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練習問題解答

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Academic year: 2021

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(1)

練習問題解答

山本昌志 平成161027

1 高階の常微分方程式

高階の常微分方程式を連立1階微分方程式に書き換えるという問題です。それにより高階の微分方程式 でも、ルンゲ・クッタ法が使えるようになります。

1.1 問題(1)

y00+ 3y0+ 5y= 0 (1)

これは2階の常微分方程式ですから、21階常微分方程式に変形できるはずです。まず、

(y0(x) =y(x)

y1(x) =y0(x)

(2)

と変数の変換をします。この変数変換により、

dy0

dx =y1 (3)

が直ちに導けます。これは求める2つの式の1つになります。

もう一つは、問題で与えられている式に変数変換の式(??)を適用します。すると、

y00+ 3y0+ 5y= 0 (4)

dy1

dx + 3y1+ 5y0= 0 (5)

(6) となります。ここでは、

dy1

dx =y00 (7)

国立秋田工業高等専門学校  電気工学科

1

(2)

を利用したことを忘れないでください。

したがって、式(??), (??)から、連立方程式は、

dy0

dx =y1

dy1

dx =5y03y1

(8)

となります。これが問題に対する解答です。

1.2 問題(2)

y00+ 6y0+y= 0 (9)

問題1と同じ方法で式を変形します。すると、

dy0

dx =y1 dy1

dx =y06y1

(10)

を導くことができます。

1.3 問題(3)

5y00+ 2xy0+ 3y= 0 (11)

これも問題(1)と同じです。ただ 、式の中にxが入っているだけです。問題(1)の式(??)と同じ変数変換 すると、問題の式は、

5dy1

dx + 2xy1+ 3y0= 0 (12)

と変形できます。したがって、求める連立方程式は

dy0

dx =y1

dy1

dx =1

5(3y0+ 2xy1)

(13)

となります。

1.4 問題(4)

y000+y0+xy= 0 (14)

(15)

2

(3)

これは3階の常微分方程式ですが 、考え方は2階の場合と全く同じです。変数の変換が

y0(x) =y(x) y1(x) =y0(x) y2(x) =y00(x)

(16)

となるだけです。この変数変換によって、

dy0

dx =y1

dy1

dx =y2

(17)

を直ちに導くことができます。問題の式にこれらを代入すると dy2

dx +y1+xy0= 0 (18)

となります。式(??), (??)から求める連立方程式は、

dy0

dx =y1 dy1

dx =y2

dy2

dx =xy0y1

(19)

です。

1.5 問題(5)

5y00+y0+y= sin(ωx) (20)

(21)

右辺にsin(ωx)があり非同次微分方程式となっていますが 、新しいことは何もありません。問(1)と同じよ

うに変数変換して、計算するだけです。解答は以下の通りです。

dy0

dx =y1

dy1

dx =sin(ωx)y0y1 5

(22)

1.6 問題(6)

xy00+y0+y=ex (23)

(24)

3

(4)

これも問(5)とほとんど 同じです。

dy0

dx =y1

dy1

dx =exy0y1

x

(25)

1.7 問題(7)

5y00y0+y0+y= 0 (26)

(27) 非線形項y00y0がありますが 、同じ考え方で式の変形ができます。

dy0

dx =y1

dy1

dx =y0+y1

5y1

(28)

1.8 問題(8)

y00y0+x2y0y+y= 0 (29)

(30) これも、問(7)と同じ非線形の微分方程式です。

dy0

dx =y1 dy1

dx =x2y0y1+y0

y1

(31)

4

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