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児童・生徒の心の発達とメディア環境等との関連に関する研究 目 次

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(1)

児童・生徒の心の発達とメディア環境等との関連に関する研究

目 次

研究の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48

Ⅰ 研究の背景とねらい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49

Ⅱ 調査研究

1 児童・生徒対象の調査結果から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 2 教員の調査結果から ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 3 5つの提言 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58

Ⅲ 本研究を指導に生かすための具体的な方策

1 メディアの特性と児童・生徒に身に付けさせたい能力・態度の観点 ・・・・・・・59 2 心の発達への影響を踏まえた指導

(1)道徳性等との関連 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60

(2)指導事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 3 「メディアSOSガイドブック」

(1)目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 (2)活用の仕方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 (3)活用の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 (4)内容の紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64

Ⅳ まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67

Ⅴ 資料 調査について

1 調査研究の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 2 調査研究の内容及び方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 3 調査項目・調査結果一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69

1 東京都の児童・生徒のメディア利用状況及び心の発達にかかわる意識に関する実態把握 ○都内小学校4年生、6年生、中学校2年生、高等学校2年生計約 2,000 人を対象に同一 の項目で行った調査により、児童・生徒のインターネットや携帯電話等のメディア利用 の状況及び心の発達にかかわる意識の実態が分かった。

○上記調査の中で、メディアとの接触時間と道徳性や自尊感情等にかかわる意識との間に いくつかの項目で関係が認められたことから、メディアが児童・生徒の心の発達に影響 を及ぼしている可能性があることが分かった。

2 Webサイト「メディアSOSガイドブック」の開発

○各学校が、東京都の実態を踏まえて、自校の実態を調査し、その結果を基に自校の情報 モラル等の指導計画を立案したり、保護者会等を通じて保護者・地域への啓発を行った りするための一連の手順が分かる。

<研究の成果と活用>

(2)

研究のねらい

○東京都内の児童・生徒のメディア利用実態の把握

○メディアが児童・生徒の心の発達に及ぼす影響の把握

○調査結果から実態を各学校、家庭、地域に周知すること

○各学校が自校の実態を把握し、情報モラル教育を推進するための資料提供

研究の背景

近年のニューメディア(コンピュータや携帯電話)等の急速な普及に伴い、児童・生徒を取り 巻くメディア環境等は急激に変化し、メールやチャットに起因する事件・事故が起きている。児 童・生徒はこれらニューメディアの利便性を知り、使いこなす能力に長けている反面、適切な情 報選択ができない等の問題や長時間接することでの心身等への弊害が指摘されている。一方、大 人世代の多くが幼・少年期には体験しなかったメディアであるため、児童・生徒の実態を十分に 把握できず適切に対応できていない。

東京都の実態調査

1 児童・生徒のインターネットや携帯電話等のメディア活用状況及び道徳性や自尊感情にかか わる意識について、都内小学校4年生、6年生、中学校2年生、高等学校2年生計約 2,000 名 に同一項目で調査を行い、東京都の実態を探った。(掲載 p.50 p.68)

2 教員のメディア活用状況及び情報モラル教育の指導実践の状況等について、都内小学校、中

学校、高等学校の教員約 600 名に調査を行った。(p.56 p.68) 各学校における

情報モラル教育 Webサイト掲載の「実態把握資料」を活用して、自校の児童・生徒の メディア利用に関する実態を調べ把握する。また、東京都全体の状況と の比較も行う。

「こんな子どもがいたら」 「指導資料リンク集」から実態に合った対応策 を見付け、指導計画を作成し、授業実践をする。保護者と連携し「5 つ の提言」を実践し、トラブルを未然に防ぐとともに、 「こんな子どもがい たら」から課題を抱えた児童・生徒に対し協力して対応する。

指導資料リンク集(p.65)

都メディア実態調査(p.66)

実態把握資料

各学校で自校の実態を把握するための調査・集計用紙(p.64)

プレゼンテーション

研修会用・保護者会/地域の会議等用(p.66) こんな子どもがいたら(p.65)

印刷用リーフレット

1 まずは実態把握から

2 情報の連携から行動の連携へ 3 学校では情報モラル教育、家

庭ではルールづくり

4 コミュニケーションの基本は Face to Face

5 大人も学ぼう、マナーと技術

5つの提 言

◇ 伝 え る ◇ 取 り 組 む

Webサイト掲載の「プレゼンテーション資料」を活用して、保護者会 や地域の健全育成推進等の会議で、児童・生徒の実態を周知するととも に、家庭でのメディア利用に関する意識を啓発する。

◇ 調 べ る

○ニューメディアの特性 (p.59)

○身に付けさせたい能力・態度の観点 (p.59)

○メディア別発達段階における心への影響を踏まえた指導 (p.60)

○Webサイト「メディア SOS ガイドブック」

①うそや不確かさに気付き、正しい情報を選ぶ。②正しい情報を、相手のことを考えて伝える。

③他の人や自分の情報をむやみに知らせない。④他の人が作ったものを使うときのルールを守る。

⑤メディアの特性を知って使う。⑥基本的な生活習慣を身に付け、節度ある生活を送る。

⑦自分を大切にし、よい友人関係、人間関係を築く。

双方向性・匿名性・情報の即時公開性・刺激の強さ・密室性 垣根の低さ・感情の出しやすさと出しにくさ・道具性

1 子どもの成長に影響を及ぼすメディア機器の変化 (p.50) 2 テレビゲームに強く影響を受ける小学生 (p.51)

3 パソコンでのインターネット使用に強く影響を受ける中学生 (p.52) 4 携帯電話所有の低年齢化 (p.53)

5 高校生の友人関係に影響を与える携帯電話 (p.54) 6 インターネットで仲間づくりをする高校生 (p.54) 7 ルールがないとエスカレートするメディア利用 (p.55)

~教員の現状~

1 校種によって受け止め方の違うインターネットのメリット、デメリット (p.56) 2 ニューメディアとの接触時間の多い教員は授業実践にも積極的 (p.56) 3 年間指導計画あってこその授業実践 (p.57)

児童・生徒の7つの実態

(3)

Ⅰ 研究の背景とねらい

1 研究の背景

近年のコンピュータや携帯電 話の急速な 普及に伴い 、児童・生 徒を取り巻 くメディア 環境等 は急激に変化し、メールやチャット等に起因する事件・事故が起きている。警察庁発表の資料 では、メールやチャット、インターネット上の電子掲示板に起因する事件は 1,582 件、被害者 は 1,289 人であり、そのうち、84%にあたる 1,085 人が 18 歳未満の児童・生徒であると報告さ れている。(「平成 16 年中 のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について」)

インターネットや携帯電話等の新しいメディア(以下「ニューメディア」と言う。)に幼い頃 から身近に触れている児童・生徒は、それらによる情報収集の利便性を十分に知っており、その 能力に長けている。反面、あまりにも多くの情報が氾濫する中で、正しい情報を見極めたり、適 切に情報を選択したりすることが難しい状況におかれている。また、長時間情報機器に接するこ とによる身体への影響に加えて、人間関係の希薄化や仮想と現実との混同等、メディア環境等の 変化が児童・生徒の心の発達や心の健康に及ぼす様々な問題が指摘されている。

東京都教育委員会は「児童・生徒が情報を適切に活用する能力を育成する」ことを、平成 17 年度の主要施策 (8)に掲げ、情報リテラシーの向上とともに、情報モラルの育成など児童・生 徒の心の教育の充実を図っている。また、東京都は、平成 17 年 10 月1日に「東京都青少年の 健全な育成に関する条例」の一部改正を行い、「インターネット利用に係る事業者の責務」及 び「保護者及び青少年の育成にかかわる者の責務」を明らかにし、フィルタリングの普及等イ ンターネットを適正に利用できる環境の整備を図っている。さらに、教員・保護者に向けて、

東京都生活文化局において「インターネットガイドブック」を作成・配布し、有害情報への対 応への措置を講じている。

しかし、インターネットや携帯電話は、大人世代の多くが幼・少年期には体験しなかったメデ ィアであるため、急増する児童・生徒の利用の実態とそれにかかわる心身の影響を、学校や家庭、

地域が十分にはとらえきれず、適切に対応できていない現状がある。

2 研究のねらい

これらの現状を踏まえ、

○児童・生徒のメディア利用の実態、特にニューメディア利用の実態を十分に把握すること

○メディア利用が及ぼす心身、特に心の発達に関しての影響がどのようなものかを把握すること を、本研究の第一のねらいとした。その上で、学校や家庭、地域にこれらの実態及びその影響を 知らせるとともに、適切に対応するための資料を提供することを第二のねらいとした。

以下、Ⅱ章では、調査結果及び考察を、Ⅲ章では、自 校 の 児 童 ・ 生 徒 の 健 全 育 成 に 資 す る た めの具体的な方策を提案する。

表1 本研究における用語のとらえ

メ デ ィ ア 環 境 等 児 童 ・ 生 徒 を 取 り 巻 き 、 心 の 発 達 や 生 活 に 影 響 を 与 え る も の 。 本 研 究 で は マ ス メ デ ィ ア 、 ニ ュ ー メ デ ィ ア に 加 え テ レ ビ ゲ ー ム ま で を 総 称 し た メ デ ィ ア 及 び 学 校 、 家 庭 、 地 域 、 友 達 等 を 指 す 。 メ デ ィ ア リテラシー メ デ ィ ア の 特 性 や 利 用 方 法 を 理 解 し 、情 報 発 信 や 情 報 の 取 捨 選 択 等 に メ デ ィ ア を 使 い こ な す 能 力 。

情報モラル 情報社会の負 の部分も理解 し、適正な活 動を行うため の基になる考 え方と態度。

心の発達 メ デ ィ ア に よ っ て 影 響 を 受 け る と 思 わ れ る 規 範 意 識 や 社 会 性 及 び そ の 育 ち を 道 徳 性 の 側 面 か ら と

らえたもの。

(4)

Ⅱ 調査研究

本研究では、児童・生徒のメディア利用状況及び道徳性や自尊感情等にかかわる意識を中心 に、都内小学校4年生・6年生、中学校2年生、高等学校2年生計約 2,000 人を対象に調査を 行った。メディアとの接触時間についての質問と、道徳性や自尊感情等の意識についての質問 を行い、両質問の回答をクロス集計したところ、両者の間に一定の関係が認められるなど、メ ディアが児童・生徒の心の発達に影響を与えている可能性があることが分かった。

そこで、本章では、様々なメディアと児童・生徒のかかわりについて 「7つの実態」を明ら かにするとともに、すべての児童・生徒が情報化社会の中で適切にメディアを活用できるよう にするための「5つの提言」 を行う。

※ 調 査 の 詳 細 は 68 ペ ー ジ 以 降 を 参 照 。

※ 掲 載 の グ ラ フ は 基 本 的 に 各 設 問 の 回 答 者 の 中 で の 割 合 を 示 す 。 ま た 、 小 数 第 2 位 を 四 捨 五 入 し た も の を 用 い て い る 。 こ の た め 、 構 成 比 の 計 が 100%に な ら な い も の が あ る 。

※ 調 査 の 中 の 各 メ デ ィ ア 機 器 の 使 用 時 間 は 、 平 日 の 1 日 当 た り の 時 間 で あ る 。

※ 文 中 の 「 関 係 が あ る 」 と い う 表 現 は 、 推 測 統 計 (検 定 )を 行 っ た 結 果 、 関 係 が な い 確 率 が 5 % 以 下 で あ っ た も の を 指 す 。

1 児童・生徒対象の調査結果から

(1) 子どもの成長に影響を及ぼすメディア 機器の変化

(2) テレビゲームに強く影響を受ける小学生

(3) パ ソ コ ン ※ で の イ ン タ ー ネ ッ ト 使 用 に 強 く 影 響 を 受ける中学生 ※ パ ソ コ ン は パ ー ソ ナ ル・コ ン ピ ュ ー タ の 略

(4) 携帯電話所有の低年齢化

(5) 高校生の友人関係に影響を与える携帯電話 (6) インターネットで仲間づくりをする高校生 (7) ルールがないとエスカレートするメディア利用

【7つの実態】

① まずは実態把握から

② 情報の連携から行動の連携へ

③ 学校では情報モラル教育、

家庭ではルールづくり

④ コミュニケーションの 基本はFace to Face

⑤ 大人も学ぼう、マナー と技術

【5つの提言】

児 童 ・ 生 徒 の メ デ ィ ア 接 触 時 間 の 長 さ と 「 我 慢 が で き な い 」「 自 分 が好 き で は な い 」 な ど の 道徳 性 や 自 尊 感情 に 関 す る質 問 項 目 の間 に 関 係 が見 ら れ た 。関 係 の あ る項 目 の 多 さか ら 判 断 す る と 、 小 学 生の「テ レ ビゲ ーム 」か ら中学 生 の「パソ コ ンで のイ ン ター ネッ ト 」、そ して 高 校生 の「 携 帯 電 話 」へ と、 児 童・ 生徒 の 成長 とと も にメ ディ ア 機器 の影 響 も変 わっ て いく こと が 分か った 。

(1) 子どもの成長に影響を及ぼすメディア機器の変化

表2は、児童・生徒のメディア接触時間の長さと一定の関係が認められた道徳性や自尊感情 等にかかわる意識を、メディア機器別にまとめたものである。

テレビゲームについては、小学校4年生・6年生では「長時間テレビゲームをする児童」と

「我慢すべきことを我慢できない」との関係が見られるなど各 11 項目、中学校2年生につい て は3項目、高等学校2年生についても5項目との関係が見られた。

インターネットや携帯電話についても同様に見ていくと、インターネットでは中学校2年生 で「長時間インターネットをする生徒」と「自分が好きでない」との関係が見られるなど7項 目、携帯電話では高等学校2年生で「長時間携帯電話を使用する生徒」と「借りたものを決め られた日までにきちんと返さない」など6項目との関係が見られた。

関係のある項目の多さから判断する限り、特に小学生では「テレビゲーム」、中学生では「パ

ソコンでのインターネット」、高校生では「携帯電話」の使用時間と道徳性や自尊感情等にかか

(5)

わる意識等との関係が深い(表2の中の太線枠で囲んだ部分 )ことが分かった。このように、

児童・生徒の発達段階によって、最も影響のあるメディアが変化していくことが分かる。

以上のことから、現在接することが多いメディアはもちろんのこと、今まで接してきたメデ ィアからの影響についても十分考慮し、指導を行う必要がある。

表 2 児 童 ・ 生 徒 の メ デ ィ ア 機 器 接 触 時 間 と 関 係 の あ っ た 調 査 項 目

小 学 校 4 年 生 小 学 校 6 年 生 中 学 校 2 年 生 高 等 学 校 2 年 生

テ レ ビ

・ 少 し の こ と で イ ラ イ ラ す る

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 進 ん で 掃 除 を し な い

・ 少 し の こ と で イ ラ イ ラ す る

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 自 分 が 好 き で な い

・ 乱 暴 を す る

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち を 話 せ る 友 達 が い る

・ 大 勢 の 前 で 言 い た い こ と が う ま く 言 え な い

・ 進 ん で 掃 除 を し な い

・ 大 勢 の 前 で 言 い た い こ と が う ま く 言 え な い

・ 生 き て い て よ か っ た と 感 じ る

テ レ ビ ゲ ー ム

・ 少 し の こ と で イ ラ イ ラ す る

・ 我 慢 を し な い

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 乱 暴 を す る

・ 相 手 の 立 場 に 立 っ て 考

・ 友 達 に 頼 り に さ れ て い な い

・ あ い さ つ を し な い

・ 生 き て い て よ か っ た と 感 じ な い

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち を 話 せ る 友 達 が い な い

・ 友 達 に 頼 り に さ れ て い な い

・ 進 ん で 掃 除 を し な い

36.2 38.4

52 64.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

小4 小6 中2 高2

全くしない 1時間未満 1時間以上 2時間以上 3時間以上

【図1】   テレビゲームの使用時間

48 61.6 63.8

35.2

【図1】は、 「テレビゲームを1日(平日)にする時 間」の調査結果を学年別に示したものである。自分専 用のテレビゲームの所有率は、小学生・中学生・高校 生いずれも 65~70%となっており、学年による差はな

え な い

・ 親 切 に し な い

・ 正 し い 意 見 も 人 に よ っ て は 素 直 に 受 け 入 れ な い

・ 順 番 を 守 ら な い

・ 進 ん で 掃 除 を し な い

・ 小 さ な 虫 や 鳥 の 命 を 大 切 だ と 思 わ な い

・ 友 達 が 悲 し い 思 い を し て も つ ら く な ら な い

・ 我 慢 を し な い

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 乱 暴 を す る

・ 大 勢 の 前 で 言 い た い こ と が う ま く 言 え な い

・ 本 当 の 気 持 ち を 話 せ る 友 達 が い な い

・ 親 切 に し な い

・ お 世 話 に な っ て も あ り が

・ 自 分 の 体 を 大 切 に し て い な い

・ 友 達 が 悲 し い 思 い を し て も つ ら く な ら な い た い と 感 じ な い

・ 順 番 を 守 ら な い

・ 責 任 を も っ て 仕 事 を し な い

・ 人 が 傷 付 い て も 自 分 の 体 が 痛 む よ う に 感 じ な い

・ 友 達 が 悲 し い 思 い を し て も つ ら く な ら な い

パ ソ コ ン で の イ ン タ ー ネ ッ ト

・ 少 し の こ と で イ ラ イ ラ す る

・ 我 慢 を し な い

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 相 手 の 立 場 に 立 っ て 考 え な い

・ 親 切 に し な い

・ 進 ん で 掃 除 を し な い

・ 決 ま り を 守 ら な い

・ 乱 暴 を す る

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち を 話 せ る 友 達 が い る

・ 借 り た も の を 返 さ な い

・ 進 ん で 掃 除 を す る

・ 自 分 が 好 き で な い ・ 少 し の こ と で イ ラ イ ラ

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち す る を 話 せ る 友 達 が い る

・ あ い さ つ を し な い

・ 小 さ な 虫 や 鳥 の 命 を 大 切 だ と 思 わ な い

・ 自分の体を大切にしない

・ 生 き て い て よ か っ た と 感 じ な い

・ テ レ ビ の い じ め 役 は 本 当 に 悪 い 人 だ と 思 う

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち ・ 決 ま り を 守 ら な い ・ 自 分 に は よ い と こ ろ が あ る

を 話 せ る 友 達 が い る

・ メ ー ル で 本 当 の 気 持 ち を 話 せ る 友 達 が い る

携 帯 電 話

・ 友 達 に 頼 り に さ れ て い る

・ 借 り た も の を 返 さ な い

・ 友 達 が 悲 し い 思 い を す る と つ ら い 気 持 ち に な る

・ テ レ ビ の い じ め 役 は 本 当 に 悪 い 人 だ と 思 う

(2) テレビゲームに強く影響を受ける小学生

テ レ ビ ゲ ー ム を 1 日 に 使 用 す る 時 間 が 最 も 長 い の は 小 学 生 だ っ た 。 さ ら に 使 用 時 間 の 長 さと

「イライラしやすい」「我慢すべきことを我慢できない」等の項目と関係が見られた。

(6)

52.4 47.6

75 25

76.7 23.3

77.3 22.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全くしない 1時間未満 1時間以上 2時間以上

はい いいえ

【図2】   がまんすべきことをがまんする テ

レ ビ ゲ ー ム の         使 用 時 間 ( 小 学 生 )

χ2(3,N=942)=36.401,p<.01

く横ばいである。しかし、1日に使用する時間を見る と学年が上がるにつれ減少していることから、テレビ ゲーム使用のピークは小学生と言える。使用時間の長 さは、小学生の心に多くの影響を与えている。 【図2】

は、心の耐性につながる「我慢すべきことを我慢でき る」こととテレビゲームの使用時間との関係を分析し、

示したものである。(以下 χ

カ イ

二乗検定を行って分析し たものの図には* を記す。) テレビゲームの使用時間 が長いほど、我慢することができなくなる児童が増加 することが分かる。他にも、

68.3 31.7

51 49

48.6 51.4

45.7 54.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全くしない 1時間未満 1時間以上 2時間以上

はい いいえ

【図3】  ひどく怒ったり、乱暴をしてしまったりすることがある テ

レ ビ ゲ ー ム の         使 用 時 間 ( 小 学 生 )

χ2(3,N=942)=21.791,p<.01

・少しのことでイライラする

・ひどく怒ったり、乱暴してしまったりすることが ある【図3】

など、テレビゲームの使用時間が長くなるほど耐性や 衝動性に影響を及ぼしている傾向にある。平成 11 年の総務庁「青少年とテレビ、ゲーム等に 係 る暴力性に関する調査研究」では、 「ゲームへの関与の度合いが大きいほど暴力経験が多くなる 傾向が見られる」と報告されている。テレビゲームは、テレビのように画面を見ているだけで なく、遊戯者が仮想の相手を倒すために、積極的に働きかけていく。現実の世界では、相手を 倒すことは、反社会的な行為であるが、ゲームの中では、得点が上がるという報酬が得られ、

ためらうことなく相手を倒していく。本調査の中でも、

・人が困っていても親切にしない

・友達が悪口を言われたり悲しい思いをしていたりするのを見ても、つらい気持ちにならない

・わがままを言い、決まりを守らない

などの項目において関係が見られ、対人関係や社会性を身に付ける上での影響もあると考えら れる。テレビゲームは、使うソフトの内容によっては教育的な効果があるとも言われるが、一 定時間以上続けることにより様々な影響があることを、教員も保護者も機会をとらえて児童自 身に伝えていくことが必要である。

家庭におけるパソコン保 有率は、小学生・中学生・

高 校 生 い ず れ も が 85 % 以 上であり、中学生で 10 人に 1人、高校生で7人に1人 が自分専用のパソコンを保

(3) パソコンでのインターネット使用に強く影響を受ける中学生

パ ソ コ ン のイ ン タ ー ネッ ト の 使 用の 影 響 が 最も 顕 著 で あっ た の は 中学 2 年 生 であ っ た 。 使用 が1~2時間を超えると、「生きていてよかったと感じることがない」と答える傾向にあった 。 また、「自分の体を大切にしていない」と答える傾向も見られた。

0 20 40 60 80 100

サイ ト検索 メール チ ャット 掲示板 ゲーム 買い物 その他

【図4】 パソコンのインターネットですること

小4 小6 中2 高2

(7)

28.4 71.6

46.8 53.3

48.4 51.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満

1時間以上

2時間以上

はい いいえ

【図5】   自分が好き イ

ン ター ネ ッ ト の 使 用 時 間 ( 中

2 ) χ2(2,N=367)=8.624,p<.05

有している。パソコンのインターネットで行うこと はサイト検索とゲームが多く、メールとチャットに ついては、中学生までは増加し、高校生になると減 少する。このことは、携帯電話でのメールに移行し たためによると思われる【図4】。

インターネットの使用の影響が顕著であったのは 中学校2年生であった。1~2時間を超えると、

63.6 36.4

79.5 20.5

83.8 16.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満

1時間以上

2時間以上

はい いいえ

【図6】   自分の体を大切にしている イ

ン タ ー ネ ッ ト の 使 用 時 間 ( 中 2)

χ2(2,N=366)=12.555,p<.01

・自分が好きではない【図5】

・自分の体を大切にしていない【図6】

・生きていてよかったと感じることがない

* ・小さな虫や鳥の命を大切だと思わない

・テレビドラマなどの中でいじめる役の人は、本当 に性格が悪い人だと思う

・近所の人にあいさつをしない と回答する傾向があった。

このことから、パソコンのインターネットに長時間接することによって、自尊感情や自分の 身体への関心に影響を受け、自分自身を大切にできなくなることが懸念される。健やかな心と 体をはぐくむために、依存傾向に陥りやすいニューメディアの特性を十分理解し、長時間使用 の危険性を伝える取り組みが必要である。

(4) 携帯電話所有の低年齢化

また小学生では、これまでの全国調査を大きく上回り、小学校4年生で 21.9%、小学校 6 年 生では 34.3%と所有が増加しており、東京都の特徴を示している。

携帯電話所有率は、年齢が上がるにつれて増加し、高校生になると、ほぼ全員に近い生徒が 自 分専用の携帯電話を所有している。

21.9

34.3

55.9

97.9

0 20 40 60 80 100

小4 小6 中2 高2

【図7】 自分専用携帯電話所有

% 携帯電話所有率は、年齢が上がるにつれて増加

し、高等学校2年生で 97.9%であった。つまり、

東京都ではほぼ全員に近い高校生が自分の携帯電 話を所有していることになる【図7】。 平成 16 年度日本PTA全国協議会の「家庭教育における テレビメディア調査/青少年とインターネットに関する調査」によると、小学校5年生の携帯 電 話の所有率は 10.3%であった。一方、本調査では、小学校4年生で 21.9%、小学校6年生で 34.3%と所有が大きく増加しており、東京都の特徴を示している。

携帯電話の宣伝がテレビ等でも盛んに行われ、児童・生徒の所有欲を増大させる社会情勢や、

不審者等への自衛的な対策が必要となってきた社会環境の変化により、児童・生徒の携帯電話 の所有はこれからも一層低年齢化し拡大することが予想される。一方、犯罪から身を守るため に持っている携帯電話が、逆に犯罪の原因となる事態も起きている。

これらのことから、特に東京都では、携帯電話の利便性や使用に関するモラル、危険性等の

指導を小学校の段階から始める必要があると言える。

(8)

(5) 高校生の友人関係に影響を与える携帯電話

高校生では、携帯電話の使用時間が長い生徒ほど「友達が悲しい気持ちになると自分もつら い 気 持 ち に なる 」「 友 達 に頼 り に さ れて い る と 思う 」「 自 分 には よ い と ころ が あ る と思 う 」 など、

共 感 性 や 自尊 感 情 が 強か っ た 。 一方 で 「 テ レビ ド ラ マ など の 中 で いじ め る 役 の人 は 、 本 当に性 格が悪い人だと思う」と回答した割合も増えるなど、仮想と現実との混同もみられる。

78 22

56.3 43.7

58.6 41.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満

1時間以上

2時間以上

はい いいえ

【図8】 メールやチャットで、本当の気持ちを話せる友達がいる 携

帯 電 話 の 使 用 時 間 高

(

2 )

χ2(2,N=415)=18.521,p<.01

携帯電話の使用時間と友人関係にかかわる意識と の関連が一番顕著であったのは、ほぼ全員が携帯を 保有している高校生であった。 使用時間が長いほど、

・友達が悪口を言われたり、悲しい思いをしていた りするのを見ると、自分もつらい気持ちになる

・メールやチャットで本当の気持ちを話せる友達が いる【図8】

・友達に頼りにされていると思う【図9】

はい いいえ

1.9 37.1

19.3 17.6

25.8

0 10 20 30 40

使わない

~1時間 1時間~

2時間~

3時間~

【図10】携帯電話、メールとインターネットの使用時間 (高2)

69.4 30.6

56.3 43.7

50.6 49.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満

1時間以上

2時間以上

【図9】   友達に頼りにされている 携

帯 電 話 の 使 用 時 間 高( 2

* ・自分にはよいところがあると思う

など、共感性や自尊感情などに関して肯定的な回答 をする傾向があった。しかし、一方で

・テレビドラマなどの中でいじめる役をやる人は、

本当に性格が悪い人だと思う

χ2(2,N=415)=12.642,p<.01

「直接会ったことがない人と携帯電話の と回答した割合も増えていた。

このことから使用時間が長くなると、携帯電話というメディア機器を介した友達の姿が、そ の友達の本当の姿であると思う傾向が浮かび上がってくる。

一見すると、高校生は、携帯電話を通して友人関係を培い、友達に頼りにされていると感じ、

さらに友達がいる自分のよさを実感しているなどのプラス面が目立ち問題はないように思える。

しかし、携帯電話を通しての友人の姿が本当の姿だと思うことには十分配慮しなければならな い。今や携帯電話はなくてはならないコミュニケーション・ツールとして高校生の間で定着し ているが、携帯電話を通しての限られた情報だけでなく、対面でのコミュニケーションの充実 を図ることが、確かな友人関係を築くことにつながると指導していくことが重要である。

携帯電話所有率が激増している中、多くの児童・

(6) インターネットで仲間づくりをする高校生

携 帯 電 話 所有 の 中 学 生・ 高 校 生 の4 人 に 1 人が 、 3 時 間以 上 を 携 帯電 話 の 使 用に 費 や し てい る。また、高校生では、 「直接会ったことがない人とメールでやりとりをしたことがある」と 答 えた生徒は 56%、「携帯電話のメールを通して知らない人と直接会ったことがある」と答え た 生徒は 16.9%であった。

携帯電話所有率が増加している中、多くの児童・生 徒の携帯電話使用時間は1時間未満であった。しかし 中学校2年生で 28.9%、高等学校2年生では 25.8%、

つまり約4人に1人は3時間以上の時間を携帯電話の メール機能とインターネット機能に費やしていること は見逃すことができない【図 10】。高等学校2年生で、

メールでやりとりをしたことがある」と答えた生徒は

(9)

0.7 2.2 5.1 16.9

0 10 20 30 40

小4 小6 中2 高2

【図11】 携帯電話のメールを通して、 知らない人と直接会った

43.1 56.9

61.5 38.5

59.9 40.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満

1時間以上

2時間以上

ある なし

【図13】  TVゲームをするときの決まりがある テ

  レ ビ ゲ

ム の       使 用 時 間

小 学 生

χ2(2,N=701)=14.335,p<.01

26 42.1

28.8 27.4

25.4 18.3

19.8 12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1時間未満 1時間以上 2時間以上 3時間以上

はい いいえ

【図12】  TVを見るときの決まりがある テ

レ ビ の 視 聴 時 間

全 体

χ2(3,N=1842)=44.787,p<.01

内閣府「情報化社会と青少年に関する調査」の報告でも、携帯電話の利用の動機 に

でのルールは少なくな る

携帯電話使用のルールとの関係では、高校

の中で相談しながら、

56%、つまり、携帯電話を所有している生徒の半数以 上が携帯電話を通して見知らぬ人と連絡を取り合った 経験があると回答している。また、 「携帯電話のメール を通して知らない人と直接会ったことがある」と答え た生徒は、携帯電話を所有する生徒の 16.9%であった

【図 11】。 「パソコンのインターネットで知り合った人 と直接会ったことがある」と答えた生徒の約3割が自分専用のパソコンを持っている。この傾 向は、中学生にも見られ、中学校2年生では、携帯電話所有者の 5.1%が見知らぬ人に直接会 った経験があると回答していた。少数ではあるが小学生にもいた。

平成 14 年の

ついて「友達との関係をよくできる」が 12~17 歳において6割以上いた。また「使ってい るとさびしさがまぎれる」「知らない人との新しい出会いができる」などの回答もあった。

しかし、インターネットを通しての新しい仲間づくりをすること、特に知らない人に会うこ には危険性が潜む。小学校から発達段階に応じて、犯罪に巻き込まれないための指導、さら に引き起こさないための指導を行うことが必要である。

テレビ、テレビゲーム、インターネットについて

、家庭での使用のルールがある児童・生徒ほど1 日の使用時間が少ない傾向にある【図 12】。特にテ レビとテレビゲームに関しては、小学生にその関係 が顕著であった【図 13】。使用が1時間未満の児童・

生徒は、6割近くが使用に当たってのルールがある のに対し、2時間以上の児童・生徒で、ルールがあ るのは4割程度であった。

学年が上がるにつれて家庭

傾向にあるが、成長に伴い子どもの自主性を重ん じた対応をする保護者の傾向や慣れによる放任が背 景にあると考える。しかし、携帯電話の使用時間と 生のみ関係性が見られた。これは、携帯電話を最も よく使用しているのが高校生であることと関係があると思われる。家庭での使用のルールにつ いても、他のメディアと比べると比較的高い割合で設けられていた。

発達段階により、メディア使用のルールも変わってくる。しかし、家庭

達段階に応じたルールをつくり、守ることができているかどうかなどの話し合いを継続する ことが必要である。教員と保護者が連携し、多くの大人が見守ることが、児童・生徒が「メデ ィア漬け」と言われる生活を避け、自ら考え判断できる力を育てることにつながると言える。

(7) ルールがないとエスカレートするメディア利用

家庭でメディア利用のルールがある児童・生徒ほど1日のメディア利用時間が減少する傾向 に あった。特にテレビとテレビゲームに関しては、小学生の場合、その関係が顕著であった。

(10)

2 教員の調査結果から

55.6 36.5

47.1

44.4 63.6

52.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

高 中 小

メリット デメリット

【図14】 児童・生徒のインターネットにおけるメリット・デメリット

39 19 11

14 6 2 3 1

53 61 61 40 41 26 24 23

7 17 24 36 46 54 53 54

1 3 4 10

7 18 20 22

0% 20% 40% 60% 80% 100%

集中力向上 人間関係の深まり 危険回避能力向上 自己表現の場 時間制約なし 学習意欲向上 知識活用 情報活用能力向上

とてもある 少しある あまりない まったくない

【図15】    児童・生徒のインターネット使用のメリット

45 45 38 36 32 29 38 27

50 46 52 54 56 56

46 56

6 8 9 10 11 14 15 17

0 1 0 0 1 1 1 0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

生活・勉強に支障 人間関係希薄化 規範意識低下 不適切な人間関係 被害者・加害者 性・暴力・犯罪の欲求 運動不足・視力低下 真実だと思いこむ

大変心配 心配 あまり心配でない 心配でない

【図16】    児童・生徒のインターネット使用のデメリット

13.8

75.9

8.7

1.5 13.2

50.9

22.2

9.4

4.2 0

0 20 40 60 80 100

全く使わない

0~29分

30分~

1時間~

2時間~

携帯電話 インターネット

【図17】 教員の携帯電話・インターネット使用時間

教員のニュー

方の違うインターネットのメリット、デメリット

童・生徒に与える影響に つ

ト 使用のメリ ット 【 図 15】 を 、

・ 知識を得て、学習や生活に生かせる

になること

が回答している。

一方、高等学校の教員は、 「不適切な情報や作 に

) ニューメディアとの接触時間の多い教員は授業実践にも積極的

メディア接触時間は 30 分未満 (1) 校種によって受け止め

インターネットが児

いては、どの校種においてもメリットを感じ ている教員もデメリットを感じている教員もい る【図 14】。

イン ターネッ

情報収集力を高め、資料活用の技能が高めら れる

豊富な

と8割以上の教員が回答している。これは指導 の成果を教員が実感しているものと考えられる。

デメリット【図 16】については、

情報が真実であるとの思い込み

・運動不足や視力の低下

・性や暴力への過度の欲求

・不正行為の被害者や加害者

・規範意識の低下 と、8割以上の教員

校種別の傾向としては、中学校の教員はデメ ットを挙げている割合が高い。デメリットの 理由は、 「不適切な情報や無責任な情報を送受信 することにより相手の心を傷つけたり自分の心 が傷ついたりすること」の心配を挙げている。

為的な情報に惑わされ、犯罪の被害者や加害者 なるおそれがあること」を心配しているもののメリットを挙げている割合がどの校種よりも 高い。高校生になると、インターネットに慣れ上手に活用する姿が多く見られ、教員としてメ リットを感じる割合も高くなると思われる。しかし、メディアに関連する事件・事故が多く見 られるのも高校生である。中学校の教員がデメリットを感じる割合が高いということを踏まえ た指導を行うことが必要である。高校生に対しても、メディアのもつ光の部分と影の部分をよ く認識し、日常の生活においても継続して指導を行っていくことが大切である。

(2

が多い。その中で、インターネットを多く使っ

ている教員ほど、インターネットや携帯電話の

使い方についての授業を多く行っているという

分析の結果が出た【図 17・18】。 このことは、

(11)

23.6 76.4

37.7 62.3

38.5 61.5

61.1 38.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全く使わない 1時間未満 2時間未満 2時間以上

行っている 行っていない

【図18】 インターネット・携帯電話の使い方について授業を行っている

χ2(3,N=412)=8.804,p<.05 一

日 ( 平 日 ) の イ ン タ ー ネ ッ ト 使 用 時 間

20.1 79.9

81.7 18.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

ある

なし

行っている 行っていない

【図19】インターネット・携帯電話の使い方について授業を行っている

χ2(1,N=418)=137.769,p<.01 イ

ン タ

ト や 携 帯 電 話 の 適 切 な 使 い 方 に つ い て 年 間 指 導 計 画 が あ る

全 体

61.3 52.3 58.7

34.8

0 20 40 60 80 100

【図21】 インターネット供給の有害情報への対処(3つ選択)

法 律 で   規 制

近 づ け な い 工 夫 制

作 側 が 配 慮 判

断 力   育 成

16 年度の財団法人コンピュータ教育開発

ネットや携帯電話の使い方に関する 授業を行っていくためにも、教員は進んでニュー

) 年間指導計画あってこその授業実践

分析の結果、 「インターネットや携帯電話の適切 な

」 を

ら、ニューメディアについての 指

平成

センターの調査の「情報モラルについての指導 を行うに当たっては、教員が、実際にインター ネットを活用して問題に直面した経験があるこ とが指導の前提となる場合が多い」という結果 と同様であった。(「情報モラルに関する調査報 告書」)

インター

メディアに触れ、情報機器活用能力を高める 必要がある。その中で児童・生徒がなぜニューメディアにひかれるのかを実感し、情報モラル の指導に反映させることが大切である。

* (3

使い方についての年間指導計画がある」学校の 教員ほど、その授業を行っているという結果が出 た【図 19】。しかし、年間指導計画があるのは、

全校種を通じて全体の3割にすぎなかった。

「今後大切だと思う授業」には「情報モラル 挙げている教員が一番多い【図 20】が、実際に っている授業は情報活用や機器の操作方法が多 い。また、インターネットの様々なデメリットを 心配している。

これらのことか

授業実践(すべて選択) 今後大切な授業(3つ選択)

導は必要だと思っても、年間指導計画が十分で なく、どのように指導してよいか分からないとい う教員の実態がうかがえる。情報モラルの授業を 行っていくにあたっては、 「インターネットや携帯 電話の適切な使い方についての指導計画」を作成 する必要がある。また、インターネットによる有 害情報への対処については、約6割の教員が、判 断力の育成をすることが必要だと考えている【図 21】。家庭でのインターネット使用に保護者が不安 を抱えているという実情【図 22】から、情報モラ ル教育の年間指導計画作成と合わせ、保護者会や 学校公開等の機会をとらえ、判断力の育成やルー ルづくりに向けて、家庭との情報の交流・連携を 密にしていくことが大切である。

45.8

16.1 75.2

42.4 25.9 13.0

49.3 53.2 65.8 32.8 16.5

0

20 40 60 80 100

情 報 活 用 番 組 教 材 操 作 方 法 情 報 モ ラ ル 著 作 権 特 に な し

【図20】  授業実践と今後大切だと思う授業

0 20 40 60 80 100

% 小 中 高

【図22】インターネット利用に関して聞いたことがある保護者からの話

生 活 習 慣 の 乱 れ

特 に な し 性

・ 暴 力

・ 犯 罪 の 欲 求 現 実 逃 避 人 間 関 係 不 適 切 な 人 間 関 係 ル

ル 違 反 運 動 不 足

(12)

3 5つの提言

本研究の調査から、東京都におけるメディア環境等が児童・生徒の心の発達に及ぼす影響の実態が明 らかになった。しかしより適切な指導を行うためには、Ⅲ章で示す実態把握資料を活用し、各学校が自 校の実態把握に努めることが大切である。

メディアが与える児童・生徒の心と体への影響について、教員や保護者は心 抱えている。今後、

配を

報を保護者と共有するとともに、問題を抱える児童・生徒に対しては、連携のとれた対応をしていく ことが大切である。また、保護者会や学校公開等の機会をとらえて行動の連携を働きかけ、ともに児童・

生徒の情報モラルを身に付ける取組みを行っていくことが大切である。

学校では、児童・生徒の実態に合わせ、情報モラルの年間指導計画を作成し、それを基に意図的・

計画的に情報モラル教育を実践することが重要である。家庭では、児童・生徒と保護者がともに話し 合い、メディア利用のルールを設けることが重要である。ルールの内容は、 1 日の使用時間の制限を設 けること、子どもだけになる場所での使用を避けること、正しい使い方を考えることが基本となる。

また、メディアごとの使用時間だけでなく、メディアに触れる総時間数も考慮する必要がある。

テレビゲームは、人や自然と直接触れ合う遊びの体験を不足させると言われる。インタ ネットは、

接のコミュニケーションを減少させ、児童・生徒の自尊感情へ負の影響を与えることが心配される。

また、メールの情報で培った友人関係に頼りすぎたり、携帯電話を通した友人の姿が本当の姿だと思 ったりすることが、携帯電話の影響として懸念される。直接のコミュニケーションの中で人間関係を 培い、相手のよさや自分の存在の価値を認める活動を経験させることが重要である。

ニューメディアへの接触時間が多い教員ほどニューメディアの使い方につ ての授業実践が多かっ た。

実際に触れることで、そのよさも危険性も実感できる。情報モラル教育は必要不可欠なことと考え 苦手意識をもたず、大人もニューメディアに積極的に触れていくことが重要である。

5 5 つの つ の 提 提 言 言 ~上手にメディアと付き合う力を

育てるために~

(13)

Ⅲ 本研究を指導に生かすための具体的な方策

1 メディアの特性と児童・生徒に身に付けさせたい能力・態度の観点

児童・生徒の接触時間が一番長いテレビには、大量伝達、一方向性という特性があり、教養 を高める反面、言語環境への悪影響もある。また、テレビゲームは、児童・生徒同士で話題の 共有化が行われる面もあるが、暴力性との関係が心配される面もある。

急速に普及したニューメディアは、パーソナルメディアとマスメディアを機能的に融合して おり、コミュニケーションを媒介するのに便利で多様な機能をもっている。

このように、メディアの特性やその影響は様々であり、使い方によってはプラスの影響とマ イナスの影響が表裏一体となって表出する。教員は、児童・生徒の実態を把握することに加え 、 このようなメディアの特性を知り、心の発達への影響について十分認識し、マナーや活用方法 の適切な指導を行っていく必要がある。表3は、ニューメディアのもつ特性について、各種先 行研究を参考に本研究部会でまとめたものである。

表 3 ニ ュ ー メ デ ィ ア の 特性

特 性 内 容

双 方 向 性 距 離 や 時 間 に 関 係 な く 、 双 方 向 で 情 報 の や り と り が で き る 。 一 度 発 信 し た 内 容 を 不 特 定 多 数 の 人 が 見 る こ と が で き る 。

匿 名 性 匿 名 に で き る と い う こ と で 安 心 感 が あ り 、言 い た い こ と を 自 由 に 言 う 傾 向 が あ る 。反 面 、「 な り す ま し 」 と い う 問 題 も 生 じ や す い 。 匿 名 で あ る た め に 、 逆 に 個 人 名 を 挙 げ て 誹 謗 中 傷 等 を す る こ と が で き る 。

情 報 の 即 時 公 開 性

瞬 時 に メ ッ セ ー ジ を 送 る こ と が で き 、 不 特 定 多 数 の 人 が 見 る こ と が で き る 。

刺 激 の 強 さ 興 味 ・ 関 心 が わ く 刺 激 の 強 い 情 報 を 得 や す い 。 よ り 強 い 刺 激 を 求 め る 傾 向 が あ る 。 感 情 の 出 し

や す さ と 出 し に く さ

文 字 中 心 の 場 合 、 対 面 し な い コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 手 段 で あ る た め 、 直 接 言 い に く い こ と で も 伝 え や す い 。 ま た 、過 度 に 受 け 止 め て し ま い が ち で あ る 。た だ し 、 使 い 手 や 相 手 に よ っ て は 、 感 情 を 出 し に く い 場 合 も あ る 。

密 室 性 ど の よ う な 使 い 方 を し て い る か 、 他 者 に 分 か り に く い 。 周 り を 気 に せ ず に で き る の で 自 分 の 世 界 に 入 り 込 み や す い 。

道 具 性 記 憶 、 図 式 化 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン な ど が 簡 単 に で き る た め 、 の め り 込 み や す く 依 存 性 が あ る 。

垣 根 の 低 さ 匿 名 性 や 密 室 性 と も 関 連 し 、 気 軽 に ア ク セ ス ・ 公 開 が で き る 。

以上の特性と本研究の調査で明らかになった児童・生徒の7つの実態から、メディアを適切 に活用する能力や態度を育成するための観点を、下記のとおりまとめた。これは、 「インターネ ットを適切に利用する能力や態度を育成するための指導資料」(平成 17 年3月 東京都教育委 員会)が、児童・生徒が犯罪に巻き込まれないための取組みとして示している「インターネッ ト利用の5か条」を基に、メディアとの接触の仕方によっては、児童・生徒の心の発達に影響 を及ぼすことが明らかになった生活習慣や対人関係等に関する指導項目⑥⑦を加えて作成した ものである。これらの観点は、児童・生徒のどの発達段階においても指導していくことが必要 である。

① う そ や 不 確 か さ に 気 付 き 、 正 し い 情 報 を 選 ぶ 。 メ デ ィ ア 利 用

に お い て 身 に 付けさせたい

② 正 し い 情 報 を 、 相 手 の こ と を 考 え て 伝 え る 。

③ 他 の 人 や 自 分 の 情 報 を む や み に 知 ら せ な い 。

④ 他 の 人 が つ く っ た も の を 使 う と き の ル ー ル を 守 る 。 能 力 ・ 態 度 の

観点

⑤ メ デ ィ ア の 特 性 を 知 っ て 使 う 。

⑥ 基 本 的 な 生 活 習 慣 を 身 に 付 け 、 節 度 あ る 生 活 を 送 る 。

⑦ 自 分 を 大 切 に し て 、 よ い 友 人 関 係 、 人 間 関 係 を 築 く 。

(14)

2 心の発達への影響を踏まえた指導 (1) 道徳性等との関連

下の表は、本研究において、メディアとの接触時間と関係が見られた道徳性や自尊感情等に かかわる意識の項目を、小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領「道徳」の内容項目に置 き換えて一覧にしたものであり、情報モラル教育を道徳教育の視点から充実させるための資料 である。併せて、本表には、前ページで述べた「身に付けさせたい能力・態度」の中で、各内 容項目との関連が深い観点の番号も示した。心への影響を踏まえた情報モラル教育を、道徳の

【 道 徳 の 内 容 項 目 】

各 項 目 の 終 わ り に あ る 数 字 は 学 習 指 導 要 領 「 道 徳 」 の 内 容 項 目(小 学 校 は 高 学 年 )で 、 1 (1)は 1 の 視 点 の(1)の 内 容 項 目 を 示 す 。 各 視 点 は 以 下 の よ う に な っ て い る 。 詳 細 は 学 習 指 導 要 領 を 参 照 。

1 主 と し て 自 分 自 身 に 関 す る こ と 2 主 と し て 他 の 人 と の か か わ り に 関 す る こ と

3 主 と し て 自 然 や 崇 高 な も の と の か か わ り に 関 す る こ と 。 4 主 と し て 集 団 や 社 会 と の か か わ り に 関 す る こ と 。

表4 メディア別発達段階における心への影響を踏まえた指導 身に付けさ

せたい能力

身に付けさ せたい能力

テ レ ビ ゲ ー ム

テ レ ビ 道 徳 の 道 徳 の

・ 態 度 ・ 態 度

・ 生 活 を 振 り 返 り 、 節 度 を 守 り 節 制 に 心 が け る 。 1(1)

・互 い に 信 頼 し 、学 び あ っ て 友 情 を 深 め 、男 女 仲 良 く 協 力 し 助 け 合 う 。 2(3)

・ 公 徳 心 を も っ て 法 や き ま り を 守 り 、 自 他 の 権 利 を 大 切 に し 進 ん で 義 務 を 果 た す 。 4(2)

・ 働 く こ と の 意 義 を 理 解 し 、 社 会 に 奉 仕 す る 喜 び を 知 っ て 公 共 の た め に 役 立 つ こ と を す る 。 4(4)

③ ④ ⑦

・ 生 活 を 振 り 返 り 、 節 度 を 守 り 節 制 に 心 が け る 。 1(1)

・ よ り 高 い 目 標 を 立 て 、 希 望 と 勇 気 を も っ て く じ け な い で 努 力 す る 。 1(2)

・だ れ に 対 し て も 思 い や り の 心 を も ち 、相 手 の 立 場 に 立 っ て 親 切 に す る 。2(2)

・ 互 い に 信 頼 し 、 学 び あ っ て 友 情 を 深 め 、 男 女 仲 よ く 協 力 し 助 け 合 う 。 2(3)

・ 生 命 が か け が え の な い も の で あ る こ と を 知 り 、 自 他 の 生 命 を 尊 重 す る 。 3(2)

・ 日 々 の 生 活 が 人 々 の 支 え 合 い や 助 け 合 い で 成 り 立 っ て い る こ と に 感 謝 し 、 そ れ に こ た え る 。 3(5)

・ 公 徳 心 を も っ て 法 や き ま り を 守 り 、 自 他 の 権 利 を 大 切 に し 進 ん で 義 務 を 果 た す 。 4(2)

・だれに対しても差別することや偏見をもつことなく公正、公平にし。正義の実現に努める。 4(3)

・働くことの意義を理解し、社会に奉仕する喜びを知って公共のために役に立つことをする。 4(4 )

② ③ ⑦

③ ④ ⑦

内 容 項 目 内 容 項 目

・礼 儀 の 意 義 を 理 解 し 、時 と 場 に 応 じ た 適 切 な 言 動 を と る 。 2(1)

・ 望ましい生活習 慣を身に付け、心 身の健康の増進を 図り、 ⑥ ⑦ 節度を守り節制に心掛け調和のある生活をする。 1(1)

中 ・ よ り 高 い 目 標 を 目 指 し 、 希 望 と 勇 気 を も っ て 着 実 に や り 抜 く 強 い 意 志 を も つ 。 1(2)

・友 情 の 尊 さ を 理 解 し て 心 か ら 信 頼 で き る 友 達 を も ち 、互 い に 励 ま し 合 い 、高 め 合 う 。 2(3)

・ 自 己 を 見 つ め 、 自 己 の 向 上 を 図 る と と も に 、 個 性 を 伸 ば し て 充 実 し た 生 き 方 を 追 求 す る 。 1(5)

⑦ ・生 命 の 尊 さ を 理 解 し 、か け が え の な い 自 他 の 生 命 を 尊 重 す る 。 3(2)

⑦ 学 ・自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め、役割と ⑦

責任を自覚し集団生活の向上に努める。 4(1)

③ ④ ⑦

・ 法 や き ま り の 意 義 を 理 解 し 遵 守 す る と と も に 、 自 他 の 権 利 を 重 ん じ 義 務 を 確 実 に 果 た し て 、 社 会 の 秩 序 と 規 律 を 高 め る よ う に 努 め る 。 4(2)

・ 勤 労 の 尊 さ や 意 義 を 理 解 し 、 奉 仕 の 精 神 を も っ て 、 公 ⑦ 共 の 福 祉 と 社 会 の 発 展 に 努 め る 。 4(5)

高 校 生

・ 豊 か な 自 己 形 成 に 向 け て 、 他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 生 き 方 に つ い て 考 え さ せ る 。

・ 人 間 の 尊 厳 と 生 命 へ の 畏 敬 、 自 己 実 現 と 幸 福 に つ い て 、 他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 在 り 方 に か か わ る 課 題 と し て 考 え を 深 め さ せ る 。

・ 豊 か な 自 己 形 成 に 向 け て 、 他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 生 き 方 に つ い て 考 え さ せ る 。

・ 人 間 の 尊 厳 と 生 命 へ の 畏 敬 、 社 会 参 加 と 奉 仕 に つ い て 、 他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 在 り 方 に か か わ る 課 題 と し て 考 え を 深 め さ せ る 。

⑥ ⑦

学 習 指 導 要 領 に 道 徳 の 内 容 項 目 が 示 さ れ て い な い 高 等 学 校 に つ い て は 、 参 考 と し て 学 習 指 導 要 領 「 公 民 」 の

(15)

時間を中心に、総合的な学習の時間や特別活動、教科「情報」等、教育活動全体を通し、機会を とらえて実践していく必要がある。

例えば、本研究の調査では、テレビゲームを長時間使用している小学生は、相手の立場に立 って考えたり、人に親切にしたりすると答えた児童が少なかった。このことは、小学校学習指 導要領「道徳」の内容項目2(2)の「だれに対しても思いやりの心をもち、相手の立場に立っ て 親切にする」心を育てる道徳の指導に関連付けることができる。さらに、 「身に付けさせたい能 力・態度の観点」の中の、特に「②正しい情報を、相手のことを考えて伝える」、「③他の人に 自分の情報をむやみに知らせない」をねらいとした指導の必要性の裏付けともなる。

【 メ デ ィ ア 利 用 に お い て 身 に 付 け さ せ た い 能 力 ・ 態 度 の 観 点 】

① う そ や 不 確 か さ に 気 付 き 正 し い 情 報 を 選 ぶ 。 ⑤ メ デ ィ ア の 特 性 を 知 っ て 使 う 。

② 正 し い 情 報 を 、 相 手 の こ と を 考 え て 伝 え る 。 ⑥ 基 本 的 な 生 活 習 慣 を 身 に 付 け 、 節 度 あ る 生 活

③ 他 の 人 や 自 分 の 情 報 を む や み に 知 ら せ な い 。 を 送 る 。

④ 他 の 人 が つ く っ た 物 を 使 う と き の ル ー ル を 守 る 。 ⑦ 自 分 を 大 切 に し て 、 友 人 関 係 、 人 間 関 係 を 築 く 。

※ ⑤ に つ い て は 、 全 メ デ ィ ア に か か わ る た め 、 表 4 で は 個 別 に 表 記 し て い な い 。 -

身に付けさ せたい能力

身に付けさ せたい能力

携 帯 電 話 道 徳 の

道 徳 の

パ ソ コ ン で の イ ン タ ー ネ ッ ト

・ 態 度 内 容 項 目

内 容 項 目

・生活を振り返り、節度を守り節制に心がける。 1(1)

・だ れ に 対 し て も 思 い や り の 心 を も ち 、相 手 の 立 場 に 立 っ て 親 切 に す る 。 2(2)

・ 互 い に 信 頼 し 、学 び 合 っ て 友 情 を 深 め 、仲 良 く 協 力 し 助 け 合 う 。 2(3)

・身 近 な 集 団 に 進 ん で 参 加 し 、自 分 の 役 割 を 自 覚 し 、 協 力 し て 主 体 的 に 責 任 を 果 た す 。 4(1)

・公 徳 心 を も っ て 法 や き ま り を 守 り 、自 他 の 権 利 を 大 切 に し 進 ん で 義 務 を 果 た す 。 4(2)

・働 く こ と の 意 義 を 理 解 し 、社 会 に 奉 仕 す る 喜 び を 知 っ て 公 共 の た め に 役 立 つ こ と を す る 。 4(4)

② ③ ⑦

③ ④ ⑦

・ 互 い に 信 頼 し 、 学 び 合 っ て 友 情 を 深 め 、 男 女 仲 よ く 協 力 し 助 け 合 う 。 2(3)

・ 態 度

・ 真 理 を 愛 し 、真 実 を 求 め 、理 想 の 実 現 を 目 指 し て 自 己 の 人 生 を 切 り 拓 い て い く 。 1(4)

① ・ 望 ま し い 生 活 習 慣 を 身 に 付 け 、 心 身 の 健 康 の 増 進 を 図 り 、 節 度 を 守 り 節 制 に 心 掛 け 調 和 の あ る 生 活 を す る 。 1(1)

・ 自 己 を 見 つ め 、自 己 の 向 上 を 図 る と と も に 、個 性 を 伸 ば し て 充 実 し た 生 き 方 を 追 求 す る 。 1(5)

・ 法 や き ま り の 意 義 を 理 解 し 遵 守 す る と と も に 、 自 他 の 権 利 を 重 ん じ 義 務 を 確 実 に 果 た し て 、 社 会 の 秩 序 と 規 律 を 高 め る よ う に 努 め る 。 4(2)

③ ④ ⑦

・礼 儀 の 意 義 を 理 解 し 、時 と 場 に 応 じ た 適 切 な 言 動 ② ③ ⑦ を と る 。 2(1)

・友 情 の 尊 さ を 理 解 し て 心 か ら 信 頼 で き る 友 達 を も ち 、互 い に 励 ま し 合 い 、高 め 合 う 。 2(3)

・生 命 の 尊 さ を 理 解 し 、か け が え の な い 自 他 の 生 命 を 尊 重 す る 。 3(2)

「 倫 理 」 の 内 容 の 一 部 を 示 し た 。

・豊 か な 自 己 形 成 に 向 け て 、他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 生 き 方 に つ い て 考 え さ せ る 。

⑥ ⑦ ・ 豊 か な 自 己 形 成 に 向 け て 、 他 者 と 共 に 生 き る 自 己 の 生 き 方 に つ い て 考 え さ せ る 。

② ③ ④

⑥ ⑦

・ 情 報 社 会 に お け る 倫 理 的 課 題 を 、 自 己 の 課 題 と つ な げ て 追 究 さ せ る 。

参照

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