

GDS を 使 用 し て い る 場 合 は 、 GDS の 構 成 設 定 を 削 除 し て く だ さ い 。 そ の 後 で 、 本 ソ フ ト ウ ェ ア を 削 除 し て く だ さ い 。 詳 細 は、 「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。

1.

本ソフトウェアのDVDを、DVDドライブに挿入します。

2.

対象システムにログインし、rootユーザになります。 % su <Return> Password:password <Return> #

3.

OpenBoot環境に移行します。

# /usr/sbin/shutdown -y -g0 -i0 <Return>

4.

システムをシングルユーザーモードで起動します。

{0} ok boot -s <Return>

5.

必要なファイルシステムをマウントします。

# /usr/sbin/zfs mount -a <Return>

UFSファイルシステムのディレクトリでアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行してください。

# /usr/sbin/mountall -l <Return>

6.

PRIMECLUSTER GDS Snapshotがインストールされている場合は、アンインストールします。アンインストール方法については、 「PRIMECLUSTER GDS Snapshot インストールガイド」を参照してください。

7.

DVDをマウントします。

# mkdir -p /cdrom/cdrom0 <Return> …(注1)

# /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s2 /cdrom/cdrom0 <Return> …(注2)

(注1) "/cdrom/cdrom0"ディレクトリがない場合のみ必要です。

(注2) マシン環境によって、下線部のデバイス名が異なるため、確認してください。

8.

アンインストールスクリプトを実行し、GDSコンポーネントを削除します。

# cd /cdrom/cdrom0/Tool <Return>

# ./cluster_uninstall -e PCL-GDS <Return>

Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return> Removal of <FJSVsdxga> was successful.

Removal of <FJSVsdxwv> was successful. ・

(13)

"Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。

注意

PRIMECLUSTER GDS 4.XからPRIMECLUSTER GDS 4.3A20に移行した場合、PRIMECLUSTER GDS 4.3A20をアンインス トールした後、PRIMECLUSTER GDS 4.Xのパッケージを削除してください。削除方法はPRIMECLUSTER GDS 4.Xのインス トールガイドを参照してください。 FJSVsdxパッケージの各バージョンのパッケージインスタンスは、以下のコマンドで確認することができます。 # pkginfo -x FJSVsdx.* <Return> FJSVsdx SDX/G Basic Software (sparc) 4.3.1 FJSVsdx.2 SDX/G Basic Software (sparc) 4.3.2

9.

FJSVsnapパッケージを削除します。ただし、FJSVsnapパッケージは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストール されている状態の場合、削除を行わないでください。

Enhanced Support Facility (ESF)

パッケージを削除する場合は、pkgrm(1M)コマンドを実行してパッケージを削除します。

# pkgrm FJSVsnap <Return>

10.

アンインストールスクリプトを実行し、Web-Based Admin Viewコンポーネントを削除します。ただし、Web-Based Admin Viewコン

ポーネントは他の製品でも共用されています。以下の製品がインストールされている場合、削除を行わないでください。

PRIMECLUSTER Clustering Base

# ./cluster_uninstall -p WebView <Return>

Are you sure to remove PRIMECLUSTER software packages from the global zone?(y,n) y <Return> Removal of <FJSVwvmpc> was successful.

Removal of <FJSVwvbs> was successful. ・

Uninstallation was successful. #

"Uninstallation was successful."と表示されることを確認してください。

11.

DVDをアンマウントし、DVDを取り出します。

# cd / <Return>

# /usr/sbin/umount /cdrom/cdrom0 <Return>

12.

shutdown(1M)コマンドを実行して、システムをリブートしてください。

(14)

付録

A

メッセージ

本章では、インストーラが出力するメッセージについて説明します。

A.1

エラーメッセージ

ERROR: This installation is running now.

意味

すでにインストールコマンド(cluster_install)を実行しています。

対処方法

cluster_installの処理が完了してから、再度実行してください。

ERROR: This software needs <sparc> architecture.

意味

インストールコマンド(cluster_install)を実行しようとしたマシンのCPU種別がsparcではありません。

対処方法

CPU種別がsparcのマシンでcluster_installを実行してください。

ERROR: This software needs Oracle Solaris 10 or later.

意味

インストールコマンド(cluster_install)を実行しようとしたマシンのOSのバージョンが、Oracle Solaris 10以前となっています。

対処方法

OSのバージョンをOracle Solaris 10以降に変更後、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: To use this installer you will need to be the root user.

意味

インストールコマンド(cluster_install)を実行したユーザが、rootユーザではありません。

対処方法

cluster_installはrootユーザで実行してください。

ERROR: Installation was failed.

意味

製品のインストールに失敗しました。

対処方法

以下のログファイルを参照して、製品のインストールに失敗した原因を取り除きます。 /var/sadm/install/logs/cluster_install その後で、「第4章 アンインストール」を参照してパッケージを削除してから、再度インストールコマンド(cluster_install)を実行してく ださい。

Warning: The package <FJSVsnap> has not been installed.

(15)

対処方法

cluster_installによるインストールが完了した後、pkgadd(1M)コマンドでFJSVsnapパッケージをインストールしてください。

Warning: The package <FJSViomp> has not been installed.

意味

FJSViompパッケージがシステムにインストールされていません。

対処方法

cluster_installによるインストールが完了した後、pkgadd(1M)コマンドでFJSViompパッケージをインストールしてください。

Please see the following log file.

/var/sadm/install/logs/cluster_install

意味

ログファイル/var/sadm/install/logs/cluster_installを参照してください。

対処方法

ログファイルを参照し、エラーの原因となった問題を解決した後、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: Failed to create file /etc/PCL-release/XX.

意味

/etc/PCL-release/XXファイルの作成に失敗しました。ただし、XXには製品名の略称が入ります。

対処方法

/etc/PCL-release配下にファイルを作成できない原因を取り除いて、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: network service is disabled.

意味

ネットワークサービスが無効になっています。

なお、本メッセージはOracle Solaris 11環境でのみ出力されます。

対処方法

ネットワークサービスを有効にして、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: NWAM(Network Auto-Magic) is enabled.

意味

NWAMが有効になっています。

なお、本メッセージはOracle Solaris 11環境でのみ出力されます。

対処方法

NWAMを無効にして、再度cluster_installを実行してください。

Uninstallation was failed.

意味

アンインストールに失敗しました。

対処方法

エラーメッセージおよびログファイルを参照し、エラーの原因となった問題を解決した後、再度cluster_uninstallを実行してください。

(16)

意味

本システムに、PRIMECLUSTERはインストールされていません。

対処方法

不要です。

ERROR: Run-level must be the single-user-state.

意味

シングルユーザモードに移行されていません。

対処方法

シングルユーザモードに移行し、再度cluster_uninstallを実行してください。

ERROR: The PRIMECLUSTER software packages cannot be removed because GDS class(es) exist.

Please remove the GDS class(es) and execute cluster_uninstall again.

意味

GDSのクラスが存在します。

対処方法

1.

sdxinfoコマンドを実行して、GDSのクラスが存在するかどうか確認し、クラスが存在する場合は、削除してください。クラスの削 除方法は、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書」を参照してください。

2.

/etc/opt/FJSVsdx/sysdb.dディレクトリに存在するファイルを ls(1)コマンドで確認し、class.db以外のファイルが存在する場合 は、それらをrm(1)コマンドで削除してください。

3.

/dev/sfdskディレクトリに存在するファイルをls(1)コマンドで確認し、_adm, _diag, _sysadm, _sysdiag 以外にファイルやディレク トリが存在する場合は、それらを削除してください。

4.

再度cluster_uninstallを実行してください。

ERROR: Failed to remove file /etc/PCL-release/XX

意味

/etc/PCL-release/XXファイルの削除に失敗しました。ただし、XXには製品名の略称が入ります。

対処方法

/etc/PCL-release/XXを削除できない原因を取り除いて、再度cluster_uninstallを実行してください。

ERROR: Failed to remove directory /etc/PCL-release

意味

/etc/PCL-releaseディレクトリの削除に失敗しました。

対処方法

/etc/PCL-releaseディレクトリを削除できない原因を取り除いて、再度cluster_uninstallを実行してください。

Please see the following log file.

/var/sadm/install/logs/cluster_uninstall

意味

ログファイル/var/sadm/install/logs/cluster_uninstallを参照してください。

(17)

ERROR: option is not supported on non-global zone.

意味

ノングローバルゾーンでは、optionをサポートしていません。

対処方法

正しいコマンドオプションを指定し、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: Failed to execute "command".

意味

"command"の実行に失敗しました。

対処方法

"command"に実行に失敗した原因を取り除いて、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: Failed to create XX.

意味

XX(ファイル名/ディレクトリ名)の作成に失敗しました。

対処方法

XX(ファイル名/ディレクトリ名)を作成できない原因を取り除いて、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: Failed to remove XX.

意味

XX(ファイル名/ディレクトリ名)の削除に失敗しました。

対処方法

XX(ファイル名/ディレクトリ名)の削除に失敗した原因を取り除いて、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: Failed to copy XX to YY.

意味

YY(ディレクトリ名)へのXX(ファイル名/ディレクトリ名)のコピーに失敗しました。

対処方法

コピーに失敗した原因を取り除いて、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: cluster_install can only be run from global zone.

意味

ノングローバルゾーンでは、cluster_installコマンドは実行できません。

対処方法

グローバルゾーンでcluster_installを実行してください。

ERROR: Result of "/usr/bin/svcs -l svc:/network/physical:XX" does not include "enabled" field.

意味

"/usr/bin/svcs -l svc:/network/physical:XX"の結果に"enabled"のフィールドがありません。

対処方法

(18)

ERROR: shell/ksh88 is not installed.

意味

shell/ksh88がインストールされていません。 なお、本メッセージはOracle Solaris 11環境でのみ出力されます。

対処方法

shell/ksh88をインストールし、再度cluster_installを実行してください。 shell/ksh88のインストール方法は、OSのマニュアルを参照してください。

ERROR: <pathname>: no such file.

意味

カレントワーキングディレクトリにpathnameのファイルが存在しません。

対処方法

正しいワーキングディレクトリに変更後、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: This software does not support the current Oracle Solaris OS version.

意味

インストールコマンド(cluster_install)を実行しようとしたマシンのOracle Solaris OSが、サポートされていないバージョンです。

対処方法

Oracle Solaris OSのバージョンを10または11に変更後、再度cluster_installを実行してください。

ERROR: system/xopen/xcu4 is not installed.

意味

system/xopen/xcu4がインストールされていません。 なお、本メッセージはOracle Solaris 11環境でのみ出力されます。

対処方法

system/xopen/xcu4をインストールし、再度cluster_installを実行してください。 system/xopen/xcu4のインストール方法は、OSのマニュアルを参照してください。

参照

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