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子どもと家族を支える小児保健サービス

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Academic year: 2021

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(1)

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子どもと家族を支える小児保健サービス

大西文子(日本赤+字豊田看護大学看護学部弱巳看護学)

1.はじめに

 私は,子育てをしながら仕事を続けて今や4人の孫 に囲まれながら,この子どもたちの笑顔を絶やさずに いられるのか?不安に思っている。私の孫が大人にな り,同世代の人々が将来元気に生活していくことがで きるのか?を心配している。

 その心配は,高齢者人口は増加の一途をたどり,平 成22年度の統計によると,出生率192および合計特殊 出生率1.39と年少人口が改善していかない中,将来日 本経済を支える生産年齢人口が減少している現象の影 響による社会経済問題であり,そして娘や孫たちの老 後の生活である。

 生産年齢人口が増加するためには,ご存知のように 合計特殊出生率2.1を超えなければならない。しかし,

高齢少子問題対策として,国挙げての子育て支援が 2000年からの「健やか親子21」,それ以前からは1994 年(平成6年6月)エンゼルプランなどの子育て支援 などが行われてきたが1),少子問題は一向に改善され ていかない。

 なぜ,少子問題が解決されていかないのか,そこに は子育てしにくい現象があるのではないかと予測され る。その子育て問題について,子どもを育てる親の立 場から,また子どもの育つ環境も含めて,子どもと家 族を支えるために必要な小児保健サービスへの提案を 考えてみた。

皿.子どもを育てる親の立場からみた子育て問題 私が子育てをしていた昭和54~58年頃,昭和49年代

から合計特殊出生率2.05と2.1を割り,すでに少子化の 兆しがあった。当時の子どもを育てる親にとっても,

親自身が子どもとの接触体験が少なくなる傾向にあっ た。それとともに子育てについて相談できる祖父母が 同居する三世代家族は減少し,核家族が増加の傾向で

あった。

 ちょうどその頃から,子育て不安や困難感が話題と なり,研究3・ 4)が行われてきた。当時の母親の子育て 不安に対する主題は最も重要なサポーターは母親の夫 であったが,最近では子育てをする母親自身の性格の 影響等が検討されてきている5)。

 一方,児童虐待は1990年(平成2年)2)から浮上し てきた。さらに,1990年前後からは子どもの育つ環境 として望ましくない社会病理現象,すなわち,いじめ や不登校,家出,非行なども目立ってきている。最近 は,社会福祉の発展による発達障害を含む障がいをも つ子どもの育て方なども話題となって久しい6)。

 以上のような背景をふまえて,子育て問題・課題を 明らかにしたい。

1.就労する母親と専業主婦の母親からみえる子育て状況  当時の量的研究では,就労する母親の方が専業の母 親より子育て不安が少ないという結果であり,母親は 就労により子育てのストレス解消を行うとともに就 労時間による子育ての時間が少ないため子どもとの接 触時間を大切にする,子どもをかわいく思うなどによ

る理由であった。現在の研究でも同様の傾向にある。

 一方,共働き世帯数とその割合の年次推移は,図1 に示すように年々増加傾向にあり,1家族/2家族 日本赤十字豊田看護大学看護学部小児看護学

Tel i O565-36-5111 Fax:0565-37-8558

〒471-8565愛知県豊田市白山町七曲12番33

(2)

典型的一般 子どものいる

世 帯 数 共働き世帯数  割合(%) 典型的一般

「 帯 数 共働き世帯数  割合(%)

昭和60年 1985 2,591        722        27.9 1,940         576        29.7

平成2 90 2,654         823        31.0 1,888        642        34.0

7 95 2,766         908        32.8 1,835         665        36.2

12 2000 2,867        942        32.9 1,791         671        37.5

17 05 2,910        988        34.0 1,742        695        39.9

20 08 2,913       1,011        34.7 t704        707        41.5

21 09 2,920        995        34.1 1,697        695        41.0

22 10 2,917       1,012        34.7 1,687        708        42.0

(注)1共働き世帯:夫と妻がともに就業者(うち三農林業雇用者)の世帯。

  典型的一般世帯:一般世帯のうち1夫婦のみ,夫婦と親,夫婦と子ども,夫婦・子どもと親から成る世帯。十年2月。平成14年~は年平均。

 2労働力調査特別調査は,平成14年1月より労働調査に統合された。  資料:総務省統計局「労働力調査特別調査」/「労働力調査」

      図1 共働き世帯数とその割合の年次推移

■満足している□満足していない口健診は受けたことがない■不明

 1歳

1 .6歳

半2歳  3歳  4歳 5~6歳

20 40 60 80 1 oo (el,)

10.1  A

1 O.0

9.3

9.8

1 O.3

9.7

6284421545900000010100

図2 これまでに受けた乳幼児健康診査の満足度

(参照:社会福祉法人 恩陽財団母子愛育会日本子ども 家庭研究所(編):日本子どもの資料年間.18,図6,

KCT中央出版,2012年1月.)

が共働きであることがわかる。しかし,母親の就労形 態は常勤・非常勤の割合はともに5割である。共働き 世帯数の増加の背景には,バブル崩壊の結果デフレー ション経済となった1996年(平成8年)以降にリスト ラとなった夫の臨時雇用等による家庭経済維持および 子育てに最も手がかかる時期を脱した主婦・母親の社 会進出の増加があると推測される。しかし,子育て不 安は子どもの年齢が小さい時よりも成長していく方が 大きくなると言われており,共働き家庭は増加してい るが,常勤で働く母親に比べて,非常勤の母親は勤務 時間が短く子どもへの関心等を意識する時間を多く持 つことができると予測でき,子育て不安は解消されに

くいと考える(図2,3)。

 親自身はきょうだいが少なく,かつ子どもとの接触

昭和55年度 平成2年度 平成12年度 平成22年度

昭和55年度 平成2年度 平成12年度 平成22年度

20

■ある □ない■不明

 <2歳>

40 60

1         1 1 l        I

図_● 758 h

0.2 63.1

望_●

2.3

●. 66.0

3.O

一〇 54.3 蹴醐■

o 20

 <4歳>

40 60

80 100(O/o) O      昭和55年度

口回鱒邑 77.2

0.5

● ■ 690

4.4 66.4

2.4

612

3.7

図3

平成2年度 平成12年度 平成22年度

20

<3歳>

40 60 80 100(O/.)

1 1        1        1 1

一● 74.6 h

0.8

3臼 68.9

2.6

64.5

2.4

60.2

〈5~6歳〉 2.7 80 tOO (O/o) O

     昭和55年度

平成2年度 平成12年度 平成22年度

(参照:社会福祉法人 恩陽財団母子愛育会日本子ども家庭研究所(編)

20 40 60 80 100(Ol.)

1        1 l       l

i臨轟8■ 80.4

0.7

72.6

3.9

● ● 69.3

O.8 60.4

4.4

2歳以上の子どもの気になる癖

       :日本子どもの資料年間, 22,図5, KCT中央出版,2012年1月.)

(3)

    高校生の自分自身に対する意識(4力国比較)(平成22年)

1.自分は価値のある人間だと思う      2.自分は人柄がよいと思う

 O 20 40 60 80 100(O/o) O 20 40 60 80 100(O/o)

本国国国日米中韓

3.自分は大体の場合,人と上手く協力できる

 O 20 40 60 80

本国国国日米中韓 本国国国日米中等

   4.自分に満足している

100(O/o) O 20 40    日本

   米国    中国    韓国

1 .3

■全くそうだ

□まあそうだ 睡蜀あまりそうではない

■全然そうではない

■無回答

60 80 100(O/.)

1.4 資料:財団法人日本

   青少年研究所「

   高校生の心と体    の健康に関する    調査」2011

図4 高校生の自己肯定感

体験が少ない状況で育っており,子どもの精神認知発 達状況を理解できにくいのではないかと推測できる。

親となる両親には,乳幼児の子育て教室ばかりでなく,

子育てをする過程で子どもの発達段階における子ども への理解を深める教室などの開催が必要ではないかと 考える。

2.母親の子育て負担に対し最も強力な支援は夫である  意味

 「子育てに対する母親のサポーターとしては,子育 てをしている状況を身近に感じられる夫が最も強力な 支援者である」という結果が出ており,現在の研究に おいても産後の父親のサポートが母親の育児不安を低 下させる5)という同様の傾向にある。子育てをする母 親が最も強力なサポーターとして夫を挙げている理由 は,夫であれば,日常の子育て状況を身近に見ており,

子育ての大変さを共感してもらうことができ,そのう えで個々の子育てに適切な支援が得られる,というこ とであった。

 以上から,妊娠中から出産後の母親における心身の 疲労からみた子育て負担について,夫が学ぶ機会を設 け,母親が夫から個々の子育てに適切な援助が得られ るような支援のシステムづくりが必要である。夫が母 親への支援を十分行うことができるように,父親の育 児休暇も申請すれば出世コースなどから外されること なく取得できるような社会の仕組みも重要である。一 方s核家族が多い中,産後の母親の身体的負担を改善

するために,現在は大変高い有料の民間サービスしか ないため,家事・育児を支援する事業の公的サービス が重要である。

3.子育てをする母親自身の性格の影響

 最近では,養育行動に影響する要因の一つに親の パーソナリティーが指摘され,母親の人格特性と育児 困難感との関係性があると報告されている7・ 8)。

 眞崎らの研究によれば,自己価値が高く,自己抑制 型行動特性が弱い『肯定的自己イメージ群』は,自己 価値観が低く,自己抑制型行動特性が高い『否定的な

自己イメージ群』に比べ,育児不安感が有意に低かっ た(p<.001)。なお,自己イメージとは,人は過去 の記憶からつくられた自分自身に対して抱くイメージ である9)。人が物事を認知する場合,この自己イメー ジに左右されている。子どもの認知過程は,物の色・

形やいくつあるかに始まり,どのような役割を持ちど のように使ったらよいのかなど,子どもの理解力に応

じて発展していく。

 平成22年の文部科学省の調査における高校生の自己 効力感は低い(図4)。

 母親が肯定的な自己イメージを持つことができるよ うにするためには,子ども時代からの家族や周囲の環 境において自己効力感が持てるような適切なかかわり が重要である。

(4)

校  数(校) 数(件)

区   分

総数 小学校 中学校 高校 特別支援

w  校 総数 小学校 中学校 高校

特別支援 w  校

日召和60年度 21,899 12,968 7,113 1β18 155,066 96,457 52,891 5,718 平成2 7,454 3」63 3,403 888 24β08 9,035 13,121 2,152 7 16」92 8284 6」60 1,650 98 60,096 26,614 29ρ69 4,184 229 12 9,345 3,531 4,606 1,151 57 30,918 9,114 19β71 2,327 106 16 7,599 2,571 3,774 1,115 39 21,671 5,551 13,915 2,121 84 17 7,378 2,579 3,538 1,223 38 20,143 5,087 12,794 2,191 71 18 20,898 10,875 7,403 2,475 145 119,360 60,380 49,443 9,166 371 19 17,624 8,778 6,640 2,076 130 97,400 48,526 42,112 6,418 334

20 16,107 7,437 6,230 2,321 119 84,648 40β07 36,795 6,737 309 21 15,126 7,043 5β76 2,100 107 72,778 34,766 32,111 5,642 259 22 15,675 7,558 5,795 2,179 142 75295 35,988 32,348 6,617 342

-・n∠

3

昭和60年度は,昭和60年4月1日~10月31日の値。

平成17年度までは,発生学校数と発生件数。18年度からは,いじめを「当該児童生徒が,一定の人間関係のある者から,心理的物理的な 攻撃を受けたことにより,精神的な苦痛を感じているもの。なお起こった場所は学校の内外を問わない」として認知学校数と認知件数を調査。

平成22年度は速報値。東日本大震災の影響により岩手県,宮城県,福島県は含んでいない。

       資料:文部科学省初等中等教育局「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

      図5 わが国の公立学校におけるいじめの推移

4.児童虐待の経緯にみられる親自身の変化

 児童相談所への届出児童虐待数は,平成22年度には 5万件を超え増加の一途をたどり,虐待者の6割が実 母であり,児童虐待件数の4割が乳幼児である。さら

にその大半が治療・ケアを要する状況下であるにもか かわらず,その8割が在宅での養育となっている2)。

乳幼児は,保育園等で養育される以外,家庭内で養育 されることが大半であるため,育児不安や育児困難の 問題を抱えている母親とその家族は,ちょっとしたこ とから虐待につながることが容易に推測できる。児童 虐待の防止対策における子育て支援対策として,市町 村1,750に対し,要保護i対策協議会および児童虐待防 止ネットワークを合わせた設置状況は約98.7%となっ ているlo)。しかし,支援ネットワーク(要保護対策協

議会)における支援計画が不明確な状況である。

 従って,養育問題のメカニズムを判断して,虐待す る保護i者に対してカウンセリング等の研修を通して,

虐待をしない家庭へと変化させる支援が必要である。

5.母親となる女性が子育てをするのに心配な社会病理  現象

 子どもの年齢が高くなって大学生までも生じて治ま らないいじめ問題(図5),平成22年度においては全国 の1~14歳の子どもの死亡順位第3位(63人)の自殺

問題(図6),不登校(図7),家出(図8),非行(図9),

家庭内暴力(図10),などは増加の傾向にある。

 このような社会病理現象は,子ども自身の育つ環境 からみても,子育て中または将来結婚・出産し母親と

(人)

1,000

900 soe 700 600 500 400 300 200 100

 0

学生・生徒計(警察庁)

  護/小~高校生(文科省)

 tr’ 一L

e-e nli e

   し■、,t、♂、

。難薫甚峯i叢i撫三き繋

 4950 55 60 63 2 7 12 17 22

 年         年度

(注)文部科学省は,小学生の自殺は,昭和51年までは調査を行っていない。昭和49年から62年までは年間の値。

 昭和63年以降は年度間の値。平成18年度から国・私立学校も調査。

 警察庁には,大学生や専修学校生長を含む。

   資料:文部科学省初等中等教育局「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

    警察庁生活安全局地域課「自殺の概要資料」

      図6 わが国の児童生徒の自殺状況

学生・ 小~高校生 区分 生徒計 (文科省)

(警察庁) 1小1中1高

49年 227-69208

50 290-79211

55 673 2331059164

60 692 2151179125

2年度 509 141 535101 7 617 139 359 77 12 756 147 449 94 16 784 126 431 91 17 861 103 3 25 75 18 886 171 2 41128 19 873 159 3 34122 20 972 136 0 36100 21 945 165 0 44121 22 928 147 141105

(5)

不登校児童生徒への指導結果状況(平成22年度)

1.小学校         2.中学校

    7,055   計(32・5)

21,675人

(100.oO/o)

  計

93,296人

(100.OSO6,)

28,733

(30.8)

3.合 計

       [=]指導の結果1登校する(できる)ようになった        ■指導中 國好ましい変化がみられるようになった

(注)1国・公・私立小学校,中学校。

 2好ましい変化がみられるようになった児童生徒:学校復帰に向けて例えば「明るく生き生きした表情を   みせるようになった」,「朝きちんと起きられるようになった」,「身の周りのことを自分で整理するようになった」,

  「友人と交わることができるようになった」等の状況の変化がみられるようになった者。

 3東日本大震災の影響により岩手県,宮城県。福島県は含んでいない。

 資料:文部科学省初等中等教育局「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査(8月速報値)」2011

       図7 わが国の不登校状況

男女別家出少年の発見・保護人員の推移 (人,%)

男 子 女 子 総 数

昭和50年 1975 27,947(53.5) 24,269(46.5) 52,216 55 80 26,195(45.5) 31,425(54.5) 57,620 60 85 23,545(46.5) 27,039(53.5) 50,584

平成2 go 19,501(43.6) 25,217(56.4) 44,718 7 95 11,832(47.5) 13,063(52.5) 24β95 12 2000 12,779(47.1) 14,380(52.9) 27,159 17 05 7,621(45.8) 9,009(54.2) 16,630 19 07 8,160(46.5) 9,389(53,5) 17,549 20 08 8,314(492) 8,592(50,8) 16,906 21 09 8,495(50.7) 8,271(49.3) 16,766 22 10 8,503(51.5) 7,999(48.5) 16,502 2.男女別

 男子 8,503人

(1 00.0 0/o

 女子 7,999人

(100.00/o

   o

資料:警察庁生活安全局「少年の補導及び保護の概況」

学職別,男女別家出少年の状況 1.学職工

  有職少年

845(

_…

    L’ ::

    高校.生

     灘

大学生213(1.3)

その他の学生297(1.8)

      未就学児205(1.2>

難榊縦捻

………s’:!r

@児轟磯

   1離人阜灘

  (100,0e/o)

塁織1匙

【「131(1.5) 106(1・2)「「163(1.9)

1」65(13.7}蒙.爾馨義1

@ ま

,耀馨面癖 曝灘驚糊睡耀(・蜷闘垣〔σ5幡

一74(0.9)

@「493(6.2) 107(1.3)一一134(17)

’騨”“@ア卿写 」ヤ ’興瓶 魚

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U1講

    獄簗γ騨敷勲身鵬嫉酬ご

麟津角ザ

燕翻閣魎・踵翻■鰍…蜘215)・

I       I       I       }

2,000 4,000 6,000 8,000 10,000(人)

■未就学児

□小学生 E]中学生 國高校生

■大学生

■ その他の学生

[iコ有職少年

[コ無職少年       資料:警察庁生活安全局「平成22年中における少年の補導及び保護の概況」2011

図8 わが国の家出少年状況

なって子育てをする女性にとって,子育て不安は大き いに違いない。

 これらの社会病理現象に対する改善策が講じられて いるが,わが国においては見守り体制が強く,根本的 な影響因子を探究するなどの対策が取られていないこ とが多い。

 教育とは,人として生涯生きるすべを教え育てるこ とにある。命や人と人との触れ合いを大切にできる教 育,動物にみる子育てのあり方に学ぶ子育て教育,が 必要である。

 以上,まとめると,父親が子育てに参加できるため の社会的サポート,両親における子どもを理解できる 研修会,虐待をしない家庭へと変化させる支援子ど

も時代からの人間として生きる教育,などいずれも医

療・福祉・教育が連携した具体的な小児保健サービス が求められている。

       文   献

1)財団法人厚生統計協会編.厚生の指標増刊 国民衛   生の動向.VoL1260 No.122012/2013.

2)財団法人厚生統計協会編.厚生の指標増刊 国民福

  祉の動向 Vo1.1256 No.12 2009.

3)川井 尚,庄司順一,千賀悠子,他.育児不安に関す   る基礎的研究.日本総合愛育研究所紀要 1994;30:

  27-39.

4)坂間伊津美,山崎喜比古,川田智恵子.育児スト   レスの規定要因に関する研究.日本公衆衛生雑誌

(6)

不良行為少年の態様別補導状況の推移 (人%)

区 分 喫 煙 深夜俳徊 暴走行為 飲 酒 不良交友 その他

昭和55年 1,076,197 408,484(38.0) 238,234(22.1) 83,901(7.8) 32,626(3.0) 78,981(7.3) 233,971(217)

平成2 752,755 332,911(44.2) 205,113(27.2) 51,574(6.9) 23,550(3.1) 30,201(4.O) 109,406(14.5)

12 885,775 417,053(47.1) 307,112(34.7) 32,417(3.7) 30,546(3.4) 32,758(3.7) 65,889(7.4)

17 1,357,351 545,601(399) 671,175(49.1) 19266(1.4) 30,500(2.2) 37,831(2.8) 62,978(4.6)

21 1,013,840 364,956(36.0) 554ρ78(54.7) 5,993(0.6) 17,028(1.7) 14,406(1.4) 57,379(5。7)

22 1,011,964 363,658(35.9) 549,798(54.3) 5,422(0.5) 17,089(1.7) 16,122(1.6) 59,875(5.9)

(注)不良行為少年:非行少年(犯罪少年触法少年,ぐ犯少年)には該当しないが,飲酒喫煙,けんかその他自己又は他人の徳性を害する行為を している少年。20歳未満。

図9

        資料:警察庁生活安全局「少年の補導及び保護の概況」

わが国の少年非行状況

家庭内暴力の推移と対象別件数

1.推  (件)

1,600 1,400 1,200 1,000

800 600 400 200

 0

1,025

1,107

779 688

1,386 1,275

1,484

2.対象別件数(平成22年)

昭和55年  60 平成2  7

 総数 1,484件

(100.00/o)

12 17 22資料;警察庁生活安全局「平成22年中における少年の補導及び保護の概況」2011

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   資料;警察庁生活安全局「平成22年中における少年の補導及び保護の概況」2011

図10 わが国の家庭内暴力状況

 1999 1 46 (4) i 250-262.

5)唐田順子.乳幼児を持つ母親のサポート状況と育児  不安との関連一病参産院を含めた分析一.母性衛生  学会 2008;48(4):479-488.

6)高野 陽,柳川 洋,中林正雄加藤忠明,編.改  訂7版母子保健マニュアル,南山堂,2012年12月.

7)金岡 緑.育児に対する自己効力感尺度(Parenting  Self-e伍cacy Scale:PSE尺度)の開発とその信頼  性・妥当性の検討.小児保健研究 2011;70(1)=

 27-38.

8)眞崎由香,橋本佐由理,奥富庸一,池田佳子,就学

  前幼児を育てている母親の自己イメージと育児不安   との関連小児保健研究 2011;70(6):725-730.

9)宗像恒次.SAT療法.東京:金子書房,2006.

10)厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課,201経済企   画庁国民生活局編.平成19年度国民生活選好度調査   女性のライフスタイルをめぐる国民意識一勤労,家   庭,教育一.初版東京:大蔵印刷局,1998:

  47-48.

ll)社会福祉法人 恩陽子団母子愛育会日本子ども家庭   研究所(編),日本子どもの資料年間.KCT中央出版,

  2012年1月.

参照

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