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Tc-GSA dynamic SPECT による局所肝予備能評価: (I) 基礎的検討

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Academic year: 2021

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《原 著》

99m

Tc-GSA dynamic SPECT による局所肝予備能評価:

(I) 基礎的検討

黄     義  孝*

* 金沢大学医学部核医学講座

要旨 99mTc-DTPA galactosyl human serum albumin (99mTc-GSA) を用いた dynamic SPECT による局所 肝予備能評価法を考案したので報告する.99mTc-GSA 静注 1 分後より,1 フレーム 1 分,計 15 分間 (15 フレーム) の dynamic SPECT 収集を行い,得られた連続 SPECT 画像より,単位容積あたりの血液 カウント,全肝集積カウントの経時的変化を計測して,単位時間あたりの肝への 99mTc-GSA 取り込み

(クリアランス) を定量解析した. 定量解析法としては Patlak plot 法を用い, 機能画像を作成して求めた.

肝クリアランスは直接積分線形最小二乗法により求めたレセプター指標 (r=0.935, p<0.0001, n=49) と良好に相関し,肝細胞のレセプター機能を強く反映する指標と考えられた.

また,クリアランスは肝予備能を反映する臨床指標,コリンエステラーゼ (r=0.517, p=0.0001, n=

47), アルブミン (r=0.612, p<0.0001, n=49),ヘパプラスチン・テスト (r=0.539, p<0.0001, n=47),

ICG R15 (r=−0.616,p<0.0001,n=37) とも有意に相関し,肝予備能指標としての有用性が示唆された.

本法を用いることにより,肝への GSA 取り込みを機能画像として定量化することが可能であり,局 所肝予備能評価への応用が可能と考えられた.

(核医学 36: 315–322, 1999)

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