教育目的
博士前期課程においては、人間・仏教・福祉をキーワードに、社会福祉の理論と実際に 関する精深な学識を養い、社会福祉における基礎的・体系的な研究能力を備えた研究者な らびに高度の専門性を有する社会福祉各分野の専門家及び指導者を養成することを目的と する。
博士後期課程においては、同じく人間・仏教・福祉をキーワードに、専門的な研究指導 のもと博士前期課程における研究を深化させ、社会福祉の研究者として、自立して継続的 に研究する能力を養い、その学問体系を構築しうる高度の識見と豊かな学識を具備する教 育・研究者ならびに高度の研究能力と指導力を持つ専門的人材養成を目的とする。
到達目標
博士前期課程においては、社会福祉における基本的・体系的な研究能力を備え、また社 会福祉各分野の高度な専門性も備え、社会福祉現場において指導的な役割が担えるように する。
博士後期課程においては、社会福祉の研究者として、自立した研究能力や指導力が持て るようにする。
履修の仕方
研究テーマ、研究計画を作成し、主指導・副指導教員を選定する。指導教員の担当科目 を中心に、研究計画に基づいて履修科目を選定する。
学習の成果
博士前期課程は、研究成果をまとめて修士論文を作成する。ただし社会人学生について は、「特定の課題」についての研究成果の審査をもって修士論文の作成に代えることもで きる。
博士後期課程は、研究成果を『四天王寺大学大学院研究論集』や日本社会福祉学会など において発表し、博士論文を作成する。
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