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ひび割れ注入管理システムの研究開発

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Academic year: 2021

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20 21

Development of concrete crack injection system

ひび割れ注入管理システムの研究開発

キーワード:ひび割れ,注入,施工管理,充填性,内視鏡

原田耕司 伊藤幸広**

松田 浩***

深町卓也**

技術研究所土木技術グループ **佐賀大学大学院工学系研究科 ***長崎大学大学院工学研究科

概要

 ひび割れ注入工は,構造物の耐久性能を維持する対策として最も有効な方法である.しかし,その注入管理手法としては,

注入量で管理する間接的な方法が一般的であり,ひび割れ内の注入材の充填状態を直接検査できる方法は未だない.本論文では,

コンクリートのひび割れに蛍光材を添加した注入材を注入し,紫外線 LED ライトを光源とした構造物検査用内視鏡での,ひび 割れ注入材の充填状態評価の可能性について検討を行った.検討の結果,構造物検査用内視鏡を用いると,高い精度でコンク リート内部のひび割れ幅を測定することができ,また,ひび割れ注入材の充填状態を確認できることを検証できた.

成果

○構造物検査用内視鏡は,ひび割れ幅を高い精度で測定できることを確認した.

○ 蛍光材の添加による注入材の諸物性値に及ぼす影響は,小さいことが明らかになった.

○ 最小添加率 0.5%および設定ひび割れ幅 0.1 mm という条件においても,注入材位置の確認および幅の測定が可能であった.

○ 注入材の付着状態の評価もできることが明らかになった.

○ 実際に劣化で発生したひび割れにも本システムが適用でき,構造物検査用内視鏡の現場適用性を検証した.

研究

写真 ― 1 構造物検査用内視鏡

写真 ― 3 注入材の充填状態 写真 ― 2 観察状況

ひび割れ注入管理システムの研究開発

原田 耕司*,伊藤 幸広**,松田 浩***,深町 卓也**

キーワード:ひび割れ,注入,施工管理,充填性,内視鏡

概 要

ひび割れ注入工は,構造物の耐久性能を維持する対策として最も有効な方法である.しかし,その注入管理手 法としては,注入量で管理する間接的な方法が一般的であり,ひび割れ内の注入材の充填状態を直接検査できる 方法は未だない.本論文では,コンクリートのひび割れに蛍光材を添加した注入材を注入し,紫外線LEDライト を光源とした構造物検査用内視鏡での,ひび割れ注入材の充填状態評価の可能性について検討を行った.検討の 結果,構造物検査用内視鏡を用いると,高い精度でコンクリート内部のひび割れ幅を測定することができ,また,

ひび割れ注入材の充填状態を確認できることを検証できた.

成 果

○ 構造物検査用内視鏡は,ひび割れ幅を高い精度で測定できることを確認した.

○ 蛍光材の添加による注入材の諸物性値に及ぼす影響は,小さいことが明らかになった.

○ 最小添加率0.5%および設定ひび割れ幅0.1mmという条件においても,注入材位置の確認および幅の測定が 可能であった.

○ 注入材の付着状態の評価も,できることが明らかになった.

○ 実際に劣化で発生したひび割れにも本システムが適用でき,構造物検査用内視鏡の現場適用性を検証した.

* 技術研究所土木技術グループ

** 佐賀大学大学院工学系研究科

*** 長崎大学大学院工学研究科

写真-1 構造物検査用内視鏡

写真-2 観察状況 写真-3 注入材の充填状態 注入材

参照

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