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RZ/T1グループ Renesas Starter Kit+チュートリアルマニュアル e2 studio版

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(1)

www.renesas.com

User

’s

Manual

32

RZ/T1グループ

Renesas Starter Kit+チュートリアルマニュアル

e

2

studio版

RZファミリ RZ/T1シリーズ

Rev.1.00 2016.09

本資料に記載の全ての情報は本資料発行時点のものであり、ルネサス エレクトロニクスは、

予告なしに、本資料に記載した製品または仕様を変更することがあります。

ルネサス エレクトロニクスのホームページなどにより公開される最新情報をご確認ください。

表紙

(2)

ご注意書き

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(3)

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製品ご使用上の注意事項

(4)

WEEE Directive

EETS-CD-0098-1.0 D012204

CAUTION

With reference to Directive 2014/30/EU Article 2, clause 2 (e) this is a custom

built evaluation kit destined for professionals to be used solely at research and

development facilities for such purposes. This equipment can cause radio

frequency noise when used. In such cases, the user/operator of the equipment

may be required to take appropriate countermeasures under his responsibility.

CAUTION

This equipment should be handled like a CMOS semiconductor device. The

user must take all precautions to avoid build-up of static electricity while working

with this equipment. All test and measurement tool including the workbench

must be grounded. The user/operator must be grounded using the wrist strap.

The connectors and/or device pins should not be touched with bare hands.

EEDT-ST-004-10

For customers in the European Union only

The WEEE (Waste Electrical and Electronic Equipment)

regulations put responsibilities on producers for the collection and

recycling or disposal of electrical and electronic waste. Return of

WEEE under these regulations is applicable in the European

Union only. This equipment (including all accessories) is not

intended for household use. After use the equipment cannot be

disposed of as household waste, and the WEEE must be treated,

recycled and disposed of in an environmentally sound manner.

Renesas Electronics Europe GmbH can take back end of life

equipment, register for this service at http://www.renesas.eu/weee

(5)

このマニュアルの使い方

1. 目的と対象者

 このマニュアルは、RSK+ プラットフォーム用ソフトウェアを開発し、デバッグするために e2 studio を 使用する方法を理解していただくためのマニュアルです。様々な周辺装置を使用して、RSK+ プラット フォーム上のサンプルコードを設計するユーザを対象にしています。  このマニュアルは、段階的にe2 studio 内のプロジェクトをロードし、デバッグする指示を含みますが、 RSK+ プラットフォーム上のソフトウェア開発のガイドではありません。RZ/T1 グループの動作に関する詳 細は、ハードウェアマニュアルおよび、サンプルプログラムを参照してください。 RZ/T1 グループでは次のドキュメントを用意しています。ドキュメントは最新版を使用してください。最 新版はルネサスエレクトロニクスのホームページに掲載されています。 ドキュメントの種類 記載内容 資料名 資料番号 ユーザーズマニュアル RSK+ハードウェア仕様の説明 RSK+RZT1 ユーザーズマニュアル R20UT3242JG チュートリアルマニュアル RSK+の開発環境のセットアップ、サ ンプルコードの実行とデバッギング方 法の説明 RSK+RZT1 チュートリアルマニュアル R20UT3243JG (本マニュアル) クイックスタートガイド RSK+のセットアップおよびサンプル コード実行のための簡単なガイド RSK+RZT1 クイックスタートガイド R20UT3244JG コード生成支援ツール チュートリアルマニュアル 独立型のコード生成支援ツールに 関する説明書 RSK+RZT1 コード生成支援ツール チュートリアルマニュアル R20UT3281JG 回路図 RSK+RZT1の回路図詳細 RSK+RZT1 評価ボード回路図 R20UT3241EG ユーザーズマニュアル ハードウェア編 RZ/T1グループに関する技術的な詳細 RZ/T1グループユーザーズマニュアル ハードウェア編 R01UH0483JJ NORフラッシュブートローダ アプリケーションノート NORフラッシュブートローダプログ ラムの操作に関する詳細説明書 RZ/T1グループアプリケーションノー ト:NORフラッシュブートローダ R01AN2470JG QSPIフラッシュブートローダ アプリケーションノート QSPIフラッシュブートローダプログ ラムの操作に関する詳細説明書 RZ/T1グループアプリケーションノー ト:QSPIフラッシュブートローダ R01AN2471JG 本LSIは、注意事項を十分確認の上、使用してください。注意事項は、各章の本文中、各章の最後、注意 事項の章に記載しています。 改訂記録は旧版の記載内容に対して訂正または追加した主な箇所をまとめたものです。改訂内容すべて を記録したものではありません。詳細は、このマニュアルの本文でご確認ください。

(6)

2. 略語および略称の説明

すべての商標および登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。

略語/略称 英語名 日本語名

ADC Analog-to-Digital Converter A/Dコンバータ e2 studio Renesas Eclipse Embedded Studio Integrated

Debugging Environment

ルネサス統合開発環境Eclipse Embedded Studio

(イースクエアスタジオ) EMC Electromagnetic Compatibility 電磁両立性

ESD Electrostatic Discharge 静電気放電

GDB GNU Debugger GNUデバッガ

J-LINK On-chip Debugger オンチップデバッガ

LCD Liquid Crystal Display 液晶ディスプレイ

LED Light Emitting Diode 発光ダイオード

MCU Micro-controller Unit マイクロコントローラユニット

RSK Renesas Starter Kit ルネサススタータキット

RSK+ Renesas Starter Kit+ (denotes extra functionality over standard RSK)

ルネサススタータキット+ (標準RSKに 機能を追加したもの)

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1. 概要... 8 1.1 目的... 8 1.2 特徴... 8 2. はじめに... 9 2.1 ソースコードについて... 9 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース... 10 3.1 はじめに... 10 3.2 ジャンパとスイッチの設定... 10 3.3 e2 studio の起動とサンプルコードの読み込み ... 10 3.4 ビルド構成とデバッグ・セッション... 12 3.4.1 ビルド構成... 12 3.4.2 デバッグ構成... 12 3.4.3 チュートリアルプログラムの実行方法... 14 4. チュートリアルプログラムの確認... 15 4.1 プログラムの初期化... 15 4.2 メイン関数... 17 5. トラブルシューティング... 20 5.1 内蔵RAM(TCM)内のデバッグ ... 20 6. 追加情報... 21 ホームページとサポート窓口... 22 改訂記録... 23

目 次

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R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 8 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1

Renesas Starter Kit+チュートリアルマニュアル

1.

概要

1.1

目的

 本RSK+ は、RZ/T1 グループ用の評価ツールです。本マニュアルは、RSK+ チュートリアルの始め方お よび基本的なデバッグ操作について説明しています。

1.2

特徴

本RSK+ では、以下の機能を提供します。 • RZ/T1 のプログラミング • ユーザコードのデバッグ • スイッチ、LED、ポテンショメータなどのユーザ回路 • サンプルアプリケーション • 周辺機能の初期化用サンプルコード 本RSK+ ボードは、RZ/T1 の動作に必要な回路をすべて備えています。 R20UT3243JG0100 Rev.1.00 2016.09.26

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R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 9 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1 2. はじめに

2.

はじめに

本マニュアルは、Renesas Starter Kit+ (RSK+) の使用に関して最も多く寄せられる質問に対し、チュートリ アル形式でお答えするものです。チュートリアルでは以下の項目について説明しています。 • RSK+ 上で簡単なプログラムをコンパイル、ダウンロード、および実行する方法 • 組み込みアプリケーションの構築方法 • ルネサスツールの使用方法 本マニュアルで引用されたファイルは、チュートリアルを進めていく過程でインポートウィザードを使用 してインストールされます。本チュートリアルマニュアルの使用例は、クイックスタートガイドに記載のイ ンストールが完了していることを前提としています。使用設定の詳細については、クイックスタートガイド を参照してください。

2.1

ソースコードについて

本マニュアル中のソースコードはコードジェネレータにて生成されるため、実際の操作画面上のソース コードの行番号とマニュアル記載のソースコードの行番号とで異なる場合があります。同様にソースコード のアドレスも、マニュアルと操作画面とで異なる場合がありますが、マニュアルに記載されている内容と機 能的な違いはございません。 チュートリアルマニュアルはRSK+ の使用方法の説明を目的とするものであり、e2 studio の環境、コン パイラまたはJ-Link LITE エミュレータの入門書ではありません。これらに関する詳細情報は各関連マ ニュアルを参照してください。

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R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 10 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース

3.

チュートリアルプロジェクトのワークスペース

3.1

はじめに

e2 studio はルネサス統合開発ツールであり、ユーザはこれを使用してルネサスマイクロコントローラ・RZ ファミリのソフトウェアプロジェクトの作成、コンパイル、プログラム、およびデバッグが可能です。e2 studio は RSK+RZT1 をインストールする際、一緒にインストールされます。本マニュアルでは、チュートリ アルコードの作成およびデバッグに必要な作業を段階的に説明します。

3.2

ジャンパとスイッチの設定

本RSK+ ボード上の電源供給設定用ジャンパ(JP2、JP7)は以下の表に示すショート設定になっているこ とを確認し、ディップスイッチ(SW4)は使用するブート設定に合わせて設定してください。

3.3

e

2

studio の起動とサンプルコードの読み込み

ジャンパ ショート NORブート設定 QSPIブート設定 スイッチ ON/OFF スイッチ ON/OFF JP2 2 - 3 SW4-1 ON SW4-1 ON JP7 1 - 2 SW4-2 OFF SW4-2 ON -- -- SW4-3 ON SW4-3 ON -- -- SW4-4 ON SW4-4 ON -- -- SW4-5 ON SW4-5 ON -- -- SW4-6 OFF SW4-6 OFF • e2 studio用のEclipseを以下から選択し、起動します。 スタートメニュー>すべてのプログラム>Renesas Electronics e2studio>e2 studio

初めにワークスペース・ランチャーのダイアログが 表示されます。 • 「参照」をクリックし、使用するワークスペースを指 定します。新規に作成する場合は「新しいフォルダ の作成」を実行し、「OK」をクリックします。 注. ワークスペースフォルダには、ユーザのプロジェクトファイルが含まれている必要はありませんが、ワークスペースはツー ル構成を含む複数プロジェクトをグループ化することができます。プロジェクトは、この位置から参照することが可能で す。また、このディレクトリの下にプロジェクトを格納することも可能です。 • e2 studio起動時に、右図に示す「ようこそ」タブが表 示されます。 • 「ようこそ」タブ右横の「×」をクリックしてタブを 閉じてください。

(11)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 11 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース • 「プロジェクト・エクスプローラー」上で右クリック し「インポート」を選択します。 • 「インポート」ダイアログが表示されます。「一般」 フォルダアイコンを展開して「既存プロジェクトを ワークスペースへ」を選択し、「次へ」をクリックし ます。 • 「インポート」ダイアログ内で、インポートするプロ ジェクトを指定できます。「参照」ボタンをクリック し、以下のディレクトリを指定します。 C:\Renesas\Workspace\RSK\RSK+RZT1 • オプション「プロジェクトをワークスペースにコ ピー」がチェックされていることを確認してくださ い。 • 注:このチェックボックスにチェックをすると、プ ロジェクトをインストールされた場所からコピーし ます。これによりインストール時の初期状態を保存 しておけるため、このオプションを選択しておくこ とを推奨します。 • 「終了」をクリックします。

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R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 12 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース

3.4

ビルド構成とデバッグ・セッション

3.4.1

ビルド構成

e2 studio ワークスペースは、「HardwareDebug」と「Release」の 2 つのビルドモードで構成されます。 HardwareDebug このデフォルトのビルドモードでは、すべての最適化オプションがオフの状態で、全デバッグ情報を出力 する設定です。このモードではC コードが逐次実行されるため、コード開発に最適の構成です。 「HardwareDebug」ビルド構成は、チュートリアルプログラムのために提供され、外付けフラッシュを使用せ ず、内蔵RAM(TCM)にコードを直接ロードするように設定されています。

3.4.2

デバッグ構成

• 「Tutorial」の最上位フォルダをクリックします。メ ニューバー下にあるビルドボタン(ハンマーのアイコ ン)の右横の矢印(▼)をクリックし、 [HardwareDebug]を選択します。 これにより、e2 studioはビルドを開始します。 • ビルド過程は、e2 studioのコンソールウィンドウに出 力されます。 • メニューバー下にあるデバッグボタン(虫のアイコン) の右横の矢印(▼)をクリックし、「デバッグの構 成」を選択します。 • 「デバッグの構成」ダイアログが表示されます。 「Renesas GDB Hardware Debugging」の左横の十字

ボタンをクリックし、ツリービューを展開します。 • デフォルトでは、e2 studioは既存のビルドモードごと にデバッグ構成を生成します。RSK+RZT1に付属し ているプロジェクトは、すぐに使用できる状態のデ バッグ構成を提供しています。 注. e2 studioのデバッグ構成を手動で新規作成する

場合は、「Renesas GDB Hardware Debugging」 をクリックし、「新規」をクリックしてくださ い。

(13)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 13 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース • デバッグ構成ダイアログが開きます。各タブの設定 を確認してください。 • 「Debugger」タブで、「Debugger hardware」オプ ションが「J-Link ARM」に設定されていることを確 認してください。 • 「Debugger」タブで、「Target Device」が 「R7S910018」に設定されていることを確認してくだ さい。 注. 上記の設定は変更しないでください。 • セキュリティダイアログが表示され、Windowsファ イアウォールがEclipseプラットフォームの一部の機 能をブロックしたことを示す場合があります。 • 「E2 Server GDBにこれらのネットワーク上での通信 を許可する」と記載されている文言の下にある チェックボックスのうち、「プライベートネットワー ク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」 にチェックを入れ、「アクセスを許可する」をクリッ クします。 • 「Startup」タブを選択します。 • 「リセットと遅延」のチェックを外してください。 • 「適用」ボタンを押さないと、「デバッグ」ボタンが 有効にならない。

(14)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 14 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 3. チュートリアルプロジェクトのワークスペース

3.4.3

チュートリアルプログラムの実行方法

• コードのダウンロードが完了すると、プログラムカウンタは start 関数のエントリベクタで停止します。 • 「再開」ボタンをクリックしてコードを実行します。コードは main 関数まで実行されます。メインコー ド関数を実行してください。 • 引き続きデバッグを行う前に、全チュートリアルのデモを行うことをお勧めします。本サンプルの操作 方法の詳細については、『description.txt』を参照してください。 • コードをダウンロードする前に、パースペクティブ を「e2 studioデバッグ」に切り替えるかどうかを尋 ねるダイアログが表示されます。切り替える場合は、 「常にこの設定を使用する」にチェックマークを入 れ、今後同じメッセージが表示されないようにしま す。続いて、「はい」をクリックします。 • e2 studioが、デバッグ用に最適化された新たなパース ペクティブをロードします。 • デフォルトのパースペクティブである「C/C++」へ戻 すには、メニューバーから「ウィンドウ>パースペ クティブを開く>その他」の順に選択します。 • 「パースペクティブを開く」ダイアログが表示されま す。目的のパースペクティブを選択し「OK」をク リックします。 • 上記の代わりに、右画面に示す「C」ボタンをクリッ クすれば、[C/C++]パースペクティブになります。

(15)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 15 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 4. チュートリアルプログラムの確認

4.

チュートリアルプログラムの確認

本章では、チュートリアルコードの各セクションおよびe2 studio 内の基本的なデバッグ機能について説明 します。

4.1

プログラムの初期化

メインプログラムを実行する前に、まずRZ/T1 の初期化が行われます。以下の内容の初期化が行われま す。これにより、メイン関数が正しく実行されます。初期化コードは、リセットスイッチや電源の切断・再 投入によるリセットを行うたびに実行されます。 • 「3.4 ビルド構成とデバッグ・セッション」に記載の とおりに、コードのビルドとダウンロードを行いま す。 • 「プロジェクト・エクスプローラー」タブで、Tutorial フォルダの左横のアイコン(右図の赤丸で囲んだ箇所 )をクリックして展開します。 • srcフォルダの横の矢印をクリックし、ソースファイ ルを表示させます。 • 同様にcg_srcフォルダを展開し、r_cg_systeminit.c上 でダブルクリックし、ファイルを開きます。 • ソースウィンドウの左端をダブルクリックするとブ レークポイントをセットできます。DI()命令の行で、 縦線の横をダブルクリックし、ブレークポイントを セットしてください。 注. 上記の代わりに、対象の行を選択し、「実行>ブ レークポイントの反転」を選択することで、 パースペクティブのC/C++内にブレークポイン トをセットすることもできます。 • デバッグパースペクティブで「再開」ボタンをク リック(または[F8]を押下)し、このブレークポイン トまでコードを実行します。 注. プログラムカウンタは、ブレークポイントの横 に青い矢印で示されます。

(16)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 16 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 4. チュートリアルプログラムの確認 • 「ステップ・オーバー」ボタンをクリック(または[F5] を押下)し、DI()関数をステップオーバーします。 • R_Systeminit関数により複数の初期化関数が呼び出さ れ、RZ/T1の入出力ポートやシステムクロックの設定 などの通常動作用の構成を行います。 • 「ステップイン」アイコンをクリックし、コードを読 み出すことで、すべての初期化コードを1行ずつス テップスルーすることができます。ただし、本マ ニュアルでは省略します。 • 「再開」ボタンをクリックし、メイン関数までコード を実行してください。 ハードウェア構成に関する詳細は、RSK+RZT1評価ボードユーザーズマニュアル(R20UT3551JJ)およびRZ/T1グループユーザー ズマニュアル ハードウェア編(R01UH0483JJ)を参照してください。

(17)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 17 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1 4. チュートリアルプログラムの確認

4.2

メイン関数

本節では、main() 関数で呼び出されるプログラムコードをどのように動作させるかについて説明します。 本RSK+ ボードの USB シリアルポートコネクタ(J8)をホスト PC の USB ポートに接続し、HyperTerminal などのシリアルターミナルエミュレーションソフトウェアを『19200, 8, N, 1』の設定で開いてください。本 RSK 用の仮想 COM ポートドライバのインストールに関する詳細は、e2 studio の「Tutorial」プロジェクトの

description.txt ファイルを参照してください。 • r_cg_main.cを開きます。命令コール g_switch_press_flg = 0を右クリックし、「指定行まで 実行」を選択してこの行までプログラムを実行しま す。PmodTMLCDに、ルネサスのロゴと文章が表示さ れます。 • 関数コールR_SCIFA2_Serial_Sendのブレークポイン ト欄でダブルクリックし、ブレークポイントをセッ トします。 • 「ステップイン」ボタンをクリックし、 R_SCIFA2_Serial_Send関数にステップインします。 • プログラムカウンタがR_SCIFA2_Serial_Send関数の 先頭行に移動します。このAPI関数はコード生成支援 ツールから提供され、SCI割り込みハンドラコードを 設定してシリアルポートに指定したバイト数を転送 させます。 • コード生成支援ツールを用いたプロジェクトの構成 方法の詳細は、コード生成支援ツールチュートリア ルマニュアルを参照してください。 • 「ステップ・リターン」ボタンをクリックし、 R_SCIFA2_Serial_Send関数内の全命令を実行して関 数を終了してください。

(18)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 18 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1 4. チュートリアルプログラムの確認

• プログラムカウンタが、メインのwhileループ内の[if ((g_terminal_request) || (g_switch_press_flg & SW3_PRESS_FLG))命令で停止します。この条件文 はSCI/SW3の入力を確認します。 • R_S12AD0_Get_ValueResult関数コールのブレーク ポイント欄をダブルクリックし、ブレークポイント をセットします。 • 「再開」ボタンをクリックし、コードを実行します。 • 端末エミュレーションウィンドウでキーボードの 「c」を押下します。 • 最後のブレークポイントでコードの実行が停止しま す。 • 「ステップ・オーバー」ボタンをクリックするか、 [F6]を押下し、命令をステップオーバーします。 • R_S12AD0_Get_ValueResult関数がADCチャネル入 力7のA/D変換結果を読み出し、adc_resultバッファ に格納します。 • ブレークポイント欄をダブルクリックし、ブレーク ポイントを消去します。「再開」ボタンをクリック し、プログラムを続けてください。 • LCDおよびターミナルウィンドウにA/D変換の結果を 表示するところまで処理が進みます。これに加え、 A/D変換の実行回数のカウントがRSK+のLED2と LED3で2進数表示されます。 • 「プロジェクト・エクスプローラー」ウィンドウ内の r_cg_icu_user.cファイルをダブルクリックしてソー スファイルを開いてください。r_icu_irq12_interrupt 関数までスクロールします。 • r_icu_irq12_interrupt関数内の右図に示したコードの 行にブレークポイントをセットします。 • 「再開」ボタンをクリックし、プログラムを続けま す。

(19)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 19 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1 4. チュートリアルプログラムの確認

プログラムは、PmodTM LCD およびターミナルウィンドウに A/D 変換結果を表示するところまで処理を

進めます。これに加え、A/D 変換の実行回数のカウントが RSK+ ボードの LED2 と LED3 で 2 進数表示され ます。ポテンショメータ(RV1) を調整し、RSK+ ボードの SW3 を押下するたびに、A/D 変換が行われます。 • RSK+のSW3スイッチを押下します。 • プログラムは、r_icu_irq12_interrupt関数内の右図に 示したブレークポイントで停止します。ブレークポ イント欄をダブルクリックして消去してください。 • 「再開」ボタンをクリックし、プログラムを続けてく ださい。 • プログラムは、PmodTM LCDおよびターミナルウィ ンドウにA/D変換結果を更新するところまで処理を進 めます。これに加え、A/D変換の実行回数のカウント がRSK+のLED2とLED3で2進数表示されます。 • プログラムが継続し、通常停止します。 • 「中断」ボタンを押下し、プログラムの実行を停止し ます。 • デフォルトのパースペクティブ「C/C++」に戻すに は、メニューバーから以下の順に選択してください。 ウィンドウ>パースペクティブを開く>C/C++ • 上記の代わりに、右画面に示す「C」ボタンをクリッ クすれば、[C/C++]パースペクティブになります。 • チュートリアルコードに関する説明は以上です。 ハードウェア構成の詳細については、RSK+RZT1評価ボードユーザーズマニュアル(R20UT3551JJ)およびRZ/T1グループユー ザーズマニュアルハードウェア編(R01UH0483JJ)を参照してください。

(20)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 20 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 5. トラブルシューティング

5.

トラブルシューティング

5.1

内蔵

RAM(TCM)内のデバッグ

RZ/T1 を正しく動作させるため、ユーザ側で、ローダ用パラメータおよびブートローダアプリケーション (ローダプログラムおよびユーザアプリケーションプログラム)をNOR フラッシュメモリ (U3) と QSPI フ

ラッシュメモリ(U2)に事前にロードする必要があります。これを行わない場合、ATCM および BTCM 内 のユーザアプリケーションプログラムのデバッグ中に問題が発生する場合があります。 RSK+RZT1 ボードは、製造時に、QSPI および NOR フラッシュメモリ内にローダ用パラメータおよびブー トローダアプリケーションプログラムのバイナリが書き込まれています。ローダ用パラメータは、RZ/T1 の ブートローダプログラムがブートを行う際に必要なパラメータが含まれます。ユーザがQSPI および NOR フラッシュメモリを消去する場合は、バイナリを再書き込みするまでデバッグができなくなります。バイナ リを該当フラッシュメモリへ書き込む場合は、以下の手順で行います。 1. サンプルプロジェクト C:\Renesas\Workspace\RSK\RSK+RZT1 から System_Boot_Loader_NOR または System_Boot_Loader_QSPI を探す。 2. 「Release」ビルド構成を構築する。 3. ディップスイッチ SW4 は、必ず使用するブートモードに対応した設定にしてください。(3.2 節参照) 4. Segger J-Link エミュレータと 5V 電源を RSK+RZT1 ボードに接続する。 5. サンプルプロジェクトのルートフォルダから、バッチファイル Program_QSPI_Loader.bat もしくは Program_NOR_Loader.bat を実行する。 6. ターミナルウィンドウ上の「OPTIONS」選択にて「2」を入力し、バイナリをダウンロードするように 設定する。 上記以外に、以下のサンプルの「Release」ビルドを構築し、ダウンロードすることも可能です。 Application Async_Serial System_Input_Capture Timer_PWM Tutorial

(21)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 21 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1 6. 追加情報

6.

追加情報

技術サポート RZ/T1 グループの詳細については、RZ/T1 グループ ユーザーズマニュアル ハードウェア編 (R01UH0483JJ)を参照してください。 技術サポート窓口 『クイックスタートガイド』の11章に記載の窓口情報をご覧ください。  ルネサス製品に関する総合情報は以下のWeb サイトよりご覧ください。 http://japan.renesas.com/ 商標 本マニュアルで使用するすべての商標名および製品名は、各々の企業、組織の商標または登録商標です。 著作権 本書の内容は、一部またはすべてを予告なしに変更する場合があります。本書のすべての著作権はルネサ スエレクトロニクス株式会社にあります。ルネサスエレクトロニクス株式会社の書面による承諾なしに、本 書の一部またはすべてを複製することを禁じます。

© 2015 Renesas Electronics Europe Limited. All rights reserved. © 2015 Renesas Electronics Corporation. All rights reserved.

e2 studioの使用方法の詳細については、e2 studioのメ

ニューバーから「ヘルプ>ヘルプ目次」の順に選択し、 ヘルプファイルを参照してください。

(22)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 22 of 26 2016.09.26 RSK+RZ/T1  ホームページとサポート窓口

ホームページとサポート窓口

ルネサス エレクトロニクスホームページ http://japan.renesas.com/ お問合せ先 http://japan.renesas.com/contact/

ホームページとサポート窓口

(23)

R20UT3243JG0100 Rev.1.00 Page 23 of 26 2016.09.26

RSK+RZ/T1  改訂記録

改訂記録

RZ/T1グループ Renesas Starter Kit+チュートリアルマニュアル

Rev. 発行日 改訂内容 ページ ポイント 1.00 2016.09.26 ― 初版発行

(24)

RZ/T1グループ Renesas Starter Kit+チュートリアルマニュアル 発行年月日 2016年09月26日 Rev.1.00 発行 ルネサス エレクトロニクス株式会社 〒135-0061 東京都江東区豊洲3-2-24(豊洲フォレシア)

奥付

(25)

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© 2016 Renesas Electronics Corporation. All rights reserved. Colophon 3.0

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(26)

RZ/T1グループ

R20UT3243JG0100

参照

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